JP5317750B2 - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5317750B2
JP5317750B2 JP2009034703A JP2009034703A JP5317750B2 JP 5317750 B2 JP5317750 B2 JP 5317750B2 JP 2009034703 A JP2009034703 A JP 2009034703A JP 2009034703 A JP2009034703 A JP 2009034703A JP 5317750 B2 JP5317750 B2 JP 5317750B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pivot shaft
vehicle body
wiper
wiper device
link member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009034703A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010188841A (ja
Inventor
賢一 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2009034703A priority Critical patent/JP5317750B2/ja
Publication of JP2010188841A publication Critical patent/JP2010188841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5317750B2 publication Critical patent/JP5317750B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/043Attachment of the wiper assembly to the vehicle
    • B60S1/0441Attachment of the wiper assembly to the vehicle characterised by the attachment means
    • B60S1/0447Attachment of the wiper assembly to the vehicle characterised by the attachment means non-screw fixation, (e.g. snap-in, bayonnet-type..)
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/0413Modular wiper assembly
    • B60S1/0422Modular wiper assembly having a separate transverse element
    • B60S1/0427Modular wiper assembly having a separate transverse element characterised by the attachment of the wiper motor holder to the transverse element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/043Attachment of the wiper assembly to the vehicle
    • B60S1/0433Attachement of a wiper modular assembly to the vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

本発明は、一対のワイパアームを揺動駆動して払拭面を払拭するワイパ装置に関する。
従来、自動車等の車体の前方側には、フロントウィンドシールドの払拭面を払拭するワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、車載コントローラからの駆動電流により回転駆動されるワイパモータと、運転席側のワイパアームおよび助手席側のワイパアームを同期動作させるリンク機構とを備えている。そして、車室内等に設けられるワイパスイッチを操作することでワイパモータが回転駆動され、これにより各ワイパアームがリンク機構により同期動作してフロントウィンドシールドの払拭面を払拭するようになっている。
ところで、正面衝突時等の衝撃から乗員等を保護するために、車体の前方側には大きなクラッシャブルゾーン(衝撃吸収空間)を確保する必要がある。したがって、フロントウィンドシールドの前端側に横たわるようにして搭載されるワイパ装置の小型化は、大きなクラッシャブルゾーンを確保する上で重要な課題となる。そこで、例えば、正逆方向に回転可能なワイパモータ(可逆回転モータ)を用いてリンク機構の揺動スペースを小さくし、これによりリンク機構の揺動スペースを含めたワイパ装置の小型化を実現することが行われている。
このような可逆回転モータを用いたワイパ装置としては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1に記載されたワイパ装置は、第1の駆動軸(運転席側)および第2の駆動軸(助手席側)を備え、第2の駆動軸側にワイパモータ(可逆回転モータ)を配置している。ワイパモータのモータ軸(出力軸)は、第1の駆動軸と第2の駆動軸との間から外れた位置に設けられ、リンク機構を形成するモータクランクについても、第1の駆動軸と第2の駆動軸との間から外れた位置で揺動運動するようになっている。
特許第4015622号公報(図1,図2)
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパ装置によれば、モータ軸は第1の駆動軸と第2の駆動軸との間から外れた位置に設けられ、モータクランクは第1の駆動軸と第2の駆動軸との間から外れた位置で揺動運動するので、モータクランクの揺動スペースを含めたワイパ装置を占める大きな部分が、第2の駆動軸側、つまり車体の略中央部分に配置されることになる。したがって、より大きなクラッシャブルゾーンを確保することが難しいという問題があった。
本発明の目的は、リンク機構の揺動スペースを含めたワイパ装置の小型化を実現し、より大きなクラッシャブルゾーンを確保することができるワイパ装置を提供することにある。
本発明のワイパ装置は、第1ワイパアームおよび第2ワイパアームを揺動駆動して車体に設けられるウィンドシールドの払拭面を払拭するワイパ装置であって、前記第1ワイパアームの基端側が取り付けられる第1ピボット軸と、前記第2ワイパアームの基端側が取り付けられる第2ピボット軸と、前記第1ピボット軸に取り付けられる第1リンク部材と、前記第2ピボット軸に取り付けられる第2リンク部材と、前記第1ピボット軸と前記第2ピボット軸との間の前記第1ピボット軸寄りに出力軸が配置される可逆回転モータと、前記出力軸に取り付けられ、前記第1ピボット軸と前記第2ピボット軸との間で揺動運動する第3リンク部材と、前記第3リンク部材と前記第1リンク部材との間に設けられ、前記第3リンク部材の揺動運動を前記第1リンク部材に伝達する第1駆動ロッドと、前記第1リンク部材と前記第2リンク部材との間に設けられ、前記第1リンク部材の揺動運動を前記第2リンク部材に伝達する第2駆動ロッドと、前記第1ピボット軸を回転自在に支持し、第1取り付け部を有する第1ピボットホルダと、前記第2ピボット軸を回転自在に支持し、第2取り付け部を有する第2ピボットホルダと、前記第1ピボットホルダと前記第2ピボットホルダとの間に設けられるフレームと、前記フレームに固定されて前記可逆回転モータを支持し、第3取り付け部を有するブラケットとを備え、前記第2取り付け部および前記第3取り付け部を前記車体の取り付け孔に差し込み固定し、前記第1取り付け部を前記車体にネジ固定し、前記ワイパ装置を占める殆どの部分が前記ウィンドシールドの前端部から前記車体の車室内側に設けられていることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記第1ピボット軸を車体の側部に近接させて配置することを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、前記第2取り付け部および前記第3取り付け部のうちの少なくともいずれか一方を、弾性部材を介して前記取り付け孔に差し込み固定することを特徴とする。
本発明によれば、第1ピボット軸と第2ピボット軸との間の第1ピボット軸寄りに出力軸が配置される可逆回転モータを設け、第3リンク部材を第1ピボット軸と第2ピボット軸との間で揺動運動するように設けるので、第3リンク部材は第1ピボット軸と第2ピボット軸との間から外れた位置で揺動しない。したがって、第3リンク部材の揺動スペースを含めたワイパ装置の小型化を実現して、より大きなクラッシャブルゾーンを確保することができる。また、可逆回転モータの出力軸を第1ピボット軸寄りに配置するので、第3リンク部材および第1駆動ロッドを短くすることができ、ワイパ装置の軽量化や製造コストの削減を図ることができる。
本発明によれば、第1ピボット軸を車体の側部に近接させて配置するので、車体の側部に近接して形成されたデッドスペースに可逆回転モータを配置することができる。したがって、車体のデッドスペースを有効利用することができるとともに、車体の略中央部分にさらに大きなクラッシャブルゾーンを確保することができる。
本発明によれば、第1ピボット軸を回転自在に支持し、第1取り付け部を有する第1ピボットホルダと、第2ピボット軸を回転自在に支持し、第2取り付け部を有する第2ピボットホルダと、第1ピボットホルダと第2ピボットホルダとの間に設けられるフレームと、フレームに固定されて可逆回転モータを支持し、第3取り付け部を有するブラケットとを備え、第2取り付け部および第3取り付け部を車体の取り付け孔に差し込み固定し、第1取り付け部を車体にネジ固定する。したがって、ワイパ装置の車体への取り付け作業を簡素化することができる。また、ワイパ装置の振動発生源となる可逆回転モータが配置される側を、第1取り付け部のネジ固定により強固に固定でき、ひいてはワイパ装置のがたつきや異音発生を抑制することができる。
本発明によれば、第2取り付け部および第3取り付け部のうちの少なくともいずれか一方を、弾性部材を介して取り付け孔に差し込み固定するので、ワイパ装置の振動が車体に伝達されるのを抑制することができる。
本発明に係るワイパ装置の車体への搭載状態を説明する説明図である。 図1のワイパ装置を表側から見た正面図である。 図1のワイパ装置を裏側から見た正面図である。 ワイパモータの内部構造を説明する部分断面図である。 カバー部材の内部構造を説明する説明図である。 DR側ピボット軸側を裏側から見た斜視図である。 AS側ピボット軸側を裏側から見た斜視図である。 (a),(b)は、ワイパ装置の車体への取り付け手順(1)を説明する説明図である。 (a),(b)は、ワイパ装置の車体への取り付け手順(2)を説明する説明図である。 (a),(b)は、ワイパ装置の車体への取り付け手順(3)を説明する説明図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るワイパ装置の車体への搭載状態を説明する説明図を、図2は図1のワイパ装置を表側から見た正面図を、図3は図1のワイパ装置を裏側から見た正面図を、図4はワイパモータの内部構造を説明する部分断面図を、図5はカバー部材の内部構造を説明する説明図を、図6はDR側ピボット軸側を裏側から見た斜視図を、図7はAS側ピボット軸側を裏側から見た斜視図をそれぞれ表している。
図1に示すように、車体10の前方側には、フロントウィンドシールド11の払拭面に付着した雨水や埃等を払拭して運転者の視界を確保するためのワイパ装置12が搭載されている。ワイパ装置12は、車体10の運転席側に設けられ、ワイパモータ(正逆回転モータ)13,リンク機構14,DR側ピボット軸(第1ピボット軸)15およびAS側ピボット軸(第2ピボット軸)16を備えている。
DR側ピボット軸15にはDR側ワイパアーム(第1ワイパアーム)17の基端側が取り付けられ、AS側ピボット軸16にはAS側ワイパアーム(第2ワイパアーム)18の基端側が取り付けられている。各ワイパアーム17,18の先端側には、フロントウィンドシールド11の払拭面と接触するDR側ワイパブレード17aおよびAS側ワイパブレード18aが取り付けられている。ここで、DR側は運転席側をAS側は助手席側をそれぞれ表している。
ワイパ装置12は、フロントウィンドシールド11の前方側に位置するカウル(図示せず)の内部に設けられ、ワイパ装置12を占める殆どの部分が、フロントウィンドシールド11の前端部から車体10の車室内側(図中上側)に設けられている。なお、カウルの開口部分は、板状に形成されたカウルトップパネル(図示せず)により閉塞され、これによりワイパ装置12を覆い隠して車体10の見栄えを良くしている。
フロントウィンドシールド11の前端側は、運転席側および助手席側に向けて車体10の後方側に湾曲する円弧形状となっており、フロントウィンドシールド11の前端側でかつ車体10の運転席側および助手席側には、それぞれ所定の大きさのデッドスペースDSが形成されている。各デッドスペースDSは、車体10の側部10a,10bにそれぞれ近接して形成されている。
ここで、デッドスペースDSとは、車体10のデザインの設計自由度を低下させること無く、かつエンジンルーム内に設けられる周辺機器(図示せず)が配置されない空きスペースのことであり、本実施の形態においては、運転席側のデッドスペースDSに、ワイパ装置12を形成するワイパモータ13が配置されている。これにより、車体10の略中央部分には、ワイパ装置12の大きな部分であるワイパモータ13が配置されず、比較的大きなクラッシャブルゾーンCZを形成できるようになっている。ただし、ワイパ装置12は、欧米車のようにステアリングの位置が日本車と逆の場合には、図1に示す状態から左右逆に配置することもできる。
図2および図3に示すように、ワイパ装置12は、DR側ピボット軸15を回転自在に支持するDR側ピボットホルダ(第1ピボットホルダ)19と、AS側ピボット軸16を回転自在に支持するAS側ピボットホルダ(第2ピボットホルダ)20とを備えている。各ピボットホルダ19,20は、溶融したアルミ材料等を鋳造成形することにより所定形状に形成され、各ピボットホルダ19,20の内部には、各ピボット軸15,16のスムーズな回転を許容する軸受部材(図示せず)がそれぞれ設けられている。
DR側ピボットホルダ19とAS側ピボットホルダ20との間には、鋼材よりなるパイプ状のフレーム21が設けられており、フレーム21は、各ピボットホルダ19,20を所定間隔で保持している。これにより、DR側ピボット軸15とAS側ピボット軸16との間の距離はLに設定されている。ここで、各ピボット軸15,16間の距離Lは、ワイパ装置12を搭載する車体10の車幅寸法の違い(軽自動車や普通乗用車等)に応じて、長さ違いのフレーム21を用いることで任意に設定される。
DR側ピボットホルダ19には、ワイパ装置12を車体10に取り付けるための取り付け脚(第1取り付け部)19aが一体に設けられている。取り付け脚19aは、DR側ピボット軸15を挟むフレーム21側とは反対側に突出して設けられ、その先端側(図中右側)には、ゴム等の弾性材料により環状に形成されたクッション部材22が装着されている。
クッション部材22には固定ボルト(ネジ)23が挿通され、固定ボルト23は車体10の第1固定部24にネジ結合されている。これにより、DR側ピボットホルダ19は、クッション部材22を介して第1固定部24に強固に固定(ネジ固定)されている。ここで、クッション部材22は緩衝材として機能し、ワイパ装置12を作動させた際に生じる振動が車室内に伝達されるのを遮断するようになっている。ただし、クッション部材22は、取り付け脚19a側に装着せずに、第1固定部24側に装着しておくこともできる。
AS側ピボットホルダ20には、ワイパ装置12を車体10に取り付けるための取り付け突起(第2取り付け部)20aが一体に設けられている。取り付け突起20aは、AS側ピボット軸16を挟むフレーム21側とは反対側に突出して設けられ、中実の円柱状に形成されてその先端側(図中左側)は半球状となっている。取り付け突起20aは、ワイパ装置12を車体10に取り付ける際に、車体10の第2固定部25に形成された取り付け孔25aに差し込み固定されるようになっている。
取り付け孔25aには、ゴム等の弾性材料により環状に形成されたクッション部材(弾性部材)26が装着されている。クッション部材26は、取り付け突起20aを取り付け孔25aに差し込み固定する際に、取り付け突起20aにより弾性変形されつつ取り付け突起20aを弾性支持するようになっている。クッション部材26においても緩衝材として機能し、ワイパ装置12を作動させた際に生じる振動が車室内に伝達されるのを遮断するようになっている。ただし、クッション部材26は、取り付け孔25a側に装着せずに、取り付け突起20a側に装着しておくこともできる。
フレーム21のDR側ピボットホルダ19寄りには、ワイパモータ13を支持するモータブラケット(ブラケット)27が固定されている。具体的には、モータブラケット27は、ワイパモータ13の出力軸55のセンタ位置Cを、各ピボット軸15,16間のDR側ピボット軸15から距離L/3以内(DR側ピボット軸15寄り)に配置させるようにフレーム21に固定されている。
これにより、ワイパモータ13を各ピボット軸15,16間に配置して、DR側ピボット軸15から車体10の側部10a側へのワイパモータ13の突出量を抑えている。側部10a側へのワイパモータ13の突出量を抑えているので、その分、DR側ピボット軸15を車体10の側部10aに近接させて配置し、デッドスペースDSを有効利用できるようになっている。また、ワイパモータ13およびフレーム21は互いに平行となるように配置され、ワイパ装置12の短手方向(図中上下方向)への寸法増大を抑えている。
モータブラケット27は、鋼板をプレス加工することにより所定形状に形成され、モータブラケット27とワイパモータ13との間にはフレーム21が横切るようにして配置されている。ここで、モータブラケット27およびワイパモータ13は、それぞれフレーム21を挟んで突き合わせた後に、モータブラケット27に複数の固定ネジ28を挿通し、さらに各固定ネジ28をワイパモータ13の複数の固定脚52a(図6参照)にそれぞれネジ結合することでフレーム21に固定されている。
モータブラケット27には、ワイパ装置12を車体10に取り付けるための取り付け腕(第3取り付け部)27aが一体に設けられている。取り付け腕27aは、フレーム21と直交する方向でかつ車体10の後方側に向けて延ばされており、その先端側は先細り形状となっている。取り付け腕27aは、ワイパ装置12を車体10に取り付ける際に、車体10の第3固定部29に形成された取り付け孔29aに差し込み固定されるようになっている。
取り付け腕27aには、ゴム等の弾性材料により略台形形状に形成されたクッション部材(弾性部材)30が装着されている。クッション部材30は、取り付け腕27aを取り付け孔29aに差し込み固定する際に、取り付け孔29aにより弾性変形されつつ取り付け孔29aに差し込まれるようになっている。クッション部材30においても緩衝材として機能し、ワイパ装置12を作動させた際に生じる振動が車室内に伝達されるのを遮断するようになっている。ただし、クッション部材30は、取り付け腕27a側に装着せずに、取り付け孔29a側に装着しておくこともできる。
ワイパモータ13は、所謂リバース式のワイパモータであり、ワイパモータ13の回転方向を所定のタイミングで切り替えることにより、フロントウィンドシールド11上の各払拭範囲11a,11b(図1参照)において、各ワイパアーム17,18をそれぞれ揺動駆動するようになっている。ワイパモータ13は、図4に示すように、正逆方向に回転駆動される駆動源としてのモータ本体40と、内部に減速機構51を収容するギヤ部50とを備えている。
モータ本体40は、鋼板等の磁性材料をプレス加工(深絞り加工)することにより有底筒状に形成されたヨーク41を備えており、ヨーク41の内部には、4極(二対)のマグネット42(図示では一対のみ示す)がそれぞれ対向配置されている。各マグネット42の内側には、外周にコイル(図示せず)が巻装されたアマチュア43が所定の隙間を介して回転自在に設けられている。アマチュア43の回転中心には、アマチュアシャフト44が貫通して固定されており、アマチュアシャフト44はアマチュア43と一体回転するようになっている。
アマチュアシャフト44のアマチュア43に近接する部分には、コンミテータ45が固定されている。コンミテータ45には、アマチュア43の外周に巻装されたコイルが電気的に接続され、コンミテータ45の外周には一対のブラシ46がそれぞれ摺接するようになっている。各ブラシ46は、ブラシホルダ47に移動自在に設けられており、各ブラシ46の背面側に設けられた一対のバネ部材48によりそれぞれコンミテータ45に向けて所定圧で押圧されている。
各ブラシ46には、車体10のダッシュボードの内部等(図示せず)に設置された制御装置(車載コントローラ)31から駆動電流が供給されるようになっている。これにより、各ブラシ46およびコンミテータ45を介してアマチュア43に巻装したコイルに駆動電流が供給されてアマチュア43に回転力(電磁力)が発生し、アマチュアシャフト44が所定の回転方向,回転数で回転するようになっている。ここで、制御装置31には、車室内等に設けられたワイパスイッチ32およびエンジンルーム内等(図示せず)に設置された電源(バッテリ)33がそれぞれ電気的に接続されている。
アマチュアシャフト44の軸方向一端側(図中左側)は、ヨーク41の内部から突出してギヤ部50の内部にまで延ばされている。アマチュアシャフト44の軸方向一端側には、減速機構51を形成するウォーム44aが一体に設けられており、このウォーム44aは、アマチュアシャフト44の外周に転造加工等により一体成形されている。
アマチュアシャフト44の外周には、環状のセンサマグネット49が圧入により固定されている。センサマグネット49は、アマチュアシャフト44の回転位置(回転方向や回転数等)を検出する回転検出センサを構成しており、その周方向に沿って12極(六対)の磁極(N極およびS極)が交互に着磁されている。
図4〜図6に示すように、ギヤ部50は、ギヤケース52とギヤカバー53とを備えている。ギヤケース52は、溶融したアルミ材料を鋳造成形することにより有底状に形成され、ギヤケース52の外部には、複数の固定脚52aが一体に設けられている。各固定脚52aには、ワイパモータ13をモータブラケット27に固定するための各固定ネジ28がネジ結合されている。
ギヤケース52の内部には、ウォーム44aおよびウォームホイール54が回転自在に収容されている。ウォームホイール54は、プラスチック等の樹脂材料により形成され、ウォーム44aとともに減速機構51を形成している。ウォームホイール54の外周にはウォーム44aと噛み合うギヤ歯54aが一体に設けられており、ウォームホイール54はアマチュアシャフト44の回転に伴って回転するようになっている。
ウォームホイール54の回転中心には、鋼材よりなる出力軸55の基端側がセレーション嵌合等によって固定されており、出力軸55はウォームホイール54と一体回転するようになっている。出力軸55の先端側は、ギヤケース52の外部に延出されてモータブラケット27を貫通している。出力軸55には、アマチュアシャフト44の回転が、ウォーム44aおよびウォームホイール54(減速機構51)により減速されて、かつ高トルク化されて伝達されるようになっている。
ウォームホイール54の一方側側面54bには、環状のセンサマグネット56が固定されている。センサマグネット56は、ウォームホイール54の角度位置を検出する位置検出センサを構成しており、その周方向に沿って一対の磁極が着磁されている。
ギヤカバー53は、プラスチック等の樹脂材料により有底状に形成され、ギヤケース52の開口部分と略同様の外形形状となっている。ギヤカバー53は、ギヤケース52の開口部分を閉塞し、ギヤカバー53とギヤケース52との間にはシール部材(図示せず)が設けられている。これにより、ギヤケース52の内部への雨水や埃等の進入を阻止している。
ギヤカバー53には、車体10に設けられる外部コネクタ57が接続されるコネクタ接続部53aが一体に設けられている。コネクタ接続部53aには、複数のターミナル(図示せず)がインサート成形されており、複数のターミナルには、駆動電流用のターミナルや回転検出センサ/位置検出センサ用のターミナルが含まれている。各ターミナルの一端側は、外部コネクタ57側のターミナル(図示せず)にそれぞれ電気的に接続され、各ターミナルの他端側は、制御基板58にそれぞれ電気的に接続されている。
ギヤカバー53の内部には制御基板58が設けられており、制御基板58は複数の固定ネジ59によりギヤカバー53に固定されている。制御基板58は、ギヤケース52とギヤカバー53とを組み付けた状態のもとで、ウォームホイール54の一方側側面54bと対向するようになっている。
制御基板58のセンサマグネット56と対向する部分には、ホールIC60が設けられており、ホールIC60は、センサマグネット56とともに位置検出センサを構成している。ホールIC60は、センサマグネット56の回転に伴う磁極の変化によりオン/オフ駆動されて、オン/オフ駆動時に発生する矩形波信号を制御基板58の演算部(図示せず)に送出するようになっている。そして、制御基板58の演算部は、ホールIC60からの矩形波信号の出現タイミングや出現回数を監視して、これに基づいてウォームホイール54の角度位置を演算するようになっている。なお、本実施の形態においては、ホールIC60に代えてMRセンサ(磁気抵抗素子)を用いることもできる。
制御基板58のセンサマグネット49と対向する部分には、一対のホールIC61が設けられており、各ホールIC61は、センサマグネット49とともに回転検出センサを構成している。各ホールIC61は、センサマグネット49の回転に伴う磁極の変化によりオン/オフ駆動されて、オン/オフ駆動に発生する矩形波信号を制御基板58の演算部に送出するようになっている。そして、制御基板58の演算部は、各ホールIC61からの矩形波信号の出現タイミングや出現回数を監視して、これに基づいてアマチュアシャフト44の回転方向や回転数等を演算するようになっている。
制御基板58には、一対のブラシ側ターミナル62の一端側がそれぞれ電気的に接続されており、各ブラシ側ターミナル62の他端側は、各ブラシ46に電気的に接続されて各ブラシ46にそれぞれ駆動電流を供給するようになっている。
リンク機構14は、図6および図7に示すように、DR側駆動レバー63(第1リンク部材),AS側駆動レバー64(第2リンク部材),モータクランク65(第3リンク部材),駆動ロッド66(第1駆動ロッド)および連結ロッド67(第2駆動ロッド)とから構成されている。
DR側駆動レバー63は、鋼板をプレス加工することにより略L字形状に形成され、DR側駆動レバー63の一端側は、DR側ピボット軸15に一体回転可能に取り付けられている。DR側駆動レバー63の他端側には、ボールジョイント63aが設けられ、ボールジョイント63aには連結ロッド67の一端側が回動自在に連結されている。
AS側駆動レバー64は、鋼板をプレス加工することにより略I字形状に形成され、AS側駆動レバー64の一端側は、AS側ピボット軸16に一体回転可能に取り付けられている。AS側駆動レバー64の他端側には、ボールジョイント64aが設けられ、ボールジョイント64aには連結ロッド67の他端側が回動自在に連結されている。
DR側駆動レバー63およびAS側駆動レバー64は、図中破線矢印DP,APに示すように、ワイパモータ13を正逆方向に回転駆動した際に、各ピボット軸15,16を中心にフロントウィンドシールド11の各払拭範囲11a,11b(図1参照)に対応する角度で揺動運動するようになっている。
モータクランク65は、AS側駆動レバー64と同様に、鋼板をプレス加工することにより略I字形状に形成されており、モータクランク65の一端側は、出力軸55に一体回転可能に取り付けられている。モータクランク65の他端側には、ボールジョイント65aが設けられ、ボールジョイント65aには駆動ロッド66の一端側が回動自在に連結されている。
モータクランク65は、図中破線矢印OSに示すように、ワイパモータ13を正逆方向に回転駆動した際に、出力軸55を中心に所定角度で揺動運動するようになっている。また、モータクランク65の長手方向に沿う長さ寸法は、出力軸55とDR側ピボット軸15との間の距離よりも充分に短く設定され、モータクランク65の揺動スペースは、各ピボット軸15,16間に設けられている。
駆動ロッド66は、各駆動レバー63,64およびモータクランク65よりも薄肉の鋼板をプレス加工して棒状に形成されており、その断面形状は略U字形状となっている。これにより、所定の強度を確保するとともに軽量化を図っている。駆動ロッド66の他端側は、DR側駆動レバー63のボールジョイント63a寄りに設けられたボールジョイント63bに回動自在に連結されている。これにより、駆動ロッド66は、モータクランク65とDR側駆動レバー63との間に設けられてモータクランク65の揺動運動をDR側駆動レバー63に伝達するようになっている。
連結ロッド67は、駆動ロッド66と同様に薄肉の鋼板をプレス加工して棒状に形成され、その断面形状は略U字形状となっている。これにより、駆動ロッド66と同様に所定の強度を確保するとともに軽量化を図っている。連結ロッド67は、DR側駆動レバー63とAS側駆動レバー64との間に設けられてDR側駆動レバー63の揺動運動をAS側駆動レバー64に伝達するようになっている。
次に、以上のように構成したワイパ装置12の車体10への取り付け方法(取り付け手順)について、図面を用いて詳細に説明する。
図8(a),(b)はワイパ装置の車体への取り付け手順(1)を説明する説明図を、図9(a),(b)はワイパ装置の車体への取り付け手順(2)を説明する説明図を、図10(a),(b)はワイパ装置の車体への取り付け手順(3)を説明する説明図をそれぞれ表している。
ワイパ装置12は、車体10の前方側により大きなクラッシャブルゾーンCZを確保するために、フロントウィンドシールド11の前端側に潜り込ませている(図1参照)。したがって、ワイパ装置12の車体10への取り付け方法にも工夫が必要となり、ワイパ装置12は、以下に示すような取り付け手順(1)〜(3)に従って車体10に取り付けられる。
[取り付け手順(1)]
まず、組み立てたワイパ装置12(図2,3参照)を準備する。次いで、図8(a)に示すように、AS側ピボットホルダ20の取り付け突起20aを、車体10の第2固定部25に装着されたクッション部材26に臨ませる。そして、図中破線矢印(1)に示すように、クッション部材26を介して取り付け孔25aに取り付け突起20aを差し込んでいく。
その後、取り付け突起20aを取り付け孔25aに所定量差し込むことにより、図8(b)に示すように、ワイパ装置12のAS側ピボットホルダ20側の車体10への差し込み固定が完了する。ここで、取り付け突起20aの先端側を半球状に形成したので、クッション部材26(取り付け孔25a)への差し込み作業を容易に行うことができる。このように、車体10の略中央部分に配置されるAS側ピボットホルダ20を車体10に差し込み固定するので、例えば、作業者が車体10に覆い被さるようにしてネジ固定する必要が無くなり、取り付け作業を簡素化することができる。
[取り付け手順(2)]
次に、取り付け突起20aを取り付け孔25aに差し込み固定した状態のもとで、図9(a)に示すように、モータブラケット27の取り付け腕27aを、車体10の第3固定部29における取り付け孔29aに臨ませる。そして、図中破線矢印(2)に示すように、クッション部材30を介して取り付け孔29aに取り付け腕27aを差し込んでいく。
その後、取り付け腕27aを取り付け孔29aに所定量差し込むことにより、図9(b)に示すように、ワイパ装置12のモータブラケット27の箇所の車体10への差し込み固定が完了する。なお、取り付け突起20aは、クッション部材26により弾性支持されているので、取り付け腕27aの取り付け孔29aへの差し込み時におけるワイパ装置12の傾動が許容される。
[取り付け手順(3)]
次に、取り付け突起20aを取り付け孔25aに、取り付け腕27aを取り付け孔29aにそれぞれ差し込み固定した状態のもとで、図10(a)の破線矢印(3)に示すように、DR側ピボットホルダ19の取り付け脚19aを、車体10の第1固定部24上に載置する。その後、図中破線矢印(4)に示すように、固定ボルト23をクッション部材22に挿通し、当該固定ボルト23を所定の締め付けトルクで第1固定部24にネジ結合する。これにより、図10(b)に示すように、ワイパ装置12のDR側ピボットホルダ19側の車体10へのネジ固定が完了する。
このように、ワイパ装置12は車体10に3点支持され、ワイパモータ13が近接するDR側ピボットホルダ19側のみをネジ固定している。よって、ワイパ装置12の振動発生源側(ワイパモータ13側)を車体10に強固に固定して、ワイパ装置12の車体10に対するがたつきや異音発生が効果的に抑えられる。
以上詳述したように、本実施の形態に係るワイパ装置12によれば、DR側ピボット軸15とAS側ピボット軸16との間のDR側ピボット軸15寄りに出力軸55が配置されるワイパモータ13を設け、モータクランク65をDR側ピボット軸15とAS側ピボット軸16との間で揺動運動するように設けたので、モータクランク65はDR側ピボット軸15とAS側ピボット軸16との間から外れた位置で揺動しない。したがって、モータクランク65の揺動スペースを含めたワイパ装置12の小型化を実現して、より大きなクラッシャブルゾーンCZを確保することができる。また、ワイパモータ13の出力軸55をDR側ピボット軸15寄りに配置したので、モータクランク65および駆動ロッド66を短くすることができ、ワイパ装置12の軽量化や製造コストの削減を図ることができる。
また、本実施の形態に係るワイパ装置12によれば、DR側ピボット軸15を車体10の側部10aに近接させて配置したので、車体10の側部10aに近接して形成されたデッドスペースDSにワイパモータ13を配置することができる。したがって、車体10のデッドスペースDSを有効利用することができるとともに、車体10の略中央部分にさらに大きなクラッシャブルゾーンCZを確保することができる。
さらに、本実施の形態に係るワイパ装置12によれば、AS側ピボットホルダ20の取り付け突起20aおよびモータブラケット27の取り付け腕27aを、車体10の取り付け孔25a,29aにそれぞれ差し込み固定し、DR側ピボットホルダ19の取り付け脚19aを車体10にネジ固定したので、ワイパ装置12の車体10への取り付け作業を簡素化することができる。また、ワイパ装置12の振動発生源となるワイパモータ13が配置される側を、取り付け脚19aのネジ固定により強固に固定でき、ひいてはワイパ装置12のがたつきや異音発生を抑制することができる。
また、本実施の形態に係るワイパ装置12によれば、取り付け突起20aおよび取り付け腕27aの双方を、クッション部材26,30を介して取り付け孔25a,29aにそれぞれ差し込み固定したので、ワイパ装置12の振動が車体10に伝達されるのを抑制することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、取り付け突起20aおよび取り付け腕27aの双方を、クッション部材26,30を介して取り付け孔25a,29aにそれぞれ差し込み固定したものを示したが、本発明はこれに限らず、ワイパモータ13(振動発生源)から離れた側のクッション部材26を省略することもできる。
また、上記実施の形態においては、ワイパ装置12を車体10の前方側に搭載したものを示したが、本発明はこれに限らず、車体の後方側や、航空機,鉄道車両,建設機械等に搭載することもできる。
さらに、上記実施の形態においては、モータ本体40として、4極(二対)のマグネット42をそれぞれ対向配置したものを示したが、本発明はこれに限らず、2極(一対)または6極(三対)以上のマグネットをそれぞれ対向配置したモータ本体を用いることもできる。
また、上記実施の形態においては、モータ本体40として、コンミテータ45およびブラシ46を有するブラシ付きモータを用いたものを示したが、本発明はこれに限らず、ブラシレスモータ等、他の形式のモータを用いることもできる。
10 車体
10a,10b 側部
11 フロントウィンドシールド
11a,11b 払拭範囲
12 ワイパ装置
13 ワイパモータ(可逆回転モータ)
14 リンク機構
15 DR側ピボット軸(第1ピボット軸)
16 AS側ピボット軸(第2ピボット軸)
17 DR側ワイパアーム(第1ワイパアーム)
17a DR側ワイパブレード
18 AS側ワイパアーム(第2ワイパアーム)
18a AS側ワイパブレード
19 DR側ピボットホルダ(第1ピボットホルダ)
19a 取り付け脚(第1取り付け部)
20 AS側ピボットホルダ(第2ピボットホルダ)
20a 取り付け突起(第2取り付け部)
21 フレーム
22 クッション部材
23 固定ボルト(ネジ)
24 第1固定部(車体)
25 第2固定部(車体)
25a 取り付け孔
26 クッション部材(弾性部材)
27 モータブラケット(ブラケット)
27a 取り付け腕(第3取り付け部)
28 固定ネジ
29 第3固定部(車体)
29a 取り付け孔
30 クッション部材(弾性部材)
31 制御装置
32 ワイパスイッチ
33 電源
40 モータ本体(ワイパモータ)
41 ヨーク
42 マグネット
43 アマチュア
44 アマチュアシャフト
44a ウォーム(減速機構)
45 コンミテータ
46 ブラシ
47 ブラシホルダ
48 バネ部材
49 センサマグネット
50 ギヤ部(ワイパモータ)
51 減速機構
52 ギヤケース
52a 固定脚
53 ギヤカバー
53a コネクタ接続部
54 ウォームホイール(減速機構)
54a ギヤ歯
54b 一方側側面
55 出力軸
56 センサマグネット
57 外部コネクタ
58 制御基板
59 固定ネジ
60,61 ホールIC
62 ブラシ側ターミナル
63 DR側駆動レバー(第1リンク部材,リンク機構)
63a,63b ボールジョイント
64 AS側駆動レバー(第2リンク部材,リンク機構)
64a ボールジョイント
65 モータクランク(第3リンク部材,リンク機構)
65a ボールジョイント
66 駆動ロッド(第1駆動ロッド,リンク機構)
67 連結ロッド(第2駆動ロッド,リンク機構)
DS デッドスペース
CZ クラッシャブルゾーン

Claims (3)

  1. 第1ワイパアームおよび第2ワイパアームを揺動駆動して車体に設けられるウィンドシールドの払拭面を払拭するワイパ装置であって、
    前記第1ワイパアームの基端側が取り付けられる第1ピボット軸と、
    前記第2ワイパアームの基端側が取り付けられる第2ピボット軸と、
    前記第1ピボット軸に取り付けられる第1リンク部材と、
    前記第2ピボット軸に取り付けられる第2リンク部材と、
    前記第1ピボット軸と前記第2ピボット軸との間の前記第1ピボット軸寄りに出力軸が配置される可逆回転モータと、
    前記出力軸に取り付けられ、前記第1ピボット軸と前記第2ピボット軸との間で揺動運動する第3リンク部材と、
    前記第3リンク部材と前記第1リンク部材との間に設けられ、前記第3リンク部材の揺動運動を前記第1リンク部材に伝達する第1駆動ロッドと、
    前記第1リンク部材と前記第2リンク部材との間に設けられ、前記第1リンク部材の揺動運動を前記第2リンク部材に伝達する第2駆動ロッドと
    前記第1ピボット軸を回転自在に支持し、第1取り付け部を有する第1ピボットホルダと、
    前記第2ピボット軸を回転自在に支持し、第2取り付け部を有する第2ピボットホルダと、
    前記第1ピボットホルダと前記第2ピボットホルダとの間に設けられるフレームと、
    前記フレームに固定されて前記可逆回転モータを支持し、第3取り付け部を有するブラケットとを備え、
    前記第2取り付け部および前記第3取り付け部を前記車体の取り付け孔に差し込み固定し、前記第1取り付け部を前記車体にネジ固定し、前記ワイパ装置を占める殆どの部分が前記ウィンドシールドの前端部から前記車体の車室内側に設けられていることを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、前記第1ピボット軸を前記車体の側部に近接させて配置することを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項1または2記載のワイパ装置において、前記第2取り付け部および前記第3取り付け部のうちの少なくともいずれか一方を、弾性部材を介して前記取り付け孔に差し込み固定することを特徴とするワイパ装置。
JP2009034703A 2009-02-18 2009-02-18 ワイパ装置 Expired - Fee Related JP5317750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009034703A JP5317750B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 ワイパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009034703A JP5317750B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 ワイパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010188841A JP2010188841A (ja) 2010-09-02
JP5317750B2 true JP5317750B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=42815385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009034703A Expired - Fee Related JP5317750B2 (ja) 2009-02-18 2009-02-18 ワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5317750B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101209928B1 (ko) 2010-09-30 2012-12-10 현대자동차주식회사 차량용 와이퍼 마운팅 유닛
JP5808625B2 (ja) 2011-09-13 2015-11-10 株式会社ミツバ ワイパ装置
JP5909127B2 (ja) * 2012-03-28 2016-04-26 株式会社ミツバ ワイパモータ
JP5200183B1 (ja) * 2012-07-23 2013-05-15 株式会社小松製作所 天窓清掃用ワイパ装置、キャブおよび建設機械

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4417517B2 (ja) * 2000-03-09 2010-02-17 いすゞ自動車株式会社 モジュールワイパ取付構造
JP2002096716A (ja) * 2000-09-21 2002-04-02 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd ワイパ駆動装置
JP4180966B2 (ja) * 2003-04-30 2008-11-12 株式会社ミツバ ワイパ駆動装置
JP4153369B2 (ja) * 2003-06-04 2008-09-24 アスモ株式会社 ワイパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010188841A (ja) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6634372B2 (ja) ブラシレスワイパモータ
JP5317750B2 (ja) ワイパ装置
US10442401B2 (en) Brushless wiper motor
JP5865306B2 (ja) ワイパ装置
JP4472744B2 (ja) ワイパ装置
JP5979925B2 (ja) ワイパ装置
JP6095662B2 (ja) ワイパモータ
JP5155816B2 (ja) ワイパモータおよびワイパ装置
JP4950921B2 (ja) モータ装置
JP4699490B2 (ja) ワイパ装置およびその製造方法
JP5513574B2 (ja) ワイパ駆動装置
JP2019092387A (ja) ブラシレスワイパモータおよびワイパ装置
JP5203689B2 (ja) ワイパ駆動装置
JP2007196959A (ja) 車両用ワイパ装置
JP6172962B2 (ja) ワイパ装置
JP5706426B2 (ja) ワイパ装置
JP6801519B2 (ja) ワイパモータ
JP4878542B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP6527767B2 (ja) 支持部材
JP4843542B2 (ja) ワイパモータ
JP6664878B2 (ja) モータ装置及びワイパ装置
JP2021048661A (ja) ブラシレスモータ
JP2004007931A (ja) 減速機構付き電動モータ
JP5004471B2 (ja) 車両用ワイパ装置
JP2017013739A (ja) 支持部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5317750

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees