JP4470280B2 - 画像信号処理装置及び画像信号処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は画像信号処理装置及び画像信号処理方法に関する。詳しくは、入力画像信号から注目画素周辺の画素を選択して、この選択した画素データに基づいてクラスを決定するものとし、決定されたクラスに応じた予測演算設定情報と、入力画像信号から注目画素に応じて選択した画素の画素データを用いて予測演算を行うことにより、注目画素の画素データを生成するものとし、入力画像信号の画素および新たに作成する画素を注目画素として設定して入力画像信号よりも高解像度の画像信号を生成する解像度変換処理と、入力画像信号の画素を注目画素として設定して入力画像信号の階調レベルを補正した画像信号を生成する階調レベル変換処理を択一的に行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、表示デバイスとして陰極線管を用いた画像表示装置に、様々なディジタル機器を接続して画像を表示させることが行われていると共に、画像表示装置では画像を高精細に表示できるように解像度の向上がはかられている。このため、ディジタル機器から出力される信号がNTSC方式の映像信号に対応するSD(Standard Definition)信号であっても、画像を高画質で表示できるように、SD信号をハイビジョン等の高解像度の映像信号に対応するHD(High Definition)信号に変換して画像表示装置に供給することが行われている。
【0003】
また、画像表示装置では、表示デバイスとして陰極線管を用いるだけでなく、省電力化や大画面化および省スペース化等のために表示デバイスとして液晶表示パネルやプラズマディスプレイパネル等も用いられてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、画像表示装置の表示デバイスが異なるものとされると、例えば陰極線管を用いた画像表示装置で画像表示を行う場合と同様にしてSD信号をHD信号に変換して画像表示装置に供給しても、表示デバイスの特性の違いから画像を高画質で表示することができない場合が生じてしまう。
【0005】
図15は表示デバイスとして用いられる陰極線管と液晶表示素子の特性を示している。ここで、陰極線管の場合には、図14Aに示すように入力信号と輝度の関係が入力信号のγ(=約2.2)乗に比例して変化することが知られている。一方、液晶表示素子の場合には、入力信号と光透過率(輝度)の関係が、図14Bに示すように入力信号の信号レベルが低いときや高いときには輝度の変化量が少なく、信号レベルが中間レベルであるときに入力信号の信号レベルに応じて輝度が大きく変化する。このため、例えば入力信号が領域Aの範囲であるとき、液晶表示素子では入力信号の変化が輝度差として現れず、輝度情報が欠落してしまう。また、液晶表示素子では、液晶セルの厚み方向のばらつきによって液晶層に印加される電界の強さが異なることから、輝度がばらつきを生じてしまう場合も生じる。さらに、液晶表示素子でのコントラスト比は陰極線管の数分の1程度である。このため、表示デバイスとして液晶表示素子を用いる場合には、解像度を向上させるよりも階調を補うことで高画質な表示画像を得ることができる。
【0006】
そこで、この発明では使用する表示デバイスに応じて解像度あるいは階調を向上させることにより高画質の画像表示を行うことができる信号変換装置および信号変換方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る画像信号処理装置は、入力画像信号から注目画素周辺の画素データを選択して、選択した画素データに基づいてクラスを決定するクラス決定手段と、予めクラス毎に予測演算設定情報を記憶して、クラス決定手段で決定されたクラスに応じた予測演算設定情報を出力する情報記憶手段と、入力画像信号から注目画素に応じて画素データを選択するタップ設定手段と、情報記憶手段から出力された予測演算設定情報とタップ設定手段で選択された画素データを用いた予測演算によって、注目画素の画素データを生成する予測演算手段とを用いて変換ブロックを構成し、変換ブロックの動作を制御する制御手段を設け、制御手段では、新たに作成する画素を注目画素として変換ブロックを用いることにより、入力画像信号よりも高解像度の画像信号を生成する解像度変換処理と、入力画像信号の画素を注目画素として変換ブロックを用いることにより、入力画像信号の階調レベルを補正した画像信号を生成する階調レベル変換処理を択一的に選択可能としたものである。
【0008】
また、画像信号処理方法は、入力画像信号から注目画素周辺の画素を選択して、選択した画素データに基づいてクラスを決定するものとし、決定されたクラスに応じた予測演算設定情報と、入力画像信号から注目画素に応じて選択した画素の画素データを用いて予測演算を行うことにより、注目画素の画素データを生成するものとし、入力画像信号の画素および新たに作成する画素を注目画素として設定して入力画像信号よりも高解像度の画像信号を生成する解像度変換処理と、入力画像信号の画素を注目画素として設定して入力画像信号の階調レベルを補正した画像信号を生成する階調レベル変換処理を択一的に行えるようにしたものである。
【0009】
この発明においては、入力画像信号から注目画素周辺の画素が選択されて、選択された画素データのレベル分布パターン検出が行われる。この検出されたパターンに基づいてクラスが決定されて、決定されたクラスに応じた予測演算設定情報と、入力画像信号から注目画素に応じて選択した画素の画素データを用いて予測演算が行われて、注目画素の画素データが生成される。ここで、入力画像信号の画素および新たに作成する画素が注目画素として設定されて入力画像信号よりも高解像度の画像信号を生成する解像度変換処理と、入力画像信号の画素が注目画素として設定されて入力画像信号の階調レベルを補正した画像信号を生成する階調レベル変換処理が択一的に行われる。また、それぞれの変換処理では、変換処理に応じた予測演算設定情報、例えば予測係数からクラスに応じた予測係数が選択される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。この実施の一形態では、入力画像信号例えばNTSC方式等の映像信号がディジタル化された信号(以下「SD(Standard Definition)信号」という)に対して、解像度を高める解像度変換処理あるいは階調を高める階調変換処理を、画像表示装置で用いた表示デバイスに応じて切り替えて実施するものである。
【0011】
この解像度変換処理では、クラス分類適応処理を行うことによりSD信号に基づく画像の解像度を高めた信号(以下「HD(High Definition)信号」という)を生成するものである。すなわち、SD信号の信号レベルの3次元(時空間)分布に応じてクラス分割を行うと共に、クラス毎に予め学習により獲得された予測演算設定情報を格納した情報記憶手段を設けるものとし、クラスに応じた予測演算設定情報に基づいた演算を行うことで最適な推定値を出力して、水平方向および垂直方向の画素数を増加させて、SD信号よりも解像度の高いHD信号を生成するものである。
【0012】
また、階調変換処理では、クラス分類適応処理を行うことでSD信号に基づく画像の階調を階調変換前よりも高めるものである。すなわち、SD信号の輝度レベル分布に応じてクラス分割を行うと共に、クラス毎に予め学習により獲得された予測演算設定情報を格納した情報記憶手段を設けるものとし、クラスに応じた予測演算設定情報に基づいた演算を行うことで最適な推定値を出力して、階調の高められたSD信号を生成するものである。
【0013】
図1は、画像信号処理装置の構成を示している。SD信号の輝度データは、解像度変換メインブロック10のクラスタップ構築部11と予測タップ構築部13、解像度変換サブブロック20のクラスタップ構築部21と予測タップ構築部23、階調変換ブロック30のクラスタップ構築部31と予測タップ構築部33に供給される。なお、解像度変換メインブロック10と解像度変換サブブロック20は同様な構成であり、解像度変換サブブロック20の説明は解像度変換メインブロック10で代用する。
【0014】
クラスタップ構築部11(21)では、解像度を高めるために作成すべき注目画素(以下「作成画素」という)の周囲の複数画素(以下「解像度変換用周辺画素」という)の領域の切り出しを行い、領域内の画素のデータを空間クラスタップとしてクラス分類部12(22)に供給する。
【0015】
クラス分類部12(22)では、空間クラスタップのレベル分布のパターンを判別してクラス分類を行う。この場合、クラス数が膨大となることを防ぐために、例えば各画素8ビット(256種類)の入力データをより少ないビット数の空間クラス分類コードへ圧縮するような処理を行う。例えば、ADRC(Adaptive Dynamic Range Coding )を用いることで、空間クラスタップからビット数の少ない空間クラス分類コードを生成することができる。なお、情報圧縮手段としては、ADRC以外にDPCM(予測符号化)、VQ(ベクトル量子化)等の圧縮手段を用いても良い。
【0016】
ADRCは、VTR(Video Tape Recorder)向け高能率符号化用に開発された適応的再量子化法であるが、信号レベルの局所的なパターンを短い語長で効率的に表現できるので、この実施の形態では、ADRCを空間クラス分類コードの発生に使用している。
【0017】
図2は、ADRCを用いたクラス分類部12の構成を示している。解像度変換用周辺画素のデータは、最大値検出回路121と最小値検出回路122と遅延回路123に供給される。最大値検出回路121では、切り出された解像度変換用周辺画素の輝度データから最大値MXを検出して減算器124に供給する。また、最小値検出回路122では、切り出された解像度変換用周辺画素の輝度データから最小値MNを検出して減算器124,125に供給する。減算器124では、最大値MXから最小値MNを減算して、ダイナミックレンジDRを算出する。この算出されたダイナミックレンジDRは、適応再量子化回路126へ供給される。
【0018】
遅延回路123では、最大値検出回路121および最小値検出回路122がそれぞれ検出にかかる時間だけ画素の輝度データを遅延させて減算器125に供給する。減算器125では、供給されたデータから最小値MNを減算して、得られた減算値MSを適応再量子化回路126に供給する。
【0019】
適応再量子化回路126では、ダイナミックレンジDRに応じた所定の量子化ステップ幅を用いて、減算値MSの量子化を画素毎に行う。さらに、量子化によって得られたデータを並列化回路127で画素切り出し単位毎に並列化して、空間クラス分類コードKM(KS)として図1に示す予測タップ選択部14(24)と予測係数メモリ15(35)に供給する。
【0020】
予測タップ構築部13(23)では、SD信号から予測演算に必要とされる複数の画素(以下、これを予測タップと呼ぶ)が含まれる領域を切り出して、予測タップのデータを予測タップ選択部14(24)に供給する。予測タップ選択部14(24)では、クラス分類部12(22)からの空間クラス分類コードに基づき、予測タップ構築部13(23)から供給された画素の選択を行い、選択した画素のデータを積和演算部16(26)に供給する。
【0021】
予測係数メモリ15(25)には、SD信号とHD信号の関係を学習することにより取得された予測係数が、予測演算設定情報としてクラス毎に記憶されている。この予測係数は、線形推定式によりSD信号をHD信号へ変換するための情報である。なお、予測係数の取得方法については後述する。ここで、空間クラス分類コードKM(KS)が予測係数メモリ15(25)に供給されると、この空間クラス分類コードに対応した予測係数を読み出して積和演算部16(26)に供給する。
【0022】
積和演算部16(26)では、予測タップ選択部14(24)からの予測タップ(画素値)T1,T2,‥‥Tiと、予測係数メモリ15(25)から読み出された予測係数w1 ,w2 ,‥‥wiとの線形1次結合式(式(1))の演算を行うことにより、新たに形成する画素のデータを算出する。
【0023】
L1=w1×T1+w2×T2+‥‥+wi×Ti ・・・(1)
【0024】
このように、予測係数がクラス毎に予め学習により求めて予測係数メモリ15(25)に記憶されると共に、空間クラスタップのレベル分布のパターンに応じたクラスの予測係数と、予測タップに基づいて演算が行われて、HD信号の画素データが生成される。
【0025】
ここで、積和演算部16は、SD信号の現存ライン上のデータを出力し、積和演算部26は、現存ライン間に位置する作成ライン上のデータを出力する。同時に、積和演算部16,26は、水平方向で2倍の数の画素データを出力する。
【0026】
積和演算部16で生成された画素データはラインダブラ17に供給されると共に、積和演算部26で生成された画素データはラインダブラ27に供給される。
【0027】
ラインダブラ17,27は、ライン倍速の処理を行うものである。積和演算部16,26は、SD信号からHD信号の画素データを生成するが、生成された画素データの水平周期はSD信号と同一である。このため、ラインダブラ17,27は、制御部50からの書込読出制御信号CTMによって水平周波数を2倍とするライン倍速処理を行う。このライン倍速処理が行われてラインダブラ17から出力されるデータは信号切換部41の端子aに供給されると共に、ライン倍速処理が行われてラインダブラ27から出力されるデータは信号切換部41の端子bに供給される。
【0028】
信号切換部41は後述する制御部50からの切換制御信号CSAに基づき、HD信号の水平周期で可動端子cが端子aおよび端子bに切り替えられる。また、可動端子cには信号切換部42の端子aが接続されており、ラインダブラ17,27からのデータを水平周期で交互に選択して得られたデータ、すなわちSD信号の解像度を高めたHD信号が信号切換部42の端子aに供給される。
【0029】
次に、階調変換ブロック30のクラスタップ構築部31では、輝度レベルを補正する画素である注目画素と、注目画素の周囲の複数画素(以下「階調変換用周辺画素」という)の領域の切り出しを行い、領域内の画素の輝度データをクラス分類部32に供給する。
【0030】
クラス分類部32では、注目画素の輝度レベルだけでなく周辺画素の輝度レベル分布のパターンを判別してクラス分類を行う。このクラス分類部32でもクラス分類部12と同様にADRCを用いて輝度クラス分類コードを生成して図1に示す予測タップ選択部34と予測係数メモリ35に供給する。
【0031】
ここで、クラス分類部32では、例えば注目画素と階調変換用周辺画素の輝度データを用いて、注目画素の輝度レベルに応じた輝度クラス分類コードと、注目画素と階調変換用周辺画素に基づく輝度レベルの分布パターンに応じた輝度クラス分類コードを生成して、この2つのクラス分類コードに基づき輝度クラス分類コードKBを生成して予測タップ選択部34と予測係数メモリ35に供給する。
【0032】
予測タップ構築部33では、SD信号から予測演算用の画素である予測タップを切り出し、この予測タップの輝度データを予測タップ選択部34に供給する。
【0033】
予測タップ選択部34では、クラス分類部32からの輝度クラス分類コードKBに基づき、予測タップ構築部33から供給された画素の選択を行い、選択した画素の輝度データを積和演算部36に供給する。
【0034】
予測係数メモリ35には、補正を行う前の正しい階調のSD信号と、表示デバイスで表示される画像の輝度との関係を学習することにより、取得された予測係数が予測演算設定情報としてクラス毎に記憶されている。この予測係数は、線形推定式により輝度レベルが補正されて階調創造が行われた信号とする変換処理を行うための情報である。なお、予測係数の取得方法については後述する。
【0035】
ここで、輝度クラス分類コードKBが予測係数メモリ35に供給されると、この輝度クラス分類コードに対応した予測係数を読み出して積和演算部36に供給する。
【0036】
積和演算部36では、予測タップ選択部34からの予測タップのデータT1c,T2c,‥‥Ticと、予測係数メモリ35から読み出された予測係数w1c ,w2c,‥‥wicとの線形1次結合式(式(2))の演算を行うことにより、注目画素の新たなデータを算出する。
【0037】
G=w1c×T1c+w2c×T2c+‥‥+wic×Tic ・・・(2)
【0038】
このように、予測係数がクラス毎に予め学習により求めて予測係数メモリ35に記憶されると共に、輝度レベル分布のパターンに応じたクラスの予測係数と、予測タップに基づいて演算が行われて、注目画素の輝度データを補正して信号切換部42の端子bに供給する。
【0039】
信号切換部42には制御部50から切換制御信号CSBが供給されており、この切換制御信号CSBによって可動端子cが端子a側あるいは端子b側に切り替えられる。
【0040】
制御部50には処理モード設定スイッチ51が接続されており、処理モード設定スイッチ51のスイッチ設定状態に応じて切換制御信号CSA,CSBを生成して信号切換部41,42に供給し、解像度変換あるいは階調変換を択一的に選択する。また制御部50では、例えばDDWG(Digital Display Working Group)が策定したDVI(Digital Visual Interface)のように、ホットプラグ機能によって画像表示装置の接続を検出すると共に、DDC(Display Data Channel)の機能を使用して実現されているプラグ・アンド・プレイによって、画像表示装置の機種名や解像度等の表示装置情報を入手すると共に画像表示装置で用いられている表示デバイスを判別する。ここで、制御部50では、表示デバイスが陰極線管であるかあるいは液晶表示素子等であるかの判別や解像度がどの程度であるかの判別を行い、判別結果に基づき切換制御信号CSA,CSBを生成して信号切換部41,42に供給することにより解像度変換あるいは階調変換のいずれかを択一的に選択する。
【0041】
次に、予測係数の作成(学習)について説明する。予測係数を学習によって得るためには、表示デバイスに応じたフィルタによって教師信号DYから生徒信号を生成し、フィルタに入力された教師信号DYと関数フィルタから出力される生徒信号DSとを学習用の対として、予測係数の作成が行われる。
【0042】
図3は、解像度変換を行うために必要とされる予測係数を作成するための予測係数学習ブロックの構成を示している。フィルタ61では、教師信号であるHD信号に対して間引き処理を行うことでSD信号を形成する。例えば、水平方向および垂直方向の画素数をそれぞれ1/2として生徒信号であるSD信号を形成する。
【0043】
このフィルタ61からのSD信号は、クラス分類領域切出部62および予測タップ領域切出部65に供給される。クラス分類領域切出部62では、SD信号から領域切り出しを行い、領域内の画素のデータをクラス分類部63および64に供給する。
【0044】
クラス分類部63,64は、図1に示す信号変換装置におけるクラス分類部12,22と同様にADRCを用いてクラス分類コードを発生する。ここで、クラス分類部63では,SD信号のライン上のデータに関するクラス分類コードを発生して、予測タップ領域切出部65と正規方程式加算部66に供給する。また、クラス分類部64では,SD信号のライン間のデータに関するクラス分類コードを発生して、予測タップ領域切出部65と正規方程式加算部67に供給する。
【0045】
予測タップ領域切出部65では、クラス分類部63からのクラス分類コードに基づいて、SD信号のライン上にデータを作成するため予測タップ領域の切り出しを行い、この領域内のデータを予測タップとして正規方程式加算部66に供給する。また、クラス分類部64からのクラス分類コードに基づいてSD信号のライン間にデータを作成するため予測タップ領域の切り出しを行い、この領域内のデータを予測タップとして正規方程式加算部67に供給する。
【0046】
正規方程式加算部66,67では、正規方程式データを生成して予測係数決定部68に供給し、予測係数決定部68では、正規方程式データを用いて演算処理を行い予測係数を算出する。
【0047】
ここで、予測係数の算出について、説明を一般化してn画素による予測係数の算出について説明する。予測タップとして選択される入力画素の輝度レベルをそれぞれx1 ,‥‥,xn とし、出力画素の輝度レベルをyとしたとき、クラス毎に予測係数w1 ,‥‥,wn によるnタップの線形推定式を設定する。これを下記の式(3)に示す。
【0048】
y=w1×x1 +w2×x2 +‥‥+wn×xn ・・・(3)
【0049】
この式(3)における予測係数w1 ,‥‥,wnを求める方法としては、最小二乗法による解法が考えられる。この解法では、Xを入力画素の輝度レベル、Wを予測係数、Yを出力画素の輝度レベルとして式(4)の観測方程式を作るようにデータを収集する。この式(4)において、mは学習データ数を表し、nは上述したように予測タップ数を示している。
【0050】
【数1】
Figure 0004470280
【0051】
次に式(4)の観測方程式をもとに、式(5)の残差方程式を立てる。
【0052】
【数2】
Figure 0004470280
【0053】
この式(5)から、各予測係数wiの最確値は、式(6)を最小にする条件が成り立つ場合と考えられる。
【0054】
【数3】
Figure 0004470280
【0055】
すなわち、式(7)の条件を考慮すれば良い。
【0056】
【数4】
Figure 0004470280
【0057】
式(7)のiに基づくn個の条件を考え、これを満たすw1 ,……,wn を算出すればよい。そこで、式(5)から次式(8)を得て、さらに式(7)と次式(8)から式(9)を得るものとする。
【0058】
【数5】
Figure 0004470280
【0059】
【数6】
Figure 0004470280
【0060】
そして式(5)及び式(9)から、次式(10)の正規方程式を得ることができる。
【0061】
【数7】
Figure 0004470280
【0062】
式(10)の正規方程式は、未知数の数がn個の連立方程式であるから、これにより各wi の最確値を求めることができる。実際には、掃き出し法(Gauss-Jordanの消去法)等の一般的な行列解法を用いて連立方程式を解く。
【0063】
正規方程式加算部66,67のそれぞれは、クラス分類部63,64から供給されたクラス情報と、予測タップ領域切出部65から供給された2組の予測タップと、作成しようとするHD信号を用いて正規方程式の加算を行う。
【0064】
学習に充分なフレーム数のデータ入力が終了した後、正規方程式加算部66,67は予測係数決定部68に正規方程式データを出力する。
【0065】
予測係数決定部68では、上述の連立方程式を解いて予測係数である各wi の最確値を求めると共に、算出された予測係数を予測係数メモリ15,25に書き込む。
【0066】
次に、図4は、階調変換を行うために必要とされる予測係数を作成するための予測係数学習ブロックの構成を示している。フィルタ71では、階調の正しい輝度レベルの教師信号BYから、信号レベルの変換を行い生徒信号BSを形成してクラス分類領域切出部72と予測タップ領域切出部73に供給する。このフィルタ71に入力された教師信号BYとフィルタ71から出力される生徒信号BSとを学習用の対として、予測係数の作成が行われる。
【0067】
このフィルタ71は、生徒信号BSと表示デバイスとの総合特性が直線状となるように、教師信号BYの信号レベルを変換するためのものあり、例えば表示デバイスの特性が図15Bに示すような特性であるときには、総合特性を直線状として画像の階調を表示デバイスの画面上に正しく再現できるように教師信号BYを図5に示すように補正して生徒信号DSを生成する。
【0068】
このフィルタ71からの階調補正されたSD信号は、クラス分類領域切出部72および予測タップ領域切出部75に供給される。クラス分類領域切出部72では、階調補正されたSD信号から領域切り出しを行い、領域内の画素のデータをクラス分類部73に供給する。
【0069】
クラス分類部73は、クラス分類部63等と同様にADRCを用いてクラス分類コードを発生して、予測タップ領域切出部75と正規方程式加算部76に供給する。予測タップ領域切出部75では、例えば注目画素を中心としてクラス分類コードに基づき複数の周辺画素を予測タップとして設定して正規方程式加算部76に供給する。
【0070】
正規方程式加算部76では、正規方程式データを生成して予測係数決定部78に供給し、予測係数決定部78では、正規方程式データを用いて演算処理を行い予測係数を算出する。この正規方程式加算部76と予測係数決定部78では、上述した正規方程式加算部66および予測係数決定部68と同様な処理を行い、予測係数決定部68で算出された予測係数を予測係数メモリ35に書き込む。
【0071】
以上のように学習を行った結果、予測係数メモリ15,25には、作成画素のデータを推定するための、統計的にもっとも真値に近い推定ができる予測係数が格納されることとなる。また、予測係数メモリ35には、クラス毎に注目画素の輝度レベルを推定するための、統計的にもっとも真値に近い推定ができる予測係数が格納されることとなる。
【0072】
また、予測タップ領域切出部65,75が出力する予測タップの個数は、画像信号処理装置で用いる予測タップの個数より大きいものとされて、予測係数決定部68,78では、クラス毎により多くの予測係数が求められて、この予測係数の中で、絶対値が大きいものから順に使用する数の予測係数が選択されると共に、選択された予測係数が予測係数メモリ15,25,35のクラスに対応するアドレス位置にそれぞれ格納される。
【0073】
次に動作について説明する。まず制御部50と画像表示装置との通信により、表示デバイスとして陰極線管が用いられると共に、画像表示装置ではSD信号に基づく画像だけでなく、SD信号よりも解像度の高いHD信号に基づく画像も表示可能であると判別されたときには、切換制御信号CSBによって信号切換部42の可動端子cを端子a側に設定する。また、信号切換部41の可動端子cをHD信号の水平周期で端子a側あるいは端子b側に交互に切り替える。
【0074】
ここで、解像度変換メインブロック10のクラスタップ構築部11と予測タップ構築部13では、SD信号のラインの近傍に位置する作成画素に対してSD信号の切り出しを行い、例えば図6Aに示すように、作成画素Pmaに対して上下左右方向に位置する画素を時間軸方向も含めて解像度変換用周辺画素Qaとして切り出しを行う。なお、クラスタップ構築部11と予測タップ構築部13における切り出し画素数は、等しくてもあるいは異なるものであっても良い。
【0075】
クラスタップ構築部11では、解像度変換用周辺画素のデータを空間クラスタップとしてクラス分類を行い、得られた空間クラス分類コードを予測タップ選択部14と予測係数メモリ15に供給する。
【0076】
予測タップ選択部14では、空間クラス分類コードに基づき予測タップの選択を行う。例えば、画素データのレベルのばらつきが少ないと空間クラス分類コードで示されているとき、予測タップとして選択する領域が狭いと積和演算部16によって算出された画素データの差が現れない。このため、予測タップとして選択する領域を広くして画素データの差が生じるように予測タップの選択を行う。
【0077】
このようにして予測タップ選択部14で選択された予測タップと、空間クラス分類コードに基づいて予測係数メモリ15から読み出された予測係数を用いて式(1)に示す積和演算を行うことにより、SD信号のラインの近傍に2倍の画素データを生成できる。
【0078】
同様に、解像度変換サブブロック20のクラスタップ構築部21と予測タップ構築部23では、SD信号のラインから離れて位置する作成画素Pmbに対してのSD信号の切り出しを行う。例えば図6Bに示すように、作成画素に対して上下左右方向に位置する画素を時間軸方向も含めて解像度変換用周辺画素Qbとして切り出しを行い、クラス分類、クラス分類によって得られた空間クラス分類コードに基づいて選択した予測タップおよび予測係数を用いた積和演算を行うことで、SD信号のラインから離れた位置に2倍の画素データを生成できる。
【0079】
ここで、解像度変換メインブロック10で生成された画素データをラインダブラ17に供給してSD信号の2倍の周波数で画素データを読み出すと共に、解像度変換サブブロック20で生成された画素データをラインダブラ27に供給してSD信号の2倍の周波数で画素データを読み出し、さらに、ラインダブラ17,27から読み出したデータをHD信号の水平周波数で交互に選択することにより、信号切換部41の可動端子cから解像度変換が行われたHD信号を得ることができる。
【0080】
また、階調変換ブロック30のクラスタップ構築部31と予測タップ構築部33においても、同様にして階調変換を行う注目画素に対してSD信号の切り出しを行う。例えば図7に示すように、注目画素Pmcに対して上下左右方向に位置する画素を階調変換用周辺画素Qcとして切り出しを行い、クラス分類部32で輝度クラス分類コードを生成し、予測タップ選択部34では、輝度クラス分類コードに基づいた予測タップの選択を行う。例えば、画像の輝度傾斜が緩やかでレベルのばらつきが少ないと輝度クラス分類コードで示されているとき、予測タップとして選択する領域が狭いと積和演算部36によって算出された輝度データの差が現れない。このため、予測タップとして選択する領域を広くして輝度データの差が生じるように、すなわち階調差が生じるように予測タップの選択を行う。
【0081】
このようにして予測タップ選択部34で選択された予測タップと、輝度クラス分類コードに基づいて予測係数メモリ35から読み出された予測係数を用いて式(2)に示す積和演算を行うことにより輝度データが算出されて、注目画素の輝度データを補正できる。
【0082】
ここで、処理モード設定スイッチ51の設定状態あるいは制御部50と画像表示装置との通信により、表示デバイスとして陰極線管が用いられて、SD信号に基づく画像だけでなくHD信号に基づく画像も表示できるものと判別されたときには、信号切換部42の可動端子をa側に設定する。この場合には、図8に示すようにSD信号に基づく画素間に新たな画素が生成されたHD信号が出力されるので、高解像度の画像を表示できる。
【0083】
また、表示デバイスとして液晶表示素子が用いられると判別されたときには、切換制御信号CSBによって信号切換部42の可動端子cを端子b側に設定する。この場合には、注目画素の輝度レベルと周辺画素を含めた輝度レベル分布パターンに応じて注目画素の輝度レベルが調整されるので、例えば図9に示すように、入力画像信号の信号レベルが「3」であるときには、周辺画素を含めた輝度レベル分布のパターンに応じて信号レベルが「20」〜「25」のいずれかに変換され、信号レベルが「4」であるときには、パターンに応じて信号レベルが「26」〜「29」のいずれかに変換される。すなわち、入出力特性が線形であって図10Aの破線で示すように階調表示が行われる場合に、表示デバイスの入出力特性が非線形であるため、実線で示すように階調レベルが欠落する場合であっても、階調変換処理によって階調創造が行われて、図10Bに示すように、入出力特性が線形である場合と同様な階調レベルを持たせることができる。このため、図11Aに示すように画面上の輝度レベルが小さいために画像が黒くつぶれてしまい、十分な階調で画像を表示することができない場合であっても、十分な階調を得ることができるように輝度レベルの変換が行われると共に、周辺画素の輝度レベルによって階調創造が行われて、図11Bに示すテーブル変換の場合のように輝度レベルが高いものとされるが、輝度レベルの差が少ないためにコントラストの少ないフラットな画像となってしまうことなく、図11Cに示すように輝度レベルが高いものとされると共に階調創造も行われて画像を高画質で表示できる。
【0084】
ところで、上述の実施の形態では、解像度変換を行うための解像度変換メインブロック10と解像度変換サブブロック20および階調変換ブロック30を別個に設けるものとしたが、解像度変換メインブロック10と解像度変換サブブロック20および階調変換ブロック30は略同様な構成とされている。このため、解像度変換メインブロック10と解像度変換サブブロック20のいずれか一方の予測係数メモリに、階調変換ブロック30の予測係数メモリに記憶されている予測係数も記憶させることで、1つのブロックを解像度変換と階調変換で共用することもできる。
【0085】
図12は、階調変換ブロック30と例えば解像度変換メインブロック10の動作を1つの複合変換ブロック80で行うように構成した画像信号処理装置の構成を示している。
【0086】
SD信号の輝度データは、複合変換ブロック80のクラスタップ構築部81と予測タップ構築部83に供給される。また、スイッチ43を介して解像度変換サブブロック20のクラスタップ構築部21と予測タップ構築部23に供給される。なお、解像度変換サブブロック20は上述の実施の形態と同一であり説明は省略する。
【0087】
クラスタップ構築部81では、後述する制御部89からの変換モード設定信号MCTに基づき、作成画素に対して周囲の複数画素の領域を切り出し、あるいは輝度レベルを補正する注目画素と周囲の階調変換用周辺画素の領域を切り出し、領域内の画素のデータをクラス分類部82に供給する。
【0088】
クラス分類部82では、切り出された領域の画素のレベル分布パターンを判別してクラス分類を行う。このクラス分類では制御部89から供給された変換モード設定信号MCTに基づいてクラス分類処理を行い、クラス分類コードを生成して予測タップ選択部84と予測係数メモリ85に供給する。
【0089】
予測タップ構築部83では、制御部89から供給された変換モード設定信号MCTに基づき、SD信号から予測演算に必要とされる予測タップが含まれる領域の設定を行うと共に、設定された領域から予測タップを切り出して予測タップ選択部84に供給する。
【0090】
予測タップ選択部84では、クラス分類部82からのクラス分類コードに基づき、予測タップ構築部83から供給された予測タップの選択を行い、選択した予測タップを積和演算部86に供給する。
【0091】
予測係数メモリ85には、SD信号とHD信号の関係を学習することにより取得された解像度変換用予測係数と、補正を行う前の正しい階調のSD信号と表示デバイスで表示される画像の輝度の関係を学習することにより取得された階調変換用予測係数とがクラス毎に記憶されている。この予測係数は、線形推定式によりSD信号をHD信号へ変換したり、SD信号の階調創造を行うための情報である。ここで、クラス分類コードが予測係数メモリ85に供給されると、制御部89から供給された変換モード設定信号MCTに基づいて解像度変換用予測係数あるいは階調変換用予測係数のいずれかが選択されて、選択された予測係数からクラス分類コードに対応した予測係数を読み出して積和演算部86に供給する。
【0092】
積和演算部86では、予測タップ選択部84からの予測タップと、予測係数メモリ85から読み出された予測係数とを用いた線形1次結合式による演算を行うことで、作成画素のデータを算出、あるいは注目画素の階調創造が行われたデータを算出する。
【0093】
ここで、積和演算部86は、作成画素のデータを算出する場合にSD信号の現存ライン上のデータを出力すると共に、水平方向で2倍の数の画素データを出力する。
【0094】
積和演算部86で生成された画素データはラインダブラ87に供給される。このラインダブラ87には、制御部89から書込読出制御信号CTMが供給されて、この書込読出制御信号CTMによって、積和演算部86から供給されたデータをSD信号の水平周波数あるいはSD信号の例えば2倍の水平周波数で読み出して信号切換部45の端子a側に供給する。また、信号切換部45の端子b側にはラインダブラ27から出力された信号が供給される。この信号切換部45には、制御部89から切換制御信号CSCが供給されて、この切換制御信号CSCによって可動端子cが端子a側あるいは端子b側に切り替えられる。
【0095】
スイッチ43には、制御部89から変換モード設定信号MCTが供給されて、この変換モード設定信号MCTに基づきスイッチ動作が制御される。
【0096】
制御部89は、画像表示装置との通信によって表示装置情報を入手して画像表示装置で用いられている表示デバイスを判別する。ここで、制御部89では、入手した表示装置情報に基づき、表示デバイスが陰極線管であるかあるいは液晶表示素子等であるか、また解像度はどの程度であるかの判別を行い、判別結果に基づき変換モード設定信号MCTや書込読出制御信号CTMおよび切換制御信号CTCを生成して、複合変換ブロック80やスイッチ43、ラインダブラ27,87、信号切換部45に供給し、表示デバイスに応じて解像度変換あるいは階調変換を行う。
【0097】
ここで、制御部89では、画像表示装置との通信によって表示デバイスが例えば陰極線管であり、HD信号に基づく画像を表示であると判別したときには、変換モード設定信号によってスイッチ43をオン状態とする。また、クラスタップ構築部81では、クラスタップ構築部11と同様に解像度変換用周辺画素の領域の切り出しを行うと共に、クラス分類部82ではクラス分類部12と同様にして、切り出された領域の画素のレベル分布パターンを判別してクラス分類を行う。
【0098】
予測タップ構築部83では、予測タップ構築部13と同様にしてSD信号から予測演算に必要とされる予測タップが含まれる領域の設定を行うと共に、設定された領域から予測タップを切り出して予測タップ選択部84に供給する。さらに予測タップ選択部84では、予測タップ選択部14と同様にしてクラス分類コードに基づき、予測タップ構築部83から供給された予測タップの選択を行い、選択した予測タップを積和演算部86に供給する。
【0099】
また、予測係数メモリ85では、解像度変換用予測係数からクラス分類コードに応じた予測係数を読み出して積和演算部86に供給する。
【0100】
積和演算部86では、積和演算部16と同様に予測タップ選択部84からの予測タップと、予測係数メモリ85から読み出された予測係数とを用いた線形1次結合式による演算を行うことで、新たに生成する画素のデータを算出してラインダブラ87に供給する。
【0101】
ここで、例えば積和演算部86はSD信号の現存ライン上のデータを出力すると共に、積和演算部26は現存ライン間に位置する作成ライン上のデータを出力する。さらに、積和演算部26,86は水平方向で2倍の数の画素データを出力する。
【0102】
ラインダブラ27,87では、書込読出制御信号CTMに基づいてライン倍速の処理を行いラインダブラ27から出力されるデータは信号切換部45の端子bに供給されると共に、ライン倍速処理が行われてラインダブラ87から出力されるデータは信号切換部45の端子aに供給される。
【0103】
信号切換部45では、切換制御信号CSCによってHD信号の水平周期で可動端子cが端子aおよび端子bに交互に切り替えられて、信号切換部45の可動端子cからSD信号の解像度を高めたHD信号を出力させることができる。
【0104】
また制御部89では、画像表示装置との通信によって表示デバイスが例えば液晶表示素子であると判別したときには、変換モード設定信号によってスイッチ43をオフ状態とする。また、クラスタップ構築部81では、クラスタップ構築部31と同様に階調変換用周辺画素の領域の切り出しを行うと共に、クラス分類部82ではクラス分類部32と同様にして、切り出された領域の画素のレベル分布パターンを判別してクラス分類を行う。
【0105】
予測タップ構築部83では、予測タップ構築部33と同様にしてSD信号から予測演算に必要とされる予測タップが含まれる領域の設定を行うと共に、設定された領域から予測タップを切り出して予測タップ選択部84に供給する。さらに予測タップ選択部84では、予測タップ選択部34と同様にしてクラス分類コードに基づき、予測タップ構築部83から供給された予測タップの選択を行い、選択した予測タップを積和演算部86に供給する。
【0106】
また、予測係数メモリ85では、階調変換用予測係数からクラス分類コードに応じた予測係数を読み出して積和演算部86に供給する。
【0107】
積和演算部86では、積和演算部36と同様に予測タップ選択部84からの予測タップと、予測係数メモリ85から読み出された予測係数とを用いた線形1次結合式による演算を行うことで、注目画素の新たなデータを生成してラインダブラ87に供給する。
【0108】
ラインダブラ87では、書込読出制御信号CTMに基づき、供給されたデータのライン倍速処理を行うことなくSD信号のデータとして信号切換部45の端子bに供給する。また、信号切換部45では切換制御信号CSCに基づいて可動端子cを端子a側に切り替えた状態で保持する。このため、信号切換部45の可動端子cから階調創造を行って階調が高められたSD信号を出力させることができる。
【0109】
このように、1つの変換ブロックを解像度変換と階調変換で共用することができるので、構成を簡単とすることができる。
【0110】
また、上述の実施の形態では、解像度変換や階調変換を行う際に、本出願人による特開平9-74543号公報の明細書および図面で提案されているような画像の動き量をクラス分類して、この分類結果を用いてクラス分類コードを生成するものとし、画像の動き量を考慮して予測タップの選択や予測係数の読み出しを行うものとしても良い。
【0111】
図13は、画像の動き量も考慮した変換ブロックの構成を示している。変換ブロック90のクラスタップ構築部91では、解像度変換用周辺画素あるいは階調変換用周辺画素の領域の切り出しを行い、領域内の画素のデータをクラス分類部92に供給する。
【0112】
クラス分類部92では、レベル分布のパターンを判別してクラス分類を行う。このクラス分類部92では、上述のように例えばADRCを用いてクラス分類コードを生成して予測タップ選択部94と予測係数メモリ95に供給する。
【0113】
予測タップ構築部93では、SD信号から予測タップを切り出して予測タップ選択部94に供給する。また、予測タップ選択部94では、クラス分類部92からのクラス分類コードに基づき、予測タップ構築部93から供給された画素の選択を行い、選択した画素のデータを積和演算部96に供給する。
【0114】
予測係数メモリ95には、予め学習することにより取得された予測係数をクラス毎に記憶するものとして、クラス分類コードに対応した予測係数を読み出して積和演算部96に供給する。
【0115】
積和演算部96では、予測タップ選択部94からの予測タップと予測係数メモリ95から読み出された予測係数との積和演算を行い、新たなデータを算出する。
【0116】
ここで、領域切出部97では、動きの程度をクラス分類するために、SD信号から作成画素や注目画素を基準とした信号の切り出しを行う。ここで、切り出された画素のデータは動きクラス分類部98に供給される。動きクラス分類部98では、切り出された領域の画素データを用いて例えばフレーム間差分を算出し、その絶対値の平均値としきい値を比較することで動きクラスコードを生成する。この動きクラスコードをクラスタップ構築部91に供給して、動きクラスコードに応じてクラスタップの切り出しを行う。あるいは動きクラスコードをクラス分類部92に供給して、動きクラスコードとクラスタップに基づいたクラスコードから最終的なクラスコードを生成して予測タップ選択部94や予測係数メモリ95に供給する。又は、動きクラスコードを予測タップ選択部94に供給して、動きクラスコードも考慮して予測タップの選択を行うものとしても良い。
【0117】
例えば、動きクラスコードによって動きが小さいものと判別されたときには、2フィールド分あるいはそれ以上のフィールド数の画素を用いることが効果的である。このため、図14Aに示すように作成画素Pmaに対して予測タップTaaを選択する。また、動きクラスコードによって動きが大きいものと判別されたときには、1フィールド内の画素を用いることが効果的である。このため、図14Bに示すように作成画素Pmabに対して予測タップTabを選択する。
【0118】
このようにして選択した予測タップと予測係数を用いて積和演算を行うことにより、画像の動きに応じて解像度変換処理を行うことができる。また、階調変換処理においても、画像の動きクラスコードを用いて階調創造を行うこともできる。
【0119】
また、上述の場合には、式(1)の線形1次結合式で用いる予測係数を予測演算設定情報として記憶するものとしたが、クラス毎に最適な推定式も記憶するものとして、決定されたクラスの推定式と予測係数を用いて演算を行うことにより、更に高精度の解像度変換および階調変換処理を行うことができる。
【0120】
さらに、予測演算設定情報を表示デバイス毎に設けるものとし、上述したように表示デバイスに応じたスイッチ設定あるいは画像表示装置との通信に基づく表示デバイスの判別結果に基づいて、解像度変換および階調変換処理を切り替えるだけでなく、表示デバイスに応じた予測演算設定情報を選択可能とすれば、種々の表示デバイスに応じて最適な解像度変換および階調変換処理を行うことができる。
【0121】
なお、色信号データについては、輝度データと同様に処理しても良く、また本出願人による特開平10-229565号公報の明細書および図面で提案されているように、輝度データとは異なる簡単な補間処理、例えば注目画素のラインの色信号データと同一フィールドのその上下のラインの色信号データを用いた演算処理によって補間処理を行うものとしても良い。
【0122】
【発明の効果】
この発明によれば、入力画像信号から注目画素周辺の画素を選択して、選択した画素データのレベル分布パターン検出を行い、検出されたパターンに基づいてクラスを決定するものとし、前記決定されたクラスに応じた予測係数と、前記入力画像信号から前記注目画素に応じて選択した画素の画素データを用いて予測演算を行うことにより、前記注目画素の画素データを生成するものとし、前記入力画像信号の画素および新たに作成する画素を前記注目画素として設定して入力画像信号よりも高解像度の画像信号を生成する解像度変換処理と、前記入力画像信号の画素を前記注目画素として設定して入力画像信号の階調レベルを補正した画像信号を生成する階調レベル変換処理を択一的に行われる。このため、解像度変換処理と階調レベル変換処理と1つの画像信号処理装置で効率よく行うことができる。
【0123】
また、解像度変換処理と階調レベル変換処理とでは、画素の選択やクラス決定およびクラスに応じて出力される予測係数が切り換えられるので、高画質の画像を表示させることができることを特徴とする請求項6記載の画像信号処理方法。
【0124】
さらに、画像表示を行う画像表示装置の判別が行われて、判別結果に基づいて解像度変換処理あるいは階調レベル変換処理が行われる。このため、画像表示装置に対応させて画像を高画質に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像信号処理装置の構成を示す図である。
【図2】クラス分類部の構成を示す図である。
【図3】予測係数学習ブロック(解像度変換)の構成を示す図である。
【図4】予測係数学習ブロック(階調変換)の構成を示す図である。
【図5】フィルタ71の特性を示す図である。
【図6】解像度変換ブロックでの画素切り出しを説明するための図である。
【図7】階調変換ブロックでの画素切り出しを説明するための図である。
【図8】解像度変換結果を示す図である。
【図9】階調変換動作を説明するための図である。
【図10】階調変換前と階調変換後の階調レベルを示す図である。
【図11】階調変換前後の画面上の輝度分布を示す図である。
【図12】画像信号処理装置の他の構成を示す図である。
【図13】変換ブロック90の構成を示す図である。
【図14】動き検出を行ったときの予測タップの選択動作を説明するための図である。
【図15】表示デバイスの特性を示す図である。
【符号の説明】
10・・・解像度変換メインブロック、11,21,31,81,91・・・クラスタップ構築部、12,22,32,82,92・・・クラス分類部、13,23,83,93・・・予測タップ構築部、14,34,84,94・・・予測タップ選択部、15,25,35,85,95・・・予測係数メモリ、16,26,36,86,96・・・積和演算部、17,27,87・・・ラインダブラ、20・・・解像度変換サブブロック、30・・・階調変換ブロック、33・・・予測タップ構築部、41,42,45・・・信号切換部、43・・・スイッチ、50,89・・・制御部、51・・・処理モード設定スイッチ、61,71・・・フィルタ、62,72・・・クラス分類領域切出部、63,64,73・・・クラス分類部、65,75・・・予測タップ領域切出部、66,67,76・・・正規方程式加算部、68,78・・・予測係数決定部、80・・・複合変換ブロック、90・・・変換ブロック、97・・・領域切出部、98・・・動きクラス分類部、121・・・最大値検出回路、122・・・最小値検出回路、123・・・遅延回路、124,125・・・減算器、126・・・適応再量子化回路、127・・・並列化回路

Claims (11)

  1. 入力画像信号から注目画素周辺の画素データを選択して、選択した画素データに基づいてクラスを決定するクラス決定手段と、
    予めクラス毎に予測演算設定情報を記憶して、前記クラス決定手段で決定されたクラスに応じた予測演算設定情報を出力する情報記憶手段と、
    前記入力画像信号から前記注目画素に応じて画素データを選択するタップ設定手段と、
    前記情報記憶手段から出力された予測演算設定情報と前記タップ設定手段で選択された画素データを用いた予測演算によって、前記注目画素の画素データを生成する予測演算手段とを用いて変換ブロックを構成し、
    前記変換ブロックの動作を制御する制御手段を設け、
    前記制御手段では、新たに作成する画素を前記注目画素として前記変換ブロックを用いることにより、前記入力画像信号よりも高解像度の画像信号を生成する解像度変換処理と、前記入力画像信号の画素を前記注目画素として前記変換ブロックを用いることにより、前記入力画像信号の階調レベルを補正した画像信号を生成する階調レベル変換処理を択一的に選択可能とした
    ことを特徴とする画像信号処理装置。
  2. 前記変換ブロックを複数設けるものとし、
    前記制御手段では、前記複数の変換ブロックを、前記解像度変換処理を行う第1処理ブロックと前記階調レベル変換処理を行う第2処理ブロックに区分し、前記第1処理ブロックあるいは前記第2処理ブロックのいずれかを切り換えて選択することにより、前記解像度変換処理と前記階調レベル変換処理を択一的に選択可能とした
    ことを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装置。
  3. 前記制御手段では、前記変換ブロックのクラス決定手段や情報記憶手段を制御して、画素データの選択やクラス決定およびクラスに応じて出力される予測演算設定情報を切り換えることにより、前記解像度変換処理と前記階調レベル変換処理を択一的に選択可能とした
    ことを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装置。
  4. 前記変換ブロックを2つ設けるものとし、
    前記制御手段では、前記第1の変換ブロックを制御して入力画像信号と等しいライン間隔で前記注目画素を設けて画素データを生成すると共に、第2の変換ブロックを制御して第1の変換ブロックで設けた前記注目画素のライン間に前記注目画素を設けて画素データを生成することにより前記解像度変換処理を行い、また前記第1の変換ブロックのみを用いると共に、前記第1の変換ブロックを制御して入力画像信号の画素を前記注目画素に設定して新たな画素データを生成することにより前記階調レベル変換処理を行う
    ことを特徴とする請求項3記載の画像信号処理装置。
  5. 前記制御手段では、前記変換ブロックで生成された画像信号を用いて画像表示を行う画像表示装置を判別し、判別結果に基づいて前記解像度変換処理と前記階調レベル変換処理を択一的に選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装置。
  6. 前記クラス決定手段では、前記選択した画素データのレベル分布パターン検出を行い、検出されたパターンに基づいてクラスを決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装置。
  7. 入力画像信号から注目画素周辺の画素を選択して、選択した画素データのレベル分布パターン検出を行い、検出されたパターンに基づいてクラスを決定するものとし、
    前記決定されたクラスに応じた予測演算設定情報と、前記入力画像信号から前記注目画素に応じて選択した画素の画素データを用いて予測演算を行うことにより、前記注目画素の画素データを生成するものとし、
    前記入力画像信号の画素および新たに作成する画素を前記注目画素として設定して前記入力画像信号よりも高解像度の画像信号を生成する解像度変換処理と、前記入力画像信号の画素を前記注目画素として設定して前記入力画像信号の階調レベルを補正した画像信号を生成する階調レベル変換処理を択一的に行えるようにした
    ことを特徴とする画像信号処理方法。
  8. 前記解像度変換処理と前記階調レベル変換処理とでは、前記画素の選択やクラス決定およびクラスに応じて出力される予測演算設定情報を切り換えることを特徴とする請求項7記載の画像信号処理方法。
  9. 入力画像信号と等しいライン間隔で第1の注目画素を設けて画素データを生成すると共に、前記第1の注目画素のライン間に第2の前記注目画素を設けて画素データを生成することにより、前記解像度変換処理を行うと共に、前記第1の注目画素に代えて前記入力画像信号の画素を設定して画素データを生成することにより前記階調レベル変換処理を行う
    ことを特徴とする請求項7記載の画像信号処理方法。
  10. 前記変換ブロックで生成された画像信号を用いて画像表示を行う画像表示装置の判別を行い、判別結果に基づいて前記解像度変換処理と前記階調レベル変換処理を択一的に選択する
    ことを特徴とする請求項7記載の画像信号処理方法。
  11. 前記クラス決定では、前記選択した画素データのレベル分布パターン検出を行い、検出されたパターンに基づいてクラスを決定する
    ことを特徴とする請求項7記載の画像信号処理方法。
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