JP4497734B2 - データ入力装置、および、その動作方法 - Google Patents

データ入力装置、および、その動作方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キーやタッチパッドに触れたときの感触と、キーやタッチパッドを押下したときのクリック感による触覚と、指の動きを示す入力ナビゲーションによる視覚とのフィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムで確認しながらデータ入力を行うことが可能な、データ入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、キーやタッチパッドの操作に対する機器の応答を確認しながらデータ入力を行う例として、例えば、特開平9−6525号公報に開示されているものがある。
【0003】
この例において、位置入力装置およびこれと接続される画像表示装置は、最上層に保護シート、第二層に接触覚ボード、第三層に中間ボード、第四層に圧覚ボードを積層した入力ボードと、表示制御部を介して、接続されたCRTディスプレイとによって構成されている。
【0004】
この位置入力装置では、入力ボードに属する接触覚ボード上にオペレータの両方の指・掌全体を軽く置くことにより、その接触領域に含まれる各箇所の接触覚センサから信号が出力され、この出力信号によって指・掌の接触領域がわかる。
【0005】
また、この画像表示装置では、予め画面に位置入力用のベース図形、たとえば位置入力装置で選択するためのメニューやアイコンなどが表示されており、表示制御部を介して、接続された位置入力装置の接触覚ボードの各位置に係わる出力信号の有無に対応して、指・掌の接触領域を示す第一の画像が画面上に表示される。
【0006】
さらに、表示制御部を介して、圧覚ボードの各位置に係わる出力信号の大きさに対応して、指による押圧箇所と押圧度合いを示す第二の画像が画面上に表示される。この第一、第二の各画像は、画面上に重ねあう形で表示されるから、第一画像によって入力すべき位置との関係の概略が探られ、これの基づいて押圧すべき指先の端位置が修正され、この入力すべき位置を指で押圧し、同時にその位置を第二画像で確認することができる。
【0007】
また、この他に、データ入力を行う手法としては、キーボード、プッシュボタン、タッチパネルによって文字を入力する方法が一般的に知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例(特開平9−6525号公報)の、位置入力装置およびこれと接続される画像表示装置においては、メニューやアイコンを選択する方法について述べられているが、文字入力方法については述べられていない。しかも、入力ボードには、少なくとも掌の大きさが必要なので携帯性に欠け、自由な姿勢で操作できないという問題点がある。さらに、入力ボードを押したときに、キーボードやプッシュボタンのようなクリック感がないので、指の押下動作に対する指への応答が明確でないという問題点がある。
【0009】
また、文字を入力するには、タッチパネルや上述した例の入力ボードのように入力領域の境界が曖昧な装置よりも、キーボードのようにキーの個数と位置とが明確に固定されている装置の方が、一度操作を覚えてしまうと長期間使うことができる。
【0010】
しかし、QWERTYキーボードでタッチタイプ(ブラインドタッチ)のできるユーザは、日本に限らず米国などでもそれほど多くはない。キーの数の多いQWERTYキーボードによって文字を入力するには、ユーザにとって、所望のキーを探す負担、キーの位置を覚える負担、複数の指を協調して動かす負担がある。すなわち、操作に慣れるまでの敷居が高いので目的とする作業に集中できないという問題点がある。また、キーボードは、携帯性に欠け、自由な姿勢で何時でも何処でも操作できないという問題点がある。
【0011】
そこで、テレビのリモコンや携帯電話のプッシュボタンようにキーの数を15〜30個程度に絞り、入力速度を多少犠牲にしても、携帯でき、親指一本を動かして、ユーザが取っ付き易く文字を入力する方法がある。
【0012】
しかし、キーの数を少なくすると、一つのキーに多重に文字を割り当てなければならないので、各キーの機能がわかりにくいという問題点がある。また、ユーザは自分の指の位置が操作端末上のどこにあるのかわからないので、タッチタイプのような操作ができない。
【0013】
従って、頻繁に手元のキーとディスプレイとを交互に見て指の位置を確認しなければならず、データの表示されたディスプレイのみに意識を集中して操作できないという問題点がある。
【0014】
そこで、本発明の目的は、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら機器を操作することによって、文字等のデータを入力する際の操作性を向上することが可能なデータ入力装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のキーを一面に配置した操作端末と、表示手段とを具え、前記操作端末の各キーが配置された面には、指の接触を検出する接触覚センサが配置され、前記各キーは、所定の位置に固定され、指の押下によりクリック感を生成すると共に指の押下を検出し、前記表示手段は、各キーへの指の接触および押下の状況を表示することによって、データ入力装置を構成する。
【0016】
本発明は、位置入力装置を一面に配置した操作端末と、表示手段とを具え、前記操作端末の位置入力装置には、指の接触を検出する接触覚センサが配置され、前記位置入力装置は、該入力装置の所定の位置に突起部が配置され、該突起部のある所定の位置への指の押下によりクリック感を生成すると共に押下を検出し、前記表示手段は、前記位置入力装置への指の接触および押下の状況を表示することによって、データ入力装置を構成する。
【0019】
ここで、前記表示手段は、前記操作端末と同じ形状および同じ文字配置の入力案内図を表示してもよい。
【0020】
前記操作端末上には、電源キー、メニューキー、カーソルキー、モードキー、確定改行キー、クリアキーの何れかを含む制御キー群と、「あ」キー、「か」キー、「さ」キー、「た」キー、「な」キー、「は」キー、「ま」キー、「や」キー、「ら」キー、「わ」キー、濁点キー、句読点キーの何れかを含む文字入力キー群とを、配置してもよい。
【0021】
前記操作端末上のキーに触れると、入力案内図中の文字又は記号の中で触れられたキーに対応する位置のものを、他の文字又は記号と識別可能に表示してもよい。
【0022】
文字入力キーを連続して押下(連打)すると、各キーに多重に割り当てられた文字群の中の文字が巡回的に切り替えられて入力案内図の中に表示し、入力文字候補としてもよい。
【0023】
所望の文字が入力文字候補として入力案内図の中に表示されている時点で、他のキーに触れると、表示中の入力文字候補が入力文字として確定してもよい。
【0024】
前記表示手段は、ヘッドマウントディスプレイとしてもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
[第1の例]
本発明の第1の実施の形態を、図1〜図56、図71、図72に基づいて説明する。
【0032】
(概要)
まず、本発明の概要について説明する。
本発明は、データ入力装置、および、データ入力端末におけるデータ入力方法において、ユーザがリモコンなどの操作端末を片手で持ち、端末上のキーやタッチパッドを見なくても、キーやタッチパッドに触れたときの感触と、キーやタッチパッドを押下したときのクリック感による触覚フィードバックと、指の動きを示す入力ナビゲーションによる視覚フィードバックとによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムで確認しながら、主に文字のデータを入力する処理の制御を行うことを特徴とする。
【0033】
すなわち、本例の構成要件として、データ入力装置においては、複数のキーを表面に配置した操作端末と、表示手段とを具備し、操作端末上の各キーの表面には指の接触を検出する接触覚センサが配置され、各キーは所定の位置に固定されており、
各キーは、指の押下によりクリック感を生成すると共に指の押下を検出し、各キーへの指の接触および押下の状況を表示手段に表示することを特徴とする。
【0034】
また、本例の他の構成要件として、データ入力装置においては、位置入力装置を表面に配置した操作端末と、表示手段とを具備し、操作端末上の位置入力装置の表面には指の接触を検出する接触覚センサが配置され、位置入力装置の表面には所定の位置に突起部が配置されており、
位置入力装置は、突起部のある所定の位置への指の押下によりクリック感を生成すると共に押下を検出し、位置入力装置への指の接触および押下の状況を表示手段に表示することを特徴とする。
【0035】
(具体例)
以下、具体的な例を挙げて説明する。
【0036】
(データ入力装置)
図1は、本発明に係るデータ入力装置の外観図を示す。
【0037】
図1に示すように、本装置では、リモコン1上に、接触覚センサ付キー群2が配置されている。また、コンピュータ3の構成要素としては少なくともディスプテイ4が含まれており、ディスプレイ4には、リモコン1と同じ形状でリモコン1とほぼ同じ文字配置の入力ナビゲーション5が表示されている。
【0038】
ユーザがリモコン1のキーに指(主に親指)で触れたりキーを押下したりすれば、各キーは指がキーに接触したことおよび指がキーを押下したことを検出し、リモコン1は接触信号または押下信号をコンピュータ3に送信する。
【0039】
コンピュータ3は、接触信号および押下信号を受信し、各キーの接触および押下の状況に応じてディスプレイ4に表示される入力ナビゲーション5をリアルタイムで切り替える。従って、ユーザは手元のリモコン1のキーを見なくてもディスプレイ4を見て自分の指の動きを視覚フィードバックによって確認しながら本装置を操作できる。
【0040】
(リモコン)
図2は、本装置におけるリモコン1のサイズを示す。
【0041】
リモコン1は縦90.0mm×横42.0mmのサイズであり、図3に示すように、片手で持って親指でキーに触れたりキーを押下したりして操作する。
【0042】
図4は、リモコン1の構成図である。
【0043】
リモコン1は、図1および図4に示すように、電源キー11、メニューキー12、カーソルキー13、モードキー14、確定改行キー15、クリアキー16、「あ」キー17、「か」キー18、「さ」キー19、「た」キー20、「な」キー21、「は」キー22、「ま」キー23、「や」キー24、「ら」キー25、濁点キー26、「わ」キー27、句読点キー28、などの接触覚センサ付キー群2と、接触押下判定部29と、送信部30とから構成されている。
【0044】
各接触覚センサ付キーの表面には、接触覚ボード52(図71参照)が貼り付けられており、接触覚をオンとオフの二値で検知する。各キーはリモコン1の本体からわずかに突出して取り付けられている。また、「な」キー21の表面には小さな突起が取り付けられており、カーソルキー14の表面には4つの三角形の突起が上下左右に取り付けられているので、ユーザは視覚と同時に触覚によっても何れのキーの位置に指が置かれているのかを確認できる。
【0045】
(キーの構造)
図71は、キーの構造を示す。
【0046】
キー本体53の表面に接触覚ボード52と保護シート51とが積層されて貼り付けられている。保護シート51には文字や記号などが印刷されている。接触覚ボード52は、接触覚を検出し、例えばカーボンファイバ製の薄板フェルトを両側から電極で挟んだものが用いられ、ユーザの指がキーに触れると接触圧力をオンとオフの2値でとらえて検出する。接触覚ボード52は指の接触圧による電極間の電気抵抗の変化を検出し、接触押下判定部29においてキーへの接触を検出する。キー本体53は、反撥弾性をもったヒンジ部55を介してキー基盤50に設置されている。
【0047】
また、キー本体53は裏面に突起部54が一体になって構成されており、キーが(たとえば0.5ニュートン以上の力で)押下されると突起部54がキー基盤50上に設置された金属ドーム接点56を押下し、押下圧力によって金属ドーム接点56が凹んで固定接点57に接触し、キーの押下を検出すると同時に金属ドーム接点56の反撥弾性により指にクリック感を生ずる。各キーは、接触による弱い圧力で接触の有無を検出し、押下による比較的強い圧力によって押下の有無を検出する。
【0048】
また、キーへの接触の有無は、接触覚ボード52の電気抵抗の変化以外に電気容量の変化などのいかなる物理量を測定して検出してもよい。ユーザが何れのキーに触れているかを示す接触信号と、ユーザが何れのキーを押下しているかを示す押下信号は送信部30(図4参照)をへてコンピュータ3に送信される。
【0049】
(コンピュータ)
図5は、コンピュータ3の構成図を示す。
【0050】
コンピュータ3は、受信部31、CPU32、RAM33、ROM34、ディスプレイ4、表示制御部35、入力ナビゲーション記憶部36、テキスト編集部37、かな漢字変換部38、辞書39とから構成されており、リモコン1からの接触信号と押下信号を受信部31で受信することによって動作する。入力ナビゲーション記憶部36には、図1に示すような入力ナビゲーション5の図が記憶されており、ユーザがリモコンを操作する際にキーに触れたりキーを押したりするごとに、操作状況(ユーザの指の動作)に応じて入力ナビゲーション5がディスプレイ4に切り替えて表示される。
【0051】
(リモコン動作)
図6は、リモコン1の動作を示す。
【0052】
ステップS101において、ユーザの指がキーに触れたかどうか判定する。指がキーに触れたならば、ステップS102においてユーザが指でキーを押下したかどうか判定する。指がキーに触れかつキーが押されたならばステップS103において、押されたキーに応じた押下信号を送信する。指がキーに触れているだけならばステップS104において触れているキーに応じた接触信号を送信する。図6からわかるように、キーの押下の前には必ずキーに触れる動作が含まれるので、押下信号の前には必ず接触信号が送信される。
【0053】
(コンピュータ動作)
図7は、コンピュータ3の動作を示す。
【0054】
ステップS201において信号を受信したかどうか判定する。ステップS202において受信した信号が接触信号か押下信号かを判定する。受信した信号が接触信号ならばステップS203において、ユーザが触れたキーに応じた入力ナビゲーション5を表示する。受信した信号が押下信号ならばステップS204において、ユーザが押下したキーに応じた入力ナビゲーション5を表示し、ステップS205においてユーザが押下したキーに応じた処理を行う。
【0055】
(かな入力モード)
図8は、かな入力モードにおける各キーの機能を示す。
電源キー11の押下では、電源のオンとオフを行う。メニューキー12を押下するとメニューの一覧が入力ナビゲーション5の中に表示される(図72参照)。例えば図72の状態で、「あ」キー17(ここでは「メール」メニューに対応している)に触れて押下すると「メール」メニューに移り、また、「さ」キー19(ここでは「次」メニューに対応している)に触れて押下すると「次」メニューが表示される。
【0056】
カーソルキー13の押下では、カーソルの上下左右への移動およびかな漢字変換を行う。モードキー14の押下では、入力モードを「かな→ローマ字→数字→かな→・・・」と巡回的に切り替える。確定改行キー15の押下では、確定および改行を行う。クリアキー16の押下では、文字の削除(本実施例では後退処理)を行う。「あ」キー17の押下では、あ行の文字入力を行い、連打するごとに、「あ→い→う→え→お→ぁ→ぃ→ぅ→ぇ→ぉ→あ→い→・・・」のように入力候補文字が巡回的に切り替わる。
【0057】
「か」キー18の押下では、か行の文字入力を行う。「さ」キー19の押下では、さ行の文字入力を行う。「た」キー20の押下では、た行と「っ」の文字入力を行う。「な」キー21の押下では、な行の文字入力を行う。「は」キー22の押下では、は行の文字入力を行う。「ま」キー23の押下では、ま行の文字入力を行う。「や」キー24の押下では、「やゆよゃゅょ」の文字入力を行う。「ら」キー25の押下では、ら行の文字入力を行う。濁点キー26の押下では、濁点「゛」および半濁点「゜」の入力を行う。「わ」キー27の押下では、「わをんー」の文字入力を行う。句読点キー28の押下では、読点「、」、句点「。」およびその他の記号の入力を行う。
【0058】
(ローマ字入力モード)
図9は、ローマ字入力モードにおける各キーの機能を示す。
電源キー11では、電源のオンとオフを行う。メニューキー12の押下では、メニュー選択に移る。カーソルキー13の押下では、カーソルの上下左右への移動を行う。モードキー14の押下では、入力モードを「ローマ字→数字→かな→ローマ字→・・・」と巡回的に切り替える。確定改行キー15の押下では、確定および改行を行う。
【0059】
クリアキー16の押下では、文字の削除(本実施例では後退処理)を行う。「あ」キー17の押下では、「@:/!“#$%&‘()」などの記号の入力を行う。「か」キー18の押下では、「abcABC」の文字入力を行い、連打するごとに「a→b→c→A→B→C→a→・・・」のように入力候補文字が巡回的に切り替わる。「さ」キー19の押下では、「defDEF」の文字入力を行う。「た」キー20の押下では、「ghiGHI」の文字入力を行う。「な」キー21の押下では、「jklJKL」の文字入力を行う。「は」キー22の押下では、「mnoMNO」の文字入力を行う。「ま」キー23の押下では、「pqrsPQRS」の文字入力を行う。「や」キー24の押下では、「tuvTUV」の文字入力を行う。「ら」キー25の押下では、「wxyzWXYZ」の文字入力を行う。濁点キー26の押下では、タブの入力を行う。「わ」キー27の押下では、空白の入力を行う。句読点キー28の押下では、カンマ「,」、ピリオド「.」およびその他の記号の入力を行う。
【0060】
(数字入力モード)
図10は、数字入力モードにおける各キーの機能を示す。
【0061】
電源キー11の押下では電源のオンとオフを行う。メニューキー12の押下では、メニュー選択に移る。カーソルキー13の押下では、カーソルの上下左右への移動を行う。モードキー14の押下では、入力モードを「数字→かな→ローマ字→数字→・・・」と巡回的に切り替える。確定改行キー15の押下では、確定および改行を行う。クリアキー16の押下では、文字の削除(本実施例では後退処理)を行う。
【0062】
「あ」キー17の押下では、「1」の入力を行う。「か」キー18の押下では、「2」の入力を行う。「さ」キー19の押下では、「3」の入力を行う。「た」キー20の押下では、「4」の入力を行う。「な」キー21の押下では、「5」の入力を行う。「は」キー22の押下では、「6」の入力を行う。「ま」キー23の押下では、「7」の入力を行う。「や」キー24の押下では、「8」の入力を行う。「ら」キー25の押下では、「9」の入力を行う。濁点キー26の押下では、「*」の入力を行う。「わ」キー27の押下では、「0」の入力を行う。句読点キー28の押下では、「#」の入力を行う。
【0063】
(リモコン操作/ディスプレイ表示)
次に、ユーザがデータを入力する際の、ユーザによるリモコン1の操作と、その操作に応じて変化するディスプレイ4上の表示との関係を述べる。
【0064】
(「か」キー)
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18に触れると、図6に示すように、ステップS101とステップS102においてユーザが「か」キー18に触れたことが検出され、ステップS104において「か」キー18に応じた接触信号が送信される。
【0065】
コンピュータ3では、図7に示すように、ステップS201においてリモコン1からの信号を受信し、ステップS202において接触信号と判定し、ステップS203においてユーザが「か」キー18に触れていることを示す入力ナビゲーション5を表示する。ここでは、図11に示すように、かな入力用の入力ナビゲーション5が表示され、入力ナビゲーション5の中の文字「か」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0066】
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18を押下すると、図6に示すように、ステップS101とステップS102においてユーザが「か」キー18を押したことが検出され、ステップS103において「か」キー18に応じた押下信号が送信される。
【0067】
コンピュータ3では、図7に示すように、ステップS201においてリモコン1からの信号を受信し、ステップS202において押下信号であると判定し、ステップS204においてユーザが「か」キー18を押下していることを示す入力ナビゲーション5を表示し、ステップS205において文字「か」を入力候補文字とする。ここでは、図12に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「か」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「か」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「か」が表示される。
【0068】
(「な」キー)
ユーザが指でリモコン1の「な」キー21に触れると、表示されている入力候補文字「か」が入力文字として確定し、図13に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「な」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0069】
ユーザが指でリモコン1の「や」キー24に触れると、図14に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「や」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0070】
このようにユーザが指でリモコン1の表面を指でなぞると、指が触れている位置のキーが何れのキーであるかがわかるようにディスプレイ4内の入力ナビゲーション5にリアルタイムで切り替えて表示されるので、ユーザは所望のキーを押下するためにどのように指を動かせばよいか手元のリモコン1を見ないでもわかる。
【0071】
(「わ」キー)
ユーザが指でリモコン1の「わ」キー27に触れると、図15に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「わ」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0072】
ユーザが指でリモコン1の「わ」キー27を押下すると「わ」が入力候補文字となる。ここでは、図16に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「わ」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「わ」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「わ」が表示される。
【0073】
ユーザが指でリモコン1の「わ」キー27を押下すると「を」が入力候補文字となる。ここでは、図17に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「わ」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「を」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「を」が表示される。
【0074】
ユーザが指でリモコン1の「わ」キー27を押下すると「ん」が入力候補文字となる。ここでは、図18に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「わ」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「ん」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「ん」が表示される。
【0075】
このように、ユーザがキーを連打するごとに、所望の行の入力候補文字が巡回的に切り替わって表示される。また、所望の入力候補文字が表示されている時に他のキーに触れると、表示されている入力候補文字が入力文字として確定する。
【0076】
(「さ」キー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって「さ」キー19に触れると、図19に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「さ」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0077】
ユーザが指でリモコン1の「さ」キー19を押下すると「さ」が入力候補文字となる。ここでは、図20に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「さ」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「さ」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「さ」が表示される。
【0078】
ユーザが指でリモコン1の「さ」キー19を押下すると「し」が入力候補文字となる。ここでは、図21に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「さ」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「し」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「し」が表示される。
【0079】
(濁点キー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって、濁点キー26に触れると、図22に示すように、入力ナビゲーション5の中の記号「゛゜」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0080】
ユーザが指でリモコン1の濁点キー26を押下すると、図23に示すように、入力ナビゲーション5の中の記号「゛゜」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「じ」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「じ」が表示される。
【0081】
(「▽」キー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって、カーソルキー13中の「▽」キーに触れると、図24に示すように、入力ナビゲーション5の中の記号「▽」の表示が「変換」に変わり、他の文字と識別可能に周囲の色を変えて表示される。
【0082】
ユーザが指でリモコン1の、「▽」キーを押下すると、図6の流れ図に示すように、ステップS101とステップS102においてユーザが「▽」キーを押したことが検出され、ステップS103において、「▽」キーに応じた押下信号が送信される。
【0083】
コンピュータ3では、図7の流れ図に示すように、ステップS201においてリモコン1からの信号を受信し、ステップS202において押下信号であると判定し、ステップS204においてユーザが「▽」キーを押下していることを示す入力ナビゲーション5を表示し、ステップS205において文字列「かんじ」を、かな漢字変換する。ここでは、図25に示すように、入力ナビゲーション5の中に、かな漢字変換候補一覧が表示され、「▽」の表示が「次候補」に変わって他の文字と識別可能に周囲の色を変えて表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に第一変換候補「漢字」が下線付きで表示される。
【0084】
ここで、入力ナビゲーション5の中に表示された、かな漢字変換候補一覧中で、所望の候補に対応する位置にあるリモコン1のキーを押すと、所望の候補が、かな漢字変換候補として確定される。また「▽」きーを押すと、入力ナビゲーション5の中に、かな漢字変換の次候補一覧が表示される。
【0085】
(確定改行キー)
ここでは「漢字」がユーザの所望の変換候補であるとする。ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって、確定改行キー15に触れると、図26に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「確定」の周辺の色が変わって、他の文字と識別可能に表示される。
【0086】
ユーザが指でリモコン1の、確定改行キー15を押下すると、図6に示すように、ステップS101とステップS102においてユーザが確定改行キー15を押したことが検出され、ステップS103において確定改行キー15に応じた押下信号が送信される。コンピュータ3では、図7に示すように、ステップS201においてリモコン1からの信号を受信し、ステップS202において押下信号であると判定し、ステップS204において、かな入力用の入力ナビゲーション5を表示し、ステップS205において「漢字」を変換候補として確定する。ここでは図27のように、ディスプレイ4のカーソル40の直前に、かな漢字変換結果「漢字」が表示される。
【0087】
(モードキー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって、モードキー14に触れると、図28に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「モード」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0088】
ユーザが指でリモコン1の、モードキー14を押下すると、図6に示すように、ステップS101とステップS102においてユーザがモードキー14を押したことが検出され、ステップS103において、モードキー14に応じた押下信号が送信される。
【0089】
コンピュータ3では、図7に示すように、ステップS201においてリモコン1からの信号を受信し、ステップS202において押下信号であると判定し、ステップS204においてローマ字用の入力ナビゲーション5に切り替えて表示する(図29参照)。
【0090】
(「か」キー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって「か」キー18に触れると、図30に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「ABC」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0091】
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18を押下すると「a」が入力候補文字となる。ここでは図31に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「ABC」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「a」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「a」が表示される。
【0092】
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18を押下すると「b」が入力候補文字となる。ここでは、図32に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「ABC」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「b」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「b」が表示される。
【0093】
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18を押下すると「c」が入力候補文字となる。ここでは、図33に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「ABC」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「c」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「c」が表示される。
【0094】
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18を押下すると「A」が入力候補文字となる。ここでは、図34に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「ABC」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「A」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「A」が表示される。
【0095】
(「な」キー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって「な」キー21に触れると、図35に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「JKL」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示されると同時に、入力文字が「A」に確定する。
【0096】
(「か」キー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって「か」キー18に触れると、図36に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「ABC」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0097】
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18を押下すると「a」が入力候補文字となる。ここでは図37に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「ABC」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「a」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「a」が表示される。
【0098】
(クリアキー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって、クリアキー16に触れると、図38に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「クリア」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示されると同時に、入力文字が「a」に確定する。
【0099】
ユーザが指でリモコン1の、クリアキー16を押下するとカーソル40の直前の文字「a」が削除される(図39参照)。
【0100】
(モードキー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって、モードキー14に触れると、図40に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「モード」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0101】
ユーザが指でリモコン1の、モードキー14を押下すると、図6に示すように、ステップS101とステップS102においてユーザがモードキー14を押したことが検出され、ステップS103において、モードキー14に応じた押下信号が送信される。
【0102】
コンピュータ3では、図7に示すように、ステップS201においてリモコン1からの信号を受信し、ステップS202において押下信号であると判定し、ステップS204において数字用の入力ナビゲーション5に切り替えて表示する(図41参照)。
【0103】
(「か」キー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって「か」キー18に触れると、図42に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「2」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0104】
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18を押下すると「2」が入力候補文字となる。ここでは、図43に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「2」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「2」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「2」が表示される。
【0105】
(カーソルキー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって、カーソルキー13の左キー(左向きの三角形)に触れると、図44に示すように入力ナビゲーション5の中に記号「←」が他の文字と識別可能に表示される。
【0106】
ユーザが指でリモコン1の、カーソルキー13の左キー(左向きの三角形)を押下するとカーソル40が一文字分左に移動する(図45参照)。
【0107】
ユーザが指でリモコン1の、カーソルキー13の左キー(左向きの三角形)を押下するとカーソル40が一文字分左に移動する(図46参照)。
【0108】
ユーザが指でリモコン1の、カーソルキー13の左キー(左向きの三角形)を押下するとカーソル40が一文字分左に移動する(図47参照)。
【0109】
ユーザが指でリモコン1の、カーソルキー13の左キー(左向きの三角形)を押下するとカーソル40が一文字分左に移動する(図48参照)。
【0110】
(モードキー)
ユーザが入力ナビゲーション5の表示の変化を見ながらリモコン1の表面を指でなぞって、モードキー14に触れると、図49に示すように、入力ナビゲーション5の中の文字「モード」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0111】
ユーザが指でリモコン1の、モードキー14を押下すると、図6の流れ図に示すように、ステップS101とステップS102においてユーザがモードキー14を押したことが検出され、ステップS103において、モードキー14に応じた押下信号が送信される。コンピュータ3では、図7に示すように、ステップS201においてリモコン1からの信号を受信し、ステップS202において押下信号であると判定し、ステップS204において、かな入力用の入力ナビゲーション5に切り替えて表示する(図50参照)。
【0112】
(「か」キー)
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18に触れると、図51に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「か」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0113】
ユーザが指でリモコン1の「か」キー18を押下すると、図52に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「か」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「か」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「か」が表示される。
【0114】
(「な」キー)
ユーザが指でリモコン1の「な」キー21に触れると、図53に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「な」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0115】
ユーザが指でリモコン1の「な」キー21を押下すると、図54に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「な」の周辺の色が変わった状態でその横に入力候補文字「な」が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「な」が表示される。
【0116】
(確定改行キー)
ユーザが指でリモコン1の、確定改行キー15に触れると、図55に示すように入力ナビゲーション5の中の文字「確定」の周辺の色が変わり、他の文字と識別可能に表示される。
【0117】
ユーザが指でリモコン1の、確定改行キー15を押下すると、図56に示すように「かな」が入力文字列として確定し下線無しで表示される。
上述のように、ディスプレイ上にリモコンと同じ形状でリモコンと同じ文字配列の入力ナビゲーションが表示される。従ってユーザは、手元のリモコンのキーを見なくても、キーに触れたときの感触と、キーを押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動きを示す入力ナビゲーションによる視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、テレビやパソコンなどの機器を遠隔操作して容易に文字データを入力できる。
【0118】
[第2の例]
本発明の第2の実施の形態を、図57〜図67に基づいて説明する。なお、前述した第1の例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付す。
【0119】
(概要)
まず、概要について説明する。
【0120】
本例は、データ入力端末に係り、該端末おいては、複数のキーと表示手段とを具備し、該端末上の各キーの表面には指の接触を検出する接触覚センサが配置され、各キーは所定の位置に固定されており、
各キーは指の押下によりクリック感を生成するとともに指の押下を検出し、各キーへの指の接触および押下の状況を表示手段に表示することを特徴とする。
【0121】
(具体例)
次に、具体的な例を挙げて説明する。なお、前述した図71、図72についての説明は省略する。
【0122】
図57は、本発明の他の実施例1におけるデータ入力端末の外観図を示す。
【0123】
本端末では、本体41上に、接触覚センサ付キー群2が配置されている。また、ディスプレイ4には、ユーザが触れているキーが何れのキーであるかがわかるように入力ナビゲーション5が表示されている。
【0124】
ユーザがキーに指(主に親指)で触れたりキーを押下したりすれば、各キーは指がキーに接触したことおよび指がキーを押下したことを検出し、各キーの接触および押下の状況に応じてディスプレイ4に表示される入力ナビゲーション5がリアルタイムで切り替えて表示される。
【0125】
従って、ユーザは手元のキーを見なくてもディスプレイ4を見て自分の指の動きを視覚フィードバックによって確認しながら本端末を操作できる。
【0126】
図58は、本端末の動作を示す。
【0127】
ステップS301において、ユーザの指がキーに触れたかどうか判定する。指がキーに触れたならば、ステップS302においてユーザが指でキーを押下したかどうか判定する。
【0128】
ユーザの指がキーに触れただけならば、ステップS303において、ユーザが触れたキーに応じた入力ナビゲーション5を表示する。
【0129】
ユーザが指でキーに触れて押下したならば、ステップS304において、ユーザが押下したキーに応じた入力ナビゲーション5を表示し、ステップS305においてユーザが押下したキーに応じた処理を行う。
【0130】
次に、ユーザがデータを入力する際の、ユーザによる本端末の操作と、その操作に応じて変化するディスプレイ4上の表示との関係について述べる。
【0131】
(「あ」キー)
ユーザが指で本端末の「あ」キーに触れると、図58に示すように、ステップS301とステップS302においてユーザが「あ」キーに触れたことが検出され、ステップS303においてユーザが「あ」キーに触れていることを示す入力ナビゲーション5が表示される(図59参照)。
【0132】
ユーザが指で本端末の「あ」キーを押下すると、図58に示すように、ステップS301とステップS302においてユーザが「あ」キーを押したことが検出され、ステップS304においてユーザが「あ」キーを押下したことを示す入力ナビゲーション5が表示され、ステップS305において文字「あ」が入力候補文字とされ、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「あ」が表示される(図60参照)。
【0133】
(「か」キー)
ユーザが指で本端末の「か」キーに触れると、「か」キーに触れていることを示す入力ナビゲーション5が表示される(図61参照)。
【0134】
ユーザが指で本端末の「か」キーを押下すると、「か」キーを押下したことを示す入力ナビゲーション5が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「か」が表示される(図62参照)。
【0135】
ユーザが指で本端末の「か」キーを押下すると、「か」キーを押下したことを示す入力ナビゲーション5が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「き」が表示される(図63参照)。
【0136】
(クリアキー)
ユーザが指で本端末のクリアキーに触れると、クリアキーに触れていることを示す入力ナビゲーション5が表示される(図64参照)。
【0137】
ユーザが指で本端末のクリアキーを押下すると、クリアキーを押下したことを示す入力ナビゲーション5が表示され、カーソル40の直前の一文字が削除される(図65参照)。
【0138】
(「さ」キー)
ユーザが指で本端末の「さ」キーに触れると、「さ」キーに触れていることを示す入力ナビゲーション5が表示される(図66参照)。
【0139】
ユーザが指で本端末の「さ」キーを押下すると、「さ」キーを押下したことを示す入力ナビゲーション5が表示され、ディスプレイ4のカーソル40の直前に入力候補文字「さ」が表示される(図67参照)。
上述のように、端末上の何れのキーに指が触れ、何れのキーを指で押したのかが、ディスプレイ上の入力ナビゲーションに表示される。
【0140】
従って、ユーザは、手元のキーを見なくても、キーに触れたときの感触と、キーを押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動きを示す入力ナビゲーションによる視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、携帯電話やPHSやメール端末などにおいて操作性良く文字データを入力できる。
【0141】
[第3の例]
本発明の第3の実施の形態を、図68に基づいて説明する。なお、前述した各例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付す。
【0142】
図68に本発明の他の実施例2におけるデータ入力装置の外観図を示す。なお、前述した図71、図72についての説明は省略する。
【0143】
図68に示すように、本装置では、リモコン1上に、接触覚センサ付キー群2が配置されている。また、リモコン1からの操作信号はコンピュータ3に送信され、ユーザの操作結果はヘッドマウントディスプレイ42に表示される。
【0144】
ヘッドマウントディスプレイ42には、図68に示すように、ユーザが触れているキーが何れのキーであるかがわかるように入力ナビゲーション5が表示されている。
【0145】
ユーザがキーに指(主に親指)で触れたりキーを押下したりすれば、各キーは指がキーに接触したことおよび指がキーを押下したことを検出し、各キーへの接触および押下の状況に応じてヘッドマウントディスプレイ42に入力ナビゲーション5がリアルタイムで切り替えて表示される。
【0146】
従って、ユーザは、手元のキーを見なくても、ヘッドマウントディスプレイ42を見て自分の指の動きを確認しながら自由な姿勢で本装置を操作できる。
【0147】
[第4の例]
本発明の第4の実施の形態を、図69に基づいて説明する。なお、前述した各例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付す。
【0148】
図69は、データ入力装置の外観図を示す。なお、前述した図71、図72についての説明は省略する。
【0149】
リモコン1上のキー配列は、図69に示すように、「あ」「か」「さ」「た」「な」キー群と、「は」「ま」「や」「ら」「わ」キー群と、「確定改行」「クリア」「濁点」「句読点」「モード」キー群とがそれぞれ縦に配列されており、それに対応した入力ナビゲーション5がディスプレイ4に表示される。
【0150】
[第5の例]
本発明の第5の実施の形態を、図70に基づいて説明する。なお、前述した各例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付す。
【0151】
図70は、データ入力端末の外観図を示す。なお、前述した図71、図72についての説明は省略する。
【0152】
本体41上のキー配列は、図70に示すように、「あ」「か」「さ」「た」「な」キー群と、「は」「ま」「や」「ら」「わ」キー群と、「確定改行」「クリア」「濁点」「句読点」「モード」キー群とがそれぞれ縦に配列されており、それに対応した入力ナビゲーション5がディスプレイ4に表示される。
このように、キー配列に応じた入力ナビゲーション5の表示がおこなわれるので、キー配列は如何なるものであってもよい。
【0153】
[第6の例]
本発明の第6の実施の形態を、図73〜図74に基づいて説明する。なお、前述した各例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付す。
【0154】
図73は、データ入力装置の外観図を示す。
【0155】
本装置では、リモコン1の表面に、タッチパッド60が配置されている。タッチパッド60は、ユーザの指による接触と、ユーザの指による押下とを検出する。
【0156】
図74は、タッチパッド60の構成図を示す。
【0157】
タッチパッド60は、最上層に柔らかい保護シート61、第二層に柔らかい接触覚ボード62、第三層に柔らかい中間ボード63、第四層にほぼマトリックス状に配置されたプッシュボタン群64、第五層にプッシュボタン群64を固定するボタン基盤65とが、それぞれ積層配置して構成される。
【0158】
保護シート61は、各文字の位置に突起部が一体に構成されている。接触覚ボード62は、マトリックス状に配置された接触センサによって指の接触位置を検出する。中間ボード63は、外力による押下圧力をプッシュボタン群64に伝える。
【0159】
プッシュボタン群64の各プッシュボタンは、保護シート61表面に印刷された各文字下の位置に配置され、一定の力(例えば、0.5ニュートン)以上の圧力が加えられれば何れかのボタンがオンになり押下の有無を検出する。
【0160】
接触位置および押下の有無は接触押下判定部29によって算出され、送信部30をへてコンピュータ30に送信され、ユーザのタッチパッド60に対する操作状況がリアルタイムでディスプレイ4の入力ナビゲーション5に表示される(図73参照)。
【0161】
このよう構成することにより、ユーザは、手元のタッチパッドを見なくても、突起付の保護シートによって表面を覆われているタッチパッドに触れたときの感触と、タッチパッドを押下したときのプッシュボタン群によるクリック感による触覚フィードバック、および、指の動きを示す入力ナビゲーションによる視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、テレビやパソコンなどにおいて操作性良く文字データを入力できる。
【0162】
[第7の例]
本発明の第7の実施の形態を、図75に基づいて説明する。なお、前述した各例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付す。
【0163】
(概要)
まず、概要について説明する。
本例は、データ入力端末に係り、該端末においては、位置入力装置と表示手段とを具備し、該端末上の位置入力装置の表面には指の接触を検出する接触覚センサが配置され、位置入力装置の表面には所定の位置に突起部が配置されており、位置入力装置は、突起部のある所定の位置への指の押下によりクリック感を生成すると共に押下を検出し、位置入力装置への指の接触および押下の状況を表示手段に表示することを特徴とする。
【0164】
(具体例)
次に、具体的な例を挙げて説明する。
【0165】
図75は、データ入力端末の外観図を示す。
【0166】
本端末では、本体41上に、文字入力のためのタッチパッド60と、制御入力のための接触覚センサ付キー群2とが配置されている。
【0167】
従って、ユーザは、手元の位置入力装置を見なくても、位置入力装置に触れたときの感触と、位置入力装置を押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動作を示す入力案内図による視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、操作性良く文字データを入力できる。
【0168】
[第8の例]
本発明の第8の実施の形態について説明する。なお、前述した各例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付す。
【0169】
前述した各例においては、ユーザが触れたり押下したりしたキーに応じて、入力ナビゲーション5中の文字や記号の周囲の色を変えて、他の文字や記号と識別可能に表示した場合について説明した。
【0170】
この他に、文字や記号の色やフォントを変えて識別可能に表示してもよいし、文字や記号を点滅させて識別可能に表示してもよい。
【0171】
なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器(例えば、PDA(個人情報管理)機器のような小型の画像処理機器、複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
【0172】
また、本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0173】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0174】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカード)、ROM(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを用いることができる。
【0175】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0176】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0177】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のキーを一面に配置した操作端末と、表示手段とを具え、操作端末の各キーが配置された面には指の接触を検出する接触覚センサが配置され、各キーは所定の位置に固定され、指の押下によりクリック感を生成すると共に指の押下を検出し、表示手段は各キーへの指の接触および押下の状況を表示するようにしたので、操作端末上の何れの位置に指が触れており、何れの位置を指で押したのかがわかるように、ディスプレイ上に入力ナビゲーションが表示されることになり、これにより、ユーザは、操作端末上のキーやタッチパッドを見なくても、キーやタッチパッドに触れたときの感触と、キーやタッチパッドを押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動きを示す入力ナビゲーションによる視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら機器を操作することが可能となり、データを入力する際の操作性を向上することができる。
【0178】
また、本発明によれば、位置入力装置を一面に配置した操作端末と、表示手段とを具え、操作端末の位置入力装置には指の接触を検出する接触覚センサが配置され、位置入力装置は該入力装置の所定の位置に突起部が配置され、該突起部のある所定の位置への指の押下によりクリック感を生成すると共に押下を検出し、表示手段は位置入力装置への指の接触および押下の状況を表示するようにしたので、上記と同様な理由により、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら機器を操作することが可能となり、データを入力する際の操作性を向上することができる。
【0179】
以下、各例に対応して詳細に説明する。
【0180】
本発明によれば、データ入力装置においては、複数のキーを表面に配置した操作端末と、表示手段とを具備し、操作端末上の各キーの表面には指の接触を検出する接触覚センサが配置されており、各キーは所定の位置に固定されており、各キーは指の押下によりクリック感を生成するとともに指の押下を検出し、各キーへの指の接触および押下の状況を表示手段に表示するようにしたので、手元の操作端末のキーを見なくても、キーに触れたときの感触とキーを押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動きを示す入力案内図による視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、遠隔操作して容易に文字データを入力することを可能とする。
【0181】
本発明によれば、データ入力装置においては、操作端末と同じ形状および同じ文字配置の入力案内図を表示手段に表示することにより、操作端末上の何れの位置に指が触れており、何れの位置を指で押したのかがわかるように、表示手段に入力案内図が表示されるので、ユーザは、手元の操作端末上を見なくても、キーや位置入力装置に触れたときの感触と、キーや位置入力装置を押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動きを示す入力案内図による視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら機器を操作でき、文字データを入力する際の操作性が向上する。
【0182】
本発明によれば、データ入力装置においては、操作端末上に、電源キー、メニューキー、カーソルキー、モードキー、確定改行キー、クリアキーなどの制御キー群と、「あ」キー、「か」キー、「さ」キー、「た」キー、「な」キー、「は」キー、「ま」キー、「や」キー、「ら」キー、「わ」キー、濁点キー、句読点キーなどの文字入力キー群とを、一般の携帯電話やPHSとほぼ同じに配置したので、ユーザは取っ付き易く操作できる。
【0183】
本発明によれば、データ入力装置においては、操作端末上のキーに触れると、入力案内図中の文字または記号での中で触れられたキーに対応する位置のものが、他の文字または記号と識別可能に表示されるので、ユーザは、視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、操作性良く文字データを入力できる。
【0184】
本発明によれば、データ入力装置においては、文字入力キーを連続して押下(連打)すると、各キーに多重に割り当てられた文字群の中の文字が巡回的に切り替えられて入力案内図の中に表示され、入力文字候補となるので、ユーザは、単調な連打の動作により、視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、操作性良く文字データを入力できる。
【0185】
本発明によれば、データ入力装置においては、所望の文字が入力文字候補として入力案内図の中に表示されている時点で、他のキーに触れると表示中の入力文字候補が入力文字として確定するので、同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際の操作性が向上する。
【0186】
本発明によれば、データ入力装置においては、位置入力装置を表面に配置した操作端末と、表示手段とを具備し、操作端末上の位置入力装置の表面には指の接触を検出する接触覚センサが配置されており、位置入力装置の表面には所定の位置に突起部が配置されており、位置入力装置は突起部のある所定の位置への指の押下によりクリック感を生成するとともに押下を検出し、位置入力装置への指の接触および押下の状況を表示手段に表示するので、手元の位置入力装置を見なくても、突起付の保護シートによって表面を覆われている位置入力装置に触れたときの感触と、位置入力装置を押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動きを示す入力案内図による視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、操作性良く文字データを入力できる。
【0187】
本発明によれば、データ入力装置においては、表示手段をヘッドマウントディスプレイとしたので、いつでも、どこでも、自由な姿勢で文字入力することを可能になる。
【0188】
本発明によれば、データ入力端末においては、複数のキーと表示手段とを端末上に具備し、端末上の各キーの表面には指の接触を検出する接触覚センサが配置されており、各キーは所定の位置に固定されており、各キーは指の押下によりクリック感を生成するとともに指の押下を検出し、各キーへの指の接触および押下の状況を表示手段に表示するので、ユーザは、手元のキーを見なくても、キーに触れたときの感触と、キーを押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動作を示す入力案内図による視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、操作性良く文字データを入力できる。
【0189】
本発明によれば、データ入力端末においては、電源キー、メニューキー、カーソルキー、モードキー、確定改行キー、クリアキーなどの制御キー群と、「あ」キー、「か」キー、「さ」キー、「た」キー、「な」キー、「は」キー、「ま」キー、「や」キー、「ら」キー、「わ」キー、濁点キー、句読点キーなどの文字入力キー群とを、一般の携帯電話やPHSとほぼ同じに配置することにより、ユーザは取っ付き易くなる。
【0190】
本発明によれば、データ入力端末においては、文字入力キーを連続して押下(連打)すると、各キーに多重に割り当てられた文字群の中の文字が巡回的に切り替えられて表示され、入力文字候補となる。従ってユーザは単調な連打の動作により、視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、操作性良く文字データを入力できる。
【0191】
本発明によれば、データ入力端末においては、所望の文字が入力文字候補として表示されている時点で他のキーに触れると、表示中の入力文字候補が入力文字として確定するので、同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際の操作性が向上する。
【0192】
本発明によれば、データ入力端末においては、位置入力装置と表示手段とを端末上に具備し、端末上の位置入力装置の表面には指の接触を検出する接触覚センサが配置されており、位置入力装置の表面には所定の位置に突起部が配置されており、位置入力装置は突起部のある所定の位置への指の押下によりクリック感を生成するとともに押下を検出し、位置入力装置への指の接触および押下の状況を表示手段に表示するので、ユーザは、手元の位置入力装置を見なくても、位置入力装置に触れたときの感触と、位置入力装置を押下したときのクリック感による触覚フィードバック、および、指の動作を示す入力案内図による視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、操作性良く文字データを入力できる。
【0193】
本発明によれば、データ入力方法においては、指の接触を検出する接触検出工程と、指の押下を検出する押下検出工程と、指の接触および押下の状況を表示する表示工程とからなることにより、手元を見なくても、触覚フィードバックと視覚フィードバックによって、自分の操作に対する機器の応答をリアルタイムに確認しながら、操作性良くデータを入力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、データ入力装置の構成を示す説明図である。
【図2】本発明におけるリモコン1のサイズを示す説明図である。
【図3】ユーザが片手でリモコン1を持った説明図である。
【図4】リモコン1の構成図である。
【図5】コンピュータ3の構成図である。
【図6】リモコン1の動作を示すフローチャートである。
【図7】コンピュータ3の動作を示すフローチャートである。
【図8】かな入力モードにおける各キーの機能を示す説明図である。
【図9】ローマ字入力モードにおける各キーの機能を示す説明図である。
【図10】数字入力モードにおける各キーの機能を示す説明図である。
【図11】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図12】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図13】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図14】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図15】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図16】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図17】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図18】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図19】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図20】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図21】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図22】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図23】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図24】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図25】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図26】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図27】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図28】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図29】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図30】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図31】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図32】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図33】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図34】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図35】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図36】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図37】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図38】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図39】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図40】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図41】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図42】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図43】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図44】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図45】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図46】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図47】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図48】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図49】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図50】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図51】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図52】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図53】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図54】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図55】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図56】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図57】本発明の第2の実施の形態である、データ入力端末の構成を示す説明図である。
【図58】データ入力端末の動作を示すフローチャートである。
【図59】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図60】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図61】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図62】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図63】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図64】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図65】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図66】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図67】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図68】本発明の第3の実施の形態である、データ入力装置の構成を示す説明図である。
【図69】本発明の第4の実施の形態である、データ入力装置の構成を示す説明図である。
【図70】本発明の第5の実施の形態である、データ入力端末の構成を示す説明図である。
【図71】キーの構造を示す構成図である。
【図72】ディスプレイの表示状態を示す説明図である。
【図73】本発明の第6の実施の形態である、データ入力装置の構成を示す説明図である。
【図74】タッチパッドの構成図である。
【図75】本発明の第7の実施の形態である、データ入力端末の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 リモコン
2 接触覚センサ付キー群
3 コンピュータ
4 ディスプレイ
5 入力ナビゲーション
11 電源キー
12 メニューキー
13 カーソルキー
14 モードキー
15 確定改行キー
16 クリアキー
17 「あ」キー
18 「か」キー
19 「さ」キー
20 「た」キー
21 「な」キー
22 「は」キー
23 「ま」キー
24 「や」キー
25 「ら」キー
26 濁点キー
27 「わ」キー
28 句読点キー
29 接触押下判定部
30 送信部
31 受信部
32 CPU
33 RAM
34 ROM
35 表示制御部
36 入力ナビゲーション記憶部
37 テキスト編集部
38 かな漢字変換部
40 カーソル
41 データ入力端末本体
42 ヘッドマウントディスプレイ
50 キー基盤
51 保護シート
52 接触覚ボード
53 キー本体
54 突起部
55 ヒンジ部
56 金属ドーム接点
57 固定接点
58 接続線
60 タッチパッド
61 保護シート
62 接触覚ボード
63 中間ボード
64 プッシュボタン
65 ボタン基盤
66 接続線

Claims (3)

  1. 各ボタンに複数の入力候補が割り当てられた複数のボタンを有する操作端末と、前記複数のボタンのそれぞれを示す画像を表示する表示手段とからなるデータ入力装置であって、
    前記複数のボタンのそれぞれに対する接触を検出する第1の検出手段と、
    前記複数のボタンのそれぞれに対する押下を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段によって検出された前記ボタンに対する接触と、前記第2の検出手段によって検出された前記ボタンに対する押下とに基づいて、前記表示手段を制御する表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記複数のボタンの1つに対する接触が検出され、当該ボタンに対する押下が検出されなかった場合、当該ボタンを示す画像の周辺に、当該ボタンに対する接触が検出されていることを示す画像を識別可能に前記表示手段に表示させ、
    前記複数のボタンの1つに対する接触が検出され、当該ボタンに対する第1の押下が検出された場合、当該ボタンを示す画像の周辺に、当該ボタンに対する接触が検出されていることを示す画像を識別可能に表示させると共に、当該ボタンを示す画像の近傍に、当該ボタンに割り当てられた第1の入力候補を示す画像を前記表示手段に表示させ、
    前記複数のボタンの1つに対する接触が検出され、当該ボタンに対する前記第1の押下に続く第2の押下が検出された場合、当該ボタンを示す画像の周辺に、当該ボタンに対する接触が検出されていることを示す画像を識別可能に表示させると共に、当該ボタンを示す画像の近傍に、当該ボタンに割り当てられた第2の入力候補を示す画像を前記表示手段に表示させることを特徴とするデータ入力装置。
  2. 前記複数のボタンの1つが連続して押下された場合、前記表示制御手段は、当該ボタンに割り当てられた複数の入力候補を示す画像を、巡回的に、当該ボタンを示す画像の近傍に表示させるように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ入力装置。
  3. 各ボタンに複数の入力候補が割り当てられた複数のボタンを有する操作端末と、前記複数のボタンのそれぞれを示す画像を表示する表示手段とからなるデータ入力装置の動作方法であって、
    前記複数のボタンのそれぞれに対する接触を検出する第1の検出工程と、
    前記複数のボタンのそれぞれに対する押下を検出する第2の検出工程と、
    前記第1の検出工程によって検出された前記ボタンに対する接触と、前記第2の検出工程によって検出された前記ボタンに対する押下とに基づいて、前記表示手段を制御する表示制御工程を有し、
    前記表示制御工程は、前記複数のボタンの1つに対する接触が検出され、当該ボタンに対する押下が検出されなかった場合、当該ボタンを示す画像の周辺に、当該ボタンに対する接触が検出されていることを示す画像を識別可能に前記表示手段に表示させ、
    前記複数のボタンの1つに対する接触が検出され、当該ボタンに対する第1の押下が検出された場合、当該ボタンを示す画像の周辺に、当該ボタンに対する接触が検出されていることを示す画像を識別可能に表示させると共に、当該ボタンを示す画像の近傍に、当該ボタンに割り当てられた第1の入力候補を示す画像を前記表示手段に表示させ、
    前記複数のボタンの1つに対する接触が検出され、当該ボタンに対する前記第1の押下に続く第2の押下が検出された場合、当該ボタンを示す画像の周辺に、当該ボタンに対する接触が検出されていることを示す画像を識別可能に表示させると共に、当該ボタンを示す画像の近傍に、当該ボタンに割り当てられた第2の入力候補を示す画像を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする動作方法。
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