JP4472744B2 - ワイパ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のウィンドシールドに付着した付着物を払拭するワイパ装置に関する。
従来、自動車等の車両には、ウィンドシールドに付着した雨や雪、前車の飛沫等の付着物を払拭して運転者の視界を確保するためにワイパ装置が設けられている。ワイパ装置の中には、例えば、一のワイパモータによりリンク機構を介して一対のワイパアームを揺動駆動するようにした所謂タンデム式のワイパ装置や、車両の左右側に設けた一対のワイパモータにより一対のワイパアームをそれぞれ揺動駆動するようにした所謂対向払拭式のワイパ装置がある。このうち、一対のワイパモータと一対のワイパアームとを有する対向払拭式のワイパ装置は、リンク機構を備えていない分、車両側の設置スペースを小さくすることができ、ひいては、車両側の設計自由度を向上させることが可能となっている。
このような対向払拭式のワイパ装置としては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。この特許文献1に記載されたワイパ装置は、ウィンドシールドの下方の両端側に配置される一対のワイパシャフト(ピボットシャフト)を備え、各ワイパシャフトにはウィンドシールドワイパ(ワイパアームおよびワイパブレード)がそれぞれ設けられている。そして、各ワイパシャフトを、当該各ワイパシャフトのウィンドシールド側とは反対側に配置された一対の電動モータによりそれぞれ回転駆動し、これにより、各ウィンドシールドワイパを揺動駆動してウィンドシールド上の所定範囲を払拭するようにしている。
米国特許第4,723,101号明細書(Fig.1)
しかしながら、上述の特許文献1に記載された技術によれば、各電動モータは、各ワイパシャフトのウィンドシールド側とは反対側、つまり、ウィンドシールドの投影範囲外にそれぞれ配置されているため、フロント側にエンジンが搭載された車両においては、各電動モータがエンジンルーム内にはみ出して設置されることとなる。したがって、エンジンルーム内には各電動モータの分の設置スペースが必要となるため、車両側の設計自由度の向上には限界があった。
本発明の目的は、エンジンルーム内における設置スペースをより小さくすることができるワイパ装置を提供することにある。
本発明の車両用自動開閉装置は、車両のウィンドシールドに付着した付着物を払拭するワイパ装置であって、第1出力軸を有する第1ワイパモータと、前記車両の側部における一方側に配置される第1ピボットホルダと、前記第1ピボットホルダに回転自在に支持される第1ピボットシャフトと、前記第1ワイパモータと前記第1ピボットホルダとの間に設けられ、両者を支持する第1フレーム部材と、前記第1出力軸と前記第1ピボットシャフトとの間に設けられ、前記第1出力軸の回転を前記第1ピボットシャフトに伝達する第1リンクロッドと、前記第1ピボットシャフトに取り付けられる第1ワイパアームと、前記第1ワイパアームに装着され、前記ウィンドシールドを払拭する第1ワイパブレードと、第2出力軸を有する第2ワイパモータと、前記車両の側部における他方側に配置される第2ピボットホルダと、前記第2ピボットホルダに回転自在に支持される第2ピボットシャフトと、前記第2ワイパモータと前記第2ピボットホルダとの間に設けられ、両者を支持する第2フレーム部材と、前記第2出力軸と前記第2ピボットシャフトとの間に設けられ、前記第2出力軸の回転を前記第2ピボットシャフトに伝達する第2リンクロッドと、前記第2ピボットシャフトに取り付けられる第2ワイパアームと、前記第2ワイパアームに装着され、前記ウィンドシールドを払拭する第2ワイパブレードとを備え、前記第1ワイパモータおよび前記第2ワイパモータを、前記第1ピボットホルダおよび前記第2ピボットホルダよりも前記車両の車室内側における前記ウィンドシールドの投影範囲内で前記車両の側部に近接して配置し、前記第1ピボットホルダおよび前記第2ピボットホルダをそれぞれ前記車両の側部に固定し、前記第1リンクロッドおよび前記第2リンクロッドをそれぞれ前記車両の内側に向くよう配置することを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記第1ワイパモータおよび前記第2ワイパモータは、前記第1出力軸および前記第2出力軸を所定の角度範囲でそれぞれ正逆方向に回転させる正逆回転モータであることを特徴とする。
本発明によれば、第1ワイパモータおよび第2ワイパモータを、第1ピボットホルダおよび第2ピボットホルダよりも車両の車室内側におけるウィンドシールドの投影範囲内にそれぞれ配置するので、各ワイパモータをエンジンルーム内等にはみ出すことなく車室内側に配置することができる。エンジンルーム内等におけるワイパ装置の設置スペースをより小さくすることができるので、車両側の設計自由度をより向上させることが可能となる。また、第1リンクロッドおよび第2リンクロッドをそれぞれ車両の内側に向くよう配置するので、各ワイパモータにより駆動される可動部を車両の内側に配置してワイパ装置を車両の側部に近接させることができる。したがって、車両の内側に比較的大きな空間を確保することができ十分な大きさの衝撃吸収空間(クラッシャブルゾーン)を形成することが可能となる。
本発明によれば、第1ワイパモータおよび第2ワイパモータを、第1出力軸および第2出力軸を所定の角度範囲でそれぞれ正逆方向に回転させる正逆回転モータとするので、各ワイパモータにより駆動される可動部の可動範囲を最小限に抑えることができる。したがって、ワイパ装置の設置スペースをより小さくすることが可能となる。
以下、本発明におけるワイパ装置の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るワイパ装置を搭載した車両の一部を示す正面図を、図2は図1のワイパ装置を搭載した車両の一部を側面から見た側面図を、図3はDR側のワイパ装置の構造を説明する説明図を、図4はAS側のワイパ装置の構造を説明する説明図をそれぞれ表している。
図1および図2に示すように、車両10は、当該車両10の外郭を形成するボディ部11と、このボディ部11のフロント側に形成されるエンジンルーム11aを開閉するボンネット部12とを有している。ボディ部11には、天井部11bと車両10の左右側で対となったフロントピラー部11cとを備え、これらの天井部11bと各フロントピラー部11cとは、図示しないモール(樹脂製の窓枠)を介してフロントガラス(ウィンドシールド)13を支持するようになっている。
フロントガラス13のエンジンルーム11a寄り(図1中下方)の左右側には、右側縁部13aおよび左側縁部13bが形成されている。この右側縁部13aと左側縁部13bとは、天井部11bおよび各フロントピラー部11cの内側に形成される車室10aと、ボンネット部12によって覆われたエンジンルーム11aとの境界部Eを形成している。そして、この境界部Eの略直下には、図2に示すようにエンジンルーム11aと車室10aとの間を仕切る壁部としてのバルクヘッド11dが設けられている。
フロントガラス13の右側縁部13aおよび左側縁部13bには、運転席側(DR側)ワイパ装置20と助手席側(AS側)ワイパ装置40とが近接して配置されている。
図3に示すように、DR側ワイパ装置20は、DR側モータ部21とDR側ピボット部22とを有している。DR側モータ部21は、ボディ部11に固定されるDR側ブラケット23を備え、このDR側ブラケット23には、複数のボルト24(図示では3つ)によって、DR側ワイパモータ(第1ワイパモータ)25が固定されている。DR側ブラケット23の略中央部には、貫通孔23aが設けられており、この貫通孔23aには、DR側ワイパモータ25のDR側出力軸(第1出力軸)25aが貫通している。
DR側出力軸25aの突出端には、DR側モータリンク26の一端側が固定されており、このDR側モータリンク26は、DR側出力軸25aの回転に伴って回転するようになっている。DR側モータリンク26の他端側には、ボールジョイント(図示せず)を介して、DR側リンクロッド(第1リンクロッド)27の一端側が回動自在に連結されており、このDR側リンクロッド27は、DR側モータリンク26に対して上下左右方向に所定の角度範囲で首振り可能となっている。
DR側ブラケット23には複数のボルト28(図示では2つ)により、筒状のDR側フレーム部材(第1フレーム部材)29の一端側が固定されており、このDR側フレーム部材29は、DR側ワイパ装置20の車両10への装着状態において、車両10の側部側(フェンダーやドア側)に配置されるようになっている。
DR側フレーム部材29の他端側には、かしめ固定等によりDR側ピボットホルダ(第1ピボットホルダ)30が固定されている。このDR側ピボットホルダ30には一対の脚部31が一体に設けられており、各脚部31によりDR側ピボットホルダ30は、車両10の一方側(DR側)の側部におけるボディ部11に固定されるようになっている。
DR側ピボットホルダ30には、DR側ピボットシャフト(第1ピボットシャフト)32が回転自在に支持されている。このDR側ピボットシャフト32の一端側(図中奥側)には、DR側ピボットリンク33の一端側が固定されており、このDR側ピボットリンク33は、各脚部31を避けた位置でDR側ピボットシャフト32と共に回転するようになっている。
DR側ピボットリンク33の他端側には、ボールジョイント(図示せず)を介して、DR側リンクロッド27の他端側が回動自在に連結されており、DR側リンクロッド27は、DR側ピボットリンク33に対しても上下左右方向に所定の角度範囲で首振り可能となっている。
DR側フレーム部材29とDR側リンクロッド27とは、略平行となるようにそれぞれ配置され、DR側フレーム部材29は、DR側ブラケット23を介してDR側ワイパモータ25とDR側ピボットホルダ30とを支持するようになっている。DR側リンクロッド27は、DR側ワイパモータ25におけるDR側出力軸25aの回転を、DR側ピボットシャフト32に伝達する可動部であり、各部材の連結点は図中2点差線に示す軌道を辿るようになっている。DR側リンクロッド27は、DR側ワイパ装置20の車両10への装着状態において、車両10の内側(エンジンルーム11a側)に配置され、DR側ワイパモータ25の作動に伴い図中白抜き矢印に示すように揺動するようになっている。
DR側ピボットシャフト32の他端側(図中手前側)には、図1に示すようにDR側ワイパアーム(第1ワイパアーム)34の一端側が固定されており、このDR側ワイパアーム34はDR側ピボットシャフト32の回転に伴い、所定の角度範囲で揺動運動するようになっている。DR側ワイパアーム34の他端側には、DR側ワイパブレード(第1ワイパブレード)35が装着されており、このDR側ワイパブレード35はDR側ワイパアーム34の揺動運動に伴い、図1に示すフロントガラス13上におけるDR側上反転位置とDR側下反転位置との間のDR側払拭範囲36を払拭動作するようになっている。
DR側ワイパ装置20のDR側ワイパモータ25は、図2に示すように境界部EからDR側ピボットホルダ30よりも車室10a内側に設けられ、車室10a内のインストルメントパネル10bの内側スペースに配置されている。これにより、DR側ワイパモータ25はフロントガラス13の投影範囲内(図1中破線)に配置されることになる。
DR側ワイパ装置20のDR側ピボットホルダ30は、境界部Eからエンジンルーム11a側に配置されており、DR側ワイパアーム34は、図2に示すようにDR側ワイパモータ25を跨ぐようにしてフロントガラス13の傾斜に沿うようフロントガラス13上に延ばされている。
図4に示すように、AS側ワイパ装置40は、AS側モータ部41とAS側ピボット部42とを有している。AS側モータ部41は、ボディ部11に固定されるAS側ブラケット43を備え、このAS側ブラケット43には、複数のボルト44(図示では3つ)によって、AS側ワイパモータ(第2ワイパモータ)45が固定されている。AS側ブラケット43の略中央部には、貫通孔43aが設けられており、この貫通孔43aには、AS側ワイパモータ45のAS側出力軸(第2出力軸)45aが貫通している。
AS側出力軸45aの突出端には、AS側モータリンク46の一端側が固定されており、このAS側モータリンク46は、AS側出力軸45aの回転に伴って回転するようになっている。AS側モータリンク46の他端側には、ボールジョイント(図示せず)を介して、AS側リンクロッド(第2リンクロッド)47の一端側が回動自在に連結されており、このAS側リンクロッド47は、AS側モータリンク46に対して上下左右方向に所定の角度範囲で首振り可能となっている。
AS側ブラケット43には複数のボルト48(図示では2つ)により、筒状のAS側フレーム部材(第2フレーム部材)49の一端側が固定されており、このAS側フレーム部材49は、AS側ワイパ装置40の車両10への装着状態において、車両10の側部側(フェンダーやドア側)に配置されるようになっている。
AS側フレーム部材49の他端側には、かしめ固定等によりAS側ピボットホルダ(第2ピボットホルダ)50が固定されている。このAS側ピボットホルダ50には一対の脚部51が一体に設けられており、各脚部51によりAS側ピボットホルダ50は、車両10の他方側(AS側)の側部におけるボディ部11に固定されるようになっている。
AS側ピボットホルダ50には、AS側ピボットシャフト(第2ピボットシャフト)52が回転自在に支持されている。このAS側ピボットシャフト52の一端側(図中奥側)には、AS側ピボットリンク53の一端側が固定されており、このAS側ピボットリンク53は、各脚部51を避けた位置でAS側ピボットシャフト52と共に回転するようになっている。
AS側ピボットリンク53の他端側には、ボールジョイント(図示せず)を介して、AS側リンクロッド47の他端側が回動自在に連結されており、AS側リンクロッド47は、AS側ピボットリンク53に対しても上下左右方向に所定の角度範囲で首振り可能となっている。
AS側フレーム部材49とAS側リンクロッド47とは、略平行となるようにそれぞれ配置され、AS側フレーム部材49は、AS側ブラケット43を介してAS側ワイパモータ45とAS側ピボットホルダ50とを支持するようになっている。AS側リンクロッド47は、AS側ワイパモータ45におけるAS側出力軸45aの回転を、AS側ピボットシャフト52に伝達する可動部であり、各部材の連結点は図中2点差線に示す軌道を辿るようになっている。AS側リンクロッド47は、AS側ワイパ装置40の車両10への装着状態において、車両10の内側(エンジンルーム11a側)に配置され、AS側ワイパモータ45の作動に伴い図中白抜き矢印に示すように揺動するようになっている。
AS側ピボットシャフト52の他端側(図中手前側)には、図1に示すようにAS側ワイパアーム(第2ワイパアーム)54の一端側が固定されており、このAS側ワイパアーム54はAS側ピボットシャフト52の回転に伴い、所定の角度範囲で揺動運動するようになっている。AS側ワイパアーム54の他端側には、AS側ワイパブレード(第2ワイパブレード)55が装着されており、このAS側ワイパブレード55はAS側ワイパアーム54の揺動運動に伴い、図1に示すフロントガラス13上におけるAS側上反転位置とAS側下反転位置との間のAS側払拭範囲56を払拭動作するようになっている。
AS側ワイパ装置40のAS側ワイパモータ45は、DR側ワイパモータ25と同様に境界部EからAS側ピボットホルダ50よりも車室10a内側に設けられ、車室10a内のインストルメントパネル10bの内側スペースに配置されている。これにより、AS側ワイパモータ45はフロントガラス13の投影範囲内(図1中破線)に配置されることになる。
AS側ワイパ装置40のAS側ピボットホルダ50は、DR側ピボットホルダ30と同様に境界部Eからエンジンルーム11a側に配置されており、AS側ワイパアーム54は、AS側ワイパモータ45を跨ぐようにしてフロントガラス13の傾斜に沿うようフロントガラス13上に延ばされている。
次に、以上のように構成されるDR側ワイパ装置20およびAS側ワイパ装置40の動作について説明する。
各ワイパ装置20,40を動作させるべく、まず、操作者によりインストルメントパネル10b等に設けられたワイパスイッチ(図示せず)をオン操作する。すると、コントローラ(図示せず)を介して各ワイパモータ25,45に駆動電流が供給される。各ワイパモータ25,45に駆動電流が供給されると、各ワイパモータ25,45が所定の回転方向および回転速度で回転制御され、これに伴い図示しない減速機構を介して各出力軸25a,45aが回転駆動される。各出力軸25a,45aの回転駆動により、各出力軸25a,45aの回転が各リンクロッド27,47を介して各ピボットシャフト32,52に伝達され、その結果、各ワイパブレード35,55が各払拭範囲36,56を払拭動作してフロントガラス13に付着した雨滴等を払拭する。
ここで、各ワイパモータ25,45は、所定の角度範囲で正逆方向に回転する所謂正逆回転モータを採用しており、各ワイパブレード35,55は、当該各ワイパブレード35,55のフロントガラス13に対する位置情報に基づいて上反転位置および下反転位置で反転動作するようになっている。各ワイパブレード35,55のフロントガラス13に対する位置制御には、各出力軸25a,45aの絶対位置を検出する絶対位置検出センサ(図示せず)および、各ワイパモータ25,45の相対位置を検出する相対位置検出センサ(図示せず)を用いている。つまり、各検出センサによって、各出力軸25a,45aの位置情報と各ワイパモータ25,45の回転情報とを検出することで、各ワイパブレード35,55のフロントガラス13に対する位置を求めることができる。なお、各検出センサとしては、例えば、MRセンサやホールIC等を用いた磁気式の検出センサを用いることができる。
そして、各ワイパブレード35,55によるフロントガラス13の払拭動作を停止すべくワイパスイッチをオフ操作することにより、コントローラは各検出センサによる各ワイパブレード35,55のフロントガラス13に対する位置を検出し、各ワイパブレード35,55を図1に示すDR側格納位置およびAS側格納位置に格納し、その後、各ワイパモータ25,45への駆動電流の供給を停止する。
以上詳述したように、本実施の形態に係るワイパ装置によれば、DR側ワイパモータ25およびAS側ワイパモータ45を、DR側ピボットホルダ30およびAS側ピボットホルダ50よりも車両10の車室10a内側におけるフロントガラス13の投影範囲内にそれぞれ配置したので、各ワイパモータ25,45をエンジンルーム11a内にはみ出すことなく車室10a内側に配置することができる。エンジンルーム11a内における各ワイパ装置20,40の設置スペースをより小さくすることができるので、車両10側の設計自由度をより向上させることが可能となる。また、DR側リンクロッド27およびAS側リンクロッド47をそれぞれ車両10の内側に向くよう配置したので、各ワイパモータ25,45により駆動される各リンクロッド27,47を車両10の内側に配置して各ワイパ装置20,40を車両10の側部に近接させることができる。したがって、車両10の内側に比較的大きな空間を確保することができ十分な大きさの衝撃吸収空間(クラッシャブルゾーン)を形成することが可能となる。
また、本実施の形態に係るワイパ装置によれば、DR側ワイパモータ25およびAS側ワイパモータ45を、DR側出力軸25aおよびAS側出力軸45aを所定の角度範囲でそれぞれ正逆方向に回転させる正逆回転モータとしたので、各ワイパモータ25,45により駆動される各リンクロッド27,47の可動範囲を最小限に抑えることができる。したがって、各ワイパ装置20,40の設置スペースをより小さくすることが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、各ワイパ装置20,40を、各ワイパ装置20,40を構成する各リンクロッド27,47が車両10の前後方向に略真っ直ぐとなるよう配置したものを示したが、本発明はこれに限らず、車両10側の設置スペースに応じて、例えば、各ワイパモータ25,45を近接するように各ワイパ装置20,40を車両10に対して傾斜して配置することもできる。
また、上記実施の形態においては、減速機構を有する各ワイパモータ25,45を採用したものを示したが、本発明はこれに限らず、各ワイパモータの回転軸を出力軸として、各モータリンク26,46を直接的に駆動することもできる。
さらに、上記実施の形態においては、各ワイパモータ25,45を所定の角度範囲で正逆方向に回転する正逆回転モータとしたものを示したが、本発明はこれに限らず、一方向に回転する一のワイパモータを用いるとともに、リンク機構を車室10a内側に設けて各ワイパブレードを払拭動作させるようにしても良い。
本発明に係るワイパ装置を搭載した車両の一部を示す正面図である。 図1のワイパ装置を搭載した車両の一部を側面から見た側面図である。 DR側のワイパ装置の構造を説明する説明図である。 AS側のワイパ装置の構造を説明する説明図である。
符号の説明
10 車両
10a 車室
10b インストルメントパネル
11 ボディ部
11a エンジンルーム
11b 天井部
11c フロントピラー部
11d バルクヘッド
12 ボンネット部
13 フロントガラス(ウィンドシールド)
13a 右側縁部
13b 左側縁部
20 DR側ワイパ装置
21 DR側モータ部
22 DR側ピボット部
23 DR側ブラケット
23a 貫通孔
24 ボルト
25 DR側ワイパモータ(第1ワイパモータ,正逆回転モータ)
25a DR側出力軸(第1出力軸)
26 DR側モータリンク
27 DR側リンクロッド(第1リンクロッド)
28 ボルト
29 DR側フレーム部材(第1フレーム部材)
30 DR側ピボットホルダ(第1ピボットホルダ)
31 脚部
32 DR側ピボットシャフト(第1ピボットシャフト)
33 DR側ピボットリンク
34 DR側ワイパアーム(第1ワイパアーム)
35 DR側ワイパブレード(第1ワイパブレード)
36 DR側払拭範囲
40 AS側ワイパ装置
41 AS側モータ部
42 AS側ピボット部
43 AS側ブラケット
43a 貫通孔
44 ボルト
45 AS側ワイパモータ(第2ワイパモータ,正逆回転モータ)
45a AS側出力軸(第2出力軸)
46 AS側モータリンク
47 AS側リンクロッド(第2リンクロッド)
48 ボルト
49 AS側フレーム部材(第2フレーム部材)
50 AS側ピボットホルダ(第2ピボットホルダ)
51 脚部
52 AS側ピボットシャフト(第2ピボットシャフト)
53 AS側ピボットリンク
54 AS側ワイパアーム(第2ワイパアーム)
55 AS側ワイパブレード(第2ワイパブレード)
56 AS側払拭範囲
E 境界部

Claims (2)

  1. 車両のウィンドシールドに付着した付着物を払拭するワイパ装置であって、
    第1出力軸を有する第1ワイパモータと、
    前記車両の側部における一方側に配置される第1ピボットホルダと、
    前記第1ピボットホルダに回転自在に支持される第1ピボットシャフトと、
    前記第1ワイパモータと前記第1ピボットホルダとの間に設けられ、両者を支持する第1フレーム部材と、
    前記第1出力軸と前記第1ピボットシャフトとの間に設けられ、前記第1出力軸の回転を前記第1ピボットシャフトに伝達する第1リンクロッドと、
    前記第1ピボットシャフトに取り付けられる第1ワイパアームと、
    前記第1ワイパアームに装着され、前記ウィンドシールドを払拭する第1ワイパブレードと、
    第2出力軸を有する第2ワイパモータと、
    前記車両の側部における他方側に配置される第2ピボットホルダと、
    前記第2ピボットホルダに回転自在に支持される第2ピボットシャフトと、
    前記第2ワイパモータと前記第2ピボットホルダとの間に設けられ、両者を支持する第2フレーム部材と、
    前記第2出力軸と前記第2ピボットシャフトとの間に設けられ、前記第2出力軸の回転を前記第2ピボットシャフトに伝達する第2リンクロッドと、
    前記第2ピボットシャフトに取り付けられる第2ワイパアームと、
    前記第2ワイパアームに装着され、前記ウィンドシールドを払拭する第2ワイパブレードとを備え、
    前記第1ワイパモータおよび前記第2ワイパモータを、前記第1ピボットホルダおよび前記第2ピボットホルダよりも前記車両の車室内側における前記ウィンドシールドの投影範囲内で前記車両の側部に近接して配置し、前記第1ピボットホルダおよび前記第2ピボットホルダをそれぞれ前記車両の側部に固定し、前記第1リンクロッドおよび前記第2リンクロッドをそれぞれ前記車両の内側に向くよう配置することを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、前記第1ワイパモータおよび前記第2ワイパモータは、前記第1出力軸および前記第2出力軸を所定の角度範囲でそれぞれ正逆方向に回転させる正逆回転モータであることを特徴とするワイパ装置。
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