JP4528170B2 - 原稿読み取り装置および複写装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿読み取り装置およびそれを用いる複写装置に関し、通信機能があるファクシミリ装置および複合機能複写機にも使用できる。
特開平 09−009007号公報 特開平 09−098262号公報 特開2001− 45231号公報 特開2004− 72606号公報 特開2004−357136号公報。
特許文献1には、タイミングジェネレータ60でインバータ用周波数fINV のクロックを生成するとともに、更にそのクロックを第2分周回路66で分周して1ラインの取り込み信号(周波数fLDのLD信号)を生成して、インバータ用周波数fINV のクロックをインバータ11に加えて蛍光管10の高周波点灯を制御し、他方、前記LD信号をCCD駆動回路15に加えてCCDラインセンサ14の露出タイミングを制御するスキャナが、記載されている。このように点灯周波数fINV を1ラインの取り込み周波数fLDの自然数倍とすることで、高周波点灯に起因する蛍光管10の輝度変動の周期と前記CCDラインセンサ14が電荷を蓄積する露出タイミングとを完全に同期させている。これにより、CCDラインセンサ14が受光するライン毎の受光量ムラを無くす。
特許文献2には、原稿の画像光を光電変換素子アレイ3で画像信号に変換し、クロック信号12と同期しスタート信号11の入力転送をし、光電変換素子アレイ3の動作モードを制御し配列順に蓄積電荷を出力ライン信号14として読み出す光電変換素子ドライバ4の終端からのキヤリーアウト信号13と次ラインのスタート信号11とにより光源の発光タイミング制御をする光源制御信号15を発光ダイオードアレイ1に出力する画像読取装置が記載されている。搬送制御信号発生器6で光源制御信号15と重ならないタイミングに設定し外部搬送手段の搬送タイミング制御をする搬送制御信号16を生成する。
特許文献3には、CCDイメージセンサ制御部16が、カウントパルス信号CSを、CCDイメージセンサ26に出力すると共に、光源制御部14に出力する画像入力装置が記載されている。
特許文献4には、原稿を露光ランプで照射してその反射光を光電変換素子で受光することで原稿画像に対する電気信号をライン単位で読み取るにおいて、ランプを点灯させるインバータの発振回路を各ラインの読取開始タイミングを規定するライン同期信号に同期させて制御し、また、1ライン周期に対するランプ点灯パルス数が一定になるようにインバータの発振周波数を設定する画像読取装置が記載されている。
特許文献5には、原稿に光を照射する光源と、前記光源に駆動電圧を印加することで前記光源を点灯させる光源点灯手段と、前記原稿からの前記光の反射光又は透過光を竜荷に変換する光電変換手段と、前記電荷を画像信号に変換するために前記電荷を転送する電荷転送手段とを備え、前記原稀に描画された画像を前記画像信号として読み取る画像読取装置であって前記電荷がシフトされるタイミングを制御するためのシフト制御信号を生成するシフト制御信号生成手段と、前記駆動電圧が印加されるタイミングを制御するための点灯制御信号を生成する点灯制御信号生成手段とを備え、前記点灯制御信号の波形を、前記シフト制御信号の1周期を繰り返し単位として同一波形が繰り返すような波形とする画像読取装置が記載されている。
先に示した特許文献1は、各読取りラインの受光量ムラが無い様に、「蛍光管を高周波点灯させる点灯周波数を、1ラインの取り込み信号の取込周波数の自然数倍する」、という内容である。これは逆にいうと、1ラインの取り込み期間は、蛍光管の点灯周期の倍数でしか設定出来ないと言うことであり、1ラインの取り込み期間設定に対して制約を受ける事になる。逆に1ラインの取り込み期間を優先して決定した後に、蛍光管の点灯周波数をその自然数倍とすると光源にうまくマッチしない場合も生じる。
一方、カラー読取りとモノクロ読取りのモードがある画像読取装置では以下のような設計が行われる事がある。すなわちカラー読取りモードでは、1ライン処理の時間を長く許容して画質を優先し、モノクロ読取りモードでは1ライン処理の時間を短くして生産性(単位時間当たりの読取り枚数)を優先させるといった設計である。高速機の場合、処理するクロック周波数を少しでも下げた方がEMI(電磁誘導ノイズ)その他特性が有利な事があるので、カラー読取りでは、1ライン処理の時間を長く許容された分をクロック周波数を下げることにすることが可能である。この場合、前記従来技術にて「1ライン処理の時間を長くする」ためには、「点灯周波数を遅くする」必要がある。
しかし、一般的に蛍光管と、その点灯装置はある周波数で効率良く点灯するように作られているものであるから、その周波数から大きく異なる周波数で点灯させようとすると意図した光量が出力されなかったり、悪くすると完全には点灯しないような不良状態になってしまう事がある。
そこで本発明に於いては、読取りクロック周波数が異なるモードの存在する画像読取装置であっても、読み取りライン毎の受光量のムラを防止することを目的とする。
そこで本発明に於いては、読み取りクロックの周期を何倍にした点灯タイミング信号(CKinv)を光源点灯装置に供給すべきか、を読取りモード毎に予め用意しておく。読取りモードによってそれを切り替える事によって光源点灯装置に適正な点灯タイミング信号(CKinv)を供給する。これを次の原稿読み取り装置で実施する。
(1)光を原稿に照射する光源(102)と、点灯タイミング信号(CKinv)に応じて前記光源を点灯駆動する点灯手段(205)と、原稿から反射した光の画像情報を電気画像信号に変換し画素に区切る読み取りクロック(φ)に同期してシリアル出力する光電変換手段(107)と、該光電変換手段が出力する電気画像信号を画像データにデジタル変換して出力するA/D変換手段(113-118)とを有する原稿読み取り装置において、
読取りモード別の設定値を保持するメモリ(206);
指示された読取りモードに対応する設定値を前記メモリから読み出して点灯タイミング信号の周期を定める整数値(m)に設定する周期設定手段(206);および、
前記読み取りクロック(φ)を前記周期設定手段が設定した整数値(m)に基づいて分周した点灯タイミング信号(CKinv)を前記読み取りクロック(φ)に同期し発生して前記点灯手段(205)に出力する分周手段(212);
を備えることを特徴とする原稿読み取り装置。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項の記号を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
光源を点灯させる点灯手段に入力される点灯タイミング信号(CKinv)は、光電変換手段の読取り周期と同期を取られ、且つ、読取りモードに応じて読み取りクロックを分周したものを点灯装置に供給できるので、ランプを安定した条件(周波数)で駆動できるとともに、ライン毎に同じCCD受光量を得ることができる。
読取りモード別に、点灯タイミング信号(CKinv)を生成する際の整数値(m)を設定することにより、カラー読取り/モノクロ読取りモードなどのモード別に読取りクロック周波数を変化する際も、ほぼ同じランプ駆動クロックCKinvの周波数を得ることが出来る。
(2)原稿読み取り装置は更に、読取りモード別の極性指示信号を保持するメモリ(206);および、指示された読取りモードに対応する極性指示信号(PL)を前記メモリから読み出してL/H指示に設定する開始レベル設定手段(216a-216c);を備え、前記分周手段(212)は、ライン同期信号(SH0)に応答して、前記開始レベル設定手段がL指示を設定しているときにはLから、H指示を設定しているときにはHから、点灯タイミング信号(CKinv)を発生する;上記(1)に記載の原稿読み取り装置。
(3)前記分周手段(212)は、前記周期設定手段が設定した整数値(m)がプリセット値として与えられ、前記読み取りクロック(φ)をカウントしてプリセット値(m)をカウントするとまた新たにプリセット値のカウントを開始する循環カウンタ(213)、および、該循環カウンタ(213)がプリセット値(m)をカウントするたびに前記点灯タイミング信号(CKinv)の指示レベルを反転するフリップフロップ(214)、を含む;上記(1)に記載の原稿読み取り装置。
(4)前記周期設定手段は、設定した整数値(m)を表わすデータを、前記循環カウンタ(213)のプリセットデータ入力端に与える;上記(3)に記載の原稿読み取り装置。
(5)前記分周手段(212)は、前記光電変換手段(107)が電気画像信号をシリアル出力するラインの切換り(SH0)に同期して、前記循環カウンタ(213)を初期化する手段(215)および前記フリップフロップ(214)を初期化する手段(216)、を含む;上記(3)又は(4)に記載の原稿読み取り装置。
(6)原稿読み取り装置は更に、読取りモード別の極性指示信号を保持するメモリ(206);および、指示された読取りモードに対応する極性指示信号(PL)を前記メモリから読み出して該極性指示信号(PL)に応じて、シリアル出力するラインの切換り(SH0)直後の前記フリップフロップ(214)をクリア又はセットして、前記フリップフロップ(214)の出力である点灯タイミング信号(CKinv)の指示レベルを非指示又は指示レベルとする開始レベル設定手段(216a-216c);を備える上記(3)乃至(5)のいずれか1つに記載の原稿読み取り装置。
(7)画像データが表す画像を用紙上に形成するプリンタ(200);
請求項1乃至6のいずれか1つに記載の原稿読み取り装置(100,120);および、
前記原稿読み取り装置(100,120)が発生する画象データを、前記プリンタの画像形成に適する画像データに変換する画像データ処理手段(302);を備える複写装置。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
図1に、本発明の第1実施例のフルカラーデジタル複合機能複写機MF1の外観を示す。このフルカラー複写機MF1は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)120と、操作ボード10と、カラースキャナ100と、カラープリンタ200の各ユニットで構成されている。なお、操作ボード10と、ADF120付きのカラースキャナ100は、プリンタ200から分離可能なユニットであり、カラースキャナ100は、動力機器ドライバやセンサ入力およびコントローラを有する制御ボードを有して、エンジンコントローラ(CPU301:図3)と直接または間接に通信を行いタイミング制御されて原稿画像の読取りを行う。
スキャナ100およびプリンタ200ならびに画像入出力装置(302:図3)を含むエンジン(300:図3)を接続したコントローラボード(400:図3)には、パソコンPCが接続したLAN(Local Area Network)が接続されており、ファクシミリコントロールユニット(FCU 417:図3)には、電話回線PN(ファクシミリ通信回線)に接続された交換器PBXが接続されている。
図2に、複合機能複写機MF1のスキャナ100およびそれに装着されたADF120の、原稿画像読取り機構を示す。このスキャナ100のコンタクトガラス101上に置かれた原稿は、照明ランプ102により照明され、原稿の反射光(画像光)が第1ミラー103で副走査方向yと平行に反射される。照明ランプ102および第1ミラー103は、図示しない、副走査方向yに定速駆動される第1キャリッジに搭載されている。第1キャリッジと同方向にその1/2の速度で駆動される、図示しない第2キャリッジには、第2および第3ミラー104,105が搭載されており、第1ミラー103が反射した画像光は第2ミラー104で下方向(z)に反射され、そして第3ミラー105で副走査方向yに反射されて、レンズ106により集束され、CCD107に照射され、電気信号に変換される。すなわちRGB各色画像信号に変換される。
第1および第2キャリッジは、走行体モータ108を駆動源として、y方向に往(原稿走査),復(リタ−ン)駆動される。このようにスキャナ100は、コンタクトガラス101上の原稿をランプ102およびミラー103で走査して原稿画像をCCD107に投影するフラットベッド読取りの原稿スキャナであるが、第1キャリッジをホームポジション(待機位置)HPに停止して、シートスルー読取りを行うことも可能である。
シートスルー読取りを行うために、自動原稿供給装置(ADF)120がスキャナ100に装着されており、第1キャリッジがホームポジションHPで停止しているときの第1ミラー103の読取り視野位置に、シートスルー読取り窓であるガラス132があり、ADF120の搬送ドラム(プラテン)125がガラス132に対向している。
ADF120の原稿トレイ121に積載された原稿は、フィラーセンサ130で検出される。なお、原稿サイズは、原稿を所定姿勢に強制するサイド板の設定位置を検出するスイッチ群131のオン,オフに基づいて判定される。シートスルー読取りのときには、ADF120の原稿トレイ121に積載された原稿の最上部の一枚が、ピックアップローラ122および送り込みローラ123,124でレジストローラ125に送り出され、レジストローラ125から窓ガラス132に送り出されて、このときホームポジションHPにある第1ミラー103で原稿上の画像が第2ミラー104に反射されてCCD107に投影され、CCD107が投影画像を光電変換して画像信号を発生する。すなわちRGB各色画像信号を発生する。
この実施例では、ホームポジションHPが、画像読取り光学系のシートスルー読取り位置であり、また、フラットベッド読取りの第1キャリッジ駆動始点(=リターン終点)である。フラットベッド読取りの場合、第1キャリッジをホームポジションHPから駆動して、HPからA+Bの距離進んだ位置(目盛り板scpの右端:読取り開始点)から原稿画像の読取りを開始する。すなわちCCD107が発生する画像信号を有効とする。ホームポジションHPと読取り開始点との間には、第1キャリッジを検出する基点センサ109、ならびに、基準白板rwpがある。基準白板rwpは、コンタクトガラス101の左端部の上面に密着している。基準白板rwpは、照明ランプ102の個々の発光強度のばらつき,また主走査方向xのばらつきや、CCD107の画素毎の感度ムラ等が原因で、一様な濃度の原稿を読み取ったにもかかわらず、読取りデータがばらつく現象を補正(シェーディング補正)するために用意されている。また、画像信号の増幅ゲイン調整(AGC)にも用いられる。
フラットベッド読取りのときには、ホームポジションHPから、第1キャリッジの副走査駆動および副走査位置の追跡を開始する。第1キャリッジの読取り視野に基準白板rwpがあるとき、CCD107の画像信号(をデジタル変換した画像データ)が、画像信号処理回路111(図3)に読込まれる。第1キャリッジが基点センサ109を横切るとき第1キャリッジの起動が終わり走査速度が設定値に収束している。副走査位置が読取り始端(A+B:目盛り板scpの右端の右側)に達したときに、画像信号有効信号(フレーム同期信号:FGATE)が有意レベルに切り換えられる。フラットベッド読取りでは、第1キャリッジを、コンタクトガラス101上の原稿の先端(右端)まで副走査駆動して、そこで折返してリターン駆動するとき、ホームポジションHPで一時停止するが、その直前に、基点センサ109が第1キャリッジを検出し、検出時点に副走査位置が基点位置データ(設定値)に初期化される。第1キャリッジはホームポジションHPで一時停止してから原稿サイズ検出位置(A+B+C)に駆動され、そこで待機する。
ADF120の基体135は、奥側(図2紙面の裏側)でスキャナ100の基体にヒンジ結合(蝶番連結)しており、基体135の手前側(図2紙面の表側)の取っ手136を持ってADF120の基体135引き上げることにより、ADF120を起こす(開く)ことができる。ADF120の基体135の奥側には、ADF120の開閉を検出する圧板スイッチがある。この実施例では、ADF120が図1に示す平伏姿勢から、起立姿勢に起こされる過程の、圧板(原稿押さえ板)137の下面がコンタクトガラス101の原稿載置面に対して30度前後の設定角度を超えるときに、圧板スイッチは、圧板閉を表すオフから、圧板開を表すオンに切換わり、起立姿勢から平伏姿勢に倒される過程では、圧板137の下面がコンタクトガラス101の原稿載置面に対して該設定角度以下の角度になるときに、圧板スイッチは、圧板開を表すオンから、圧板閉を表すオフに切換わる。
このように圧板スイッチの開/閉検出の切換り角度を30度前後の広い角度に設定しているのは、該設定角度より小角度になるときに、予め原稿サイズ検出位置(図2)に位置決めした第1キャリッジ上の照明灯102を点灯してコンタクトガラス101上の原稿を照明し、原稿像をCCD107に投影して、CCD107の画像信号に基づいて原稿とその背景との境界すなわち原稿側端(原稿の主走査方向xの幅)を検出するためである。ADF120が略10度以上傾斜しているときには、照明灯102の光はコンタクトガラス101上の原稿で反射してCCD107に至り、CCD107によって明るく検出されるが、原稿を外れた光は、圧板137の下面で反射されるものの、該下面が傾いているのでほとんどCCD107の光学視野の外に向かうので、原稿の外側はCCD107によって暗く検出される。このような明暗の差にしたがって、後述する原稿サイズ検出48(図4)が、コンタクトガラス101上の原稿のサイズを検出する。
この実施例では、次のモードの原稿画像読取りを行うことができる:
1.手置原稿読取り
ユーザがADF120を起こしてコンタクトガラス101上に原稿を載せ、ADF120を倒して圧板137で原稿を押さえて、上記のフラットベッド方式の原稿走査(フラットベッド読取り)を行う。第1キャリッジが基準白板rwp直下を通過するとき、基準白板rwpの読取り画像データに基づいてシェーディング補正データを生成して、メモリのシェーディング補正データを今回得たものに更新する。フラットベッド読取りが終わるとユーザがADF120を起こして原稿を取り出す。ユーザが、原稿をコンタクトガラス101上にセットしてADF120を閉じるとき、原稿サイズ検出48(図4)が、コンタクトガラス101上の原稿のサイズを検出する。
2.シートスルー読取り
ADF120で原稿トレイ121上の原稿を移送して上述のシートスルー読取りを行う。一枚の原稿をトレイ121から送り出すとき、第1キャリッジを基準白板rwpの位置に駆動しそしてホームポジションHPに戻し、第1キャリッジが基準白板rwp直下にあるとき、基準白板rwpの読取り画像データに基づいてシェーディング補正データを生成して、メモリのシェーディング補正データを今回得たものに更新する。原稿トレイ121上の原稿の各一枚についてこの読取りを行う。
図3に、図1の複合機能複写機MF1の画像処理システムの構成を示す。複合機能複写機MF1は、原稿画像読取りおよびカラー印刷を行うエンジン300,コントローラボード400および操作ボード10を含む。エンジン300は、画像読取りおよび印刷のプロセスを制御するCPU301,上述のカラースキャナ100,上述のプリンタ200、および、ASIC(Application Specific IC)で構成した画像入出力処理302を備えている。
スキャナ100の読取りユニット110にはCPU,ROMおよびRAMがあり、該CPUが該ROMに格納されたプログラムを該RAMに書き込んで実行する事で、スキャナ100の全体の制御を行っている。また、プロセス制御用のCPU301と通信線を介して接続されおり、コマンド及びデータの送受信により指令された動作を行う。読取りユニット110内のCPUは、フィラーセンサ(原稿検知センサ),基点センサ,圧板スイッチ,冷却ファン等の検知及びON/OFFの制御をする。読取りユニット110内において、スキャナモータドライバが、CPUからのPWM出力によりドライブされ励磁パルスシーケンスを発生し原稿走査駆動用のパルスモータを駆動する。
原稿画像は、ランプレギュレータによって通電されるハロゲンランプ102(図2)の光量出力により照明されて、原稿の反射光すなわち光信号は、複数ミラー103〜105及びレンズ106を通りR,GおよびB読取り用の3個のラインセンサを含むCCD107に結像される。3ラインCCD107は、各RGBの各画素のアナログの画像信号をデジタル処理回路(AFE)111に出力する。AFE111は、画像信号を増幅し画像データにデジタル変換しそしてシェーディング補正する画像信号処理手段である。
コントローラボード400は、CPU402と、ASICで構成された書画蓄積制御403と、ハードディスク装置(以下ではHDDと表記)401と、ローカルメモリ(MEM−C)406と、システムメモリ(MEM−P)409と、ノースブリッジ(以下、NBと記す)408と、サウスブリッジ(以下、SBと記す)415と、NIC410(Network Interface Card)と、USBデバイス411と、IEEE1394デバイス412と、セントロニクスデバイス413他を含む。操作ボード10は、コントローラボード400の書画蓄積制御403に接続されている。ファクシミリコントロールユニット(FCU)417も、書画蓄積制御403にPCIバスで接続されている。
CPU402は、NIC410を介してLANに接続されたパソコンPCあるいはインターネットを介する他のパソコンPCと書画情報の送受信を行うことができる。また、USB411,IEEE1394 412,セントロニクス413を用いてパソコン,プリンタ,デジタルカメラ等と通信することができる。
SB415と、NIC410と、USBデバイス411と、IEEE1394デバイス412と、セントロニクスデバイス413と、MLB414は、NB408にPCIバスで接続されている。このように、MLB414は、エンジン300にPCIバスを介して接続する基板である。そして、MLB414は、外部から入力された書画データをイメージデータ(画像データ)に変換し、変換された画像データをエンジン300に出力する。
コントローラボード400の書画蓄積制御403にローカルメモリ406、HDD401などが接続されると共に、CPU402と書画蓄積制御403とがCPUチップセットのNB408を介して接続されている。書画蓄積制御403とNB408とは、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されている。
CPU402は、複合機能複写機MF1の全体制御を行うものである。NB408は、CPU402、システムメモリ409、SB415および書画蓄積制御403を接続するためのブリッジである。システムメモリ409は、複合機能複写機MF1の描画用メモリなどとして用いるメモリである。SB415は、NB408とPCIバス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジであり、SB415には外付けROMおよびSDメモリカード(以下ではSDカード)の読み書きをするカードIF418が接続されている。このカードIF418には、SDカード読み書き装置(カードリーダ)が接続されており、カードリーダに装着されるSDカードのデータを読み取ることができ、またSDカードにデータを書込むことができる。
ローカルメモリ406はコピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるメモリである。HDD401は、画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積,LUT(Look Up Table)の蓄積などを行うためのメモリである。また、操作ボード10は、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、ユーザに向けた表示を行う操作部である。
図3には、スキャナ100およびプリンタ200と画像入出力処理302との間でやり取りする画像データの流れを示す。画像入出力処理302には、カラー原稿スキャナ100が原稿画像を読み取って発生するR,G,B画像データのそれぞれに対して読取りγ補正,MTF補正等を行うスキャナ画像処理303があり、また、R,G,B画像データをプリンタ200の、C,M,Y,K各色書込みの画像表現特性に合ったc,m,y,k記録色データ(印刷データ)に変換するプリンタ画像処理304があり、更に、書画蓄積制御403に原稿読取り画像データRGBを出力し、書画蓄積制御403が出力する画像データRGBをプリンタ画像処理304に与える画像処理I/F(Interface circuit)305がある。
白黒コピーのときには、スキャナ画像処理303からG画象データが画像処理I/F305に出力され、画像処理I/F305がG画像データをプリンタ画像処理304に出力し、プリンタ画像処理304がG画像データをk記録色データに変換し、必要に応じて変倍,画像加工を、そしてプリンタγ変換および階調処理をして、プリンタ200のC書込みユニット212に出力する。書込みユニット212は、画像処理304が出力するk記録色データによって、光学走査ユニット203(図4)のレーザ発光ダイオードに通電する電流を変調又はオン,オフする。
カラーコピーのときは、スキャナ画像処理303が出力するRGB画像データが、画像処理I/F305および画像蓄積制御403を介して、ローカルメモリ406又はHDD401に一時蓄積又はHDD401に登録され、そして読み出されて、コピーまたは印刷に用いられ、あるいは外部に送出される。
プリンタ200による登録画像データ、又は、外部から受信した画像データの印刷のときには、画像蓄積制御403および画像処理I/F305を介して画像データがプリンタ画像処理304に与えられる。プリンタ画像処理304は、画像データをcmyk記録色データに変換してから、必要に応じて変倍,画像加工を、そしてプリンタγ変換および階調処理をして、書込みユニット212に出力する。
読取りユニット110の圧板スイッチおよびADF120のフィラーセンサ130の各検出信号線,操作ボード10の電源キースイッチ21のキー操作検出信号線、ならびに、ファクシミリコントローラ417の受信検出信号線は、コントローラボード400の状態変化検知回路ACDに接続されている。状態変化検知回路ACDには、主電源スイッチがオンの間、電源回路80が休止モードであっても継続して出力される動作電圧+5VEが印加される。この+5VEが加わっている限り、検知回路ACDに接続された上記信号線の何れかに信号変化があると、これを表す変化検出信号をCPU402に与える。CPU402はこの信号に応答して電源回路80をスタンバイモードに切換える。
状態変化検知回路ACDには、休止モードでの動作電圧+5VEが加わったとき(主電源スイッチ79がオフからオンに切換わったとき)にリセットパルスを発生する電源オンリセット回路および該リセットパルスでリセットされてその出力である電源投入モード信号PODを低レベルL(“0”)とするラッチ(フリップフロップ;そのQ出力が電源投入モード信号POD)がある。CPU402が、休止モードからスタンバイモードに電源回路80を切換えるときに、このラッチをセットしてその出力である電源投入モード信号PODを高レベルH(“1”)に切換える。電源投入モード信号PODの“0”は、主電源スイッチ79のオフからオンへの切換りにより電源回路80がスタンバイモードになっていることを意味し、電源投入モード信号PODの“1”は、休止モードからスタンバイモードに切り換わっていることを意味する。この電源投入モード信号PODは、原稿スキャナ100に動作電圧が加わったとき原稿スキャナ100によって、動作電圧の印加が主電源スイッチ79のオンによるものか、あるいはCPU402による、休止モードからスタンバイモードへの切換えによるものかを判定するために参照される。
図4に、カラー原稿スキャナ100のセンサーボードユニットSBUおよびAFE111の画像信号処理機能の概要を示す。CCD107は、R,G,B画像信号のそれぞれを偶数番画素列と奇数番画素列に分けて並行出力する。各色画像信号の偶数番画素列と奇数番画素列は、個別にバッファアンプで増幅して、AFE111の画像出力補正113〜118のそれぞれに出力される。図4には、Rの画像信号の偶数番画素列をデジタルデータに変換する画像出力補正113の機能構成のみを示すが、他の画像出力補正114〜118の機能構成も画像出力補正113のものと同様である。以下では、画像出力補正113の機能を説明する。
CCD107が出力する、R偶数番画素列のアナログ画像信号は、SBU上のReバッファアンプでドライブされてサンプリング回路31にてサンプルホールドされ、リセットノイズ等の高周波成分が除去される。可変ゲインアンプ32は、そのコントロール端子に印加される制御電圧Vgにてゲインを制御出来るアンプであり、オフセット設定回路33はそのコントロール端子に印加される制御電圧Vofにて、プラス,マイナスのオフセットレベルを設ける機能を有する。Vg,Vofは、CPU42がD/A変換回路37を操作して決定する電圧である。例えばD/A変換回路37が8ビットであればCPU42は0〜255のいずれかの値をD/A変換回路37に対して設定し、D/A変換回路37は対応した電圧を出力する。
A/D変換回路34は、アナログ画像信号を上限基準値Vrefd/Vrefw、下限基準値Vrefbに基づいて所定の分解能(例えば8bit)でデジタル画像信号すなわち画像データに変換する。この画像データは、オフセットレベル検出回路39およびオフセットレベル減算回路35に入力される。ここで上限基準値Vrefw/Vrefdおよび下限基準値Vrefbは、CPU42がD/A変換回路37を操作して決定する。D/A変換回路37の上限基準値出力VrefwとVrefdは、セレクタ38に入力されており、セレクタ38は基準白板rwpを読取る際にはVrefwを、原稿を読取る際にはVrefdを、上限基準値としてA/D変換回路34に与える。
CCD107には、オプティカルブラック(OPB)画素といわれる物理的に遮光したセンサ部があり、続いて有効画素といわれる入射光量に比例した電圧を出力するセンサ部がある。このOPB画素と有効画素のデータは1主走査期間毎に繰り返して出力される。
オフセットレベル検出回路39は、xopb信号がアサートされている期間に、CCD107のOPB画素に対応したA/D変換回路34の出力を取り込んで保存する機能を有する。オフセットレベルは複数のOPB画素を取り込んだ平均値であり、CCD107の出力系統毎に保存される。オフセットレベル減算回路35は、入力されたA/D変換回路34の出力値からオフセットレベル検出回路39に保存されたオフセットレベルを減算する回路である。白ピーク検出回路41は、原稿読取り時の有効画素区間を表すxlgate信号および基準白板読取り時の読込期間を表わすSMPL信号がアサートされている期間内で入力された画像データのピーク値を保存する回路である。CPU42は、オフセットレベル検出回路39および白ピーク検出回路41にアクセスすることにより、最新のオフセットレベル値およびピーク値を得ることが出来る。
シェーディングデータ保存40は、基準白板rwpを読み取った値を各画素毎に平均化等の処理を行いながら順次保存する回路であり、シェーディング補正回路36は、画像を読み取った画像データを、シェーディングデータ保存40に保存されている補正データを用いてシェーディング補正した画像データに変換する回路である。CPU42は、このシェーディングデータ保存40にある、画像データのライン間平均化のために画像データを一時蓄積するラインメモリに、基準白板読取りの画像データを格納してから、特定画素(基準白板rwpの主走査方向xのある位置)の画像データを読み取ることが出来る。
A/D変換回路34の出力は、A/D変換する際に所定の遅れを生ずる。xopbは、OPB画素の読取りアナログ信号に対応するA/D変換出力のタイミングで所定期間アサートされるようにタイミング設計されている、オフセットレベルデータ範囲指示信号である。通常、OPB画素の読取りアナログ信号の後半部分を使用した方がノイズが少ないことが経験上わかっており、本実施例でもその様に設定している。xlgateは、有効画素部の原稿を読取る領域でアサートされる信号であり、白ピーク検出時の読込範囲指定に使用する。
WTGTはCCD107が基準白板rwpを読取るタイミングにアサートされる信号であり、セレクタ切り替え信号として使用する。セレクタ38は、WTGTがアサートされている場合はVrefwを、ネゲートされている場合はVrefdを選択して、A/D変換回路34に印加する。SMPLはCCD107が基準白板rwpを読取るタイミング(WTGT)中の一部の期間アサートされ、シェーディングデータFIFOに基準白板データを取り込むタイミングを指示するものである。
−ゲイン等の調整AGC−
「ゲイン等の調整AGC」では、ROM43aから読出してRAM43bに書込んだ動作プログラムに従ってCPU42はまず、第1キャリッジが基準白板rwpの位置に移動すると、A/D変換回路34に上側基準電圧Vrefwを与えて、基準白板読取りのピークデータDwpを読取る。次に、ピークデータDwpが所定範囲Dp±Bに入っているかチェックする。Dpは調整目標値であり、A/D変換回路34に入力されるアナログ画像信号のピーク値が上側基準電圧Vrefwを超えない値(マージンを考えると例えば、上側基準電圧Vrefwの約8割)である。これはA/D変換回路の性能を充分引き出して、精度の高いデジタル信号を取り出すためである。また、Bは調整公差である。
ピークデータDwpが所定範囲Dp±Bに入っている場合には、このとき設定中の、制御電圧Vg,下基準電圧Vrefb,ならびに上基準電圧Vrefw,VrefdをRAM43bに保存する。ピークデータDwpが所定範囲Dp±Bに入っていない場合は、入るように、ゲインを決定する制御電圧Vg(D/A出力)を出力するためのD/A変換回路37の設定値Svg(D/A入力)を計算する。計算結果のSvgがD/A変換回路37の設定可能範囲(SvgL〜SvgH)内か判断する。D/A変換回路37が例えば、8bitのD/A変換回路であれば設定可能範囲は、0〜255といった具合である。設定可能範囲内の値であれば、実際に設定して再度ピークデータDwpを読み取る。SvgがD/A変換回路37に設定可能範囲外の場合は、設定可能範囲内で計算値に近い値SvgLまたはSvgHを設定して再度ピークデータDwpを読取り、同様にチェックする。
ピークデータDwpが所定範囲Dp±Bに入っていない場合、CPU42は基準白板rwpを読取る際のA/D変換回路34の上側基準電圧Vrefwを計算する。D/A変換回路37の設定値(入力データ)と基準電圧Vrefw(出力電圧)の関係が、Vrefw=f(Srefw)で示され、f(Srefw)の逆関数がSrefw=g(Vrefw)である場合、変更するVrefw用のD/A変換回路37の入力データSrefwは、
Srefw=g(Dwp/Dp/(f(Stp)−f(Stb))−f(Stb))
で示される。ここで、
Dp:Vrefw宛てのD/A変換回路37に与える設定値Srefwを変更後に期待する
ピークデータ,
Stp:ピーク値Dwpを得たときのD/A変換回路37に与えた設定値Srefw,
Stb:Vrefb宛てのD/A変換回路37の設定値Srefb、
である。
計算結果のSrefwがD/A変換回路37の設定可能範囲(SrefwL〜SrefwH)内かチェックする。例えば、43が8bitのD/A変換回路であれば設定可能範囲は、0〜255といった具合である。設定可能範囲内の値であれば、実際に設定して再度ピークデータDwpを読み取る。計算結果のSrefwがD/A変換回路37の設定可能範囲外の場合はエラーであるが、設定可能範囲内で計算値に近い値を設定して終了する。但し、このエラーになるのはパターン断線等のハード的な問題が発生している場合だけである。
基準白板読取り用基準電圧Vrefwを変更したので、原稿読取り用基準電圧Vrefdも変更しないとシェーディング補正後の画像データの大きさが変わってしまうので、変更する。変更前,後の基準白板読取り用基準電圧Vrefwを各々Vrefwb,Vrefwa、変更前,後の原稿読取り用基準電圧Vrefdを各々Vrefdb,Vrefda、下側基準電圧をVrefbとした時に、
(Vrefwb−Vrefb)/(Vrefwa−Vrefb)
=(Vrefdb−Vrefb)/(Vrefda−Vrefb)
になる様にVrefdを変更する。すなわち、D/A変換回路37の原稿読取り用基準電圧Vrefdを、上式を満足するVrefdaに設定する。
次にCPU42は、Vrefd宛てに上記Vrefdaを出力する設定値を、またVrefw宛てに上記Vrefwaを出力する設定値を設定し、このように設定した上基準電圧Vrefw,Vrefd、このとき設定中の制御電圧Vg,下基準電圧Vrefbの設定値Srefw,Srefd,Svg,SrefbをRAM43bに保存して、ゲイン等の調整AGCを終了する。このゲイン調整で得た各設定値は、コントローラボード400に転送して、そのときの時刻を前回実施時刻としてこの前回実施時刻と共に、不揮発メモリであるHDD401の、AFE111宛ての設定データテーブルに登録(更新書込み)する。
なお、スキャナ100(およびADF120)に電源が投入された直後に、スキャナ100のAFE111のCPU42は、HDD401の上記各設定値をコントローラボード400(のHDD401)から取得してRAM43bに書込んでから、図4に示す画像出力補正113〜118内の各部に設定する。この設定を次に示す。
−ゲイン等の設定−
電源オフ又は省エネモード(休止モード:後述)から、原稿画像読取りの指示を待つ待機状態(スタンバイモード又は低電力モード:後述)に進むとき、CPU42は、コントローラボード400のHDD401の設定データテーブルに登録している調整ゲイン等上述の各種設定値を読出してRAM43bに書込み、そして各画像出力補正のD/A変換回路37のラッチ(レジスタ)に格納(設定)する。すなわちCPU42は、不揮発メモリであるHDD401に登録したVrefd用の設定値SrefdをD/A変換回路37に与えてそのD/A変換出力電圧Vrefdをセレクタ38を介してA/D変換回路34に上基準電圧として与える。また、Vg,Vrefbの設定値Svg,SrefbもD/A変換回路37に与える。このような設定の後に、画像信号が画像出力補正113に入力されるときには、A/D変換回路34は、原稿読取りのアナログ画像信号を、下基準電圧Vrefbおよび上基準電圧Vrefdの間を所定の分割数に分割して表わす画像データにA/D変換する。
−シェーディング補正データの設定−
CPU42は、第1キャリッジが基準白板rwpの直下にあるときのシェーディング補正用データの設定の時には、上述のようにゲイン調整値等の各設定値をD/A変換回路37に設定した画像読取り処理によって基準白板rwpを読取り、その画像データに基づいて主走査1ライン分のシェーディング補正データを生成してシェーディングデータ保存40に格納する。
−原稿サイズ検出−
第1キャリッジが原稿検出位置にありしかも、圧板スイッチのオン/オフ信号が、圧板137開から閉の変化を示すと、読取りユニット110(図3)内のCPUが照明灯102を点灯して第1キャリッジをホームポジションHPに駆動し、AFE111のCPU42が、原稿サイズ検出48に、原稿サイズ検出を指示する。原稿サイズ検出48は、各ラインの画像データの、主走査方向xの読取り始点(図3のように圧板137を開いた状態でのコンタクトガラス101の奥側の側端部)から終点までの連続白画素数をカウントして、数ラインのカウント値の平均値を、原稿サイズにエンコード(符号化)して、CPU42に出力する。なお、所定の連続白画素数が得られなかったときには原稿サイズ検出48は、原稿なしコードをCPU42に出力する。
−画像出力補正−
原稿画像読取りのときには、不揮発メモリであるHDD401の設定データテーブルから読み出してD/A変換回路37に設定された各設定値に従う画像処理をAFE111の各画像出力補正113〜118が実行し、可変ゲインアンプ32は設定ゲインVgで画像信号を増幅し、A/D変換回路34は、画像信号を、下基準電圧Vrefbおよび上基準電圧Vrefdの間を所定の分割数に分割して表わす画像データにA/D変換する。上述の「ゲイン等の調整AGC」で設定し不揮発メモリ43に書込んだ上基準電圧値Vrefw,Vrefdを用いてアナログ画像信号を画像データにA/D変換するので、仮に光量が経時で変動しても、A/D変換回路34が出力する画像データの精度は高く、安定する。
シェーディング補正回路36が、画像データに、シェーディングデータ保存40のデータに基づいてシェーディング補正を加える。これにより、主走査方向xの各点(画像)の画像データが、同一の白レベルに対しては実質上同一値の画像データとなるように補正されて出力される。
画像出力補正113が上述のようにシェーディング補正したR偶数番画素列の画像データは、ライン合成45によって、同様に画像出力補正114がシェーディング補正したR偶数番画素列の画像データと1ライン列に合成されて、スキャナ画像処理303に出力される。同様な画像信号処理により、1ラインに合成されたGおよびB画像データがライン合成46および47から、スキャナ画像処理303に出力される。
フラットベッド読取りの場合のシェーディング補正を説明する。ユーザが原稿をコンタクトガラス101に載せてADF120を閉じるときに、圧板スイッチが開から閉に切換り、このとき第1キャリッジが原稿サイズ検出位置にあって、読取りユニット110が照明灯102を点灯して、ホームポジションHPへの第1キャリッジのリターン駆動を開始する。AFE111の原稿サイズ検出48が、画像出力補正115が出力するG画像データに基づいてコンタクトガラス101上の原稿サイズを検出する。基点センサ109が第1キャリッジを検出すると読取りユニット110は副走査位置データを基点センサ109の副走査位置(固定値データ)を表わすものに更新する。第1キャリッジを副走査駆動している間、読取りユニット110は、第1キャリッジを駆動するパルスモータの駆動パルスに同期して、第1キャリッジのフラットベッド読取りの副走査駆動(往駆動:図2で左から右)の間は副走査位置データをインクレメント(駆動パルスをアップカウント)し、リターン方向(図2で右から左)の駆動の間はデクレメント(駆動パルスをダウンカウント)する。この副走査位置を監視して読取りユニット110は、第1キャリッジをホームポジションに位置決めし、照明灯102を消灯する。
ユーザがスタートキー17を操作すると、読取りユニット110が照明灯102を点灯して、第1キャリッジの、フラットベッド読取りの副走査駆動を開始する。副走査位置が、基準白板rwpの領域になるとシェーディングデータ保存40(図4)が基準白板rwpの読取り画像データの読込みを開始して、複数ラインの平均値を算出して、一ライン上の各画素宛ての画像データの平均値を、基準白レベルの画像データ(例えば255又はその80%程度)とするに必要な乗算係数値を算出し、データ保存40の内部のFIFOメモリに格納する。
副走査位置が原稿始端から終端までの原稿領域にある間は、データ保存40がFIFOメモリから1ライン上各画素宛ての乗算係数値を順次に読み出してシェーディング補正36に与える。シェーディング補正36は、原稿読取りの各ラインの各画素の画像データと、同一画素宛ての乗算係数値とを同時に、シェーディング補正36の内部にあるROMの読出しアドレスに与える。ROMには、アドレスとして与えられた画像データと乗算係数値との積を表すシェーディング補正後の画像データが格納されているので、アドレスとして与えられた画像データのシェーディング補正した画像データが、ROMから出力されて、次段のライン合成45に出力される。
次にシートスルー読取りの場合のシェーディング補正を説明する。ユーザが原稿トレイ121に原稿を装填してスタートキー17を操作すると、読取りユニット110が原稿トレイ121からの原稿の送給を開始し、しかも、照明灯102を点灯して、第1キャリッジの、フラットベッド読取りの副走査駆動を開始する。副走査位置が基準白板rwpの領域になるとシェーディングデータ保存40(図4)が基準白板rwpの読取り画像データの読込みを開始して、複数ラインの平均値を算出して、一ライン上の各画素宛ての画像データの平均値を、基準白レベルの画像データとするに必要な乗算係数値を算出し、データ保存40の内部のFIFOメモリに格納する。これが終了すると読取りユニット110は、ホームポジションHPへの第1キャリッジのリターン駆動を開始して、第1キャリッジをホームポジションHPに位置決めする。これは原稿トレイ21から繰り出した原稿の先端が窓ガラス132に到達するまでに終わる。
原稿の先端がホームポジションHPにある第1キャリッジの撮像視野に入りそして原稿の尾端が該撮像視野から抜ける間の原稿読取りの間、データ保存40がFIFOメモリから1ライン上各画素宛ての乗算係数値を順次に読み出してシェーディング補正36に与える。シェーディング補正36は、シェーディング補正した画像データをライン合成45に出力する。
原稿の尾端が第1キャリッジの撮像視野を抜けたときに原稿トレイ121に原稿があると読取りユニット110は、原稿の送り出しを開始し、上述の基準白板rwpの読取りを開始する。その後の読取り制御は上述の第1枚目の原稿読取りと同様である。
読み取りユニット11のスキャナ制御回路206は、CPU301からの指示に従って、ランプ制御回路205,タイミング制御回路211及びモータ制御ユニット207を制御する。ランプ制御回路205は、スキャナ制御CPU206からの指示に従って放電管である露光ランプ102のオン/オフを制御する。
モータ制御ユニット207は、スキャナ制御CPU206からの指示に従って、副走査駆動モータ108及びADFモータを制御する。副走査駆動モータ108の駆動軸にはロータリエンコーダ(E)が連結されている。位置センサは、スキャナおよびADFの可動部が基準位置にあるかを検知する。
タイミング制御回路211は、スキャナ制御CPU206,CPU42およびエンジン300のCPU301からの指示あるいは制御信号に従って、各種信号を生成する。スキャナ制御CPU206は、CPU301から読み取り開始指示を受けると、タイミング制御回路211を制御してCCDイメージセンサ107の読み取りを開始し、露光ランプ102を点灯し、副走査駆動モータ108を駆動開始する。
CCD107は、タイミング制御回路211から出力された駆動クロックがドライバ(図示せず)を介して供給され、受光量にほぼ比例したアナログ電圧(偶数番画素e,奇数番画素o)を出力する。ここで駆動クロックは受光画素列からアナログ・シフトレジスタに電荷を転送するクロック、アナログ・シフトレジスタを駆動するクロックなどCCD駆動に必要な一連の信号を指す(図6参照)。
タイミング制御回路211は、スキャナ制御CPU206から指示された条件でクロックを生成し、読取り部SBU及びランプ駆動回路205に出力する。ここでCPUに指示された条件とは、1主走査クロック数、クロック周波数などである。
タイミング制御回路211は、CCD駆動クロック(φ)などの読取りに関わる主走査信号(図6のφ〜CP)、副走査信号(SH)、光源点灯のためのクロック(CKinv)などを生成する。タイミング制御回路211において、発振子から出力されたクロックは逓倍回路に入力され、200MHz等の高周波のクロックが生成される。このクロックを元にしてCCD駆動の為の各種クロックを生成する為する。CCD駆動クロックなどの読取りに関わる各種クロック自体は25MHz程度の周波数であるが、駆動クロック間の位相、デユーティーなどを満足させる為に、この位の高周波クロックが必要になる。光源点灯のためのクロック(CKinv)は読取りに関わるクロック(例えばφクロックと同等周波数のクロック)をカウントして、所定カウント進んだら反転するような構成とした。
ランプ駆動回路205の入力は、電源(24V)、GND、ランプ駆動クロック(CKinv)、点灯許可信号cntである。ランプ駆動回路205は、点灯許可信号cntとランプ駆動クロックCKinvによって点灯に関する制御が行なわれる。ランプ駆動クロックCKinvはランプ駆動回路205の出力であるランプ駆動電圧を生成する為のタイミングクロックであり、図6に示すCKinvの立上りでランプ駆動回路205からランプに高圧が印加される。点灯許可信号cntは、Lowレベルの時に点灯を許可する信号であり、これがHighレベルの時にランプ駆動クロックCKinvが入力されても点灯しない(図7参照)。
これにより通常、ランプ駆動クロックCKinvをランプ駆動回路205に入力しておき、CPUは画像読み取り要求があった時に点灯許可信号:cntをアクティブにするON/OFF制御が簡単に行なえる。もちろん、点灯許可信号:cntが無い構成(電源、GND、ランプ駆動クロック:CKinv)であっても本発明に関して何ら支障無い。
図7はCCDの駆動クロック(SH、φ、/φ、RS、CPを入力して駆動するのが一般的である)とランプ駆動クロック:Ckinvを図示したものである。1ラインの取り込み信号:SHはCCDの受光部に蓄積された電荷をCCD内部のシフトレジスタに転送するための信号であり、図6ではHigh期間に転送が行なわれる。φ、/φ、RS、CPは電荷をシフトレジスタ内で転送させ、最終的に電圧信号として出力させる為のクロックである。
ここで画像読取装置での単位読取り量である1ラインの読取り時間は、図6に示す光蓄積時間(Tint)で規定される。この時間はφクロックの周波数:fとクロック数:nで決まることになる。すなわち、Tint=n×1/fである。ランプ駆動クロックCkinvは、読み取りクロックφの周波数相当のクロックがm個でクロックが反転することを例として示している。これを行う分周回路212が、タイミング制御回路211にある。
図5に、分周回路212の構成を示す。分周回路212は、カウンタ213とフリップフロップ214から成り、これらに、信号SH0,クロックCK0,初期値(プリセットデータm)を入力する構成である。1ラインの同期信号SH0は、読み取りの1ライン時間Tintと同じ周期の信号であり、CK0はφクロックと同じ周波数のクロックである。カウンタ213は、ノアゲート215を介して、1ラインの同期信号SH0またはカウンタ213のキャリー(プリセット値のカウントオーバ)発生時にカウント初期値mを取り込み、クロックCK0を初期値mからカウントダウンするものである。フリップフロップ214は、カウンタ213のキャリーによって出力(ランプ駆動クロックCKinv)のレベルを反転させる構成である。この構成では、カウント初期値mによってランプ駆動クロックCKinvの周期を設定する事が出来る。この設定値mは予め、スキャナ制御CPU206のメモリに入った値であり、カラー読取り/モノクロ読取りモードなどのモード別に保持(記憶)されており、スキャナ制御CPU206は、指示されている読取りモードに対応した値(m)を読み出して、タイミング制御回路211のレジスタ(ラッチ)に設定することによって反映する。すなわちプリセット循環カウンタ213のプリセットデータ入力端に印加する。図5の例では、1ラインの同期信号SH0をフリップフロップ214の/CLRに入力しているので、ライン同期信号SH0が到来したライン始端で、ランプ駆動クロックCKinvのレベルは強制的にLowになる。
図8に、第2実施例の分周回路の構成を示す。図8の分周回路212は、1ラインの同期信号SH0入力時にフリップフロップ214の出力を強制Lowにするか、Highにするかの機能を持たせたものである。極性指示信号PLはそれを指示するものであり、PL=Low,Highの場合は各々、インバータ216cおよびゲート216a,bを介して、フリップフロップ214の出力を強制High、Lowにする。この極性指示信号PLは、この設定レベルは予めスキャナ制御CPU206のメモリに書込んだ(保持した)値であり、カラー読取り/モノクロ読取りモードなどのモード別に定められており、スキャナ制御CPU206は、指示されている読取りモードに対応した値を読み出して、タイミング制御回路211のレジスタに設定することによって、反映する。
このように、カラー読取り/モノクロ読取りモードなどのモード別に、ランプ駆動クロックを生成する際のカウンタ初期値m、SH0同期時の極性指示信号PLを設定することにより、カラー読取り/モノクロ読取りモードなどのモード別に読取りクロック周波数を変化する際も、ほぼ同じランプ駆動クロックCKinvの周波数を得ることが出来る。
本発明の第1実施例の複合機能複写機MF1の機構概要を示す縦断面図である。 図1に示すカラースキャナ100およびADF120の拡大縦断面図である。 図1に示す複写機MF1内の、画像処理システムの構成を示すブロック図である。 図3に示す読み取りユニット11および画像信号処理回路(AFE)111の機能構成を示すブロック図である。 図4に示すタイミング制御回路211の、分周回路212の構成を示すブロック図である。 図4に示すCCD107の駆動信号の数種と、点灯タイミング信号CKinvの波形を示すタイムチャートである。 図4に示すランプ駆動回路205に与えられる点灯指示信号cntと点灯タイミング信号CKinvを示すタイムチャートである。 本発明の第2実施例の分周回路212を示すブロック図である。
101:コンタクトガラス
102:照明ランプ
103:第1ミラー 104:第2ミラー
105:第3ミラー 106:レンズ
107:CCD 108:パルスモータ
109:基点センサ rwp:基準白板
scp:スケール 112:圧板スイッチ
121:原稿トレイ 125:搬送ドラム
126:搬送ベルト 130:フィラーセンサ
131:サイド板位置検出スイッチ
132:ガラス 137:圧板

Claims (7)

  1. 光を原稿に照射する光源と、点灯タイミング信号に応じて前記光源を点灯駆動する点灯手段と、原稿から反射した光の画像情報を電気画像信号に変換し画素に区切る読み取りクロックに同期してシリアル出力する光電変換手段と、該光電変換手段が出力する電気画像信号を画像データにデジタル変換して出力するA/D変換手段とを有する原稿読み取り装置において、
    読取りモード別の設定値を保持するメモリ;
    指示された読取りモードに対応する設定値を前記メモリから読み出して点灯タイミング信号の周期を定める整数値に設定する周期設定手段;および、
    前記読み取りクロックを前記周期設定手段が設定した整数値に基づいて分周した点灯タイミング信号を前記読み取りクロックに同期し発生して前記点灯手段に出力する分周手段;
    を備えることを特徴とする原稿読み取り装置。
  2. 原稿読み取り装置は更に、読取りモード別の極性指示信号を保持するメモリ;および、指示された読取りモードに対応する極性指示信号を前記メモリから読み出してL/H指示に設定する開始レベル設定手段;を備え、前記分周手段は、ライン同期信号に応答して、前記開始レベル設定手段がL指示を設定しているときにはLから、H指示を設定しているときにはHから、点灯タイミング信号を発生する;請求項1に記載の原稿読み取り装置。
  3. 前記分周手段は、前記周期設定手段が設定した整数値がプリセット値として与えられ、前記読み取りクロックをカウントしてプリセット値をカウントするとまた新たにプリセット値のカウントを開始する循環カウンタ、および、該循環カウンタがプリセット値をカウントするたびに前記点灯タイミング信号の指示レベルを反転するフリップフロップ、を含む;請求項1に記載の原稿読み取り装置。
  4. 前記周期設定手段は、設定した整数値を表わすデータを、前記循環カウンタのプリセットデータ入力端に与える;請求項3に記載の原稿読み取り装置。
  5. 前記分周手段は、前記光電変換手段が電気画像信号をシリアル出力するラインの切換りに同期して、前記循環カウンタを初期化する手段および前記フリップフロップを初期化する手段、を含む;請求項3又は4に記載の原稿読み取り装置。
  6. 原稿読み取り装置は更に、読取りモード別の極性指示信号を保持するメモリ;および、指示された読取りモードに対応する極性指示信号を前記メモリから読み出して該極性指示信号に応じて、シリアル出力するラインの切換り直後の前記フリップフロップをクリア又はセットして、前記フリップフロップの出力である点灯タイミング信号の指示レベルを非指示又は指示レベルとする開始レベル設定手段;を備える請求項3乃至5のいずれか1つに記載の原稿読み取り装置。
  7. 画像データが表す画像を用紙上に形成するプリンタ;
    請求項1乃至6のいずれか1つに記載の原稿読み取り装置;および、
    前記原稿読み取り装置が発生する画象データを、前記プリンタの画像形成に適する画像データに変換する画像データ処理手段;を備える複写装置。
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