JP2011215877A - 情報端末及び入力支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が、表示部を見た状態のままで操作情報を得ることができる情報端末を提供する。
【解決手段】情報端末10は、所定の情報を表示する表示部12と、複数の入力ボタン14を有し、当該複数の入力ボタン14の内の何れかの入力ボタン14に対する入力操作を受け付ける操作部16と、操作部16で受け付けた入力ボタン14に対応する入力情報30を表示部12の表示用画面12aに表示させる表示制御部20と、複数の入力ボタン14に対応して配置され、複数の入力ボタンに対する入力前の操作箇所を検出する赤外線センサ24を有する検出部18とを備えている。情報端末10の表示制御部20は、検出部18で検出された操作箇所を示す操作情報40を表示部12の表示用画面12aに更に表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報端末及び入力支援方法に関する。
携帯電話などの情報端末として、表示用画面からなる表示部が上部に配置され、複数の入力ボタンからなる操作部がその下部に配置された構成の端末が広く普及している(例えば特許文献1)。このような情報端末は、電子メール通信機能や電話帳機能などを備えており、例えば電子メール通信機能を用いてメール文を作成する場合、操作部の入力ボタンを使って文字情報の入力を行い、入力された文字情報を表示用画面に表示させるようになっている。
特開2006−085421号公報
ところで、上述したような情報端末では、一般的に、表示部と操作部とが離れて構成されている。このため、操作部の入力ボタンの配置に不慣れな場合、入力ボタンの配置に対する指の位置を確認する必要があり、常に表示部を見ていることができずに、一々、操作ボタンを見て確認しながら文字情報の入力を行わなければならず、入力操作が煩わしいものとなっていた。また、操作ボタンの配置に不慣れとまではいえないような場合であっても、指の位置を確認せずに入力ボタンを押し下げて入力を行うと、使用者が意図していない入力ボタンを押し下げてしまい、間違った文字情報を入力してしまうこともあった。そのため、使用者が、表示部を見た状態のままで、入力操作しようとしている文字などの操作情報を得ることができる情報端末及び入力支援方法の開発が望まれていた。
そこで、本発明は、使用者が、表示部を見た状態のままで操作情報を得ることができる情報端末及び入力支援方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る情報端末は、所定の情報を表示する表示手段と、複数の入力部を有し、当該複数の入力部の内の何れかの入力部に対する入力操作を受け付ける操作手段と、操作手段で受け付けた入力部に対応する入力情報を表示手段に表示させる表示制御手段と、複数の入力部に対応して配置され、複数の入力部に対する入力前の操作箇所を検出する検出手段とを備え、表示制御手段は、検出手段で検出された操作箇所を示す操作情報を表示手段に表示させることを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る入力支援方法は、所定の情報を表示する表示手段と、複数の入力部を有する操作手段と、表示手段による表示を制御する表示制御手段と、複数の入力部に対応して配置される検出手段とを備えた情報端末における入力支援方法であって、操作手段が、複数の入力部の内の何れかの入力部に対する入力操作を受け付ける受付けステップと、表示制御手段が、受付けステップで受け付けた入力部に対応する入力情報を表示手段に表示させる第一の表示ステップと、検出手段が、複数の入力部に対する入力前の操作箇所を検出する検出ステップと、表示制御手段が、検出ステップで検出された操作箇所を示す操作情報を表示手段に表示させる第二の表示ステップとを含むことを特徴としている。
この情報端末又は入力支援方法によれば、検出手段によって複数の入力部に対する入力前の操作箇所が検出され、この検出された操作箇所を示す操作情報が表示制御手段によって表示手段に表示される。この場合、既に入力操作が行われた入力部に対応する入力情報が表示されている表示手段に、操作箇所を示す操作情報を併せて表示させることになる。このように入力情報と操作情報との両方を表示手段に表示させるようにすることで、使用者は、表示手段を見た状態のままで操作情報を得ることができる。この結果、例えば、「あ」行の入力ボタンで入力した後に、「ら」行の入力ボタンを押そうとした場合、従来であれば、使用者は、指の位置をわざわざ目で確認したり又は目で見ずに正確に入力するため熟練度を上げることが必要とされていたが、本発明によれば、このような目視や熟練を要することなく、入力したい入力情報をより正確に情報端末に入力することが可能となる。
上記情報端末において、表示制御手段は、複数の入力部の内、操作箇所として検出された入力部を他の入力部と共に操作情報として表示手段に表示させるようにしてもよい。この場合、操作箇所として検出された入力部が他の入力部と共に表示されるので、操作箇所として検出された入力部の、操作手段における相対的な位置関係を使用者に感覚的に知覚させることができ、正確な情報入力を使用者に対してスムーズに促すことができる。
上記情報端末において、表示制御手段は、複数の入力部の内、操作箇所として検出された入力部のみを操作情報として表示手段に表示させるようにしてもよい。この場合、操作箇所として検出された入力部のみが表示されるので、表示手段における表示スペースを効率的に使用することができる。特に情報端末が携帯電話のように小型な場合、このように表示スペースを有効活用できると、入力操作を受け付けた入力部に対応する入力情報の表示領域を、表示スペース上に十分に確保することができる。
上記情報端末において、表示制御手段は、操作情報の表示色を入力情報の表示色よりも薄く表示手段に表示させるようにしてもよい。この場合、使用者がより確認したい入力済みの入力情報を強調しつつ、操作情報の表示も行うことができ、両情報の優先度合いに応じた表示を行うことができる。また、このように表示色を変えた上で、操作情報と入力情報とを重ねるように表示して表示スペースの有効活用を図った場合、表示手段において両情報が重なって表示されてしまうものの、一方が強調されていることから、操作情報と入力情報との区別がつきやすく、使用者に誤解を与えることなく、正確な情報入力を使用者に対して促すことができる。
上記情報端末において、表示制御手段は、操作情報を入力情報と重ならないように表示部に表示させるようにしてもよい。この場合、操作情報と入力情報との区別が一層つきやすくなり、正確な情報入力を使用者に対して更に促すことができる。
上記情報端末において、検出手段は、複数の入力部それぞれに一対一で対応して配置されるようにしてもよい。この場合、検出手段によって複数の入力部に対する入力前の操作箇所を検出する処理を簡素化することができる。
上記情報端末において、検出手段は、複数の入力部それぞれの間に配置されるようにしてもよい。この場合、検出手段と、その検出手段を間に配置している入力部との間の位置関係といった情報も得ることができるようになり、入力前の操作箇所が入力部のいずれの方向(例えば、ある入力部の右側や左側)に寄っているといった情報も操作情報に含めて表示させることができ、正確な情報入力を使用者に対してより一層スムーズに促すことができる。
本発明によれば、使用者が、表示部を見た状態のままで操作情報を得ることができる。
本実施形態に係る情報端末の一例を示す斜視図である。 本実施形態に係る情報端末のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る情報端末の機能構成を示すブロック図である。 赤外線センサの配置構成を示す図である。 入力情報と操作情報との表示例を示す図であり、(a)が両情報を重ねて表示した図であり、(b)が両情報を上下に並列させて表示した図であり、(c)が操作情報を最小化させて表示した図である。 入力支援を行う際の動作を示すフローチャートである。 (a)は、赤外線センサの配置構成の別の例を示す図であり、(b)は、(a)で検出された場合の操作情報の表示例である。
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、可能な場合には、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る情報端末10は、使用者Mによって使用される端末であり、例えば、図1に示されるような携帯電話やPHSである。情報端末10は、表示用画面12aを含む表示部12が上部に配置され、入力用の各種入力ボタン14を含む操作部16が下部に配置されている。表示部12と操作部16とは物理的に接続されているが、両者が物理的に離れていて情報の送受信が無線等により行えるように構成されていてもよい。情報端末10は、電子メール通信機能や電話帳機能を備えており、これら機能を実行した際の文字入力段階では、操作部16の入力ボタン14に対して使用者Mの入力操作が行われると、入力操作された文字情報が表示部12の表示画面上に表示されるようになっている。
このような情報端末10は、図2に示されるように、物理的には、CPU10a、RAM10b、ROM10c、入力装置10d、出力装置10e、通信装置10f及び記録装置10gを備えており、これらはバス10hに接続されている。CPU10aは、ROM10cや記録装置10g等の内蔵メモリに格納された所定のコンピュータソフトウェア(図6に示す情報端末10の行う処理を実行するためのコンピュータプログラム等を含む)をRAM10bにロードして実行することにより、情報端末10を統括的に制御する。
入力装置10dは、上述した入力ボタン14や対象物の接近を検知する赤外線センサ等からなるデータ入力用デバイスであり、入力されたデータをCPU10aに出力する。出力装置10eは、LCD等の表示装置やスピーカ等の音声出力装置であり、CPU10aから入力された文字情報等をLCDの表示用画面12a等に表示する。通信装置10fは、通信網等を介して他の情報端末(携帯電話など)との間で通話や通信を行うためのインターフェイスを有する。記録装置10gは、CPU10aの実行可能なコンピュータソフトウェアを格納する。後述する各機能は、CPU10aがROM10cや記録装置10g等に格納されたコンピュータソフトウェアを実行し、図2に示す情報端末10の各構成部を動作させることにより実現される機能である。
続いて、図3を参照して、情報端末10の機能構成について説明する。情報端末10、機能的には、表示部12(表示手段)、操作部16(操作手段)、検出部18(検出手段)、表示制御部20(表示制御手段)及び描画用データベース22(以下「描画用DB」と記す)を備えている。
表示部12は、例えばLCD等の表示装置から構成され、後述する入力情報や操作情報などの各種情報を表示制御部20の制御に基づいて表示用画面12aに表示する。
操作部16は、例えばキーボード等の複数の入力ボタン14(入力部)から構成され、複数の入力ボタン14の内のいずれかの入力ボタン14に対する使用者M(指)からの入力操作を受け付ける。入力ボタン14は、本実施形態では、例えば四行三列に配置されており(図1参照)、各入力ボタン14が「あ行」、「か行」、「さ行」、…、「わ行」、「♯(絵文字や顔文字に対応)」で示される文字情報に対応するように設定されている。操作部16は、使用者Mからの入力操作を受け付けると、その受け付けた入力ボタン14に対応する入力情報(文字情報)を表示制御部20に出力する。操作部16は、図1から明らかなように、表示部12とは離れて構成されている。なお、操作部16を構成する入力ボタン14は、上述したように10キーから構成されているが、クワーティ(QWERTY)配列など別のキー配列でもよい。
検出部18は、複数の入力ボタン14に対応して配置された例えば赤外線センサ24から構成され、複数の入力ボタン14に対する使用者Mの入力前の操作箇所を検出する。赤外線センサ24は、例えば、図4に示されるように、各入力ボタン14内に一体一で対応するように配置され、操作部16上の使用者Mの指の位置等が分かるように、対応する入力ボタン14を示すID情報又は座標情報が割り当てられている。赤外線センサ24は、近接センサであり、使用者Mの指等が何れかの入力ボタン14に対して所定の距離内(例えば2〜3mm)となるように近づいた場合に、その接近を検出する。つまり、検出部18は、使用者Mが入力操作しようと考えている特定の入力ボタン14に近づいて実際の入力を行う前にその動きや位置を検出し、これにより、使用者Mの操作箇所の情報を取得できるようになっている。本実施形態では、検出センサとして赤外線センサ24を用いているが、使用者Mの指の動きやその位置等を検出できるものであれば、静電容量センサや温度センサなど当業者が適宜採択できる同様の機能を備えた近接センサや接触センサを用いてもよい。検出部18は、検出された操作箇所の情報を表示制御部20に出力する。
表示制御部20は、表示部12による表示を制御し、所定の情報を表示部12の表示用画面12aに表示させる。表示制御部20は、操作部16から入力情報を取得すると、その入力情報を表示部12に表示させる。また、表示制御部20は、検出部18から使用者Mの指の操作箇所を示す操作情報を取得すると、その操作情報を表示部12に表示させる。表示制御部20による表示例を図5に示す。これらの表示例で示される描画用データは、入力情報と共に操作部16上における使用者Mの指の位置を示す描画用フレームFを含む画像データであり、描画用DB22に格納されている。描画用データは、例えば、使用者Mによって選択可能である。表示制御部20は、入力情報や操作情報の表示を表示部12に指示する際、描画用DB22にアクセスし、使用者Mによって選択設定された何れかの描画用データを取得して表示部12に出力し、表示部12の表示用画面12aに描画用フレームFをまずは表示させ、その後、各入力情報や操作情報を出力させ、その描画用フレームFに組み入れて表示させるような制御を行う。なお、以下に示す何れか一の表示例で示される描画用データのみを情報端末10に格納し、使用者が選択できないタイプとしてもよい。
まず、第一の表示例として、表示制御部20は、図5(a)に示されるように、「おほようございま」といった入力情報30を表示用画面12aの上側の略中央に表示させるとともに、「あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ・*・♯」の全体データ中において操作箇所の「な」のみを反転した操作情報40を、操作部16における入力ボタン14の配置と対応した配置で、表示用画面12aの略全面に表示させる。この描画用フレームFでは、入力情報30が操作情報40に重なるように表示させているが、操作情報40の表示色を入力情報30の表示色よりも薄くして(つまり操作情報40を半透明で表示する)、これにより、使用者Mにとって重要と思われる入力情報30を強調するようにしている。この描画用フレームFでは、操作箇所に相当する「な」だけを表示するのではなくて、「あ・か…」等の他の入力ボタン14に対応する情報も併せて表示している。なお、操作箇所を示す「な」の部分に色などをつけて識別しやすくしてもよい。
また、第二の表示例として、表示制御部20は、図5(b)に示されるように、「おほようございま」といった入力情報30を表示用画面12aの上側の略中央に表示させるとともに、「あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ・*・♯」の全体データ中において操作箇所の「な」のみを反転した操作情報40を、操作部16における入力ボタン14の配置と対応した配置で、表示用画面12aの下部に表示させる。この描画用フレームFでは、入力情報30と操作情報40とが重ならないように上下に分けて並列に表示させている。図5(b)に示される表示方法では、図5(a)のように各表示色を濃くしたり薄くしたりはしていないが、操作情報40の表示色を入力情報30の表示色よりも薄くして、より重要と思われる入力情報30を強調するようにしてもよい。また、操作箇所を示す「な」の部分に色などをつけて識別しやすくしてもよい。
また、第三の表示例として、表示制御部20は、図5(c)に示されるように、「おほようございま」といった入力情報30を表示用画面12aの上側の略中央に表示させるとともに、操作箇所の「な」のみを示す操作情報40を、表示用画面12aの下側右端の小窓に表示させる。この描画用フレームFでは、入力情報30と操作情報40とが重ならないように分けて表示させている。図5(c)に示される表示方法では、図5(a)のように各表示色の濃くしたり薄くしたりしていないが、操作情報40の表示色を入力情報30の表示色よりも薄くして、より重要と思われる入力情報30を強調するようにしてもよい。
なお、表示制御部20は、上述した表示制御機能に加え、操作部16に対する各種の入力から、情報端末10が電子メール通信機能や電話帳機能といった文字入力を必要とする入力モードに移行したか否かを判定する機能を備えている。表示制御部20は、入力モードに移行したと判定した場合、上述した検出部18を構成する赤外線センサ24を稼働(活性化)させる一方、入力モードが終了したと判定した場合、赤外線センサ24の稼働を停止(非活性化)させる。
続いて、上述した構成を備えた情報端末10における入力支援方法について、図6を参照して説明する。
まず、表示制御部20は、操作部16に対する各種の入力から、情報端末10が電子メール通信機能や電話帳機能といった入力モードに移行したか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1で情報端末10が入力モードに移行したと判定されると、表示制御部20は、検出部18を構成する赤外線センサ24を稼働させ、その後、移行した入力モードに対応した描画用データを描画用DB22から取得する(ステップS2)。そして、表示制御部20は、描画用データに含まれる描画用フレーム情報を表示部12に出力し、表示部12の表示用画面12a上に描画用フレームFを表示させる(ステップS3)。
続いて、ステップS3で描画用フレームFが表示されると、ステップS4に進み、入力ボタン14への入力操作があったか否かが判定される。具体的には、ステップS4で、操作部16により、複数の入力ボタン14の内の何れかの入力ボタン14に対する入力操作が受け付けられた場合、入力操作があったと判定される。ステップS4で入力ボタン14への入力操作があったと判定されると、ステップS5に進み、表示制御部20は、操作部16によって受け付けられた入力ボタン14で示される入力箇所を検出する。ステップS5で入力箇所が検出されると、表示制御部20は、表示用画面12aに表示中の描画用フレームFに組み入れて表示させるため、その検出された入力箇所に対応する入力情報を表示部12に出力して表示させる(ステップS6)。
一方、ステップS4で入力ボタン14への入力操作がなかったと判定されると、ステップS7に進み、検出部18の赤外線センサ24によって、複数の入力ボタン14における入力前の使用者Mの操作箇所(指の位置)が検出される。ステップS7で検出部18により入力前の操作箇所が検出されると、表示制御部20は、表示用画面12aに表示中の描画用フレームFに組み入れて表示させるため、その検出された操作箇所に対応する操作情報を表示部12に出力して表示させる(ステップS8)。
続いて、ステップS6又はステップS8による表示指示が終了すると、表示制御部20によって入力モードが終了したか否かが判定され、入力モードが終了するまで、ステップS4〜S8までの表示処理を繰り返し実行し(ステップS9)、例えば、入力操作中において、図5に示されるような表示が行われる。その後、入力操作が終了して、ステップS9において、入力モードが終了したと判定されると、表示処理を終了すると共に赤外線センサ24の稼働を停止し、情報端末10における入力支援を終了させる。
以上、本実施形態によれば、検出部18によって複数の入力ボタン14に対する使用者Mによる入力前の操作箇所が検出され、この検出された操作箇所を示す操作情報40が表示制御部20によって表示部12の表示用画面12aに表示される。このため、例えば図5に示されるように、既に入力操作が行われた入力ボタン14に対応する入力情報30が表示されている表示部12の表示用画面12aに、操作箇所を示す操作情報40が併せて表示されることになる。このように入力情報30と操作情報40との両方を表示部12に表示させるようにすることで、使用者Mは、表示部12を見た状態のままで操作情報40を得ることができる。この結果、例えば、「ま」行の入力ボタンで入力した後に、「さ」行の入力ボタンを押そうとした場合、従来であれば、使用者Mは、指の位置をわざわざ目で確認したり又は目で見ずに正確に入力するため熟練度を上げることが必要とされていたが、本実施形態によれば、このような目視や熟練を要することなく、入力したい入力情報30をより正確に情報端末10に入力することができる。
また、情報端末10において、図5(a)、(b)に示されるように、表示制御部20は、複数の入力ボタン14の内、操作箇所として検出された入力ボタン14を他の入力ボタン14と共に操作情報40として表示部12に表示させている。このため、操作箇所として検出された入力ボタン14が他の入力ボタン14と共に表示されるので、操作箇所として検出された入力ボタン14の、操作部16における相対的な位置関係を使用者Mに感覚的に知覚させることができ、正確な情報入力を使用者に対してスムーズに促すことができる。
また、情報端末10において、図5(c)に示されるように、表示制御部20は、複数の入力ボタン14の内、操作箇所として検出された入力ボタン14のみを操作情報40として表示部12に表示させている。このため、操作箇所として検出された入力ボタン14のみが表示されるので、表示部12の表示用画面12aにおける表示スペースを効率的に使用することができる。特に情報端末10が携帯電話のように小型な場合、このように表示スペースを有効活用できると、入力操作を受け付けた入力ボタン14に対応する入力情報の表示領域を、表示スペース上に十分に確保することができる。
また、情報端末10において、図5(a)に示されるように、表示制御部20は、操作情報40の表示色を入力情報30の表示色よりも薄く表示部12に表示させている。このため、使用者Mがより確認したい入力済みの入力情報30を強調しつつ、操作情報40の表示も補助的に行うことができ、両情報30,40の優先度合いに応じた表示を行うことができる。また、このように表示色を変えた上で、操作情報40と入力情報30とを重ねるように表示して表示スペースの有効活用を図った場合、表示部12において両情報30,40が重なって表示されてしまうものの、一方が強調されていることから、操作情報40と入力情報30との区別がつきやすく、使用者Mに誤解を与えることなく、正確な情報入力を使用者Mに対して促すことができる。
また、情報端末10において、図5(b)、(c)に示されるように、表示制御部20は、操作情報40を入力情報30と重ならないように表示部12に表示させている。このため、図5(a)に比べると、操作情報40と入力情報30との区別がつきやすくなり、正確な情報入力を使用者に対して促すことができる。
また、情報端末10において、検出部18は、複数の入力ボタン14それぞれに一対一で対応して配置されている。このため、入力ボタン14と赤外線センサ24とをペアとして情報管理することができ、その結果、検出部18によって複数の入力ボタン14に対する入力前の操作箇所を検出する処理を簡素化することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、情報端末10として、携帯電話を例に取って説明したが、これに限定されるわけではなく、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、他の情報端末へも適用することができる。また、上記実施形態では、検出部18は、複数の入力ボタン14それぞれに一対一で対応するように配置されているが、図7(a)に示されるように、検出部18の赤外線センサ24が複数の入力ボタン14それぞれの間に配置されるようにしてもよい。この場合、検出部18の赤外線センサ24と、その赤外線センサ24を間に配置している入力ボタン14との間の位置関係といった情報も得ることができるようになり、図7(b)に示されるように、入力前の操作箇所が入力ボタンのいずれの方向(例えば、ある入力部の右側や左側)に寄っているといった情報も操作情報に含めて表示させることができる。その結果、この情報端末10によれば、正確な情報入力を使用者Mに対してより一層スムーズに促すことができる。なお、このような配置の場合、入力ボタン14内に赤外線センサ24を設ける場合よりも、構造を簡単にすることができ、既存の情報端末への適用をより簡単に行うことができる。
10…情報端末、12…表示部、12a…表示用画面、14…入力ボタン、16…操作部、18…検出部、20…表示制御部、22…描画用DB、24…赤外線センサ、30…入力情報、40…操作情報、L…描画用フレーム。

Claims (8)

  1. 所定の情報を表示する表示手段と、
    複数の入力部を有し、当該複数の入力部の内の何れかの入力部に対する入力操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段で受け付けた入力部に対応する入力情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記複数の入力部に対応して配置され、前記複数の入力部に対する入力前の操作箇所を検出する検出手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段で検出された前記操作箇所を示す操作情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする情報端末。
  2. 前記表示制御手段は、前記複数の入力部の内、前記操作箇所として検出された入力部を他の入力部と共に前記操作情報として前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記表示制御手段は、前記複数の入力部の内、前記操作箇所として検出された入力部のみを前記操作情報として前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  4. 前記表示制御手段は、前記操作情報の表示色を前記入力情報の表示色よりも薄く前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報端末。
  5. 前記表示制御手段は、前記操作情報を前記入力情報と重ならないように前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の情報端末。
  6. 前記検出手段は、前記複数の入力部それぞれに一対一で対応して配置されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の情報端末。
  7. 前記検出手段は、前記複数の入力部それぞれの間に配置されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の情報端末。
  8. 所定の情報を表示する表示手段と、複数の入力部を有する操作手段と、前記表示手段による表示を制御する表示制御手段と、前記複数の入力部に対応して配置される検出手段とを備えた情報端末における入力支援方法であって、
    前記操作手段が、前記複数の入力部の内の何れかの入力部に対する入力操作を受け付ける受付けステップと、
    前記表示制御手段が、前記受付けステップで受け付けた入力部に対応する入力情報を前記表示手段に表示させる第一の表示ステップと、
    前記検出手段が、前記複数の入力部に対する入力前の操作箇所を検出する検出ステップと、
    前記表示制御手段が、前記検出ステップで検出された前記操作箇所を示す操作情報を前記表示手段に表示させる第二の表示ステップと、を含むことを特徴とする入力支援方法。

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