JP4552880B2 - 空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気の温度を調節する本体部と、この本体部に連結されるとともにインストルメントパネルを支持する支持部が設けられるダクト部とを備える空調装置に関する。
自動車のインストルメントパネルは、その車幅方向両端部が車体のピラーに固定されているとともに、その後端部が車幅方向両側のピラー間に渡されるデッキクロスメンバにブラケットを介して固定され、先端部はインストルメントパネルの内側に配置される空調装置のフロントデフロスタダクトの吹出し口に固定されている。
しかしながら、この種のインストルメントパネルの支持構造では、インストルメントパネルの前後方向に沿う中央部は、どこにも支持されていない。この結果、インストルメントパネルにおいて前後方向に沿う略中央部の剛性が低下することが考えられる。
この種の空調装置を備える自動車では、フロントデフロスタダクトを用いてインストルメントパネルの中央部の剛性を向上することが提案されている。具体的には、フロントデフロスタダクトに支持部を設けて、この支持部でインストルメントパネルの前後方向略中央部を支持している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−203244号公報
しかしながら、フロントデフロスタダクトは、一般に、車幅方向の略中央部に配置されており、その車幅方向に沿う長さは、インストルメントパネルの車幅方向に沿う全域を覆うほどは長くない。
それゆえ、インストルメントパネルにおいてデフロスタダクトとピラーとの間の範囲はどこにも支持されないので、その剛性は、低いままである。
したがって、本発明の目的は、インストルメントパネルの支持剛性を効果的に向上することができる空調装置を提供することでる。
本発明の空調装置は、本体部と、ダクト部と、支持部と、サイドデフロスタダクト部材とを備える。前記本体部は、車内に供給する空気を調整する。前記ダクト部は、フロントデフロスタダクト部と、インテークダクト部とを有する。前記フロントデフロスタダクト部は、前記本体部に接続されて前記本体部で調整された空気をフロントウィンドガラスに導く。前記インテークダクト部は、前記フロントデフロスタダクト部と車幅方向に並んで配置されるとともに少なくとも一部が前記フロントデフロスタダクト部と一体に形成されて前記本体部に空気を導く。前記ダクト部は、インストルメントパネルの内側に配置される。前記支持部は、前記ダクト部において前記インストルメントパネルに臨む部位に形成されて、前記インストルメントパネルを支持する。前記サイドデフロスタダクト部材は、前記本体部によって調整された空気をサイドウィンドガラスに導く。前記支持部のうち少なくとも一部は、前記インテークダクト部に形成されて前記サイドデフロスタダクト部材を支持するとともに案内する。
この構造によれば、ダクト部は、フロントデフロスタダクトとインテークダクトとが車幅方向に並んで配置されることによって、車幅方向に長くなる。それゆえ、支持部を形成可能な範囲が広がる。言い換えると、インストルメントパネルにおいて支持部によって支持されうる範囲が広くなる。また、この構造によれば、サイドデフロスタダクト部材を案内する部材または部位を形成する必要がなくなる。
本発明の好ましい形態では、前記ダクト部は、前記インストルメントパネルの車幅方向の長さに略達する長さを有する。
この構造によれば、ダクト部の長さをより一層長くすることができる。
本発明によれば、インストルメントパネルの支持剛性を効果的に向上することができる。
本発明の一実施形態に係る空調装置を、図1〜5を用いて説明する。図1は、空調装置40が採用される自動車の車体20の前部21を一部切り欠いて示す斜視図である。図1に示すように、車体20の前部21は、フロアパネル22と、ダッシュパネル23と、一対のフロントピラー24と、デッキクロスメンバ25と、インストルメントパネル30と、空調装置40となどを備えている。
フロントピラー24には、サイドウィンドガラス28が設けられている。各フロントピラー24間には、フロントウィンドガラス29が設けられている。なお、フロントピラー24は、インナーパネル24aとアウタパネルとを備えているが、アウタパネルは、図中省略されており、インナーパネル24aのみ図示されている。
ダッシュパネル23によって車室26とエンジンルーム27とが区切られている。デッキクロスメンバ25は、各インナーパネル24a間に渡されており、かつ、その両端がインナーパネル24aに固定されている。デッキクロスメンバ25は、支持梁25aによって、ダッシュパネル23に支持されている。支持梁25aは、一端がデッキクロスメンバ25の運転席側に固定されており、ダッシュパネル23に向かって延びるとともに他端がダッシュパネル23に固定されている。なお、運転席側とは、例えば図中右側である。
インストルメントパネル30は、デッキクロスメンバ25を上方から覆うように配置されるとともに、一方のフロントピラー24のインナーパネル24aから他方のフロントピラー24のインナーパネル24aに達する大きさを有している。なお、インストルメントパネル30は、後述される空調装置40を示すために2点鎖線で示されている。
空調装置40は、インストルメントパネル30の内側に配置されている。空調装置40は、本体部41と、ダクト部42と、一対のサイドデフロスタダクト部材43と、インストルメントパネル30を支持する支持部とを備えている。本体部41は、例えば、インストルメントパネル30の内側において助手席側に配置されている。なお、助手席側は、例えば図中左側である。
本体部41は、ハウジング44と、ハウジング44内に収容される図示しないブロワやヒータコアなど空気の温度を調整する装置を備えている。ハウジング44は、流入部44aと吐出部44bとを有している。
流入部44aは、後述されるインテークダクト部48が接続されるとともに、調整すべき空気をハウジング44の内側に流入する。流入部44aから流入した空気は、上記のヒータコアなど空気の温度を調整する装置によって温度が調整される。
吐出部44bは、後述されるフロントデフロスタダクト部49に接続されており、フロントデフロスタダクト部49に調整された空気を導く。なお、吐出部44bには、車室26側に向かって調整された空気を吐出するダクトが接続されてもよい。
図2は、車体20の前部21を分解して示す斜視図である。図2に示すように、ダクト部42は、本体部41に連結されるとともに、ダッシュパネル23に固定される。図2では、本体部41およびフロントピラー24は2点鎖線で示されている。
図3は、ダクト部42が分解された状態を示す斜視図である。図3に示すように、ダクト部42は、本体部材45と、フロントデフロスタダクト形成部材47と、インテークダクト形成部材46とを備えており、これらの部材45〜47が互いに組み合わされることによって、構成される。
図1,2に示すように、本体部材45は、例えば樹脂製であってインジェクションで形成されており、1つの部材である。本体部材45は、一方のフロントピラー24のインナーパネル24aから他方のフロントピラー24のインナーパネル24aに略達する長さ、即ちインストルメントパネルと同等の長さを有している。図3に示すように、本体部材45には、インテークダクト形成部45aと、フロントデフロスタダクト形成部45bとが形成されている。また、本体部材45において支持梁25aと対向する範囲は、支持梁25aが通るように孔が形成されている。
インテークダクト形成部材46がインテークダクト形成部45aに組み付くことによって、インテークダクト部48が形成される。図1に示すように、インテークダクト部48は、本体部41の流入部44aに連結されている。インテークダクト部48の他端48aは例えば点線で示されるダクト部材48bを介して車室外に開口しており、本体部41に空気を導く。
図4は、インテークダクト部48の前後方向略中央部の車幅方向に沿う断面図である。図4に示すように、インテークダクト形成部45aは、上方に向かって膨らむ凹状に形成されている。インテークダクト形成部材46は、下方に向かって膨らむ凹状に形成されている。インテークダクト形成部材46の周縁部は、インテークダクト形成部45aの周縁部に接合される。インテークダクト形成部45aとインテークダクト形成部材46との間に規定される空間を、空気が通る。
図3に示すように、フロントデフロスタダクト形成部材47がフロントデフロスタダクト形成部45bに組み付くことよって、フロントデフロスタダクト部49が形成される。図1に示すように、フロントデフロスタダクト部49は、本体部41の吐出部44bに連結されて調整された空気をフロントウィンドガラス29に導く。それゆえ、フロントデフロスタダクト形成部45bは、本体部材45において車幅方向略中央部に形成される。フロントデフロスタダクト部49は、例えば2又に分かれる形状である。
図5は、車体20の前部21の車幅方向略中央部において前後方向に沿う断面図である。図5に示すように、フロントデフロスタダクト形成部45bは、下方に向かって膨らむ凹状に形成されている。図3に示すようにフロントデフロスタダクト形成部材47は、上方に向かって膨らむ凹状に形成されている。フロントデフロスタダクト形成部材47の周縁部は、フロントデフロスタダクト形成部45bの周縁部に接合される。
なお、図1に示すように、インストルメントパネル30においてフロントデフロスタダクト部49の車室側に開口する第1の開口部49aに臨む部位には、第1の開口部49aから吐出される空気がフロントウィンドガラス29に導かれるように、第2の開口部31が形成されている。
図3に示すように、サイドデフロスタダクト部材43は、筒形状である。フロントデフロスタダクト形成部45bには、車幅方向に並ぶ一対の第1の貫通孔50が形成されている。第1の貫通孔50は、フロントデフロスタダクト形成部45bを貫通している。
一方のサイドデフロスタダクト部材43の一端部は、一方の第1の貫通孔50と連通するように本体部材45に固定される。同様に、他方のサイドデフロスタダクト部材43の一端部は、他方の第1の貫通孔50と連通するように本体部材45に固定される。
一方のサイドデフロスタダクト部材43は、他端部が一方のサイドウィンドガラス28に導かれるように、一方のフロントピラー24の近傍まで延びている。同様に、他方のサイドデフロスタダクト部材43は、他端部が他方のサイドウィンドガラス28に導かれるように、他方のフロントピラー24の近傍まで延びている。各他端部は、各々サイドウィンドガラス28に臨んでいる。
図2に示すように、インストルメントパネル30においてサイドデフロスタダクト部材43の他端部に臨む部位には、サイドデフロスタダクト部材43から吐出される空気をサイドウィンドガラス28に導く第3の開口部32が形成される。
図3に示すように、本実施形態では、インストルメントパネル30を支持する支持部の一例として、第1〜5の支持部61〜65が本体部材45に形成されている。第1〜5の支持部61〜65は、本体部材45と一体に形成されてもよいし、例えば別途に形成された第1〜5の支持部材(図示せず)が本体部材45に固定されることによって形成されてもよい。
第1の支持部61は、フロントデフロスタダクト形成部45bに形成されている。第1の支持部61は、例えば車幅方向に長い形状であって上方に突出している。第1の支持部61には、ねじ70(図5に示す)が螺合するねじ孔71が複数形成されている。各ねじ孔71は、車幅方向に並んでいる。第1の支持部61には、複数の補強リブ61aが形成されている。
第2の支持部62は、インテークダクト形成部45aに形成されている。第2の支持部62は、例えば車幅方向に長い形状であって、上方に向かって延びている。第2の支持部62には、複数のねじ孔71が形成されている。各ねじ孔71は、車幅方向に並んでいる。図1に示すように、第2の支持部62は、サイドデフロスタダクト部材43を案内する支持部としても機能する。第2の支持部62には、複数の補強リブ62aが形成されている。
第3,4の支持部63,64について具体的に説明する。図3に示すように、本体部材45においてフロントデフロスタダクト形成部45bを挟んでインテークダクト形成部45aの反対側部分には、サイドデフロスタダクト部材43を案内する凹み部66が形成されている。凹み部66は、サイドデフロスタダクト部材43が車体後方に向かって凹状になるように湾曲状に形成されている。サイドデフロスタダクト部材43の一部は、凹み部66内に収容される。
それゆえ、凹み部66の縁部は、凹み部66の底面66aに対して相対的に上方に突出する。この縁部のうち、車体後方に向かう部位の一部が第3の突出部63となっている。第3の突出部63は、例えば車幅方向に長い形状であって、ねじ孔71が複数形成されている。これら各ねじ孔71は、車幅方向に並んでいる。
凹み部66の縁部うち、フロントピラー24に臨む部位が第4の支持部64となっている。第4の支持部64は、例えば車幅方向に長い形状である。第4の支持部64には、複数のねじ孔71が形成されている。これら各ねじ孔71は、車幅方向に並んでいる。
第5の支持部65について具体的に説明する。本体部材45においてインテークダクト形成部45a側の端部は、ダッシュパネル23の形状に対応して形成されている。図2に示すように、ダッシュパネル23においてインテークダクト形成部45a側の端部は、上下方向に段状になっている。それゆえ、本体部材45においてインテークダクト形成部45a側の端部も階段状に形成されている。この段部において車室側に向かって突出する部位が第5の支持部65となっている。第5の支持部65は、例えば車幅方向に長い形状であって、複数にねじ孔71が形成されている。これら各ねじ孔71は、車幅方向に並んでいる。
上記および図に示すように、第1〜5の支持部61〜65は、本体部材45の車幅方向に渡って略全域をカバーするように配置されている。
つぎに、ダクト部42とダッシュパネル23との固定構造を説明する。図2に示すように、本体部材45においてインテークダクト形成部45aとフロントデフロスタダクト形成部45bとを避けた部位には、ボルト72が貫通する第2の貫通孔73が形成されている。
第2の貫通孔73について具体的に説明すると、本体部材45において第3,4の支持部63,64側の端部は、上下方向に段状に形成されており、第1の平面74と第2の平面75とを有している。第2の平面75は、第1の平面74よりも上方に位置する面である。これにともない、ダッシュパネル23において第1,2の平面74,75に臨む部位には、第1の平面74を受ける第3の平面76が形成されている。
第2の貫通孔73は、第1の平面74に形成されている。ダッシュパネル23の第3の平面76において第2の貫通孔73に臨む部位には、ボルト72が通る第3の貫通孔78が形成されている。
また、本体部材45において第5の支持部65側の端部は、上記したように段状に形成されている。それゆえ、本体部材45において第5の支持部65側の端部には、第4,5の平面80,81が形成されている。第5の平面81は、第4の平面80よりも上方に位置する平面である。これにともにない、ダッシュパネル23において第4,5の平面80,81に臨む部位には、第4,5の平面80,81を受ける第6,7の平面82,83が形成されている。第2の貫通孔73は、第5の平面81に形成されている。ダッシュパネル23の第6の平面82において第2の貫通孔73に臨む部位には、第3の貫通孔78が形成されている。
また、第2の貫通孔73は、フロントデフロスタダクト形成部45bの両側に1つずつ形成されており、これにともにないダッシュパネル23においてフロントデフロスタダクト形成部45bの両側に対応する部位には第3の貫通孔78が形成されている。
ボルト72が第1,2の貫通孔73,78を通るとともに図示しないナットに螺合することによって、ダクト部42はダッシュパネル23に固定される。
つぎに、インストルメントパネル30とダクト部42との固定構造を説明する。図5に示すように、インストルメントパネル30の前後方向中央部には、第1〜5の支持部61〜65に向かって突出する突出部33が形成されている。なお、インストルメントパネル30において第1〜5の支持部61〜65に対応する突出部33は、各々略同じ構造であってよいので、第1の支持部61に対応する突出部33を代表して説明する。
突出部33は、インストルメントパネル30が車体20に取り付けられた際に第1の支持部61に当接するまで延びている。突出部33には、第1の支持部61と当接するとともいねじ70を受ける座34を備えている。座34には、ねじ70通る第4の貫通孔35が形成されている。
インストルメントパネル30において第2〜5の支持部62〜65に対応する突出部であっても、突出部33と同様である。なお、第2〜5の支持部62〜65に対応する突出部33は、対応する支持部に当接するまで延びている。
インストルメントパネル30がダクト部42の上方に重ねられると、各突出部33の座34が第1〜5の支持部61〜65に当接する。ねじ70が第4の貫通孔35を通ってねじ孔71に螺合する。また、フロントデフロスタダクト部49の第1の開口部49aの周縁部49bは、インストルメントパネル30に向かって延びるとともに、インストルメントパネル30の第2の開口部31は、第1の開口部49aの周縁部49bの内側に嵌るようにダクト部42に向かって突出している。第2の開口部31は、第1の開口部49a周縁部49bに嵌る。
このように、ねじ70による締結と、第2の開口部31が第1の開口部49a周縁部49b内に嵌ることによって、インストルメントパネル30は、ダッシュパネル23に固定される。また、インストルメントパネル30においてデッキクロスメンバ25の後端部は、図示しないブラケットによってデッキクロスメンバ25に支持されている。インストルメントパネル30の前端部36とフロントウィンドガラス29との間には、干渉材37が介在されている。同様に前端部36とダッシュパネル23との間には、干渉材37が介在されている。つまり、インストルメントパネル30の前端部36は、干渉材37を介してフロントウィンドガラス29とダッシュパネル23との間で支持されている。
このように構成される空調装置40では、本体部材45は、フロントデフロスタダクト形成部45bとインテークダクト形成部45aとを有している。そして、これらフロントデフロスタダクト形成部45bとインテークダクト形成部45aとが車幅方向に並んで配置されることによって、本体部材45は、車幅方向に長くなる。
本体部材45が車幅方向に長くなることによって、本体部材45においてインストルメントパネル30を支持する支持部を配置可能な範囲が大きくなる。言い換えると、インストルメントパネル30の前後方向中央部において本体部材45によって支持される範囲が大きくなるので、インストルメントパネル30の支持剛性は、効果的に向上する。
また、本体部材45が一方のフロントピラー24から他方のフロントピラー24にまで達する長さを有することによって、インストルメントパネル30においてダクト部42によって支持される範囲がより一層広くなるので、インストルメントパネル30の支持剛性は、一層効果的に向上する。
また、第1〜5の支持部61〜65が車幅方向略全域をカバーするように形成されるので、インストルメントパネル30の支持剛性はより一層向上する。
さらに、本体部材45が一方のフロントピラー24から他方のフロントピラー24に達する長さを有することによって、本体部材45が防音材としても有効に機能するようになる。
さらに、本体部材45の面積が広いことによって、各種ハーネスの支持の自由度が向上する。この点について具体的に説明する。図1に示すように、例えばカーナビゲーションシステムのアンテナ101のハーネス100を車体に固定する際に、ハーネス100を本体部材45の任意の位置に固定することができる。つまり、本体部材45がハーネス100を固定する固定部として機能するとともに、本体部材45が車幅方向に長いことによってハーネス100を複雑に取り回すことがなくなる。
さらに、本体部材45が樹脂製であるので、ハーネス100を固定する際に用いられる例えばクリップ200を固定する取り付け孔を、本体部材45に容易に形成できる。つまり、ハーネス100を容易に本体部材45に固定することができる。
また、第2,3の支持部62,63は、サイドデフロスタダクト部材43の姿勢を支持しかつサイドデフロスタダクト部材43を案内する機能も有する。このように、支持部がサイドデフロスタダクト部材43の姿勢を支持しかつサイドデフロスタダクト部材43を案内する機能を有することによって、別途にサイドデフロスタダクト部材43を支持しかつサイドデフロスタダクト部材43を案内する部材または部位を形成する必要がなくなる。
本発明の一実施形態に係る空調装置を備える自動車の車体の前部を一部切り欠いて示す斜視図。 図1に示された車体の前部を分解して示す斜視図。 図1に示されたダクト部を分解して示す斜視図。 図1に示されたインテークダクト部の前後方向略中央部を車幅方向に沿って示す断面図。 図1に示された車体の前部の車幅方向略中央部を前後方向に沿って示す断面図。
符号の説明
24…フロントピラー、28…サイドウィンドガラス、29…フロントウィンドガラス、30…インストルメントパネル、40…空調装置、41…本体部、42…ダクト部、43…サイドデフロスタダクト部材、48…インテークダクト部、49…フロントデフロスタダクト部、61…第1の支持部、62…第2の支持部、63…第3の支持部、64…第4の支持部、65…第5の支持部。

Claims (2)

  1. 車内に供給する空気を調整する本体部と、
    前記本体部に接続されて前記本体部で調整された空気をフロントウィンドガラスに導くフロントデフロスタダクト部と、前記フロントデフロスタダクト部と車幅方向に並んで配置されるとともに少なくとも一部が前記フロントデフロスタダクト部と一体に形成されて前記本体部に空気を導くインテークダクト部とを有し、かつ、インストルメントパネルの内側に配置されるダクト部と、
    前記ダクト部において前記インストルメントパネルに臨む部位に形成されて、前記インストルメントパネルを支持する支持部と、
    前記本体部によって調整された空気をサイドウィンドガラスに導くサイドデフロスタダクト部材と
    を具備し、
    前記支持部のうち少なくとも一部は、前記インテークダクト部に形成されて前記サイドデフロスタダクト部材を支持するとともに案内する
    ことを特徴とする空調装置。
  2. 前記ダクト部は、前記インストルメントパネルの車幅方向の長さに略達する長さを有することを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
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