JP4505493B2 - シートバック構造 - Google Patents

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Description

本発明はシートバック構造に係り、特に車両用シートの安全性の向上を図ることができるシートバック構造に関する。
従来から、車両用シートは車室床部に下部が固定されるシートクッションと、シートクッションの後部に下部が支持されるシートバックとから構成され、シートバックは前倒し可能にシートクッションに連結されているものと、起立状態でシートクッションに固定されているものとがある。このようなシートバックは図3に示すように、シートバックを構成するシートバックフレーム100が、断面が円形から成るパイプ部材を略逆U字状に折り曲げて形成されている(例えば、特許文献1参照)。
このシートバックフレーム100を構成するパイプ部材は、水平方向に延びる第1のパイプ部101、及び第1のパイプ部101の両端から直角に屈曲して下方に延びる左右一対の第2のパイプ部102、103とを備え、第2のパイプ部102、103の各下方端末を水平方向に延びる第3のパイプ部104で溶接等で固定することで、略四角枠形状に形成されている。また、第2のパイプ部102、103間の下方において水平方向に延びることで当該第2のパイプ部102、103に固定される補強パイプ105を有している。また、第2のパイプ部102、103の外側にはそれぞれシートクッションを構成するシートクッションフレーム200に連結したり固定したりするためのヒンジ部材106、107が固定されている。さらに、パイプ部材の第2のパイプ部102には、内側方向に突出した状態で薄板108が溶接等によって固定されている。このような薄板108は、車両用シートの構成部品と効率的に連結することが可能なので、一般に車両用シートのフレームに多く用いられている。
特開2006−21725号公報
しかしながら、背景技術に記載した車両用シートのシートバックフレーム100では内側方向に突出した状態で薄板108が溶接等によって固定されているので、平成19年7月1日以降に製作される自動車から適用される改正された乗用車用の座席に係る協定規則(乗用車用の座席に係る協定規則第17号5.1.4項)に抵触することになった。この改正された乗用車用の座席に係る協定規則は、車両用シートの後部の表面には乗員に対して傷害の危険が増すような鋭利なエッジがあってはならないと規定されているので、背景技術に記載した車両用シートのシートバックフレーム100の薄板108は改正協定規則に抵触することになる。
本発明は、このような従来の難点を解消するためになされたもので、車両用シートのシートバックに後方から乗員が衝突してもシートバックフレームによる乗員に対する傷害の危険を回避することができ、而もそのシートバックに後方から積荷が衝突してもその車両用シートに着座している乗員に対する傷害の危険を回避することができるシートバック構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成する本発明のシートバック構造は、車両用シートのシートバックを構成するフレームがパイプ部材で略四角枠形状に形成され、パイプ部材には車両用シートの構成部品と連結するために突出した状態で薄板が固定されているシートバック構造であって、パイプ部材には、車両用シートの後方からの衝突荷重が作用した時に、突出した状態で当該パイプ部材に固定されている薄板に対しては衝突荷重が作用しないように当該薄板を保護する保護部材が固定され、保護部材は衝突荷重が直接的に作用しない部位に当該保護部材の強度を低下させる弱体部が設けられているものである。
このような第1の態様であるシートバック構造によれば、シートバックの後方から衝突荷重が作用しても、薄板よりも先に保護部材に衝突荷重が作用するので、衝突荷重が乗員の場合には当該薄板の端末部が鋭利であっても乗員に対する傷害の危険を回避することができ、さらに、薄板よりも先に保護部材に衝突荷重が作用した際に弱体部が変形することから、衝突荷重が保護部材を回転中心にして回転してしまうことを抑制することができるので、衝突荷重によるフレームの変形量を小さくすることが可能になる。なお、保護部材が保護するものは薄板に限らず、シートバックの後部側となるパイプ部材に設けられた突出部材ならば、どのような形状のものでも該当する。
本発明の第2の態様は第1の態様であるシートバック構造において、保護部材は、直径が7mmの線材で、屈曲部の曲率半径が3.2mm以上である。
このような第2の態様であるシートバック構造によれば、保護部材自体が平成19年7月1日以降に製作される自動車から適用される改正された乗用車用の座席に係る協定規則(乗用車用の座席に係る協定規則第17号5.1.4項)に抵触することを回避することができる。
本発明の第3の態様は第1の態様又は第2の態様の何れかのシートバック構造において、保護部材に設けられた弱体部はノッチである。
このような第3の態様であるシートバック構造によれば、ノッチはV字形あるいはU字形の切り込みやくぼみなので、保護部材に衝突荷重が作用した際、ノッチの部分を変形部位にして保護部材を変形させることができる。
本発明の第4の態様は第1の態様又は第2の態様の何れかのシートバック構造において、保護部材に設けられた弱体部は、当該保護部材の強度より弱い強度の連設部材で構成され、連設部材を介して保護部材とパイプ部材とが接続されているものである。なお、本明細書において「連設」とは連なった状態で接続されることを意味する。
このような第4の態様であるシートバック構造によれば、保護部材の強度より弱い強度の連設部材を保護部材とパイプ部材とを接続しているので、保護部材に衝突荷重が作用した際、連設部材を変形部位にして保護部材を変形させることができる。
本発明のシートバック構造によれば、車両用シートのシートバックに後方から乗員が衝突してもシートバックフレームによる乗員に対する傷害の危険を回避することができ、而もそのシートバックに後方から積荷が衝突しても当該積荷によるシートバックフレームの変形量を小さくすることが可能になることから、その車両用シートに着座している乗員に対する傷害の危険を回避することができるので、車両用シートの安全性の向上を図ることができる。
以下、本発明のシートバック構造を実施するための最良の形態例について、図面を参照して説明する。
本発明のシートバック構造が適用される自動車等の車両用シートは、1名掛シートであるセパレートシート、複数名が着座できるベンチシートの何れのシートでもよく、例えば図1(A)に示すように、セパレートシートのシートバックを構成するシートバックフレーム1に設けられている。
このシートバックフレ−ム1は従来のシートバックフレ−ムと基本的には同様の構成で、パイプ部材で構成され、水平方向に延びる第1のパイプ部21、及び第1のパイプ部21の両端から直角に屈曲して下方に延びる左右一対の第2のパイプ部22、23とを備え、第2のパイプ部22、23の各下方端末を水平方向に延びる第3のパイプ部24で溶接等により固定することで、略四角枠形状に形成されている。また、第2のパイプ部22、23間の下方において水平方向に延びることで当該第2のパイプ部22、23に固定される補強パイプ25を有している。また、第2のパイプ部22、23の外側にはそれぞれシートクッションを構成するシートクッションフレーム3に連結したり固定したりするためのヒンジ部材26、27が固定されている。さらに、パイプ部材の例えば第2のパイプ部22には、内側方向に突出した状態で薄板28が溶接等によって固定されている。
また、パイプ部材である第2のパイプ部22と補強パイプ25との間には、車両用シートの後方からの衝突荷重が作用した時に、突出した状態で当該パイプ部材に固定されている薄板28に対しては衝突荷重が作用しないように当該薄板28を保護する保護部材である線材3が溶接等によって固定されている。この線材3の形状は、車両用シートの後方からの衝突荷重が作用した時に、突出した状態で当該パイプ部材に固定されている薄板28に対しては衝突荷重が作用しないように当該薄板28を保護することができれば、どのような形状に屈曲されていてもよい。
この線材3は、衝突荷重が直接的に作用しない部位3bに当該線材3の強度を低下させる弱体部が設けられている。したがって、線材3はシートバックフレ−ム1の後方から衝突荷重が直接的に作用する部位3aと、衝突荷重が直接的に作用しない部位3bとが形成されるような形状に屈曲されている。
このように、弱体部を設けたのは、弱体部がない線材3に積荷荷重が衝突すると、線材3によって積荷荷重が回転してパイプ部材のフレームを変形させてしまう虞があるからである。このことに関して積荷移動試験を行っている。積荷移動試験は、縦300mm×横300mmの衝突面を有する立方体形状をした重さ18kgの規格荷物を、荷室から慣性力によりシートバックフレームの背面に衝突させたときに、シートバックフレーム7が規定値以上の耐荷重を備えているかを測定する試験である(乗用車用の座席に係る協定規則第17号5.15項)。なお、通常は、シートバックに対して行っている試験である。
このような積荷移動試験に使用したシートバックフレームは図2に示すように、2名掛シートで、パイプ部材で構成され、水平方向に延びる第1のパイプ部51、及び第1のパイプ部51の両端から直角に屈曲して下方に延びる左右一対の第2のパイプ部52、53とを備え、第2のパイプ部52、53の各下方端末を略水平方向に延びる第3のパイプ部54で溶接等により固定することで、略四角枠形状に形成されている。また、第2のパイプ部52、53間において垂直方向に延びる補強パイプ部55が第1のパイプ部51と第3のパイプ部54とを溶接等で固定している。また、第2のパイプ部53の外側にはヒンジ部材56が固定されている。なお、この2名掛シートは第2のパイプ部52側に、さらに1名掛シートが近接されて1列のシートを構成するので、当該第2のパイプ部52の外側にはヒンジ部材が固定されていない。さらに、パイプ部材の例えば補強パイプ部55には、内側方向に突出した状態で薄板57が溶接等によって固定されている。
また、パイプ部材である補強パイプ部55と第3のパイプ部54との間には、車両用シートの後方からの衝突荷重が作用した時に、突出した状態で当該パイプ部材に固定されている薄板57に対しては衝突荷重が作用しないように当該薄板57を保護する保護部材である線材3’が溶接等によって固定されている。この線材3’の形状は、車両用シートの後方からの衝突荷重が作用した時に、突出した状態で当該パイプ部材に固定されている薄板57に対しては衝突荷重が作用しないように当該薄板57を保護することができれば、どのような形状に屈曲されていてもよい。
この線材3’は、衝突荷重が直接的に作用しない部位3b’に当該線材3’の強度を低下させる弱体部が設けられている。したがって、線材3’はシートバックフレ−ム10の後方から衝突荷重が直接的に作用する部位3a’と、衝突荷重が直接的に作用しない部位3b’とが形成されるような形状に屈曲されている。
このように構成されたシートバックフレ−ム10において線材3’に弱体部がない場合に、積荷移動試験を行った。試験結果は図2に示すように、積荷Cがシートバックフレ−ム10の後方から当該シートバックフレ−ム10に向かって矢印L方向に移動すると、矢印A点である線材3’の衝突荷重が直接的に作用する部位3a’に衝突することから、例えば矢印R方向となる時計方向に回転するので、積荷Cは矢印B点である第2のパイプ部52の下部を変形させる。第2のパイプ部52が変形すると矢印C点である第2のパイプ部52の上部が大きく変形してしまうことになる。
一方、シートバックフレ−ム10において線材3’の補強パイプ部55に固定されている近傍の部位に弱体部を設けて積荷移動試験を行った。試験結果は図2に示すように、積荷Cがシートバックフレ−ム10の後方から当該シートバックフレ−ム10に向かって矢印L方向に移動すると、矢印A点である線材3’の衝突荷重が直接的に作用する部位3a’に衝突すると、線材3’は矢印B点である第2のパイプ部52の下部を変形させる前に弱体部を変形位置にして変形する。即ち、線材3’は積荷Cの衝突荷重を弱めると共に早期に変形して積荷Cの回転を抑制して矢印D点である補強パイプ部55に当てることができるので、当該補強パイプ部55の変形量は最小限に食い止めることができる。
したがって、このような弱体部を有する線材3’をシートバックフレ−ム10に設けることで、シートバックの後方から衝突荷重が作用しても、薄板57よりも先に線材3’に衝突荷重が作用するので、衝突荷重が乗員の場合には当該薄板57の端末部が鋭利であっても乗員に対する傷害の危険を回避することができ、さらに、薄板57よりも先に線材3’に衝突荷重が作用した際に弱体部が変形することから、衝突荷重が線材3’を回転中心にして回転してしまうことを抑制することができるので、衝突荷重によるシートバックフレ−ム10の変形量を小さくすることが可能になる。即ち、車両用シートのシートバックに後方から乗員が衝突してもシートバックフレーム10による乗員に対する傷害の危険を回避することができ、而もそのシートバックに後方から積荷が衝突しても当該積荷によるシートバックフレーム10の変形量を小さくすることが可能になることから、その車両用シートに着座している乗員に対する傷害の危険を回避することができる。
なお、シートバックフレ−ム1においても図1(A)に示すように、弱体部を有する線材3を設けることで、シートバックの後方から衝突荷重が作用しても、薄板28よりも先に線材3に衝突荷重が作用するので、衝突荷重が乗員の場合には当該薄板28の端末部が鋭利であっても乗員に対する傷害の危険を回避することができ、さらに、薄板28よりも先に線材3に衝突荷重が作用した際に弱体部が変形することから、衝突荷重が線材3を回転中心にして回転してしまうことを抑制することができるので、衝突荷重によるシートバックフレ−ム1の変形量を小さくすることが可能になる。即ち、車両用シートのシートバックに後方から乗員が衝突してもシートバックフレーム1による乗員に対する傷害の危険を回避することができ、而もそのシートバックに後方から積荷が衝突しても当該積荷によるシートバックフレーム1の変形量を小さくすることが可能になることから、その車両用シートに着座している乗員に対する傷害の危険を回避することができる。
また、線材3(3’)の弱体部は図1(B)に示すように、例えば第2のパイプ部22に固定されている線材3(3’)の近傍となる部位3bにノッチ31が形成されている。ノッチ31はV字形あるいはU字形の切り込みやくぼみなので、線材3(3’)に衝突荷重が作用した際、ノッチ31の部分を変形部位にして線材3(3’)を変形させることができる。また、線材3(3’)の弱体部は図1(B)に示すように、当該線材3(3’)の強度より弱い強度の連設部材である小径パイプ部4で構成され、小径パイプ部4を介して線材3、3’と第2のパイプ部22(補強パイプ部55)とが接続されている。このように、線材3(3’)の強度より弱い強度の小径パイプ部4を線材3(3’)と第2のパイプ部22(補強パイプ部55)とを接続しているので、線材3(3’)に衝突荷重が作用した際、小径パイプ部4を変形部位にして線材3(3’)を変形させることができる。
また、線材3(3’)は、直径が7mmで、屈曲部の曲率半径が3.2mm以上のものを使用すれば、線材3(3’)自体が平成19年7月1日以降に製作される自動車から適用される改正された乗用車用の座席に係る協定規則(乗用車用の座席に係る協定規則第17号5.1.4項)に抵触することを回避することができる。即ち、車両用シートの後部の表面には乗員に対して傷害の危険が増すような鋭利なエッジがあってはならないとの規定を満足できる線材3(3’)とすることができる。
なお、上述した実施例においては保護部材である線材3(3’)が保護するものは、シートバックフレ−ム1(10)の略四角枠の内側方向に突出した状態で固定されている薄板28(57)であったが、これに限らず、シートバックの後部側となるパイプ部材に突出するように設けられた突出部材ならば、どのような形状のものでも該当する。即ち、パイプ部材には、車両用シートの後方からの衝突荷重が作用した時に、突出した状態で当該パイプ部材に固定されている突出部材に対しては衝突荷重が作用しないように当該突出部材を保護する保護部材が固定され、保護部材は衝突荷重が直接的に作用しない部位に当該保護部材の強度を低下させる弱体部が設けられている。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
本発明のシートバック構造における好ましい実施の形態例を示す図で、(A)はシートフレ−ムを後方から見た斜視図、(B)、(C)は保護部材及び弱体部の説明図である。 本発明のシートバック構造における他の好ましい実施の形態例を示す図で、シートフレ−ムを後方から見た斜視図である。 従来のシートフレ−ムを後方から見た斜視図である。
1、10……シートバックフレ−ム
26、57……薄板
3、3’……線材(保護部材)
4……小径パイプ部(連設部材)
31……ノッチ

Claims (5)

  1. 車両用シートのシートバックを構成するフレームがパイプ部材で略四角枠形状に形成され、前記パイプ部材には前記車両用シートの構成部品と連結するために突出した状態で薄板が固定されているシートバック構造であって、
    前記パイプ部材には、前記車両用シートの後方からの衝突荷重が作用した時に、突出した状態で当該パイプ部材に固定されている前記薄板に対しては前記衝突荷重が作用しないように当該薄板を保護する保護部材が固定され、前記保護部材は前記衝突荷重が直接的に作用しない部位に当該保護部材の強度を低下させる弱体部が設けられていることを特徴とするシートバック構造。
  2. 前記保護部材は、直径が7mmの線材で、屈曲部の曲率半径が3.2mm以上であることを特徴とする請求項1記載のシートバック構造。
  3. 前記保護部材に設けられた前記弱体部はノッチであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシートバック構造。
  4. 前記保護部材に設けられた前記弱体部は、当該保護部材の強度より弱い強度の連設部材で構成され、前記連設部材を介して前記保護部材と前記パイプ部材とが接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシートバック構造。
  5. 車両用シートのシートバックを構成するフレームがパイプ部材で略四角枠形状に形成され、前記シートバックの後部側となる前記パイプ部材には突出部材が設けられているシートバック構造であって、
    前記パイプ部材には、前記車両用シートの後方からの衝突荷重が作用した時に、突出した状態で当該パイプ部材に固定されている前記突出部材に対しては前記衝突荷重が作用しないように当該突出部材を保護する保護部材が固定され、前記保護部材は前記衝突荷重が直接的に作用しない部位に当該保護部材の強度を低下させる弱体部が設けられていることを特徴とするシートバック構造。
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