JP4537183B2 - 重ね合わされた2つの日付リングを備える日付機構を有する時計 - Google Patents

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Description

本発明は、大型の日付機構であって、2つの重ね合わされたそれぞれの上側日付リングと下側日付リングを含み、その一方が、一巡りの31の位置のうちの連続した15個のマークを有し、他方が、その他の16個のマークを有する機構に関する。
日付を表示する暦時計で使用する、開口部付の周期的計数デバイスと周期的表示デバイスが既に知られている。通常、アナログ式の日付表示は、1から31のマークを備える31のセクターを備える日付リングを使用して従来通り作られる。しかし、そのようなデバイスは、各セクターそれぞれについて1つのフィールドしか提供せず、その寸法は、リングの円周の31分の1に対応するという欠点を有する。特に小型フォーマットの腕時計では、前記フィールドの寸法は、簡単に読み取ることができる日付表示を可能にするには不充分である。したがって、円周の31分の1よりも大幅に大きなフィールドで「大きな日付」を表示することが可能となるデバイスへの必要が感じられてきた。
この問題に対する最初の解決法が、Brandiのスイス特許出願第CH 660 941号によって提供されたが、その目的は、暦時計用の、開口部付の周期的計数デバイスと周期的表示デバイスであって、純粋に機械的なものであり、かつ単純な構成でありながら、日付表示が、少なくとも円周の31分の1の約2倍の、大きなフォーマットを有するデバイスを提供することである。
Brandi特許が表示する日付機構は、17のセクターを備える下側リングの上に重ね合わされた、16のセクターからなる上側日付リングを主に備える。上側リングは、その15のセクターで、マーク「17」から「31」を備え、最後のセクターに開口部が設けられる。下側リングは、その16のセクターで、マーク「1」から「16」を含み、最後のセクターにはマークは無い。2つの輪の内側円周は、歯、歯の無い上側リング用の場所、歯の無い下側リング用の場所を含む。従来通り24時間毎に1回転する日付フィンガが、日付リングを、従来のやり方でそれらの歯に作用することによって駆動する。リングの内歯に対する駆動フィンガの位置は、リングがその自由位置(上側リングでは開口部、下側リングではマークの無いセクター)を、腕時計の表示場所で有する時、駆動フィンガが、当該リングの歯の無い位置に面して位置するようになる。
Brandi特許は、日付表示に、従来型の日付機構のフォーマットの実質的に2倍の、大きなフォーマットがもたらされる。しかし、それは日付リングの位置決めに関して問題を呈する。事実、Brandi特許によると、2つのジャンパ効果停止デバイスが、それぞれに上側リングの歯と下側リングの歯に対して作用する。しかし各前記リングそれぞれの内歯の1つの場所が、歯を有さないとすると、これらのジャンパは、先端を二重に有し、連続した3つの歯の点の先端を圧迫しなければならない。その結果、これらのジャンパの寸法は大きくなければならず、したがって嵩張る。さらに、ジャンパによって2つの日付リングに及ぼされる保持力の機械的特徴が、歯の無いところが、前記ジャンパに関して第1、第2、または第3の位置であるかによって異なる。したがって、歯の無いところの位置に関わらず、ジャンパが、該当リングの満足のゆく位置決めをすることを保証する折衷点を見出さなければならない。したがってそのようなジャンパは得ることが困難である。
スイス特許出願第CH 660 941号
本発明の目的は、日付表示に大きなフォーマットが与えられることを可能にする日付機構を提供することによって、上述の欠点や他の欠点を克服することにあり、この機構は、2つの重ね合わされたそれぞれの上側日付リングと下側日付リングであって、その一方が、一巡りの31の位置のうちの連続した15個のマークを有し、他方が、その他の16個のマークを有するリングと、2つのリングを適切に位置決めするジャンパ効果停止デバイスとを含む。
したがって、本発明は、腕時計などの時計用の日付機構において、2つの重ね合わされたそれぞれの上側日付リングと下側日付リングを含み、その表面が複数のセクターに分割され、上側リングが、16個のセクターを含み、そのうちの15個がそれぞれに、一巡りの31の位置の連続した15個のマークを備え、その16番目が開いたまたは透明な開口部を有する付加のセクターであり、下側リングが17個のセクターを含み、そのうちの16個がそれぞれに、一巡りの31の位置の他の16個のマークを備え、その17番目が付加のセクターであり、これらのリングのそれぞれに、規則的に離隔した歯の連続からなる周囲内歯が設けられ、それらの歯が駆動手段と協働し、それによって下側リングのマークが開口部から表示ゾーンに連続的に現れ、上側リングが不動のままとなり、またそれによって、下側リングが不動であると、上側リングのマークが表示ゾーンに連続的に現れ、上側リングが、下側リングのマークを覆い、日付機構が、該当する特定のリングの段に適合された、各リングそれぞれを任意の所望の位置で停止することが可能なジャンパ効果停止デバイスをさらに含む機構であって、上側リングの1つの場所と、下側リングの1つの場所とに、薄くした歯が設けられ、それが該当リングの内歯の連続した2つの歯の間に位置し、駆動手段の、それらリングの内歯に対する位置が、上側リングが、前記表示ゾーンの場所でその付加のセクターを有する時、薄くした歯が駆動手段と向き合い、また、前記駆動手段が、他方リングしか駆動しなくなり、その2つのリングの薄くした歯が、駆動手段の動きを阻止せず、停止デバイスが、各リングそれぞれの連続した2つの歯の間に常に収容されることを可能にすることを特徴とする機構に関する。
これらの特徴によって、本発明は、時計用の日付機構であって、製造が簡単で、2つの日付リングを適切に位置決めすることを可能にするジャンパ効果停止手段を含む機構を提供する。事実、従来技術では、各日付リングのそれぞれの内歯の1つの場所に歯が無いという事実から、ジャンパは、二重の先端を有し、連続した3つの歯の先端の間を圧迫しなければならなかったが、それとは異なり、本発明によるジャンパは、薄くされた歯の通過中でも、各リングそれぞれの内歯の連続した2つの歯の間に常に収容される。このように本発明によるジャンパは、2つ傾斜面で従来通り終端し、それらの平面は、直接連続した2つの歯の先端の間を圧迫して、日付リングを所望の位置に保つ。このように、これらのジャンパは従来型の設計であり、前記リングの位置に関わらず、日付リングに対して一定した強度の保持力を及ぼす。
本発明の他の特徴および利点が、添付図面と併せて、本発明による日付機構の実施形態についての以下の詳しい記述から、より明確になろうが、この例は、純粋に、例示的で限定をしない例として掲げるものである。
本発明は、時計用の日付機構であって、そのジャンパ効果停止デバイスが、製造が容易で、日付ディスクの適切な位置決めを保証する2つの小型ジャンパを含む機構を提供することからなる全般的な発明概念から展開する。この結果が達成される拠り所となる事実は、従来技術では、各日付リングそれぞれの内歯の1つの場所に歯が無いという事実から、ジャンパが、各リングそれぞれの内歯の連続した3つの歯と協働して、歯の無いところの通過中も前記リングの位置決めを保証しなければならなかったが、それとは異なり、本発明によると、歯の無いところが、薄くされた歯によって置き換えられているということである。この薄くされた歯は、歯の無いところと同じ役割、即ち、該当リングがその自由位置を時計の表示場所で有する時、そのリングの延長された休止位置を決める役割を果たすが、これは、ジャンパが、前記リングの内歯の連続した2つの歯の間に常に収容されることを保証する。このようにこれらのジャンパは従来のタイプであり、薄くされた歯の通過中でも、日付リングに一定の保持力を及ぼす。
図1は、本発明による日付機構を含む時計ムーブメントの上面図である。全体の参照番号1によってその全体をここに示す時計装置がケーシング・リング2に取り付けられる。本発明による日付機構は、下側日付リング6に重ね合わされた上側日付リング4を含む。上側リング4は16個のセクターを含み、下側リング6は17個のセクターを含む。図1を検討して分かる通り、また図2、3を検討するとさらに良く分かる通り、上側リング4は、その15個のセクターで、「17」から「31」のマークを備え、最後のセクターには開いたまたは透明の開口部8が設けられている。下側リング6は、その16個のセクターで、「1」から「16」のマークを含み、最後のセクターにはマークは無い。
上側日付リング4の内側周囲は、規則的に離隔された歯の連続から形成される内歯を含み、それは、上側リング4では10として示し、下側リング6では12として示す。上側リング4と下側リング6の内歯の1つの場所には、14、16として示す薄くされた歯が設けられる。「薄くされた歯」とは、日付リング4と6が広がっている平面に対して直角な方向で考えて、その高さが、それの前後の歯よりも低い歯を意味する。
日付駆動ホィール18は、従来通り24時間毎に1回転して、従来のやり方で、歯10または12に作用することによって日付リング4、6を駆動する。上側リング4と下側リング6の内歯に対する駆動ホイール18の位置は、これらのリングの一方が、その自由位置(上側リング4では開口部8、また下側リング6ではマークの無いセクター)を、時計ムーブメント1の表示場所20で有する時(文字板の開口部は、数字「16」の位置を占めることになるが、これは取り除かれるものとする)、駆動ホィール18が、該当リングの薄くされた歯14または16に向き合うようになる。
ジャンパ効果停止デバイス22は、2つのジャンパ24、26を含み、それらは上側リング4の歯10と、下側リング6の歯12とに作用する。従来技術では、各日付リングそれぞれの内歯の1つの場所に歯が無いという事実から、ジャンパが、各リングの内歯の連続した3つの歯と協働して、歯の無いところの通過中もリングの適切な位置決めを保証しなければならなかったが、それとは異なり、本発明が提案するのは、歯の無いところを、薄くされた歯、即ち上側日付リング4と下側日付リング6の内側周囲に沿って配置された他の歯ほどの高さが無い歯と、取り替えることである。以下で詳しく分かる通り、本発明による薄くされた歯は、従来技術による歯の無いところと同じ役割、即ち、該当リングがその自由位置を時計の表示場所で有する時、そのリングの休止位置となる役割を果たすが、その存在によって、ジャンパーがリングの内歯の直接に連続した2つの歯の間に常に収容されることを保証する。
日付リング4、6はそれぞれ、それらの外周で、限界停止部、それぞれ28、30を有する。図2、3が、この配置を詳しく示す。限界停止部28は、上側日付リング4の平面に垂直に延び、限界停止部30は、下側日付リング6の外周の外側径方向に延びる。
図4に示す状態で、上側日付リング4は、その開口部8が表示場所20にあり、同時に、その薄くされた歯14が駆動ホィール18に向き合っている。明らかな通り、薄くされた歯14の高さは、駆動ホィール18が、前記歯と噛み合うことができず、下側日付リング6しか駆動しなくなるようなものであり、下側リング6は、駆動ホィール18によって、連続的にマーク「11」、「12」、...「15」、最後に「16」を現す状態になり、ここに示す位置に到達する。マーク「16」が現れた瞬間、限界停止部30は、限界停止部28と当接する。この瞬間、駆動ホィール18によって下側リング6に伝えられる前進中に、上側リング4も駆動されるようになり、それによって開口部8が表示場所20から消えて、上側リング4のマーク「17」に道を譲る。この瞬間、駆動ホィール18に向き合って薄くされた歯16を有するのは下側リング6である。上側リング4でも同様に、薄くされた歯16の高さは、駆動ホィール18が前記歯と噛み合うことができず、下側日付リング4しか駆動しなくなるようなものである。駆動ホィール18が1回転する毎に、上側リング4だけが1段前進し、連続的にマーク「17」、「18」、...「30」「31」が現れる。マーク「31」が表示されると、2つの限界停止部28と30の間の状態は、以上に述べたことの逆となり、即ち、日付リング4の限界停止部28は、下側日付リング6の限界停止部30に当接し、同時に、日付リング4の前進中、日付リング6を前進するようにし、それによってマーク「1」が開口部8の下、表示場所20に現れる。上側リング4が進まされ、下側リング6が休止する間中、表示場所20に向き合っているのは、下側リング6のマークの無いセクターであるが、これは何の影響も及ぼさず、それは、この場合、開口部8が表示場所にまったく来ておらず、したがって下側リング6を見えるようにはしていないからである。次いで、下側リング6の16個のマークが連続的に行進され、図4に示す状態に戻る。するとこのサイクルが再度開始する。
図5は、本発明による日付機構が備えられた時計ムーブメント1の分解図である。このムーブメント1が含むプレート2は、回転時に、2つの下側日付リング6と上側日付リング4を支持し、案内する。プレート2の中心に、従来の形で、時針車軸34が立ち、その上に時針車36が係合される。ブリッジ38が有する停止デバイス22には、その2つのジャンパ24、26が設けられ、それぞれが上側日付リング4と下側日付リング6に対して作用する。駆動ホィール18は、時針車34によって、図示しない減速ホィールセットを介して駆動され、24時間毎に完全に1回転するホィール40を含む。2つのフィンガ42、44は、例えば溶接によってホィール40上に固定される。これらの2つのフィンガ42、44は、前記リングの歯10または12に作用することによって、それぞれ上側日付リング4と下側リング日付6を駆動させる。上側リング4の薄くされた歯14が、駆動ホィール18と向き合う位置の場合、駆動ホィール18は、前記上側リング4に対して影響を与えず、そのフィンガ44を介して、下側日付リング6だけを、1日に1段ずつ駆動する。逆に、下側日付リング6の薄くされた歯16が、駆動ホィール18の反対側に位置する場合、フィンガ44は、前記下側リング6の歯16と噛み合うことができず、上側リング4だけが1日に1段ずつ前進する。
駆動ホィール18は、ブリッジ38の軸46に自由に取り付けられる。最後に、本発明による日付機構は、ネジ50を使用して固定された保持プレート48によってプレート32に軸方向に保持される。
図6は、上側日付リング4と下側日付リング6の内歯の拡大概念図である。この図を検討して分かる通り、上側日付リング4は、数字1、2、...15、16によって識別される16個の歯を含み、下側日付リング6は、数字1、2、...16、17によって識別される17個の歯を含む。上側リング4は、このように16の区画を含み、下側リングは17の区画を含む。上側日付リング4と下側日付リング6それぞれの歯10と12は、このように互い違いにされている。上側リング4と下側リング6の薄くされた歯14と16の位置を実線の円で記す。上側リング4と下側リング6の内歯向き合っている駆動ホィール18の位置を直線セグメントA−Aによって記す。最後に、ジャンパ24と26を、それと同じ参照番号を備える2つの四角形によって表す。図面を検討すると分かる通り、2つのジャンパ24と26の高さは、歯10と12の厚さと等しい。
図6に示す状態で、上側日付リング4は、その薄くされた歯14が駆動ホィール18と向き合っている。この位置は、上側リング4はその開口部8がムーブメントの表示場所20に有り、下側リング6によって支承される数字「16」を現す状態に対応する(図4も参照)。マーク「16」が現れた瞬間、下側リング6の限界停止部30は、上側リング4の限界停止部28に当接する。このように、駆動ホィール18によって下側リング6に伝えられる前進中、上側リング4も駆動される。そうなると、薄くされた歯16が、駆動ホィール18と向き合うのは下側リング6であり、上側リング4の薄くされた歯14は前進を一段完了する。
以上で既に述べた通り、2つのジャンパ24、26の高さは、歯10、12の厚みと実質的に等しく、それによって、薄くされた歯14または16の通過中、前記ジャンパは、上側円盤と下側円盤の内歯の直接連続した2つの歯の間に依然係合したままとなって、前記円盤の適切な位置決めを保証する。
言うまでもなく、本発明は、以上に述べた実施形態に限定されず、本発明の範囲から逸脱せずに、当業者は、様々な簡単な修正や変形形態を想定することができる。特に、上側日付リングが、17個のセクターを含み、下側日付リングが、16個しか有さないことも可能である。
本発明による日付機構を含む時計のケースの上面図である。 上側日付リングの斜視図である。 下側日付リングの斜視図である。 図2、3と類似の図であり、下側日付リングと上側日付リングが重ね合わされている。 日付機構の分解図である。 下側日付リングと上側日付リングの周囲内歯の概念図である。
符号の説明
1 時計ムーブメント、2 ケーシング・リング、4、6 上下側日付リング、8 開口部、10、12 上下側日付リングの歯、14、16 上下側日付リングの薄くされた歯、18 駆動ホィール、20 表示場所、22 ジャンパ効果停止デバイス、24、26 ジャンパ、28、30 限界停止部、32 プレート、34 時針車軸、36 時針車、38 ブリッジ、40 駆動ホィールのホィール、42、44 フィンガ、46 ブリッジの軸、48 保持プレート、50 ネジ

Claims (3)

  1. 腕時計などの時計用の日付機構において、2つの重ね合わされたそれぞれの下側日付リング(6)と上側日付リング(4)を含み、その表面が複数のセクターに分割され、前記上側日付リング(4)が16個のセクターを含み、そのうちの15個がそれぞれに、一巡りの31の位置の連続した15個のマークを備え、その16番目が開いたまたは透明な開口部(8)を有する付加のセクターであり、前記下側日付リング(6)が17個のセクターを含み、そのうちの16個がそれぞれに、一巡りの31の位置の他の16個のマークを備え、その17番目が付加のセクターであり、前記上側日付リング(4)および前記下側日付リング(6)それぞれには、規則的に離隔された歯(1012)の連続からなる周囲内歯が設けられており、それらが、駆動手段と協働し、それによって前記下側日付リング(6)のマークが、前記開口部(8)から表示ゾーン(20)に連続的に現れ、前記上側日付リング(4)が、不動のままとされ、また、前記下側日付リング(6)が不動であるとき、前記上側日付リング(4)のマークが前記表示ゾーン(20)に連続的に現れ、前記上側日付リング(4)が前記下側日付リング(6)のマークを覆い、日付機構が、前記上側日付リング(4)および前記下側日付リング(6)を所望の位置で停止させることができるジャンパ効果停止デバイス(22)をさらに含み、そのジャンパ効果停止デバイスが、該当する特定の前記上側日付リング(4)および前記下側日付リング(6)のピッチに適合される機構であって、前記上側日付リング(4)の1つの場所と、前記下側日付リング(6)の1つの場所に、薄くされた層(14)と(16)が設けられ、それらが、前記上側日付リング(4)または前記下側日付(6)の内歯の連続した前記2つの歯(1012)の間に位置し、駆動手段の、前記上側日付リング(4)または前記下側日付リング(6)の内歯に対する位置が、前記上側日付リング(4)または前記下側日付リング(6)が、前記表示ゾーン(20)の場所にその付加のセクターがある時、前記薄くされた層(14)または(16)が、駆動手段と向き合って位置し、それによって前記駆動手段が他方のリングしか駆動せず、薄くされた層(14、16)が、前記駆動手段の動きを阻害せず、前記ジャンパ効果停止デバイス(22)が、前記上側日付リング(4)および前記下側日付リング(6)それぞれの連続した前記2つの歯(1012)の間に常に収容されることを可能にすることを特徴とする日付機構。
  2. 前記ジャンパ効果停止デバイス(22)が、前記2つの歯(10、12)の厚みと実質的に等しい高さを有する2つのジャンパ(24、26)を含むことを特徴とする請求項1に記載の日付機構。
  3. 駆動手段がホィール(18)を含み、それが24時間で1回転し、それに、前記上側日付リング(4)および前記下側日付リング(6)それぞれ前記2つの歯(10、12)に作用させることによってそれぞれ駆動する2つのフィンガ(42、44)が取り付けられることを特徴とする、請求項1または2に記載の日付機構。
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