JP4476727B2 - 大型精密シート状(半)製品用密封容器 - Google Patents

大型精密シート状(半)製品用密封容器 Download PDF

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Description

本発明は、フォトマスク(レチクルを含む)あるいはその保護膜であるペリクル、半導体ウェハー関連製品、液晶をはじめとする各種ディスプレイ製品等の精密シート状(半)製品、すなわち製品あるいはその(ガラス)基板等の完成に至るまでの半製品、であって大型のもの(ここで意図しているのは少なくとも一辺が750mm以上であってそれを収容する容器半体の一体樹脂成形が極めて困難な程度に大きな平面寸法を有するもの)の搬送のために用いられる密封容器に関する。
上述したような精密シート状(半)製品は、一般に機械的には脆弱な場合が多く、またその上に形成した精密部品ないし部材も一層脆弱である場合が多い。更に精密シート状(半)製品は、その用途適性上、極端にゴミ、特に0.3μm以下という付着性の微細ゴミを嫌うため、その容器の密閉性には特別の注意を払う必要がある。特に上記のような精密シート状(半)製品は、日本から海外に航空機を用いて輸出されることも多く、航空機の内(特に荷物庫)と大気圧との気圧差により容器内に微細ゴミが導入されがちである。また、微細ゴミの付着を嫌うため、一般のガラス製品のように摩擦により微細ゴミの発生しがちな発泡樹脂により容器本体を形成したり(例えば特許文献1)、あるいは、発泡樹脂緩衝材を容器内に配置することも適当でない。更に、上述したような精密シート状(半)製品、特にディスプレイ製品ならびにそれに対応するフォトマスク製品等は、大型大画面ディスプレイの要求に伴い、またフォトマスク製品の場合はそれに加えてディスプレイ製品等の最終製品を一挙に複数台分焼付けるため、等の理由により、その大型化(大面積化)は避けられない状況となっている。これに伴い新たにいくつかの問題も生じている。すなわち、大型化に伴い、内容物である精密シート状(半)製品自体の重さも5〜10kgと重くなり、その荷重を支持し、更にその支持に際して精密シート状(半)製品に容器の変形による応力を及ぼさないようにするためには、容器自体にかなりの強度が要求されるが、これを従来のように金属材料で形成すると、例えジェラルミンのような軽金属を使用するとしても、容器のみで40kg以上、内容物も含めて50kg以上となり、その外形寸法の増大も相俟って、人手による搬送が著しく困難となる。更に容器の軽量化を図るために樹脂製の容器を形成しようにも精密シート状(半)製品の平面寸法の少なくとも一辺が750mmを超えるような大寸法のものは、それを収容する容器を半体の組合せにより形成するとしても、そのような大寸法の半体の成形を可能にするような金型を使用する樹脂成形法は現状において開発されていない。また容器内に精密シート状(半)製品を収容するに際しては、少なくともその一面、精密部材形成面を容器内の他の部材に接触しないように支持する必要もある。
特開2001―31165号公報
従って、本発明の主要な目的は、フォトマスク等の大型精密シート状(半)製品であって、それを収容する容器半体の一体樹脂成形が極めて困難な程度に大きな平面寸法を有するものを、不適当な応力を及ぼすことなく安定に収容支持することの可能で比較的軽量な、概ね樹脂製の密封容器を与えることにある。
本発明者等の研究によれば、複数の樹脂板の平面並列継ぎ構造を採用して適切な補強および密封構造を確保すれば、上述の目的に沿った容器が形成されることが見出された。すなわち、本発明の大型精密シート状(半)製品用密封容器は、互いに当接されるシール用周縁部を有する概ね対称構造の本体部と蓋体部とからなり、内部に大型の精密シート状製品または半製品(以下、「精密シート状(半)製品」と総称する)を収容するための容器であって、本体部と蓋体部とはそれぞれ互いに平面的に延在し中間当接部で互いに接合される複数の制電性樹脂板からなり、接合部では外側から金属製補強帯状体を沿わせ接合される樹脂板へと密封性ボルト止めした構造を有し、本体部の底部には、精密シート状(半)製品を、互いに直交するX,YおよびZ方向(すなわち精密シート状(半)製品の縦、横および厚さ方向)に固定・支持可能な固定支持構造を有し、前記固定支持構造が、その上に精密シート状(半)製品を載置するための支承部と、該支承部上に載置された精密シート状(半)製品の端縁部に少なくとも厚さ方向への押圧力を印加する固定支持具との組の、少なくとも1組を有し、固定支持具は、本体部底部に固定された脚部と;該脚部に、支承部上に載置された精密シート状(半)製品の端縁部に少なくともその厚さ方向に押圧力を印加してこれを固定支持する倒立位置と、支承部上に精密シート状(半)製品を載置可能とする転倒開放位置と、の間で回動可能に軸支された可動部と;を有することを特徴とするものである。
以下、本発明をその好ましい実施形態について、図面を参照しつつ、より具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる横型(すなわち、本体部と蓋体部のシール用周縁部ないし開口面と概ね平行な位置に精密シート状(半)製品を収容する型)の大型精密シート状(半)製品(この例では、縦約1200mm×横約1200mm×厚さ約5mmの寸法を有する概ね矩形のシート状石英基板製液晶ディスプレイ用フォトマスク(以下、「(半)製品シート」と称する))を収容し搬送するための容器A(外形寸法は、約1300mm×約1300mm×深さ約100mm)の平面図、図2はII−II方向から見た正面図、図3および4は、それぞれIII−III線およびIV−IV線に沿ってとった部分断面図である。該容器Aは、互いの端面当接部(貼り合せ線)1cで接合された二枚の樹脂板1aおよび1bからなる天板1により主として構成される蓋体部11と、同様に互いの端面当接部(貼り合せ線)2c(1cの下方に位置するが特に図示せず)で接合された二枚の樹脂板2aおよび2bからなる底板2により主として構成される本体部12とを周縁の12個所に設けたラチェット・バックル錠13で互いに密閉状態で係合して密封容器としたもので、その内部には、その周縁部を、それぞれ蓋体部11の(半)製品シート保持部材間に保持され、両面が実質的に容器内他部材と非接触な状態で(半)製品シートBが収容・保持される(図4)。
樹脂板1aおよび1bの端面当接部1cにおいては、図3に示すように樹脂板1a,1bを端面接合した後、金属製補強帯状体としての、幅約40mm、厚さ約20mm、長さ約1300mmのアルミニウム・アングル5が配設され、その長さ方向の5個所で各2本の金属製ボルト6により樹脂板1a,1bに固定した後、裏打樹脂板7を接合して密封性が確保される。
また容器Aの周縁部においては、図4に示すように(半)製品シート保持部材4a,4bの支持・固定のために、まず樹脂片(板)8a〜8hなどが、天板1および底板2に接合され、保持部材4eはボルト6aにより樹脂板8bに、また保持部材4bはボルト6bにより樹脂板8eにそれぞれ支持・固定される。更に本体部12側には、沿え板8hを天板1側へと突出する状態で樹脂板8g,8e等に接合した後、シール用周縁部を形成する樹脂板9bを、また蓋体部11側には樹脂板9aを樹脂板8d等に接合して、本体部12および蓋体部11を形成する。
更に容器Aの左右側縁および接合部補強用帯状体5と直交する中央部には、二つ割の金属製補強帯状体5a,5bをそれぞれ接合配置し、更に両側壁部には補強板10aおよび10bを接合し、これらにラチェット・バックル錠13の持具13aおよび13bを固定する。
使用に当っては、横置きした本体部12の保持部材4b上に(半)製品シートBをセットし、沿え板8hを周回するようにOリング14を配置した後、蓋体部11を、本体部12の沿え板8hに沿って降下させて、シール用周縁部樹脂板9a,9bの下および上端面間にOリングを挟んだ状態で周縁のラチェット・バックル錠13を閉じることにより、Oリング14を押圧して本体部−蓋体部間の密閉を確保する。なお、密閉性を増強するために、Oリング14を配置した樹脂板9a−9b間の当接部の外側領域Sに接着テープ(図示せず)を貼ることも好ましい。樹脂板10aおよび10bは、補強およびラチェット・バックル錠持具13a,13bの取付けに加えて、このような密着性向上のためのテープの貼りしろを確保するためにも作用する。
本体部側の保持部材4bは、(半)製品シートBの厚さより若干小さい高さを有する(半)製品シート突きあて端壁部4baと約5°程度の下向きテーパ部4bbを有し、蓋体部側の保持部材4aは、(半)製品シート突きあて端壁部がなく上向きテーパ部4abが4bbよりも若干長くなっている点でのみ保持部材4bと異なる。このようなテーパ部4abおよび4bbの存在の結果として、ラチェット・バックル錠13の及ぼす押圧力が、保持部材4a,4bに働くと、(半)製品シートB端部は、図4に示すような端壁4baに接触する位置からむしろ右側に少しずれて、若干の間隙(あそび)を残す位置で保持される(このような(半)製品シートBの保持構造は、(半)製品シートBの主たる両面、特に精密部材形成面、に保持部材を含む容器内部材が接触して精密部材形成面を損傷することを防止する上で極めて好ましい)が通常であるが、例えば容器を縦置きしたときに図示の接触状態に位置ずれする程度は、(半)製品シートBに対する実質的な損傷を与えるものではない。図1図示状態での右側には、このような容器Aの縦置きの際のバックル上13の保護のための脚部材15が取り付けられている。また容器4辺の各々の中央には樹脂片8a〜8hと同様な材質の樹脂板16(および17)が中央バックル錠13の設置位置での補強用に天板1(および底板2)に接合されている。図4には(図1のIV−IV線で示すバックル錠13の設置位置には存在しないが)、このような樹脂補強版16および17を便宜的に併せて図示してある。
(材質)
各部の材質について補足説明すると、蓋体部11および本体部12の、(半)製品シート保持部材4a,4bおよびボルト6a,6b以外の部分すなわち天板1、底板2、裏打樹脂板7、樹脂板8a〜8h、9aおよび9bは基本的には任意の熱可塑性樹脂からなるが、(半)製品シートへの微細ゴミの静電的付着を避けるために、制電性樹脂からなることが好ましい。制電性樹脂は、永久制電性を有することが好ましく、そのように永久制電性を有する制電性樹脂の例としては、(a)親水性ポリマー3〜100重量部、(b)熱可塑性樹脂0〜97重量部、((a)との合計量100重量部)、及び(c)2価以上の金属塩0.001〜0.5重量部からなるものが知られており(特開2003−183529号公報)、本発明でも好適に用いられる。但し、極度の光学特性(くもりの発生防止)を要求するのでなければ(c)2価以上の金属塩の添加は要求されない。なかでも(a)親水性ポリマーとしては、アルキレンオキサイド基を有するゴム状幹重合体を含むグラフト共重合体に、更にアニオン系界面活性剤を配合したもの(特開昭59−2462号公報)を用い、これに、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル系樹脂等の剛性の熱可塑性樹脂を配合して、(半)製品シートに対してたわみ応力を容易に与えないような剛性を付与したものが好ましい。因みに上記の実施例においては、上記親水性ポリマー10重量%とポリアクリロニトリル系樹脂(BP Amoco製「Barex210」)90重量%とからなる厚さ約5mmの制電性樹脂シート(曲げ弾性率2GPa)の真空成型体1を用いている。
(半)製品シート保持部材4a,4b自体を、上記したような制電性樹脂で形成することもできる。この場合は、制電性樹脂4a,4bを、それぞれ樹脂板8bおよび8eに接合することによりボルト6a,6bの使用を省略することができる。
上述したように保持部材の端壁部4baと(半)製品シートB端部との若干の間隙(あそび)のために、保持部材4a,4b、テーパ支承部4abおよび4bbと、(半)製品シートBの端部とでは若干の摺動が起り得る。従って、より好ましくは保持部材4a,4bは、テフロン(登録商標)等のフッ素系樹脂、ポリエチレン、ポリアセタール等の天板1あるいは底板2等の構成樹脂よりは、軟質で摺動性のよい樹脂を用いるのがよい。上記例では、テフロン製の保持部材4a,4bを用いている。
補強板10aおよび10bならびに16および17は、容器内部の密閉性に直接関与しないため金属を含む任意の剛体であり得るが容器全体の軽量化のために樹脂製であることが好ましく、また接合の便宜から、樹脂板8d,8h等と同材質であることが好ましい。
天板1を構成する樹脂板1a−1b間および底板2を構成する樹脂板2a−2b間の接合、これら樹脂板と裏打樹脂板7との接合、天板1および底板2と樹脂板8a〜8hとの接合、更にはシール用周縁部樹脂板9a,9bとの接合、更には補強樹脂板10a,10bとの接合のためには、別途、樹脂製の接着剤を用いてもよいが、制電性の良好な接着剤樹脂が少ないため、これら追加の接着剤を用いることによる局所的な制電性の低下を防止するために、上記したような樹脂板を制電性樹脂で構成した場合には、その制電性樹脂の良溶剤を用いて制電性樹脂を局所的に溶解し接合する溶剤接合を採用することが好ましい。因みに、上記実施例においては、ポリアクリロニトリルの良溶剤であるアセトニトリルを用いることにより高い接合強度と制電性の両立した良好な接合部が得られることが確認されている(但し、アセトニトリルは毒性があるため、接合作業は換気の良い環境で保護具を用いて行う必要がある。)。
金属製補強帯状体5,5a、5bの、天板1、底板2への固定のためのボルト6、保持部材4a,4bの樹脂板8b、8eへの固定のためのボルト6a等は、金属製でも、樹脂製でもよい。樹脂製ボルトを用いる場合、対応する樹脂板への溶融接合も可能であり、樹脂製ボルト6の天板1あるいは底板2への溶融接合を行った場合には、それにより容器の密閉性が得られる。しかし、より密閉性のよい容器を得るためには、図3に示すように裏打樹脂板7を使用して、これを天板等へ接合することにより、樹脂板1a−1b間の接合強度および密閉性を改善することが望ましい。
Oリング14(図4)は、フッ素ゴムやシリコーンゴム等の弾性樹脂からなるものが用いられ、中でも制電性の弾性樹脂からなることが好ましい。Oリングは、図示のような中実なもの(例えば直径8mm)に限らず、中空形状(例えば外径8mmに対して、内径4〜6mm)として変形ストロークを増大することも好ましい。
(その他の変形例)
上記においては、大型液晶ディスプレイ用フォトマスクの横型容器の好ましい一実施例について説明した。しかし、本発明範囲内で上記実施例の容器は各種の変形が可能である。
例えば、上記例では天板1および底板2を、各2枚の樹脂板の接合により得ているが、必要に応じてより大面積の容器を得るために、各4枚の接合構造とすることもできる。
また蓋体部11と本体部12間の固定結合のためのラチェット・バックル錠13の形態は適宜変更可能であり、またその数ならびに保持部材4a−4bの組の数(上記例では各辺に沿って3個、計12個)は、適宜増減可能である。
また、金属製補強帯状体5,5aの材質としては上記の例ではアルミニウム・アングルが用いられているが、アルミニウムあるいはアルミニウム合金が軽量性と強度のバランスがよいとしても、必要に応じて補強効果を優先してスチールベルトなどを用いることも可能である。
なお、上記の例においては、それ自体で約15kgの重量を有するフォトマスクを収容した容器の搬送状態の重量は約26kgであり、約1200mm×1200mmの大形状でありながら、1〜2人で充分に飛行機等を含む各種運送手段への搬入・搬出が可能なものであった。
<より大型の精密シート状(半)製品容器の例>
上記においては、少なくとも一辺が約750mm以上の(半)製品シートの収容・搬送に適した密封容器の例について説明した。しかし、少なくとも一辺が約1000mm以上というように、より大きくかつ重い(半)製品シート(例えば縦約1000mm×横約2000mm×厚さ約15mmのガラスシートで重量が約50kg以上のもの)については、上記例のように本体と蓋体のそれぞれの側壁を(半)製品シートの固定に用いる構造よりも、本体側の底部に(半)製品シートを、X,Y,Z方向(ここでは、(半)製品シートの縦、横および厚さ方向に対応するものとする)でより強度に保持する固定支持具を設けるのがより好ましい。図5はそのような固定支持具を本体底部に設けた本発明の容器の本体部AAの模式斜視図、図6はそのB部の拡大図である。
図5および6を参照して、本体部AAは、下部をアルミフレーム51で補強された樹脂製側壁部52の頂部にはOリング収容溝52aが形成されている。そして側壁部52で囲まれた底板部53(中央に延在する金属性補強帯状体5を介して接合される2枚の樹脂板からなる)上の3辺の近傍には、固定支持具(ワークロック)54a、54b、54cがそれぞれ設けられ、残りの一辺の近傍の二側壁に沿って一対の(半)製品シートの案内支持部(コーナーワークガイド)55aが、固定支持具54bを設けた辺の近傍の同二側壁に沿っては、一対の(半)製品シートの案内支承部(ワークガイド)55bが設けられ、更に固定支持具54a、54b、54cの近傍の底面板53上には、(半)製品シートの下部支承部55cが配置されている。支承部55a、55b、55cはいずれも樹脂製であり、底面板53の中央に向かって、約5°の下向きテーパが付与されている。
固定支持具(ワークロック) 54a、54b、54cは、支承部55a、55b、55cに仮置きされた(半)製品シート(図示せず)に垂直方向(および水平方向)の押圧力を印加して、(半)製品シートをX,Y,Z方向のいずれに対しても不動に固定・支持する機能を有するものであり、コーナーワークガイド55aと対向して設けられた固定支持具54b(倒立した固定状態)についての全体斜視図を図7に示す。また同固定支持具54bのクランプ546を倒した可動部542の倒立および転倒・開放状態のそれぞれの左側面図を図8および図9に示す。
図7〜図9を参照して、この固定支持具(ワークロック)54bは、底板53に固定された一対の脚部541と、該脚部541に軸支された可動部542とからなり、また該可動部542は、固定脚部541に固定された一対の可動脚部543と該一対の可動脚部543の上部の間に固定された横胴部544、該可動部542を脚部541に固定するためのトグルクランプ546、横胴部544を水平方向に貫通して横胴部544に取り付けられた水平押え具547および横胴部544に取り付けられた支持板548にこれを貫通して取り付けられた垂直押え具549とからなる。
また水平押え具547は、その水平方向螺旋駆動のためのノブ547a、(半)製品シート端面を押圧するための先端部547b、およびこれらを結合する中間部547cとからなり、中間部547cはノブ547aの近傍に設けたねじ部(図示せず)と先端部547cに近接してスプリングを内蔵する筒部とからなる。また垂直押え具549は、ノブ549a、(半)製品シートの端縁部上面を押圧するための先端部549bおよびねじを切った中間部549cからなる。
また固定支持具54bは、トグルクランプ546を図7に示す直立状態から、図8に示すように倒すことにより、その可動部542は固定状態から解放され、固定脚部の回転軸541cを中心として図9に示す転倒・解放状態へと回転移動可能になる。
固定支持具54aは、長さが短いために水平押え具547の数が2から1に、また垂直押え具549の数が4から2に、それぞれ減少していることを除いて、固定支持具54bと同じである。また固定支持具54cは、更に水平押え具547が省略されていることを除いて、固定支持具54aと同じである。これら固定支持具54a、54b、54cの作用について説明すると、図5を参照して、(半)製品シートの本体部AAへの固定に先立って、これら固定支持具54a〜54cは、いずれも図9に示すような転倒・開放状態におかれ、(半)製品シートは、案内支承部55a、55bならびに支承部55c上に水平状態、あるいは(一人あるいは少人数による作業の容易性ならびに作業スペースを減少するために)より好ましくは案内支承部55a側が下となるように傾斜した状態で載置される。
この状態で、(半)製品シートBと固定支持具54bとの位置関係は図10(a)に示すとおりであり(54aとの位置関係も側面図としては同じであり、54cとの位置関係も水平押え具57がないことを除いて同様である)、これは先の実施例における図4の位置関係(ただし、図4では固定保持状態。図10(a)は固定前状態)に対応するものである。なお、便宜上、図5とは、左右が逆の位置関係になっている。
次いで図10(b)に示すように、垂直押え具549を、そのノブ549aを用いて螺旋駆動により加工させて、その先端部549bを(半)製品シートBの端縁部上面を押圧し、更に図10(c)に示すように水平押え具547をそのノブ547aを用いて螺旋駆動により図示右方に移動させ、その先端部547bで(半)製品シートBの図示左端面を押圧する。この状態で、(半)製品シートBは、固定支持具54bにより図5のY,Z方向に固定されたことになる。更に、図7に示すようにクランプ546を倒立させて、可動部542を固定脚部541に固定して上記固定支持状態を固定する。なお、トグルクランプ546の倒立による可動部542の固定は、図10(b)、(c)の垂直および水平方向固定支持操作に先立って行ってもよい。また、上記のように、垂直押え具549→水平押え具547の順序の逆に、水平押え具547→垂直押え具549の順序で操作してもよいし、両者を同時に操作してもよいことは容易に理解できよう。
次いで、固定支持具54aおよび54cを用いて同様に(半)製品シートBを固定することにより、(半)製品シートBは本体部AAに、X,YおよびZ方向のいずれにおいても強固に固定される。
次いで本体部AAのOリング収容溝52aには、Oリングが配置され、本体部AAと同様な平面形状で但し固定支持具54a〜54cおよび支承部55a〜55cを含まず、若干浅い(側壁が低い)ことを除いてほぼ同様な構造の蓋体部がかぶせられて、図4で説明したと同様なバックル錠等により、本体部と蓋体部が結合されて、(半)製品シートを運搬可能な状態に固定収容した本発明の密封容器が形成される。
なお、上記図5〜図10で説明した固定支持具を用いる密封容器の実施例も、もちろん各種変形が可能である。例えば固定支持具54(54a〜54c)において、垂直押え具549の先端部549cは球形とし、これで直接(半)製品シートBの上面を押圧するものとしたが、図10(a)、(b)に対応して図11(a)、(b)に示すように、垂直押え具の先端部を任意の形状とし、テーパ板549dを介在させて、(半)製品シートBに下向きのみならず中央向きの押圧力を印加する形態としてもよい。また水平押え具の先端部547bおよび垂直押え具の先端部549bの形状は、球形、平坦面、テーパ面等任意の形状であり得る。
また図5には、固定支持具として、54a、54b、54cの3種類を用いるものとし、これは(半)製品シートをX,YおよびZ方向に強力に固定して、密封容器を任意の方向に倒立して運搬するために好ましいものであるが、倒立方向がY方向に固定される場合には、固定支持具54bのみを用い、固定支持具54a、54cの使用を省略することもできる。もちろん、固定支持具の数を必要に応じて増加して、(半)製品シートのより強力な固定・保持を図ることは可能である。
(更なる変形例)
上記いずれの例においても、必要に応じて、本体部および蓋体部の少なくとも一方に、1以上、好ましくは計2以上の容器内部のガス置換用のノズルを設けることができる。
このような容器内部のガス置換用のノズルは、例えばEL(エレクトロルミネッセンス)関連のように、ごみの付着と共に湿気を嫌う(半)製品シートの密封容器内部を、例えば乾燥窒素で置換する用途等に好適である。
上述したように、本発明によれば、フォトマスク等の大型精密シート状(半)製品であって、それを収容する容器半体の一体樹脂成形が極めて困難な程度に大きな平面寸法を有するものを、不適当な応力を及ぼすことなく安定に収容支持することの可能で比較的軽量な、概ね樹脂製の密封容器が与えられる。
本発明の大型精密シート状(半)製品用密封容器の一実施例の平面図。 図1のII−II方向から見た容器の正面図。 図1のIII−III線に沿ってとった部分断面図。 図1のIV−IV線に沿ってとった部分断面図。 本発明の更に大型の精密シート状(半)製品用密封容器の一実施例の本体部の模式斜視図。 図5のB部の拡大図。 図5の例で用いる固定支持具の斜視図。 固定支持具のクランプを倒した状態の側面図。 固定支持具のクランプの転倒開放状態の側面図。 (a)、(b)および(c)は、固定支持具による(半)製品シートの固定支持操作を示す3側面図。 (a)および(b)は、固定支持具の別の例による(半)製品シートの固定支持操作を示す2側面図。
符号の説明
1 天板(1a,1b:その部分体としての樹脂板)
2 底板(2a,2b:その部分体としての樹脂板)
4a 蓋体部の(半)製品シート保持部材(4ab:そのテーパ部)
4b 本体部の(半)製品シート保持部材(4ba:シート突当て端壁部、4bb:テーパ部)
5,5a,5b 金属製補強帯状体
6,6a,6b ボルト
7 裏打樹脂板
8a〜8h 樹脂板
9a,9b シール用周縁部を構成する側壁樹脂板
10a,10b,16,17 補強板
11 蓋体部
12 本体部
13 ラチェット・バックル錠(13a,13b:その持具)
14 Oリング
15 縦置き用脚部材
51 アルミアングル
52 本体部側壁 (52a Oリング収容溝)
53 本体部底面板
54(54a、54b、54c) 固定支持具
541 固定脚部
542 可動部
543 可動脚部
544 横胴部
546 可動部固定用トグルクランプ
547 水平押え具 (547a ノブ、547b 先端部、547c 中間部)
549 垂直押え具 (549a ノブ、549b 先端部、549c 中間部、
549d テーパ板)
55a、55b、55c (案内)支承部
A 密封容器
B (半)製品シート
S 密封性増強用接着テープ貼付可能領域
AA 本体部

Claims (9)

  1. 互いに当接されるシール用周縁部を有する概ね対称構造の本体部と蓋体部とからなり、内部に大型の精密シート状製品または半製品(以下、「精密シート状(半)製品」と総称する)を収容するための容器であって、本体部と蓋体部とはそれぞれ互いに平面的に延在し中間当接部で互いに接合される複数の制電性樹脂板からなり、接合部では外側から金属製補強帯状体を沿わせ接合される樹脂板へと密封性ボルト止めした構造を有し、
    本体部の底部には、精密シート状(半)製品を、互いに直交するX,YおよびZ方向(すなわち精密シート状(半)製品の縦、横および厚さ方向)に固定・支持可能な固定支持構造を有し、
    前記固定支持構造が、その上に精密シート状(半)製品を載置するための支承部と、該支承部上に載置された精密シート状(半)製品の端縁部に少なくとも厚さ方向への押圧力を印加する固定支持具との組の、少なくとも1組を有し、
    固定支持具は、本体部底部に固定された脚部と;該脚部に、支承部上に載置された精密シート状(半)製品の端縁部に少なくともその厚さ方向に押圧力を印加してこれを固定支持する倒立位置と、支承部上に精密シート状(半)製品を載置可能とする転倒開放位置と、の間で回動可能に軸支された可動部と;を有することを特徴とする大型精密シート状(半)製品用密封容器。
  2. 前記本体部と蓋体部には、精密シート状(半)製品を保持するための一対の保持部材の組が配置されている請求項1に記載の容器。
  3. 前記本体部と蓋体部のシール用周縁部を構成する側壁板およびその上に前記精密シート状(半)製品保持部材を固定する固定部材が、前記複数の樹脂板に接合された樹脂板の組からなる請求項に記載の容器。
  4. 精密シート状(半)製品および本体部の平面形状がいずれも概ね矩形であり、その少なくとも1辺に沿って、支承部と固定支持具の組が設けられる請求項に記載の容器。
  5. 固定支持具の少なくなくとも1は、支承部上に載置された精密シート状(半)製品の端縁部にその厚さ方向に加えて端面への押圧力を印加可能なものである請求項1〜4のいずれかに記載の容器。
  6. 本体部の、支承部上に載置された精密シート状(半)製品の端縁部にその厚さ方向に加えて端面への押圧力を印加可能な固定支持具の1を設けた辺と逆側の辺の近傍には、該精密シート状(半)製品の端面部への押圧力を受け止める形態で精密シート状(半)製品を支承する案内支承部が設けられる請求項またはに記載の容器。
  7. 前記本体部と蓋体部のシール用周縁部間には密封用のOリングが配置される請求項1〜のいずれかに記載の容器。
  8. 前記複数の樹脂板の接合部の前記金属製補強帯状体形成側と逆側の面には裏打樹脂板が配置され、前記複数の樹脂板に接合されて密封性ボルト構造が形成されている請求項1〜のいずれかに記載の容器。
  9. 前記樹脂板の接合が、樹脂板を構成する樹脂の良溶剤により樹脂板を局所的に溶解して接合する溶剤接合により達成される請求項1〜のいずれかに記載の容器。
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