JP4540993B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板上に、ゲート絶縁膜としてONO(酸化シリコン層/窒化シリコン層/酸化シリコン層)膜を有する半導体記憶素子と、記憶素子以外の半導体素子とを形成する半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体記憶装置としては、現在はフローティングゲート型のMOSトランジスタであるフラッシュメモリが多く使われている。これに対して、最近になってフローティングゲートが無く、ゲート絶縁膜としてONO膜(Oxide-Nitride-Oxide)を用いたメモリデバイスが使われるようになってきている(例えば、特許文献1参照)。
ONO膜を用いたメモリデバイスは、ゲート絶縁膜が2層のシリコン酸化膜の間にシリコン窒化膜を挟み込んだ3層構造を有しており、このシリコン窒化膜中に電荷を蓄えることで記憶保持動作を行う。このメモリデバイスは、フローティングゲート型のフラッシュメモリとは違って、シリコン酸化膜に欠陥があっても、電荷はシリコン窒化膜に蓄えられているため全ての電荷が消失することはないので、信頼性に優れた不揮発性メモリを構成できる。また、フローティングゲートがないので、低コスト化の点でも優れている。
さらに最近では、ONO膜を用いたメモリデバイスに関して、一つのメモリセルのシリコン窒化膜の複数箇所に電荷を蓄えて、一つのメモリセルで多ビットの記憶を行う多値メモリ構造も提案されている。また、このような利点に加えて、構造が簡単であるために一つのチップに複数のデバイスを混載するSoC(System on Chip)への応用に関しても、追加工程に用いるマスクの数が少なくて済むため、フローティングゲート型のフラッシュメモリに比べて有利である。
特開2001−77220号公報
しかしながら、SoCの製造工程において、ONO膜を用いたメモリデバイス部分のビットライン酸化膜形成を行った後に行われる他のデバイス部分(例えば、CMOS部)の酸化工程により、メモリデバイスのビットライン酸化膜の膜厚が厚くなる場合がある。特に、CMOS部で膜厚の異なる複数のゲート酸化膜を形成するために複数回のゲート酸化を行う場合等において、ビットライン酸化膜の膜厚が大きくなり過ぎ、所望のビットライン酸化膜の膜厚を得ることができないという問題があった。このように所望のビットライン酸化膜の膜厚よりも厚くなってしまうと、バーズビークが大きくなる、ビットライン酸化膜による段差が大きくなる等の問題が生じる。
又、ビットライン酸化膜形成を行った後のCMOS部の酸化工程、熱処理工程により、拡散ビットラインの不純物がさらに拡散するため、ビットライン不純物が拡散し過ぎ、所望のビットライン不純物分布が得られなくなるという問題もあった。このように所望のビットライン不純物分布よりも不純物が拡散しすぎると、パンチスルー等の問題が起こりセルの微細化において不利になる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ONO膜を有する半導体記憶素子と記憶素子以外の半導体素子とを一つの基板上に形成するときに、半導体記憶素子における拡散ビットラインの不純物の拡散し過ぎ、及びビットライン酸化膜の膜厚の増加し過ぎを抑制し、所望のビットライン酸化膜厚、ビットライン不純物分布を容易に得られるようにすることにある。
本発明にかかる第1の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に、ゲート絶縁膜としてONO(酸化シリコン層/窒化シリコン層/酸化シリコン層)膜を有する半導体記憶素子と、記憶素子以外の半導体素子とを形成する半導体装置の製造方法であって、前記半導体基板表面にONO膜を形成する工程と、前記半導体基板の一部に不純物を導入することにより前記半導体記憶素子のビットラインを形成する工程Xと、前記ビットライン上にビットライン酸化膜を形成する工程Yと、前記記憶素子以外の半導体素子が形成される領域に不純物を注入する工程と、前記不純物が注入された領域上に熱酸化膜を形成する工程とを含み、前記熱酸化膜形成工程の後に前記工程Xと前記工程Yとを行う。
ある実施形態において、前記熱酸化膜形成工程は、複数回行われ、前記熱酸化膜形成工程が少なくとも1回行われた後に前記工程Xと前記工程Yとを行う。
本発明にかかる第2の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に、ゲート絶縁膜としてONO(酸化シリコン層/窒化シリコン層/酸化シリコン層)膜を有する半導体記憶素子と、記憶素子以外の半導体素子とを形成する半導体装置の製造方法であって、前記半導体基板表面にONO膜を形成する工程と、前記半導体基板の一部に不純物を導入することにより前記半導体記憶素子のビットラインを形成する工程Xと、前記ビットライン上にビットライン酸化膜を形成する工程Yと、前記記憶素子以外の半導体素子が形成される領域に不純物を注入する工程と、前記不純物を注入する工程の後に行う熱処理工程と、前記熱処理工程の後に前記不純物が注入された領域上に熱酸化膜を形成する工程とを含み、前記熱処理工程の後に前記工程Xと前記工程Yとを行う。
本発明にかかる第3の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に、ゲート絶縁膜としてONO(酸化シリコン層/窒化シリコン層/酸化シリコン層)膜を有する半導体記憶素子と、記憶素子以外の半導体素子とを形成する半導体装置の製造方法であって、前記半導体基板表面にONO膜を形成する工程と、前記半導体基板の一部に不純物を導入することにより前記半導体記憶素子のビットラインを形成する工程Xと、前記ビットライン上にビットライン酸化膜を形成する工程Yと、前記記憶素子以外の半導体素子が形成される領域に不純物を注入する工程と、前記不純物が注入された領域上に熱酸化膜を形成する工程とを含み、前記ビットライン酸化膜の形成と前記熱酸化膜の形成とを同時に行う。
ある実施形態において、前記熱酸化膜形成工程は、複数回行われ、前記複数回の熱酸化膜形成のうちのいずれかの熱酸化膜形成と前記ビットライン酸化膜の形成とを同時に行う。
ある好適な実施形態において、前記ビットライン酸化膜の形成と前記熱酸化膜の形成とは、内部燃焼方式を用いた酸化方法により行われる。
ある好適な実施形態において、前記ビットライン酸化膜の形成と前記熱酸化膜の形成とは、前記熱酸化膜の酸化レートが前記ビットライン酸化膜の酸化レートの80%以上である酸化方法により行われる。
ある好適な実施形態において、前記工程Yの後、少なくとも前記熱酸化膜の膜厚をウェットエッチングにより減少させる工程をさらに備える。
ある好適な実施形態において、前記工程Xと前記工程Yの後に、アニール工程をさらに備える。
本発明によると、ONO膜をゲート絶縁膜として備えた半導体記憶素子と、記憶素子以外の半導体素子とが混載されている半導体装置の製造方法において、記憶素子以外の半導体素子の加熱処理工程の一部あるいは全てを半導体記憶素子のビットライン形成よりも前に行うことにより、半導体記憶素子のビットライン酸化膜の膜厚に関しては所望の膜厚を容易に得ることができ、半導体記憶素子のビットラインの不純物拡散に関しては所望のビットライン不純物分布を容易に得ることできる。
本発明の実施形態について説明する前に、本発明の理解を助けるための比較形態について説明する。
比較の形態の半導体装置は、ONO膜をゲート絶縁膜とし、不純物拡散層により形成されたビットライン(以降拡散ビットラインと記載)、及び、前記不純物拡散層上に前記不純物拡散層を酸化することにより形成された酸化膜(以降ビットライン酸化膜と記載)を有する半導体記憶素子と、記憶素子以外の半導体素子としてCMOS部分を有している。そして、CMOS部のゲート絶縁膜は、3種類の厚みのシリコン酸化膜からなっている。なお、ビットラインとはメモリ部分との信号のやり取りを行う信号線の1種類である。
以下に、比較形態の半導体装置の製造方法について、図28〜34の断面模式図を参照しながら説明する。
まず図28に示すように、第一導電型(n型またはp型)半導体基板101のCMOS部150上に複数の素子分離絶縁膜102,102,…を形成し、次に半導体基板101表面の全てにONO膜110を形成する。
次に図29に示すように、半導体記憶素子部130においてビットライン(ビット線)をパターニングした後、ビットラインとなる部分に不純物を注入することによりビットライン拡散層111を形成する。それから、ビットライン拡散層111の上方を酸化(例えば900℃ O2雰囲気下)して、ビットライン酸化膜112(例えば厚み40nm)を形成する。
それから、図30に示すように、CMOS部150へ不純物を注入し、不純物の活性化のために熱処理(例えば、850℃、50分、N2雰囲気下)を行って、CMOS部不純物注入層103を形成する。
次に図31に示すように、熱酸化によりCMOS部150の第一のゲート酸化膜104(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、厚み20nm)を形成する。
続いて図32に示すように、第一のゲート酸化膜104の一部を除去後、熱酸化によりCMOS部150の第二のゲート酸化膜105(例えば、850℃、H2 and O2雰囲気下、厚み10nm )を形成する。
それから図33に示すように、第二のゲート酸化膜105の一部を除去後熱酸化によりCMOS部150の第三のゲート酸化膜106(例えば、850℃、H2 and O2雰囲気下、厚み5nm )を形成する。以上の工程により、最終のCMOS部150の3種類のゲート酸化膜厚は、例えば、第一のゲート酸化膜104が20nm、第二のゲート酸化膜105が10nm、第三のゲート酸化膜106が5nmとなる。また、これらの工程において、ビットライン酸化膜112は膜厚がさらに増大し、ビットライン拡散層111では不純物の拡散がさらに生じてしまう。
次に図34に示すように、半導体記憶素子部130のゲート電極113、CMOS部150のゲート電極107、側壁絶縁膜形成108、ソース/ドレイン拡散層109、層間絶縁膜114、コンタクト開口115の形成を行う。
最後に、図示は省略しているが、金属配線形成工程、保護膜形成工程、ワイヤボンディング工程を行う。
このように比較形態の半導体装置では、まず半導体記憶素子部130のビットラインを形成し、それからCMOS部150の不純物活性化工程および3種類の熱酸化膜の形成工程を行っているため、CMOS部150を形成する際の加熱によりビットライン酸化膜112が厚みと幅とが大きくなりすぎてメモリセルの微細化に支障をきたすと共に、ビットライン拡散膜111の中の不純物が拡散しすぎて所望の不純物濃度が得られなくなるという事態が生じてしまう。
本願発明者は、このような事態を解決するために鋭意検討した結果、本願発明の半導体装置の製造方法に至った。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
(第一の実施形態)
以下に、本発明の半導体装置の製造方法の第一の実施形態について、図1〜5を参照しながら説明する。本実施形態の半導体装置は、半導体記憶素子部30と記憶素子以外の半導体素子であるCMOS部50とを一つのチップ上に形成したものである。
まず比較形態と同様に、図1に示すように第一導電型(n型またはp型)半導体基板1のCMOS部50上に複数の素子分離絶縁膜2を形成し、次に半導体基板1の表面の全てに(素子分離絶縁膜2上は除く)ONO膜10を形成する。ONO膜10は、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜という構成を有する三層構造の絶縁膜であり、その形成方法は、各層を堆積させる方法、シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜は堆積させる方法、下部シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜と上部シリコン酸化膜は堆積させる方法など種々の方法を用いることができる。
次に、図2に示すように、半導体基板1のCMOS部50領域のONO膜10を除去し、CMOS部50へ不純物を注入する。
それから、その不純物の活性化のために熱処理工程(例えば850℃、50分、N2雰囲気下)を行い、CMOS部50の不純物注入層3の形成を行う。
その後、熱酸化によりCMOS部50の不純物注入層3の上に第一のゲート酸化膜4(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、厚み18nm)を形成する。
それから、CMOS部50の第二および第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第一のゲート酸化膜4をウエットエッチングで除去する。そして、第一のゲート酸化膜4よりも厚みが薄い第二のゲート酸化膜5を、もう一度熱酸化を行う(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、5nm)ことにより形成する。
次に、図3に示すように半導体記憶素子部30において、ビットライン部パターニング工程によりビットライン(ビット線)となる部分の上に存するONO膜10を除去するパターニングをした後、半導体基板1に不純物を導入することによりビットライン拡散層11を形成する。このビットライン拡散層11がビット線となる。
この後、酸化(例えば900℃、O2雰囲気下)を行うことにより、ビットライン拡散層11上にビットライン酸化膜12(例えば、厚み40nm)を形成する。
次に、図4に示すように、CMOS部50の第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第二のゲート酸化膜5をウエットエッチングで除去する。そして、熱酸化によりCMOS部50の第三のゲート酸化膜6(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、5nm)を形成する。この工程でビットライン拡散層11の不純物は少し拡散し、ビットライン酸化膜12の厚みは少し厚くなる。なお、最終的にCMOS部50の3種類のゲート酸化膜厚は、例えば、第一のゲート酸化膜4が20nm、第二のゲート酸化膜5が10nm、第三のゲート酸化膜6が5nmとなる。
それから、図5に示すように、半導体記憶素子部30のゲート電極13、CMOS部50のゲート電極7、側壁絶縁膜形成8、ソース/ドレイン拡散層9、層間絶縁膜14、コンタクト開口15の形成を行う。
最後に、図示は省略しているが、金属配線形成工程、保護膜形成工程、ワイヤボンディング工程を行って半導体装置とする。
本実施形態の製造方法では、CMOS部50の不純物活性化のための熱処理と、CMOS部50の厚みの異なる3種類のゲート酸化膜のうち、2種類までの熱酸化による形成との後で、半導体記憶素子部30の拡散ビットラインとビットライン酸化膜12とを形成しているので、CMOS部30形成工程における熱履歴によってビットライン酸化膜12の厚みが増大しすぎてしまうことと拡散ビットラインの不純物が拡散しすぎてしまうことは起こらない。従って、CMOS部50の加熱工程による、ビットライン酸化膜厚の増大、ビットライン不純物分布の変化を抑制することができ、所望のビットライン酸化膜厚、所望のビットライン不純物分布を得ることが容易にできる。
(第二の実施形態)
以下に、本発明の半導体装置の製造方法の第二の実施形態について、図6〜10を参照しながら説明する。本実施形態の半導体装置も、半導体記憶素子部30と記憶素子以外の半導体素子であるCMOS部50とを一つのチップ上に形成したものである。
まず、図6に示すように第一導電型(n型またはp型)半導体基板1のCMOS部50上に複数の素子分離絶縁膜2を形成し、次に半導体基板1の表面の全てに(素子分離絶縁膜2上は除く)ONO膜10を形成する。ONO膜10の形成方法は第一の実施形態と同様に、各層を堆積させる方法、シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜は堆積させる方法、下部シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜と上部シリコン酸化膜は堆積させる方法など種々の方法を用いることができる。
次に、図7に示すように、半導体基板1のCMOS部50領域のONO膜10を除去し、CMOS部50へ不純物を注入する。
それから、その不純物の活性化のために熱処理工程(例えば850℃、50分、N2雰囲気下)を行い、CMOS部50の不純物注入層3の形成を行う。
次に、図8に示すように半導体記憶素子部30において、ビットライン部パターニング工程によりビットライン(ビット線)となる部分の上に存するONO膜10を除去するパターニングをした後、半導体基板1に不純物を導入することによりビットライン拡散層11を形成する。このビットライン拡散層11がビット線となる。
この後、酸化(例えば900℃、O2雰囲気下)を行うことにより、ビットライン拡散層11上にビットライン酸化膜12(例えば、厚み40nm)を形成する。
次に、図9に示すように、熱酸化によりCMOS部50の不純物注入層3の上に第一のゲート酸化膜4(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、厚み20nm)を形成する。
それから、CMOS部50の第二および第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第一のゲート酸化膜4をウエットエッチングで除去する。そして、第一のゲート酸化膜4よりも厚みが薄い第二のゲート酸化膜5を、もう一度熱酸化を行う(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、10nm)ことにより形成する。
さらに、CMOS部50の第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第二のゲート酸化膜5をウエットエッチングで除去する。そして、熱酸化によりCMOS部50の第三のゲート酸化膜6(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、5nm)を形成する。最終的にCMOS部50の3種類のゲート酸化膜厚は、例えば、第一のゲート酸化膜4が20nm、第二のゲート酸化膜5が10nm、第三のゲート酸化膜6が5nmとなる。
それから、図10に示すように、半導体記憶素子部30のゲート電極13、CMOS部50のゲート電極7、側壁絶縁膜形成8、ソース/ドレイン拡散層9、層間絶縁膜14、コンタクト開口15の形成を行う。
最後に、図示は省略しているが、金属配線形成工程、保護膜形成工程、ワイヤボンディング工程を行って半導体装置とする。
本実施形態の製造方法では、CMOS部50の不純物活性化のための熱処理の後で、半導体記憶素子部30の拡散ビットラインとビットライン酸化膜12とを形成しているので、CMOS部30のゲート酸化膜4,5,6の熱酸化による形成工程がこの後に行われるものの、CMOS部30形成工程における熱履歴によって拡散ビットラインの不純物が拡散しすぎてしまうことによる不具合は起こらない。従って、CMOS部50の熱酸化による酸化膜形成工程による、ビットライン不純物分布の変化を抑制することができ、所望のビットライン不純物分布を得ることが比較的容易にできる。但し、本実施形態の方が第一の実施形態よりは、ビットライン酸化膜厚の増大、ビットライン不純物分布の変化が大きい。
本実施形態の製造方法は、従来の製造方法を用いるとビットライン酸化膜厚は所望の膜厚を得られるが、ビットライン不純物拡散が大き過ぎる場合に適用すると有効である製造方法である。
(第三の実施形態)
以下に、本発明の半導体装置の製造方法の第三の実施形態について、図11〜16を参照しながら説明する。本実施形態の半導体装置も半導体記憶素子部30と記憶素子以外の半導体素子であるCMOS部50とを一つのチップ上に形成したものである。
まず、図11に示すように第一導電型(n型またはp型)半導体基板1のCMOS部50上に素子分離絶縁膜2を形成し、次に半導体基板1の表面の全てに(素子分離絶縁膜2上は除く)ONO膜10を形成する。ONO膜10の形成方法は、各層を堆積させる方法、シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜は堆積させる方法、下部シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜と上部シリコン酸化膜は堆積させる方法など種々の方法を用いることができる。
次に、図12に示すように、半導体基板1のCMOS部50領域のONO膜10を除去し、CMOS部50へ不純物を注入する。
それから、その不純物の活性化のために熱処理工程(例えば850℃、50分、N2雰囲気下)を行い、CMOS部50の不純物注入層3の形成を行う。
その後、熱酸化によりCMOS部50の不純物注入層3の上に第一のゲート酸化膜4(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、厚み20nm)を形成する。
次に、図13に示すように、CMOS部50の第二のゲート酸化膜を形成する領域25に存する第一のゲート酸化膜4をウエットエッチングで除去する。
それから、半導体記憶素子部30において、ビットライン部パターニング工程によりビットライン(ビット線)となる部分の上に存するONO膜10を除去するパターニングをした後、半導体基板1に不純物を導入することによりビットライン拡散層11を形成する。このビットライン拡散層11がビット線となる。
次に、図14に示すように、酸化(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下)を行うことにより、ビットライン拡散層11上にビットライン酸化膜12(例えば、厚み40nm)を形成すると同時に、CMOS部50に第二のゲート酸化膜5(例えば、厚み10nm)を形成する。
なお、前記、拡散ビットラインの酸化と、CMOS部50の第二のゲート酸化を同時に行う酸化方法として、酸化速度の基板不純物濃度依存性が小さい酸化方法、即ち内部燃焼方式を用いた酸化方法あるいは第二のゲート酸化の酸化レートが拡散ビットラインの酸化レートの80%以上である酸化方法(例えばISSG酸化)を用いてもよい。このような酸化速度の基板不純物濃度依存性が小さい酸化方法を用いると、ビットライン酸化膜の膜厚が厚くなるのを抑制することができるというメリットがある。
次に、図15に示すように、CMOS部50の第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第一のゲート酸化膜4をウエットエッチングで除去した後、熱酸化によりCMOS部50の第三のゲート酸化膜6(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、5nm)を形成する。最終的にCMOS部50の3種類のゲート酸化膜厚は、例えば、第一のゲート酸化膜4が20nm、第二のゲート酸化膜5が10nm、第三のゲート酸化膜6が5nmとなる。
それから、図16に示すように、半導体記憶素子部30のゲート電極13、CMOS部50のゲート電極7、側壁絶縁膜形成8、ソース/ドレイン拡散層9、層間絶縁膜14、コンタクト開口15の形成を行う。
最後に、図示は省略しているが、金属配線形成工程、保護膜形成工程、ワイヤボンディング工程を行って半導体装置とする。
本実施形態の製造方法では、CMOS部50の不純物活性化のための熱処理と、CMOS部50の厚みの異なる3種類のゲート酸化膜のうち、1種類の熱酸化による形成との後で、半導体記憶素子部30の拡散ビットラインとビットライン酸化膜12とを形成しているので、CMOS部30形成工程における熱履歴によってビットライン酸化膜12の膜厚が増大しすぎてしまうことと拡散ビットラインの不純物が拡散しすぎてしまうことは起こらない。従って、CMOS部50の加熱工程による、ビットライン酸化膜厚の増大、ビットライン不純物分布の変化を抑制することができ、所望のビットライン酸化膜厚、所望のビットライン不純物分布を得ることが容易にできる。さらに、ビットライン酸化膜12の形成とCMOS部50の第二のゲート酸化膜5の形成とを同時に行っているので、熱酸化の工程を1つ減少させることができ、CMOS部50の熱酸化膜の膜厚制御、及び、膜質制御をより容易に行うことができる。
(第四の実施形態)
以下に、本発明の半導体装置の製造方法の第四の実施形態について、図17〜22を参照しながら説明する。本実施形態の半導体装置も半導体記憶素子部30と記憶素子以外の半導体素子であるCMOS部50とを一つのチップ上に形成したものである。
まず、図17に示すように第一導電型(n型またはp型)半導体基板1のCMOS部50上に複数の素子分離絶縁膜2を形成し、次に半導体基板1の表面の全てに(素子分離絶縁膜2上は除く)ONO膜10を形成する。ONO膜10の形成方法は、各層を堆積させる方法、シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜は堆積させる方法、下部シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜と上部シリコン酸化膜は堆積させる方法など種々の方法を用いることができる。
次に図18に示すように、半導体基板1のCMOS部50領域のONO膜10を除去し、CMOS部50へ不純物を注入する。
それから、その不純物の活性化のために熱処理工程(例えば850℃、50分、N2雰囲気下)を行い、CMOS部50の不純物注入層3の形成を行う。
その後、熱酸化によりCMOS部50の不純物注入層3の上に第一のゲート酸化膜4(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、厚み20nm)を形成する。
それから、CMOS部50の第二および第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第一のゲート酸化膜4をウエットエッチングで除去する。そして、第一のゲート酸化膜4よりも厚みが薄い第二のゲート酸化膜5を、もう一度熱酸化を行う(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、7nm)ことにより形成する。
次に、図19に示すように、半導体記憶素子部30において、ビットライン部パターニング工程によりビットライン(ビット線)となる部分の上に存するONO膜10を除去するパターニングをした後、半導体基板1に不純物を導入することによりビットライン拡散層11を形成する。このビットライン拡散層11がビット線となる。
この後、酸化(例えば900℃、O2雰囲気下)を行うことにより、ビットライン拡散層11上にビットライン酸化膜12(例えば、厚み40nm)を形成する。
なお、上述の第一のゲート酸化膜4、第二のゲート酸化膜5、ビットライン拡散層11およびビットライン酸化膜12を形成するまでの製造方法としては、第二の実施形態、または、第三の実施形態で示した製造方法を用いてもよい。
次に図20に示すように、ウエットエッチングを行うことにより、少なくともCMOS部50の第一のゲート酸化膜4、第二のゲート酸化膜5の膜厚を減少させて、これらの膜厚の調整を行う。例えば、第一のゲート酸化膜4の膜厚に関しては、形成時には20nmであったものが第二のゲート酸化、ビットライン酸化を経ると22nmになってしまう。従って、厚膜化した第一のゲート酸化膜4をウエットエッチングで22→20nmに減少させ調整する。また、第二のゲート酸化膜5の膜厚に関しては、形成時7nmであったものがビットライン酸化を経ると12nmになってしまう。この厚膜化した第二のゲート酸化膜5をウエットエッチングで12→10nmに減少させて調整する。
次に図21に示すように、CMOS部50の第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第二のゲート酸化膜5をウエットエッチングで除去する。そして、熱酸化によりCMOS部50の第三のゲート酸化膜6(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、5nm)を形成する。この工程でビットライン拡散層11の不純物は少し拡散し、ビットライン酸化膜12の厚みは少し厚くなる。なお、最終的にCMOS部50の3種類のゲート酸化膜厚は、例えば、第一のゲート酸化膜4が20nm、第二のゲート酸化膜5が10nm、第三のゲート酸化膜6が5nmとなる。
それから、図22に示すように、半導体記憶素子部30のゲート電極13、CMOS部50のゲート電極7、側壁絶縁膜形成8、ソース/ドレイン拡散層9、層間絶縁膜14、コンタクト開口15の形成を行う。
最後に、図示は省略しているが、金属配線形成工程、保護膜形成工程、ワイヤボンディング工程を行って半導体装置とする。
本発明の効果は、第一、第二、第三の実施形態での効果に加えて、ビットライン形成工程中の酸化工程により、厚膜化したCMOS部熱酸化膜の膜厚をウエットエッチングにより調整することができるため、所望のCMOS部熱酸化膜厚を容易に得ることができることである。
(第五の実施形態)
以下に、本発明の半導体装置の製造方法の第五の実施形態について、図23〜27を参照しながら説明する。本実施形態の半導体装置も半導体記憶素子部30と記憶素子以外の半導体素子であるCMOS部50とを一つのチップ上に形成したものである。また、本実施形態は、第一の実施形態においてビットライン拡散層11とビットライン酸化膜12とを形成した後に、さらにアニール工程を加えたものである。
まず、図23に示すように、第一導電型(n型またはp型)半導体基板1のCMOS部50上に素子分離絶縁膜2を形成し、次に半導体基板1の表面の全てに(素子分離絶縁膜2上は除く)ONO膜10を形成する。ONO膜10の形成方法は、各層を堆積させる方法、シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜は堆積させる方法、下部シリコン酸化膜は熱酸化等の酸化により形成し、シリコン窒化膜と上部シリコン酸化膜は堆積させる方法など種々の方法を用いることができる。
次に図24に示すように、半導体基板1のCMOS部50領域のONO膜10を除去し、CMOS部50へ不純物を注入する。
それから、その不純物の活性化のために熱処理工程(例えば850℃、50分、N2雰囲気下)を行い、CMOS部50の不純物注入層3の形成を行う。
その後、熱酸化によりCMOS部50の不純物注入層3の上に第一のゲート酸化膜4(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、厚み18nm)を形成する。
それから、CMOS部50の第二および第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第一のゲート酸化膜4をウエットエッチングで除去する。そして、第一のゲート酸化膜4よりも厚みが薄い第二のゲート酸化膜5を、もう一度熱酸化を行う(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、5nm)ことにより形成する。
次に、図25に示すように、半導体記憶素子部30において、ビットライン部パターニング工程によりビットライン(ビット線)となる部分の上に存するONO膜10を除去するパターニングをした後、半導体基板1に不純物を導入することによりビットライン拡散層11を形成する。このビットライン拡散層11がビット線となる。
この後、酸化(例えば900℃、O2雰囲気下)を行うことにより、ビットライン拡散層11上にビットライン酸化膜12(例えば、厚み40nm)を形成する。それから、アニール工程(例えば850℃、25分、N2雰囲気下)を行う。このアニール工程を行うことにより、ビットライン酸化膜の膜厚を変化させることなく、ビットライン拡散層プロファイルを調整することができる。
次に図26に示すように、CMOS部50の第三のゲート酸化膜を形成する領域に存する第二のゲート酸化膜5をウエットエッチングで除去する。そして、熱酸化によりCMOS部50の第三のゲート酸化膜6(例えば850℃、H2 and O2雰囲気下、5nm)を形成する。この工程でビットライン拡散層11の不純物は少し拡散し、ビットライン酸化膜12の厚みは少し厚くなる。なお、最終的にCMOS部50の3種類のゲート酸化膜厚は、例えば、第一のゲート酸化膜4が20nm、第二のゲート酸化膜5が10nm、第三のゲート酸化膜6が5nmとなる。
それから、図27に示すように、半導体記憶素子部30のゲート電極13、CMOS部50のゲート電極7、側壁絶縁膜形成8、ソース/ドレイン拡散層9、層間絶縁膜14、コンタクト開口15の形成を行う。
最後に、図示は省略しているが、金属配線形成工程、保護膜形成工程、ワイヤボンディング工程を行って半導体装置とする。
本実施形態の製造方法では、CMOS部50の加熱工程による、ビットライン酸化膜厚の増大、ビットライン不純物分布の変化を抑制することができ、所望のビットライン酸化膜厚、所望のビットライン不純物分布を得ることが容易にできる、という第一の実施形態での効果に加えて、アニール工程を行うことによりビットライン酸化膜厚増大抑制とビットライン不純物分布調整の両方を独立に行うことが容易になるという効果を有している。
なお、第二の実施形態、第三の実施形態、第四の実施形態においても、前記ビットライン形成工程として、アニール工程を追加して行ってもよい。その場合には、本実施形態と同様にビットライン酸化膜厚増大抑制とビットライン不純物分布調整の両方を独立に行うことが容易になるという効果を有することとなる。
また、上述の実施形態では記憶素子以外の半導体素子はCMOSデバイスとしているが、バイポーラトランジスタなどでも構わない。さらに、CMOS部50のゲート酸化膜の厚みは3種類ではなくても、1または2種類、あるいは4種類以上であっても構わない。
以上説明したように、本発明に係る半導体装置の製造方法は、ビットライン酸化膜厚の増大、ビットライン不純物分布の変化を抑制するという効果を有し、ONO膜を有したメモリデバイスを混載したシステムオンチップ等の製造方法として有用である。
第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第一の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第二の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第二の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第二の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第二の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第二の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第三の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第四の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第四の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第四の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第四の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第四の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第四の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第五の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第五の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第五の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第五の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 第五の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 比較の形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 比較の形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 比較の形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 比較の形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 比較の形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 比較の形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。 比較の形態に係る半導体装置の製造方法を示す概略の断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 素子分離絶縁膜
3 不純物注入層
4 第一のゲート酸化膜
5 第二のゲート酸化膜
6 第三のゲート酸化膜
7 CMOS部のゲート電極
8 側壁絶縁膜
9 ソース/ドレイン拡散層
10 ONO膜
11 ビットライン拡散層
12 ビットライン酸化膜
13 半導体記憶素子部のゲート電極
14 層間絶縁膜
15 コンタクト開口
30 半導体記憶素子部
50 CMOS部(記憶素子以外の半導体素子)

Claims (6)

  1. 半導体基板上に、ゲート絶縁膜としてONO(酸化シリコン層/窒化シリコン層/酸化シリコン層)膜を有する半導体記憶素子と、記憶素子以外の半導体素子とを形成する半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板表面にONO膜を形成する工程と、
    前記記憶素子以外の半導体素子が形成される領域の前記ONO膜を除去する工程と、
    前記ONO膜が除去された前記記憶素子以外の半導体素子が形成される領域に第2の不純物を注入してウエルを形成する工程と、
    前記半導体基板の一部に第1の不純物を導入することにより前記半導体記憶素子のビットラインを形成する工程Xと、
    前記ビットライン上に、隣接する前記半導体記憶素子を絶縁分離するビットライン酸化膜を形成する工程Yと
    記第2の不純物が注入された領域上に熱酸化膜を形成する工程と
    を含み
    記ビットライン酸化膜の形成と前記熱酸化膜の形成とを同時に行う、半導体装置の製造方法。
  2. 前記熱酸化膜形成工程は、複数回行われ、
    前記複数回の熱酸化膜形成のうちのいずれかの熱酸化膜形成と前記ビットライン酸化膜の形成とを同時に行う、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記ビットライン酸化膜の形成と前記熱酸化膜の形成とは、内部燃焼方式を用いた酸化方法により行われる、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ビットライン酸化膜の形成と前記熱酸化膜の形成とは、前記熱酸化膜の酸化レートが前記ビットライン酸化膜の酸化レートの80%以上である酸化方法により行われる、請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記工程Yの後、少なくとも前記熱酸化膜の膜厚をウェットエッチングにより減少させる工程をさらに備える、請求項1から4のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記工程Xと前記工程Yの後に、アニール工程をさらに備える、請求項1から5のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
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