JP4537945B2 - 自動二輪車における収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプから後下がりに延びるダウンフレームを少なくとも備える車体フレームと、該車体フレームに支持される乗員用シートと、前記ダウンフレームの少なくとも一部を上方から覆うダウンフレームカバー部ならびに前記乗員用シートに着座した乗員の脚部前方を覆って前記ダウンフレームカバー部の左右両側に配置されるレッグシールド部を少なくとも有する車体カバーとを備える自動二輪車に関し、特に、乗員用シート上の乗員の取り扱いを可能とした収納構造の改良に関する。
乗員の脚部前方を覆うレッグシールドに収納ボックスが設けられるスクータ型の自動二輪車が、特許文献1で知られている。
特許第3319633号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたスクータ型の自動二輪車では、レッグシールドの幅方向中央部を後方に膨出させて収納ボックスを形成しているので、収納ボックスの収納容量を増大しようとすると、乗員の降乗性や居住性の低下を招く可能性があり、収納容量増大と、降乗性や居住性の向上とを両立させることが困難である。特に、乗員用シートに着座した乗員が跨ぐようにしてダウンフレーム部の少なくとも一部を覆うダウンフレームカバー部が車体カバーに設けられる自動二輪車に、上記特許文献1で開示された技術を適用すると、後方に膨出するようにしてレッグシールドに設けられる収納ボックスの容量を大きくすると、乗員が降乗時に跨ぐダウンフレームカバー部側への収納ボックスの膨出量が大きくなり、乗員の降乗性の低下が懸念される。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、収納容量増大と、降乗性や居住性の向上とを両立させることを容易に可能としつつ、乗員用シート上の乗員の取り扱いを可能とした位置に収納部を設けるようにした自動二輪車における収納構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプから後下がりに延びるダウンフレームを少なくとも備える車体フレームと、該車体フレームに支持される乗員用シートと、前記ダウンフレームの少なくとも一部を上方から覆うダウンフレームカバー部ならびに前記乗員用シートに着座した乗員の脚部前方を覆って前記ダウンフレームカバー部の左右両側に配置されるレッグシールド部を少なくとも有する車体カバーとを備える自動二輪車において、前記ダウンフレームカバー部の左右少なくとも一側方で前記レッグシールド部の上下方向中間部に上方に臨む段部が設けられると共に、該段部に収納部が設けられ、前記収納部は、前記乗員用シートに着座した乗員側に向かって斜め上方に開口するように前記段部に設けられて該段部上面から下方に凹んだ凹部と、その凹部の開口部を塞ぐリッドとを有しており、前記凹部の開口部の、車幅方向内方側の縁部には、該凹部の上側に存する前記ダウンフレームカバー部の側壁の下端が接続され、前記凹部の開口部の、車幅方向外方側の縁部には、前記リッドが、該開口部を塞ぐ閉じ位置と前記段部から起立して該開口部を開く開き位置との間を回動し得るようヒンジで支持されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記車体カバーは、前記乗員用シートに着座した乗員が跨ぐように形成された前記ダウンフレームカバー部の左右両側に配置されるとともに前記乗員用シートに着座した乗員が脚を載せるようにして前記レッグシールド部の下部に連なるステップフロア部を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加えて、 前記収納部および前記ステップフロア部の前端間に、ステップフロア部の前端から上方に立ち上がる壁部が介設されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記収納部が、側面視でフロントフェンダの後方に配置されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記収納部が、前記ダウンフレームカバー部の両側面および前記両レッグシールド部間にそれぞれ設けられることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、 前記ダウンフレームカバー部の前記側壁が、前記凹部の開口部の、車幅方向内方側の縁部よりも車幅方向外方側に膨出していることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記ダウンフレームカバー部の前記側壁が、前記凹部の車幅方向内方側の内壁面よりも車幅方向外方側に膨出していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ダウンフレームカバー部の左右少なくとも一側方でレッグシールド部の上下方向中間部に設けられて上方に臨む段部に収納部が設けられるので、収納部の容量を増大しても乗員の降乗時に収納部が邪魔になるのを避けることができ、乗員の降乗性や居住性の向上を図りつつ、収納容量を増大することができる。しかも通常は使用されないスペースを利用して収納部を配置することができるので、収納部の配置によっても自動二輪車の大型化を招くことはない。また収納部がレッグシールド部と一体となって優れた防風機能を果たすことができる。また前記収納部が乗員用シート上の乗員に向けて斜め上方に開口することで、収納部に収納された収納物の乗員による確認が容易となるだけでなく、収納部への収納物の出し入れ操作が容易となる。
また請求項2記載の発明によれば、乗員が降乗時にダウンフレームカバー部を跨ぐ際に収納部が邪魔になることはない。
請求項3記載の発明によれば、ステップフロア部から上方に離間した位置に収納部を配置することで、ステップフロア部上の塵埃が収納部に侵入することを防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、側面視でフロントフェンダの後方に収納部が在るので、前輪が巻き上がる砂塵が収納部に侵入することを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、収納部をダウンフレームカバー部の左右両側に配置することで、自動二輪車の大型化を回避しながら収納容量を増大することができる。
以下、参考例及び本発明の実施形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の第1参考例を示すものであり、図1はスクータ型の自動二輪車の側面図、図2は図1の2矢視図、図3は図1の3−3線断面図、図4は図3の4ー4線断面図である。
先ず図1において、スクータ型自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11ならびに該フロントフォーク11の上部に連結されるバー状の操向ハンドル12を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、該ヘッドパイプ13から後下がりに延びるダウンフレーム14と、ダウンフレーム14の後部から後上がりに延びて乗員用シート16を支持する後部フレーム15とから成る。車体フレームFには、エンジンEと、該エンジンEの動力を無段階に変速して後輪WRに伝達するベルト式の無段変速機Mとから成るパワーユニットPが上下揺動可能に懸架され、後部フレーム14およびパワーユニットP間には、パワーユニットPの上下揺動を緩衝するリヤクッション18が設けられる。またパワーユニットPの前方には、前記ダウンフレーム14で支持されるようにして燃料タンク19が配置される。
前記車体フレームF、前記パワーユニットPの前部および燃料タンク19は、車体フレームFに取付けられる合成樹脂製の車体カバー20で覆われる。
車体カバー20は、合成樹脂から成る複数のカバー部材が連設されて成るものであり、ヘッドパイプ13の前部および前輪WFの上部を覆うフロントカバー部21と、乗員用シート16に着座した乗員の脚部前方を覆うようにして前記フロントカバー部21の左右両側にに接合されるレッグシールド部22…と、両レッグシールド部22…の下端から後方に延びるステップフロア部23…と、両ステップフロア部23…の外側縁から下方に垂下されるスカート部24…と、前記両ステップフロア部23…の内側縁から上方に***するとともに前記ダウンフレーム部14の少なくとも一部を上方から覆って前記両レッグシールド部22…間に配置されるダウンフレームカバー部としてのフロアトンネル部25と、乗員用シート16の両側下方に配置されるとともに前記フロアトンネル部25に連設されて後方に延びる左右一対のボディサイドカバー26…とを備える。
前記フロアトンネル部25は、乗員用シート16に着座した乗員が跨ぐようにして前記ヘッドパイプ13の後方から前記乗員用シート16の前部下方にわたって配置されるものであり、この参考例では、前記燃料タンク19とともにダウンフレーム部14の大部分を覆うように形成される。
フロントフォークには前輪を上方から覆うフロントフェンダ27が支持され、前記ボディサイドカバー26…には、それらのボディサイドカバー26…の後部に連なって後輪WRを上方から覆うリヤフェンダ28が支持される。
フロントカバー部21の前部中央部には前部灯火器29が配設されており、該前部灯火器29の両側下部に近接した位置から後方に延びる前部ガーニッシュ30…が、レッグシールド部22…の前方側上部からフロアトンネル部25の前部両側にかけて配置されるようにして車体カバー20に着脱可能に取付けられる。また前記両ボディサイドカバー26…の後部には後部灯火器31が配設されており、後端を後部灯火器31に連ならせて前後に延びる後部ガーニッシュ32…が、車体カバー20の両ボディサイドカバー26…に着脱可能に取付けられる。
而して前記後部ガーニッシュ32…は後部灯火器31に連続するような視覚効果を与えるものであり、前部および後部ガーニッシュ30,32は、複数のカバー部材の継ぎ目が露出することからくる外観性の低下を抑制することができる。
図2〜図4を併せて参照して、前記フロアトンネル部25の左右少なくとも一側方、望ましくは両側方で、レッグシールド部22…の上下方向中間部には後下がりに傾斜しつつ上方に臨む段部39,39が設けられており、この段部39…に収納部33,33が設けられる。
ところでレッグシールド22は、その側面視では、前記段部39…にほぼ面一に連なって後下がりに延びる上側縁22aと、上側縁22aの後端から僅かに斜め前方に傾斜するようにして下方に延びる後側縁22bとを有するように形成されるものであり、このレッグシールド22の後端すなわち上側縁22aおよび後側縁22bの連設部22cよりも前方であって側面視でフロントフェンダ27の後方に前記収納部33が配置される。
前記収納部33は、乗員用シート16に着座した乗員側に向かって斜め上方に開口するようにして前記段部39から下方に凹んだ凹部34を有して、前記レッグシールド部22の上下方向中間位置に対応して配置されるものであり、該収納部33および前記ステップフロア部23の前端間に、ステップフロア部23の前端から上方に立ち上がる壁部35が介設される。前記壁部35は、レッグシールド部22の後側縁22bよりも後方にはみ出すことがないようにして上下に延びるものであり、この壁部35の上部で前記凹部34の後壁が形成される。
図1に注目して、前記フロアトンネル部25の両側壁のうち自動二輪車の進行方向に向かって左側の側壁には、燃料タンク19の燃料注入キャップ36を臨ませる開口部37が設けられており、その開口部37は開閉可能なリッド38で覆われる。
次にこの第1参考例の作用について説明すると、フロアトンネル部25の左右少なくとも一側方でレッグシールド部22の上下方向中間部に上方に臨む段部39が設けられ、収納部33が該段部39に設けられるので、収納部33の容量を増大しても乗員が降乗時にフロアトンネル部25を跨ぐのに収納部33が邪魔になるのを避けることができ、乗員の降乗性や居住性の向上を図りつつ、収納容量を増大することができ、通常は使用されないスペースを利用して収納部33を配置することができるので、収納部33の配置によっても自動二輪車の大型化を招くことはない。
しかも前記フロアトンネル部25の両側面および両レッグシールド部22…間に収納部33…がそれぞれ設けられるので、自動二輪車の大型化を回避しながら収納容量を増大することができる。
また収納部33…がレッグシールド部22…の上下方向中間部に設けられた段部39…に設けられることにより、収納部33…がレッグシールド部22…と一体となって優れた防風機能を果たすことができ、また収納部33…およびステップフロア部23…の前端間に、ステップフロア部23…の前端から上方に立ち上がる壁部35…が介設されるので、ステップフロア部23…から上方に離間した位置に収納部33…を配置して、ステップフロア部23…上の塵埃が収納部33…に侵入することを防止することができる。
しかも収納部33…が、側面視でフロントフェンダ27の後方に配置されるので、前輪WFが巻き上げる砂塵が収納部33…に侵入することを防止することができ、さらに収納部33…が、乗員用シート16に着座した乗員側に向かって斜め上方に開口して形成されるので、収納部33…に収納された収納物の乗員による確認が容易となるだけでなく、収納部33…への収納物の出し入れ操作が容易となる。
本発明の施例として、図5で示すように、凹部34の上端開口部を塞ぐリッド41がヒンジ42…で開閉可能に支持されて成る収納部40,40が、レッグシールド部22…およびフロアトンネル部25間にそれぞれ設けられる
即ち、各々の収納部40は、乗員用シート16に着座した乗員側に向かって斜め上方に開口するように段部39に設けられて該段部39上面から下方に凹んだ凹部34と、その凹部34の開口部を塞ぐリッド41とを有しており、その凹部34の開口部の、車幅方向内方側の縁部には、該凹部34の上側に存するダウンフレームカバー部25の側壁の下端が接続される。また凹部34の開口部の、車幅方向外方側の縁部には、前記リッド41が、該開口部を塞ぐ閉じ位置(図5実線位置)と、段部39から起立して該開口部を開く開き位置(図5鎖線位置)との間を回動し得るようにヒンジ42で支持される。
図6〜図9は第2参考例を示すものであり、図6は第1参考例の図2に対応した図、図7は図6の7−7線断面図、図8は図7の8矢視図、図9は図7の9−9線断面図である。
フロアトンネル部25の左右少なくとも一側方、望ましくは両側方で、レッグシールド部22…の上下方向中間部には上方に臨む段部52…が設けられ、該段部52…に収納部44,44が設けられる。
前記収納部44は、携帯飲料容器45,46を収納し得るものであり、小物を収納する小物収納部47と、携帯飲料容器45,46を収納可能として小物収納部47の底面から凹んだ飲料容器収納部48とを有するように形成される。
小物収納部47は、乗員用シート16(第1参考例参照)に着座した乗員側に向かって斜め上方に開口した凹部として形成されており、この小物収納部47の底面の一部から下方に凹んで前記飲料容器収納部48が形成され、該飲料容器収納部48も乗員用シート16(第1参考例参照)に着座した乗員側に向かって斜め上方に開口する。
而して収納部47およびステップフロア部23の前端間にはステップフロア部23の前端から上方に立ち上がる壁部51が介設される。この壁部51は、レッグシールド部22の後側縁22bよりも後方にはみ出すことがないようにして上下に延びるものであり、この壁部51の上端にほぼ直角に連なって上方に臨む前記段部52の一部を凹ませて前記小物収納部47が形成される。
しかも飲料容器収納部48は、横断面円形の携帯飲料容器45および横断面四角形の携帯飲料容器46のいずれをも択一的に収納し得るものであり、飲料容器収納部48は横断面円形の凹部49の内側面に複数たとえば一対の突部50,50が突設されて成り、それらの突部50,50は、前記凹部49に択一的に挿入される前記携帯飲料容器45,46の外面の複数たとえば2箇所に当接するように配置される。すなわち横断面円形の携帯飲料容器45が前記凹部49に挿入されるときには、図8で示すように、一対の突部50,50が周方向に相互に隣接した位置で携帯飲料容器45の外面に当接し、それらの突部50…の当接部とは反対側で携帯飲料容器46の外面は凹部49の内周に当接し、また横断面四角形の携帯飲料容器46が前記凹部49に挿入されるときには、図8で示すように、一対の突部50,50が携帯飲料容器46の1つの隅角部を両側から挟むようにして該携帯飲料容器46の外面に当接し、それらの突部50…の当接部とは反対側で携帯飲料容器49の外面の隅角部は凹部49の内周に当接する。
この参考例によれば、収納部44が、携帯飲料容器45,46を収納し得る形状に形成されるので、通常は使用されないスペースを利用して配置される収納部44に携帯飲料容器45,46を収納することができ、自動二輪車の大型化を回避しつつ携帯飲料容器45,46を乗員の取り扱いが容易な位置に収納することができる。
しかも収納部44が、小物を収納する小物収納部47と、携帯飲料容器45,46を収納可能として前記小物収納部47の底面から凹んだ飲料容器収納部48とを有するように形成されるものであり、小物および携帯飲料容器45,46の両方を収納するようにして収納部44を共用するので、別々に設けた場合に比べてコンパクトに小物および携帯飲料容器45,46を収納することができる。
また飲料容器収納部48が、横断面円形および横断面四角形の携帯飲料容器45,46のいずれをも択一的に収納し得る形状を有しているので、飲料容器収納部48に、横断面円形および横断面四角形の携帯飲料容器45,46のいずれをも択一的に収納することが可能となり、便利である。
さらに飲料容器収納部48は横断面円形の凹部49の内側面に複数たとえば一対の突部50,50が突設されて成り、それらの突部50…は、凹部49に挿入される携帯飲料容器45,46の横断面形状が円形および四角形のいずれであっても当該携帯飲料容器45,46の外面の複数箇所に当接するように配置されるので、簡単な構造の飲料容器収納部48に横断面円形および横断面四角形の携帯飲料容器45,46を択一的に収納することができ、より一層便利となる。
以上、参考例及び本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では、乗員の脚部を載せるステップフロア部23…を有するスクータ型の自動二輪車について説明したが、本発明は、ステップフロア部を有していない自動二輪車にも適用可能である。
第1参考例のスクータ型の自動二輪車の側面図である。 図1の2矢視図である。 図1の3−3線断面図である。 図3の4ー4線断面図である。 本発明の実施例を示す、図3に対応した断面図である。 2参考例を示すものであって第1参考例の図2に対応した図である。 図6の7−7線断面図である。 図7の8矢視図である。 図7の9−9線断面図である。
12・・・操向ハンドル
13・・・ヘッドパイプ
14・・・ダウンフレーム
16・・・乗員用シート
20・・・車体カバー
22・・・レッグシールド部
23・・・ステップフロア部
25・・・ダウンフレームカバー部としてのフロアトンネル部
27・・・フロントフェンダ
34・・・凹部
35・・・壁部
39・・・段部
40・・・収納部
41・・・リッド
F・・・・車体フレーム

Claims (7)

  1. 操向ハンドル(12)を操向可能に支承するヘッドパイプ(13)から後下がりに延びるダウンフレーム(14)を少なくとも備える車体フレーム(F)と、該車体フレーム(F)に支持される乗員用シート(16)と、前記ダウンフレーム(14)の少なくとも一部を上方から覆うダウンフレームカバー部(25)ならびに前記乗員用シート(16)に着座した乗員の脚部前方を覆って前記ダウンフレームカバー部(25)の左右両側に配置されるレッグシールド部(22)を少なくとも有する車体カバー(20)とを備える自動二輪車において、
    前記ダウンフレームカバー部(25)の左右少なくとも一側方で前記レッグシールド部(22)の上下方向中間部に上方に臨む段部(3)が設けられると共に、該段部(3)に収納部(40)が設けられ
    前記収納部(40)は、前記乗員用シート(16)に着座した乗員側に向かって斜め上方に開口するように前記段部(39)に設けられて該段部(39)上面から下方に凹んだ凹部(34)と、その凹部(34)の開口部を塞ぐリッド(41)とを有しており、
    前記凹部(34)の開口部の、車幅方向内方側の縁部には、該凹部(34)の上側に存する前記ダウンフレームカバー部(25)の側壁の下端が接続され、
    前記凹部(34)の開口部の、車幅方向外方側の縁部には、前記リッド(41)が、該開口部を塞ぐ閉じ位置と前記段部(39)から起立して該開口部を開く開き位置との間を回動し得るようヒンジ(42)で支持されることを特徴とする自動二輪車における収納構造。
  2. 前記車体カバー(20)は、前記乗員用シート(16)に着座した乗員が跨ぐように形成された前記ダウンフレームカバー部(25)の左右両側に配置されるとともに前記乗員用シート(16)に着座した乗員が脚を載せるようにして前記レッグシールド部(22)の下部に連なるステップフロア部(23)を備えることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車における収納構造。
  3. 前記収納部(40)および前記ステップフロア部(23)の前端間に、ステップフロア部(23)の前端から上方に立ち上がる壁部(35)が介設されることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車における収納構造。
  4. 前記収納部(40)が、側面視でフロントフェンダ(27)の後方に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車における収納構造。
  5. 前記収納部(40)が、前記ダウンフレームカバー部(25)の両側面および前記両レッグシールド部(22)間にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動二輪車における収納構造。
  6. 前記ダウンフレームカバー部(25)の前記側壁が、前記凹部(34)の開口部の、車幅方向内方側の縁部よりも車幅方向外方側に膨出していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自動二輪車における収納構造。
  7. 前記ダウンフレームカバー部(25)の前記側壁が、前記凹部(34)の車幅方向内方側の内壁面よりも車幅方向外方側に膨出していることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の自動二輪車における収納構造。
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