JP4539323B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の後部車体構造に関し、特に車両の最後方ピラーに空調ダクトを配置しつつも、車室内の側部でエアバッグ本体をカーテン状に展開膨張させる所謂カーテンエアバッグ装置を装着した車両の後部車体構造に関する。
従来、車室内の空調性能を高めるために、車両後部に空調装置を配置することが知られている。
例えば、下記特許文献1には、車両後部に空調装置を配置したものが開示されている。この特許文献1では、最後方ピラーに、空調装置の空調エアをルーフ側に導く空調ダクトを配置している。
このように、最後方ピラーに空調ダクトを配置した場合には、比較的大きな最後方ピラーを利用することで空調ダクトの断面積を大きく確保できるため、空調性能を高めることができる。
また、近年、後部座席の乗員の安全性を向上するために、後部座席に三点式シートベルト装置を採用することが多くなっている。この三点式シートベルト装置を採用した場合には、後部座席の側方に位置する最後方ピラーに、ショルダーアンカー(シートベルトの上端支持部)を設置することになる。
さらに、近年、車両の側突時又は横転時等に、車室内の乗員を保護するために、車室内の側部にエアバッグ本体をカーテン状に展開膨張させる所謂カーテンエアバッグ装置も提案されている。
例えば、下記特許文献2には、カーテンエアバッグ装置のエアバッグ本体を、所謂ベルトライン(車両側部のウィンドの開口下縁)近傍まで展開膨張するように設定して、車両側部のウィンドのほぼ全域を、エアバッグ本体で覆うようにしたものが開示されている。
なお、特許文献2にも記載されているように、このカーテンエアバッグ装置では、ベルトライン近傍でエアバッグ本体のテンション(張力)を車両前後方向に確保するため、収納状態のエアバッグ本体を、最前方ピラー下部からルーフサイドレールを経由して最後方ピラー下部まで設置する必要がある。
特開平11−254947号公報 特開2001−328503号公報
ところで、横転時や横転予知時にエアバッグ本体を作動させる横転対応のカーテンエアバッグ装置においては、長時間に渡ってエアバッグ本体の展開膨張状態を維持して、乗員保護を行う必要がある。このため、エアバッグ本体にガスを供給するインフレータは大型化する必要がある。
前述の特許文献2では、インフレータを最後方ピラーに設置しているが、このようにインフレータが大型化する場合において、インフレータを最後方ピラーに設置すると、最後方ピラーに大きなレイアウトスペースが必要となる。
前述の特許文献1のように空調性能を確保するため最後方ピラーに空調ダクトを配置し、また、後部座席乗員の安全性を向上するため最後方ピラーにショルダーアンカーを配置し、さらに、特許文献2のようにカーテンエアバッグ装置のテンションを確保するため最後方ピラーに収納状態のエアバッグ本体を配置すると、最後方ピラーには、これらの装備品を配置するために、さらに大きなレイアウトスペースが必要になる。
しかしながら、最後方ピラーが、あまりに大きくなりすぎると、車種に応じて、最後方ピラーの後方側が広い範囲で死角となり、ドライバーの後方視界を悪化させるという問題や、あるいは、最後部座席の着座乗員に対する側方視界が遮られ、この乗員への圧迫感が増大するといった問題が生じる。
そこで、この発明は、車両の後部車体構造において、最後方ピラー内に配置する装備品を最適化することで、空調性能の悪化を防止して、後部座席乗員の安全性を高め、横転対応のカーテンエアバッグ装置の性能を確保しつつも、最後方ピラーの大型化を抑制して、ドライバーの後方視界、又は、後席の着座乗員の側方視界を向上することができると共に、空調ダクトを衝撃吸収部材として有効に利用することができて、後部座席の乗員の安全性を高めることができ、かつ、横転時等に後部座席の乗員の頭部がショルダーアンカーに直接干渉するのを防止できる車両の後部車体構造を提供することを目的とする。
この発明の車両の後部車体構造は、車両の最後方ピラーに、空調装置からの空調エアをルーフ側に導く上下方向に延びる空調ダクトと、シートベルト装置のショルダーアンカーと、カーテンエアバッグ装置の収納状態のエアバッグ本体と、を配置した車両の後部車体構造であって、前記カーテンエアバッグ装置は、少なくとも横転時若しくは横転予知時にエアバッグ本体をカーテン状に展開膨張するように設定し、該カーテンエアバッグ装置のエアバッグ本体は、その後端部を前記最後方ピラーの下部に取付けるとに、該カーテンエアバッグ装置のインフレータは、該最後方ピラー以外の所定の車両部位に設置し、前記空調ダクトは、最後方ピラーのピラートリムと車体パネルとで包囲される空間内で、前記収納状態のエアバッグ本体の後方に隣接配置され、前記ショルダーアンカーは、該空調ダクトよりも後方に配置されると共に、最後方ピラーのピラートリムと車体パネルとで包囲される空間内に配置されて、該車体パネルに対して固定されたものである。
上記構成によれば、カーテンエアバッグ装置を、少なくとも横転時にエアバッグ本体をカーテン状に展開膨張するように設定することで、横転対応のカーテンエアバッグ装置として構成し、エアバッグ本体の後端部を最後方ピラーの下部に取付けることで、展開膨張時のエアバッグ本体のベルトライン近傍でのテンションを得ることができ、また、インフレータを最後方ピラー以外の所定の車両部位に設置することで、最後方ピラーを大型化することなく、自由にインフレータ容量を設定できる。
このため、最後方ピラーには、空調ダクトとショルダーアンカーと収納状態のエアバッグ本体といった必要な装備品を配置しつつも、横転対応のカーテンエアバッグ装置に求められる、ベルトライン近傍でのテンション確保と、インフレータの大型化を行うことができる。
なお、最後方ピラーとは、車両の後端部に設置したピラーであれば、特に限定されず、三列シートのワゴンタイプの車両であればDピラーをいい、二列シートのハッチバックタイプの車両であればCピラーをいう。
さらに、最後方ピラー以外の所定の車両部位とは、車両のルーフや、最後方ピラー以外の前方ピラー(最後方ピラーがDピラーの場合にはA乃至Cピラー、Cピラーの場合にはA,Bピラー)等をいう。
また、上記構成によれば、最後方ピラーのピラートリムと車体パネルとで包囲される空間内に、空調ダクトを収納状態のエアバッグ本体の後方に隣接配置して、ショルダーアンカーを空調ダクトよりも後方に配置することになる。
このため、最後方ピラーの前方側には、内部が空洞となった空調ダクトを配置して、後方側にはシートベルト装置のベルト引き出し方向を変更するため高剛性で硬いショルダーアンカーを設置することになり、これにより、最後方ピラーの近傍の後部座席の乗員の頭部が、横転時等に最後方ピラーに干渉しても、中空の空調ダクトに干渉して、この空調ダクトが潰れることにより衝撃が吸収されることになる。
よって、空調ダクトを衝撃吸収部材として有効に利用することができ、後部座席の乗員の安全性を高めることができる。
また、上記構成によれば、ショルダーアンカーを最後方ピラーのピラートリムと車体パネルとで包囲される空間内に配置して、車体パネルに固定することになる。
このため、ショルダーアンカーは、最後方ピラーの外部(車室内)に露出しないため、横転時等に後部座席の乗員の頭部がショルダーアンカーに直接干渉するのを防止できる。
よって、後部座席の乗員の頭部が、横転時等に最後方ピラーに干渉したとしても、硬いショルダーアンカーと直接干渉しないため、さらに横転時等の安全性を高めることができる。また、ショルダーアンカーを車室内に設けた場合には、ショルダーアンカーへの頭部接触時の衝撃を下げるため、ショルダーアンカーの金属等の高剛性部分の周辺を低剛性部材で覆う必要があり、車室内側へのショルダーアンカーの突出が大きくなり、デザイン性等も悪化するが、これを防止できる。
この発明の一実施態様においては、前記空調ダクトに接続されたルーフ空調ダクトは、ルーフ側部のルーフレールに沿って車両前後方向に延びるように配置し、前記インフレータは、該ルーフ空調ダクトより車両前方側のルーフ、又は最後方ピラーより前方のピラーに配置したものである。
上記構成によれば、ルーフ空調ダクトをルーフ側部のルーフレールに沿って車両前後方向に延びるように配置することで、ルーフ側部のルーフレール近傍から車室内に空調エアを吹出すことができる。また、インフレータをルーフ空調ダクトより車両前方側のルーフ、又は最後方ピラーより前方のピラーに配置することで、ルーフ空調ダクトにインフレータの存在が影響を与えることはない。
このため、サイドウィンド等の日差しが差し込む方向とほぼ同じ車両側方側から、車室内に空調エアを吹出させることができ、また、ルーフ空調ダクトの断面積も自由に設定できる。
よって、効率的に空調エアによる効果を得ることができ、また、空調エアの流動も阻害されないため、空調性能を高めることができる。
特に、インフレータを、ルーフ空調ダクトよりも車両前方側のルーフに配置した場合には、インフレータの存在によって、ピラーの上下方向長さが制限されないため、ベルトラインとルーフとの間の間隔を短く設定でき、車両外観のデザインの自由度を向上できる。
この発明の一実施態様においては、前記インフレータは、長手方向が車幅方向に延びるようにルーフに配置したものである。
上記構成によれば、インフレータを、インフレータの長手方向が車幅方向に延びるようにルーフに配置することになる。
このため、一般に、硬質容器で構成されるインフレータを、ルーフの車幅方向の剛性を高める補強部材として利用することができる。また、ルーフの車幅方向に配置することにより、ピラーのように上下方向長さの制限を受けないため、インフレータの長さを比較的自由に設定でき、インフレータ容量を増加させることもできる。
よって、インフレータを車体剛性向上に寄与させることができ、またインフレータを大型化することも容易になる。
この発明の一実施態様においては、前記ルーフの車両前後方向中央には、透光可能な車体ルーフ開口装置を設置して、前記インフレータは、該車体ルーフ開口装置より車両前方側に設置したものである。
上記構成によれば、ルーフの車両前後方向中央に透光可能な車体ルーフ開口装置を設置して、車幅方向に延びるインフレータを車体ルーフ開口装置より車両前方側に設置することになる。
このため、車体ルーフ開口装置は、インフレータによって車両後方側への配置位置が阻害されることがない。
よって、透光可能な車体ルーフ開口装置を最大限に車両後方側まで設置することが可能となり、車室の車両後方側まで解放感を得ることができる。
なお、車体ルーフ開口装置には、サンルーフ装置やガラスルーフ等の車体ルーフに開口を設けてガラス等の透明部材を開閉可能に装着したり、ガラス等を固定するものや、キャンバストップ装置等の車体ルーフに開口を設けてその開口を透光可能な布等で覆うもの等が含まれる。
この発明の一実施態様においては、前記ピラートリムの、ショルダーアンカーを設置した部分に衝撃吸収リブを形成し、少なくとも空調ダクトの隣接部分には衝撃吸収リブを形成しないものである。
上記構成によれば、ショルダーアンカーを設置した部分に、ピラートリムに衝撃吸収リブを形成し、空調ダクトの隣接部分には衝撃吸収リブを形成しないことになる。
このため、空調ダクトと接することで衝撃吸収性能が高められた部分では、衝撃吸収リブを形成せず、必要な部分でしか衝撃吸収リブを形成しないため、ピラートリムを必要以上に大きくすることなく、できるだけ細く形成することができる。
よって、後部座席の乗員頭部の干渉時の衝撃吸収を図りつつも、ピラートリムを細くして、最後部ピラーをできるだけ細くすることができる。
この発明によれば、最後方ピラーには、空調ダクトとショルダーアンカーと収納状態のエアバッグ本体といった必要な装備品を配置しつつも、横転対応のカーテンエアバッグ装置に求められる、ベルトライン近傍でのテンション確保と、長期間のガス供給を行うためのインフレータの大型化を行うことができる。
また、前記空調ダクトは、最後方ピラーのピラートリムと車体パネルとで包囲される空間内で、前記収納状態のエアバッグ本体の後方に隣接配置し、前記ショルダーアンカーは該空調ダクトよりも後方に配置したことにより、最後方ピラーの近傍の後部座席の乗員の頭部が、横転時等に最後方ピラーに干渉しても、中空の空調ダクトに干渉して、この空調ダクトが潰れることにより衝撃が吸収されることになる。よって、空調ダクトを衝撃吸収部材として有効に利用することができ、後部座席の乗員の安全性を高めることができる。
また、ショルダーアンカーを最後方ピラーのピラートリムと車体パネルとで包囲される空間内に配置して、車体パネルに固定することにより、ショルダーアンカーは、最後方ピラーの外部(車室内)に露出しないため、横転時等に後部座席の乗員の頭部がショルダーアンカーに直接干渉するのを防止できる。
したがって、この発明は、車両の後部車体構造において、最後方ピラー内に配置する装備品を最適化することで、空調性能の悪化を防止して、後部座席乗員の安全性を高め、横転対応のカーテンエアバッグ装置の性能を確保しつつも、最後方ピラーの大型化を抑制して、ドライバーの後方視界又は、後席の着座員の側方視界を向上することができると共に、空調ダクトを衝撃吸収部材として有効に利用することができて、後部座席の乗員の安全性を高めることができ、かつ、横転時等に後部座席の乗員の頭部がショルダーアンカーに直接干渉するのを防止できる
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は、実施形態の車両の後部車体構造を採用した車両の全体側面図、図2はカーテンエアバッグ装置を作動させた場合の全体側面図、図3は車両の全体平面図である。
本実施形態の車両Vは、車室内に車両前方側から前席1と第一後席2と第二後席3を設けた三列シートのワゴンタイプの車両である。車室内のフロア面4は車両前後方向に略水平に延びるフラット面で構成している。
また、この車両Vには、前席1と第一後席2に対応した車両側部にフロントドア5とリアドア6を設けており、フロントドア5の上部にはフロントドアウィンド5a、リアドア6の上部にはリアドアウィンド6a、第二後席3の側部上部にはクォータウィンド7をそれぞれ形成している。
これら側部のウィンド5a,6a,7の開口下縁を車両前後方向に結んだ線を所謂ベルトラインLという。本実施形態の車両Vにおいては、このベルトラインLを車両後方側に向かうに従い上方側に移行するように後上がりに傾斜して設定してデザイン面における商品性を高めている。
また、これら各側部のウィンド5a,6a,7の前方、後方及び間には、車両上下方向に延びるピラーを配置している。具体的には、フロントドア5の前方にAピラー8、フロントドア5とリアドア6の間にBピラー9、リアドア6とクォータウィンド7の間にCピラー10、クォータウィンド7の後方にDピラー11を配置している。
そして、このピラーのうち、Bピラー9、Cピラー10、Dピラー11には、各座席の乗員を保護するためにシートベルト装置12…を設置している。このシートベルト装置12…は全て三点式シートベルト装置であり、各ピラーの上部にショルダーアンカー13…を設け、ピラーの下部にリトラクター機構14…を設けている。
また、第二後席3の後部側方の車体サイドパネル15には、冷房用エア等の空調エアを発生する空調装置16を設置している。この空調装置16は、車両前方側にブロアモータ16aを設置し、車両後方側にエバポレータを備えたクーラーユニット16bを設置している。
この空調装置16では、車室内の空気(内気)をブロアモータ16aにより装置16内部に取り込み、エバポレータでその内気を冷却することで冷房用エアを作り出している。
この冷房用エアは、クーラーユニット16bの上部に接続された上下空調ダクト17により、車両上部のルーフ21側に導かれる。
この上下空調ダクト17は、Dピラー11内でこのDピラー11に沿って上下方向に延びるように設置している。この上下空調ダクト17は、内部を中空とした樹脂部材で構成しており、充分な空調エアを流動させるために所定の断面積を有するように形成している。
また、この上下空調ダクト17に連続して車両のルーフ21には、ルーフ空調ダクト18を配置している。このルーフ空調ダクト18は、車両両側部で車両前後方向に延びるルーフサイドダクト部18a,18aと、車両後端部で車幅方向に延びて左右のルーフサイドダクト部18a,18aを連結するエンドルーフダクト部18bと、ルーフサイドダクト部18a,18aとエンドルーフダクト部18bとの連結部で車両中央側に膨出する膨出ルーフダクト部18c,18cとを備える。
このうち、ルーフサイドダクト部18a,18aは、車両側部上端で車両前後方向に延びるサイドレール19,19に沿って配置され、Cピラー10の上方位置とリアドアウィンド6aの上方位置とに、それぞれ空調エアを吹出す吹出し口20…を設けている。
このため、第一後席2と第二後席3の乗員に対して、空調エアを車室内の側方上部から吹出すことが可能となり、日が差し込むクォータウィンド7やリアドアウィンド6aと同じ方向から冷房用エアを吹出すことが可能となる。このため、日差しによって熱せられる部分を即座に冷却することができ、効果的に、空調性能を高めることができる。
車室内の側方上部には、フロントドアウィンド5a、リアドアウィンド6a、及びクォータウィンド7を取り囲むように、カーテンエアバッグ装置の布製のエアバッグ本体31を折り畳んだ収納状態で配置している。具体的には、Aピラー8の前端下部8aから上方に延び、サイドレール19に沿って車両前後方向に延び、さらにDピラー11の上端から後端下部11aまで延びるように配置している。
このようにエアバッグ本体31を配置することで、図2に示すように、車両横転時等に車室内の側方で、エアバッグ本体31がカーテン状に展開膨張した際に、ベルトラインL近傍で、エアバッグ本体31に車両前後方向のテンションを生じさせることができる。すなわち、Aピラー8の前端下部8aとDピラー11の後端下部11aにエアバッグ本体31の取付け点を設定することで、展開膨張時に、エアバッグ本体31の下端31aに、ベルトラインLとほぼ一致した位置でテンションを持たせることが可能となるのである。
これは、エアバッグ本体31を、布状の非膨張部32…と、袋状の膨張部33…とで構成し、作動時には、この膨張部33…にガスを供給することで、エアバッグ本体31を車幅方向に膨らませ、エアバッグ本体31の車両前後方向長さを短くすることにより、エアバッグ本体31の下端に車両前後方向の張力を生じさせるのである。
なお、この膨張部33…は、ほぼ乗員の頭部Hの位置に設定されており、横転及び側突時に乗員の頭部の衝撃を緩和するように構成している。
このため、エアバッグ本体31の展開膨張時には、各ウィンド5a,6a,7からの車外への露出を抑制することができ、横転時等の乗員保護を確実に行うことができる。
また、Bピラー9上方のルーフ21には、このエアバッグ本体31に対して、ガスを供給する円筒形状のインフレータ34を設置している。
このインフレータ34は、アジ化ナトリウム等のガス発生剤を点火装置で発火して高温ガスを発生する一般的なインフレータではなく、所定の圧縮ガスを封入して閉鎖弁を作動時に解放することで低温ガス(大気温よりもやや高い温度のガス)をエアバッグ本体31に供給する低温ガスタイプのインフレータ34である。
低温ガスタイプのインフレータ34は、エアバッグ本体31の展開膨張時に、車室内の定温の空気によって急速に冷却されてガス容積が瞬時に収縮するといった現象が生じないため、一般に、エアバッグ本体31を長時間に亘って展開膨張させておきたい場合に使用する。
このインフレータ34は、横転対応のカーテンエアバッグ装置のインフレータ34であるため、長期間及び大量のガスの噴出が必要であり、通常のエアバッグ装置のインフレータよりも大型のインフレータ34で構成している。
特に、本実施形態のインフレータ34では、圧縮ガスを封入している関係上、どうしても大きくならざるを得ない。そこで、本実施形態では、このインフレータ34を、長手方向が車幅方向に延びるように配置している。このため、ピラーなどに設置する場合よりも長いスペースで配置することができ、大型のインフレータ34を容易に配置することができる。
また、このインフレータ34は、車幅方向に延びるルーフクロスメンバー22の後方側の隣接位置に配置して、このルーフクロスメンバー22に対して取付けている。一般に、インフレータ34は硬質の容器で構成されるため、このように、ルーフクロスメンバー22に取付けた場合には、インフレータ34がルーフクロスメンバー22の補強部材としての働き、車幅方向の車体剛性を高めることになる。
さらに、このインフレータ34の配置位置は、車両前後方向の略中央位置であり、前述のエアバッグ本体31へのガス供給口31bと略一致する位置である。このため、カーテンエアバッグ装置の作動時には、インフレータ34のガスの噴出方向と、エアバッグ本体31への供給方向がほぼ同じになり、ガスの供給性能が向上することになる。
なお、35は、インフレータ34とエアバッグ本体31を連結する連通管である。
このインフレータ34は、車両中央に設けた横転検出センサSによって車両Vの横転が検出又は横転が予知された場合に作動するように構成している。詳細には説明しないが、図示しない中央処理装置で、横転検出センサSから所定角以上(例えば5〜30°)の車体ロール角を検出した場合には、横転又は横転予知と判断して、インフレータに作動信号を出力するように構成している。
インフレータ34の車両前方側には、前席1上方のルーフ21をガラス等により開閉可能なサンルーフ装置41を配置し、インフレータ34の車両後方側には、第一後席2に対して上方から日差しを取り込むルーフに固定されたガラスルーフ42を配置している。
このように、インフレータ34を、サンルーフ装置41とガラスルーフ42との間、特にガラスルーフ42の車両前方側に配置したことにより、ガラスルーフ42の車両後端位置に対してインフレータ34が邪魔になることがない。
このため、車両後方側までルーフ21をガラスルーフ42とすることができ、車室内の後方まで日差しを取り入れることができる。もっとも、ガラスルーフ42の車両前方側はインフレータ34で制限されるが、サンルーフ装置41を設けているため、車室内の前方で日差しがなくなるわけではない。
また、このようにルーフの中央にガラスルーフ42とサンルーフ装置41を配置しているため、ルーフレール19に沿って延びるルーフ空調ダクト18と干渉することもない。
さらに、このようにガラスルーフ42とサンルーフ装置41を装着した車両Vの高温化しやすい車室内の空調性能も、ルーフ空調ダクト18をルーフレール19に沿って配置することで、空調エアを車両側部上方から吹出すことができるため、向上することができる。
また、左右のインフレータ34,34の間には、各種操作スイッチ(例えばサンルーフ装置41の操作スイッチ)を設けたオーバーヘッドコンソール43を配置している。
そして、上下空調ダクト17を配置した反対側のDピラー11には、パワーリフトゲート装置のパワーシリンダー44を配置している。このように、反対側のDピラー11にパワーシリンダー44を配置することにより、パワーリフトゲート装置を設けた車両であっても、Dピラー11の大型化を防止することができる。
なお、この実施形態では、インフレータ34を車幅方向に延びるように配置しているが、図1〜図3で一点鎖線で示すように、長手方向を車両前後方向に向けて、サイドレール19に沿うような位置にインフレータ134を配置してもよい。
この場合には、ルーフ21の中央部をより有効に利用することができ、例えば、ガラスルーフ42をルーフ全面に設定するなど、レイアウト自由度を高めることができるという効果が得られる。
また、インフレータ134を、比較的強固なサイドレール19に沿うように配置したため、横転時等に、インフレータ134が破損するおそれも少なく、インフレータ134の作動の信頼性も向上することができる。
なお、図3の23はフロントウィンドで、24はバックウインドである。
次に、Dピラー11近傍の具体構造について、図4、図5で説明する。図4はDピラー11近傍の詳細側面図、図5は、図4のA−A線矢視断面図である。なお、前述した構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する。
Dピラー11内部は、図5に示すように車体外板を構成するピラーアウタパネル51と車体内板を構成するピラーインナパネル52を接合することでピラー車体閉断面53を構成し、ピラーインナパネル52のさらに車体内方側に車室内壁を構成するピラートリム54を配置することで、ピラーインナパネル52とピラートリム54との間で装備品収納空間55を構成している。
この場合、ピラー車体閉断面53の形状は、車幅方向の幅が車両後方側程長く、車両前後方向の幅が車両外方側程長く形成されており、これにより、車両後方からの衝撃と、車両側方からの衝撃との双方に対する剛性を高めている。
この装備品収納空間55には、車両前後方向で、車両前方側から収納状態のエアバッグ本体31を配置し、その後方に上下空調ダクト17を配置し、さらにその後方にショルダーアンカー13を配置している。また、車幅方向では、エアバッグ本体31を最も車両外方側に配置し、その内方に上下空調ダクト17を配置し、さらにその内方にショルダーアンカー13を配置している。
なお、これらエアバッグ本体31、上下空調ダクト17及びショルダーアンカー13は、それぞれ、取付けボルト56,57等によって、ピラーインナパネル52に固定している。
また、ピラーインナパネル52には、複数の屈曲部52a,52b,52cを形成して、車体剛性を高めている。
前述のように、エアバッグ本体31等の装備品を配置することにより、まず、収納状態のエアバッグ本体31では、横転時等の作動時に、クォータウィンド7の後端部に最も近い位置から、ピラートリム54の前端部を拡開して車両前方側に展開膨張することになる。
よって、前述のように、エアバッグ本体31は、ベルトラインL近傍で車両前後方向にテンションを確保することが可能となる。
また、上下空調ダクト17では、車両前後方向に長い大きな断面積を確保することができ、また、図5に示すように、第二後席3の乗員の頭部Hが、斜め前方位置にあるため、横転時又は側突時等にDピラー11に干渉した場合には、この上下空調ダクト17が潰れることで衝撃を吸収することができる。
よって、上下空調ダクト17では、空調性能を確保しつつも、上下空調ダクト17を乗員を保護する衝撃吸収材として利用することができる。
さらに、ショルダーアンカー13では、Dピラー11の車両後方側に配置することになるため、硬いショルダーアンカー13に乗員の頭部Hが干渉するおそれが少なくなり、第二後席3の乗員保護を図ることができる。また、この配置位置が車両内方側に位置しているため、第二後席3の乗員の肩に対して、シートベルトを案内するポイントを、より乗員の肩の後方側に位置させることができるため、乗員の肩の拘束をより確実に行うことができ、三点式シートベルト装置12の効果をより確実に得ることができる。
また、ショルダーアンカー13を設けた位置に対応するピラートリム54の内側面(装備品収納空間55側面)には、衝撃吸収リブ58を形成して、仮に、乗員の頭部Hが車両後方側に移行して、ショルダーアンカー13に干渉したとしても、衝撃を緩和するように構成している。
この部分にのみに衝撃吸収リブ58を設け、その他の部分では衝撃吸収リブ58を設けていないため、ピラートリム54自体もさほど大きくすることなくコンパクトに構成することができる。
このように本実施形態では、Dピラー11の装備品収納空間55内に、収納状態のエアバッグ本体31と、上下空調ダクト17と、ショルダーアンカー13といった装備品を適切に配置しているだけなので、Dピラー11の大型化が防止され、Dピラー11の後方側の死角となる範囲を少なくでき、ドライバーの後方視界を向上することができたり、あるいは、後方座席の着座乗員の側方視界を十分に確保できる。
特に、大型化するインフレータ34をDピラー11に配置せず、ルーフ21に配置しているため、Dピラー11の大型化を確実に防止することができる。
また、このDピラー11に配置するエアバッグ本体31は、後方座席の着座乗員の頭部を保護するため、非膨張部32ではなく膨張部33を折畳んだ状態で収納しているため、比較的大きなものとなるが、このようにインフレータ34をDピラーに配置していないため、確実にDピラー11に配置することができる。
なお、本実施形態では、第二後席3の乗員の頭部Hの保護等を考慮して、ショルダーアンカー13を装備品収納空間55内に配置しているが、ショルダーアンカー13を装備品収納空間55から外部(車室側)に出して、配置してもよい。この場合には、装備品収納空間55内にショルダーアンカー13やシートベルトSが存在しないため、ピラートリム54をよりコンパクトに構成することができる。
次に、図6〜図8に示す参考例について説明する。図6は前述の図1に対応する車両の全体側面図、図7は図3に対応する車両の全体平面図、図8は図5に対応する断面図である。
この参考例は、ルーフ21のレイアウト自由度を高めるため、インフレータ234の配置位置をBピラー9に設定し、また、Dピラー11の装備品収納空間55内におけるショルダーアンカー13の配置位置をDピラー11の車両前方側に設定しているものである。なお、前述の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
この参考例では、インフレータ234を、ベルトラインLよりも上部のBピラー9内に長手方向を上下方向を向けて配置している。具体的には噴出方向を上方に向けて配置している。
このように、Bピラー9内に配置することにより、ルーフ21には、インフレータを配置しなくてもよいため、ルーフ21のレイアウト自由度を高めることができ、空調装置16のルーフ空調ダクト18やサンルーフ装置41等を自由にレイアウトすることができる。
また、Bピラー9内にインフレータ234を配置することで、Dピラー11にはインフレータを配置しないため、ドライバーの後方視界も悪化させることはない。
また、本参考例では、Dピラー11の装備品収納空間55内のレイアウトを、ショルダーアンカー113を車両前方側に配置し、上下空調ダクト117を車両後方側に配置している。
このように、ショルダーアンカー113を車両前方側に配置した場合には、車両の後面衝突で、Dピラー11の変形の影響を受けにくい位置に、ショルダーアンカー13を配置することになるため、後面衝突時にショルダーアンカー13が破損するのを抑止でき、後面衝突時の第二後席3の乗員の安全性を向上することができる。
一方、上下空調ダクト117は、中央に屈曲部117aを設けて閉断面を構成している。このように屈曲部117aを設けたことにより、上下空調ダクト117の断面剛性が高まり、また、Dピラー11に組付ける際にも、ピラーインナパネル52との位置合わせを容易に行うことができる。
また、ピラートリム154には、ショルダーアンカー13に対応する車両前方側のみに衝撃吸収リブ158を設けている。この場合も、衝撃吸収リブ158を一部にのみ設けているため、ピラートリム54自体をさほど大きくすることなく、コンパクトに構成することができる。
よって、本参考例でも、Dピラー11の装備品収納空間55内に、収納状態のエアバッグ本体31と、上下空調ダクト117と、ショルダーアンカー113といった装備品を適切に配置しているため、Dピラー11の大型化が防止され、Dピラー11の後方側の死角となる範囲を少なくでき、ドライバーの後方視界や後席乗員の側方視界を向上することができる。
特にインフレータ234をBピラー9に配置しているため、Dピラー11の大型化を防止すると共に、ルーフ21のレイアウト自由度を高めることができる。
また、その他の作用効果については、前述の実施形態と同様である。
以上、この発明の構成と、前述の実施形態との対応において、
この発明の最後方ピラーは、実施形態のDピラーに対応し、
以下同様に、
空調ダクトは、上下空調ダクト17,117に対応し、
車体ルーフ開口装置は、ガラスルーフ42に対応し、
空間は、装備品収納空間55に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる車両の後部車体構造に適用する実施形態を含むものである。前述の実施形態では、三列シートのワゴンタイプの車両で説明したが、二列シートのハッチバックタイプの車両で実施してもよい。
また、インフレータについても一般的な高温タイプのインフレータで実施してもよい。さらに、インフレータの設置位置も、AピラーやCピラーであってもよい。
また、ガラスルーフの代わりに、サンルーフ装置を配置してもよいし、キャンバストップ装置などを配置してもよい。
実施形態の車両の全体側面図。 カーテンエアバッグ装置を作動させた場合の車両の全体側面図。 車両の全体平面図。 Dピラー近傍の詳細側面図。 図4のA−A線矢視断面図。 参考例の車両の全体側面図。 参考例の車両の全体平面図。 参考例の図5に対応する断面図。
11…Dピラー(最後方ピラー)
13,113…ショルダーアンカー
17,117…上下空調ダクト(空調ダクト)
18…ルーフ空調ダクト
19…ルーフレール
31…エアバッグ本体
34,134,234…インフレータ
42…ガラスルーフ(車体ルーフ開口装置)
55…装備品収納空間(空間)
58,158…衝撃吸収リブ

Claims (5)

  1. 車両の最後方ピラーに、空調装置からの空調エアをルーフ側に導く上下方向に延びる空調ダクトと、シートベルト装置のショルダーアンカーと、カーテンエアバッグ装置の収納状態のエアバッグ本体と、を配置した車両の後部車体構造であって、
    前記カーテンエアバッグ装置は、少なくとも横転時若しくは横転予知時にエアバッグ本体をカーテン状に展開膨張するように設定し、
    該カーテンエアバッグ装置のエアバッグ本体は、その後端部を前記最後方ピラーの下部に取付けるとに、
    該カーテンエアバッグ装置のインフレータは、該最後方ピラー以外の所定の車両部位に設置し
    前記空調ダクトは、最後方ピラーのピラートリムと車体パネルとで包囲される空間内で、前記収納状態のエアバッグ本体の後方に隣接配置され、前記ショルダーアンカーは、該空調ダクトよりも後方に配置されると共に、最後方ピラーのピラートリムと車体パネルとで包囲される空間内に配置されて、該車体パネルに対して固定された
    車両の後部車体構造。
  2. 前記空調ダクトに接続されたルーフ空調ダクトは、ルーフ側部のルーフレールに沿って車両前後方向に延びるように配置し、
    前記インフレータは、該ルーフ空調ダクトより車両前方側のルーフ、又は最後方ピラーより前方のピラーに配置した
    請求項1記載の車両の後部車体構造。
  3. 前記インフレータは、長手方向が車幅方向に延びるようにルーフに配置した
    請求項1又は2記載の車両の後部車体構造。
  4. 前記ルーフの車両前後方向中央には、透光可能な車体ルーフ開口装置を設置して、
    前記インフレータは、該車体ルーフ開口装置より車両前方側に設置した
    請求項3記載の車両の後部車体構造。
  5. 前記ピラートリムの、ショルダーアンカーを設置した部分に衝撃吸収リブを形成し、少なくとも空調ダクトの隣接部分には衝撃吸収リブを形成しない
    請求項1記載の車両の後部車体構造。
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