JP2017100748A - 注出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的粘度の高い内容液を収容しても蓋体を閉じる際に注出筒から液体が飛散することを防止することができる注出容器を提供する。
【解決手段】内容液を収容する容器本体10と、容器本体10の口部11に装着される有頂筒状の注出キャップ20と、注出キャップ20の頂壁21に設けられた注出口23を閉塞する閉塞栓32を備えた蓋体30とを有し、容器本体10に収容された内容液を注出口23から注出する注出容器1であって、頂壁21に、注出口23に連なるとともに該頂壁21から容器本体10内に向けて突出する円筒部60が設けられ、円筒部60の内周面に該円筒部60の下端に向けて拡径するテーパ部61が設けられるとともに、円筒部60の下端の周方向の一部に該下端を段差状に切り欠いた段差部62が設けられていることを特徴とする注出容器1。
【選択図】図1

Description

本発明は、内容液を収容する容器本体と該容器本体の口部に装着される有頂筒状の注出キャップと、注出キャップの頂壁に設けられた注出口を閉塞する閉塞栓を備えた蓋体とを有し、容器本体に収容された内容液を注出口から注出する注出容器に関し、特に、オリーブオイルなどの比較的粘度の高い液体を内容液として収容するものに関する。
内容液を収容する容器としては、内容液を収容する容器本体の口部に注出キャップを装着し、この注出キャップに設けた注出口から所望量の液体を容易に注出することができるようにした注出容器が知られている。
通常、注出口は注出キャップの頂壁から突出する筒状に形成され、注出キャップには筒状に形成された注出口を閉塞するための蓋体が設けられる。蓋体は、注出キャップに例えばヒンジにより開閉自在に装着され、その裏面には注出口に差し込まれて当該注出口を閉塞する閉塞栓が設けられるのが一般的である。そのため、内容液の注出後に注出口に液体が残留していると、蓋体を閉じたときに当該液体が閉塞栓により注出口の外に押し出されて蓋体の裏面等に飛散する虞がある。
そこで、例えば特許文献1に示される注出容器では、注出キャップの注出口が設けられる頂壁に、筒状の注出口の下端に連なるとともに頂壁から容器本体内に向けて突出する円筒部を設けることで、内容液の注出後に注出口の内部に残留する液体の液面を下げるようにして、蓋体を閉じたときに液体が外部に飛散するのを防止するようにしている。
特開2015−196504号公報
しかしながら、上記従来の注出容器のように、筒状の注出口の下端に円筒部を設けた構成としても、例えばオリーブオイルなどの比較的粘度の高い液体を内容液として収容した場合には、内容液の吐出後に筒状の注出口の内部や直下に気泡が滞留し、これにより注出口の内部に液面が高い状態で液体が残留し、蓋体を閉じる際に液体が飛散してしまうという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、比較的粘度の高い内容液を収容しても蓋体を閉じる際に注出口から液体が飛散することを防止することができる注出容器を提供することにある。
本発明の注出容器は、内容液を収容する容器本体と、該容器本体の口部に装着される有頂筒状の注出キャップと、前記注出キャップの頂壁に設けられた注出口を閉塞する閉塞栓を備えた蓋体とを有し、前記容器本体に収容された内容液を前記注出口から注出する注出容器であって、前記頂壁に、前記注出口に連なるとともに該頂壁から前記容器本体内に向けて突出する円筒部が設けられ、前記円筒部の内周面に該円筒部の下端に向けて拡径するテーパ部が設けられるとともに、前記円筒部の下端の周方向の一部に該下端を段差状に切り欠いた段差部が設けられていることを特徴とする。
本発明の注出容器は、上記構成において、前記段差部が、前記円筒部の軸心に垂直な平坦面と該平坦面の周方向両端をそれぞれ前記円筒部の下端に連ねる一対の傾斜面とを有し、前記円筒部の下端の周方向の180度の範囲に設けられているのが好ましい。
本発明の注出容器は、上記構成において、前記蓋体が前記注出キャップにヒンジにより開閉自在に連結され、前記段差部が、前記円筒部の下端の前記ヒンジが設けられる側とは反対側における所定範囲に設けられているのが好ましい。
本発明の注出容器は、上記構成において、前記頂壁に対して間隔を空けて前記口部の開口端に装着される中栓と、前記中栓の前記頂壁の側を向く上面に配置され、該中栓に設けられた流出孔を開閉する板状の逆止弁とを有し、前記円筒部が前記頂壁と前記中栓との間の空間に突出して前記逆止弁に対向しているのが好ましい。
本発明の注出容器は、上記構成において、前記注出口が、前記頂壁から前記円筒部とは反対側に向けて突出する筒状に形成されているのが好ましい。
本発明によれば、比較的粘度の高い内容液を収容しても蓋体を閉じる際に注出口から液体が飛散することを防止することができる注出容器を提供することができる。
本発明の一実施形態である注出容器の要部を示す断面図である。 図1に示す中栓の底面図である。 図1に示す円筒部の、(a)は拡大断面図であり、(b)は底面図である。 (a)〜(g)は、それぞれ注出筒の内部から気泡を排出できない比較例の円筒部の構成を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。なお、本明細書においては、水平面上に載置した容器本体に対して注出キャップが位置する側を「上」、その反対側を「下」とする。
本発明の一実施の形態である注出容器1は、例えばオリーブオイルなどの比較的粘度の高い液体を内容液として収容するのに適したものである。この注出容器1に収容される内容液としては、70mPa・s(cP)〜1000mPa・s(cP)程度の粘度を有するものが好ましい。
図1に示すように、この注出容器1は、容器本体10と、この容器本体10の口部11に装着される有頂筒状の注出キャップ20と、注出キャップ20にヒンジHを介して一体に連結される蓋体30と、容器本体10の口部11の開口端に装着される中栓40と、逆止弁50とを有している。
容器本体10は口部11と胴部12とを備えたボトル形状に形成され、その内部に内容液を収容することができる。本実施の形態では、容器本体10は二重容器の一種である積層剥離容器に構成されている。この場合、容器本体10は外層体13と内層体14とを有し、外層体13の内側に内層体14を収容した構成となっている。
外層体13は容器本体10の外殻を構成するものであり、容器本体10に対応した形状を有している。外層体13の胴部12に対応する部分は可撓性を有しており、スクイズ(押圧)されることで凹むことができるとともに、凹んだ状態から元の形状に復元することができる。
内層体14は、外層体13よりも薄肉の袋状に形成されており、外層体13の内面に剥離可能に積層されている。内層体14の開口部は口部11の開口端に連ねられており、内層体14の内部は内容物の収容空間となっている。内層体14は、その収容空間からの内容物の注出に伴って外層体13の内面から剥離し、減容変形することができる。
外層体13の口部11に対応する部分には、外層体13と内層体14との間に外気を導入可能な一対の外気導入口15が設けられている。これらの外気導入口15は、外層体13の胴部12に対応する部分をスクイズして内容液を注出して内層体14を減容変形させた後、外層体13が元の形状に復元する際に外層体13と内層体14との間の空間に外気を導入することができる。なお、外気導入口15は、スクイズされた外層体13が元の形状に復元する際に外層体13と内層体14との間に外気を導入することができれば、例えば外層体13の胴部12や底部などの他の部位に設けることもできる。
デラミ容器とも呼ばれるこのような容器本体10は、例えば、相溶性の低い外層用の合成樹脂と内層用の合成樹脂とを共押出して積層パリソンを形成し、この積層パリソンを、金型を用いてブロー成形することにより形成することができる。
容器本体10として用いる二重容器としては、上記のような積層剥離容器に限らず、外層体の内部に外層体とは別に形成した内層体を組み込んだ構成のものを採用することもできる。
注出キャップ20は、頂壁21と、この頂壁21の外周に一体に連ねて設けられる円筒状の装着筒部22とを備えた有頂筒状に形成され、装着筒部22が口部11の外周を囲い、且つ、頂壁21が口部11の開口端を覆うように口部11に装着される。
図示する場合では、装着筒部22の内周面には雌ねじ22aが設けられ、この雌ねじ22aが口部11の外周面に設けられた雄ねじ11aにねじ結合することにより、注出キャップ20は口部11に装着されている。なお、注出キャップ20は、口部11に対して打栓により装着される構成とすることもできる。
頂壁21の上面には筒状の注出口23が一体に設けられ、この注出口23から容器本体10に収容した内容液を外部に注出することができる。本実施の形態においては、注出口23は、頂壁21から上方に向けて徐々に拡径しながら外向きに湾曲する筒状に形成されているが、その形状や大きさは、容器本体10に収容される内容物や用途等に応じて種々変更可能である。また、注出口23は、項壁21から突出する筒状のものに限らず、項壁21を貫通するが当該頂壁21から突出しない孔として形成することもできる。
蓋体30は、注出キャップ20と略同径の有頂円筒状に形成され、その外周面の一部においてヒンジHを介して注出キャップ20に開閉自在に連結されている。蓋体30は、その開口縁の内周に設けられた係止溝31が頂壁21の外周縁に設けられた係止突起21aにアンダーカット係合することにより、注出キャップ20の頂壁21を覆った状態つまり閉じた状態に保持可能となっている。また、蓋体30の裏面には筒状の閉塞栓32が一体に設けられており、蓋体30が閉じられると、この閉塞栓32が注出口23の内周面に嵌合して注出口23が閉塞されるようになっている。一方、蓋体30の外周面のヒンジHとは反対側の部分には径方向外側に向けて突出する鍔状の摘み片33が一体に設けられており、この摘み片33を引き上げることでヒンジHを中心として蓋体30を注出キャップ20から離れる方向に回動させて注出口23を開くことができる。
中栓40は口部11の開口端に装着されて当該開口端を覆っている。中栓40の外周縁には上方に向けて起立する円筒状の係合壁41が一体に設けられており、この係合壁41の上端が注出キャップ20の頂壁21の下面に当接している。これにより、中栓40と頂壁21との間には所定の間隔が空けられている。
図1、図2に示すように、中栓40には内容液の流出孔42が設けられている。この流出孔42は中栓40と頂壁21との間の空間を介して注出口23に連通しており、容器本体10に収容されている内容液はこの流出孔42を通して注出口23に向けて流出することができる。本実施の形態においては、流出孔42は、注出口23に対してヒンジHの側にずれた位置に設けられている。
図1に示すように、逆止弁50は板状(円板状)に形成され、中栓40の頂壁21の側を向く上面に配置されて流出孔42を閉塞している。頂壁21と中栓40との間には環状壁51が配置され、逆止弁50は環状壁51に対して複数の弾性変形自在の脚部52で連結されている。これにより、逆止弁50は中栓40の上面に対して接近・離反する方向に移動して流出孔42を開閉することができる。
なお、頂壁21と中栓40との間の空間は、環状壁51よりも内側の部分が液体の流路、環状壁51よりも外側が気体の流路に区画されている。
中栓40には、流出孔42に対してヒンジHとは反対側に位置して、容器本体10の内部に向けて延在する円筒状の筒状壁43が設けられている。また、筒状壁43の下端には下方に向かうに従って内径が狭まる縮径部43aが設けられている。筒状壁43の内側には、鋼材や樹脂等により球状(ボール)に形成された弁体44が配置されている。容器本体10が筒状の注出口23を下方に向けた傾斜姿勢とされると、弁体44は筒状壁43の内部を注出口23の側に向けて移動する。そして、内容液が注出された後、筒状の注出口23が上方を向くように容器本体10が起立姿勢(正立姿勢)に戻されると、弁体44が筒状壁43の内部を下方に向けて縮径部43aに当接するまで移動して注出口23に残った内容液を筒状壁43の内部に向けて吸引する。これにより、注出口23の内部の液体の残量を減らして注出口23からの液垂れを防止することができる。このように、弁体44は注出口23からの液垂を防止するためのサックバック機構として機能する。
注出キャップ20の装着筒部22の下端は容器本体10の口部11の下方部分に気密に嵌合しており、これにより、口部11と装着筒部22との間には空気流路Pが設けられている。この空気流路Pは外気導入口15に連通している。
一方、注出キャップ20の頂壁21には開孔24が設けられており、この開孔24は中栓40と係合壁41との接続部分に設けられた貫通孔45を介して空気流路Pに連通している。なお、雄ねじ11aには空気流路Pの一部を構成するスリットSが設けられている。
環状壁51の外側には開孔24を開閉する空気用逆止弁53が一体に設けられている。この空気用逆止弁53は、開孔24から空気流路Pへの外気の導入を許容するとともに空気流路Pから開孔24に向けた空気の流れを阻止するように機能する。したがって、内容液を注出するために容器本体10の胴部12をスクイズする際に、外層体13と内層体14との間に空気を保持して内層体14から内容液を容易に押し出すことができる。また、内容液の注出後に胴部12のスクイズを解除すると、開孔24、空気流路P及び外気導入口15を通して外層体13と内層体14との間に外気を導入して内層体14を減容変形させたまま外層体13の胴部12に対応する部分を元の形状に復元させることができる。これにより、内容液の注出後に、胴部12の復元に伴って注出口23から内層体14の内部に外気が流入することを防止して、内層体14に収容された内容物を空気に触れづらくして、その品質の劣化を抑制することができる。
注出キャップ20の頂壁21の下面には円筒部60が一体に設けられている。円筒部60は筒状の注出口23の下端に連なって注出口23とともに内容液を注出する流路を構成している。また、円筒部60は頂壁21から容器本体10内に向けて、つまり頂壁21と中栓40との間の空間に向けて突出しており、その下端は逆止弁50に所定の間隔を空けて対向している。
図3(a)に示すように、円筒部60の内周面の下端側には、当該円筒部60の下端に向けて拡径するテーパ部61が設けられている。このテーパ部61は、例えば円筒部60の軸方向に対する傾斜角度が45度とされているが、内容物によって適宜選択可能である。テーパ部61は円筒部60の外周面にまで達しているが、外周面に達しない構成としてもよい。
また、円筒部60の下端の周方向の一部には、円筒部60の下端を段差状に切り欠いた段差部62が設けられている。図示する場合では、段差部62は、円筒部60の下端のヒンジHが設けられる側とは反対側において周方向に180度の範囲で設けられ、円筒部60の下端に対して上方に凹んだ形状となっている。図3(b)に示すように、段差部62は、円筒部60の軸心に垂直な平坦面62aと該平坦面62aの周方向両端をそれぞれ円筒部60の下端に連ねる一対の傾斜面62bとを備えた形状とされている。
このように、筒状の注出口23と同軸に設けられる円筒部60の下端を、テーパ部61と段差部62とを有する形状に形成することにより、内容液としてオリーブオイルなどの比較的粘度の高い液体を収容した場合であっても、内容液の注出後に注出口23の内部や円筒部60の直下に気泡が生じたときに、当該気泡を円筒部60及び注出口23から上方に逃がして、注出口23の内部に気泡が残留することを抑制することができる。すなわち、円筒部60の下端側における内周面にテーパ部61を設けることにより円筒部60の直下にある気泡を円筒部60の内部に入り込み易くするとともに、円筒部60の下端に段差部62を設けることにより注出口23や円筒部60の内部の液体を気泡と置換しつつ円筒部60から下方に流出し易くして、注出口23の内部に残る液体の液面を低下させることができる。これにより、注出口23の内部に残留する気泡によって注出筒の内部の液面が高くなることを防止して、蓋体30を閉じる際に液体が飛散することを防止することができる。また、段差部62を設けたことによって、内容液の注出時に逆止弁50が円筒部60の下端に当接した場合でも、当該段差部を通じた内容液の流通が可能となり、操作性(使用感)の低下を抑制することができる。
図4(a)〜(g)は、それぞれ注出筒の内部から気泡を排出できない比較例の円筒部の構成を示す断面図である。
本発明者らは、本発明の円筒部60の比較例の円筒部70として種々の形状の円筒部70について検討した。図4(a)は円筒部70にテーパ部も段差部も設けない比較例の構成、図4(b)は円筒部70にテーパ部のみを設けた比較例の構成、図4(c)は注出口23の下端に円筒部70を設けない比較例の構成、図4(d)は円筒部70にテーパ部は設けず、U字カットの段差部のみを設けた比較例の構成、図4(e)は円筒部70にテーパ部は設けず、前方段カット形状の段差部のみを設けた比較例の構成、図4(f)は円筒部70にテーパ部は設けず、その側面にU字溝を設けた比較例の構成、図4(g)は円筒部70の下端を斜めにカットした比較例の構成を示す。しかしながら、図4(a)〜(g)に示す何れの比較例の形状によっても、内容液の注出後に注出口23の内部や円筒部70の直下にある気泡を円筒部70及び注出口23を通して上方に逃がすことができず、本願発明のような効果を得ることができなかった。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、容器本体10としては、二重容器に限らず、通常の容器を用いることもできる。この場合、注出キャップ20には逆止弁50や開孔24、空気用逆止弁53を設けない構成とすることができる。
1 注出容器
10 容器本体
11 口部
11a 雄ねじ
12 胴部
13 外層体
14 内層体
15 外気導入口
20 注出キャップ
21 頂壁
21a 係止突起
22 装着筒部
22a 雌ねじ
23 注出口
24 開孔
30 蓋体
31 係止溝
32 閉塞栓
33 摘み片
40 中栓
41 係合壁
42 流出孔
43 筒状壁
43a 縮径部
44 弁体
50 逆止弁
51 環状壁
52 脚部
53 空気用逆止弁
60 円筒部
61 テーパ部
62 段差部
62a 平坦面
62b 傾斜面
70 円筒部
H ヒンジ
P 空気流路
S スリット

Claims (5)

  1. 内容液を収容する容器本体と、該容器本体の口部に装着される有頂筒状の注出キャップと、前記注出キャップの頂壁に設けられた注出口を閉塞する閉塞栓を備えた蓋体とを有し、前記容器本体に収容された内容液を前記注出口から注出する注出容器であって、
    前記頂壁に、前記注出口に連なるとともに該頂壁から前記容器本体内に向けて突出する円筒部が設けられ、
    前記円筒部の内周面に該円筒部の下端に向けて拡径するテーパ部が設けられるとともに、
    前記円筒部の下端の周方向の一部に該下端を段差状に切り欠いた段差部が設けられていることを特徴とする注出容器。
  2. 前記段差部が、前記円筒部の軸心に垂直な平坦面と該平坦面の周方向両端をそれぞれ前記円筒部の下端に連ねる一対の傾斜面とを有し、前記円筒部の下端の周方向の180度の範囲に設けられている、請求項1に記載の注出容器。
  3. 前記蓋体が前記注出キャップにヒンジにより開閉自在に連結され、
    前記段差部が、前記円筒部の下端の前記ヒンジが設けられる側とは反対側における所定範囲に設けられている、請求項1または2に記載の注出容器。
  4. 前記頂壁に対して間隔を空けて前記口部の開口端に装着される中栓と、前記中栓の前記頂壁の側を向く上面に配置され、該中栓に設けられた流出孔を開閉する板状の逆止弁とを有し、
    前記円筒部が前記頂壁と前記中栓との間の空間に突出して前記逆止弁に対向している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の注出容器。
  5. 前記注出口が、前記頂壁から前記円筒部とは反対側に向けて突出する筒状に形成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の注出容器。
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