JP4559107B2 - スライドドアの開閉補助装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、コストダウンが図れるスライドドアの開閉補助手段を提供することにある。
請求項2に係る発明によれば、路面の上り坂または下り坂に応じてコントロールレバーが一方の方向または他方の方向に回転することにより、確実な作動を得ることができる。
(1)平坦地
車両が平坦地にある場合、開閉補助装置41は図6のような状態にある。即ち、傾斜検出手段のアーム171が路面に対して垂直である。また、スパイラルスプリング63は、予め所定量巻き込んだ状態でセットされている。このような状態では、コントロールレバー73の一方の端部側(第2スプリングレバー91側)は第2スプリングレバー91と離れた位置にあり、第2スプリングレバー91と干渉しないようになっている。又、コントロールレバー73の他方の端部も、第1スプリングレバー81と干渉しな位置にあるので、スパイラルスプリング63の内端部と、スパイラルスプリング63の外端部とは、ドラム45と共に回転するギアプレート111に連結され、スパイラルスプリング63はドラム45と共に回転する状態にある。
車両が上り坂にある場合、開閉補助装置41は図7に示すような状態となる。尚、図において、2点鎖線がスライドドアが閉まった状態である。車両が上り坂にあると、傾斜検出手段のウエイト175が取り付けられたアーム171が回転し、ギア177を図において矢印II方向に回転する。ギア177に噛合するギア75も回転し、ギア75と一体となって回転するコントロールレバー73も回転し、一方の端部側(第2スプリングレバー91側)が下がり、第2スプリングレバー91がコントロールレバー73と当接可能となる。第2スプリングレバー91がコントロールレバー73と当接すると、スパイラルスプリング63の内端部側がドラム45から切り離されて固定されることとなる。一方、コントロールレバー73の他方端部側(第1スプリングレバー81側)は、第1スプリングレバー81と干渉しない位置にある。尚、本形態例では、車両が1.5°以上傾斜すると、このような状態となるように設定した。
車両が下り坂にある場合、開閉補助装置41は図8に示すような状態となる。尚、図において、2点鎖線がスライドドアが閉まった状態である。車両が下り坂にあると、傾斜検出手段のウエイト175が取り付けられたアーム171が回転し、ギア177を図において矢印IV方向に回転する。ギア177に噛合するギア75も回転し、ギア75と一体となって回転するコントロールレバー73も回転し、他方の端部側(第1スプリングレバー81側)が下がり、第1スプリングレバー81の先端部を押す。これにより、第1スプリングレバー81はトーションスプリング86の付勢力に抗してシャフト59方向に移動する。この第1スプリングレバー81の移動により、第1スプリングレバー81とピン67との当接が解除され、スパイラルスプリング63の外端部側に弾性付勢力により、アーム57のピン67は一点鎖線で示す切り欠き穴52の終端部に当接し、それ以上の移動が禁止される状態となる。すなわち、スパイラルスプリング63の外端部側がドラム45から切り離されて固定されることとなる。一方、コントロールレバー73の一方の端部側は、第2スプリングレバー91と離れた位置にあり、第2スプリングレバー91と干渉しないようになっている。尚、本形態例では、車両が1.5°以上傾斜すると、このような状態となるように設定した。
(1)傾斜検出手段は、車両の側面と略平行な面上に回転可能に設けられたアーム部としてのアーム171と、アーム171の動きを補助手段に伝達する伝達部としてのギア177、ギア75、コントロールレバー73とから構成したことにより、機械的な機構で路面の平坦、上り坂、下り坂を検出することができ、更に、機械的な機構で補助手段を操作することができる。
更に、路面の上り坂または下り坂に応じてコントロールレバー73が一方の方向または他方の方向に回転することにより、確実な作動を得ることができる。
(2)スパイラルスプリング63の内端部側の弾性反発力によりスライドドア37を後方へ付勢し、スパイラルスプリング63の外端部側の弾性反発力によりスライドドア37を前方へ付勢するようにしたことにより、付勢手段が1つのスパイラルスプリングですむので、コストダウンが図れる。
63 スパイラルスプリング
73 コントロールレバー
75 ギア
81 第1スプリングレバー
91 第2スプリングレバー
45 ドラム
171 アーム
177 ギア
Claims (2)
- 路面の平坦、上り坂、下り坂を検出する傾斜検出手段と、
該検出手段の検出結果に応じて、前記上り坂の場合は、スライドドアを前記車体の前方へ移動させる際に前記スライドドアを前方へ付勢し、前記下り坂の場合は、前記スライドドアを前記車体の後方へ移動させる際に前記スライドドアを後方へ付勢する補助手段と、
を有するスライドドアの開閉補助装置において、
前記傾斜検出手段は、
車両の側面と略平行な面上に回転可能に設けられ、前記上り坂、下り坂では、互いに逆方向に回転するアーム部と、
該アーム部の動きを前記補助手段に伝達する伝達部と、
からなり、
前記補助手段は、
前記スライドドアの前記車体の前方への移動/後方への移動と連動して正転/逆転するドラムと、
前記ドラムを正転方向、逆転方向に付勢可能な付勢手段と、
前記ドラムの回転と連動して回転可能で、前記付勢手段の一端側と係脱可能で、前記伝達部が当接可能で、前記ドラムを正転方向に付勢する前記付勢手段の付勢力を前記ドラムへ伝達可能な第1スプリングレバーと、
前記ドラムの回転と連動して回転可能で、前記付勢手段の他端側と係合し、前記伝達部が当接可能で、前記ドラムを逆転方向に付勢する前記付勢手段の付勢力を前記ドラムへ伝達可能な第2スプリングレバーと、
からなり、
前記路面が上り坂の場合、前記アーム部の回転により前記伝達部が前記第2スプリングレバーに当接して前記付勢手段の他端側を固定し、前記付勢手段の一端側が前記第1スプリングレバー、前記ドラムを介して前記スライドドアを前方へ付勢し、
前記路面が下り坂の場合、前記アーム部の回転により前記伝達部が前記第1スプリングレバーに当接して前記付勢手段の一端側を固定し、前記付勢手段の他端側が前記第2スプリングレバー、前記ドラムを介して前記スライドドアを後方へ付勢する
ことを特徴とするスライドドアの開閉補助装置。 - 前記傾斜検出手段の前記伝達部は、
前記アームの回転中心以外の場所に設けられた第1ギアと、
前記補助手段側に回転可能に設けられ、前記第1ギアと噛合する第2ギアと、
該第2ギアに設けられ、前記アーム部の動きを前記補助手段の前記第1スプリングレバー、前記第2スプリングレバーに伝達するコントロールレバーと、
を有することを特徴とする請求項1記載のスライドドアの開閉補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004119942A JP4559107B2 (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | スライドドアの開閉補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004119942A JP4559107B2 (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | スライドドアの開閉補助装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005297881A JP2005297881A (ja) | 2005-10-27 |
JP4559107B2 true JP4559107B2 (ja) | 2010-10-06 |
Family
ID=35329937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004119942A Expired - Fee Related JP4559107B2 (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | スライドドアの開閉補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4559107B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0526554U (ja) * | 1991-09-11 | 1993-04-06 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用スライドドア装置 |
JPH071962A (ja) * | 1993-03-31 | 1995-01-06 | Nissan Shatai Co Ltd | 車両用スライドドア開閉装置 |
-
2004
- 2004-04-15 JP JP2004119942A patent/JP4559107B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0526554U (ja) * | 1991-09-11 | 1993-04-06 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用スライドドア装置 |
JPH071962A (ja) * | 1993-03-31 | 1995-01-06 | Nissan Shatai Co Ltd | 車両用スライドドア開閉装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005297881A (ja) | 2005-10-27 |
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