JP4512421B2 - 電子写真プロセスユニットと電子写真装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などにおける電子写真プロセスユニットと電子写真装置に係り、特に、感光体を帯電させる帯電ローラのクリーニング装置を備えた電子写真プロセスユニットと電子写真装置に関するものである。
電子写真装置の感光体を帯電させる方法としては、コロトロンあるいはスコロトロン等のチャージャを用いたものがあるが、近年こういったコロナ放電型に比し、オゾン発生量が少なく、高圧電源が不要で帯電効率も高い等の観点から、帯電ローラのような感光体に接触する帯電部材が多く用いられるようになっている。
しかしながら、この帯電ローラは直接感光体と接触しているため、感光体上に残留するトナー粒子や紙紛が付着し、蓄積されて帯電ムラを発生して画像欠陥を生じたり、転写材の走行方向に平行な画像(定型フォーマットなど)を転写材に多数コピーしたとき、帯電ローラの当該部分のみが特性変化をきたして白抜けが生じるなどの問題が生じることがある。これは、トナーに含まれる酸化チタンなどの添加剤がクリーニング装置で除去されずに帯電ローラに到達して、帯電ローラの周方向に筋状に付着し、付着した部分はそうでない部分と比較して帯電特性が変化するためと考えられる。
そのため従来では、帯電ローラにスポンジローラや回転ブラシを接触させて表面を摺擦したり、プレード上の弾性部材を圧接させるクリーニング装置を設けることでトナー粒子を清掃することが行われている。ところが、従来のクリーニング装置では、常に清掃部材が帯電ローラ表面に接しているため、長期にわたって使用しているとトナーの外添剤や異物が噛みこみ、帯電ローラ表面を傷つけてしまうという問題があった。
そのため特許文献1には、帯電ローラにクリーニング部材を当接させ、相対的に軸線方向に移動させて部分的に特性変化を起こさないようにしたり、帯電ローラとクリーニング手段の少なくとも一方を感光体、ないしはクリーニング手段に対して接離する接離手段を備え、接離手段の接離動作を装置本体の回転力の伝達、停止によって行い、帯電ローラを常時清潔な状態に維持するようにした画像形成装置が示されている。
また、画像形成装置における画像形成を長時間停止した状態で帯電ローラを感光体に接触させておくと、導電性ゴムで構成された帯電ローラでは、軟化剤がしみ出て感光体を汚し、白抜け等の画像異状を起こすことがあるため、特許文献2には帯電ローラを、クリーニング部材から離間させると共に感光体に接触させて帯電可能にする第1の位置と、表面にクリーニング部材を接触させてクリーニングする第2の位置と、感光体とクリーニング部材の両方から離間させた第3の位置とに切り替え可能に構成し、必要なときのみ帯電ローラが感光体に当接すると共に、必要なときのみ帯電ローラをクリーニングできるようにした画像形成装置が示されている。
さらに特許文献3には、感光体がその周辺部品と共に一つのユニットとして構成され、このユニットが画像形成装置本体に対して着脱可能に装着される画像形成装置において、像担持体の表面を帯電処理する帯電ローラを有する帯電装置は本体側に取り付けられ、帯電ローラの表面をクリーニングするクリーニング部材は、本体に対して着脱可能なユニットに取り付けて像担持体交換時に交換するようにし、クリーニング部材のメンテナンスを容易にした画像形成装置が示されている。
特開平6−161171号公報 特開平8−292626号公報 特開2000−242063号公報
しかしながら、前記特許文献1及び2に示された技術は、いずれもクリーニング手段を帯電ローラから離間させるために複雑な機構を用いており、また、これらの部材を装置内で移動させる空間が装置内に必要となるため近年の画像形成装置の小型化に対応できないものとなっている。また特許文献3に示された画像形成装置では、クリーニング手段が像担持体交換時に交換されるからメンテナンスは容易であるが、近年の像担持体の長寿命化に伴って像担持体の交換間隔が長くなり、前述のようにトナーの外添剤や異物が噛みこみ、帯電ローラ表面を傷つけてしまうという問題が生じる恐れがある。またユーザが画像に黒筋等の異常が発生したことに気付いた場合や定期的に清掃した場合が良い場合に、簡便な方法で帯電ローラを清掃することができる清掃機構の登場が待たれていた。
そのため本発明においては、簡単な機構で、帯電ローラのクリーニング手段をクリーニング時のみ帯電ローラに接触させるようにし、かつ、クリーニング時は、帯電ローラ全体を確実に清掃できるようにすると共に、クリーニング手段における清掃部材のみの交換も容易におこなえるようにし、常にきれいな清掃部材で帯電ローラのクリーニングをおこなえるようにした、画像形成装置における帯電装置を提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明における電子写真プロセスユニットは、
感光体ドラムに接触回転しながら該感光体ドラムを帯電する帯電ローラを備えた帯電ユニットを含む電子写真プロセスユニットにおいて、
前記帯電ユニットを電子写真プロセスユニットから引き出す際に、前記帯電ローラを感光体ドラムと離間させ、前記感光体ドラムの帯電位置より帯電ローラ軸方向に退避移動させる退避操作手段と、
前記退避操作手段による退避操作過程で前記帯電ローラの軸心回りに回転させる回転機構と、
よりなり、
前記帯電ユニットは、感光体ドラムと対面する側が開口して帯電ローラ外周側と対面するごとく帯電ローラと一体的に退避操作可能に組み付けられたフレーム部を有し、
前記退避操作手段は、前記フレーム部に、前記電子写真プロセスユニット側に設けた他側離間操作部と連動して感光体ドラムと帯電ローラを離間させる一側離間操作部とで構成され、
一方前記感光体ドラムを収容する感光体フレームの、前記帯電ローラの退避移動位置に、前記帯電ローラの清掃部材が、感光体ドラム表面より帯電ローラ側に突出させて配置され、
前記退避操作手段による帯電ローラの退避操作過程による感光体ドラムと帯電ローラの離間位置で、前記帯電ローラが前記清掃部材に接触し、
前記回転機構により、前記帯電ローラが回転しながら前記清掃部材によって帯電ローラの全周が隙間無く清掃されるように構成したことを特徴とする。
又本発明は、感光体ドラムに接触回転しながら該感光体ドラムを帯電する帯電ローラを含む帯電ユニットからなる電子写真装置であって、
前記帯電ローラを感光体ドラムと離間させる離間手段と、
前記感光体ドラムの帯電位置より帯電ローラ軸方向に退避移動させる退避操作手段と、
前記退避操作手段による退避操作過程で前記帯電ローラの軸心回りに回転させる回転機構とが設けられ、
一方前記感光体ドラムを収容する感光体フレームの、前記帯電ローラの退避移動位置に、前記帯電ローラの清掃部材が、感光体ドラム表面より帯電ローラ側に突出させて配置され、
前記帯電ユニットは、感光体ドラムと対面する側が開口して帯電ローラ外周側と対面するごとく帯電ローラと一体的に退避操作可能に組み付けられたフレーム部を有する帯電ユニットであって、前記フレーム部と前記電子写真装置本体側に夫々感光体ドラムと帯電ローラを離間させる離間操作部が設けられ、該離間操作部の係合位置で帯電ユニット退避操作と連動して感光体ドラムと帯電ローラを離間させるように構成し、
前記感光体ドラムと帯電ローラの離間位置で、前記帯電ローラが前記清掃部材に接触し、
前記回転機構により、前記帯電ローラが回転しながら前記清掃部材によって帯電ローラの全周が隙間無く清掃されるように構成したことを特徴とする。
このように電子写真プロセスユニットと電子写真装置を構成することにより、帯電ローラが汚れたとき、帯電ローラを退避操作するだけで帯電ローラが感光体から離間して回転するから、帯電ローラ表面にクリーニング手段を接触させることで容易に摺擦清掃を行うことができ、簡単な機構で帯電ローラ全体を確実に清掃できる、電子写真プロセスユニットと電子写真装置を提供することができる。
このように帯電ローラの感光体からの離間機構を構成することにより、帯電ローラの退避操作により、非常に簡単な構成にもかかわらず、確実に帯電ローラを感光体から離間させることができる。
また、フレーム部に前記回転機構の一側部材を設け、該一側部材が電子写真プロセスユニット側に設けた回転操作部材と前記離間部の離間操作により係合し、退避移動操作に従って回転駆動されるようにし、また、ローラ表面に接触して摺擦清掃を行うクリーニング手段を電子写真装置本体側に設けることが好適な実施例である。
以上記載のごとく本発明になる電子写真プロセスユニットと電子写真装置は、帯電ローラを感光体の帯電位置より退避移動(引き出し)可能に構成すると共に、退避操作過程で帯電ローラを感光体から離間させる機構と帯電ローラの軸心回りに回転させる機構とが設けられ、退避操作手段による退避操作過程で前記回転機構により回転する帯電ローラ表面に、クリーニング手段を接触させること帯電ローラのクリーニング手段はクリーニング時のみ帯電ローラに接触し、従来装置のようにトナーの外添剤や異物が噛みこんで帯電ローラ表面を傷つけるという問題は生ぜず、しかも、クリーニング時には、帯電ローラが回転することによって全体を確実に清掃できる。また、クリーニング手段が帯電ローラのクリーニングが必要なときのみ感光体組付体側に取り付け可能とすることで、交換を容易におこなうことができ、非常に簡単な構成で、常にきれいなクリーニング手段で帯電ローラのクリーニングがおこなえる電子写真プロセスユニットと電子写真装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明が適用される電子写真装置の感光体ドラム1周辺におけるプロセスユニットの基本構成図、図2は帯電ローラとその回転機構を収容した帯電器ユニットを示した図で、(A)は開放端側から見た図、(B)は電子写真装置本体に装着した状態の側面図、(C)、(D)は帯電器ユニットを電子写真装置本体から退避させるときの状態を示した図、図3は本発明を構成する着脱可能なクリーニング手段の斜視図、図4は、本発明を構成する帯電ローラユニットと電子写真装置本体側に組み込まれた感光体ドラムとの位置関係(A)と、該(A)に着脱可能なクリーニング手段を取り付けた状態(B)を示した図である。
本発明が適用される電子写真装置の感光体ドラム1周辺には、感光体ドラム1における回転方向(時計回り)に沿って露光装置であるLEDユニット2、現像ユニット3、転写ローラ4、クリーニングブレード5、イレーサからなる除電手段6、帯電ローラ7が配置され、これらは個別の装置として電子写真装置を構成しても、また、電子写真プロセスユニットとしてカートリッジ形式に形成して交換可能に構成しても良い。そして周知のように、感光体ドラム1がまず除電手段6により除電され、その後帯電バイアス電源8によって帯電バイアスが印加された帯電ローラ7によって均一に帯電され、LEDユニット2により露光潜像が書込まれる。そしてその露光潜像は、現像バイアス電源9によって現像バイアスが印加された現像ユニット3における現像ローラ10が担持したトナーでトナー画像として顕像化され、そのトナー画像が、転写バイアス電源11によって転写バイアスが印加された転写ローラ4にて記録媒体12に転写された後、感光体ドラム1はクリーニングブレード5にて残留トナーが除去される。
このように構成した本発明が適用される電子写真装置において、図2(A)に帯電ローラ7とその回転機構を収容した帯電器ユニット19を画像形成時に感光体ドラム1側に対面する開放端側から見た図に示したように、帯電ローラ7は、感光体ドラム1側が開放された直方形の帯電器フレーム20に設けられた軸受け21に保持されて収容され、軸22の一端にはこの帯電ローラの回転機構である傘歯車23が固定されている。そしてこの傘歯車23は、帯電器フレーム20に回転可能に保持された軸24に固定された傘歯車24と噛み合い、さらにその傘歯車24の軸24にはギア25が固定されてピニオン26と噛合している。なお、以下の説明では、傘歯車23、24を使った場合を例に説明するが、駆動力伝達方向を変更できればウォームギアやその他の機構を用いても良いことは勿論である。また、説明のために図2の(A)における上下方向をZ軸、左右方向をX軸、(B)〜(D)における上下方向をY軸、左右方向をX軸とする。
一方この帯電器フレーム20は、帯電ローラ7を収容した状態で電子写真装置本体の一部として構成された感光体ドラム1を収容した感光体フレーム(一部のみを27及び27として示してある)から図2において−X方向に退避移動(引き出し)可能に構成され、電子写真装置本体に装着した状態を図2(A)の+Z側から見た図2(B)に示したように、感光体フレーム27に設けられた板バネなどの押圧部材28で感光体ドラム1側に押圧され、収容した帯電ローラ7が感光体ドラム1に圧接するようになっている。
またこの帯電器フレーム20の感光体ドラム1に対面した側の引き出し側の端部には、帯電器フレーム20を感光体フレームから退避移動(引き出し)させるとき、帯電ローラ7を感光体ドラム1から離間させるため、電子写真装置本体もしくは感光体フレーム27に設けられた傾斜部(段差)29に対応する傾斜を有する傾斜部(段差)30が設けられ、さらに帯電器フレーム20の他端側を同様に感光体ドラム1から離間させると共に、感光体フレーム27に設けられた感光体組み付け体側回転操作部材たるラック32に前記ピニオン26を係合・噛合させるため、感光体フレーム(図示せず)に設けられた離間操作部たるガイドレール31に乗り上げる、帯電器フレーム20側離間操作部たるボス33が設けられている。
そして、これら帯電ローラ7を収容した帯電器フレーム20と感光体ドラム1とは、図2(B)における−X方向から見た図として示した図4(A)に示したように、感光体フレーム27に感光体ドラム1が収容され、その感光体ドラム1に帯電ローラ7が圧接されるように帯電器フレーム20が配されている。なお、帯電器フレーム20の図2(B)における左側側面は、この図4(A)に示したように、帯電器フレーム20を電子写真装置本体から退避移動(引き出し)させるとき、帯電ローラ7が電子写真装置本体もしくは感光体フレーム27にぶつからないよう門型となっている。
また、帯電ローラ7のクリーニング装置40は、図3にその斜視図を示したように一例として直方体に形成され、図2(B)、図4(A)に示した感光体フレーム27に設けられた孔34に挿入するための凸部41を有し、発泡ウレタンスポンジなどで構成された清掃部材42を上部に突出させて挟持できるようにするため、凸部41を有する本体側部材43と、その本体側部材43に填め込む填め込み部材44とで構成されている。
なお、図示の例ではクリーニング装置40を直方体形状としたが、清掃部材42を突出させて感光体フレーム27に取り付けられればこの形状にこだわるものではなく、また、本体側部材43と填め込み部材44とは別部材としても、例えばクリーニング装置40下面に蝶番式の連結部材を設けて開閉式にするなどしても良い。また、清掃部材42も、弾性のあるものであれば発泡ウレタンスポンジなどにこだわるものではなく、クリーニング装置40を密閉式として、必要に応じて洗浄溶液、研磨剤等を備えたり、さらに、帯電ローラ7の表面を保護するための部材を備えるようにしてもよい。
そしてこのクリーニング装置40は、清掃部材42を挟持した状態で図2(B)、図4(B)に示したように、図2(B)における図上−X側から清掃部材42が帯電ローラ7側となるようにして、凸部41を感光体フレーム27に設けられた孔34に、図2(B)の−X側から挿入して取り付ける。この取付状態を図4(B)に示した。
そしてこの状態から帯電ローラ7を清掃するときは、まず図2(B)における帯電器フレーム20の図上−X側を持ち上げて、図2(C)に示したように図上−X方向に退避移動(引き出す)させる。すると帯電器フレーム20の傾斜部30が、感光体フレーム27に設けられた傾斜部29に押圧部材28の押圧力に抗して乗り上げ、そのために帯電器フレーム20に収容した帯電ローラ7の−X側が感光体ドラム1から離間する。そしてこの状態で帯電器フレーム20をさらに−X側に退避移動(引き出す)させると、今度は図2(D)に示したように、ボス33が押圧部材28の押圧力に抗してガイドレール31に乗り上げ、帯電器フレーム20に収容した帯電ローラ7の−X側が感光体ドラム1から離間すると共に、感光体フレーム27に設けられたラック32にピニオン26が噛合する。
そして、帯電器フレーム20をそのまま図2における−X方向に電子写真装置本体から退避移動(引き出す)させると、ピニオン26がラック32との噛合によって回転し、その回転がギア25、傘歯車24、傘歯車23と伝わってゆき、帯電ローラ7が回転する。なおこの回転は、清掃部材42によって帯電ローラ7の全周が隙間無く清掃されるよう、帯電器ユニット20が清掃部材42の清掃幅だけ移動したとき、帯電ローラ7が略1回転するようにピニオン26とギア25のギア比を選択する。
そして、さらに帯電器フレーム20をそのまま図2における−X方向に電子写真装置本体から退避移動(引き出す)させると、図2(D)に示したように、今度は帯電ローラ7がクリーニング装置40における清掃部材42に当たり、帯電ローラ7自体が回転しているため、全周に渡ってこの清掃部材42で摺擦されてクリーニングされる。また、この動作は帯電器フレーム20を電子写真装置本体から退避移動(引き出す)させるときだけでなく、当然のことながら帯電器フレーム20を電子写真装置本体に装着するために押し込んだときにも行われ、帯電ローラ7は、引き出すときと逆方向に回転しながらクリーニング装置40の清掃部材42で摺擦される。
そして、ボス33がガイドレール31から外れたとき、帯電ローラ7におけるボス33側端が感光体ドラム1に当接し、さらに押し込まれて図2(B)に示した位置まで入ると、帯電器フレーム20における傾斜部30が感光体フレーム27に設けられた傾斜部29と合致するように填り、帯電器フレーム20が押圧部材28に押されて帯電ローラ7が感光体ドラム1に圧接されて装着される。そのため帯電ローラ7は、それを収容した帯電器フレーム20を引き出すだけで全周がクリーニングされ、しかも、クリーニング装置40における清掃部材42は、クリーニング装置40が取り外し可能であるから容易に新しいものと交換できる。なお、帯電ローラ7のクリーニングは現像装置にトナーを補給するトナーコンテナの交換時等定期的な時期に実施するのが形成画像を良好に保つ上で好ましい。またクリーニング装置40はトナーコンテナと同梱されてユーザに供給されるのが好ましい。
このように電子写真装置を構成することにより、帯電ローラ7のクリーニング手段40はクリーニング時のみ帯電ローラ7に接触し、従来装置のようにトナーの外添剤や異物が噛みこんで帯電ローラ7の表面を傷つけるという問題は生ぜず、しかも、クリーニング時には、帯電ローラ7が回転することによって全体を確実に清掃できる。また、クリーニング手段40が感光体組付体側に設けられているから交換を容易におこなうことができ、非常に簡単な構成で、常にきれいなクリーニング手段で帯電ローラ7のクリーニングがおこなえる電子写真プロセスユニットと電子写真装置を提供することができる。
なお、実施例では、本発明が電子写真装置に適用させた場合で説明したが、感光体と帯電装置とクリーニング装置を含む感光体ユニット、または感光体と現像装置、帯電装置、クリーニング装置等を含むいわゆるプロセスカートリッジ等の電子写真プロセスユニットに適用可能であることはいうまでもない。
本発明によれば、クリーニング手段40にトナーの外添剤や異物が噛みこんで帯電ローラ表面を傷つけるということがなく、しかも、クリーニング手段40を構成する清掃部材42は容易に交換できるから、常にきれいな清掃部材42で帯電ローラ7がクリーニングされ、画像欠陥を生じたりしない電子写真装置を提供することができる。
本発明が適用される電子写真装置の感光体ドラム1周辺におけるプロセスユニットの基本構成図である。 帯電ローラとその回転機構を収容した帯電器ユニットを示した図で、(A)は開放端側から見た図、(B)は電子写真装置本体に装着した状態の側面図、(C)、(D)は帯電器ユニットを電子写真装置本体から退避させるときの状態を示した図である。 本発明を構成する着脱可能なクリーニング手段の斜視図である。 本発明を構成する帯電ローラユニットと電子写真装置本体側に組み込まれた感光体ドラムとの位置関係(A)と、該(A)に着脱可能なクリーニング手段を取り付けた状態(B)を示した図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
7 帯電ローラ
19 帯電器ユニット
20 帯電器フレーム
21 軸受け
22 軸
23、24 傘歯車
25 ギア
26 ピニオン
27 電子写真装置本体もしくは感光体フレーム
28 押圧部材
29、30 傾斜部(段差)
31 ガイドレール
32 ラック
33 ボス
34 孔
40 クリーニング装置
41 凸部
42 清掃部材

Claims (4)

  1. 感光体ドラムに接触回転しながら該感光体ドラムを帯電する帯電ローラを備えた帯電ユニットを含む電子写真プロセスユニットにおいて、
    前記帯電ユニットを電子写真プロセスユニットから引き出す際に、前記帯電ローラを感光体ドラムと離間させ、前記感光体ドラムの帯電位置より帯電ローラ軸方向に退避移動させる退避操作手段と、
    前記退避操作手段による退避操作過程で前記帯電ローラの軸心回りに回転させる回転機構と、
    よりなり、
    前記帯電ユニットは、感光体ドラムと対面する側が開口して帯電ローラ外周側と対面するごとく帯電ローラと一体的に退避操作可能に組み付けられたフレーム部を有し、
    前記退避操作手段は、前記フレーム部に、前記電子写真プロセスユニット側に設けた他側離間操作部と連動して感光体ドラムと帯電ローラを離間させる一側離間操作部とで構成され、
    一方前記感光体ドラムを収容する感光体フレームの、前記帯電ローラの退避移動位置に、前記帯電ローラの清掃部材が、感光体ドラム表面より帯電ローラ側に突出させて配置され、
    前記退避操作手段による帯電ローラの退避操作過程による感光体ドラムと帯電ローラの離間位置で、前記帯電ローラが前記清掃部材に接触し、
    前記回転機構により、前記帯電ローラが回転しながら前記清掃部材によって帯電ローラの全周が隙間無く清掃されるように構成したことを特徴とする電子写真プロセスユニット。
  2. 請求項1記載のフレーム部に前記回転機構の一側部材を設け、該一側部材が電子写真プロセスユニット側に設けた回転操作部材と前記離間部の離間操作により係合し、退避移動操作に従って回転駆動されることを特徴とする請求項1記載の電子写真プロセスユニット。
  3. 感光体ドラムに接触回転しながら該感光体ドラムを帯電する帯電ローラを含む帯電ユニットからなる電子写真装置であって、
    前記帯電ローラを感光体ドラムと離間させる離間手段と、
    前記感光体ドラムの帯電位置より帯電ローラ軸方向に退避移動させる退避操作手段と、
    前記退避操作手段による退避操作過程で前記帯電ローラの軸心回りに回転させる回転機構とが設けられ、
    一方前記感光体ドラムを収容する感光体フレームの、前記帯電ローラの退避移動位置に、前記帯電ローラの清掃部材が、感光体ドラム表面より帯電ローラ側に突出させて配置され、
    前記帯電ユニットは、感光体ドラムと対面する側が開口して帯電ローラ外周側と対面するごとく帯電ローラと一体的に退避操作可能に組み付けられたフレーム部を有する帯電ユニットであって、前記フレーム部と前記電子写真装置本体側に夫々感光体ドラムと帯電ローラを離間させる離間操作部が設けられ、該離間操作部の係合位置で帯電ユニット退避操作と連動して感光体ドラムと帯電ローラを離間させるように構成し、
    前記感光体ドラムと帯電ローラの離間位置で、前記帯電ローラが前記清掃部材に接触し、
    前記回転機構により、前記帯電ローラが回転しながら前記清掃部材によって帯電ローラの全周が隙間無く清掃されるように構成したことを特徴とする電子写真装置。
  4. 請求項3記載のフレーム部に前記回転機構の一側回転操作部材を、前記電子写真装置本体側に他側回転操作部材を夫々設け、両操作部材が前記離間手段の離間操作により係合し、退避移動操作に従って回転駆動されることを特徴とする請求項3記載の電子写真装置。
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