JP4481731B2 - 自動設計方法及び半導体集積回路 - Google Patents

自動設計方法及び半導体集積回路 Download PDF

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Description

本発明は半導体集積回路に係り、特に、斜め配線を含む複数の配線を複数のビアで接続する半導体集積回路を設計可能な自動設計方法、及びこれを用いて製造した半導体集積回路に関する。
集積回路の微細化に伴い、マスクの設計においては、配線やビアを寸法通りに形成するのが困難になってきている。そこで、マスクに描画された配線やビアを寸法通りに加工し、集積回路の歩留まりや信頼性を向上させるために、様々な工夫が加えられている。
配線の結線方法においては、ビアの形成不良によるビアの高抵抗化、又は配線の断線等による歩留まりの低下を防ぐために、上下の配線層を複数のビア(ダブルカットビア)で接続する方法が用いられている。また、マスクに形成された配線の終端部が設計値に比べて短く形成されることにより、ビアと配線との接続が不完全になることを防止する方法としては、光近接効果補正(OPC)等を用いて、配線の終端部を予め延長、又は拡大しておく方法が用いられている。
近年、集積回路の配線抵抗を下げるために、トランジスタ、セル、メガセル等を最短距離で結ぶべく、配線を0度、90度方向に延伸させる「直交配線」に加え、配線を45度、135度方向に延伸させる「斜め配線」を用いた技術が用いられている(例えば、特許文献1参照)。しかし、斜め配線を含むレイアウトに対し、ダブルカットビアを形成する、或いはOPCにより配線の延長又は拡大等を行うことにより、レイアウト中の配線幅が不均一になる。このため、直交配線のみを含むレイアウトに比べて配線密度が低下する。斜め配線の採用により、レイアウト上に短い線分や工程上問題となる図形も多数発生するため、OPCでの寸法の補正が困難で、時間がかかる場合がある。配線幅が不均一なレイアウトを用いたマスクの製造は、配線幅が均一なマスクの製造に比べて設計値通りに製造しにくいため、歩留まり又は信頼性が低下する。
特開平11−31787号公報
本発明は、プロセス処理時間を短縮し、歩留まり及び信頼性の低下を防ぎ、配線効率の高い半導体集積回路を製造可能な自動設計方法、及びこれを用いた半導体集積回路を提供する。
本発明の第1の特徴は、(イ)自動配置モジュールが、自動配置データファイルに格納された自動配置データに基づいて、第1配線パターン、第1配線パターンの上層に第1配線パターンの長手方向に対して斜めに延伸する第2パターン、第1配線パターンと第2配線パターンとの交点に第1ビアパターンをそれぞれ自動配置するステップと、(ロ)ダブルカットビア作成モジュールが、第2配線パターンの長手方向に直交する方向に接続される配線突起パターンを作成し、配線突起パターンの先端に第1パターンと接続するための第2ビアパターンを作成し、第1及び第2ビアパターンによりダブルカットビアを作成してダブルカットビアデータファイルに格納するステップと、(ハ)ダブルカットビア置き換えモジュールが、第1ビアパターンを抽出し、第1ビアパターンの周囲の図形環境に基づいて最適となるダブルカットビアをダブルカットビアデータファイルの中から抽出して置き換えるステップとを含む自動設計方法であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、(イ)第1配線と、(ロ)第1配線の上層に配置された層間絶縁膜と、(ハ)層間絶縁膜の中に埋め込まれ、第1配線に接続された第1及び第2ビアと、(ニ)層間絶縁膜の上層に配置され、第1配線の長手方向に対して斜めに延伸し、平面パターン上、第1配線と第1ビアの位置で交わり第1ビアに接続された第2配線と、(ホ)層間絶縁膜の上層に配置され、第2ビアの位置に一方の端部、第2配線の先端又は先端とは異なる位置に他方の端部を有し、第2配線の長手方向に直交方向に延伸し、第2ビアと第2配線に接続された配線突起とを備える半導体集積回路であることを要旨とする。
本発明によれば、プロセス処理時間を短縮し、歩留まり及び信頼性の低下を防ぎ、配線効率の高い半導体集積回路を製造可能な自動設計方法、及びこれを用いた半導体集積回路を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、厚みと平均寸法の関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。以下に示す第1及び第2の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
−自動設計装置−
本発明の第1の実施の形態に係る自動設計装置は、図1に示すように、操作者からのデータや命令などの入力を受け付ける入力装置4と、レイアウト設計等の種々の演算を実行する演算処理部(CPU)1aと、レイアウト結果等を出力する表示装置5及び出力装置6と、半導体集積回路のレイアウト設計に必要な所定のデータ等を格納したデータ記憶装置2aと、半導体集積回路のレイアウトプログラム等を格納したプログラム記憶装置2mとを備える。入力装置4、表示装置5及び出力装置6は、入出力制御装置3を介して、CPU1aに接続されている。CPU1aは、自動配置モジュール10、ダブルカットビア作成モジュール20、及びダブルカットビア置換えモジュール30を備える。
自動配置モジュール10は、自動設計装置のメモリ空間内に仮想的に設置された半導体集積回路のチップ領域の上層に、複数層の配線とその配線間を接続する一つのビア(シングルカットビア)を自動配置する。半導体集積回路のチップ領域上には、例えば、図2に示すように、周辺領域にI/Oセル901を有し、I/Oセル901で囲まれた内側の領域にマクロセル902及び基本セル903を含んだマスターチップ900が配置される。マスターチップ900は、プログラム記憶装置2mに格納された半導体集積回路のレイアウトプログラムにより自動配置可能である。図2に示す基本セル903は、例えば図3に示すように、ゲート電極903a、p+型半導体領域903b、及びn+型半導体領域903cを含むことができる。p+型半導体領域903bとゲート電極903aにより、pチャネルMOSトランジスタ(pMOSトランジスタ)が形成される。n+型半導体領域903cとゲート電極903aにより、nチャネルMOSトランジスタ(nMOSトランジスタ)が形成される。
図1に示す自動配置モジュール10は、下(k−1)層配線部11、上(k)層配線部12、及びビア配置部13を備える(kは2以上の任意の整数である。)。下層配線部11は、図4の点線で示すように、下(k−1)層配線パターン110aをチップ領域の上層に配置する。下(k−1)層配線パターン110aは、より一般的には(k−1)層配線パターンである。図1に示す上層配線部12は、図4の実線で示すように、下層配線パターン110aの長手方向に対して「斜め」に延伸する上(k)層配線パターン130aを、下層配線パターン110aの上層に配置する。なお、「斜め」とは、一方の配線を他方の配線の延伸する方向からみて時計回りに45°又は135°方向が好ましい。図4においては、上層配線パターン130aは、下層配線パターン110aの長手方向からみて時計回りに45°方向に延伸している。図1のビア配置部13は、図4の点線で示すように、下層配線パターン110aと上層配線パターン130aとの交点に、第1ビアパターン120aを配置する。
図1に示すダブルカットビア作成モジュール20は、ビア抽出部21、ビア環境検索部22、下(k−1)層配線延長部23、上(k)層配線延長部24、配線突起作成部25、及びダブルカットビアデータ抽出部26を有する。ビア抽出部21は、図4に示すようなレイアウト(CADデータ)の中から、第1ビアパターン120aを抽出する。ビア環境検索部22は、第1ビアパターン120aの周囲に存在する配線、ビア等の図形環境を検索する。上(k)層配線延長部24は、図5に示すように、ビア環境検索部22が抽出した図形環境に基づいて、第1ビアパターン120aが配置された下層配線パターン配線110a及び上層配線パターン130aの交点から、上層配線パターン130aを延長させるように延長パターン131aを作成する。延長パターン131aは、上層配線パターン130aの長手方向に一定の長さを有し、上層配線パターン130aと同一の配線幅を有する。
下層配線延長部23は、図6に示すように、下層配線パターン110a及び上層配線パターン130aの交点の交点から、下層配線パターン110aの長手方向に延長させるように延長パターン111aを形成する。延長パターン111aは、下層配線パターン110aの長手方向に一定の長さを有し、下層配線パターン110aと同一の配線幅を有する。
配線突起作成部25は、図7に示すように、延長パターン131aの端部から上層配線パターン130aの長手方向に直交する配線突起パターン140aを、下層の延長パターン111aに一部重なるように作成する。配線突起パターン140aは、一方の端部が上層配線パターン130aの延長パターン131aの先端に接続され、他方の端部が下層配線パターン110aの延長パターン111aと平面パターン上で交差するように配置されている。さらに、ダブルカットビアデータ抽出部26は、図8に示すように、配線突起パターン140aの端部に、延長パターン111aと接続するための第2ビアパターン121aを作成する。また、ダブルカットビアデータ抽出部26は、図9に示すように、延長パターン111a、131a、配線突起パターン140a、及び第1及び第2ビアパターン120a、121aを含むビア構造体のデータを、ダブルカットビア150aとして抽出する。「ダブルカットビア」は、二つの配線層を二つのビアで接続するビア構造を指す。なお、配線間を一つのビアで接続するビア構造は、「シングルカットビア」という。さらに、ダブルカットビアデータ抽出部26は、第1ビアパターン120aの中心を通るグリッドX及びYの位置情報を、ダブルカットビア150aの形状情報と関連づけて抽出しておく。
図1に示すダブルカットビア置換えモジュール30は、ビア抽出部31、ビア環境検索部32、及びダブルカットビア置き換え部33を有する。ビア抽出部31は、自動配置モジュール10が自動配置したシングルカットビアを含むレイアウト、例えば図4に示すレイアウトの中から第1ビアパターン120aとグリッドX及びYを抽出する。ビア環境検索部32は、第1ビアパターン120aの周辺に存在する配線等の図形環境を検索する。ダブルカットビア置き換え部33は、ビア環境検索部32が検索した図形環境とグリッドX、Yの関係に基づいて、ダブルカットビアデータファイル63の中から第1ビアパターン120aに最適となるダブルカットビアを選択し、置き換える。なお、「最適となるダブルカットビア」とは、ダブルカットビアと周囲の配線との間に、デザインルールによって決められた間隔を確保出来るように最適化したダブルカットビアをいう。例えば、ダブルカットビア置き換え部33は、図4に示すレイアウトに対し最適なダブルカットビアとして、図9に示すダブルカットビア150aを選択し、図8に示すようなレイアウトに置き換える。
データ記憶装置2aは、配線及びビアを自動配置するためのデータを格納する自動配置データファイル50、レイアウト上にダブルカットビア150aを作成するための情報を格納するダブルカットビア作成データファイル60、及びレイアウトから抽出した第1ビアパターン120a等の周囲の図形環境のデータを格納するビア環境データファイル70を備える。自動配置データファイル50は、下(k−1)層配線データファイル51、上(k)層配線データファイル52、及びビアデータファイル53を有する。下(k−1)層配線データファイル51は、自動配置モジュール10が、下層配線パターン110aをレイアウト上に発生させるための形状、寸法等のデータを格納する。上(k)層配線データファイル52は、第1ビアパターン120aをレイアウト上に発生させるための寸法、形状等のデータを格納する。ビアデータファイル53は、第1ビアパターン120a及び第2ビアパターン121aをレイアウト上に発生させるためのビアの形状、寸法等のデータを格納する。
ダブルカットビア作成データファイル60は、配線延長データファイル61、配線突起データファイル62、及びダブルカットビアデータファイル63を有する。配線延長データファイル61は、下層配線パターン110a或いは上層配線パターン130aの端部から延長パターン111a、131aを発生させるための形状、寸法等のデータを格納する。配線突起データファイル62は、配線突起パターン140aの形状、寸法等のデータを格納する。ダブルカットビアデータファイル63は、第1ビアパターン120a及び第2ビアパターン121aを含むダブルカットビア150aの形状のデータを格納する。
図1において入力装置4は、キーボード、マウス、ライトペン又はフレキシブルディスク装置等を含む。レイアウト実行者は、入力装置4より入出力データを指定したり自動設計に必要な数値等の設定が可能である。また、入力装置4より、出力データの形態等のレイアウトパラメータの設定、或いは演算の実行及び中止等の指示の入力も可能である。表示装置5及び出力装置6は、それぞれディスプレイ及びプリンタ装置等を含む。表示装置5は、入出力データやレイアウト結果等を表示する。プログラム記憶装置2mは、入出力データやレイアウトパラメータ及びその履歴や、演算途中のデータ等を記憶する。
以下の自動設計方法の説明により明らかになるが、本発明の第1の実施の形態に係る自動設計装置によれば、斜めに交差する二層の下層配線パターン110aと上層配線パターン130aとを接続する際に、配線幅と同一の配線幅を有する配線突起パターン140aを、一方の配線の長手方向に垂直な方向に作成する。このため、太い幅の配線を作成することなく複数のビア(例えば、第1ビアパターン120a,121a)が配置できる。図1に示す自動設計装置から作成されたレイアウトは全て同一の配線幅で形成されるため、配線の終端部を拡大して配線幅を不均一にさせたレイアウトを用いる場合に比べて設計値通りにマスクを製造できる。また、配線間を複数(二つ)のビアで接続することにより、一つのビアで接続する場合に比べてビアの欠損等による高抵抗化や配線の断線が防げるので、歩留まりの高い半導体集積回路が製造できる。さらに、図1に示すダブルカットビア作成モジュール20は、様々な形状のダブルカットビアデータを予め形成し、データ記憶装置2aのダブルカットビアデータファイル63に登録しておく。このため、レイアウト上の一つのビアをダブルカットビアに置き換える際には、対象となるビアに関連づけられたグリッドX、Yと図形環境に基づいてダブルカットビアのデータを抽出し、置き換えるだけでよいので、レイアウト設計に必要な時間が短縮できる。
−自動設計方法−
次に、本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法について、図10及び図11に示すフローチャートを用いて説明する。
(イ)図10のステップS100において、図1の自動設計装置が備えるダブルカットビア作成モジュール20が、ダブルカットビア作成データファイル60に格納されたデータに基づいて、レイアウト上に存在するシングルカットビアをダブルカットビアに置き換えるためのダブルカットビア150aのデータファイルを作成する。なお、ステップS100の詳細は、図11に示すフローチャートを用いて後述する。ダブルカットビア作成モジュール20により作成されたダブルカットビアのデータファイルは、ステップS110において、データ記憶装置2aのダブルカットビアデータファイル63に登録される。
(ロ)プログラム記憶装置2mに格納されたレイアウトプログラムに基づいて、図2に示すように、自動設計装置のメモリ空間内に仮想的に配置された半導体集積回路のチップ領域上に、I/Oセル901、マクロセル902、及び基本セル903等を含むマスターチップ900が、それぞれ自動配置される。ステップS120において、自動配置モジュール10が備える下層配線部11が、下層配線データファイル51に格納された配線データに基づいて、図4に示すように、下層配線パターン110aをチップ領域の上層に自動配置する。続いて、上層配線部12が、上層配線データファイル52に格納された配線データに基づいて、下層配線パターン110aの長手方向に対して時計回りに45°方向に延伸する上層配線パターン130aを、下層配線パターン110aの上に自動配置する。ビア配置部13が、下層配線パターン110aと上層配線パターン130aとの交点に第1ビアパターン120aを配置する。
(ハ)ステップS130において、ダブルカットビア置き換えモジュール30が備えるビア抽出部31が、下層配線パターン110a、上層配線パターン130a、及び第1ビアパターン120aが自動配置された図4に示すレイアウトの中から第1ビアパターン120aを抽出する。ステップS140において、ビア環境検索部32は、第1ビアパターン120a及び第1ビアパターン120aの周囲に存在する配線やビア等の図形の配置環境、図4においては、第1ビアパターン120aの周囲に下層配線パターン110a及び上層配線パターン130a以外に隣接する配線パターンは存在しない、という情報を抽出し、ビア環境データファイル70に格納する。なお、この時、ビア環境検索部32は、第1ビアパターン120aの中心部で交わるグリッドX、Yの位置関係の情報を、第1ビアパターン120aの図形環境の情報と共に格納しておく。
(ニ)ステップS150において、ダブルカットビア置き換え部33は、ビア環境データファイル70に格納された図形環境及びグリッドX,Yの情報に基づいて最適となるダブルカットビア、例えば図9に示すようなダブルカットビア150aを、ダブルカットビアデータファイル63の中から抽出する。ダブルカットビア置き換え部33は、ダブルカットビア150aのX及びY軸と、図4のレイアウトのX軸及びY軸とを重ね合わせて配置し、作業を終了する。
<ステップS100の詳細>
ステップS100に示すダブルカットビアデータファイルの作成方法の詳細を、図11に示すフローチャート及び図4〜図9に示すレイアウトを用いて説明する。
(a)図11のステップS101において、自動配置モジュール10が備える下層配線部11が、自動設計装置のメモリ空間内に仮想的に配置されたチップ領域上に、図4に示すように、下層配線パターン110aを自動配置する。上層配線部12が、下層配線パターン110aの上に、下層配線パターン110aの長手方向に対して斜めに延伸する上層配線パターン130aを自動配置する。ビア配置部13が、下層配線パターン110aと上層配線パターン130aとの平面パターン上の交点に、第1ビアパターン120aを自動配置する。
(b)ステップS102において、ダブルカットビア作成モジュール20が備えるビア抽出部21が、図4に示すように、下層配線パターン110aと上層配線パターン130aとの交点に配置された第1ビアパターン120aを抽出する。ステップS103において、ビア環境検索部22が、第1ビアパターン120aに隣接する配線等の図形環境及びレイアウト上のグリッドX、Yを検索し、ビア環境データファイル70に格納する。
(c)ステップS104において、上層配線延長部24が、配線延長データファイル61に格納された配線延長データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、図5に示すように、上層配線パターン130aの端部から上層配線パターン130aの長手方向と同一方向に延びる延長パターン131aを作成する。ステップS105において、下層配線延長部23は、配線延長データファイル61に格納された配線延長データ及びビア環境データファイル70に格納された環境情報に基づいて、図6に示すように、下層配線パターン110aの端部から下層配線パターン110aの長手方向と同一方向に一定の配線幅を有する延長パターン111aを作成する。
(d)ステップS106において、配線突起作成部25は、配線突起データファイル62に格納された配線突起データ及びビア環境データファイル70に格納された環境情報に基づいて、図7に示すように、上層配線パターン130aと同一の配線幅を有する配線突起パターン140aを、延長パターン131aの端部から上層配線パターン130aの長手方向に対して垂直方向に配置する。なお、配線突起パターン140aの寸法は、配線突起データファイル62の中に予めデータを格納しておくことにより設定可能である。ステップS107において、ダブルカットビアデータ抽出部26は、図8に示すように、配線突起パターン140aの端部に、上層に配置された延長パターン131aと下層に配置された延長パターン111aとを接続するための第2ビアパターン121aを作成する。
(e)ステップS108において、ダブルカットビアデータ抽出部26は、図9に示すように、第1ビアパターン120a、第2ビアパターン121a、延長パターン111a、131a、配線突起パターン140aとを含むダブルカットビア150aを抽出し、ダブルカットビアデータファイル63に格納する。さらに、ダブルカットビアデータ抽出部26は、第1ビアパターン120aの中心で交差するグリッドX,Yのデータをダブルカットビア150aと共に格納する。ステップS101〜S108に示すダブルカットビアの作成は、レイアウト上に発生し得る全てのシングルカットビアパターンに対して行われる。
第1の実施の形態に係る自動設計方法によれば、複数の配線層を接続する場合に、配線層と同一の配線幅をもつ配線突起パターン140aを、接続する配線の延伸方向に対して垂直方向に配置することにより、太い幅の配線を作成することなく複数のビアが配置できる。このため、配線幅を均一にでき、配線幅を不均一にさせたレイアウトを用いる場合に比べて設計通りにマスクが製造できる。また、二つの配線間を二つのビアで接続することにより、ビアの欠損等による高抵抗化や配線の断線が防ぐことができるので、歩留まり及び信頼性の高い半導体集積回路が製造できる。さらに、一方の配線層のみに配線突起パターン140aを配置することで、他方の配線層に隣接する配線の敷設を妨げないため、配線密度が向上する。第1の実施の形態に係る自動設計方法では、レイアウトに応じて採用し得る全てのダブルカットビア150aのデータを予め作成し、データ記憶装置2aのダブルカットビアデータファイル63に格納しておく。このため、レイアウト上のシングルカットビアをダブルカットビアにする際に、ダブルカットビアデータファイル63の中から最適な形状のデータを抽出し、置き換えるだけでよいので、レイアウト設計に必要な時間が短縮できる。
−レチクルセット−
第1の実施の形態に係るレチクルセットの一例を図12〜図14に示す。図12〜図14に示すレチクルセットは、図1に示す自動設計装置により得られるCADデータに基づいて、パターンジェネレータ等により製造される。このレチクルセットは、第1のレチクル(k−1層目のレチクル)80aと、第1のレチクル80aの投影像にマスク合わせして投影するための第2のレチクル(k層目のレチクル)80bと、第1のレチクル80a及び第2のレチクル80bの投影像がなすパターンにマスク合わせして投影するための第3のレチクル(k+1層目のレチクル)80cとを含む。しかし、図12〜図14は、現実には10枚以上の多数枚からなるレチクルセットのうちの3枚を示しているに過ぎない。
第1のレチクル80aは、半導体集積回路に下(k−1)層配線310を描画するための下(k−1)層配線パターン210が、クロム(Cr)、酸化クロム(Cr23)等の遮光膜からなるパターンとして、石英ガラス等のマスク基板上に配置されている。これらの遮光膜からなるパターンは、電子ビームリソグラフィー装置等のパターンジェネレータにより、遮光膜の上に形成されたフォトレジストを描画し、フォトレジストのパターンをマスクとしてRIEで遮光膜をエッチングすることにより形成できる。第2のレチクル80bには、第1ビアパターン220及び第2ビアパターン221が、石英ガラス等のマスク基板上に遮光膜として配置されている。第3のレチクル80cには、上(k)層配線330を描画するための上(k)層配線パターン230及び配線突起パターン240が、石英ガラス等のマスク基板上に遮光膜として配置されている。
図12〜図14に示すレチクルセットによれば、下層配線パターン210と、下層配線パターン210に対して斜めに延伸する上層配線パターン230の二層の配線層が、二つのビア(第1及び第2のビアパターン220、221)により接続される。このため、一つのビアで接続する場合に比べてビアの欠損等による高抵抗化や配線の断線を防ぐことができ、信頼性が向上する。また、配線間を二つのビアで接続するために、上層配線パターン230の終端部に形成された配線突起パターン240が、上(k)層配線パターン230の配線幅と同一の配線幅を有して上層配線パターン230の長手方向に垂直方向に突出するように形成される。配線突起パターン240は、下層配線パターン210又は上層配線パターン230の周囲の図形環境に基づいて一方の配線パターンにのみ形成する。このため、他方の配線パターンに隣接する他の配線の妨げとならず、配線密度が向上できる。さらに、配線突起パターン240は、一方の配線パターンと同一の配線幅を有して形成されるため、ダブルカットビア構造を採用する場合に、配線の終端部を拡張する必要がない。このため、配線の終端部を拡大し、配線幅を不均一にしたマスクを製造する場合に比べて、設計通りに製造できる。
−半導体集積回路−
第1の実施の形態に係る半導体集積回路の多層配線構造の一例を図15及び図16に示す。図15のA−A方向に沿った断面からみた断面図の一例が図16である。半導体集積回路は、図16に示すように、素子形成領域に半導体素子91が配置された半導体基板90と、半導体基板90の上に堆積された第1層間絶縁膜92とを含む。なお、第1層間絶縁膜92は、より一般的には(k−2)層の層間絶縁膜である(k≧3)。第1層間絶縁膜92の上層には、第k−1層間絶縁膜93が配置されている。第k−1層間絶縁膜93の上には、下(k−1)層配線310が配置されている。下層配線310は、図12の第1のレチクル80aを用いて、アルミニウム(Al)、Al合金、銅(Cu)等の金属膜をフォトリソグラフィーとRIE等によりパターニングすることで形成できる。
第k−1層間絶縁膜93及び下層配線310の上には、第k層間絶縁膜95が配置されている。第k層間絶縁膜95の上には、上(k)層配線330及び上層配線330に接続された配線突起340が配置されている。図15に示すように、上層配線330は、下層配線310の長手方向に向かって時計回りに45°方向に延伸して配置されている。配線突起340は、上層配線330と同一の配線幅を有し、上層配線330の端部から上層配線330の長手方向に対して垂直方向に配置されている。上層配線330及び配線突起340は、図14の第3のレチクル80cを用いて、Al、Al合金、Cu等の金属膜をフォトリソグラフィーとRIEによりパターニングすればよい。
下層配線310と上層配線330とを接続する第1ビア320及び第2ビア321は、第k層間絶縁膜95の中に埋め込まれている。図12に示すように、第1ビア320は、下層配線310と上層配線330とが交差する位置に配置されている。第2ビア321は、配線突起340と下層配線310とが交差する位置に配置されている。第1ビア320及び第2ビア321は、図13の第2のレチクル80bを用いて、Al、Al合金、Cu等の金属膜をフォトリソグラフィーとRIEによりパターニングすればよい。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路によれば、斜め配線を有する上下の配線層を複数のビアで接続する場合に、一方の配線の配線幅と同じ幅をもつ配線突起340を配線の長手方向に対して垂直に配置することにより、太い幅の配線を作成することなく複数のビアを配置できる。このため、配線幅を不均一にさせたレイアウトを用いる場合に比べて、マスクを設計通りに製造できる。また、二つの配線間を二つのビアで接続することにより、一つのビアで接続する場合に比べてビアの欠損等による高抵抗化や配線の断線が防ぐことができ、歩留まり及び信頼性の高い半導体集積回路が提供できる。さらに、一方の配線層のみに配線突起340を配置することで、他方の配線層に隣接する配線の敷設を妨げないため、配線密度を向上させた半導体集積回路が提供できる。
−半導体集積回路の製造方法−
次に、第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法を説明する。なお、半導体集積回路の製造方法は一例であり、この変形例を含めて、これ以外の種々の製造方法により実現可能であることは勿論である。
(イ)図17に示すように、素子形成領域に半導体素子91等が形成された半導体基板90の上に、シリコン酸化膜(SiO2膜)等の第1層間絶縁膜92を化学気相成長(CVD)法、物理気相成長(PVD)法等により堆積し、化学的機械研磨(CMP)法により表面を平坦化する。第1の層間絶縁膜の上層に、CVD、PVD等により第k−1層間絶縁膜93を堆積し、表面を平坦化する。第k−1層間絶縁膜93の上に導電性薄膜94を堆積し、導電性薄膜94を平坦化する。導電性薄膜94の上には、フォトレジスト膜96を塗布する。
(ロ)図17に示す半導体基板90をステッパ等の露光ステージに配置し、図12に示す第1のレチクル80aを用いてフォトレジスト膜96を露光、現像し、図18に示すように、導電性薄膜94の上にフォトレジスト膜96をパターニングする。パターニングされたフォトレジスト膜96をマスクとして、導電性薄膜94を選択的に除去する。フォトレジスト膜96を除去することにより、図19の断面図及び図20の平面図に示すように、第k−1層間絶縁膜93の上に下(k−1)層配線310が形成される。
(ハ)図21に示すように、下層配線310及び第k−1層間絶縁膜93の上に第k層間絶縁膜95を堆積し、平坦化した後、フォトレジスト膜98を堆積する。続いて、図13に示す第2のレチクル80bを用いてフォトレジスト膜98をパターニングし、第k層間絶縁膜95の一部を選択的に除去し、図22に示すように、開口部(ビアホール)95A、95Bを形成する。フォトレジスト膜98を除去した後、スパッタリング法、蒸着法等によりタングステン(W)、モリブデン(Mo)等の高融点金属をビアホール95A、95Bに埋め込んだ後、表面を平坦化し、図23の断面図及び図24の平面図に示すように、第1ビア320及び第2ビア321をそれぞれ形成する。
(ニ)図25に示すように、第k層間絶縁膜95の上に、Al,Cu等からなる導電性薄膜99をスパッタリング法、蒸着法等により堆積する。導電性薄膜99の上には、フォトレジスト膜104を堆積する。続いて、図15に示す第3のレチクル80cを用いてフォトレジスト膜104をパターニングし、図26に示すように、パターニングされたフォトレジスト膜104をマスクに導電性薄膜99を選択的に除去する。残ったフォトレジスト膜104を除去することにより、図27及び図28に示すように、第k層間絶縁膜95の上に、上層配線330及び配線突起340が形成される。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法によれば、配線の終端を拡大することなく複数のビアを配置できるため、配線幅を不均一にさせたマスクを用いる場合に比べて、半導体集積回路を設計通りに製造できる。複数層の配線層を複数のビアで接続することにより、ビアの欠損等による高抵抗化や配線の断線を防ぐことができるので、歩留まり及び信頼性の高い半導体集積回路が提供できる。さらに、一方の配線層のみに配線突起340を配置することで、他方の配線層に隣接する配線の敷設を妨げないため、配線密度を高くできる。
(第1の実施の形態の第1の変形例)
図10のステップS100に示すダブルカットビアデータファイル63の作成方法の他の一例について、図11に示すフローチャート及び図29〜図32に示すレイアウトを用いて説明する。なお、ステップS101は、第1の実施の形態において説明した方法と実質的に同様であるので、説明を省略する。
(k)図11のステップS102において、ダブルカットビア作成モジュール20が備えるビア抽出部21が、図29に示すように、下層配線パターン110bと上層配線パターン130bとの交点に配置された第1ビアパターン120bを抽出する。ステップS103において、ビア環境検索部22が、第1ビアパターン120bに隣接する配線等の図形環境、例えば図29では、下層配線パターン110bの紙面右及び上側に他の配線が敷設されている、という情報を検索し、グリッドX,Yのデータと共にビア環境データファイル70に格納する。
(l)ステップS104において、上層配線延長部24が、配線延長データファイル61に格納された配線延長データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、上層配線パターン130aの端部から上層配線パターン130aの長手方向と同一方向、つまり図29では紙面上側に他の配線が敷設されており上側に配線を延伸させることができないので、上層配線パターン130bに重複させるように、紙面左下方向に延長パターン131bを作成する。
(m)ステップS105において、下層配線延長部23は、配線延長データファイル61に格納された配線延長データ及び環境データファイルに格納された図形環境に基づいて、下層配線パターン110aの端部から下層配線パターン110aの長手方向、つまり図29では紙面上側に他の配線が敷設されており上側に配線を延伸させることができないので、下層配線パターン110bと重複させるように、紙面下方向に延長パターン111aを作成する。
(n)ステップS106において、図30に示すように、配線突起作成部25が、配線突起データファイル62に格納された配線突起データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、上層配線パターン130aと同一の配線幅を有する配線突起パターン140bを、延長パターン131bの端部から上層配線パターン130bの長手方向に垂直に配置する。ステップS107において、図31に示すように、ダブルカットビアデータ抽出部26が、延長パターン131bと延長パターン111bとを接続するための第2ビアパターン121bを、配線突起パターン140bの端部に作成する。続いて、ダブルカットビアデータ抽出部26が、図32に示すように、第1ビアパターン120b、第2ビアパターン121b、延長パターン111b、131b、配線突起パターン140bとを含むダブルカットビア150bを抽出し、グリッドX,Yのデータと共にダブルカットビアデータファイル63に格納する。
第1の実施の形態の第1の変形例に係る自動設計方法によれば、第1ビアパターン120bの周囲に隣接する他の配線が存在する場合に、延長パターン111b又は延長パターン131bを、それぞれ下層配線パターン110b又は上層配線パターン130bに重ね合わせて配置する。そして、延長パターン131bの端部に、上層配線パターン130bと同一の配線幅を有する配線突起パターン140bを配置する。このため、第1ビアパターン120bの周囲に隣接する配線の敷設を妨げることなくダブルカットビア150bを配置できる。
(第1の実施の形態の第2の変形例)
図10のステップS100に示すダブルカットビアデータファイル63の作成方法の他の一例について、図11に示すフローチャート及び図33〜図36に示すレイアウトを用いて説明する。図11のステップS101は、第1の実施の形態において説明した方法と実質的に同様であるので、説明を省略する。
(p)図11のステップS102において、ダブルカットビア作成モジュール20が備えるビア抽出部21が、図33に示すように、下(k−1)層配線パターン110cと上(k)層配線パターン130cとの交点に配置された第1ビアパターン120cを抽出する。ステップS103において、ビア環境検索部22が、第1ビアパターン120cに隣接する配線等の図形環境、例えば図33では、下層配線パターン110cの周囲には隣接する他の配線が存在しない、という情報を検索し、グリッドX,Yのデータと共にビア環境データファイル70に格納する。
(q)ステップS104において、上層配線延長部24が、配線延長データファイル61に格納された配線延長データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、上層配線パターン130cの端部から上層配線パターン130cの長手方向に延長パターン131cを作成する。ステップS105において、下層配線延長部23は、配線延長データファイル61に格納された配線延長データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、下層配線パターン110cの端部から下層配線パターン110cの長手方向と同一方向に延びる延長パターン111cを作成する。
(r)ステップS106において、配線突起作成部25は、配線突起データファイル62に格納された配線突起データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、図34に示すように、下層配線パターン110cと同一の配線幅を有する配線突起パターン140cを、延長パターン111cの端部から上層配線パターン130cの長手方向に垂直に配置する。ステップS107において、ダブルカットビアデータ抽出部26は、図35に示すように、下層に配置された延長パターン111cと上層に配置された延長パターン131cとを接続する第2ビアパターン121cを、配線突起パターン140cの端部に作成する。更にダブルカットビアデータ抽出部26は、図36に示すように、第1ビアパターン120cと第2ビアパターン121cとを含むビア構造体を、「ダブルカットビア150c」のデータとして抽出し、グリッドX,Yのデータと共にダブルカットビアデータファイル63に登録する。
第1の実施の形態の第2の変形例に係る自動設計方法によれば、上層配線パターン130c側に隣接する配線が存在するが、下層配線パターン110cには隣接する配線がない場合に、下層配線パターン110cにのみ配線突起140cを形成することにより、上層配線パターン130cに隣接する配線の敷設を妨げることなくダブルカットビア150cが配置できる。このため、半導体集積回路の配線密度が向上できる。
(第1の実施の形態の第3の変形例)
図10のステップS100に示すダブルカットビアデータファイル63の作成方法の他の一例について、図11に示すフローチャート及び図37〜図40に示すレイアウトを用いて説明する。なお、図11のステップS101は、第1のレイアウト作成例において説明した方法と実質的に同様であるので、説明を省略する。
(v)ステップS102において、ダブルカットビア作成モジュール20が備えるビア抽出部21が、図37に示すように、下(k−1)層配線パターン110dと上(k)層配線パターン130dとの交点に配置された第1ビアパターン120dを抽出する。ステップS103において、ビア環境検索部22は、第1ビアパターン120dに隣接する配線等の図形環境を検索し、グリッドX,Yのデータと共にビア環境データファイル70に登録する。例えば、図37では、ビア環境検索部22は、下層配線パターン110dの紙面右側及び上側に、隣接する他の配線が敷設されている、という情報を登録する。
(w)ステップS104において、上層配線延長部24が、配線延長データファイル61に格納された配線延長データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、上層配線パターン130aの端部から上層配線パターン130dの長手方向に延長パターン131dを作成する。例えば、図37に示すように、上層配線延長部24は、上層配線パターン130dに重複する紙面左下方向に延長パターン131dを作成する。
(x)ステップS105において、下層配線延長部23は、配線延長データファイル61に格納された配線延長データ及び環境データファイルに格納された環境情報に基づいて、下層配線パターン110dの端部から下層配線パターン110dの長手方向、つまり図37では紙面右側に他の配線が敷設されており右側に延伸させることができないので、下層配線パターン110dと重複する紙面左下方向に延長パターン111dを作成する。
(y)ステップS106において、配線突起作成部25は、配線突起データファイル62に格納された配線突起データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、図38に示すように、下層配線パターン110dと同一の配線幅を有する配線突起パターン140bを、延長パターン111dの端部から下層配線パターン110dの長手方向に垂直に配置する。ステップS107において、ダブルカットビアデータ抽出部26は、延長パターン111dと上層配線パターン130dとを接続するための第2ビアパターン121dを、図39に示すように、配線突起パターン140dの端部に作成する。ダブルカットビアデータ抽出部26は、図40に示すように、第1ビアパターン120d、第2ビアパターン121d、延長パターン111d、131d、配線突起パターン140dとを含むダブルカットビア150dを抽出し、ダブルカットビアデータファイル63に登録する。
第1の実施の形態の第2の変形例に係る自動設計方法によれば、下層配線パターン110dには隣接する他の配線が存在する場合に、延長パターン111dを下層配線パターン110dと重ね合わせるように配置する。そして、下層配線パターン110dの延長パターン111dの先端にのみ配線突起140dを形成することにより、上層配線パターン130dに隣接する配線の敷設を妨げることなくダブルカットビア150dが配置できるため、配線密度を向上できる。
(第1の実施の形態の第4の変形例)
図1に示す自動設計装置により設計可能な他のレイアウト例を図41及び図42に示す。図41及び図42に示すレイアウト例は、半導体集積回路のチップ領域の極一部のCADデータであり、図10のステップS150において、ダブルカットビア150e、150fへの置き換えが終了し、自動配置が完成した直後のCADデータの一例を示す。
図41の点線で示すように、紙面左右に延伸する下(k−1)層配線パターン110eの上には、図41の実線で示す上(k)層配線パターン130eが、下層配線パターン110eの長手方向からみて時計回りに135°方向に配置されている。第1ビアパターン120eは、下層配線パターン110eの終端部と上層配線パターン130eの終端部とを接続するように紙面右側のパターンの交点に配置されている。下層配線パターン110eの紙面右側の終端部には、下層配線パターン110eに一部重なり合うように、紙面左側方向に延長された延長パターン111eが配置されている。上(k)層配線パターン130eの終端部には延長パターン131eが配置されている。延長パターン131eの端部には、上層配線パターン130eの長手方向に対して垂直方向に一定の配線長を有して配置された配線突起パターン140eが配置される。配線突起パターン140eの端部には、配線突起パターン140eの上層にある上層配線パターン130eと接続するための第2ビアパターン121eが配置される。
図42の点線で示すように、紙面左右に延伸する下(k−1)層配線パターン110fは、第1ビアパターン120fを介して、図42の実線で示す上(k)層配線パターン130fに接続されている。上層配線パターン130fの終端部には、下層配線パターン110fに一部重なり合うように紙面右上方向に形成された延長パターン131fが配置されている。下(k−1)層配線パターン110fの終端部には、下層配線パターン110fの長手方向(紙面右側方向)に延長された延長パターン111fが配置されている。延長パターン111fの端部には、下層配線パターン110fの長手方向に対して垂直に、一定の配線長を有して形成された配線突起パターン140fが配置される。配線突起パターン140fの端部には、配線突起パターン140fの上層にある上層配線パターン130eと接続するための第2ビアパターン121fが配置される。
図41及び図42に示すレイアウトによれば、一方の配線の延伸する方向からみて時計回りに135°方向に延伸する他方の配線を含むレイアウトにおいても、一方の配線に配線と同一の配線幅を有する配線突起パターン140e,140fを形成することにより、下層配線パターン110e,110fと上層配線パターン130e,130fとを、複数のビアパターン(第1及び第2ビアパターン120e,120f,121e,121f)で接続できる。このため、一つのビアで接続する場合に比べて、ビアの欠損等による高抵抗化や配線の断線を防ぐことができ、歩留まりが高くなる。下層配線パターン110e,110f又は上層配線パターン130e,130fのいずれか一方の配線層に、配線パターンと同じ幅を持つ配線突起パターン140e,140fを接続することにより、OPC等により配線の終端を拡大することなく配線間を接続できる。このため、配線幅を不均一にさせたレイアウトを用いてマスクを製造する場合に比べて、設計値通りに製造できる。
(第2の実施の形態)
−自動設計装置−
本発明の第2の実施の形態に係る自動設計装置は、図43に示すように、操作者からのデータや命令などの入力を受け付ける入力装置4と、レイアウト設計等の種々の演算を実行する演算処理部(CPU)1bと、レイアウト結果等を出力する表示装置5及び出力装置6と、半導体集積回路のレイアウト設計に必要な所定のデータ等を格納したデータ記憶装置2bと、半導体集積回路レイアウトプログラム等を格納したプログラム記憶装置2mとを備える。入力装置4、表示装置5及び出力装置6は、入出力制御装置3を介して、CPU1bに接続されている。
CPU1bが備えるダブルカットビア作成モジュール20は、配線余裕作成部25aを更に備える。配線余裕作成部25aは、ダブルカットビア作成モジュール20の配線突起作成部25が配置した配線突起パターン140aの配線長を延長するように、図45に示すように、配線突起パターン140aの終端部に配線余裕パターン142aを作成する。また、配線余裕作成部25aは、下層配線延長部23が配置した延長パターン111aの配線長を延長するように、延長パターン111aの終端部に配線余裕パターン112aを作成する。データ記憶装置2bが備えるダブルカットビア作成データファイル60は、配線余裕作成部25aが配線余裕パターン112a,142aを作成するために必要な形状、寸法等を配線長のデータを格納する配線余裕データファイル62aを更に有する。他は、第1の実施の形態に示す自動設計装置と実質的に同様であるので、説明を省略する。
以下の自動設計方法の説明により明らかになるが、本発明の第2の実施の形態に係る自動設計装置によれば、配線余裕作成部25aにより、第2ビアパターン121aに接続される配線突起パターン140a及び延長パターン111aの配線長が予め延長されるので、配線パターンの縮小による断線が防げる。配線余裕パターン112a,142aの詳細な寸法等は、配線余裕データファイル62aに予めデータを設定しておくことにより設定可能であるので、配線余裕パターン112a,142aの配線長を必要な長さだけ延長することにより、隣接する他の配線に影響を及ぼすことなく、第2ビアパターン121a付近の配線の延長ができる。
−自動設計方法−
次に、本発明の第2の実施の形態に係る自動設計方法について、図10及び図44に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図10に示すステップS100〜S150及び図44に示すステップS101〜S106については、第1の実施の形態で説明した方法と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
(d)図44のステップS106aにおいて、配線余裕作成部25aが、配線余裕データファイル62aに格納された配線余裕データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、図45に示すように、配線突起パターン140aの終端部に配線余裕パターン142aを作成する。さらに、配線余裕作成部25aは、下層配線パターン110aに接続された延長パターン111aの端部に、配線余裕パターン112aを作成する。ステップS107において、ダブルカットビアデータ抽出部26が、配線突起パターン140aと延長パターン111aの交点に、第2ビアパターン121aを作成する。
(e)ステップS108において、ダブルカットビアデータ抽出部26が、図46に示すように、第1ビアパターン120a、第2ビアパターン121a、延長パターン111a、131a、配線突起パターン140a、配線余裕パターン112a、142aとを含むダブルカットビア150hを抽出し、ダブルカットビアデータファイル63に登録する。この時、ダブルカットビアデータ抽出部26は、第1ビアパターン120aの中心で交差するグリッドX,Yのデータをダブルカットビア150hのデータと共に格納する。
−半導体集積回路−
第2の実施の形態に係る半導体集積回路の多層配線構造の一例を図47及び図48に示す。図47のE−E方向に沿った断面からみた断面図の一例が図48である。半導体集積回路は、図48に示すように、素子形成領域に半導体素子91が配置された半導体基板90と、半導体基板90の上に堆積された第1層間絶縁膜92とを含む。第1層間絶縁膜92の上層には、第k−1層間絶縁膜93が配置されている。第k−1層間絶縁膜93の上には、下(k−1)層配線312が配置されている。下(k−1)層配線312は、図25に示すCADデータに基づいて製造されたマスクを用いて、Al、Al合金、Cu等の金属膜をフォトリソグラフィーとエッチング等によりパターニングすることで形成できる。したがって、下(k−1)層配線312は、図16に示す下(k−1)層配線310に比べて、配線余裕パターン112aを含む分だけ長く形成されている。
第k−1層間絶縁膜93及び下(k−1)層配線312の上には、第k層間絶縁膜95が配置されている。第k層間絶縁膜95の上には、上(k)層配線330及び上(k)層配線330に接続された配線突起342が配置されている。図47に示すように、上(k)層配線330は、下(k−1)層配線310の長手方向に向かって時計回りに45°方向に延伸して配置されている。配線突起342は、上(k)層配線330と同一の配線幅を有し、上(k)層配線330の端部から上(k)層配線330の長手方向に対して垂直方向に配置されている。上(k)層配線330及び配線突起342は、図45に示すCADデータに基づいて製造されたマスクを用いて、Al、Al合金、Cu等の金属膜をフォトリソグラフィーとRIEによりパターニングされる。このため、図48に示す配線突起342は、図16に示す配線突起340に比べて配線余裕パターン142aを含む分だけ長く形成されている。
下(k−1)層配線312と上(k)層配線330とを接続する第1ビア320及び第2ビア321は、第k層間絶縁膜95の中に埋め込まれている。図47に示すように、第1ビア320は、下(k−1)層配線312と層配線330とが交差する位置に配置されている。第2ビア321は、配線突起342と下(k−1)層配線312とが交差する位置に配置されている。第1ビア320及び第2ビア321は、図45に示すCADデータに基づいて製造されたマスクを用いて、Al、Al合金、Cu等の金属膜をフォトリソグラフィーとRIEによりパターニングすればよい。
本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路によれば、斜め配線を有する上下の配線層を複数のビアで接続する場合に、一方の配線の配線幅と同じ幅をもつ配線突起342を配線の長手方向に対して垂直に配置することにより、太い幅の配線を作成することなく複数のビアを配置できる。このため、配線幅を不均一にさせたレイアウトを用いる場合に比べて、マスクを設計通りに製造しやすくなる。また、図47に示すように、配線突起342の及び下(k−1)層配線312の終端が、第2ビア321の配置される位置より配線余裕分だけ長くなるように、予め延長されるので、ビアに配線が到達しないことによる断線やビアの欠損を防ぐことができ、歩留まり及び信頼性の高い半導体集積回路が提供できる。なお、第2の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法は、第1の実施の形態において説明した方法と実質的に同様であるので、説明を省略する。
(第2の実施の形態の第1の変形例)
第2の実施の形態の第1の変形例に係るダブルカットビアデータファイル63の作成方法ついて、図11に示すフローチャート及び図49及び図50に示すレイアウトを用いて説明する。図11のステップS101は、第1の実施の形態において説明した方法と実質的に同様であるので、説明を省略する。
(n)図11のステップS106aにおいて、配線余裕作成部25aが、配線余裕データファイル62aに格納された配線余裕データ及びビア環境データファイル70に格納された図形環境に基づいて、図49に示すように、配線突起パターン140bの終端部に配線余裕パターン142bを作成する。配線余裕作成部25aは、さらに、下(k−1)層配線パターン110bに接続された延長パターン111bの端部に、配線余裕パターン112bを作成する。ステップS107において、ダブルカットビアデータ抽出部26が、配線突起パターン140bと延長パターン111bの交点に、第2ビアパターン121bを作成する。
(o)ステップS108において、ダブルカットビアデータ抽出部26が、図50に示すように、第1ビアパターン120b、第2ビアパターン121b、延長パターン111b、131b、配線突起パターン140b、配線余裕パターン112b,142bとを含むダブルカットビア150iを抽出し、ダブルカットビアデータファイル63に登録する。この時、ダブルカットビアデータ抽出部26は、第1ビアパターン120bの中心で交差するグリッドX,Yのデータをダブルカットビア150iのデータと共に格納する。
第2の実施の形態の第1の変形例に係る自動設計方法によれば、配線突起パターン140b及び延長パターン111bの配線長が予め延長されるので、マスクに加工する際に、第2ビアパターン121b,121bに配線を確実に到達させ、断線等を防ぐことができる。
(第2の実施の形態の第2の変形例)
第2の実施の形態の第2の変形例に係るダブルカットビア形成後のレイアウト例を図51及び図52に示す。
図51の点線で示すように、紙面上下に延伸する延長パターン111cの終端部には、延長パターン111cと同一の配線幅を有する配線突起パターン140cが、延長パターン111cの長手方向に対して垂直に配置されている。延長パターン111cの終端には、配線余裕パターン142cが配置されている。延長パターン111cの上層にある延長パターン131cは、延長パターン111cの長手方向からみて半時計回りに135°方向に配置されている。延長パターン131cの端部には、配線余裕パターン132cが配置されている。第1及び第2ビアパターン120c,121cは、それぞれ延長パターン111c及び配線余裕パターン142cと延長パターン131cとを接続するように、延長パターン131cの両端付近に配置されている。
図51の点線で示すように、紙面上下に延伸する延長パターン111dの終端部には、延長パターン111dと同一の配線幅を有する配線突起パターン140dが、延長パターン111dの長手方向に対して垂直に配置されている。延長パターン111dの終端には、配線余裕パターン142dが配置されている。延長パターン111cの上層に配置された延長パターン131dは、延長パターン111dの長手方向からみて時計回りに45°方向に配置されている。延長パターン131dの端部には、配線余裕パターン132dが配置されている。第1及び第2ビアパターン120d,121dは、それぞれ延長パターン111d及び配線余裕パターン142dと延長パターン131dとを接続するように、延長パターン131dの両端付近に配置されている。
第2の実施の形態の第2の変形例に係るレイアウト例によれば、ダブルカットビア150j,150kに含まれる配線突起パターン140c,140dの配線長が延長されるので、マスクに加工する際に、第2ビアパターン121c,121dに各配線が到達せず断線するのを防ぐことができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。既に述べた第1及び第2実施の形態の説明においては、上下の配線層のそれぞれの配線の終端に第1ビアパターン120a,120b,・・・を発生させ、それぞれの配線を延長させる方法を説明したが、図53に示すように、二方向に延伸する配線の途中に第1ビアパターン120a,120b,・・・を発生させてもよい。このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る自動設計装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計装置により設計可能なマクロチップのCADデータの一例を示す平面図である。 図2の基本セルの構造の一例を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その3)である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その4)である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その5)である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法により作成可能なダブルカットビアの一例を示すCADデータである。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法を示すフローチャート(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動設計方法を示すフローチャート(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係るレチクルセットの第1のレチクルを示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るレチクルセットの第2のレチクルを示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るレチクルセットの第3のレチクルを示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の一例を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の一例であり、図15のA−A方向からみた断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その1)を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その2)を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その3)を示し、図20のB−B方向からみた断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その4)を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その5)を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その6)を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その7)を示し、図24のC−C方向からみた断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その8)を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その9)を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その10)を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その11)を示し、図28のD−D方向からみた断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の製造方法(その2)を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その1)である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その2)である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その3)である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係る自動設計方法により作成可能なダブルカットビアの一例を示すCADデータである。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その1)である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その2)である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その3)である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る自動設計方法により作成可能なダブルカットビアの一例を示すCADデータである。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その1)である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その2)である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータ(その3)である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係る自動設計方法により作成可能なダブルカットビアの一例を示すCADデータである。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形例に係るCADデータの一例である。 本発明の第1の実施の形態の第4の変形例に係るCADデータの一例である。 本発明の第2の実施の形態に係る自動設計装置を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る自動設計方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータである。 本発明の第2の実施の形態に係る自動設計方法により作成可能なダブルカットビアの一例を示すCADデータである。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路の一例を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路の一例であり、図47のE−E方向からみた断面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形例に係る自動設計方法のダブルカットビアの作成方法を示すCADデータである。 本発明の第2の実施の形態の第1の変形例に係る自動設計方法により作成可能なダブルカットビアの一例を示すCADデータである。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形例に係るCADデータの一例である。 本発明の第2の実施の形態の第2の変形例に係るCADデータ一例である。 本発明のその他の実施の形態に係るCADデータの一例である。
符号の説明
10…自動配置モジュール
11…下(k−1)層配線部
12…上(k)層配線部
13…ビア配置部
20…ダブルカットビア作成モジュール
21…ビア抽出部
22…ビア環境検索部
23…下(k−1)層配線延長部
24…上(k)層配線延長部
25…配線突起作成部
25a…配線余裕作成部
26…ダブルカットビアデータ抽出部
30…ダブルカットビア置き換えモジュール
31…ビア抽出部
32…ビア環境検索部
50…自動配置データファイル
110a,110b,・・・,110f…下(k−1)層配線パターン
111a,110b,・・・,110f…延長パターン
120a,120b,・・・,120f…第1ビアパターン
121a,121b,・・・,121f…第2ビアパターン
130a,130b,・・・,130f…上(k)層配線パターン
131a,131b,・・・,131f…延長パターン
140a,120b,・・・,140f…配線突起パターン
150a,150b,・・・,150i…ダブルカットビア
310…下(k−1)層配線
312…上(k)層配線
320…第1ビア
321…第2ビア
330…下(k−1)層配線

Claims (5)

  1. 自動配置モジュールが、自動配置データファイルに格納された自動配置データに基づいて、第1配線パターン、前記第1配線パターンの上層に前記第1配線パターンの長手方向に対して斜めに延伸する第2パターン、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの交点に第1ビアパターンをそれぞれ自動配置するステップと、
    ダブルカットビア作成モジュールが、前記第2配線パターンの長手方向に直交する方向に接続される配線突起パターンを作成し、前記配線突起パターンの先端に前記第1配線パターンと接続するための第2ビアパターンを作成し、前記第1及び第2ビアパターンによりダブルカットビアを作成してダブルカットビアデータファイルに格納するステップと、
    ダブルカットビア置き換えモジュールが、前記第1ビアパターンを抽出し、前記第1ビアパターンの周囲の図形環境に基づいて最適となる前記ダブルカットビアを前記ダブルカットビアデータファイルの中から抽出して置き換えるステップ
    とを含むことを特徴とする自動設計方法。
  2. 前記ダブルカットビアを作成するステップは、
    ビア抽出部が、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの交点に配置された前記第1ビアパターンを抽出するステップと、
    第1配線延長部が、前記交点から前記第1配線パターンの長手方向に前記第1配線パターンを延長させるステップと、
    第2配線延長部が、前記交点から前記第2配線パターンの長手方向に前記第2配線パターンを延長させるステップと、
    配線突起作成部が、一方の端部が延長された前記第2配線の先端に接続され他方の端部が前記延長された第1配線パターンと交わる前記配線突起パターンを、前記第2配線パターンの長手方向に直交する方向に作成するステップと、
    ダブルカットビア抽出部が、前記配線突起パターンの先端に前記第1配線パターンと接続するための第2ビアパターンを作成し、前記第1及び第2ビアパターンとを含むデータを前記ダブルカットビアのデータとして抽出するステップ
    とを有することを特徴とする請求項1に記載の自動設計方法。
  3. 第1配線と、
    前記第1配線の上層に配置された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜の中に埋め込まれ、前記第1配線に接続された第1及び第2ビアと、
    前記層間絶縁膜の上層に配置され、前記第1配線の長手方向に対して斜めに延伸し、平面パターン上、前記第1配線と前記第1ビアの位置で交わり前記第1ビアに接続された第2配線と、
    前記層間絶縁膜の上層に配置され、前記第2ビアの位置に一方の端部、前記第2配線の先端又は前記先端とは異なる位置に他方の端部を有し、前記第2配線の長手方向に直交方向に延伸し、前記第2ビアと前記第2配線に接続された配線突起
    とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記配線突起は、前記第2配線と同じ配線幅を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記配線突起は、前記一方の端部から前記配線突起の長手方向に延長された配線余裕を含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体集積回路。
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