JP4565719B2 - 加硫済トレッド部材のバフ方法及び装置 - Google Patents

加硫済トレッド部材のバフ方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トレッドパターンを形成した加硫済トレッド部材のベース面を粗削りするバフ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
更生タイヤを形成するのに、加硫成型機により表面にパターンが形成されて加硫成型された加硫済トレッド部材を台タイヤに巻き付けて先端と後端を接合し、加硫缶で加硫して更生タイヤを成型するプレキュア方式(コールド更生方式)において、加硫済トレッド部材は、台タイヤへの接着面であるベース面をバフして表面のシリコンや溶剤を落すとともに表面を粗く仕上げることで、セメントを塗布して台タイヤに貼付けたときの接着性を良くすることができる。
【0003】
加硫済トレッド部材には、図8に示すようなベース面が一様に平坦な平トレッド部材01と図9に示すような両側部にウイング部02a,02aを有してベース面の両側が内側に湾曲したウイング付きトレッド部材02がある。
台タイヤがトロイダル状を有しているので、平トレッド部材01よりウイング付きトレッド部材02の方が台タイヤに馴染み易いため、近年ウイング付きトレッド部材が増えている。
【0004】
一般にバフは、トレッド部材をベース面を上にして搬送し、搬送途中に設けられた回転ブラシを当てることで実行しており、従来平トレッド部材の場合には、トレッド部材が搬送される途中に順次設けられたブラシにより荒バフ,メインバフ,仕上げバフの3つのステージが実行され、ウイング付きトレッド部材の場合には、荒バフ,メインバフ,ウイングバフ,仕上げバフの4ステージが設けられ順次実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来はバフステージが多いために、バフ設備そのものが大きくなり、設備費が高くなり、設置スペースも広くとられる。
【0006】
また平トレッド部材又はウイング付きトレッド部材のいずれのトレッド部材にしても加硫成型時に表面のトレッドパターン成型及びゴム質などによりベース面に若干突条が形成されるが、特にウイング付きトレッド部材の場合、ベース面を上にして搬送するときに図10に示すように両側部のウイング部02a,02aが自重により外側に倒れ、その影響でベース面の突条03がさらに高く強調され、その凸量hが大きくなる。
【0007】
例えば通常凸量hが1mmのウイング付きトレッド部材であると、ウイング部が自重により外側に倒れると2.3mm程度と大きくなり、また通常凸量hが0.7mmのもので1.8mmと倍以上大きくなる。
【0008】
そのためバフ時にまず突条04を削る必要があるためバフ効率が悪いとともに、ベース面をバフしても図11に示すように突条03の近傍がバフ残り03aとなって再バフを繰り返したり、ウイング部02aの倒れこみによりベース湾曲面が凹部に変形し同部分がバフ残り02bとなり手作業によるバフが必要となる。
【0009】
このように結局バフ作業が何回も繰り返されて、時間と労力を有し、自動化を困難としている。
本発明は斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、特にウイング付きトレッド部材について少ない回数のバフ作業でバフ残しなく適正な粗削りができ、装置のコンパクト化が図れる加硫済トレッド部材のバフ方法及び装置を供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、トレッドパターンを形成した帯状の加硫済トレッド部材のベース面を粗削りするバフ方法において、前記加硫済トレッド部材をベース面を上にして搬送し、搬送途中の所定位置で加硫済トレッド部材の両側部を盛り上げ、同所定位置で前記加硫済トレッド部材に両側部に亘って回転するブラシを上方から押し当てバフする加硫済トレッド部材のバフ方法とした。
【0011】
ベース面を上にして搬送される加硫済トレッド部材の両側部を所定位置で盛り上げるので、ウイング付きトレッド部材のウイングが外側に倒れるのを防止して支え維持することができるため、ベース面の突条が高くなることがなく、ベース湾曲面が凹部に変形することもない。
したがってバフ時に突条を削る必要がなく突条の近傍及びベース湾曲面にバフ残りが生じることがないので、自動化を容易にし少ない回数のバフ作業で適正な粗削りができ、装置のコンパクト化が図れる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の加硫済トレッド部材のバフ方法において、前記加硫済トレッド部材の両側部の盛り上げは、前記加硫済トレッド部材の両側部の下方に両外側方から楔形状のインサータを挿入することにより実行されることを特徴とする。
【0013】
加硫済トレッド部材の両側部の下方に両外側方から楔形状のインサータを挿入することにより両側部の盛り上げを行うので、必要に応じて簡単に両側部の盛り上げを行うことができ、ウイング付きトレッド部材のとき盛り上げ、平トレッド部材のときは盛り上げを行わないように容易に使い分けることができる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の加硫済トレッド部材のバフ方法において、前記加硫済トレッド部材を搬送方向を反転して往復搬送し、同じブラシで繰り返しバフすることを特徴とする。
【0015】
加硫済トレッド部材の搬送途中に複数のステージを設け各ステージで順次バフが実行されるのとは異なり、加硫済トレッド部材を往復搬送して同じブラシで繰り返しバフするので、バフ設備そのものが小さくコンパクト化が図れ、設備費を低く抑え設置スペースも小さくて済む。
【0016】
請求項4記載の発明は、トレッドパターンを形成した帯状の加硫済トレッド部材のベース面を粗削りするバフ装置において、前記加硫済トレッド部材をベース面を上にして搬送する搬送手段と、搬送途中の所定位置で加硫済トレッド部材の両側部を盛り上げる盛上げ手段と、同所定位置で加硫済トレッド部材に両側部に亘って回転するブラシを押し当て粗削りする削り手段とを備える加硫済トレッド部材のバフ装置である。
【0017】
搬送手段による加硫済トレッド部材の搬送途中で盛上げ手段により加硫済トレッド部材に両側部が盛り上げられ、ウイング付きトレッド部材のウイングが外側に倒れるのを防止して支え維持することができ、ベース面の突条が高くなることがなく、ベース湾曲面が凹部に変形することもない状態で、ベース面を削り手段のブラシが回転しながら粗削りするので、バフ残りを生じることなく適正に効率良くバフ作業が実行され、装置自体のコンパクト化が図れる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の加硫済トレッド部材のバフ装置において、前記盛上げ手段は、前記加硫済トレッド部材の両側部の下方に両外側方から楔形状のインサータを挿入するものであることを特徴とする。
【0019】
加硫済トレッド部材の両側部の下方に両外側方から楔形状のインサータが挿入され、両側部の盛り上げを行うので、必要に応じて簡単に両側部の盛り上げができ、ウイング付きトレッド部材のとき盛り上げ、平トレッド部材のときは盛り上げを行わないように容易に使い分けることができる。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の加硫済トレッド部材のバフ装置において、前記インサータは、種々の楔形状のものを用意して前記加硫済トレッド部材の側部の形状に適したインサータを選択して使用するか、またはインサータの位置を変えることで加硫済トレッド部材の両端部の盛り上げ方を変えることを特徴とする。
【0021】
種々の形状の加硫済トレッド部材に対して楔形状の異なるインサータを選択して簡単に交換して使用することができ、またはインサータの位置を変えることで加硫済トレッド部材の両端部の盛り上げ方を変え、常に適正なバフ作業を効率良く行うことができる。
【0022】
請求項7記載の発明は、請求項4から請求項6までのいずれかの項記載の加硫済トレッド部材のバフ装置において、前記回転するブラシは、概ね円筒形状をなし、両側部が先端に向かって徐々に径を小さくしていることを特徴とする。
【0023】
回転ブラシの両側部の徐々に径を小さくしている形状により特にウイング付きトレッド部材の両側のベース湾曲面を適正に効率良くバフすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図7に基づいて説明する。
本実施の形態のバフ装置1の全体外観図を図1に示す。
【0025】
ローラコンベア2によりバフラインが構成されており、このバフラインの途中にバフ装置1が配設され、加硫済みのウイング付きトレッド部材3がローラコンベア2により搬送されてバフ装置1を通過する間にバフが実行される。
【0026】
バフ装置1は、バフ作業により生じる削り屑が周囲に撒き散らされないようにカバー4で覆われているとともに、吸塵装置を備えていて削り屑を吸引している。
【0027】
カバー4の内部のバフ装置1の構造を図2に示す。
前後のローラコンベア2,2間にベルトコンベア11が介装されている。
ベルトコンベア11は、無端状のベルト12が前後のローラ13,14間に架渡されるとともに、ベルト12の上側を回動する部分は複数のガイドローラ15により上方に幾らか膨らむように湾曲され、ベルト12の下側を回動する部分は複数のガイドローラ16により下方に大きく膨らむように湾曲している。
【0028】
ベルト12の上側を回動する湾曲部分の最も高い位置にある中央部の上方にブラシ20が昇降自在に設けられており、同ブラシ20は回転軸21に多数の針金22が植設されて概ね円筒状をなし両側部が先端に向かって徐々に径を小さくしたテーパ形状をしている。
【0029】
ブラシ20はベルト12の幅方向水平に指向して軸芯を中心に回転し、ブラシ20の幅長はウイング付きトレッド部材3の幅長より大きい。
図示されないモータによりブラシ20は正逆転駆動される。
【0030】
ブラシ20の下方でベルト12の上側を回動する湾曲部分の中央部の左右に楔形状のインサータ31,32が、互いに近づいたり離れたりするように左右水平方向に摺動自在に設けられている。
インサータ31,32は、共に側面視で直角三角形状をなす同じ楔形状で楔状の先端を互いの方に向けて左右対称な姿勢で配置されている。
【0031】
図2においてはインサータ31,32がベルト12を間にして左右に位置しており、同位置から互いに近づく方向に摺動すると、図3に示すようにインサータ31,32の先細の先端がベルト12の下側に食い込むように挿入される。
左右のインサータ31,32の挿入により同位置においてベルト12の左右側部が盛り上げられる。
【0032】
したがってベルトコンベア11の回動するベルト12は、その左右側部が盛上がり部12a,12aを形成して左右のインサータ31,32を乗り越えていく。
インサータ31,32はベルト12が滑らかに乗り越えられるように上面が若干上方に湾曲している。
【0033】
ウイング付きトレッド部材3は、ベース面を上にしてローラコンベア2により搬送され、ベルトコンベア11に移行して搬送されると、中央位置でベルト12の左右の盛上がり部12a,12aによりウイング付きトレッド部材3の左右側部のウイング部3a,3aが外側に倒れるのを防止して支え維持することができる。
【0034】
斯かる加硫済トレッド部材3の上にブラシ20が、回転しながら下降して図4に示すようにベース面に接しベース面をバフすることができる。
図4に示す状態の要部断面図を図5に示す。
【0035】
図5に示すように左右のインサータ31,32の挿入により形成されたベルト12の左右盛上がり部12a,12aがウイング付きトレッド部材3の左右ウイング部3a,3aを支え倒れるのを防止している。
斯かる形状を維持されたウイング付きトレッド部材3の上側ベース面に、左右側部がテーパしたブラシ20が回転しながら適当な押圧力で圧接している。
【0036】
ウイング付きトレッド部材3の左右ウイング部3a,3aが支えられることで、前記したようにベース面に形成された突条が強調されることがなく、凸量hの増加はない。
またベース湾曲面が凹部に変形することもない。
【0037】
斯かる形状に維持されたウイング付きトレッド部材3に対してブラシ20の形状が適切であると、バフが効果的に実行される。
ウイング付きトレッド部材3は、断面形状が図6に示す幅Wと高さHとで特定され、9インチ及び10インチのウイング付きトレッド部材の幅Wと高さHは同図6の表に示す通りである。
【0038】
これに対してブラシは、図6に示すブラシの幅W’とブラシ当り量αがバフ効率を左右する。
ここにブラシ当り量αとは、図7を参照してウイング付きトレッド部材3に対してブラシ20がベース面上方から近づき(図7▲1▼)、ブラシ20がウイング付きトレッド部材3のウイング部3a以外の中央ベース面に接したときに図7▲2▼に示すようにウイング部3aで圧縮されたブラシ部分の圧縮量である。
【0039】
ブラシ当り量αはウイング部の先端に行く程増加するのが望ましく、図6の表では、ウイング部の立ち上がり部分のブラシ当り量αを示している。
【0040】
図6の表に示されるように幅Wが230mm,高さHが44mmの9インチのウイング付きトレッド部材に対しては、幅W’が15mm大きい245mmでブラシ当り量αが6.5mmのブラシを用い、楔形状のインサータとしては楔先端角θ(図6のインサータ31,32参照)が30度のものを用いる。
【0041】
また幅Wが255mm,高さHが43mmの10インチのウイング付きトレッド部材に対しては、幅W’が20mm大きい275mmでブラシ当り量αが5mmのブラシ、楔先端角θが20度のインサータを用いるのが適当である。
【0042】
ブラシの幅W’は、ウイング付きトレッド部材の幅Wよりも大きい方が良いが、大き過ぎても意味がないので、互いの差が100mm以下望ましくは25mm以下に設定する。
【0043】
ブラシ当り量αについては、2〜10mmの範囲が適当であり、好ましくは5〜8mmとなるようにすることで、バフ効率が向上し、ブラシ寿命も長くすることができる。
【0044】
以上のようにウイング付きトレッド部材3に対して適切なインサータ31,32を使用することで、ベルトコンベア11の所定位置でウイング付きトレッド部材3がベース面の突条の凸量hの増加がなく、ベース湾曲面が凹部に変形することもない状態で左右ウイング部3a,3aが支えられ、適切な幅W’とブラシ当り量αのブラシ20を回転しながらベース面に適当な押圧力で圧接することで、バフ残りを生じることなく適正な粗削りをすることができる。
【0045】
ベース面の突条の凸量hの増加がないので突条を削る必要なく、かつバフ残りを生じないため、部分的に繰り返し手作業でバフを行うなどの必要がなく、バフ効率が極めて良い。
【0046】
ウイング付きトレッド部材3を搬送するローラコンベア2及びベルトコンベア11は逆転が可能であり、ウイング付きトレッド部材3を往復搬送することができ、またブラシ20も逆転可能である。
したがって1個のバフ装置1の1本のブラシ20が、往復搬送されるウイング付きトレッド部材3を逐次回転方向を反転して押圧力を適当に変えて繰り返しバフすることができる。
【0047】
通常ウイング付きトレッド部材3を1往復半すなわち往動・復動・往動させて、3回のバフ作業によりバフ工程は完了し、さらに手作業によりバフ残しを削るようなバフ作業は必要なく、バフ効率が良い。
【0048】
従来のようにトレッド部材の搬送途中に複数のステージを設け各ステージで順次バフが実行されるのとは異なり、ウイング付きトレッド部材3を往復搬送して同じブラシ20で繰り返しバフするので、バフ設備そのものが小さくコンパクト化が図れ、設備費を低く抑え設置スペースも小さくて済む。
【0049】
各種ウイング付きトレッド部材に対応してそれぞれ適正なブラシ及びインサータを用意しておき、ウイング付きトレッド部材に合わせて選択し簡単に交換して使用することができ、またはインサータの位置を変えることで加硫済トレッド部材の両端部の盛り上げ方を変え、常に適正なバフ作業を効率良く行うことができる。
【0050】
また平トレッドの場合は、両端がテーパしていない円筒状のブラシを用いるか、両端がテーパしていても円筒部のみがバフするように使用するかし、インサータはベルトに挿入しない状態でバフすればよく、平トレッド部材とウイング付きトレッド部材に対して簡単に使い分けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るバフ装置の全体外観図である。
【図2】カバー内部のバフ装置の構造を示す斜視図である。
【図3】別の状態のバフ装置の構造を示す斜視図である。
【図4】バフ時のウイング付きトレッド部材とバフ装置の構造を示す斜視図である。
【図5】バフ時の要部断面図である。
【図6】ウイング付きトレッド部材とブラシとインサータの対応する寸法の表及び各部材の寸法場所を示す図である。
【図7】ブラシ当り量αを説明するためのウイング付きトレッド部材とブラシの説明図である。
【図8】平トレッド部材の断面図である。
【図9】ウイング付きトレッド部材の断面図である。
【図10】ウイング付きトレッド部材をベース面を上にし平面上に載置したときの断面図である。
【図11】従来のバフしたウイング付きトレッド部材の斜視図である。
【符号の説明】
1…バフ装置、2…ローラコンベア、3…ウイング付きトレッド部材、4…カバー、
11…ベルトコンベア、12…ベルト、13,14…ローラ、15,16…ガイドローラ、
20…ブラシ、21…回転軸、22…針金、
31,32…インサータ。

Claims (7)

  1. トレッドパターンを形成した帯状の加硫済トレッド部材のベース面を粗削りするバフ方法において、
    前記加硫済トレッド部材をベース面を上にして搬送し、
    搬送途中の所定位置で加硫済トレッド部材の両側部を盛り上げ、
    同所定位置で前記加硫済トレッド部材に両側部に亘って回転するブラシを上方から押し当てバフすることを特徴とする加硫済トレッド部材のバフ方法。
  2. 前記加硫済トレッド部材の両側部の盛り上げは、前記加硫済トレッド部材の両側部の下方に両外側方から楔形状のインサータを挿入することにより実行されることを特徴とする請求項1記載の加硫済トレッド部材のバフ方法。
  3. 前記加硫済トレッド部材を搬送方向を反転して往復搬送し、同じブラシで繰り返しバフすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の加硫済トレッド部材のバフ方法。
  4. トレッドパターンを形成した帯状の加硫済トレッド部材のベース面を粗削りするバフ装置において、
    前記加硫済トレッド部材をベース面を上にして搬送する搬送手段と、
    搬送途中の所定位置で加硫済トレッド部材の両側部を盛り上げる盛上げ手段と、
    同所定位置で加硫済トレッド部材に両側部に亘って回転するブラシを押し当て粗削りする削り手段とを備えることを特徴とする加硫済トレッド部材のバフ装置。
  5. 前記盛上げ手段は、前記加硫済トレッド部材の両側部の下方に両外側方から楔形状のインサータを挿入するものであることを特徴とする請求項4記載の加硫済トレッド部材のバフ装置。
  6. 前記インサータは、種々の楔形状のものを用意して前記加硫済トレッド部材の側部の形状に適したインサータを選択して使用するか、またはインサータの位置を変えることで加硫済トレッド部材の両端部の盛り上げ方を変えることを特徴とする請求項5記載の加硫済トレッド部材のバフ装置。
  7. 前記回転するブラシは、概ね円筒形状をなし、両側部が先端に向かって徐々に径を小さくしていることを特徴とする請求項4から請求項6までのいずれかの項記載の加硫済トレッド部材のバフ装置。
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