JP4506515B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数個の同じチップ接続パターンが配置されてなるワークに、半田ペーストをスクリーン印刷するスクリーン印刷装置に関するものである。
プリント基板等の配線基板と半導体チップを接続する技術として、フリップチップ(FC)方式と呼ばれる半田バンプ(微細な半田の突起物)を使用して接合する方式が、一般に採用されている。この方式は、回路基板側のチップ接続パターンに半田バンプを配置することで、数千から数万の接続点数を一度に接続することができる。IT化の進展に伴って、高機能化する半導体チップの接続点は、微細・高密度・高点数化が急速に進んでいる。
上記回路基板側のチップ接続パターンに半田バンプを配置する手段として、半田ペーストをチップ接続パターンにスクリーン印刷する、スクリーン印刷方法がある。このスクリーン印刷方法およびそれに用いるスクリーン印刷装置が、例えば、特開平6−155706号公報(特許文献1)に開示されている。
図7(a)〜(c)は、従来のスクリーン印刷方法とスクリーン印刷装置を説明する図で、図7(a)は、従来のスクリーン印刷装置90の模式的な正面図および側面図で、要部を部分的な断面で示した図である。また、図7(b)は、ワーク10の模式的な上面図および断面図であり、図7(c)は、スクリーン印刷装置90に用いるスクリーンマスク(以下、「スクリーン」と称す)20の模式的な上面図および断面図である。
従来のスクリーン印刷による半田バンプの形成は、一般的に、図7(a)に示すスクリーン印刷装置90を用いて、以下のように行われる。
すなわち、ワーク10をテーブル40にセットした後、半田バンプを形成するワーク10表面のチップ接続パターン1aとスクリーン20に形成された印刷パターン(貫通穴)2aのアライメントを行い、ワーク10にスクリーン20を重ねる。次に、スクリーン20上に供給された半田ペースト3を、スキージ30によりスクリーン20の印刷パターン(貫通穴)2aを通して塗布する。これによって、ワーク10表面のチップ接続パターン1a上に半田ペースト3が印刷される。最後に、スクリーン20をワーク10表面から上方に取り外せば、ワーク10表面のチップ接続パターン1a上に半田バンプが形成される。
半導体チップを搭載する配線基板の製造においては、通常、製造コストを低減するために、図7(b)に示すように一枚のワーク10に同じチップ接続パターン1aを複数個配置して製造し、最後にこれらを切断して個々の配線基板とする。従って、半田バンプを形成するための上記スクリーン印刷工程においても、図7(c)に示すように、ワーク10のチップ接続パターン1aと同じ個数と配置の印刷パターン(貫通穴)2aが形成されたスクリーン20を用いて、半田ペースト3をワーク10の全面に同時に印刷する。
特開平6−155706号公報
スクリーン印刷における半田ペースト3の印刷精度は、基本的に、ワーク10のチップ接続パターン1aとスクリーン20の印刷パターン(貫通穴)2aの重ね合わせ精度に依存する。特に、図7(a)〜(c)に示したワーク10からチップ接続パターン1aの多数個取りを行うスクリーン印刷においては、ワーク10における個々のチップ接続パターン1aの配置が、所定の設定位置になっていることが前提となっている。
一方、図8(a)に別のワーク11の模式的な上面図を示すが、ワーク11では、図7(b)のワーク10と異なり、個々のチップ接続パターン1aの配置が所定の設定位置からばらついている。このため、図8(a)のワーク11に対しては、図7(c)のスクリーン20を良好に重ね合わせることができず、スクリーン20を用いて半田ペースト3のスクリーン印刷を行うと、半田ペースト3がチップ接続パターン1aからはみ出て印刷不良となる。
また、図8(b)に別のワーク12を用いた場合の正面から視たスクリーン20付近の模式的な断面図を示すが、ワーク12には撓みが発生しており、ワーク12とスクリーン20の間に、浮きスペースFが生じている。このような浮きスペースFが生じると、スクリーン印刷時に半田ペースト3が浮きスペースFの隙間に滲んで、印刷不良を起こす。このような浮きスペースFが生じないようにするため、通常、スキージ30を搭載する印刷ヘッド31の加圧力によってスクリーン20を押しつけて、ワーク12に密着させている。しかしながら、製造コスト低減のためワーク12の面積が大きくなるほど、印刷ヘッド31のスクリーン加圧による浮きスペースFの抑制は困難となる。
上記、図8(a),(b)に示した問題は、特に、導体パターンが形成された熱可塑性樹脂フィルムが多層に貼り合わされてなる多層基板からなるワークにおいて、顕著である。このような多層基板は、上記熱可塑性樹脂フィルムを例えば20層も貼り合わせることができるため、小型で安価な配線基板とすることができる。しかしながら、20層もの熱可塑性樹脂フィルムを貼り合わせて図7(a)に示したワーク10を形成しようとすると、図8(a)に示したワーク11における個々のチップ接続パターン1aの設定位置ばらつきや、図8(b)に示したワーク12における撓みが発生し易い。上記多層基板では、近年、熱可塑性樹脂フィルムの貼り合わせ枚数がさらに増大すると共に、チップ接続パターン1aも益々微細化・高密度化する傾向にある。このため、半田バンプ形成のためのスクリーン印刷において、ワーク10〜12のチップ接続パターン1aとスクリーン20の印刷パターン(貫通穴)2aを重ね合わせることが困難になっている。
また、熱可塑性樹脂フィルムを貼り合わせた多層基板は、リサイクルが可能であると共に反面、一般的なガラスエポキシ基板に較べて、半田の濡れ性が良い。このため、半田ペースト3が正確にチップ接続パターン1aに転写されないと、リフロー時(無酸化雰囲気で半田ペースト3を溶かして表面張力でボール状に形成する)に流れて隣の半田ペースト3とつながり、半田バンプのブリッジ不良が発生するといった問題がある。
さらに、図7(a)〜(c)に示したスクリーン印刷においては、一つのチップ接続パターン1aで半田ペースト3の印刷不良が発生した場合、正常に印刷されたチップ接続パターン1aも含めて全チップ接続パターン1aの半田ペースト3を洗浄し、再印刷する必要がある。このようにして、全てのチップ接続パターン1aが正常に印刷されるまで再印刷を繰り返す必要がある等、今後の高機能化する半導体チップの微細・高密度・高点数化にも対応することが困難となっている。
本発明は、上記した従来のスクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置の問題を解決するためになされたもので、特に、熱可塑性樹脂フィルムが高多層に貼り合わされ、チップ接続パターンが高密度に配置された多層基板からなるワークにも対応できるスクリーン印刷装置を提供することを目的としている。
請求項に記載の発明は、複数個の同じチップ接続パターンが配置されてなるワークに、半田ペーストをスクリーン印刷するスクリーン印刷装置であって、前記スクリーン印刷のためのスクリーンマスクが、1個の前記チップ接続パターンを覆う大きさに形成されてなり、当該スクリーン印刷装置が、前記スクリーン印刷を行うチップ接続パターンの変更および位置決めを行うためのワークアライメント機構と、前記スクリーン印刷を行うためのスクリーン印刷機構と、前記ワークアライメント機構の設定位置と前記スクリーン印刷機構の設定位置の間で、前記ワークアライメント機構および前記ワークが保持されたテーブルを移動するためのテーブル移動機構とを有してなり、前記スクリーン印刷機構が、前記スクリーンマスクと、前記スクリーンマスクを前記ワークに対して昇降するためのスクリーン昇降機構と、前記半田ペーストを内部に保持すると共に、内部に保持された半田ペーストを先端に形成されたスリットノズルから吐出する印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドを前記スクリーンマスクに対して昇降すると共に、前記印刷ヘッドの先端をスクリーンマスクに押し付けるためのヘッド昇降機構と、前記印刷ヘッドの先端を前記スクリーンマスク面に平行に一定速度で移動するためのヘッド移動機構とを有してなり、前記ワークアライメント機構により、前記ワークに形成されたチップ接続パターン毎に、前記スクリーンマスクに対する位置決めを行い、前記テーブル移動機構により、前記チップ接続パターンが位置決めされたワークを、前記スクリーン印刷機構の設定位置へ移動し、前記スクリーン印刷機構により、前記スクリーン昇降機構と前記ヘッド昇降機構でスクリーン加圧力が前記ワークに印加され、前記印刷ヘッドの先端のスクリーンマスクに対する押し付け圧が前記ヘッド昇降機構により制御された状態で、前記位置決めされたチップ接続パターンに前記半田ペーストをスクリーン印刷し、前記テーブル移動機構により、前記スクリーン印刷後のワークを、前記ワークアライメント機構の設定位置へ戻すことを特徴としている。
上記ワークアライメント機構、スクリーン印刷機構およびテーブル移動機構により、ワークに形成されたチップ接続パターン毎にスクリーンマスクに対する位置決めを行い、位置決めされたチップ接続パターンに半田ペーストをスクリーン印刷する以下のスクリーン印刷方法が実施可能となる。すなわち、上記スクリーン印刷装置を用いたクリーン印刷方法によれば、ワークに形成されたチップ接続パターン毎に位置決めを行ってスクリーン印刷するため、個々のチップ接続パターンの配置が所定の設定位置からばらついたワークにも対応することができる。
また、一つのチップ接続パターンで半田ペーストの印刷不良が発生した場合であっても、印刷不良が発生したチップ接続パターンの半田ペーストのみを洗浄し、当該チップ接続パターンにのみ半田ペーストを再印刷することができる。従って、全てのチップ接続パターンが正常に印刷されるまで再印刷を繰り返す必要がある従来のスクリーン印刷方法に較べて、印刷不良品の修復時間を飛躍的に短縮することができる。
上記スクリーン印刷装置において、前記スクリーン印刷機構は、前記スクリーンマスクと、前記スクリーンマスクを前記ワークに対して昇降するためのスクリーン昇降機構と、前記半田ペーストを内部に保持すると共に、内部に保持された半田ペーストを先端に形成されたスリットノズルから吐出する印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドを前記スクリーンマスクに対して昇降すると共に、前記印刷ヘッドの先端をスクリーンマスクに押し付けるためのヘッド昇降機構と、前記印刷ヘッドの先端を前記スクリーンマスク面に平行に一定速度で移動するためのヘッド移動機構とを有してなるように構成されている。
そして、前記スクリーン印刷機構により、前記スクリーン昇降機構と前記ヘッド昇降機構でスクリーン加圧力が前記ワークに印加され、前記印刷ヘッドの先端のスクリーンマスクに対する押し付け圧が前記ヘッド昇降機構により制御された状態で、前記位置決めされたチップ接続パターンに前記半田ペーストをスクリーン印刷する。
特に、上記スクリーン印刷装置のスクリーンマスクは、1個のチップ接続パターンを覆う大きさに形成されており、ワークの全面を覆う従来のスクリーン印刷装置のスクリーンマスクに較べて、スクリーンマスクの面積が小さい。このため、撓みが発生したワークであっても、スクリーン昇降機構とヘッド昇降機構によるスクリーンマスクへの加圧力で、ワークに形成されたチップ接続パターンとスクリーンマスクの間に生じる浮きスペースを抑制することができる。
また、印刷ヘッドの先端のスクリーンマスクに対する押し付け圧がヘッド昇降機構により制御されることにより、印刷ヘッドの先端からの半田ペーストの漏れ防止や、ワークからのスクリーンマスクの浮き上がりを防止することができる。これによって、半田ペーストの滲みが生じない印刷が可能となる。また脆弱なスクリーンマスクをワークに隙間無く密着させることができ、微細化に伴う薄膜のスクリーンマスクでの印刷も可能となる。
請求項に記載のように、前記ワークアライメント機構は、前記スクリーン印刷を行うチップ接続パターンを変更するためのワーク移動機構と、前記ワークを微動して、前記スクリーン印刷を行うチップ接続パターンを前記スクリーンマスクに対して位置決めするためのワーク微動機構と、前記チップ接続パターンの位置を測定するための固定画像処理カメラとを有してなるように構成することができる。
この場合には請求項に記載のように、前記ワーク微動機構が、前記スクリーンマスクに平行な面内で前記ワークを平行移動する平行微動機構と、前記スクリーンマスクに平行な面内で前記ワークを回転移動する回転微動機構とを有してなるように構成することが好ましい。
上記ワーク微動機構により、ワークに形成された個々のチップ接続パターンが、スクリーンマスクに平行な面内で所定の設定位置から任意の位置および任意の方向にばらついていても、スクリーンマスクに対して正確な位置決めを行うことができる。
また、請求項に記載のように、前記印刷ヘッドにおける内部に保持された半田ペーストのスリットノズルからの吐出圧が、押し出し機構により制御されることが好ましい。これにより、スリットノズルから半田ペーストを高精度に加圧吐出させることができ、微細で高密な半田バンプの印刷が可能となる。
上記スクリーン印刷装置においては、請求項に記載のように、前記位置決めのために、前記スクリーンマスクに、アライメントマークを印刷するためのパターンが形成されてなり、最初に、前記スクリーン印刷機構により、ダミーワークにスクリーン印刷を実施し、前記テーブル移動機構により、前記アライメントマークがスクリーン印刷されたダミーワークを前記ワークアライメント機構の設定位置へ戻し、前記固定画像処理カメラにより、前記アライメントマークの位置を測定して画像記憶し、当該記憶されたアライメントマークの位置を用いて、以後の前記ワークに形成されたチップ接続パターンの位置決めを行うように構成することが好ましい。
これによれば、ダミーワークに実際にスクリーン印刷されたアライメントマークを用いて以降の位置決めを行うために、印刷途中における機械的な誤差等の影響を無視することができ、正確な位置決めが可能となる。
上記スクリーン印刷装置を用いたスクリーン印刷方法は、個々のチップ接続パターンの配置が設定位置からばらつき易いワークや、撓みが発生し易いワークにも対応することができる。従って、上記スクリーン印刷装置は、チップ接続パターンの配置のばらつきや撓みが発生し易い、請求項に記載の導体パターンが形成された熱可塑性樹脂フィルムが多層に貼り合わされてなる多層基板からなるワークにも好適に用いることができる。
以上のようにして、上記したクリーン印刷装置は、ワークの全面を覆うスクリーンマスクを用いてワークの全面に半田ペーストを同時に印刷する従来のクリーン印刷装置の問題点を解決することができる。特に、上記したクリーン印刷装置は、熱可塑性樹脂フィルムが高多層に貼り合わされ、チップ接続パターンが高密度に配置された多層基板からなるワークにも対応できるクリーン印刷装置となっている。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図に基づいて説明する。
図1(a)〜(c)は、本発明のクリーン印刷装置を説明する図で、図1(a)は、スクリーン印刷装置100の模式的な側面図で、要部を部分的な断面で示した図である。また、図1(b)は、図7(b)と同じワーク10の模式的な上面図および断面図であり、図1(c)は、スクリーン印刷装置100に用いるスクリーンマスク(以下、「スクリーン」と称す)21の模式的な上面図および断面図である。
図1(a)に示すスクリーン印刷装置100は、図1(b)に示す複数個の同じチップ接続パターン1aが繰り返し配置されたワーク10に、半田ペースト3をスクリーン印刷する装置である。スクリーン印刷装置100に用いるスクリーン21は、図1(c)に示すように、ワーク10の1個のチップ接続パターン1aに対応した1個の印刷パターン(貫通穴)2aを有しており、1個のチップ接続パターン1aを覆う大きさに形成されている。1個のチップ接続パターンの大きさは、例えば40mm×40mm程度である。また、スクリーン21の印刷パターン(貫通穴)2aには、位置決めのために、アライメントマークを印刷するための太線で示した基準パターンA1,A2が含まれている。
図1(a)のスクリーン印刷装置100は、スクリーン印刷を行うチップ接続パターン1aの変更および位置決めを行うためのワークアライメント機構50、スクリーン印刷を行うためのスクリーン印刷機構60、およびワークアライメント機構50の設定位置(左側)とスクリーン印刷機構60の設定位置(右側)の間で、ワークアライメント機構50およびワーク10が保持されたテーブル40を移動するためのテーブル移動機構70とを有している。
ワークアライメント機構50は、スクリーン印刷を行うチップ接続パターン1aを変更するためのワーク移動機構51、ワーク10を微動して、スクリーン印刷を行うチップ接続パターン1aをスクリーン21に対して位置決めするためのワーク微動機構52、チップ接続パターン1aの位置を測定するための固定画像処理カメラ53とを有している。固定画像処理カメラ53は、ワーク10の表面に焦点が合わせてあり、可動誤差が無いように、スクリーン印刷装置100の本体フレームに固定されている。
ワーク微動機構52は、スクリーン21に平行な図1(b),(c)のX−Y面内でワークを平行移動する平行微動機構52x,52yと、スクリーン21に平行なX−Y面内でワーク10を回転移動する回転微動機構52rとを有している。このワーク微動機構52により、ワーク10に形成された個々のチップ接続パターン1aが、スクリーン21に平行なX−Y面内で所定の設定位置から任意の位置および任意の方向にばらついていても、スクリーン21に対して正確な位置決めを行うことができる。
また、スクリーン印刷機構60は、スクリーン21、スクリーン21をワーク10に対して昇降するためのスクリーン昇降機構61、半田ペースト3を内部に保持すると共に、内部に保持された半田ペースト3を先端に形成されたスリットノズル62nから吐出する印刷ヘッド62、印刷ヘッド62をスクリーン21に対して昇降すると共に、印刷ヘッド62の先端をスクリーン21に押し付けるためのヘッド昇降機構63、および印刷ヘッド62の先端をスクリーン21面に平行に一定速度で移動するためのヘッド移動機構64とを有している。尚、スクリーン印刷装置100の正面図は図示を省略したが、印刷ヘッド62のスリットノズル62nのY方向幅は、チップ接続パターン1aの幅(例えば40mm)よりやや大きな幅となっており、例えば、Y方向幅50mm、X方向幅2mm程度である。
尚、スクリーン印刷装置100では、印刷ヘッド62の先端のスクリーン21に対する押し付け圧が、ヘッド昇降機構63によって制御される。また、スクリーン印刷装置100では、印刷ヘッド62における内部に保持された半田ペースト3のスリットノズル62nからの吐出圧が、ピストン65を有する押し出し機構(図示省略)により制御される。
次に、図1(a)〜(c)に示すスクリーン印刷装置100を用いたクリーン印刷方法を説明する。
図2と図3は、実際のワークにスクリーン印刷する前の準備作業工程である、図1のスクリーン印刷装置100に基準位置を記憶させるための工程を説明する図である。
図2は、最初に行うダミーワーク13を用いたスクリーン印刷工程を示す図である。図2(a)は、印刷前のダミーワーク13の模式的な上面図および断面図であり、図2(b)は、スクリーン印刷機構60の設定位置において、ダミーワーク13へのスクリーン印刷時の様子を示す図である。
図2(a)に示すように、ダミーワーク13としては、例えば図1(b)のチップ接続パターン1aが形成されていない絶縁基材のみのプレートを用いる。
最初に、図1(a)に示すワークアライメント機構50の設定位置(左側)で、ダミーワーク13をテーブル40に保持する。次に、テーブル移動機構70により、図2(b)に示すようにスクリーン印刷機構60の設定位置まで移動して、ダミーワーク13に半田ペースト3のスクリーン印刷を実施する。
図3は、スクリーン印刷装置100に基準位置を記憶させる工程を示す図である。図3(a)は、半田ペースト3が印刷されたダミーワーク13の模式的な上面図および断面図であり、図3(b)は、ワークアライメント機構50の設定位置において、スクリーン印刷装置100に基準位置を記憶させている時の様子を示す図である。
図3(a)に示すように、図2においてスクリーン印刷されたダミーワーク13には、スクリーン21の印刷パターン2aの半田ペースト3による転写パターンが形成されており、この中には太線で示した位置決めのためのアライメントマークA1,A2も含まれている。
図3(b)に示すように、テーブル移動機構70により、アライメントマークA1,A2がスクリーン印刷されたダミーワーク13をワークアライメント機構50の設定位置へ戻し、固定画像処理カメラ53により、アライメントマークA1,A2の位置を測定して画像記憶する。この記憶されたアライメントマークA1,A2の位置を用いて、以後の実際のワーク10に形成されたチップ接続パターン1aの位置決めを行う。
この方法によれば、ダミーワーク13に実際にスクリーン印刷された半田ペースト3によるアライメントマークA1,A2を用いて以降の位置決めを行うために、印刷途中における機械的な誤差等の影響を無視することができ、正確な位置決めが可能となる。尚、図2と図3に示したスクリーン印刷装置100に基準位置を記憶させるための準備作業工程は、スクリーン21の交換時にのみ一度行い、以後はスクリーン21を交換するまで不要である。
図4〜5は、実際のワーク10にスクリーン印刷する工程を説明する図である。
図4は、ワーク10における印刷対象のチップ接続パターン1aを固定画像処理カメラ53の視野位置に移動する工程を示す図である。図4(a)は、ワークアライメント機構50の設定位置において、印刷対象のチップ接続パターン1aを移動させている時の様子を示す図であり、図4(b)は、印刷対象のチップ接続パターン1aが視野位置に移動される時の様子を模式的に示す図である。
最初に、図4(a)に示すワークアライメント機構50の設定位置(左側)で、ワーク10をテーブル40に保持する。
図4(a)に示すように、印刷対象のチップ接続パターン1aの固定画像処理カメラ53視野位置への移動は、ワーク移動機構51を用いて、ワーク10が搭載されたテーブル40を移動させることにより行う。
これにより、図4(b)に示すように、ワーク10における印刷対象のチップ接続パターン1aが、図中の太い破線で示した固定画像処理カメラ53視野位置へ移動される。
図5は、ワーク10における印刷対象のチップ接続パターン1aを、基準位置に位置決めする工程を示す図である。図5(a)は、ワークアライメント機構50の設定位置において、印刷対象のチップ接続パターン1aを位置決めさせている時の様子を示す図であり、図5(b)は、印刷対象のチップ接続パターン1aが基準位置に位置決めされる時の様子を模式的に示す図である。
図5(a)に示すように、印刷対象のチップ接続パターン1aの基準位置への位置決めは、ワークアライメント機構50の設定位置において、ワーク微動機構52の平行微動機構52x,52yと回転微動機構52rを用いて、ワーク10が搭載されたテーブル40を移動させることにより行う。
これにより、図5(b)に示すように、ワーク10における印刷対象のチップ接続パターン1aが、図中の太い破線で示した固定画像処理カメラ53視野内において、スクリーン21に平行なX−Y面内でワーク10を平行移動および回転移動され、位置決めされる。尚、上記印刷対象のチップ接続パターン1aの位置決めにおいては、図3(b)で記憶したアライメントマークA1,A2の基準位置に対して、アライメントマークA1,A2の半田ペースト3が印刷されるチップ接続パターン1aのランドを合わせる。
図6は、ワーク10における印刷対象のチップ接続パターン1aへスクリーン印刷する工程を示す図である。図6(a)は、スクリーン印刷機構60の設定位置において、印刷対象のチップ接続パターン1aにスクリーン印刷する時の様子を示す図であり、図6(b)は、印刷対象のチップ接続パターン1aに半田ペースト3がスクリーン印刷された時の様子を模式的に示す図である。
図6(a)に示すように、位置決めが終わった後、テーブル移動機構70により、ワークアライメント機構50およびワーク10が保持されたテーブル40を、ワークアライメント機構50の設定位置からスクリーン印刷機構60の設定位置に移動する。次に、スクリーン昇降機構61によりスクリーン21を下降して、ワーク10の印刷対象であるチップ接続パターン1a上にスクリーン21を重ね合わせる。印刷対象のチップ接続パターン1aは既にスクリーン21に対して位置決めされているため、チップ接続パターン1aとスクリーン21の印刷パターン(貫通穴)2aはピッタリ重なる。次に、ヘッド昇降機構63により印刷ヘッド62を下降して、印刷ヘッド62の先端をスクリーン21に押し付ける。次に、ピストン65を有する押し出し機構(図示省略)により、印刷ヘッド62の内部に保持された半田ペースト3をスリットノズル62nから吐出すると共に、ヘッド移動機構64により、印刷ヘッド62をスクリーン21面に平行に一定速度で移動する。ヘッド移動機構64による印刷ヘッド62の移動速度は、例えば、20mm/s程度である。
尚、印刷時においては、印刷ヘッド62の先端のスクリーン21に対する押し付け圧が、ヘッド昇降機構63によって制御される。印刷ヘッド62の先端のスクリーン21に対する押し付け圧は、例えば、150kPa程度である。これにより、印刷ヘッド62の先端からの半田ペースト3の漏れ防止や、ワーク10からのスクリーン21の浮き上がりを防止することができる。これによって、半田ペースト3の滲みが生じない印刷が可能となる。また脆弱なスクリーン21をワーク10に隙間無く密着させることができ、微細化に伴う薄膜のスクリーンでの印刷も可能となる。
また、印刷ヘッド62における内部に保持された半田ペースト3のスリットノズル62nからの吐出圧が、ピストン65を有する押し出し機構(図示省略)により制御される。これにより、スリットノズル62nから半田ペースト3を高精度に加圧吐出させることができ、微細で高密な半田バンプの印刷が可能となる。半田ペースト3のスリットノズル62nからの吐出圧は、例えば、50kPa程度である。
図6(b)に示すように、印刷が終了したワーク10の印刷対象のチップ接続パターン1a上には、半田ペースト3が、はみ出ること無く印刷される。
図6(b)に示した印刷終了後、ワーク10をワークアライメント機構50の設定位置に戻し、図4(a),(b)に示した工程により、次に印刷するチップ接続パターン1aを、固定画像処理カメラ53の視野位置に移動する。以後、図4〜図6の工程を繰り返して、ワーク10に配置された複数個の同じチップ接続パターン1aの全てに、半田ペースト3をスクリーン印刷する。
以上示したように、図1(a)〜(c)に示すスクリーン印刷装置100を用いた上記スクリーン印刷方法では、ワークアライメント機構50により、ワーク10に形成されたチップ接続パターン1a毎にスクリーン21に対する位置決めを行う。次に、テーブル移動機構70により、チップ接続パターン1aが位置決めされたワーク10をスクリーン印刷機構60の設定位置へ移動する。次に、スクリーン印刷機構60により、位置決めされたチップ接続パターン1aに半田ペースト3をスクリーン印刷する。次に、テーブル移動機構70により、スクリーン印刷後のワーク10を、ワークアライメント機構50の設定位置へ戻す。このようにして、ワーク10に形成されたチップ接続パターン1a毎にスクリーン21に対する位置決めを行い、位置決めされたチップ接続パターン1aに半田ペースト3をスクリーン印刷する。
上記スクリーン印刷方法によれば、ワーク10に形成されたチップ接続パターン1a毎に位置決めを行ってスクリーン印刷するため、個々のチップ接続パターン1aの配置が所定の設定位置からばらついたワーク10にも対応することができる。また、図1(a),(c)に示すスクリーン印刷装置100のスクリーン21は、1個のチップ接続パターン1aを覆う大きさに形成されており、図7(a),(c)に示したワーク10の全面を覆う従来のスクリーン印刷装置90のスクリーン20に較べて、スクリーンの面積が小さい。このため、図8(b)に示す撓みが発生したワーク12であっても、スクリーン昇降機構61とヘッド昇降機構63によるスクリーン加圧力で、ワーク12に形成されたチップ接続パターン1aとスクリーン21の間に生じる浮きスペースを抑制することができる。
さらに、一つのチップ接続パターン1aで半田ペースト3の印刷不良が発生した場合であっても、印刷不良が発生したチップ接続パターン1aの半田ペースト3のみを洗浄し、当該チップ接続パターン1aにのみ半田ペースト3を再印刷することができる。従って、全てのチップ接続パターン1aが正常に印刷されるまで再印刷を繰り返す必要がある図7(a)〜(c)に示した従来のスクリーン印刷方法に較べて、印刷不良品の修復時間を飛躍的に短縮することができる。
以上のようにして、上記したクリーン印刷装置は、ワークの全面を覆うスクリーンを用いてワークの全面に半田ペーストを同時に印刷する従来のクリーン印刷装置の問題点を解決することがでる。
上記クリーン印刷装置は、個々のチップ接続パターンの配置が設定位置からばらつき易いワークや、撓みが発生し易いワークにも対応することができる。従って、これらが発生し易いワークである、導体パターンが形成された熱可塑性樹脂フィルムが多層に貼り合わされてなる多層基板からなるワークに対して、好適に用いることができる。特に、熱可塑性樹脂フィルムが高多層に貼り合わされ、チップ接続パターンが高密度に配置された多層基板からなるワークにも対応できるクリーン印刷装置となっている。
本発明のクリーン印刷装置を説明する図で、(a)は、スクリーン印刷装置100の模式的な側面図で、要部を部分的な断面で示した図である。(b)は、ワーク10の模式的な上面図および断面図であり、(c)は、スクリーン印刷装置100に用いるスクリーン21の模式的な上面図および断面図である。 スクリーン印刷装置100に基準位置を記憶させるための準備作業工程で、最初に行うダミーワーク13を用いたスクリーン印刷工程を示す図である。(a)は、印刷前のダミーワーク13の模式的な上面図および断面図であり、(b)は、スクリーン印刷機構60の設定位置において、ダミーワーク13へのスクリーン印刷時の様子を示す図である。 スクリーン印刷装置100に基準位置を記憶させるための準備作業工程で、スクリーン印刷装置100に基準位置を記憶させる工程を示す図である。(a)は、半田ペースト3が印刷されたダミーワーク13の模式的な上面図および断面図であり、(b)は、ワークアライメント機構50の設定位置において、スクリーン印刷装置100に基準位置を記憶させている時の様子を示す図である。 実際のワーク10にスクリーン印刷する工程を説明する図で、ワーク10における印刷対象のチップ接続パターン1aを固定画像処理カメラ53の視野位置に移動する工程を示す図である。(a)は、ワークアライメント機構50の設定位置において、印刷対象のチップ接続パターン1aを移動させている時の様子を示す図であり、(b)は、印刷対象のチップ接続パターン1aが視野位置に移動される時の様子を模式的に示す図である。 実際のワーク10にスクリーン印刷する工程を説明する図で、ワーク10における印刷対象のチップ接続パターン1aを、基準位置に位置決めする工程を示す図である。(a)は、ワークアライメント機構50の設定位置において、印刷対象のチップ接続パターン1aを位置決めさせている時の様子を示す図であり、(b)は、印刷対象のチップ接続パターン1aが基準位置に位置決めされる時の様子を模式的に示す図である。 実際のワーク10にスクリーン印刷する工程を説明する図で、ワーク10における印刷対象のチップ接続パターン1aへスクリーン印刷する工程を示す図である。(a)は、スクリーン印刷機構60の設定位置において、印刷対象のチップ接続パターン1aにスクリーン印刷する時の様子を示す図であり、(b)は、印刷対象のチップ接続パターン1aに半田ペースト3がスクリーン印刷された時の様子を模式的に示す図である。 従来のスクリーン印刷方法とスクリーン印刷装置を説明する図で、(a)は、従来のスクリーン印刷装置90の模式的な正面図および側面図で、要部を部分的な断面で示した図である。(b)は、ワーク10の模式的な上面図および断面図であり、(c)は、スクリーン印刷装置90に用いるスクリーンマスク20の模式的な上面図および断面図である。 従来のスクリーン印刷方法とスクリーン印刷装置の問題点を説明する図で、(a)は、 別のワーク11の模式的な上面図を示す図であり、(b)は、別のワーク12を用いた場合の正面から視たスクリーン20付近の模式的な断面図を示す図である。
符号の説明
90,100 スクリーン印刷装置
10〜12 ワーク
13 ダミーワーク
1a チップ接続パターン
20,21 スクリーン(マスク)
2a 印刷パターン(貫通穴)
A1,A2 基準パターン(アライメントマーク)
3 半田ペースト
40 テーブル
50 ワークアライメント機構
51 ワーク移動機構
52 ワーク微動機構
52x,52y 平行微動機構
52r 回転微動機構
53 固定画像処理カメラ
60 スクリーン印刷機構
61 スクリーン昇降機構
62 印刷ヘッド
63 ヘッド昇降機構
64 ヘッド移動機構
65 ピストン
70 テーブル移動機構

Claims (6)

  1. 複数個の同じチップ接続パターンが配置されてなるワークに、半田ペーストをスクリーン印刷するスクリーン印刷装置であって、
    前記スクリーン印刷のためのスクリーンマスクが、1個の前記チップ接続パターンを覆う大きさに形成されてなり、
    当該スクリーン印刷装置が、
    前記スクリーン印刷を行うチップ接続パターンの変更および位置決めを行うためのワークアライメント機構と、前記スクリーン印刷を行うためのスクリーン印刷機構と、前記ワークアライメント機構の設定位置と前記スクリーン印刷機構の設定位置の間で、前記ワークアライメント機構および前記ワークが保持されたテーブルを移動するためのテーブル移動機構とを有してなり、
    前記スクリーン印刷機構が、
    前記スクリーンマスクと、前記スクリーンマスクを前記ワークに対して昇降するためのスクリーン昇降機構と、前記半田ペーストを内部に保持すると共に、内部に保持された半田ペーストを先端に形成されたスリットノズルから吐出する印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドを前記スクリーンマスクに対して昇降すると共に、前記印刷ヘッドの先端をスクリーンマスクに押し付けるためのヘッド昇降機構と、前記印刷ヘッドの先端を前記スクリーンマスク面に平行に一定速度で移動するためのヘッド移動機構とを有してなり、
    前記ワークアライメント機構により、前記ワークに形成されたチップ接続パターン毎に、前記スクリーンマスクに対する位置決めを行い、
    前記テーブル移動機構により、前記チップ接続パターンが位置決めされたワークを、前記スクリーン印刷機構の設定位置へ移動し、
    前記スクリーン印刷機構により、前記スクリーン昇降機構と前記ヘッド昇降機構でスクリーン加圧力が前記ワークに印加され、前記印刷ヘッドの先端のスクリーンマスクに対する押し付け圧が前記ヘッド昇降機構により制御された状態で、前記位置決めされたチップ接続パターンに前記半田ペーストをスクリーン印刷し、
    前記テーブル移動機構により、前記スクリーン印刷後のワークを、前記ワークアライメント機構の設定位置へ戻すことを特徴とするスクリーン印刷装置
  2. 前記ワークアライメント機構が、
    前記スクリーン印刷を行うチップ接続パターンを変更するためのワーク移動機構と、前記ワークを微動して、前記スクリーン印刷を行うチップ接続パターンを前記スクリーンマスクに対して位置決めするためのワーク微動機構と、前記チップ接続パターンの位置を測定するための固定画像処理カメラとを有してなることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置
  3. 前記ワーク微動機構が、前記スクリーンマスクに平行な面内で前記ワークを平行移動する平行微動機構と、前記スクリーンマスクに平行な面内で前記ワークを回転移動する回転微動機構とを有してなることを特徴とする請求項に記載のスクリーン印刷装置
  4. 前記印刷ヘッドにおける内部に保持された半田ペーストのスリットノズルからの吐出圧が、押し出し機構により制御されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスクリーン印刷装置。
  5. 前記位置決めのために、前記スクリーンマスクに、アライメントマークを印刷するためのパターンが形成されてなり、
    最初に、前記スクリーン印刷機構により、ダミーワークにスクリーン印刷を実施し、
    前記テーブル移動機構により、前記アライメントマークがスクリーン印刷されたダミーワークを前記ワークアライメント機構の設定位置へ戻し、
    前記固定画像処理カメラにより、前記アライメントマークの位置を測定して画像記憶し、
    当該記憶されたアライメントマークの位置を用いて、以後の前記ワークに形成されたチップ接続パターンの位置決めを行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のスクリーン印刷装置。
  6. 前記ワークが、導体パターンが形成された熱可塑性樹脂フィルムが多層に貼り合わされてなる多層基板からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のスクリーン印刷装置。
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