JP4502261B2 - 二重容器用注入容器 - Google Patents

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本発明は、第一剤と第二剤からなる混合液の第一剤を予め二重容器内に収納し、その二重容器に第二剤を口部より注入する二重容器用注入容器に関する。
毛染め剤など空気に触れると変質しやすい性質を有する液剤の場合には、液剤を第一剤と第二剤とに分けて保管し、それらを混合して所定の効能が生ずるようにした混合タイプのものが知られている。
二重容器は外容器内に内袋を外容器から剥離可能に設け、内袋内に液剤を収納することにより使用中も液剤を空気から遮断して保管できる機能を有している。この二重容器は外容器を押圧したときに一方向弁を介して内袋との間に空気を取り入れ、その圧力で液剤を注出させたり、口部に設けた吸い上げポンプで液剤を内袋から取り出すようにしている。
このような二重容器で混合タイプの液剤を用いる場合としては、例えば混合液の第一剤を予め二重容器の内袋に収納させておき、第二剤を収納した注入容器の先端の蓋部を二重容器の口部内に挿入し、蓋部に設けられた注出口より第二剤を二重容器内に注入し、第一剤と第二剤とを内袋内で混合させることがある。
特開2001−106263号公報
しかしながら注入容器の蓋部を二重容器の口部に挿入した際二重容器の内袋が注出口を塞いでいると、注出口から注出された第二剤が内袋の内側に付着し二重容器の口部周辺に第二剤が貯留されてしまうことがある。
このことは第二剤がクリーム状で高い粘性を有する場合などでは特に顕著で、口部周辺に貯留したまま第二剤が第一剤内に落下しなくなる。また注入容器を二重容器の口部から引き抜いた際、注入容器の蓋部外周に付着したまま第二剤が注入容器とともに引き出されたり、注入すべき第二剤が注出口と二重容器の口部の隙間から逆流し口部の外に漏出してしまうことがあった。
本発明は、内袋を外容器内側に剥離自在に備えた二重容器の内袋内に第二剤を確実に注入できる二重容器用注入容器を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、次のように二重容器用注入容器を構成した。
1、内袋を外容器の内面に剥離可能に備え、内袋内に第一剤を収納した二重容器であり、二重容器の口部より注入して内袋内の第一剤に第二剤を混合させる注入容器において、注入容器の口部に、二重容器の口部内側に挿入が可能で、かつ頂壁に第二剤を注出させる注出口が開口された蓋部を備え、該蓋部に、注出口に連通した延長筒体を該注入容器の中心軸に対して傾斜させて設け、更に延長筒体の外周面に該延長筒体の長手方向に沿った突片を設けて二重容器用注入容器を構成した。
2、内袋を外容器の内面に剥離可能に備え、内袋内に第一剤を収納した二重容器であり、二重容器の口部より注入して内袋内の第一剤に第二剤を混合させる注入容器において、注入容器の口部に、二重容器の口部内側に挿入が可能で、かつ第二剤を注出させる注出口が開口された蓋部を備え、該蓋部に、注出口に連通した延長筒体を注入容器の中心軸方向に設け、かつ延長筒体の先端を側方に屈曲させ、更に延長筒体の外周面に延長筒体の長手方向に沿った突片を設けて二重容器用注入容器を構成した。
3、蓋部内側に注入容器の口部に向けた切刃部を備え、蓋部を口部にねじ込むと、予め密閉された口部を切刃部が切り開き、注出口が開口されることとした。
本発明の注入容器によれば、二重容器の口部内に注入容器の蓋部を挿入すると、延長筒体が注入容器の中心軸に対して傾斜していることから内袋の内面が密着した閉じた状態でも内袋を強制的に開かせて、延長筒体の先方に空間を形成することができる。更に蓋部を口部に挿入した状態で注入容器を二重容器に対して回転させると、延長筒体の先端が二重容器の口部内部で大きく円を描くように回動し、より大きく内袋を開かせることができる。
また、延長筒体の外周面にリブ状の突片が設けられていることから、延長筒体の外周面と内袋との間に空隙が形成され、その空隙を空気が流通することから内袋をより容易に押し開かせることができる。
これにより延長筒体の先方に空間が形成され、密着した内袋に止められることなく注入容器から二重容器内に第二剤を容易、かつ確実に注入できる。
更に延長筒体の先端が屈曲していると、延長筒体を挿入した際その屈曲した先端により内袋を押し開かせることができ、また回転させる等により上記と同様の効果が得られる。
蓋部内側に切刃部を設けたので、蓋部を口部にねじ込むことにより口部を切り開くことができ、使用直前まで第二剤を密封しておき、かつ使用する時には容易に開封して注出できる。
図4に注入容器2の全体を示す。
注入容器2は容器本体4と蓋部3等からなり、容器本体4の内部に第二剤が収納されている。第二剤は二重容器30(図1参照)に収納されている第一剤に混合する液剤であり、第一剤と第二剤とを混合した混合液は例えば毛染めなど所定の効能を生じる。
二重容器30は、押圧変形可能な外容器32の内側面に内袋34を外容器32から剥離可能に備え、内袋34から内容物が流出されるとそれに伴って内袋34の容積が縮小する容器である。
内袋34には予め第一剤のみが収納してあり、第一剤に第二剤を注入して両者を混合すると、例えば毛染め剤としての効能を発揮する。尚第一剤は特に空気から遮断させる必要がない場合が多く、その場合には第一剤のみを収納した内袋34は外容器32の内面に沿った状態でよく、第二剤と混合したのち内袋34内から空気を押し出すようにする。
二重容器30は、口部31にポンプ機構を組み付けても、内部に連通した注出孔を櫛歯に有する櫛体(いずれも図示せず)などを取り付けてもよく、また外容器32と内袋34の間に形成される空間も外気と連通していても、空間に通ずる開口孔に弁機能(いずれも図示せず)を備えた構造でもよい。
注入容器2の蓋部3は、図2に示すように内側面にねじ部9を有し、頂壁に延長筒体6が形成してある。延長筒体6は、図3に示すように容器本体4の中心軸に対して斜め上方に延びる円筒体で、筒体内部が頂壁10に形成された注出口11に連通している。更に延長筒体6の外周面には、延長筒体6の長手方向に沿って延びる突片8が周方向に四箇所均等に設けてある。
容器本体4の口部5には膜体7が設けてあり、口部5は膜体7によって密閉され、第二剤が容器本体4内に密封されている。蓋部3は頂壁10の内側に先端を斜めに切り落とした円筒状の切れ刃12が設けてあり、蓋部3を容器本体4の口部5にねじ込むと切れ刃12が膜体7を口部5の内周に沿って切り開く。
蓋部3の下端には、帯状の切取片16が周状に蓋部3の下端の切断線17(図3、図4参照)から切り取り可能に取り付けてある。切取片16が蓋部3に取り付けられていると切取片16が容器本体4の肩部15に当接し、切れ刃12が膜体7に達しない口部5の途中位置までしか蓋部5をねじ込むことができない。そして切取片16を蓋部3から取り外すと、蓋部3を口部5の終端までねじ込み、切れ刃12で膜体7を切り開いて口部5を開口させることができる。
次に、二重容器30の作用について説明する。
二重容器30に第二剤を注入するときは注入容器2の切取片16を蓋部3から取り除き、蓋部3を容器本体4の口部5にねじ込み、固定する。すると膜体7が切り開かれて口部5が開口し容器本体4の内部と延長筒体6とが連通する。次に注入容器2の蓋部3を延長筒体6から二重容器30の口部31に挿入する。
挿入した状態を図1に示す。延長筒体6は容器本体4の中心軸に対して傾斜していることから蓋部3を口部31に挿入すると、内袋34が横方向に大きく押し広げられる。更に延長筒体6の外周面に設けられた突片8が延長筒体6の外周面と内袋34の間に空隙を形成して内袋34内に空気を導入させるので、内袋4の内面同士をより大きく引き離す。したがって延長筒体6の先方に空間が形成でき、注入容器2の側方を押圧すると内袋34の内面に留まることなく第二剤を内袋34内にスムースに注入できる。
第二剤を内袋34内に注入したなら、注入容器2を口部31から引き抜き、第一剤と第二剤とを混合し、口部31にポンプ機構、あるいは櫛体など(いずれも図示せず。)を取り付けて使用する。第二剤が第一剤の中に直接投入されることから、両者を容易に混合でき、また蓋部3に第二剤が付着しないので注入容器2を二重容器30の口部31から引き抜いた際も第二剤が口部31から引き出されることがない。
図5、図6に二重容器用注入容器の他の例を示す。これは蓋部23に設けた延長筒体26を容器本体4の中心軸方向に突出させ、その延長筒体26の先端のみを側方に向けて屈曲させた。このように延長筒体26を形成しても蓋部26を二重容器30の口部31に挿入した際、延長筒体26の屈曲部分が内袋34を押し広げ、また屈曲部分と逆側の外周面に設けられた突片28が延長筒体26と内袋34との間に空隙を形成するので、空隙を通して空気が内袋34内に導入され、注出口26の先方に空間が形成されて注入容器2から内袋34内に第二剤を円滑に注入できる。
本発明にかかる二重容器用注入容器の一実施形態を示した部分断面図である。 二重容器用注入容器を示した断面図である。 二重容器用注入容器を示した部分側面図である。 二重容器用注入容器を示した正面図である。 二重容器用注入容器の他の例を示した部分断面図である。 二重容器用注入容器の他の例を示した正面図である。
符号の説明
2 注入容器
3、23 蓋部
4 容器本体
5 口部
6、26 延長筒体
7 膜体
8、28 突片
9 ねじ部
10 頂壁
11 注出口
12 切れ刃
15 肩部
16 切取片
17 切断線
30 二重容器
31 口部
32 外容器
34 内袋

Claims (3)

  1. 内袋を外容器の内面に剥離可能に備え、該内袋内に第一剤を収納した二重容器であり、該二重容器の口部より前記内袋内の第一剤に第二剤を注入させる注入容器において、
    注入容器の口部に、二重容器の口部内側に挿入が可能で、かつ頂壁に第二剤を注出させる注出口が開口された蓋部を備え、
    該蓋部に、前記注出口に連通した延長筒体を注入容器の中心軸に対して傾斜させて設け、更に延長筒体の外周面に該延長筒体の長手方向に沿った突片を設けたことを特徴とする二重容器用注入容器。
  2. 内袋を外容器の内面に剥離可能に備え、該内袋内に第一剤を収納した二重容器であり、該二重容器の口部より注入して前記内袋内の第一剤に第二剤を混合させる二重容器用注入容器において、
    注入容器の口部に、二重容器の口部内側に挿入が可能で、かつ第二剤を注出させる注出口が開口された蓋部を備え、
    該蓋部に、注出口に連通した延長筒体を該注入容器の中心軸方向に設け、かつ該延長筒体の先端を側方に屈曲させ、更に該延長筒体の外周面に該延長筒体の長手方向に沿った突片を設けたことを特徴とする二重容器用注入容器。
  3. 前記蓋部内側に注入容器の口部に向けた切刃部を備え、該蓋部を口部にねじ込むと、予め密閉された口部を切刃部が切り開き開口させる請求項1または2に記載の二重容器用注入容器。
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