JP4566621B2 - 半導体メモリ - Google Patents

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Description

本発明は、リフレッシュ動作が必要なダイナミックメモリセルを有する半導体メモリおよびその動作方法に関する。
近年、擬似SRAM(Pseudo−SRAM)と呼ばれる半導体メモリが注目されている。擬似SRAMは、DRAMのメモリセル(ダイナミックメモリセル)を有し、メモリセルのリフレッシュ動作を内部で自動的に実行することでSRAMとして動作する。ダイナミックメモリセルは、面積が小さいため、ビットコストが低く、かつ大容量の擬似SRAMを開発できる。
擬似SRAMは、リフレッシュ動作を実行するための内部リフレッシュ要求を、外部アクセス要求(読み出し要求または書き込み要求)と無関係(非同期)に発生する。このため、リフレッシュ動作は、アクセス動作(読みだし動作または書き込み動作)と競合する場合がある。擬似SRAMは、SRAMインタフェースを有するため、この競合が発生したときにも、外部のシステムに対してリフレッシュ動作を隠す必要がある。このため、この種の擬似SRAMでは、外部アクセス要求の最小供給間隔である外部アクセスサイクル(製品仕様)は、外部アクセス要求に応答して擬似SRAM内部で実行される1回のアクセス動作の実時間(内部アクセス動作時間)と、擬似SRAM内部で実行される1回のリフレッシュの実時間(リフレッシュ動作時間)との合計より長く設定されている。ここで、読み出し動作において、読み出し要求を受けてから読み出しデータが出力されるまでの読み出しアクセス時間は、読み出し要求と内部リフレッシュ要求とが競合し、読み出し動作がリフレッシュ動作の後に実行される場合に、最も長くなる。
擬似SRAM等の半導体メモリは、基板中の結晶欠陥および製造工程での異物等に起因する不良を救済し、歩留を向上するために、冗長回路を有している。具体的には、試験工程において、例えば、不良のワード線に代えて冗長ワード線を使用することで、不良が救済される。冗長回路を有する擬似SRAMでは、アクセス動作毎およびリフレッシュ動作毎に冗長回路の使用の有無を判定しなくてはならない。このため、冗長判定に掛かる時間は、アクセス時間を増加させる要因になっている。特に、読み出し要求と内部リフレッシュ要求が競合し、読み出し動作がリフレッシュ動作の後に実行される場合、読み出し要求を受けてから読み出しデータを出力するまでに冗長判定を2回行う必要があり、アクセス時間への影響は大きい。
擬似SRAM等の半導体メモリは、リフレッシュするメモリセルを示すリフレッシュアドレスを順次に生成するリフレッシュカウンタを有している。リフレッシュアドレスが順次に生成されることを利用して、次のリフレッシュアドレスの冗長判定を予め行う技術が開示されている。(例えば、特許文献1、2)。
特開2003−323798号公報 特開2003−68071号公報
読み出し動作では、読み出しアドレスが読み出し要求とともに擬似SRAMに供給される。このため、読み出しアドレスの冗長判定は、リフレッシュアドレスと異なり、読み出し要求を受ける前に予め行うことができない。このため、従来、読み出し要求と内部リフレッシュ要求が競合し、読み出し動作がリフレッシュ動作の後に実行される場合、読み出
しアドレスの冗長判定は、リフレッシュ動作後に行われている。
本発明の目的は、リフレッシュ動作を内部で自動的に実行する半導体メモリのアクセス時間を短縮することにある。特に、内部リフレッシュ要求と外部アクセス要求が競合し、リフレッシュ動作が先に実行される場合に、外部アクセス要求に応答するアクセス時間を短縮することにある。
本発明の半導体メモリの一形態では、メモリコアは、複数の通常メモリセルと不良の通常メモリセルを救済するための少なくとも1つの冗長メモリセルとを有する。内部要求発生回路は、内部アクセス要求を周期的に発生する。コマンド入力回路は、外部端子を介して供給される外部アクセス要求を受ける。裁定回路は、内部アクセス要求および外部アクセス要求が競合するときに、どちらを優先させるかを判定する。コア制御回路は、内部アクセス要求および外部アクセス要求にそれぞれ応答してメモリコアに内部アクセス動作および外部アクセス動作を実行させる。
冗長判定回路は、内部アクセス要求および外部アクセス要求にそれぞれ対応して通常メモリセルまたは冗長メモリセルの何れをアクセスするかを判定する(冗長判定)。冗長判定回路は、裁定回路が優先判定をするとき、内部アクセス要求および外部アクセス要求にそれぞれ対応する冗長判定を、その優先順に従って実行する。また、冗長判定回路は、裁定回路が内部アクセス要求を外部アクセス要求より優先させたときに、内部アクセス要求に応答する内部アクセス動作中に外部アクセス要求に対応する冗長判定を実行する。このため、外部アクセス要求に応答する外部アクセス動作中に、冗長判定を実行することが不要になり、外部アクセス動作時間を短縮できる。この結果、外部アクセス要求を受けてからメモリセルに保持されているデータを読み出すまでのアクセス時間を短縮できる。特に、アクセス時間は、外部アクセス要求と外部アクセス動作との間に内部アクセス動作が挿入される場合がワーストとなる。ワーストのアクセス時間を短縮できるため、半導体メモリの電気的特性を向上できる。
保持回路は、内部アクセス動作および外部アクセス動作の開始にそれぞれ同期して、冗長判定回路による判定結果を保持し、保持している判定結果をメモリコアに出力する。このため、冗長判定が内部アクセス動作中に実行される場合にも、その判定結果が内部アクセス動作を実行しているメモリコアに伝達されることを防止できる。すなわち、メモリコアの誤動作が防止される。
本発明の半導体メモリの一形態における好ましい例では、内部アドレス生成回路は、内部アクセス要求によりアクセスされる通常メモリセルを示す内部アドレスを生成する。アドレス入力回路は、外部アクセス要求によりアクセスされる通常メモリセルを示す外部アドレスを外部端子を介して受信する。アドレス切替回路は、裁定回路が内部アクセス要求を外部アクセス要求より優先させるときに、内部アクセス動作が開始されるまで内部アドレスを選択し、内部アクセス動作の開始に応答して外部アドレスを選択し、選択したアドレスを出力する。この構成により、冗長判定回路は、内部アクセス動作中にアドレス切替回路から出力される外部アドレスを用いて冗長判定を開始できる。
本発明の半導体メモリの一形態における好ましい例では、プリデコーダは、アドレス切替回路から出力されるアドレスをプリデコードする。冗長判定回路は、プリデコーダから出力されるプリデコードアドレスに応じて冗長判定を実行する。
本発明の半導体メモリの一形態における好ましい例では、冗長判定回路は、不良の通常メモリセルを示すアドレスをプログラムするプログラム回路を有している。プログラム回
路は、プログラムされたアドレスがアドレス切替回路から出力されるアドレスに一致したときにヒット信号を出力する。保持回路は、ヒット信号を内部アクセス動作および外部アクセス動作の開始にそれぞれ同期して保持し、保持しているヒット信号をメモリコアに出力する。このため、冗長判定回路が、外部アドレスの冗長判定を内部アクセス動作中に実行し、ヒット信号を出力しても、そのヒット信号は、外部アクセス動作が開始されるまで保持回路に保持される。したがって、メモリコアは、誤動作することなく、保持回路から出力されるヒット信号に応答して、通常メモリセルのアクセスを禁止し、冗長メモリセルをアクセスできる。
本発明の半導体メモリの一形態における好ましい例では、冗長判定回路は、不良の通常メモリセルを示すアドレスをプログラムする複数のプログラム回路を有している。プログラム回路は、複数の冗長メモリセルに対応してそれぞれ形成されている。プログラム回路は、プログラムされたアドレスがアドレス切替回路から出力されるアドレスに一致したときに、ヒット信号を出力するとともに、対応する冗長メモリセルを示すプリデコード信号をそれぞれ出力する。保持回路は、ヒット信号およびプリデコード信号を内部アクセス動作および外部アクセス動作の開始にそれぞれ同期して保持し、保持しているヒット信号およびプリデコード信号をメモリコアに出力する。このため、冗長判定回路が、外部アドレスの冗長判定を内部アクセス動作中に実行し、ヒット信号およびプリデコード信号を出力しても、ヒット信号およびプリデコード信号は、外部アクセス動作が開始されるまで保持回路に保持される。したがって、メモリコアは、誤動作することなく、保持回路から出力されるヒット信号に応答して、通常メモリセルのアクセスを禁止し、プリデコード信号に対応する冗長メモリセルをアクセスできる。
本発明の半導体メモリの一形態における好ましい例では、メモリコアは、通常メモリセルおよび冗長メモリセルを含む複数のメモリブロックを有している。メモリコアのデコード回路は、保持回路を介して供給されるヒット信号およびプリデコード信号に応答して、プリデコード信号に対応する冗長メモリセルを含むメモリブロックを選択する。メモリブロックの選択を冗長判定の後に実行することで、外部アクセス動作と冗長判定動作とを容易に分離できる。この結果、内部アクセス動作中に外部アドレスの冗長判定を容易に実行できる。
本発明の半導体メモリの一形態における好ましい例では、内部アクセス動作に必要な時間および外部アクセス動作に必要な時間の合計は、外部アクセス要求の最小供給間隔である外部サイクル時間より短い。このため、半導体メモリを使用するユーザは、内部アクセス動作を意識せずにシステム設計を行うことができ、設計効率を向上できる。
本発明の半導体メモリでは、外部アクセス要求を受けてからメモリセルに保持されているデータを読み出すまでのアクセス時間を短縮できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、太線で示した信号線は、複数ビットで構成されている。図中の二重丸は、外部端子(チップ上のパッドに対応)を示している。末尾に"Z"の付いている信号は、正論理を示している。先頭に"/"の付いている信号および末尾に"X"の付いている信号は、負論理を示している。
図1は、本発明の半導体メモリの一実施形態を示している。この半導体メモリは、DRAMのメモリセル(ダイナミックメモリセル)を有し、SRAMのインタフェースを有する擬似SRAMチップとして形成されている。擬似SRAMは、外部からリフレッシュコマンドを受けることなく、チップ内部で定期的にリフレッシュ動作を実行し、メモリセル
に書き込まれたデータを保持する。この擬似SRAMは、例えば、携帯電話に搭載されるワークメモリに使用される。
擬似SRAMは、コマンドデコーダ10(コマンド入力回路)、リフレッシュタイマ12(内部要求発生回路)、リフレッシュカウンタ14(内部アドレス生成回路)、アドレス切替回路16、アドレス入力回路18、データ入出力回路20、裁定回路22、コア制御回路24、プリデコーダ26、冗長判定回路28、遅延回路30、ラッチ回路32(保持回路)およびメモリコア34を有している。
コマンドデコーダ10は、コマンド端子CMD(外部端子)を介して外部からコマンド信号CMD(チップイネーブル信号/CE1、アウトプットイネーブル信号/OE、ライトイネーブル信号/WE、下位バイトコントロール信号/LB、上位バイトコントロール信号/UB、クロック信号CLK)を受ける。コマンドデコーダ12は、コマンド信号CMDを解読し、読み出し動作を実行するための読み出し制御信号RDZまたは書き込み動作を実行するための書き込み制御信号WRZを出力する。なお、この擬似SRAMは、クロック信号CLKに同期して動作するクロック同期式メモリである。
リフレッシュタイマ12は、内部リフレッシュ要求信号IREFZ(内部アクセス要求)を所定の周期で出力する。リフレッシュタイマ12は、例えば、発振信号を生成するリングオシレータと、リングオシレータの出力から内部リフレッシュ要求信号IREFZを生成するための分周回路とで構成されている。リフレッシュカウンタ14は、内部リフレッシュ要求信号IREFZに応答してカウント動作し、リフレッシュアドレス信号REFADを順次生成する。
アドレス切替回路16は、リフレッシュスイッチ信号RFSWの活性化中にリフレッシュカウンタ14から出力されるリフレッシュアドレス信号REFADを内部ロウアドレス信号IRADとして出力し、読み書きスイッチ信号RWSWの活性化中にロウアドレス信号RADを内部ロウアドレス信号IRADとして出力する。
アドレス入力回路18は、アドレス端子AD(AD0−20;外部端子)を介してアドレス信号ADを受信し、受信した信号をロウアドレス信号RAD(上位アドレス)およびコラムアドレス信号CAD(下位アドレス)として出力する。なお、擬似SRAMは、上位アドレスと下位アドレスを同時に受信するアドレス非多重式のメモリである。
データ入出力回路20は、読み出し動作時に、メモリセルMCからの読み出しデータをコモンデータバスCDBを介して受信し、受信したデータをデータ端子DQ(DQ0−15)に出力する。また、データ入出力回路20は、書き込み動作時に、書き込みデータをデータ端子DQ(DQ0−15)を介して受信し、受信したデータをコモンデータバスCDBに出力する。なお、データ端子DQ0−7は、下位バイトコントロール信号/LBが低レベルに活性化されているときのみ有効になり、データ端子DQ8−15は、上位バイトコントロール信号/UBが低レベルに活性化されているときのみ有効になる。
裁定回路22は、制御信号RDZ、WRZ(読み出し要求、書き込み要求=外部アクセス要求)と内部リフレッシュ要求信号IREFZ(リフレッシュ要求=内部アクセス要求)の遷移エッジを比較することで、これ等要求の競合を判断し、アクセス動作(外部アクセス動作)およびリフレッシュ動作(内部アクセス動作)のいずれを優先させるかを決める。裁定回路22は、アクセス動作が優先される場合、リフレッシュ要求を一時保持し、外部アクセス要求に応答して読み出しタイミング信号RDPZまたは書き込みタイミング信号WRPZを出力する。この後、裁定回路22は、タイミング信号RDPZまたはWRPZに対応するメモリコア34のアクセス動作の完了に応答して、保持しているリフレッ
シュ要求に応じてリフレッシュタイミング信号REFPZを出力する。
また、裁定回路22は、リフレッシュ動作が優先される場合、外部アクセス要求を一時保持し、リフレッシュ要求に応答してリフレッシュタイミング信号REFPZを出力する。この後、裁定回路22は、リフレッシュ要求に対応するメモリコア34のリフレッシュ動作の完了に応答して、保持している外部アクセス要求に応じて読み出しタイミング信号RDPZまたは書き込みタイミング信号WRPZを出力する。
コア制御回路24は、読み出しタイミング信号RDPZ、書き込みタイミング信号WRPZ、またはリフレッシュタイミング信号REFPZを受けたときに、メモリコア34を動作させるタイミング信号であるワード線制御信号TWZ、センスアンプ活性化信号LEZおよびビット線リセット信号BRSを出力する。また、コア制御回路24は、メモリコア34の動作状態に合わせて、リフレッシュスイッチ信号RFSW、読み書きスイッチ信号RWSW、ロウブロック選択信号RBLKSELZおよびラッチパルス信号LATPZを出力する。
プリデコーダ26は、内部ロウアドレス信号IRADをプリデコードし、プリデコードアドレス信号RAZとして出力する。冗長判定回路28の前にプリデコーダ26を配置することで、冗長判定回路28は、プリデコードアドレス信号RAZを用いて冗長判定できる。冗長判定に使用するアドレスのビット数が減るため、冗長判定回路28の回路規模は小さくなり、冗長判定時間も短縮される。冗長判定回路28は、リフレッシュ要求、読み出し要求および書き込み要求にそれぞれ対応して、メモリセルMCまたは冗長メモリセルRMCの何れをアクセスするかを判定する(冗長判定)。具体的には、冗長判定回路28は、プリデコードアドレス信号RAZが不良のメモリセルMCまたは不良のワード線WLを示すときに、不良のワード線WLの代わりに選択する冗長ワード線RWL(後述する図5)に対応する冗長アドレス信号REDADXとヒット信号HITZとを出力する。リフレッシュ要求とアクセス要求とが競合するとき、冗長判定は、裁定回路22が判定した優先順で実行される。
遅延回路30は、冗長判定回路28の動作時間と同じ遅延時間を有している。遅延回路30は、プリデコードアドレス信号RAZを遅らせて、遅延プリデコードアドレス信号DRAZとして出力する。ラッチ回路32は、ラッチパルス信号LATPZに同期してヒット信号HITZ、冗長アドレス信号REDADXおよび遅延プリデコードアドレス信号DRAZをそれぞれラッチし、ラッチした信号をロウブロック選択信号RBLKSELZに同期して出力する。
メモリコア34は、メモリアレイARY、ワードデコーダ部WDEC、センスアンプ部SA、プリチャージ部PRE、コラムデコーダ部CDEC、センスバッファ部SB、およびライトアンプ部WAを有している。メモリアレイARYは、複数の揮発性の通常メモリセルMC(ダイナミックメモリセル)と、メモリセルMCに接続された複数のワード線WLおよび複数のビット線BL、/BL(相補のビット線)とを有している。また、図示していないが、メモリアレイARYは、複数の揮発性の冗長メモリセルRMC(ダイナミックメモリセル)と、冗長メモリセルRMCに接続された複数の冗長ワード線RWLとを有している。通常メモリセルMCおよび冗長メモリセルRMCは、共通のビット線BL、/BLに接続されている。各メモリセルMC、RMCは、一般のDRAMのメモリセルと同じであり、データを電荷として保持するためのキャパシタと、このキャパシタとビット線BL(または/BL)との間に配置された転送トランジスタとを有している。転送トランジスタのゲートは、ワード線WL(またはRWL)に接続されている。ワード線WL、RWLの選択により、読み出し動作、書き込み動作、およびリフレッシュ動作のいずれかが実行される。メモリアレイARYは、読み出し動作、書き込み動作およびリフレッシュ動
作のいずれかを実行した後、ビット線リセット信号BRSに応答してビット線BL、/BLを所定の電圧にプリチャージするプリチャージ動作を実行する。
ワードデコーダ部WDEC(デコード回路)は、ラッチ回路32から出力される信号に応じて動作し、ワード線制御信号TWZに同期してワード線WL、RWLのいずれかを選択し、選択したワード線WLまたはRWLを高レベルに変化させる。コラムデコーダ部CDECはコラムアドレス信号CADに応じて、ビット線BL、/BLとデータバスDBとをそれぞれ接続するコラムスイッチをオンさせるコラム線信号を出力する。
センスアンプ部SAは、複数のセンスアンプを有している。各センスアンプは、センスアンプ活性化信号LEZに応答して動作し、ビット線BL、/BL上のデータの信号量を増幅する。センスアンプで増幅されたデータは、読み出し動作時にコラムスイッチを介してデータバスDBに伝達され、書き込み動作時にビット線を介してメモリセルMC(またはRMC)に書き込まれる。プリチャージ部PREは、ビット線対BL、/BLにそれぞれ接続された複数のプリチャージ回路を有している。各プリチャージ回路は、ビット線リセット信号BRSに応答してビット線BL、/BLを所定の電圧にプリチャージする。
センスバッファ部SBは、データバスDB上の読み出しデータの信号量を増幅し、コモンデータバスCDBに出力する。ライトアンプ部WAは、コモンデータバスCDB上の書き込みデータの信号量を増幅し、データバスDBに出力する。
図2は、図1に示したメモリコア34の詳細を示している。メモリコア34は、相互に対象な一対のメモリアレイARYを有している。メモリアレイARYは、図の横方向に延びる破線により複数のロウブロックRBLK(メモリブロック)に区画されている。図では、ロウブロックRBLKの1つを太枠で示している。各ロウブロックRBLKは、複数のワード線WLと、2つの冗長ワード線RWLを有している。ワード線WLは、図示しない通常メモリセルMCに接続され、冗長ワード線RWLは、図示しない冗長メモリセルRMCに接続されている。ロウブロックRBLKのいずれかが、1回の読み出し動作、書き込み動作またはリフレッシュ動作に応じて選択される。
この例では、メモリコア34は、8つのロウブロックRBLKを有しており、16本の冗長ワード線RWLを有している。あるロウブロックRBLKのメモリセルMCまたはワード線WLの不良は、同じロウブロックRBLKの冗長ワード線RWLだけでなく、他のロウブロックRBLKの冗長ワード線RWLを使用して救済可能である。このため、1つのロウブロックRBLK内の16本のワード線WLが不良の場合にも、これ等不良を救済できる。
また、メモリアレイARYは、図の縦方向に延びる破線により複数のコラムブロックCBLKに区画されている。各コラムブロックCBLKは、複数のビット線対BL、/BL(図示せず)と複数のコラム選択信号線CLを有している。コラム選択信号線CLは、コラムデコーダ部CDECにより活性化される。メモリアレイARY毎にコラム選択信号線CLのいずれかが(各DQ毎に1本)、1回の読み出し動作、書き込み動作またはリフレッシュ動作に応じて選択される。すなわち、2つのコラムブロックCBLKが同時に動作する。
コラムデコーダ部CDECおよびプリチャージ部PREは、メモリアレイARYの一端(コラムブロックCBLKの一端)に配置されている。センスアンプ部SA、センスバッファ部SBおよびライトアンプ部WAは、メモリアレイARYの他端(コラムブロックCBLKの他端)に配置されている。ワードデコーダ部WDECは、メモリアレイARYの間に、メモリアレイARYに対応してそれぞれ配置されている。ワードデコーダ部WDE
Cの間には、制御回路部CONTが配置されている。
図3は、図1に示した冗長判定回路28の詳細を示している。図に示した回路は、冗長ワード線RWLに対応してそれぞれ形成されている。すなわち、冗長判定回路28は、図に示した回路を16個有している。冗長判定回路28は、対応する冗長ワード線RWLの使用/未使用を判定する冗長判定回路36、救済するワード線WLのアドレスを書き込むための4つのアドレス書き込み回路38(プログラム回路)、AND回路40およびOR回路42を有している。
冗長判定回路36は、pMOSトランジスタとnMOSトランジスタとの間にジャッジヒューズ36aが挿入されたCMOSインバータ36bと、CMOSインバータ36bの出力レベルをラッチするためのフィードバック回路36c(インバータ+nMOSトランジスタ)とを有している。CMOSインバータ36bの入力は、擬似SRAMのパワーオン時にラッチ回路を初期化するために一時的に高レベルに変化されるスタータ信号STTZを受ける。冗長判定回路36は、スタータ信号STTZにより、ジャッジヒューズ36aのプログラム状態に応じて初期設定される。CMOSインバータ36bは、電源端子を介して供給される外部電源電圧を降圧した内部電源電圧VIIを受けている。ジャッジヒューズ36aがカット(プログラム)されている場合、冗長判定回路36は、高レベルの冗長信号REDZと、低レベルの冗長信号REDXを出力する。ジャッジヒューズ36aがカットされていない場合、冗長判定回路36は、低レベルの冗長信号REDZと、高レベルの冗長信号REDXを出力する。
各アドレス書き込み回路38は、4つのCMOS伝達ゲート38aと、CMOS伝達ゲート38aの出力に接続された4つのヒューズ38bと、nMOSトランジスタ38cとを有している。4つのCMOS伝達ゲート38aは、高レベルの冗長信号REDZおよび低レベルの冗長信号REDXを受けたときにオンし、4つのプリデコードアドレス信号RAZ(RAZ0−3、RAZ4−7、RAZ8−11またはRAZ12−15)をヒューズ38bにそれぞれ伝達する。4つのヒューズ38bは、CMOS伝達ゲート38aの出力と出力端子OUTとの間にそれぞれ配置されている。nMOSトランジスタ38cは、出力端子OUTと接地線VSSとの間に配置され、ゲートで冗長信号REDXを受けている。
各アドレス書き込み回路38は、対応する冗長ワード線RWLを使用するとき、すなわち、冗長判定回路36のヒューズ36aがカットされるときに、救済するワード線WLを示すプリデコードアドレス信号RAZがプログラムされる。具体的には、各アドレス書き込み回路38において、4つのプリデコードアドレス信号RAZのいずれかのみを出力端子OUTに伝達するために、4つのヒューズ38bのうち3つがカットされる。
AND回路40は、アドレス書き込み回路38から出力されるプリデコードアドレス信号RAZが全て高レベルのときに、高レベルのヒット信号HITZ0を出力する。図示しない他のアドレス書き込み回路38に対応する複数のAND回路40は、ヒット信号HITZ1−15をそれぞれ出力する。ヒット信号HITZ0の反転論理は、冗長アドレス信号REDADX0(またはREDADX1−15)として出力される。OR回路42は、ヒット信号HITZ0−15のいずれかが高レベルのときに、高レベルのヒット信号HITZを出力する。
上述した冗長判定回路28では、擬似SRAMの試験工程において、救済するワード線WLを示すアドレスに応じて、ヒューズ36a、38bがプログラムされる。プログラムされた冗長判定回路28は、プログラムされたプリデコードアドレス信号RAZをプリデコーダ26から受けたとき、ヒット信号HITZと、不良のワード線WLに代えて使用す
る冗長ワード線RWLを示す冗長アドレス信号REDADXを活性化する。なお、ジャッジヒューズ36aおよびヒューズ38bは、ポリシリコン、プラグまたは不揮発性メモリセル等で形成されている。
図4は、図1に示したラッチ回路32の詳細を示している。ラッチ回路32は、プリデコードアドレス信号DRAZ0−n、ヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADX0−15にそれぞれ対応して形成されている。
各ラッチ回路32は、CMOS伝達ゲート32a、ラッチ部32bおよびNANDゲート32cを有している。CMOS伝達ゲート32aは、高レベルのラッチパルス信号LATPZを受けたときにオンする。ラッチ部32bは、CMOS伝達ゲート32aを介して伝達される信号の論理レベルをラッチする。NANDゲート32cは、ロウブロック選択信号RBLKSELZの高レベル期間に、ラッチされた信号レベルをプリデコードアドレス信号LRAZ0−n、ヒット信号LHITZまたは冗長アドレス信号LREDADX0−15として出力する。
図5は、図1に示したワードデコーダ部WDECの詳細を示している。ワードデコーダ部WDECは、図2に示した8つのロウブロックRBLKにそれぞれ対応するロウブロック選択回路44、ワード線選択回路46および冗長ワード線選択回路48を有している。
各ロウブロック選択回路44は、読み出し動作、書き込み動作またはリフレッシュ動作において、内部ロウアドレス信号IRADが冗長判定回路28にプログラムされたアドレスでなく(ヒット信号LHITZ=低レベル)、かつプリデコードアドレス信号LRAZ(LRAZ0−n)の上位ビットが対応するロウブロックRBLKを示すときに、ワード線WLのいずれかを選択するために、高レベルの活性化信号ACTZ(ACTZ0−n)と低レベルの冗長活性化信号RACTZ(RACTZ0−8)を出力する。
各ロウブロック選択回路44は、読み出し動作、書き込み動作またはリフレッシュ動作において、内部ロウアドレス信号IRADが冗長判定回路28にプログラムされたアドレスのときに(ヒット信号LHITZ=高レベル)、冗長ワード線RWLのいずれかを選択するために、低レベルの活性化信号ACTZ(ACTZ0−n)と高レベルの冗長活性化信号RACTZ(RACTZ0−8)を出力する。すなわち、内部ロウアドレス信号IRAD(図1)が、不良のワード線WLを示すとき、内部ロウアドレス信号IRADに対応する不良のワード線WLが選択され、通常メモリセルMCがアクセスされることを防止するために活性化信号ACTZが活性化されることが禁止され、冗長ワード線RWLのいずれかを選択し、冗長メモリセルをアクセスするために冗長活性化信号RACTZが活性化される。
各ワード線選択回路46は、高レベルの活性化信号ACTZを受けたとき、プリデコードアドレス信号RAZの下位ビットに応じてワード線WLのいずれかを選択する。選択されたワード線WLは、ワード線制御信号TWZの高レベル期間に高レベルに変化する。各冗長ワード線選択回路48は、冗長活性化信号RACTZの活性化(高レベル)および対応する冗長アドレス信号LREDADXの活性化(低レベル)を受けたときに、冗長アドレス信号LREDADXに対応する冗長ワード線RWLを選択する。選択された冗長ワード線RWLは、ワード線制御信号TWZの高レベル期間に高レベルに変化する。
図6は、上述した擬似SRAMの読み出し動作の一例を示している。擬似SRAMは、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期してコマンド信号CMDを受信する。コマンド信号CMD(読み出しコマンドまたは書き込みコマンド)の最小供給間隔(製品仕様)であるサイクル時間は、5クロック期間に設定されている。
この例では、擬似SRAMは、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して、低レベルのチップイネーブル信号/CEおよびアウトプットイネーブル信号/OE(読み出しコマンドRD)と、アドレス信号AD0−20を受信し(図6(a))、読み出し動作を実行する。リフレッシュタイマ12は、読み出しコマンドRDの受信と同じタイミングで内部リフレッシュ要求信号IREFZを出力する(図6(b))。リフレッシュカウンタ14は、内部リフレッシュ要求信号IREFZに同期してカウントアップし、リフレッシュアドレス信号REFADをRA0からRA1に変更する(図6(c))。
コマンドデコーダ10は、読み出しコマンドRDの受信に応答して、読み出し制御信号RDZを活性化する(図6(d))。裁定回路22は、リフレッシュ動作を読み出し動作より優先して実行することを判定し、読み出しコマンドRDを一時保持し、リフレッシュタイミング信号REFPZを出力する(図6(e))。
コア制御回路24は、リフレッシュタイミング信号REFPZに応答してリフレッシュスイッチ信号RFSWを高レベルに活性化する(図6(f))。アドレス切替回路16は、リフレッシュアドレス信号REFAD(RA1)を内部ロウアドレス信号IRADとして出力する(図6(g))。プリデコーダ26は、内部ロウアドレス信号IRADをプリデコードし、プリデコードアドレス信号RAZを出力する(図6(h))。
冗長判定回路28は、プリデコードアドレス信号RAZが、不良のワード線WLを示すか否かを判定する。すなわち、プリデコードアドレス信号RAZが、不良のワード線WLを示す場合、図中の破線に示したように、ヒット信号HITZおよび置き換える冗長ワード線RWLを示す冗長アドレス信号REDADXが活性化される(図6(i))。図中の太い矢印は、冗長判定回路28による冗長判定期間を示している。なお、ラッチ回路32のラッチ動作を1つのラッチパルス信号LATPZで行うために、遅延回路30の遅延時間は、冗長判定期間と同じ時間に設定されている。
コア制御回路24は、メモリコア34を動作させる基本タイミング信号であるロウ制御信号RASZ(コア制御回路24の内部で使用される)の活性化から所定時間後、ラッチパルス信号LATPZを出力する(図6(j))。ラッチ回路32は、ラッチパルス信号LATPZの非活性化に同期して、冗長判定結果(HITZ、REDADX)および遅延回路30で遅延されたプリデコードアドレス信号DRAZをラッチする。また、ラッチ回路32は、ロウブロック選択信号RBLKSELZの高レベルへの活性化に同期して、ラッチした信号をプリデコードアドレス信号LRAZ、ヒット信号LHITZおよび冗長アドレス信号LREDADXとして出力する(図6(k))。すなわち、ラッチ回路32は、リフレッシュ動作の開始に同期して、冗長判定回路28による判定結果を保持し、保持している判定結果をメモリコア34に出力する。
ワードデコーダ部WDECは、プリデコードアドレス信号LRAZ、RAZ、ヒット信号LHITZおよび冗長アドレス信号LREDADXに応じて、ワード線WL、RWLのいずれかを選択し、選択したワード線WLまたはRWLをワード線制御信号TWZに同期して高レベルに変化させる(図6(l))。そして、リフレッシュ動作が実行される(図6(m))。この例では、リフレッシュされるメモリセルMCに接続されたワード線WLに不良がないため、ヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADXは活性化されない。このため、ワードデコーダ部WDECのロウブロック選択回路44(図5)のいずれかが、活性化信号ACTZを出力する。
また、コア制御回路24は、リフレッシュ動作に伴うワード線WLの活性化に応答してリフレッシュスイッチ信号RFSWを低レベルに非活性化し、読み書きスイッチ信号RW
SWを高レベルに活性化する(図6(n))。アドレス切替回路16は、読み書きスイッチ信号RWSWの活性化に応答して、ロウアドレス信号RADを内部ロウアドレス信号IRAD(AD1;読み出しアドレス)として出力する(図6(o))。すなわち、アドレス切替回路16は、裁定回路22がリフレッシュ要求を読み出し要求より優先させるときに、リフレッシュ動作が開始されるまでリフレッシュアドレス信号REFADを選択し、リフレッシュ動作の開始に応答してロウアドレス信号RADを選択し、選択したアドレスを出力する。このため、冗長判定回路28は、リフレッシュ動作中にロウアドレス信号RAD(外部アドレス)の冗長判定を容易に開始できる。プリデコーダ26は、内部ロウアドレス信号IRADをプリデコードし、プリデコードアドレス信号RAZ(AD1)を出力する(図6(p))。
冗長判定回路28は、プリデコードアドレス信号RAZ(AD1)が、不良のワード線WLを示すか否かを判定する。すなわち、冗長判定回路28は、裁定回路22がリフレッシュ要求を読み出し要求より優先させたときに、リフレッシュ要求に応答するリフレッシュ動作中に読み出し要求に対応する冗長判定を実行する。この例では、プリデコードアドレス信号RAZが、不良のワード線WLを示すため、ヒット信号HITZおよび置き換える冗長ワード線RWLを示す冗長アドレス信号REDADXが活性化される(図6(q))。図中の太い矢印は、冗長判定回路による冗長判定期間を示している。
なお、ラッチ回路32は、ラッチパルス信号LATPZが非活性化された後、読み出し動作の開始に応答してラッチパルス信号LATPZが再び活性化されるまで、冗長判定回路28および遅延回路30から供給される信号を受信しない。したがって、冗長判定回路28がリフレッシュ動作中に冗長判定結果(HITZ、REDADX)を出力しても、その判定結果がワードデコーダ部WDECに伝達されることを防止できる。この結果、リフレッシュ動作中に読み出しアドレスAD1の冗長判定を実施しても、メモリコア34は、冗長判定の影響を受けない。換言すれば、読み出しアドレスAD1の冗長判定を読み出し動作が実行される前に実施でき、冗長判定結果を読み出し動作が開始されるまで保持できる。
図に示したように、裁定回路22が、リフレッシュ動作を読み出し動作より優先して実行することを判定した場合、冗長判定回路28による冗長判定動作は、リフレッシュ動作中に実行される。すなわち、読み出しコマンドRDとともに擬似SRAMの外部から供給されるアドレス信号AD0−20の冗長判定は、読み出し動作を実行する動作サイクル(5クロック期間)内のリフレッシュ動作中に行われる。換言すれば、読み出し動作に伴う冗長判定動作は、読み出し動作が開始される前に完了される。
リフレッシュ動作の完了後、コア制御回路24は、ロウ制御信号RASZの活性化に同期して読み出しタイミング信号RDPZを活性化する(図6(r))。また、コア制御回路24は、ロウ制御信号RASZの活性化から所定時間後、ラッチパルス信号LATPZを出力する(図6(s))。ラッチ回路32は、ラッチパルス信号LATPZの非活性化に同期して、冗長判定結果(HITZ、REDADX)および遅延回路30で遅延されたプリデコードアドレス信号DRAZをラッチする。また、ラッチ回路32は、ロウブロック選択信号RBLKSELZの高レベルへの活性化に同期して、ラッチした信号をプリデコードアドレス信号LRAZ、ヒット信号LHITZおよび冗長アドレス信号LREDADXとして出力する(図6(t))。すなわち、ラッチ回路32は、読み出し動作の開始に同期して、冗長判定回路28による判定結果を保持し、保持している判定結果をメモリコア34に出力する。このように、リフレッシュ動作中に実行した読み出しアドレスの冗長判定結果は、読み出し動作が開始されるまでワードデコーダ部WDECに伝達されない。このため、リフレッシュ動作を実行しているメモリコア34の誤動作が防止される。
この例では、読み出しアクセスされるメモリセルMCに接続されたワード線WLに不良が存在するため、冗長判定回路28は、ヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADX(REDADX0−15のいずれか)を活性化する(図6(u))。ワードデコーダ部WDECは、冗長活性化信号RACTZ(RACTZ0−8)を活性化し、ヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADXに応じて冗長ワード線RWL0−15のいずれかを選択し、選択した冗長ワード線RWLをワード線制御信号TWZに同期して高レベルに変化させる(図6(v))。そして、読み出し動作が実行され、メモリセルMCから読み出された16ビットのデータD0は、データ端子DQ0−15を介して擬似SRAMの外部に出力される(図6(w))。
読み出しコマンドRDが供給されてから読み出しデータD0が出力されるまでの時間は、読み出しアクセス時間として定義される。読み出しアクセス時間(実力値)は、1つのサイクル時間において、読み出し動作の前にリフレッシュ動作が挿入される場合がワーストになる。しかし、本発明では、読み出し動作に伴う冗長判定をリフレッシュ動作中に実行するため、読み出しアクセス時間を従来より短縮できる。この結果、コマンド信号CMDの最小供給間隔であるサイクル時間も短縮できる。
なお、本発明を適用する擬似SRAMでは、リフレッシュ動作に必要なメモリコア34の動作時間と、読み出し動作または書き込み動作に必要なメモリコア34の動作時間の合計は、コマンド信号CMD(読み出しコマンドまたは書き込みコマンド)の最小供給間隔(製品仕様)であるサイクル時間と同じか、サイクル時間より短く設定されている。このため、擬似SRAMを使用するユーザは、リフレッシュ動作を意識せずにシステム設計を行うことができ、設計効率を向上できる。
図7は、上述した擬似SRAMの書き込み動作の一例を示している。上述した図6と同じ動作については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。この例では、図6と同様に、リフレッシュタイマ12は、書き込みコマンドWRの受信と同じタイミングで内部リフレッシュ要求信号IREFZを出力する。このため、書き込みサイクルにおいて、書き込み動作の前にリフレッシュ動作が実行される。書き込み動作に伴う冗長判定は、リフレッシュ動作中に実行される。
図8は、上述した擬似SRAMの読み出し動作の別の例を示している。この例では、読み出しコマンドRDを受信した直後にリフレッシュ要求(IREFZ)が発生し(図8(a))、読み出し動作の後にリフレッシュ動作が実行される。上述した図6と同じ動作については詳細な説明を省略する。
裁定回路22は、読み出し制御信号RDZに応答して読み出しタイミング信号RDPZを出力する(図8(b))。このため、コア制御回路24は、読み書きスイッチ信号RWSWを活性化する(図8(c))。プリデコーダ26は、読み出しアドレスAD1を内部ロウアドレス信号IRADとして受け、プリデコードアドレス信号RAZを出力する(図8(d))。そして、冗長判定回路28により読み出しアドレスAD1の冗長判定が行われる。この例では、プリデコードアドレス信号RAZ(AD1)が示すワード線WLは正常なため、ヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADXは活性化されない(図8(e))。そして、読み出しアドレスAD1に対応するワード線WLが活性化され、読み出し動作が実行される(図8(f))。なお、プリデコードアドレス信号RAZ(AD1)が、不良のワード線WLを示す場合、図中の破線に示したように、ヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADXが活性化される。
コア制御回路24は、ワード線WLが活性化されてから所定時間後、読み書きスイッチ信号RWSWを低レベルに非活性化し、リフレッシュスイッチ信号RFSWを高レベルに
活性化する(図8(g))。プリデコーダ26は、リフレッシュアドレス信号REFAD(RA1)を内部ロウアドレス信号IRADとして受け、プリデコードアドレス信号RAZを出力する(図8(h))。そして、冗長判定回路28によりリフレッシュアドレス信号RA1の冗長判定が行われる。この例では、プリデコードアドレス信号RAZ(RA1)が、不良のワード線WLを示すため、ヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADXが活性化される(図8(i))。そして、読み出し動作の完了後、冗長ワード線RWL0−15のいずれかが活性化され、リフレッシュ動作が実行される(図8(j))。
読み出し動作によりメモリセルMCから読み出されたデータD0は、例えば、データ入出力回路20内に一時的に保持され、所定のタイミングでデータ端子DQ0−15に出力される(図8(k))。アクセス要求(読み出しコマンドRD)とリフレッシュ要求(内部リフレッシュ要求信号IREFZ)とが競合し、読み出し動作が先に実行される場合、データが、ビット線BL、/BLに読み出されてからデータ端子DQ0−15に出力されるまで時間的な余裕がある。このため、読み出しアクセス時間は、冗長判定期間により影響されない。
図9は、図6に示した読み出し動作の概要を示している。本発明では、アクセス要求RDとリフレッシュ要求REFとが競合し、読み出し動作がリフレッシュ動作の後に実行される場合、リフレッシュ動作中に、読み出しアドレスの読み込みおよび読み出しコマンドの判定とともに、読み出しアドレスの冗長判定が行われる。このため、読み出し動作の実行時間から冗長判定をする時間を削除することができる。この結果、読み出しコマンドが供給されてから読み出しデータが出力されるまでのアクセス時間は、読み出しアドレスの冗長判定に要する時間分だけ短縮される。また、アクセスコマンド(読み出しコマンドまたは書き込みコマンド)の最小供給間隔であるサイクル時間も短縮される。
図10は、本発明前の読み出し動作の概要を示している。本発明前では、読み出しアドレスの冗長判定は、常に読み出し動作中に行われていた。このため、読み出し動作におけるアクセス時間およびサイクル時間は、図9に示した本発明のアクセス時間およびサイクル時間に比べ長い。
以上、本実施形態では、アクセス要求とリフレッシュ要求とが競合し、リフレッシュ動作が先に実行されるときに、このリフレッシュ動作中にアクセス要求に対応する冗長判定を実行できる。このため、読み出しアクセス時間およびサイクル時間を短縮できる。リフレッシュ動作中に実行した冗長判定の結果は、ラッチ回路32の動作により、アクセス動作が開始されるまでワードデコーダ部WDECに伝達されない。このため、リフレッシュ動作を実行しているメモリコア34の誤動作を防止できる。
具体的には、不良のメモリセルMCを示すアドレスをプログラムするヒューズ38bを冗長判定回路28に形成し、ヒューズ38bプログラムされたアドレスがロウアドレス信号RADに一致したときにヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADXを出力する。ラッチ回路32は、ヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADXをリフレッシュ動作およびアクセス動作の開始にそれぞれ同期してラッチし、ラッチした信号をワードデコーダ部WDECに出力する。このため、冗長判定回路28が、リフレッシュ動作中にヒット信号HITZおよび冗長アドレス信号REDADXを出力しても、リフレッシュ動作中のメモリコア34が誤動作することを防止できる。
アクセス要求とリフレッシュ要求とが競合し、リフレッシュ動作が先に実行されるときに、コア制御回路24は、リフレッシュ動作の開始に応答してリフレッシュスイッチ信号RFSWを出力する。このため、アドレス切替回路16は、アドレス端子ADを介して供
給されるロウアドレス信号RADをリフレッシュ動作中に冗長判定回路28に向けて出力できる。この結果、冗長判定回路28は、リフレッシュ動作中にロウアドレス信号RAD(外部アドレス)の冗長判定を開始できる。
冗長判定回路28による冗長判定の結果を用いて、ロウブロックRBLKを選択することで、アクセス動作のための冗長判定動作とアクセス動作とを容易に分離できる。この結果、リフレッシュ動作中にロウアドレス信号RADの冗長判定を容易に実行できる。
なお、上述した実施形態では、本発明をクロック同期式の擬似SRAMに適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明をクロック非同期式の擬似SRAMに適用しても同様の効果を得ることができる。
上述した実施形態では、本発明を擬似SRAMチップに適用する例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明をシステムLSIに搭載される擬似SRAMコアに適用しても同様の効果を得ることができる。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明の半導体メモリの一実施形態を示すブロック図 図1に示したメモリコアの詳細を示すブロック図 図1に示した冗長判定回路の詳細を示す回路図 図1に示したラッチ回路の詳細を示す回路図 図1に示したワードデコーダ部の詳細を示すブロック図 本発明の擬似SRAMの読み出し動作の一例を示すタイミング図 本発明の擬似SRAMの書き込み動作の一例を示すタイミング図 本発明の擬似SRAMの読み出し動作の別の一例を示すタイミング図 図6に示した読み出し動作の概要を示す説明図 本発明前の読み出し動作の概要を示す説明図
符号の説明
10 コマンドデコーダ
12 リフレッシュタイマ
14 リフレッシュカウンタ
16 アドレス切替回路
18 アドレス入力回路
20 データ入出力回路
22 裁定回路
24 コア制御回路
26 プリデコーダ
28 冗長判定回路
30 遅延回路
32 ラッチ回路
34 メモリコア
36 冗長判定回路
38 アドレス書き込み回路
40 AND回路
42 OR回路
44 ロウブロック選択回路
46 ワード線選択回路
48 冗長ワード線選択回路
ACTZ 活性化信号
AD アドレス信号
ARY メモリアレイ
BL、/BL ビット線
CAD コラムアドレス信号
CBLK コラムブロック
CDEC コラムデコーダ部
CL コラム選択信号線
CMD コマンド端子
DQ データ端子
DRAZ 遅延プリデコードアドレス信号
HITZ、LHITZ ヒット信号
IREFZ 内部リフレッシュ要求信号
LATPZ ラッチパルス信号
MC メモリセル
PRE プリチャージ部
RACTZ 冗長活性化信号
RAD ロウアドレス信号
RAZ、LRAZ プリデコードアドレス信号
RBLK ロウブロック
RBLKSELZ ロウブロック選択信号
RDPZ 読み出しタイミング信号
RDZ 読み出し制御信号
REDADX、LREDADX 冗長アドレス信号
REFAD リフレッシュアドレス信号
REFPZ リフレッシュタイミング信号
RFSW リフレッシュスイッチ信号
RWL 冗長ワード線
RWSW 読み書きスイッチ信号
SA センスアンプ部
SB センスバッファ部
WA ライトアンプ部
WDEC ワードデコーダ部
WL ワード線
WRPZ 書き込みタイミング信号
WRZ 書き込み制御信号

Claims (5)

  1. 複数の通常メモリセルおよび不良の通常メモリセルを救済するための複数の冗長メモリセルを有するメモリコアと、
    内部アクセス要求を周期的に発生する内部要求発生回路と、
    外部端子を介して供給される外部アクセス要求を受けるコマンド入力回路と、
    前記内部アクセス要求および前記外部アクセス要求が競合するときに、どちらを優先させるかを判定する裁定回路と、
    前記内部アクセス要求および前記外部アクセス要求にそれぞれ応答して前記メモリコアに内部アクセス動作および外部アクセス動作を実行させるコア制御回路と、
    複数の前記冗長メモリセルに対応してそれぞれ形成され、不良の通常メモリセルを示すアドレスをプログラムする複数のプログラム回路を備え、前記内部アクセス要求および前記外部アクセス要求にそれぞれ対応して前記通常メモリセルまたは前記冗長メモリセルの何れをアクセスするかを判定する冗長判定を、前記裁定回路が判定した優先順で実行するとともに、前記裁定回路が前記内部アクセス要求を前記外部アクセス要求より優先させたときに、前記内部アクセス要求に応答する前記内部アクセス動作中に前記外部アクセス要求に対応する冗長判定を実行する冗長判定回路と、
    前記内部および外部アクセス動作の開始にそれぞれ同期して、前記冗長判定回路による判定結果を保持し、保持している判定結果を前記メモリコアに出力する保持回路と
    前記内部アクセス要求によりアクセスされる前記通常メモリセルを示す内部アドレスを生成する内部アドレス生成回路と、
    前記外部アクセス要求によりアクセスされる前記通常メモリセルを示す外部アドレスを外部端子を介して受信するアドレス入力回路と、
    前記裁定回路が前記内部アクセス要求を前記外部アクセス要求より優先させるときに、前記内部アクセス動作が開始されるまで前記内部アドレスを選択し、前記内部アクセス動作の開始に応答して前記外部アドレスを選択し、選択したアドレスを出力するアドレス切替回路とを備え、
    前記冗長判定回路は、前記アドレス切替回路から出力されるアドレスに応じて前記冗長判定を実行し、
    前記プログラム回路は、プログラムされたアドレスが前記アドレス切替回路から出力されるアドレスに一致したときに、ヒット信号を出力するとともに、対応する冗長メモリセルを示すプリデコード信号を出力し、
    前記保持回路は、前記ヒット信号および前記プリデコード信号を前記内部および外部アクセス動作の開始にそれぞれ同期して保持し、保持しているヒット信号およびプリデコード信号を前記メモリコアに出力し、
    前記メモリコアは、前記保持回路から出力される前記ヒット信号に応答して、前記通常メモリセルのアクセスを禁止し、前記プリデコード信号に対応する冗長メモリセルをアクセスすることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記アドレス切替回路から出力されるアドレスをプリデコードするプリデコーダを備え、
    前記冗長判定回路は、プリデコーダから出力されるプリデコードアドレスに応じて前記冗長判定を実行することを特徴とする半導体メモリ。
  3. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記プログラム回路は、プログラムされたアドレスが前記アドレス切替回路から出力されるアドレスに一致したときにヒット信号を出力し、
    前記保持回路は、前記ヒット信号を前記内部および外部アクセス動作の開始にそれぞれ同期して保持し、保持しているヒット信号を前記メモリコアに出力し、
    前記メモリコアは、前記保持回路から出力される前記ヒット信号に応答して、前記通常メモリセルのアクセスを禁止し、前記冗長メモリセルをアクセスすることを特徴とする半導体メモリ。
  4. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記メモリコアは、
    前記通常メモリセルおよび前記冗長メモリセルを含む複数のメモリブロックと、
    前記保持回路を介して供給される前記ヒット信号および前記プリデコード信号に応答して、前記プリデコード信号に対応する冗長メモリセルを含むメモリブロックを選択するデコード回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項1記載の半導体メモリにおいて、
    前記内部アクセス動作に必要な時間および前記外部アクセス動作に必要な時間の合計は、前記外部アクセス要求の最小供給間隔である外部サイクル時間と同じか、外部サイクル時間より短いことを特徴とする半導体メモリ。
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