JP4504850B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電放電(ESD:electro−static discharge)保護回路を備えた半導体集積回路装置に関し、特に、静電放電保護回路に組み込まれるSCR(シリコン制御整流器:Silicon controlled rectifier)保護回路を有する半導体集積回路装置に関する。
近年、半導体集積回路装置は、プロセス分野の微細化及び高密度化の技術進歩に応じて高集積化が進み、それに伴い静電放電(以下、サージと称する。)によるダメージに弱くなっており、例えば、外部接続用パッドから侵入するサージによって入力回路、出力回路、入出力回路又は内部回路等の素子が破壊され、素子の性能が低下するおそれが大きくなっている。そのため、半導体集積回路装置には、外部接続用パッドに付随して、入力回路、出力回路、入出力回路や内部回路をサージから保護するための静電放電(ESD)保護回路が設けられている。
図13は従来の静電放電保護回路を有する半導体集積回路装置の回路構成を示している(例えば、特許文献1を参照。)。図13に示すように、従来の半導体集積回路装置は、電源ライン101と、接地ライン102と、SCR保護回路103と、該SCR保護回路103と並列接続されたトリガ回路104と、サージから保護され所望の回路機能を有する被保護回路105とを有している。SCR保護回路103は、電源ライン101から侵入するサージを接地ライン102に流すことにより、サージから被保護回路105を保護するように構成されている。
SCR保護回路103は、電源ライン101と接地ライン102との間に設けられており、例えば、トランジスタ記号を用いて記述すると、互いのコレクタとベースとを共有するPNPバイポーラトランジスタ及びNPNバイポーラトランジスタからなり、NPNバイポーラトランジスタにおけるコレクタをトリガ端子106としている。
トリガ回路104は、電源ライン101とトリガ端子106との間に設けられており、ドレインが電源ライン101と接続され、ソース及びゲートがSCR保護回路103のトリガ端子106と接続されたNMOSトランジスタ107を有している。
被保護回路105は、電源ライン101と接地ライン102とに接続されている。
以上のように構成された従来の半導体集積回路装置によると、電源ライン101と接地ライン102との間に加わるプラスサージは、トリガ回路104を構成するNMOSトランジスタ107がブレークダウンすることにより、トリガ端子106に正の電圧が印加されて、該トリガ端子106から接地ラインへ流れる電流(SCRトリガ電流)が発生する。このSCRトリガ電流によって、SCR保護回路103がON状態となり、SCR保護回路103のアノードとカソードとの間において、非常に小さいON抵抗で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。これにより、外部から電源ライン101を通じて侵入するプラスサージから被保護回路105を保護することができる。
特表2004−531047号公報
しかしながら、前記従来の半導体集積回路装置は、接地ライン102を接地し、且つ電源ライン101に正電荷のサージを印加した場合に、プロセスの微細化に伴なって被保護回路105が破壊されるおそれがある。
これは、プロセスの微細化に伴なって、被保護回路105に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の薄膜化により、ゲート酸化膜の耐圧が小さくなるため、NMOSトランジスタ107のブレークダウン電圧によって決まるSCR保護回路103のON電圧が、被保護回路105に含まれるトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも高くなる事態が想定されるからである。すなわち、SCR保護回路103がON状態となる前に、電源ライン101の電位がMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧を超えてしまい、その結果、被保護回路105に含まれるトランジスタのゲート酸化膜が破壊されるということである。
本発明は、前記従来の問題を解決し、プロセスの微細化に対応して、サージ試験の規格を満たすESD保護能力を有する半導体集積回路装置を得られるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、SCR保護回路を含む半導体集積回路装置を、SCR保護回路のトリガ電流を生成するトリガ回路にRC回路を用いる構成とする。これにより、SCR保護回路を起動するトリガ電流の発生電圧を制御して、SCR保護回路のON電圧を被保護回路のトランジスタのゲート酸化膜の耐圧値よりも低くすることができる。
具体的に、本発明に係る半導体集積回路装置は、外部から印加される静電放電から保護される被保護回路と、電源ラインと接続されたアノード端子、接地ラインと接続されたカソード端子及びトリガ端子を有するSCR保護回路と、トリガ端子と接続されると共に電源ラインと接地ラインとの間に接続されたRC回路を含むトリガ回路とを備えていることを特徴とする。
本発明の半導体集積回路装置によると、電源ラインと接地ラインとの間に接続されたRC回路を含むトリガ回路を備えているため、SCR保護回路のトリガ電流を、例えばMOSトランジスタのブレークダウン電流ではなく、該MOSトランジスタのON電流を用いることができる。このため、被保護回路を構成するトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路をON状態とすることができるようになるので、プロセス(設計ルール)が微細化されたとしても、サージ試験の規格を満たすESD保護能力を得ることができる。
本発明の半導体集積回路装置は、カソード端子とトリガ回路との間に接続された第1の抵抗素子をさらに備えていることが好ましい。
また、本発明の半導体集積回路装置は、アノード端子とトリガ回路との間に接続された第2の抵抗素子をさらに備えていることが好ましい。
このようにすると、SCR保護回路におけるトリガ電流の発生電圧の値を調節することが可能となる。
本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路のトリガ端子は接地ラインと接続されており、トリガ回路は、一端が電源ラインと接続され、他端がトリガ端子と接続されたP型トランジスタと、出力端子がP型トランジスタのゲートと接続されたインバータと、一端が電源ラインと接続され、他端がインバータの入力端子と接続された容量素子と、一端がインバータの入力端子と接続され、他端が接地ラインと接続された第3の抵抗素子とを有していることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路のトリガ端子は接地ラインと接続されており、トリガ回路は、一端が電源ラインと接続され、他端がトリガ端子と接続されたN型トランジスタと、出力端子がN型トランジスタのゲートと接続されたインバータと、一端が接地ラインと接続され、他端がインバータの入力端子と接続された容量素子と、一端がインバータの入力端子と接続され、他端が電源ラインと接続された第3の抵抗素子とを有していることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路のトリガ端子は電源ラインと接続されており、トリガ回路は、一端が接地ラインと接続され、他端がトリガ端子と接続されたP型トランジスタと、出力端子がP型トランジスタのゲートと接続されたインバータと、一端が電源ラインと接続され、他端がインバータの入力端子と接続された容量素子と、一端がインバータの入力端子と接続され、他端が接地ラインと接続された第3の抵抗素子とを有していることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路のトリガ端子は電源ラインと接続されており、トリガ回路は、一端が接地ラインと接続され、他端がトリガ端子と接続されたN型トランジスタと、出力端子がN型トランジスタのゲートと接続されたインバータと、一端が接地ラインと接続され、他端がインバータの入力端子と接続された容量素子と、一端がインバータの入力端子と接続され、他端が電源ラインと接続された第3の抵抗素子とを有していることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路がインバータを含む場合に、該インバータはシュミットトリガ回路であることが好ましい。
また、本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路のトリガ端子は接地ラインと接続されており、トリガ回路は、一端が電源ラインと接続され、他端がトリガ端子と接続されたP型トランジスタと、出力端子がP型トランジスタのゲートと接続されたNANDゲートと、一端が電源ラインと接続され、他端がNANDゲートの第1の入力端子と接続された容量素子と、一端がNANDゲートの第1の入力端子と接続され、他端が接地ラインと接続された第3の抵抗素子と、入力端子がトリガ端子と接続され、出力端子がNANDゲートの第2の入力端子と接続されたインバータとを有していることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路のトリガ端子は接地ラインと接続されており、トリガ回路は、一端が電源ラインと接続され、他端がトリガ端子と接続されたN型トランジスタと、出力端子がN型トランジスタのゲートと接続されたNORゲートと、一端が接地ラインと接続され、他端がNORゲートの第1の入力端子と接続された容量素子と、一端がNORゲートの第1の入力端子と接続され、他端が電源ラインと接続された第3の抵抗素子と、入力端子がトリガ端子と接続され、出力端子がNORゲートの第2の入力端子と接続されたバッファとを有していることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路のトリガ端子は電源ラインと接続されており、トリガ回路は、一端が接地ラインと接続され、他端がトリガ端子と接続されたP型トランジスタと、出力端子がP型トランジスタのゲートと接続されたNANDゲートと、一端が電源ラインと接続され、他端がNANDゲートの第1の入力端子と接続された容量素子と、一端がNANDゲートの第1の入力端子と接続され、他端が接地ラインと接続された第3の抵抗素子と、入力端子がトリガ端子と接続され、出力端子がNANDゲートの第2の入力端子と接続されたバッファとを有していることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置において、SCR保護回路のトリガ端子は電源ラインと接続されており、トリガ回路は、一端が接地ラインと接続され、他端がトリガ端子と接続されたN型トランジスタと、出力端子がN型トランジスタのゲートと接続されたNORゲートと、一端が接地ラインと接続され、他端がNORゲートの第1の入力端子と接続された容量素子と、一端がNORゲートの第1の入力端子と接続され、他端が電源ラインと接続された第3の抵抗素子と、入力端子がトリガ端子と接続され、出力端子がNORゲートの第2の入力端子と接続されたインバータとを有していることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置は、電源ラインと接地ラインとの間に逆バイアス方向に接続されたダイオードと、一端が電源ラインと接続され、他端が接地ラインと接続され、ゲートが接地ラインと接続されたNMOSトランジスタと、一端が電源ラインと接続され、他端が接地ラインと接続され、ゲートが電源ラインと接続されたPMOSトランジスタとのうちのいずれか1つをさらに備えていることが好ましい。
本発明の半導体集積回路装置によると、被保護回路を構成するトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路をON状態とすることができるため、プロセスの微細化が進展したとしても、サージに対する耐性(ESD保護能力)を向上させることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路構成を示している。図1に示すように、第1の実施形態に係る半導体集積回路装置は、電源ライン1と接地ライン2との間に配されたSCR保護回路3と、該SCR保護回路3とそれぞれ並列に接続されたトリガ回路4及びSCR保護回路3の保護対象でありMOSトランジスタ(図示せず)を含む被保護回路5とを有している。
SCR保護回路3は、エミッタが電源ライン1と接続され、コレクタが第1のトリガ端子7と接続されたPNPバイポーラトランジスタ31と、エミッタが接地ライン2と接続され、コレクタがPNPバイポーラトランジスタ31のベースと接続され、ベースが第1のトリガ端子7と接続されたNPNバイポーラトランジスタ32と、一端が第1のトリガ端子7と接続され、他端が接地ライン2と接続された第1の抵抗素子33と、一端が電源ライン1と接続され、他端がNPNバイポーラトランジスタ32のコレクタと接続された第2の抵抗素子34とから構成されている。
SCR保護回路3における第1のトリガ端子7と接地ライン2との間には第3の抵抗素子6が接続されている。
トリガ回路4Aは、ソースが電源ライン1と接続され、ドレインが第1のトリガ端子7と接続されたPMOSトランジスタ8と、出力端子がPMOSトランジスタ8のゲートと接続されたインバータ9と、一端が電源ライン1と接続され、他端がインバータ9の入力端子と接続された容量素子10と、一端がインバータ9の入力端子と接続され、他端が接地ライン2と接続された第4の抵抗素子11とから構成されている。
第1の実施形態によると、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージを印加した場合は、トリガ回路4Aによって、SCR保護回路3における第1のトリガ端子7の電圧が、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い値であっても、SCR保護回路3をON状態とすることができる。その結果、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の破壊を防ぐことができる。
このように、第1の実施形態に係る半導体集積回路装置は、SCR保護回路3にプラスサージが印加された場合に、該SCR保護回路3のON電圧を制御するトリガ回路4Aを設けていることを特徴とする。
以下、トリガ回路4Aの動作を詳しく説明する。
図1に示す半導体集積回路装置において、例えばESD試験時に、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージ(例えば2000V)を印加すると、電源ライン1とトリガ回路4Aにおけるインバータ9との間に容量素子10が接続されていることにより、電源ライン1の電位が上昇するにつれて、トリガ回路4Aにおけるインバータ9の入力電位も第4の抵抗素子11によって上昇する。この上昇した入力電位がインバータ9のスイッチングレベルを超えて高くなると、該インバータ9は、ロウレベルの電位をPMOSトランジスタ8のゲートに出力する。このロウレベルの電位により、トリガ回路4AにおけるPMOSトランジスタ8がON状態となって、電源ライン1と第1のトリガ端子7とが導通し、該第1のトリガ端子7の電圧が第1の抵抗素子33及び第3の抵抗素子6によって上昇する。この第1のトリガ端子7の電圧の上昇により、第1のトリガ端子7と接地ライン2との電位差がSCR保護回路3を構成するいわゆるサイリスタにおけるダイオードのビルトイン電圧を超えて大きくなると、NPNバイポーラトランジスタ32において第1のトリガ端子7から接地ライン2に流れるベース電流(SCRトリガ電流)が発生する。この発生したSCRトリガ電流により、NPNバイポーラトランジスタ32及びPNPバイポーラトランジスタ31が導通して、SCR保護回路3がON状態となる。これにより、SCR保護回路3におけるアノード(PNPバイポーラトランジスタ31のエミッタ)とカソード(NPNバイポーラトランジスタ32のエミッタ)との間で非常に小さいON抵抗(例えば、1Ω)で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。
このとき、PMOSトランジスタ8と接地ライン2との間に第3の抵抗素子6を設けているため、第1のトリガ端子7と接地ライン2との間の抵抗値は、第1の抵抗素子33と第3の抵抗素子6とが並列接続となるので、第3の抵抗素子6を設けない場合よりも小さくすることができる。従って、PMOSトランジスタ8のON電流が第1の抵抗素子33及び第3の抵抗素子6を流れることによって、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧(例えば5V)よりも低い電圧(例えば3V)でSCR保護回路3をON状態にさせることが可能となる。このため、外部から電源ライン1を通じて侵入するサージから被保護回路5をより確実に保護することができる。
(第1の実施形態の第1変形例)
図2は本発明の第1の実施形態の第1変形例に係る半導体集積回路装置におけるトリガ回路を示している。図2において、図1に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図2に示すように、本変形例に係るトリガ回路4Bは、PMOSトランジスタ8のゲートに制御電圧を印加する1つのインバータに代えて、例えばフリップフロップ接続された2つのインバータ9a及び9bからなる双安定器と該双安定器の入力端子及び出力端子にそれぞれ接続されたインバータ9c及び9dとにより構成されたシュミットトリガ回路15を用いている。
このように、シュミットトリガ回路15を用いることにより、通常動作時の電源ノイズによるSCR保護回路の誤動作(ラッチアップ)を防ぐことができる。
(第1の実施形態の第2変形例)
図3は本発明の第1の実施形態の第2変形例に係る半導体集積回路装置を示している。図3において、図1に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図3に示すように、第2変形例に係る半導体集積回路装置は、被保護回路5と並列で且つカソードが電源ライン1と接続され、アノードが接地ライン2と接続されたPNダイオード20を備えている。
このような構成において、電源ライン1を接地し且つ接地ライン2に正電荷のサージを印加した場合でも、PNダイオード20には正のバイアス電圧が印加されることになるため、電源ライン1と接地ライン2とが導通状態となる。その結果、サージ電荷を接地ライン2から電源ライン1に放電できるので、接地ライン2に正電荷のサージが印加された場合でも、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の破壊を防ぐことができる。
(第1の実施形態の第3変形例)
図4は本発明の第1の実施形態の第3変形例に係る半導体集積回路装置を示している。図4において、図1に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図4に示すように、第3変形例に係る半導体集積回路装置は、被保護回路5と並列で且つドレインが電源ライン1と接続され、ソースが接地ライン2と接続され、ゲートが抵抗素子22を介して接地ライン2と接続されたNMOSトランジスタ21を備えている。
このような構成において、電源ライン1を接地し且つ接地ライン2に正電荷のサージを印加した場合でも、NMOSトランジスタ21のゲートに該NMOSトランジスタ21の閾値電圧を超える電圧が印加されると、NMOSトランジスタ21がON状態となって、電源ライン1と接地ライン2とが導通状態となる。その結果、サージ電荷を接地ライン2から電源ライン1に放電できるので、接地ライン2に正電荷のサージが印加された場合でも、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の破壊を防ぐことができる。
(第1の実施形態の第4変形例)
図5は本発明の第1の実施形態の第4変形例に係る半導体集積回路装置を示している。図5において、図1に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図5に示すように、第4変形例に係る半導体集積回路装置は、被保護回路5と並列で且つソースが電源ライン1と接続され、ドレインが接地ライン2と接続され、ゲートが抵抗素子24を介して電源ライン1と接続されたPMOSトランジスタ23を備えている。
このような構成において、電源ライン1を接地し且つ接地ライン2に正電荷のサージを印加した場合でも、PMOSトランジスタ23のゲートに該PMOSトランジスタ23の閾値電圧を超える電圧が印加されると、PMOSトランジスタ23がON状態となって、電源ライン1と接地ライン2とが導通状態となる。その結果、サージ電荷を接地ライン2から電源ライン1に放電できるので、接地ライン2に正電荷のサージが印加された場合でも、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の破壊を防ぐことができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図6は本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路構成を示している。図6において、図1に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図6に示すように、第2の実施形態に係る半導体集積回路装置は、トリガ回路4Cに、SCRトリガ電流生成用のMOSトランジスタとして、ドレインが電源ライン1と接続され、ソースが第1のトリガ端子7と接続されたNMOSトランジスタ12を用いている。さらに、容量素子10は接地ライン2とインバータ9の入力端子との間に接続され、第4の抵抗素子11は電源ライン1とインバータ9の入力端子との間に接続されている。
以下、トリガ回路4Cの動作を説明する。
図6に示す半導体集積回路装置において、例えばESD試験時に、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージを印加すると、接地ライン2とトリガ回路4Cにおけるインバータ9との間に容量素子10が接続されていることにより、電源ライン1の電位が上昇しても、トリガ回路4Cにおけるインバータ9の入力電位は第4の抵抗素子11によって低下する。この低下した入力電位がインバータ9のスイッチングレベルを超えて低くなると、該インバータ9は、ハイレベルの電位をNMOSトランジスタ12のゲートに出力する。このハイレベルの電位により、トリガ回路4CにおけるNMOSトランジスタ12がON状態となって、電源ライン1と第1のトリガ端子7とが導通し、該第1のトリガ端子7の電圧が第1の抵抗素子33及び第3の抵抗素子6によって上昇する。この第1のトリガ端子7の電圧の上昇により、第1のトリガ端子7と接地ライン2との電位差がSCR保護回路3におけるダイオードのビルトイン電圧を超えて大きくなると、NPNバイポーラトランジスタ32において第1のトリガ端子7から接地ライン2に流れるベース電流(SCRトリガ電流)が発生する。この発生したSCRトリガ電流により、NPNバイポーラトランジスタ32及びPNPバイポーラトランジスタ31が導通して、SCR保護回路3がON状態となる。これにより、SCR保護回路3におけるアノード(PNPバイポーラトランジスタ31のエミッタ)とカソード(NPNバイポーラトランジスタ32のエミッタ)との間で非常に小さいON抵抗で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。
このとき、NMOSトランジスタ12と接地ライン2との間に第3の抵抗素子6を設けているため、NMOSトランジスタ12のON電流が第1の抵抗素子33及び第3の抵抗素子6を流れることによって、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路3をON状態にさせることが可能となる。このため、外部から電源ライン1を通じて侵入するサージから被保護回路5をより確実に保護することができる。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図7は本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路構成を示している。図7において、図1に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図7に示すように、第3の実施形態に係るトリガ回路4Aは、PMOSトランジスタ8のソースが、SCR保護回路3におけるPNPバイポーラトランジスタ31のベースとNPNバイポーラトランジスタ32のコレクタとの接続ノードである第2のトリガ端子14と接続され、ドレインが接地ライン2と接続されている。また、SCR保護回路3における第2のトリガ端子14と電源ライン1との間には第5の抵抗素子13が接続されている。
以下、第3の実施形態に係るトリガ回路4Aの動作を説明する。
図7に示す半導体集積回路装置において、例えばESD試験時に、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージを印加すると、電源ライン1とトリガ回路4Aにおけるインバータ9との間に容量素子10が接続されていることにより、電源ライン1の電位が上昇するにつれて、トリガ回路4Aにおけるインバータ9の入力電位も第4の抵抗素子11によって上昇する。この上昇した入力電位がインバータ9のスイッチングレベルを超えて高くなると、該インバータ9は、ロウレベルの電位をPMOSトランジスタ8のゲートに出力する。このロウレベルの電位により、トリガ回路4AにおけるPMOSトランジスタ8がON状態となって、接地ライン2と第2のトリガ端子14とが導通し、該第2のトリガ端子14の電圧が降下する。この第2のトリガ端子14の電圧の降下により、第2のトリガ端子14と電源ライン1との電位差がSCR保護回路3におけるダイオードのビルトイン電圧を超えて大きくなると、PNPバイポーラトランジスタ31において電源ライン1から第2のトリガ端子14に流れるベース電流(SCRトリガ電流)が発生する。この発生したSCRトリガ電流により、PNPバイポーラトランジスタ31及びNPNバイポーラトランジスタ32が導通して、SCR保護回路3がON状態となる。これにより、SCR保護回路3におけるアノード(PNPバイポーラトランジスタ31のエミッタ)とカソード(NPNバイポーラトランジスタ32のエミッタ)との間で非常に小さいON抵抗で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。
このとき、PMOSトランジスタ8と電源ライン1との間に第5の抵抗素子13を設けているため、PMOSトランジスタ8のON電流が第2の抵抗素子34及び第5の抵抗素子13を流れることによって、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路3をON状態にさせることが可能となる。このため、外部から電源ライン1を通じて侵入するサージから被保護回路5をより確実に保護することができる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図8は本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路構成を示している。図8において、図7に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図8に示すように、第4の実施形態に係る半導体集積回路装置は、トリガ回路4Cに、ソースが接地ライン2と接続され、ドレインが第2のトリガ端子14と接続されたNMOSトランジスタ12を用いている。さらに、容量素子10は接地ライン2とインバータ9の入力端子との間に接続され、第4の抵抗素子11は電源ライン1とインバータ9の入力端子との間に接続されている。
以下、トリガ回路4Cの動作を説明する。
図8に示す半導体集積回路装置において、例えばESD試験時に、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージを印加すると、接地ライン2とトリガ回路4Cにおけるインバータ9との間に容量素子10が接続されていることにより、電源ライン1の電位が上昇しても、トリガ回路4Cにおけるインバータ9の入力電位は第4の抵抗素子11によって低下する。この低下した入力電位がインバータ9のスイッチングレベルを超えて低くなると、該インバータ9は、ハイレベルの電位をNMOSトランジスタ12のゲートに出力する。このハイレベルの電位により、トリガ回路4CにおけるNMOSトランジスタ12がON状態となって、接地ライン2と第2のトリガ端子14とが導通し、該第2のトリガ端子14の電圧が降下する。この第2のトリガ端子14の電圧の降下により、第2のトリガ端子14と電源ライン1との電位差がSCR保護回路3におけるダイオードのビルトイン電圧を超えて大きくなると、PNPバイポーラトランジスタ31において電源ライン1から第2のトリガ端子14に流れるベース電流(SCRトリガ電流)が発生する。この発生したSCRトリガ電流により、PNPバイポーラトランジスタ31及びNPNバイポーラトランジスタ32が導通して、SCR保護回路3がON状態となる。これにより、SCR保護回路3におけるアノード(PNPバイポーラトランジスタ31のエミッタ)とカソード(NPNバイポーラトランジスタ32のエミッタ)との間で非常に小さいON抵抗で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。
このとき、NMOSトランジスタ12と電源ライン1との間に第5の抵抗素子13を設けているため、NMOSトランジスタ12のON電流が第2の抵抗素子34及び第5の抵抗素子13を流れることによって、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路3をON状態にさせることが可能となる。このため、外部から電源ライン1を通じて侵入するサージから被保護回路5をより確実に保護することができる。
なお、第2〜第4のの各実施形態においても、第1の実施形態の一変形例のように、インバータ9に変えて、シュミットトリガ回路15を用いることができる。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図9は本発明の第5の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路構成を示している。図9において、図1に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図9に示すように、第5の実施形態に係る半導体集積回路装置は、トリガ回路4Dにおいて、PMOSトランジスタ8のゲートに制御電圧を印加する1つのインバータに代えて、NANDゲート16とインバータ17とを用いている。ここで、NANDゲート16の第1の入力端子は容量素子10と第4の抵抗素子11との接続ノードと接続され、その第2の入力端子はインバータ17の出力を受け、該インバータ17の入力端子は、PMOSトランジスタ8のドレインすなわち第1のトリガ端子7と接続されている。
以下、トリガ回路4Dの動作を説明する。
図9に示す半導体集積回路装置において、例えばESD試験時に、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージを印加すると、電源ライン1とトリガ回路4DにおけるNANDゲート16との間に容量素子10が接続されていることにより、電源ライン1の電位が上昇するにつれて、トリガ回路4におけるNANDゲート16の第1の入力端子の電位も第4の抵抗素子11によって上昇する。このとき、インバータ17の入力端子は第3の抵抗素子6を介して接地ライン2と接続されてロウレベルであることから、NANDゲート16の第2の入力端子の電位は逆にハイレベルである。従って、第1の入力端子の電位がNANDゲート16のスイッチングレベルを超えて高くなると、該NANDゲート16は、ロウレベルの電位をPMOSトランジスタ8のゲートに出力する。このロウレベルの電位により、トリガ回路4DにおけるPMOSトランジスタ8がON状態となって、電源ライン1と第1のトリガ端子7とが導通し、該第1のトリガ端子7の電圧が第1の抵抗素子33及び第3の抵抗素子6によって上昇する。この第1のトリガ端子7の電圧の上昇により、第1のトリガ端子7と接地ライン2との電位差がSCR保護回路3におけるダイオードのビルトイン電圧を超えて大きくなると、NPNバイポーラトランジスタ32において第1のトリガ端子7から接地ライン2に流れるベース電流(SCRトリガ電流)が発生する。この発生したSCRトリガ電流により、NPNバイポーラトランジスタ32及びPNPバイポーラトランジスタ31が導通して、SCR保護回路3がON状態となる。これにより、SCR保護回路3におけるアノード(PNPバイポーラトランジスタ31のエミッタ)とカソード(NPNバイポーラトランジスタ32のエミッタ)との間で非常に小さいON抵抗で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。
このとき、PMOSトランジスタ8と接地ライン2との間に第3の抵抗素子6を設けているため、PMOSトランジスタ8のON電流が第1の抵抗素子33及び第3の抵抗素子6を流れることによって、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路3をON状態にさせることが可能となる。
さらに、第5の実施形態においては、第1のトリガ端子7の電位が、インバータ17のスイッチングレベルを超えるまでに上昇すると、該インバータ17はロウレベルの電位を出力するようになるため、NANDゲート16の出力値はロウレベルからハイレベルに切り替わる。このため、ゲートにハイレベルの電位を受けるPMOSトランジスタ8はOFF状態に遷移するので、電源ライン1からPMOSトランジスタ8を介して第1のトリガ端子7に流れる電流を遮断することできる。その結果、PMOSトランジスタ8を流れる過剰な電流を制限できるので、該PMOSトランジスタ8のサージによる破壊を防ぐことができる。
このように、第5の実施形態によると、外部から電源ライン1を通じて侵入するサージから、被保護回路5だけでなくトリガ回路4Dをも保護することができる。
(第6の実施形態)
以下、本発明の第6の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図10は本発明の第6の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路構成を示している。図10において、図6に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図10に示すように、第6の実施形態に係る半導体集積回路装置は、トリガ回路4Eにおいて、NMOSトランジスタ12のゲートに制御電圧を印加する1つのインバータに代えて、NORゲート18とバッファ19とを用いている。ここで、NORゲート18の第1の入力端子は容量素子10と第4の抵抗素子11との接続ノードと接続され、その第2の入力端子はバッファ19の出力を受け、該バッファ19の入力端子は、NMOSトランジスタ12のソースすなわち第1のトリガ端子7と接続されている。
以下、トリガ回路4Eの動作を説明する。
図10に示す半導体集積回路装置において、例えばESD試験時に、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージを印加すると、接地ライン2とトリガ回路4EにおけるNORゲート18との間に容量素子10が接続されていることにより、電源ライン1の電位が上昇しても、トリガ回路4EにおけるNORゲート18の第1の入力端子の電位は第4の抵抗素子11によって低下する。このとき、バッファ19の入力端子は第3の抵抗素子6を介して接地ライン2と接続されてロウレベルであることから、NORゲート18の第2の入力端子の電位もロウレベルである。従って、第1の入力端子の電位がNORゲート18のスイッチングレベルを超えて低くなると、該NORゲート18は、ハイレベルの電位をNMOSトランジスタ12のゲートに出力する。このハイレベルの電位により、トリガ回路4EにおけるNMOSトランジスタ12がON状態となって、電源ライン1と第1のトリガ端子7とが導通し、該第1のトリガ端子7の電圧が第1の抵抗素子33及び第3の抵抗素子6によって上昇する。この第1のトリガ端子7の電圧の上昇により、第1のトリガ端子7と接地ライン2との電位差がSCR保護回路3におけるダイオードのビルトイン電圧を超えて大きくなると、NPNバイポーラトランジスタ32において第1のトリガ端子7から接地ライン2に流れるベース電流(SCRトリガ電流)が発生する。この発生したSCRトリガ電流により、NPNバイポーラトランジスタ32及びPNPバイポーラトランジスタ31が導通して、SCR保護回路3がON状態となる。これにより、SCR保護回路3におけるアノード(PNPバイポーラトランジスタ31のエミッタ)とカソード(NPNバイポーラトランジスタ32のエミッタ)との間で非常に小さいON抵抗で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。
このとき、NMOSトランジスタ12と接地ライン2との間に第3の抵抗素子6を設けているため、NMOSトランジスタ12のON電流が第1の抵抗素子33及び第3の抵抗素子6を流れることによって、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路3をON状態にさせることが可能となる。
さらに、第6の実施形態においては、第1のトリガ端子7の電位が、バッファ19のスイッチングレベルを超えるまでに上昇すると、該バッファ19はハイレベルの電位を出力するようになるため、NORゲート18の出力値はハイレベルからロウレベルに切り替わる。このため、ゲートにロウレベルの電位を受けるNMOSトランジスタ12はOFF状態に遷移するので、電源ライン1からNMOSトランジスタ12を介して第1のトリガ端子7に流れる電流を遮断することできる。その結果、NMOSトランジスタ12を流れる過剰な電流を制限できるので、該NMOSトランジスタ12のサージによる破壊を防ぐことができる。
このように、第6の実施形態によると、外部から電源ライン1を通じて侵入するサージから、被保護回路5だけでなくトリガ回路4Eをも保護することができる。
(第7の実施形態)
以下、本発明の第7の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図11は本発明の第7の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路構成を示している。図11において、図7に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図11に示すように、第7の実施形態に係る半導体集積回路装置は、トリガ回路4Fにおいて、PMOSトランジスタ8のゲートに制御電圧を印加する1つのインバータに代えて、NANDゲート16とバッファ19とを用いている。ここで、NANDゲート16の第1の入力端子は容量素子10と第4の抵抗素子11との接続ノードと接続され、その第2の入力端子はバッファ19の出力を受け、該バッファ19の入力端子は、PMOSトランジスタ8のソースすなわち第2のトリガ端子14と接続されている。
以下、トリガ回路4Fの動作を説明する。
図11に示す半導体集積回路装置において、例えばESD試験時に、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージを印加すると、電源ライン1とトリガ回路4FにおけるNANDゲート16の第1の入力端子との間に容量素子10が接続されていることにより、電源ライン1の電位が上昇につれて、トリガ回路4FにおけるNORゲート16の第1の入力端子の電位も第4の抵抗素子11によって上昇する。このとき、バッファ19の入力端子は第5の抵抗素子13を介して電源ライン1と接続されてハイレベルであることから、NANDゲート16の第2の入力端子の電位はハイレベルである。従って、第1の入力端子の電位がNANDゲート16のスイッチングレベルを超えて高くなると、該NANDゲート16は、ロウレベルの電位をPMOSトランジスタ8のゲートに出力する。このロウレベルの電位により、トリガ回路4FにおけるPMOSトランジスタ8がON状態となって、第2のトリガ端子14と接地ライン2とが導通し、第2のトリガ端子14の電圧が降下する。この第2のトリガ端子14の電圧の降下により、第2のトリガ端子14と電源ライン1との電位差がSCR保護回路3におけるダイオードのビルトイン電圧を超えて大きくなると、PNPバイポーラトランジスタ31において電源ライン1から第2のトリガ端子14に流れるベース電流(SCRトリガ電流)が発生する。この発生したSCRトリガ電流により、PNPバイポーラトランジスタ31及びNPNバイポーラトランジスタ32が導通して、SCR保護回路3がON状態となる。これにより、SCR保護回路3におけるアノード(PNPバイポーラトランジスタ31のエミッタ)とカソード(NPNバイポーラトランジスタ32のエミッタ)との間で非常に小さいON抵抗で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。
このとき、PMOSトランジスタ8と電源ライン1との間に第5の抵抗素子13を設けているため、PMOSトランジスタ8のON電流が第2の抵抗素子34及び第5の抵抗素子13を流れることによって、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路3をON状態にさせることが可能となる。
さらに、第7の実施形態においては、第2のトリガ端子14の電位が、バッファ19のスイッチングレベルを超えるまでに降下すると、該バッファ19はロウレベルの電位を出力するようになるため、NANDゲート16の出力値はロウレベルからハイレベルに切り替わる。このため、ゲートにハイレベルの電位を受けるPMOSトランジスタ8はOFF状態に遷移するので、電源ライン1からPMOSトランジスタ8を介して接地ライン2に流れる電流を遮断することできる。その結果、PMOSトランジスタ8を流れる過剰な電流を制限できるので、該PMOSトランジスタ8のサージによる破壊を防ぐことができる。
このように、第7の実施形態によると、外部から電源ライン1を通じて侵入するサージから、被保護回路5だけでなくトリガ回路4Fをも保護することができる。
(第8の実施形態)
以下、本発明の第8の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図12は本発明の第8の実施形態に係る半導体集積回路装置の回路構成を示している。図12において、図8に付した符号と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図12に示すように、第8の実施形態に係る半導体集積回路装置は、トリガ回路4Gにおいて、NMOSトランジスタ12のゲートに制御電圧を印加する1つのインバータに代えて、NORゲート18とインバータ17とを用いている。ここで、NORゲート18の第1の入力端子は容量素子10と第4の抵抗素子11との接続ノードと接続され、その第2の入力端子はインバータ17の出力を受け、該インバータ17の入力端子は、NMOSトランジスタ12のドレインすなわち第2のトリガ端子14と接続されている。
以下、トリガ回路4Gの動作を説明する。
図12に示す半導体集積回路装置において、例えばESD試験時に、接地ライン2を接地して電源ライン1に正電荷のサージを印加すると、接地ライン2とトリガ回路4GにおけるNORゲート18の第1の入力端子との間に容量素子10が接続されていることにより、電源ライン1の電位が上昇しても、トリガ回路4GにおけるNORゲート18の第1の入力端子の電位は第4の抵抗素子11によって低下する。このとき、インバータ17の入力端子は第5の抵抗素子13を介して電源ライン1と接続されてハイレベルであることから、NORゲート18の第2の入力端子の電位は逆にロウレベルである。従って、第1の入力端子の電位がNORゲート18のスイッチングレベルを超えて低くなると、該NORゲート18は、ハイレベルの電位をNMOSトランジスタ12のゲートに出力する。このハイレベルの電位により、トリガ回路4GにおけるNMOSトランジスタ12がON状態となって、第2のトリガ端子14と接地ライン2とが導通し、第2のトリガ端子14の電圧が降下する。この第2のトリガ端子14の電圧の降下により、第2のトリガ端子14と電源ライン1との電位差がSCR保護回路3におけるダイオードのビルトイン電圧を超えて大きくなると、PNPバイポーラトランジスタ31において電源ライン1から第2のトリガ端子14に流れるベース電流(SCRトリガ電流)が発生する。この発生したSCRトリガ電流により、PNPバイポーラトランジスタ31及びNPNバイポーラトランジスタ32が導通して、SCR保護回路3がON状態となる。これにより、SCR保護回路3におけるアノード(PNPバイポーラトランジスタ31のエミッタ)とカソード(NPNバイポーラトランジスタ32のエミッタ)との間で非常に小さいON抵抗で電流の流れ(ラッチアップ動作)が維持される。
このとき、NMOSトランジスタ12と電源ライン1との間に第5の抵抗素子13を設けているため、NMOSトランジスタ12のON電流が第2の抵抗素子34及び第5の抵抗素子13を流れることによって、被保護回路5に含まれるMOSトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路3をON状態にさせることが可能となる。
さらに、第8の実施形態においては、第2のトリガ端子14の電位が、インバータ17のスイッチングレベルを超えるまでに降下すると、該インバータ17はハイレベルの電位を出力するようになるため、NORゲート18の出力値はハイレベルからロウレベルに切り替わる。このため、ゲートにロウレベルの電位を受けるNMOSトランジスタ12はOFF状態に遷移するので、電源ライン1からNMOSトランジスタ12を介して接地ライン2に流れる電流を遮断することできる。その結果、NMOSトランジスタ12を流れる過剰な電流を制限できるので、該NMOSトランジスタ12のサージによる破壊を防ぐことができる。
このように、第8の実施形態によると、外部から電源ライン1を通じて侵入するサージから、被保護回路5だけでなくトリガ回路4Gをも保護することができる。
なお、第2〜第8の各実施形態においても、第1の実施形態の第2〜第4の各変形例で示したように、接地ライン2に正のサージが印加された場合でも、そのサージ電荷を電源ライン1に放電可能なPNダイオード等の放電素子を設けてもよい。
本発明に係る半導体集積回路装置は、被保護回路を構成するトランジスタのゲート酸化膜の耐圧よりも低い電圧でSCR保護回路をON状態とすることができ、プロセスの微細化が進展したとしても、サージに対する耐性を向上させることができるという効果を有し、特に静電放電(ESD)保護回路としてSCR保護回路を有する半導体集積回路装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態の第1変形例に係る半導体集積回路装置を構成するトリガ回路を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態の第2変形例に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態の第3変形例に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態の第4変形例に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第5の実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第6の実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第7の実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 本発明の第8の実施形態に係る半導体集積回路装置を示す回路図である。 従来のESD保護回路を有する半導体集積回路装置を示す回路図である。
符号の説明
1 電源ライン
2 接地ライン
3 SCR保護回路
4A トリガ回路
4B トリガ回路
4C トリガ回路
4D トリガ回路
4E トリガ回路
4F トリガ回路
4G トリガ回路
5 被保護回路
6 第3の抵抗素子
7 第1のトリガ端子
8 PMOSトランジスタ
9 インバータ
9a インバータ
9b インバータ
9c インバータ
9d インバータ
10 容量素子
11 第4の抵抗素子
12 NMOSトランジスタ
13 第5の抵抗素子
14 第2トリガ端子
15 シュミットトリガ回路
16 NANDゲート
17 インバータ
18 NORゲート
19 バッファ
20 PNダイオード
21 NMOSトランジスタ
22 抵抗素子
23 PMOSトランジスタ
24 抵抗素子
31 PNPバイポーラトランジスタ
32 NPNバイポーラトランジスタ
33 第1の抵抗素子
34 第2の抵抗素子

Claims (3)

  1. 外部から印加される静電放電から保護される被保護回路と、
    エミッタが電源ラインと接続され、コレクタがトリガ端子と接続されたPNPバイポーラトランジスタと、エミッタが接地ラインと接続され、コレクタが前記PNPバイポーラトランジスタのベースと接続され、ベースが前記トリガ端子と接続されたNPNバイポーラトランジスタと、一端が前記トリガ端子と接続され、他端が前記接地ラインと接続された第1の抵抗素子と、一端が前記電源ラインと接続され、他端が前記NPNバイポーラトランジスタのコレクタと接続された第2の抵抗素子とを有するSCR保護回路と、
    前記トリガ端子と接続されると共に、前記電源ラインと前記接地ラインとの間に接続され、第4の抵抗素子及び容量素子を有するRC回路を含むトリガ回路と、
    一端が前記トリガ端子と接続され、他端が前記接地ラインと接続された第3の抵抗素子を備え、
    前記トリガ回路は、
    一端が前記電源ラインと接続され、他端が前記トリガ端子と接続されたP型トランジスタと、
    出力端子が前記P型トランジスタのゲートと接続されたNANDゲートと、
    一端が前記電源ラインと接続され、他端が前記NANDゲートの第1の入力端子と接続された前記容量素子と、
    一端が前記NANDゲートの第1の入力端子と接続され、他端が前記接地ラインと接続された前記第4の抵抗素子と、
    入力端子が前記トリガ端子と接続され、出力端子が前記NANDゲートの第2の入力端子と接続されたインバータとを有していることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 外部から印加される静電放電から保護される被保護回路と、
    エミッタが電源ラインと接続され、コレクタがトリガ端子と接続されたPNPバイポーラトランジスタと、エミッタが接地ラインと接続され、コレクタが前記PNPバイポーラトランジスタのベースと接続され、ベースが前記トリガ端子と接続されたNPNバイポーラトランジスタと、一端が前記トリガ端子と接続され、他端が前記接地ラインと接続された第1の抵抗素子と、一端が前記電源ラインと接続され、他端が前記NPNバイポーラトランジスタのコレクタと接続された第2の抵抗素子とを有するSCR保護回路と、
    前記トリガ端子と接続されると共に、前記電源ラインと前記接地ラインとの間に接続され、第4の抵抗素子及び容量素子を有するRC回路を含むトリガ回路と、
    一端が前記トリガ端子と接続され、他端が前記接地ラインと接続された第3の抵抗素子を備え、
    前記トリガ回路は、
    一端が前記電源ラインと接続され、他端が前記トリガ端子と接続されたN型トランジスタと、
    出力端子が前記N型トランジスタのゲートと接続されたNORゲートと、
    一端が前記接地ラインと接続され、他端が前記NORゲートの第1の入力端子と接続された容量素子と、
    一端が前記NORゲートの第1の入力端子と接続され、他端が前記電源ラインと接続された前記第4の抵抗素子と、
    入力端子が前記トリガ端子と接続され、出力端子が前記NORゲートの第2の入力端子と接続されたバッファとを有していることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 前記電源ラインと前記接地ラインとの間に逆バイアス方向に接続されたダイオードと、一端が前記電源ラインと接続され、他端が前記接地ラインと接続され、ゲートが前記接地ラインと接続されたNMOSトランジスタと、一端が前記電源ラインと接続され、他端が前記接地ラインと接続され、ゲートが前記電源ラインと接続されたPMOSトランジスタとのうちのいずれか1つをさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路装置。
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