JP2020095024A - 大型日付カレンダー表示機構及びこれを有する計時器 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型日付カレンダー表示機構のためのポジショニングシステムを提供する。【解決手段】大型日付カレンダー表示機構は、「0」から「9」までの日付の一の位の指示が配置されている第1の日付インジケーター50と、及び「0」から「3」までの日付の十の位の指示が配置されている第2の日付インジケーターとを有し、第1の日付インジケーター50は、31日ある月の最後の日から翌月の1日の末までの移行の間の24時間に動かないままであり、計時器用ムーブメントと連続的に係合している歯列を備える車36は、第1の日付インジケーター50を駆動することに貢献するピニオン38と噛み合い、車36は、その周部に沿った一箇所において歯がなくなっており、車36は、31日ある月の最後の日から翌月の1日の末までの移行の間の24時間に、ピニオン38と噛み合わず、第1の日付インジケーター50と同様に、動かないままである。【選択図】図3

Description

本発明は、大型日付カレンダー表示機構のためのポジショニングシステムに関する。本発明は、さらに、このようなポジショニングシステムを有する計時器に関する。
本発明は、機械式又は電気機械式の計時器に備えられるように意図されている、いわゆる「大型日付」カレンダー表示機構に関する。このような大型日付カレンダー表示機構は、日付指示を大きなスケールで表示することを可能にするために、そのように呼ばれている。このように大きなスケールで表示することは、日付の読み取りを容易にし、また、このような機構を備える計時器の審美性の点から明らかに有利である。
伝統的な日付表示機構は、本質的に、周部に「1」から「31」までの日付指示がある日付リングを有する。この日付リングは、1日当たり1ステップ進む。携行型時計の所有者は、31日未満しかない月の末において、2月には日付指示「28」から又は閏年の2月には日付指示「29」から日付指示「1」へと、31日未満しかない他の月には日付指示「30」から日付指示「1」へと、日付リングを進めなければならない。
31日未満しかない各月の末において所有者による介在を必要とする日付表示機構は、単純な日付表示機構と呼ばれる。所有者による介在を2月から3月へと移行するときに1年当たり1回必要とする日付表示機構は、セミパーペチュアル日付表示機構と呼ばれる。最後に、閏年を含めて31日未満しかない月の最後の日の日付指示から翌月の1日の日付指示へと自動的に移行する日付表示機構は、パーペチュアル日付表示機構と呼ばれる。
周部に「1」から「31」までの日付指示が分布している単一のリングを有する日付表示機構には、部品の数が少ないという利点がある。したがって、それらはコスト効率が良く、また、機械式又は電気機械式の携行型時計のムーブメントに組み入れることが容易である。しかし、31個の日付指示のそれぞれを日付リング上に配置するために、12°弱の角区画しか利用することができない。このように、日付指示の大きさは、必然的に日付リングの寸法構成によって制限され、このために、これらの日付指示を読み取ることが難しくなる。
大型日付カレンダー表示機構は、伝統的に、の日付の一の位の指示「0」〜「9」が配置された第1の日付インジケーターを有する。これらの10個の数が、大型日付表示機構の動作モードに依存するシーケンスにしたがって、第1の日付インジケーター上に配置される。これらの日付表示機構を日付の十の位の指示「0」〜「3」が配置された第2の日付インジケーターが補う。したがって、第2の日付インジケーターに対する第1の日付インジケーターの位置を適切に調整することによって、「01」〜「31」の日付指示はすべて、第1の日付インジケーターによる日付の一の位の指示と、第2の日付インジケーターによる日付の十の位の指示を組み合わせることによって作ることができる。第1の日付インジケーターには日付の一の位の指示しかなく、第2の日付インジケーターには日付の十の位の指示しかないために、これらの指示を配置するために付加的な空間を利用することができ、これらの指示を大きくすることができる。このように、大型の日付カレンダーインジケーターデバイスの読み取りを容易にすることができ、このような日付インジケーターデバイスを備える計時器の審美性を大きく改善することができる。
しかし、所与の月の「31」から翌月の「01」へと移行するときに課題が発生する。具体的には、日付指示「31」における日付の一の位の指示「1」は、日付指示「01」における日付の一の位の指示「1」と同じである。その結果、日付指示「31」から日付指示「01」へと移行するときには、日付の一の位の指示「1」は変わらないままであり、日付の十の位の指示が値「3」から値「0」へと移行する。すなわち、31日ある月の末から翌月の1日へと移行するとき、日付の一の位の指示がある第1の日付インジケーターは、動かないままでなければならない。この目的を達成するために、計時器用ムーブメントは、通常の状況の下で大型日付表示機構が日ごとに進むことを可能にし、31日ある月の最後の日から翌月の1日へと移行するときに第1の日付インジケーターを駆動しないようにしなければならない。
この課題を解決するためにしばしば提案される解決策は、計時器用ムーブメントの出力と少なくとも1つの歯の日付の一の位の指示を支える日付インジケーターとの間の運動学的連鎖にある車のうちの1つを無効にして、この車が、計時器用ムーブメントによって駆動されても、「31」から「01」へと移行するときに、次に、係合しているピニオンを駆動しないようにする。この期間にピニオンが動かないままであることを考えると、計時器用ムーブメントと日付の一の位の指示を支える第1の日付インジケーターとの間の運動学的連結が分断され、日付の一の位の指示「1」は変わらないままとなる。
しかし、この解決策は問題を発生させる。すなわち、31日ある月の最後の日から翌月の1日の末までの24時間であって、残りの時間によって駆動が確実になる車とピニオンが係合しなくなっている間に、ピニオンの位置の維持、したがって、日付の一の位の指示を支える第1の日付インジケーターの位置の維持は、確実ではなくなる。このことは、受け入れられない。なぜなら、計時器の表盤において形成された開口であってそれを通して日付指示が見ることができる開口内において日付の一の位の指示のポジショニングが適切であることを確実にすることができないからである。
本発明の目的は、一の位インジケーターリングを駆動する運動学的連鎖において位置しているピニオンが通常の状況の下で噛み合う駆動車と係合していない場合にもこのピニオンのインデキシングを確実にして、一の位インジケーターリングが月の「31」から翌月の「01」へと移行しているときに動かないままであることを確実にするような大型日付カレンダー表示機構を提供することによって前記課題を解決することである。
このために、本発明は、計時器のムーブメントによって運動学的連鎖を介して駆動される大型日付カレンダー表示機構に関する。前記計時器用ムーブメントは、当該大型日付カレンダー表示機構を備え、当該大型日付カレンダー表示機構は、「0」から「9」までの日付の一の位の指示が配置されている第1の日付インジケーターと、及び「0」から「3」までの日付の十の位の指示が配置されている第2の日付インジケーターとを有し、これによって、第1の日付インジケーターによって作られる「0」から「9」までの日付の一の位の指示と、第2の日付インジケーターによって作られる「0」から「3」までの日付の十の位の指示とを組み合わせることによって、「01」から「31」までのすべての日付指示を得ることができ、前記第1の日付インジケーターは、31日ある月の最後の日から翌月の1日の末までの移行の間の24時間に動かないままでおり、前記運動学的連鎖は、前記計時器用ムーブメントと連続的に係合している車を有し、この車の周部には、歯列があり、この歯列を介して前記車がピニオンと噛み合い、このピニオン自体が日付の一の位の第1の日付インジケーターを駆動することに貢献し、前記車は、その周部に沿った一箇所において歯がなくなっており、前記車は、前記31日ある月の最後の日から翌月の1日の末までの移行の間の24時間に、前記ピニオンと噛み合わず、したがって、前記第1の日付インジケーターと同様に、動かないままであり、当該大型日付カレンダー表示機構は、さらに、軸のまわりを回転するようにマウントされたデュアルジャンパーを有し、このデュアルジャンパーには、第1のくちばし部と第2のくちばし部があり、前記第1のくちばし部を介して前記デュアルジャンパーが前記第1の日付インジケーターの歯列と係合し、前記第2のくちばし部を介して前記デュアルジャンパーが前記ピニオンの歯列と係合し、前記デュアルジャンパーは、前記第1の日付インジケーターと前記ピニオンと係合するように弾性的に保持される。
本発明の1つの特定の実施形態において、前記デュアルジャンパーには、前記第1のくちばし部が設けられた第1の端と、及び前記第2のくちばし部が設けられた第2の端がある。
本発明は、さらに、前記タイプの大型日付カレンダー表示機構を有する計時器に関する。
これらの特徴のおかげで、本発明は、日付の一の位インジケーターの駆動に寄与するピニオンのポジショニングが、このピニオンが、この大型日付カレンダー表示機構を備える計時器のムーブメントによって駆動されるときに媒介する車とのいずれの係合からも解放されているときにも、絶えず確実にされるような、大型日付カレンダー表示機構を提供する。
具体的には、31日ある月から翌月の1日へと移行しているときに、ピニオンは、この期間に日付の一の位インジケーターが動かないままでいるように計時器用ムーブメントから分離されていなければならない。日付の一の位インジケーターに付されたマーキング「1」は、有効に、31日ある月の末に日付指示「31」を作ることと、翌月の最初に日付指示「01」を作ることの両方のために用いられる。したがって、計時器の表盤に形成された開口を通して見ることができる日付指示が正確であるように日付の一の位インジケーターがこの時間の経過の間に動かないままでいることは重要である。この結果、連続的に動作する計時器用ムーブメントが日付の一の位インジケーターを駆動できないようにピニオンが分離されていなければならない。
しかし、ピニオンが通常の状況の下で自身を駆動する車から瞬間的に分離されるということが、この期間にこのピニオンのポジショニングを確実にすることができないかぎり、問題を発生させるということを容易に理解することができる。この結果、この車が公転してピニオンと再び噛み合うことができる位置となっているときに、このピニオンは適切にポジショニングされていない可能性があり、また、この車はこのピニオンと再度係合することができない可能性がある。このことによって、機構が止まってしまうことになる。したがって、ピニオンの正確なインデキシングが、特に、このピニオンが通常駆動される車と係合していない期間に、絶えず確実にされることが必要である。
同様に、前記デュアルジャンパーは、日付の一の位インジケーターの歯列と係合して、計時器の表盤に形成された開口内にて日付の一の位の指示の正確なポジショニングを絶えず確実にする。
なお、デュアルジャンパーは、回転するようにヒンジ付けされるので、第1の日付インジケーターの歯列によって押し戻されたときに、ピニオンとの噛み合いから解放される。
本発明に係る大型日付カレンダー表示機構の1つの例示的な実施形態についての下記の詳細な説明を添付の図面を参照しながら読むことで、本発明の他の特徴や利点もより理解することができるであろう。これらの例は、説明のみのためのものであり、本発明の範囲を制限するように意図されたものではない。
本発明に係る大型日付カレンダー表示機構を備える腕時計タイプの計時器を上から見た図である。 本発明に係る大型日付カレンダー表示機構を上から見た図であり、日付の十の位の指示を透明にして示している。 本発明に係る大型日付カレンダー表示機構の斜視図であり、日付の十の位インジケーターを駆動する運動学的連鎖を特に見やすくしている。 日付の十の位の指示が省略されていること以外は図2と同じ図である。 大型日付カレンダー表示機構を下方から見た斜視図であり、1日当たり一度日付表示機構の解放を制御するカム駆動機構を示している。 本発明の別の特定の実施形態についての線図である。
本発明は、全体として見ると、大型日付カレンダー表示機構において、単独のデュアルジャンパーによって、ピニオンの正確なポジショニングと、このピニオンによって駆動される日付の一の位インジケーターの正確なポジショニングとを同時に確実にするという創造性のある考えから発展したものである。ここで、特に、日付の一の位インジケーターが回転することを防ぐために、ピニオンは、通常の状況の下でこのピニオンに本発明に係る大型日付カレンダー表示機構を備える計時器のムーブメントによって供給されるエネルギーを伝達する車と係合しなくなっている。
大型日付表示機構は、参照符号1によって示しており、本特許出願に添付している図1に示しているように、開口6が形成されている表盤4を有する腕時計のような計時器2に備えられ、この開口6を通して大型日付指示8を見ることができる。
図2を参照すると、大型日付表示機構1は、中間中心車10を有し、この中間中心車10は、計時器用ムーブメント(図示せず)の運動機構によって駆動される時車に伝統的な形態で堅固に接続される。この中間中心車10は、1日当たり1回転駆動されるカム駆動車12と噛み合う。このカム駆動車12は、次には、カム16が固定されているカム車14を駆動する。
カム駆動車12とカム車14は、カム車14に入れ込まれたピン18によって互いに運動学的に接続され、このピン18は、カム駆動車12に形成されたオブロング状の穴20を自由に通り抜ける(図5を参照)。カム駆動車12は、公転するときに、オブロング状の穴20の内側エッジ20aに当接するピン18のおかげでカム車14を駆動する。カム16の輪郭16aの一箇所に凹部16bが形成されている。リリースレバー22には、ばね24によって弾性応力が与えられ、カム16の輪郭16aを追従するくちばし部26がある。
リリースレバー22は、1日に一度、真夜中のあたりに、カム16の輪郭16aの凹部16bに沿って落ち、カム16の輪郭16aの凹部16bによって定められる角度、カム車14を瞬間的に回転させる。なお、オブロング状の穴20の寸法構成は、カム車14がピン18によって妨げられずに瞬間的に回転する運動を行うことが可能になるために十分なものである。
カム車14は、フィンガー30を支える日付駆動車28を駆動し、日付駆動車28は、フィンガー30を介して、1日に一度、31歯の歯車32の1ステップの進みを制御する(図3を参照)。また、プログラミング車34は、31歯の歯車32に固定される。31歯の歯車32は、次には、駆動車36と噛み合う。この駆動車36自体は、中間車セット40の中間ピニオン38と係合している。最後に、中間車セット40の中間車42は、一の位駆動車セット46の一の位駆動ピニオン44と噛み合い、一の位駆動車セット46の一の位駆動車48は、日付の一の位インジケーターを駆動する。この日付の一の位インジケーターは、説明のみのために、また、本発明を制限するようには意図せずに、リング50の形態であるように示されている。この一の位インジケーターリング50は、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」及び「9」の指示を支える。これらは、日付の一の位の指示に対応しており、「31」から翌月の「1」に移行するときを除いて、1日に1ステップ進む。
プログラミング車34には、4つの歯34a、34b、34c及び34dがあり、これを介して、プログラミング車34が、10日ごとに1ステップ、四歯の星状車52を駆動する。この四歯の星状車52には、日付の十の位インジケーターが固定されている。この日付の十の位インジケーターは、説明のみのために、また、本発明を制限するようには意図せずに、ディスク54の形態であるように設計されている。十の位インジケーターディスク54は、日付の十の位の指示に対応する指示「0」、「1」、「2」及び「3」を支える。
上記のように、一の位インジケーターリング50は、月の「31」から翌月の「1」に移行するときを除いて、1日当たり1ステップ進む。この移行の間に、一の位インジケーターリング50は、動かないままでなければならない。具体的には、日付の一の位インジケーターに付されたマーキング「1」は、31日ある月の末において日付指示「31」を作ることと、翌月の最初に日付指示「01」を作ることの両方のために用いられる。したがって、この時間経過の間に一の位インジケーターリング50が動かないままでいて、計時器2の表盤4に形成された開口6を通して見れる日付指示を正確にすることは重要な鍵となる。
この目標を達成するために、駆動車36の31歯の歯列56の2つの歯の位置には歯がなく、空いた空間57となっている(図4を参照)。したがって、駆動車36の31歯の歯列56の歯がないこの部分が中間ピニオン38の歯列58に対向しているときには、この中間ピニオン38の角位置は、適切であることが確実にされないようになっており、このことによって、運動学的連鎖の端において、計時器2の表盤4に形成された開口6内において一の位インジケーターリング50によって与えられる指示「1」の正確なポジショニングを確実にすることができなくなる。もちろん、この問題は受け入れがたい。
このために、本発明において、デュアルジャンパー60が中心のまわりを回転するように構成している大型日付表示機構を備えることを提案している。このデュアルジャンパー60には、第1のくちばし部60aと第2のくちばし部60bがあり、第1のくちばし部60aを介してデュアルジャンパー60が一の位インジケーターリング50の内側歯列62と係合し、第2のくちばし部60bを介してデュアルジャンパー60が中間ピニオン38の歯列58と係合する。デュアルジャンパー60は、ばね64によって、中間ピニオン38の歯列58に対して、そして、一の位インジケーターリング50の内側歯列62に対して、弾性的に支えられるように、保持される。中間ピニオン38が1ステップ進むと、デュアルジャンパー60は、その中心のまわりを回転し、そのくちばし部60aは、この中間ピニオン38の歯列58の2つの連続する歯の間の間隙から次の間隙へと移行することによって、わきに移動する。同時に、デュアルジャンパー60の第2のくちばし部60bは、一の位インジケーターリング50の内側歯列62の2つの歯の間の間隙から解放され、次の間隙に入り込む。デュアルジャンパー60の幾何学的構成及びその回転中心のポジショニングは、デュアルジャンパー60が回転するときに、中間ピニオン38の歯列58及び一の位インジケーターリング50の内側歯列62からデュアルジャンパー60が同時に解放されるようにされている。したがって、月の終わりにて日付指示「31」から翌月の日付指示「1」へと移行するときに、中間ピニオン38は、駆動車36と係合していないが、デュアルジャンパー60のくちばし部60aによって適切な位置に保持され、日付指示「1」が計時器2の表盤4に形成された開口6内にて適切にセンタリングされていないリスクがないようにする。
図示しているように、第1のくちばし部60aがデュアルジャンパー60の第1の端に設けられ、第2のくちばし部60bがデュアルジャンパー60の第2の端に設けられる。それにもかかわらず、表示機構の製造における制約に依存して、2つのくちばし部60a、60bを、それらが2つの異なる半径に沿ってデュアルジャンパー60の同じ端から延在するように設けることができる(図6を参照)。
中間ピニオン38は、中間車42と中間車セット40の一部を形成し、中間ピニオン38は、この中間車42とともに回転するように連結されている。次に、この中間車42は、一の位インジケーターリング50の駆動車セット46の一の位駆動ピニオン44と噛み合う。この駆動ピニオン44は、一の位インジケーターリング50の内側歯列62と噛み合うことによって一の位インジケーターリング50を駆動する一の位駆動車48とともに回転するように連結している。
本発明が上記の実施形態に限定されておらず、当業者であれば請求の範囲によって定められる本発明の範囲を逸脱せずに様々な単純な代替形態や変形形態を考えることができることは明らかである。特に、駆動車36の歯列56の歯数は31個ではない数であることができ、省略される歯数は2ではない数であることができ、同等に、1や3などであることができる。また、大型日付表示機構の製造における制約に依存して、デュアルジャンパーの2つのくちばし部は、ジャンパーの同じ端に設けて、この端から2つの異なる半径に沿って延在することができる。
1 大型日付表示機構
2 腕時計
4 表盤
6 開口
8 大型日付指示
10 中間中心車
12 カム駆動車
14 カム車
16 カム
16a カムの輪郭
16b 凹部
18 ピン
20 オブロング状の穴
20a 内側エッジ
22 リリースレバー
24 ばね
26 くちばし部
28 日付駆動車
30 フィンガー
32 31歯の歯車
34 プログラミング車
34a、34b、34c、34d 歯
36 駆動車
38 中間ピニオン
40 中間車セット
42 中間車
44 一の位駆動ピニオン
46 一の位駆動車セット
48 一の位駆動車
50 一の位インジケーターリング
52 四歯の星状車
54 十の位インジケーターディスク
56 歯列
57 空いた空間
58 歯列
60 デュアルジャンパー
O 回転中心
60a 第1のくちばし部
60b 第2のくちばし部
62 内側歯列
64 ばね

Claims (3)

  1. 計時器(2)のムーブメントによって運動学的連鎖を介して駆動される大型日付カレンダー表示機構(1)であって、
    前記計時器用ムーブメントは、当該大型日付カレンダー表示機構(1)を備え、
    当該大型日付カレンダー表示機構(1)は、「0」から「9」までの日付の一の位の指示が配置されている第1の日付インジケーター(50)と、及び「0」から「3」までの日付の十の位の指示が配置されている第2の日付インジケーター(54)とを有し、
    これによって、第1の日付インジケーター(50)によって作られる「0」から「9」までの日付の一の位の指示と、第2の日付インジケーター(54)によって作られる「0」から「3」までの日付の十の位の指示とを組み合わせることによって、「01」から「31」までのすべての日付指示を得ることができ、
    前記第1の日付インジケーター(50)は、31日ある月の最後の日から翌月の1日の末までの移行の間の24時間に動かないままでおり、
    前記運動学的連鎖は、前記計時器用ムーブメントと連続的に係合している車(36)を有し、
    この車(36)の周部には、歯列(56)があり、この歯列(56)を介して前記車(36)がピニオン(38)と噛み合い、このピニオン(38)自体が日付の一の位の第1の日付インジケーター(50)を駆動することに貢献し、
    前記車(36)は、その周部に沿った一箇所において歯がなくなっており、
    前記車(36)は、前記31日ある月の最後の日から翌月の1日の末までの移行の間の24時間に、前記ピニオン(38)と噛み合わず、したがって、前記第1の日付インジケーター(50)と同様に、動かないままであり、
    当該大型日付カレンダー表示機構(1)は、さらに、軸(O)のまわりを回転するようにマウントされたデュアルジャンパー(60)を有し、
    このデュアルジャンパー(60)には、第1のくちばし部(60a)と第2のくちばし部(60b)があり、前記第1のくちばし部(60a)を介して前記デュアルジャンパー(60)が前記第1の日付インジケーター(50)の歯列(62)と係合し、前記第2のくちばし部(60b)を介して前記デュアルジャンパー(60)が前記ピニオン(38)の歯列(58)と係合し、
    前記デュアルジャンパー(60)は、前記第1の日付インジケーター(50)と前記ピニオン(38)と係合するように弾性的に保持される
    ことを特徴とする大型日付表示機構。
  2. 前記デュアルジャンパーには、前記第1のくちばし部(60a)が設けられた第1の端と、及び
    前記第2のくちばし部(60b)が設けられた第2の端がある
    ことを特徴とする請求項1に記載の大型日付表示機構。
  3. 請求項1又は2に記載の大型日付カレンダー表示機構を有する
    ことを特徴とする計時器。
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