JP4468446B2 - 直交周波数分割多重システムにおける周波数空間ブロック符号の符号化/復号化装置及び方法 - Google Patents

直交周波数分割多重システムにおける周波数空間ブロック符号の符号化/復号化装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムの送信アンテナダイバーシチ装置及び方法に関し、特に、多重アンテナを使用する移動通信システムにおいて、ダイバーシチ利得及び送信率を最大化するための周波数空間ブロック符号化(SFBC)装置及び方法に関する。
通信において最も根本的な問題は、チャネルを介してどれくらい効率的にかつ信頼性あるようにデータを送信できるかということである。近年、盛んに研究されている次世代マルチメディア移動通信システムでは、初期の音声中心のサービスから脱皮して、映像、無線データなどの多様な情報を処理し送信できる高速通信システムが求められるにつれて、適切なチャネル符号化方式を使用してシステムの効率を上げている。
一般に、移動通信システムに存在する無線チャネル環境は、有線チャネル環境とは異なり、多重経路干渉(multipath interference)、シャドーイング(shadowing)、電波減衰、時変雑音及びフェージング(fading)などのような様々な要因により、やむをえずエラーが発生して情報の損失が生じる。
前記情報損失は、実際の送信信号に激しい歪みを発生させて、前記移動通信システムの全体性能を低下させる要因として作用する。一般に、このような情報の損失を減少させるために、チャネルの性格に応じて多様なエラー制御技法を利用してシステムの信頼度を高めるが、このようなエラー制御技法のうち、最も基本的な方法は、エラー訂正符号を使用することである。
また、無線通信システムにおいて、多重経路フェージングを緩和させるために、ダイバーシチ技術を使用するが、例えば、時間ダイバーシチ、周波数ダイバーシチ、アンテナダイバーシチなどがある。
前記アンテナダイバーシチ方式は、多重アンテナを使用する方式であって、前記アンテナダイバーシチ方式は、受信アンテナを複数使用する受信アンテナダイバーシチ方式、送信アンテナ複数使用する送信アンテナダイバーシチ方式、及び複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを使用する多重入力多重出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)方式に分類される。
ここで、前記MIMO方式は、一種の時空間符号化(STC:Space−Time Coding)方式であり、前記時空間符号化方式は、予め設定された符号化方式で符号化された信号を複数の送信アンテナを使用して送信することによって、時間領域での符号化方式を空間領域に拡張して、より低いエラー率を達成する方式である。
一方、前記アンテナダイバーシチ方式を效率的に適用するために提案された方式の1つである時空間ブロック符号化(STBC:Space Time Block Coding)方式は、「Vahid Tarokh」などにより提案されており(Vahid Tarokh,「Space time block coding from orthogonal design,」IEEE Trans.on Info.,Theory,Vol.45,pp.1456−1467,July 1999),前記時空間ブロック符号化方式は、S.M.Alaoutiが提案した送信アンテナダイバーシチ方式(「A simple transmitter diversity scheme for wireless communication,」IEEE Journal on Selected Area in Communication,Vol.16,pp.1451−1458,Oct.1998)を2個以上の送信アンテナに適用できるように拡張した方式である。
図1は、従来の技術に係る時空間ブロック符号化方式を使用する移動通信システムにおける送信機の構成を示している。これは、Tarokhにより提案されたもので、同図に示すように、変調器100、直列/並列変換器102、時空間ブロック符号化器104、及び4個の送信アンテナ106、108、110、112で構成される。
図1に示すように、まず、変調器100は、入力される情報データ(または符号化データ)を予め設定された変調方式で変調して、変調シンボルを出力する。ここで、前記予め設定された変調方式は、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、PAM(Pulse Amplitude Modulation)、PSK(Phase Shift Keying)などのような変調方式のうち、いずれかの方式になり得る。
直列/並列変換器102は、前記変調器100からの直列データを並列データに変換して、時空間ブロック符号化器104に出力する。ここで、前記変調器100から出力される直列変調シンボルをsと仮定する。前記時空間ブロック符号化器104は、前記直列/並列変換器102から入力された4個のシンボルを時空間ブロック符号化(STBC)して、8個の組み合わせを生成し、前記8個の組み合わせを順に4個の送信アンテナを介して送信する。前記8個の組み合わせを生成するための符号化行列は、下記の数1の通りである。
Figure 0004468446
ここで、Gは、4個の送信アンテナを介して送信されるシンボルの符号化行列を示し、s,s,s,sは、送信しようとする4個の入力シンボルを示す。前記符号化行列で列(column)の数は、送信アンテナの数に対応し、行(row)の数は、前記4個のシンボルを送信するのに必要な時間を示す。すなわち、4個のシンボルが8個の時間区間の間、4個のアンテナを介して送信されることが分かる。
すなわち、第1番目の時間区間では、第1送信アンテナ106を介してsが送信され、第2送信アンテナ108を介してsが送信され、第3送信アンテナ110を介してsが送信され、第4送信アンテナ112を介してsが送信される。このような方式で、第8番目の時間区間では、第1送信アンテナ106を介して
Figure 0004468446
が送信され、第2送信アンテナ108を介して
Figure 0004468446
が送信され、第3送信アンテナ110を介して
Figure 0004468446
が送信され、第4送信アンテナ112を介して
Figure 0004468446
が送信される。すなわち、前記時空間符号化器104は、i番目のアンテナに前記符号化行列のi番目の列のシンボルを順に伝達する。
以上説明したように、前記時空間ブロック符号化器104は、入力される4個のシンボルに反転(negative)と共役(conjugate)を適用して8個のシンボル列を生成し、前記8個のシンボル列を8個の時間区間の間、4個のアンテナ106、108、110、112を介して送信する。ここで、それぞれのアンテナに出力されるシンボルシーケンス、すなわち符号化行列の列は、互いに直交性を有するため、ダイバーシチ次数分のダイバーシチ利得を獲得することができる。
図2は、従来の技術に係る時空間ブロック符号化方式を使用する移動通信システムにおける受信機の構成を示している。特に、前記図2は、図1の送信機の構造に対応する受信機の構造を示している。
同図に示すように、前記受信機は、複数の受信アンテナ200〜202、チャネル推定器204、信号結合器206、検出器208、並列/直列変換器210、及び復調器212で構成される。
同図に示すように、まず、図1の送信機から4個の送信アンテナを介して送信された信号は、第1受信アンテナ200〜第P受信アンテナ202それぞれを介して受信される。前記第1受信アンテナ200〜第P受信アンテナ202それぞれは、受信された信号をチャネル推定器204と信号結合器206とに出力する。
前記チャネル推定器204は、前記第1受信アンテナ200〜第P受信アンテナ202それぞれを介して受信された信号を入力して、チャネル利得を示すチャネル係数を推定して、検出器208と前記信号結合器206とに出力する。すなわち、前記チャネル推定器204は、前記送信機の送信アンテナ106、108、110、112から前記受信アンテナ200〜202へのチャネル利得を示すチャネル係数を推定する。
前記信号結合器206は、前記第1受信アンテナ200〜第P受信アンテナ202それぞれを介して受信された信号と、前記チャネル推定器204から出力されるチャネル係数とを所定の規則に応じて結合して、受信シンボルを出力する。
前記検出器208は、前記信号結合器206からの前記受信シンボルに前記チャネル推定器204からの前記チャネル係数を乗算して推定シンボルを生成し、前記推定シンボルを持って、前記送信機から送信可能な全てのシンボルに対する決定統計量を計算した後、臨界値検出を介して前記送信機が送信したシンボルを検出して出力する。
並列/直列変換器210は、前記検出器208からの並列データを直列データに変換して出力する。復調器212は、前記並列/直列変換器210からのシンボルを予め設定された復調方式で復調して、本来の情報データビットに復元する。
上述のAlamoutiの時空間ブロック符号化技術は、2個の送信アンテナを介して複素シンボルを送信しても、送信率を損失せず、送信アンテナの数と同じ、すなわち最大のダイバーシチ次数を得ることができるという利点がある。
一方、前記Alamoutiの時空間ブロック符号化技術を拡張したTarokhの方式は、先の図1と図2で説明した通り、相互間に直交的な列を有する行列形態の時空間ブロック符号を使用して、最大ダイバーシチ次数を得る。しかしながら、前記Tarokh方式は、4個の複素シンボルを8個の時間区間の間に送信するため、送信率が1/2に減少する。また、1つのブロック(4個のシンボル)を完全に送信するのに8個の時間区間が必要なため、高速のフェージングの場合、ブロック内でのチャネルの変化により受信性能が劣化するという問題がある。すなわち、4個以上のアンテナを使用して複素シンボルを送信する場合、N個のシンボルを送信するために、2N個の時間区間が必要なため、遅延時間が長くなり、送信率が低下するという問題がある。
一方、3個以上の送信アンテナを介して複素信号を送信する多重アンテナシステムにおいて、最大送信率を有する方式を設計するために、Giannakisグループが複素フィールドでの星座回転(constellation rotation)を介して4個の送信アンテナで最大ダイバーシチ最大送信率(FDFR:full diversity full rate)のSTBCを提案したことがある。
すると、ここで、Giannakisグループが提案した時空間ブロック符号化方式について説明する。
図3は、従来の技術に係るGiannakisが提案した時空間ブロック符号化方式を使用する移動通信システムにおける送信機の構成を示している。同図に示すように、前記送信機は、変調器300、プリ符号化器302、時空間マッピング器304、及び複数の送信アンテナ306、308、310、312で構成される。
同図に示すように、まず、変調器300は、入力される情報データ(または符号化データ)を予め設定された変調方式で変調して、変調シンボルを出力する。ここで、前記予め設定された変調方式は、BPSK、QPSK、QAM、PAM、PSK方式などのような変調方式のうちのいずれかの方式になり得る。
前記プリ符号化器302は、前記変調器300からのN個の変調シンボル(d、d、d、d)を信号空間上で信号の回転が発生するように符号化して、N個のシンボルを出力する。説明の便宜上、送信アンテナの数が4個である場合について説明する。ここで、前記変調器300から出力される4個の変調シンボルで構成されるシンボル列をdと仮定する。前記プリ符号化器302は、前記変調シンボル列dを下記の数6のような演算動作を介して、複素ベクトルrを生成する。
Figure 0004468446
ここで、Θは、プリ符号化行列を示し、Giannakisグループでは、前記プリ符号化行列として単一行列であるVandermonde行列を使用している。また、前記プリ符号化行列において、αは、下記の数7のように表現される。
Figure 0004468446
上述のように、Giannakisグループが提案した時空間符号化方式は、4個の送信アンテナを使用する場合のみならず、4個を超過する個数の送信アンテナに拡張容易な方式である。前記時空間マッピング器304は、前記プリ符号化器302からのシンボルを下記の数8のように時空間ブロック符号化して出力する。
Figure 0004468446
前記式4においてSは、4個の送信アンテナ306、308、310、312を介して送信されるシンボルの符号化行列を示す。前記符号化行列で列の数は、送信アンテナの数に対応し、行の数は、前記4個のシンボルを送信するのに必要な時間に対応する。すなわち、4個のシンボルが4個の時間区間の間、4個のアンテナを介して送信されることが分かる。
すなわち、第1番目の時間区間では、第1送信アンテナ306を介してr信号を送信し、前記第1送信アンテナ306を除いた残りの送信アンテナ308、310、312では如何なる信号も送信しない。第2番目の時間区間では、第2送信アンテナ308を介してrを送信し、前記第2送信アンテナ308を除いた残りの送信アンテナ306、310、312では、如何なる信号も送信しない。第3番目の時間区間では、第3送信アンテナ310を介してrを送信し、前記第3アンテナ310を除いた残りの送信アンテナ306、308、312では、如何なる信号も送信しない。第4番目の時間区間では、第4送信アンテナ312を介してrを送信し、前記第4送信アンテナ312を除いた残りの送信アンテナ306、308、310では、如何なる信号も送信しない。
このように、4個のシンボルが4個の時間区間の間、無線チャネルを介して受信機(図示せず)に受信されると、前記受信機は、ML(Maximum Likelihood)復号化方式で前記変調シンボル列dを復元する。
また、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームは、2003年にGiannakisグループが提案した時空間ブロック符号化方式に比べて、符号化利得に優れたプリ符号化器及び連接符号を提案した。Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームは、Giannakisグループが提案した対角行列(diagonal matrix)の代わりに、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号を連接して使用することによって、符号化利得を向上させている。説明の便宜上、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームが提案した時空間ブロック符号をAlamouti FDFR STBC(Alamouti Full Diversity Full Rate Space Time Block Codes)と称する。
以下、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームが提案した時空間ブロック符号化方式について説明する。
図4は、従来の技術に係るTaejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームが提案した4個の送信アンテナを使用し、時空間ブロック符号化方式を使用する移動通信システムにおける送信機の構成を示している。同図に示すように、前記送信機は、プリ符号化器400、マッピング器402、遅延器404、2個のAlamouti符号化器406、408、及び4個の送信アンテナ410、412、414、416で構成される。
同図に示すように、まず、プリ符号化器400は、入力される4個の変調シンボルを信号空間上で信号の回転が発生するように符号化して出力する。ここで、前記プリ符号化器400に入力される前記4個の変調シンボルをd,d,d,dと仮定し、前記4個の変調シンボルで構成されるシンボル列をdと仮定する。前記プリ符号化器400は、前記変調シンボル列dを下記の数9のような演算動作を介して複素ベクトルrを生成する。
Figure 0004468446
ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/4),(i=0,1,2,3)である。
前記マッピング器402は、前記プリ符号化器400からの4個のシンボルを2個ずつグループ化して、2個の成分で構成された2個のベクトル[r,r],[r,r]を出力する。ここで、前記第1番目のベクトル[r,rは、Alamouti符号化器406に入力され、第2番目のベクトル[r,rは、遅延器404に入力される。
前記遅延器404は、前記第2番目のベクトル[r,rを一時間区間の間、バッファリングした後、Alamouti符号化器408に出力する。すなわち、前記マッピング器402の第1番目のベクトル[r,rは、第1番目の時間にAlamouti符号化器406に入力され、第2番目のベクトル[r,rは、第2番目の時間にAlamouti符号化器408に入力される。ここで、Alamouti符号化器とは、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式を使用する符号化器のことを意味する。
前記Alamouti符号化器406は、前記マッピング器402からの[r,rを第1番目及び第2番目の時間区間で第1送信アンテナ410及び第2送信アンテナ412を介して送信されるように符号化する。そして、前記Alamouti符号化器408は、前記遅延器404からの[r,rを第3番目及び第4番目の時間区間で第3送信アンテナ414及び第4送信アンテナ416を介して送信されるように符号化する。すなわち、前記マッピング器402から出力される4個のシンボルを多重アンテナを介して送信するための符号化行列は、下記の数10のように表現される。
Figure 0004468446
前記数10の符号化行列が前記数8で説明した符号化行列と異なる点は、対角行列形態ではなくAlamouti方式で具現されるということにある。すなわち、AlamoutiのSTBC方式を使用することで、符号化利得を増加させている。前記符号化行列の第I番目の行は、第i番目の時間区間に送信されることを示し、第j番目の列は、第j番目の送信アンテナを介して送信されることを示す。
すなわち、第1番目の時間区間では、第1送信アンテナ410及び第2送信アンテナ412を介して、rとrをそれぞれ送信する。第2番目の時間区間では、第1送信アンテナ410及び第2送信アンテナ412を介して、
Figure 0004468446
Figure 0004468446
をそれぞれ送信する。第3番目の時間区間では、第3送信アンテナ414及び第4送信アンテナ416を介して、rとrをそれぞれ送信する。第4番目の時間区間では、第3送信アンテナ414及び第4送信アンテナ416を介して、
Figure 0004468446
Figure 0004468446
をそれぞれ送信する。
しかしながら、上述のAlamouti FDFR STBCも、送信機でプリ符号化をするために、プリ符号化器(Precoder)端の全ての構成成分と入力ベクトルとの間の計算が必要なため、符号化の複雑度が高い。例えば、送信アンテナが4個であるとき、プリ符号化器の成分に0が含まれていないため、16個の項に対して全て演算を行わなければならない。また、受信機も、送信機が送信した信号dを復号化するために、最大尤度復号(maximum likelihood decoding:ML復号)を行わなければならないため、かなり多い計算量が求められる。また、FDFRを満たす周波数空間ブロック符号化技術が全くない状態である。したがって、最大ダイバーシチ利得及び最大送信率を有し、かつ、複雑度及び演算量を最小にすることができる周波数空間ブロック符号化方式に対する研究が必要なのが実情である。
現在、4世帯移動通信システムでは、チャネルのフェージングを減らすために、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式を使用する傾向にある。特に、複数のユーザを同時に支援する多重ユーザOFDMシステムが考慮されており、各ユーザは、周波数領域で区分する。したがって、OFDMシステムを使用する場合、周波数領域でのチャネルの変化も考慮しなければならないため、周波数空間アンテナダイバーシチを考慮せざるをえない。すなわち、OFDMシステムのための周波数空間ブロック符号方式に対する研究が必要なのが実情である。
したがって、本発明の目的は、多重アンテナを使用する移動通信システムにおいて、最大ダイバーシチ利得及び最大送信率を有する周波数空間ブロック符号化/復号化装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、多重アンテナを使用する移動通信システムにおいて、演算量及び複雑度を最小にする周波数空間ブロック符号化/復号化装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、多重アンテナを使用する移動通信システムにおいて、最大ダイバーシチ利得と最大送信率を支援し、符号化及び復号化の複雑度の低い周波数空間ブロック符号化/復号化装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、周波数空間ブロック符号を使用するアンテナダイバーシチ装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、OFDM通信システムに適用するための周波数空間ブロック符号化/復号化装置及び方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の一側面によれば、複数Nの送信アンテナを使用する通信システムの送信機装置は、単一行列を所定の規則に応じて穿孔したプリ符号化行列を利用して入力されるシンボル列をプリ符号化するプリ符号化器と、前記プリ符号化器からのシンボル列を所定の符号化行列を利用して周波数空間符号化するエンコーダとを備えることを特徴とする。
好ましくは、前記プリ符号化行列は、N×NのVandermonde行列から
Figure 0004468446
個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つををシフトした行列であることを特徴とする。
本発明の他の側面によれば、送信機が複数Nの送信アンテナを使用する通信システムにおける受信機装置は、少なくとも1つの受信アンテナを介して受信される信号をOFDM復調するための少なくとも1つのOFDM復調器と、チャネル係数行列Hと予め決定されたプリ符号化行列θとを乗算したチャネル応答行列を生成する行列生成器と、前記行列生成器からのチャネル応答行列のエルミート行列を算出し、前記エルミート行列と前記少なくとも1つのOFDM復調器からの信号とを乗算して、Nサイズのベクトルを算出し、前記ベクトルを2個に分離して出力する信号結合器とを備えることを特徴とする。
好ましくは、19.前記プリ符号化行列は、N×NのVandermonde行列から
Figure 0004468446
個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列であることを特徴とする。
本発明のさらに他の側面によれば、複数Nの送信アンテナを使用する通信システムにおける送信機の送信方法は、単一行列を所定の規則に応じて穿孔したプリ符号化行列を利用して入力される複素シンボル列をプリ符号化する過程と、前記プリ符号化されたシンボル列を所定の符号化行列を利用して周波数空間符号化する過程とを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記プリ符号化行列は、N×NのVandermonde行列から
Figure 0004468446
個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つををシフトした行列であることを特徴とする。
本発明のさらに他の側面によれば、複数Nの送信アンテナを使用する通信システムにおける受信機の受信方法は、少なくとも1つの受信アンテナを介して受信される信号をOFDM復調するための過程と、チャネル係数行列Hと予め決定されたプリ符号化行列θとを乗算したチャネル応答行列を生成する過程と、前記行列生成器からのチャネル応答行列のエルミート行列を算出する過程と、前記エルミート行列と前記OFDM復調された信号とを乗算して、Nサイズのベクトルを算出し、前記ベクトルを2個に分離する過程と、
前記分離された2個のベクトルをそれぞれ所定の方式で復号して、送信機が送信したシンボルを推定する過程とを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記プリ符号化行列は、N×NのVandermonde行列から
Figure 0004468446
個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列であることを特徴とする。
本発明のさらに他の側面によれば、送信データをプリ符号化した後、周波数空間符号化する通信システムにおける、プリ符号化行列を生成するための方法は、単一行列を生成する過程と、前記生成された単一行列から列の半を穿孔する過程と、前記穿孔された行列の行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトして、前記プリ符号化行列を生成する過程とを含むことを特徴とする。
以下、本発明に係る添付した図面を参照して、詳細に説明する。下記の説明では、本発明に係る動作を理解するのに必要な部分のみを説明し、その他の部分の説明は、本発明の要旨を不明にしないように省略するものとする。
以下、本発明は、多重アンテナを使用するOFDM移動通信システムにおいて、最大ダイバーシチ利得と最大送信率(FDFR:Full Diversity Full Rate)を有する周波数空間ブロック符号化(SFBC:Space Frequency Block Coding)方式を提案する。特に、本発明は、最大ダイバーシチ利得及び最大送信率を有し、かつ、演算量及び複雑度の低い周波数空間ブロック符号化/復号化装置及び方法について説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係る複数Nの送信アンテナを使用し、周波数空間ブロック符号化方式を使用するOFDM移動通信システムにおける送信機の構成を示している。以下、送信アンテナが4個である場合を仮定して説明する。
同図に示すように、本発明に係る送信機は、プリ符号化器(Precoder)500、エンコーダ(Encoder)502、複数のOFDM変調器504、506、508、510、複数の送信アンテナ512、514、516、518を備えて構成される。
同図に示すように、一般に、情報データは、チャネルエンコーダ(Channel Encoder)を介して符号化され、変調器を介して変調される。プリ符号化器500は、入力されるN(例:4個)のシンボルx,x,x,xを信号空間上での信号の回転が発生するように符号化して、4個のシンボルで構成されたベクトルr,r,r,rを出力する。特に、前記プリ符号化器500は、入力されるシンボルを本発明で提案するプリ符号化行列に符号化して、複素ベクトルrを生成する。本発明で提案するプリ符号化行列については、後に具体的に説明するので、ここではその詳細な説明を省略する。
エンコーダ502は、前記プリ符号化器500からの4個のシンボルを2個ずつグループ化して、2個の成分で構成された2個のベクトル[r,r],[r,r]を生成し、前記2個のベクトルそれぞれをAlamouti方式で符号化して、周波数空間マッピングを行う。ここで、前記エンコーダ502の動作に応じる符号化行列を説明すると、下記の数19の通りである。
Figure 0004468446
前記符号化行列において列の数は、送信アンテナの数に対応し、行の数は、用いられるサブキャリアの数に対応する。例えば、所定の基準から第2番目のサブキャリアにマッピングされて、第2番目の送信アンテナを介して送信されるシンボルは、
Figure 0004468446
になる。
すなわち、前記エンコーダ502は、4個のアンテナ信号(またはベクトル)
Figure 0004468446
を生成し、それぞれを対応するOFDM変調器に出力する。前記
Figure 0004468446
は、第1OFDM変調器504に出力され、前記
Figure 0004468446
は、第2OFDM変調器506に出力され、前記
Figure 0004468446
は、第3OFDM変調器508に出力され、前記
Figure 0004468446
は、第4OFDM変調器510に出力される。
前記第1OFDM変調器504は、前記エンコーダ502からのシンボル[r,r,0,0]を所定の隣接した4個の副搬送波に割り当てて、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)し、前記逆高速フーリエ変換された信号をRF(Radio Frequency)信号に変換して、第1送信アンテナ512を介して送信する。実際に、所定の隣接した4個の副搬送波のうち、第1番目及び第2番目の副搬送波にそれぞれrとrがマッピングされ、第3番目及び第4番目の副搬送波には、ナル(null)がマッピングされる。
前記第2OFDM変調器506は、前記エンコーダ502からのシンボル
Figure 0004468446
を所定の隣接した4個の副搬送波に割り当てて逆高速フーリエ変換し、前記逆高速フーリエ変換された信号をRF信号に変換して、第2送信アンテナ514を介して送信する。
前記第3OFDM変調器508は、前記エンコーダ502からのシンボル
Figure 0004468446
を所定の隣接した4個の副搬送波に割り当てて逆高速フーリエ変換し、前記逆高速フーリエ変換された信号をRF信号に変換して、第3送信アンテナ516を介して送信する。
前記第4OFDM変調器510は、前記エンコーダ502からのシンボル
Figure 0004468446
を所定の隣接した4個の副搬送波に割り当てて逆高速フーリエ変換し、前記逆高速フーリエ変換された信号をRF信号に変換して、第4送信アンテナ518を介して送信する。同図において、(a)、(b)、(c)及び(d)は、前記第1、第2、第3及び第4送信アンテナ512、514、516、518を介して送信されるシンボルを時間−周波数平面上に示したものである。
このように、本発明は、送信するデータを本発明で新しく提案するプリ符号化器を介してプリ符号化し、前記プリ符号化されたシンボルをAlamouti方式で周波数空間マッピングし、前記周波数空間マッピングされたシンボルを1つの時間区間の間、複数のアンテナを介して送信することを特徴とする。
すると、ここで、前記図5のプリ符号化器500の動作を詳細に説明すると、以下の通りである。
本発明で提案するプリ符号化器500の説明に先立って、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームで提案した時空間ブロック符号化方式を使用する移動通信システムの受信機について説明する。
まず、前記受信機に受信される受信信号yは、下記の数29のように表現されることができる。
Figure 0004468446
前記数29から分かるように、前記受信信号yは、4個の時間区間の間、前記受信機で受信した信号及び前記受信した信号の共役で構成されたベクトルで示すことができる。送信機から送信したシンボルを推定するために、受信ベクトルyにHを乗算する演算を行う。これを式で表すと、下記の数30の通りである。ここで、前記Hは、チャネル応答行列を示す。
Figure 0004468446
前記数30から分かるように、全てのシンボルは、2個のチャネルを経験するようになるため、前記図4で説明したプリ符号化器400を使用しなくても良いことが分かる。
よって、本発明は、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームで提案したシステムと比較して、同じ性能を獲得し、かつ、符号化及び復号化の複雑度(演算量)を最小にし得るプリ符号化器を提案する。
図6は、本発明の実施の形態に係るプリ符号化器500に備えられるプリ符号化行列生成装置の詳細構成を示す。
同図に示すように、本発明に係るプリ符号化行列生成装置は、行列生成器600、穿孔機602及びシフト器604を備えて構成される。
同図に示すように、まず行列生成器600は、送信アンテナの数に応じるVandermonde行列を生成して出力する。例えば、送信アンテナの数がNとするとき、N×NサイズのVandermonde行列を発生する。穿孔機602は、前記行列生成器600からのN×NサイズのVandermonde行列に対して、
Figure 0004468446
個の列を穿孔(puncturing)して出力する。ここで、前記穿孔機602の穿孔動作は、前記Vandermonde行列の該当列の成分を「0」に置き換える動作を示す。
シフト器604は、前記穿孔機602からの前記穿孔されたVandermonde行列において、偶数番目の行をシフトして、穿孔されない成分を穿孔された成分の位置に移動して出力する。ここで、前記シフト器604が偶数番目の行をシフトする場合を一例に挙げて説明したが、奇数番目の行をシフトしても同じ効果が得られる。また、行を2個ずつグループ化し、グループ化した2個の行のうち何れか1つをシフトしても、同じ効果が得られることはもちろんである。
上述のように、本発明に係るプリ符号化行列は、N×Nサイズの行列に対して
Figure 0004468446
個の成分が穿孔されるため、符号化及び復号化の複雑度(演算量)を顕著に減らすことができる。一方、上述の実施形態では、プリ符号化行列を生成する場合を一例に挙げて説明するが、同図の方式で予め生成されたプリ符号化行列をメモリに格納しておき、プリ符号化器500が必要なときごとにプリ符号化行列を読み出してプリ符号化動作を行うこともできる。
ここで、前記プリ符号化行列生成装置の動作を整理すると、次の通りである。
(1)Vandermonde行列生成
下記の数33のようなN×NVandermonde行列を生成する。ここで、Nは、上述のように、送信アンテナの数を示す。
Figure 0004468446
ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/N),(i=0,1,2,...,N−1)
(2)Vandermonde行列穿孔
前記生成されたN×NサイズのVandermonde行列において、
Figure 0004468446
部分を穿孔する。ここで、穿孔動作は、前記Vandermonde行列の該当列の成分を0に置き換える動作を示すもので、穿孔後の行列は、下記の数35の通りである。
Figure 0004468446
(3)穿孔された行列の偶数番目の行シフト
前記穿孔されたN×Nサイズの前記Vandermonde行列において、偶数番目の行をシフトして、最終プリ符号化行列を生成する。ここで、前記シフト動作は、偶数番目の行の穿孔されない成分を穿孔された成分の位置に移動する動作を示すものであって、シフト後の行列は、下記の数36の通りである。
Figure 0004468446
ここで、前記
Figure 0004468446
は、
Figure 0004468446
そして、
Figure 0004468446
に設定しても性能の変化がない。また、偶数番目の行をシフトする場合を説明しているが、奇数番目の行をシフトしても良い。
以上、説明したように、送信アンテナの数がNである場合、前記プリ符号化器500の動作は、下記の数40の通りである。
Figure 0004468446
ここで、
Figure 0004468446
は、プリ符号化器500に入力されるシンボル列を示し、
Figure 0004468446
は、前記プリ符号化器500から出力されるシンボル列を示す。
上記の通りに設計したプリ符号化行列θは、符号化利得を最大化するために、成分値を最適化しなければならない。これは、数学的知識またはシミュレーションを介して可能である。
本発明の実施形態では、最大符号利得を得ることができるプリ符号化行列Θをシミュレーションを介して求めており、その結果を説明すると、以下の通りである。
まず、4個のアンテナを使用するAlamouti FDFR SFBCシステムでは、下記の数43のようなプリ符号化行列Θを使用することができる。
Figure 0004468446
ここで、前記
Figure 0004468446
はそれぞれ
Figure 0004468446
を満す。
次に、6個のアンテナを使用するAlamouti FDFR SFBCシステムでは、下記の数46のようなプリ符号化行列Θを使用することができる。
Figure 0004468446
一方、8個以上のアンテナを使用するAlamouti FDFR SFBCシステムでは、下記の数47のようなプリ符号化行列Θを使用することができる。
Figure 0004468446
ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/N),(i=0,1,2,...,N/2−1)である。
すると、ここで、図5のような送信機の動作を説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係る複数の送信アンテナを使用し、周波数空間ブロック符号化方式を使用するOFDM移動通信システムにおける送信機の送信手順を示している。以下、送信アンテナが4個である場合を仮定して説明する。
同図に示すように、まず、送信機は、ステップ700において、送信しようとするデータ列x([x,x,x,x])を受け取る。ここで、前記データ列は、符号化と変調を介して生成された複素シンボル列になり得る。以後、前記送信機のプリ符号化器は、ステップ702において前記受け取ったデータ列を予め設定されたプリ符号化行列θを利用し符号化して、プリ符号化シンボル列r([r,r,r,r])を生成する。ここで、前記プリ符号化行列θは、上述のように、Vandermonde行列の半を穿孔し、所定の行をシフトして求められた行列として、前記プリ符号化行列を使用する場合、行列の半が穿孔されたため、符号化及び復号化の複雑度を顕著に減らすことができる。
前記プリ符号化シンボル列rを生成した後、前記送信機のエンコーダは、ステップ704において、前記シンボル列rを構成するシンボルを2個ずつグループ化して、2個のベクトル[r,r],「r,r]を生成する。
そして、前記送信機のエンコーダは、ステップ706で前記2個のベクトルをAlamouti方式を利用して符号化して、周波数空間マッピングを行う。この過程で、4個のアンテナ信号が生成される。前記4個のアンテナ信号は、先の数19で説明したように、
Figure 0004468446
である。ここで、1つのアンテナ信号を構成する4個のシンボル(Nullを含む)は、所定の隣接した4個の副搬送波に割り当てられる。
前記4個のアンテナ信号を生成した後、前記送信機は、ステップ708で4個のアンテナ信号それぞれを副搬送波に割り当てて逆高速フーリエ変換し、前記逆高速フーリエ変換された信号をそれぞれラジオRF(Radio Frequency)信号に変換して、OFDM変調を行う。以後、前記送信機は、ステップ710で前記RF変調された信号をそれぞれ該当アンテナを介して送信する。
具体的に、前記
Figure 0004468446
を所定の隣接した4個の副搬送波に割り当ててOFDM変調し、前記OFDM変調された信号を第1送信アンテナ512を介して送信する。前記
Figure 0004468446
を所定の隣接した4個の副搬送波に割り当ててOFDM変調し、前記OFDM変調された信号を第2送信アンテナ514を介して送信する。前記
Figure 0004468446
を所定の隣接した4個の副搬送波に割り当ててOFDM変調し、前記OFDM変調された信号を第3送信アンテナ516を介して送信する。前記
Figure 0004468446
を所定の隣接した4個の副搬送波に割り当ててOFDM変調し、前記OFDM変調された信号を第4送信アンテナ518を介して送信する。
すると、以下では、前記図5の送信機に対応する受信機について説明する。
図8は、本発明の一実施の形態に係る周波数空間ブロック符号化方式を使用するOFDM移動通信システムにおける受信機の構成を示している。以下、送信機の送信アンテナが4個である場合を仮定して説明する。
同図に示すように、本発明に係る受信機は、複数の受信アンテナ800〜802、複数のOFDM復調器804〜806、チャネル推定器808、チャネル応答行列生成器810、信号結合器812、第1信号決定器814、及び第2信号決定器815を備えて構成される。ここで、前記受信アンテナの数と送信機の送信アンテナの数が異なる場合を仮定しているが、前記送信機の送信アンテナの数と受信機の受信アンテナの数は、同じであっても良いことは勿論である。
同図に示すように、まず送信機の送信アンテナ512〜518を介して送信された信号は、第1受信アンテナ800〜第P受信アンテナ802それぞれを介して受信される。前記第1受信アンテナ800〜第P受信アンテナ802それぞれは、受信された信号を対応するOFDM変調器に出力する。
前記OFDM復調器804〜806それぞれは、対応する受信アンテナからの受信信号をベースバンド信号に変換し、前記ベースバンド信号を高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)して、OFDM復調を行う。前記OFDM復調器804〜806それぞれは、前記OFDM復調されたデータを前記チャネル推定器808と前記信号結合器812に出力する。
前記チャネル推定器808は、前記OFDM復調器804〜806からのOFDM復調されたデータをもって、チャネル利得を示すチャネル係数を推定する。前記推定されたチャネル係数は、前記チャネル応答行列生成器810に提供される。
ここで、前記受信機の受信アンテナの数を1つと仮定すると、前記1個の受信アンテナを介して受信された信号は、下記の数53のように表すことができる。
Figure 0004468446
ここで、前記yは、受信アンテナを介して受信された受信ベクトルを示し、前記Hは、チャネル係数行列を示し、前記θは、プリ符号化行列を示し、前記nは、雑音ベクトルを示す。
前記チャネル推定器808は、前記数54のような受信信号yを入力してチャネル推定し、前記チャネル推定結果(チャネル係数)を前記チャネル応答行列生成器810に出力する。前記チャネル応答行列生成器810は、前記チャネル推定器808からのチャネル係数をもって、下記の数55のようなチャネル応答行列Hnewを生成する。ここで、前記チャネル応答行列Hnewは、前記数54から分かるように、チャネル係数行列Hと予め知っているプリ符号化行列θとの積により、算出されることができる。前記チャネル応答行列Hnewは、前記信号結合器812及び前記信号決定器814、615に提供される。
Figure 0004468446
前記信号結合器812は、前記OFDM復調器804〜806からのOFDM復調されたデータと、前記チャネル応答行列生成器810からのチャネル応答行列Hnewとを所定の規則に応じて結合して、Nサイズのベクトルを出力する。具体的に、前記信号結合器812は、前記チャネル応答行列Hnewのエルミート(hermitian)行列
Figure 0004468446
を求め、前記OFDM復調器804〜806からの受信信号yを乗算して、ベクトルy´を出力する。このとき、前記ベクトルy´を構成するシンボルの数がNと仮定する場合、前記シンボル列で第1番目のシンボルからN/2番目のシンボルまでは、前記第1信号決定器814に提供され、第N/2+1番目のシンボルから第N番目のシンボルまでは、前記第2信号決定器815に提供される。
前記第1信号決定器814は、前記チャネル応答行列生成器810からのチャネル応答行列Hnew、及び前記信号結合器812からのベクトルを持って、例えば、最大尤度復号(Maximum Likelihood decoding)を行って、送信機が送信したシンボルを推定して出力する。前記第2信号決定器815は、前記チャネル応答行列生成器810からのチャネル応答行列Hnew、及び前記信号結合器812からのベクトルを持って、最大尤度復号を行って、送信機が送信したシンボルを推定して出力する。このように、本発明は、サイズN/2の最大尤度復号を行うため、サイズNの最大尤度復号に比べて、計算量を顕著に減らすことができる。
ここで、上述の受信機の動作を数学的に整理すると、次の通りである。
まず、前記チャネル応答行列Hnewのエルミート行列と、前記チャネル応答行列
Figure 0004468446
とを乗算すると、下記の数57の通りである。
Figure 0004468446
ここで、前記
Figure 0004468446
であり、
前記
Figure 0004468446
である。
一方、前記信号結合器812から発生する前記
Figure 0004468446
と、前記受信信号yとの積は、下記の数61のように表すことができる。
Figure 0004468446
前記数61に示したように、
Figure 0004468446
Figure 0004468446
からxとxを推定することができ、
Figure 0004468446
Figure 0004468446
からxとxを推定できることが分かる。したがって、前記送信機が送信したシンボルx,x,x,xを推定する方法は、下記の数66の通りに表すことができる。
Figure 0004468446
ここで、
Figure 0004468446
であり、
Figure 0004468446
で、
Figure 0004468446
であり、
Figure 0004468446
で、
Figure 0004468446
であり、
Figure 0004468446
であり、
Figure 0004468446
である。このように、送信機が送信したシンボルx,x,x,xをx,xとx,xに分類して推定することができる。
すなわち、前記第1信号決定器814は、上述の方式でx,xを推定して、
Figure 0004468446
を出力し、前記第2信号決定器815は、x,xに対した推定値
Figure 0004468446
を決定して出力する。このように決定されたシンボルは、復調及び復号化を経て、本来の情報データに復元される。
すると、ここで、図8のような受信機の動作を説明する。
図9は、本発明の実施の形態に係る周波数空間ブロック符号化方式を使用するOFDM移動通信システムにおける受信機の受信手順を示している。
同図に示すように、まず受信機は、ステップ900で複数の受信アンテナを介して受信される信号をそれぞれOFDM復調し、前記OFDM復調されたデータをもって、送信機と受信機との間のチャネル利得を示すチャネル係数を推定する。
以後、前記受信機は、ステップ902で前記推定されたチャネル係数をもって、チャネル応答行列Hnewを生成する。ここで、前記チャネル応答行列Hnewは、上述のように、推定された係数をもって生成されたチャネル係数行列Hと予め決定されたプリ符号化行列θとの積により算出される。前記チャネル応答行列Hnewを生成した後、前記受信機は、ステップ904で前記OFDM復調されたデータと前記チャネル応答行列Hnewとを所定の規則に応じて結合して、N個のシンボルで構成されたベクトルを算出する。前記チャネル応答行列のエルミート行列を算出し、前記エルミート行列と前記OFDM復調されたデータとを乗算して、送信機が送信したベクトルを算出する。
以後、前記受信機は、ステップ906で前記ベクトルを2つに分離し、前記2個のベクトルそれぞれに対して最大尤度復号を行って、送信機が送信したシンボルを決定する。このように決定されたシンボルは、復調及び復号化を経て、本来の情報データに復元される。
以上、説明したように、従来のVandermonde行列をそのままプリ符号化行列として使用すると、サイズ4の最大尤度復号を行わなければならないが、本発明で提案するプリ符号化行列を使用すると、サイズ2の最大尤度復号を行うため、複雑度(演算量)を顕著に減らすことができる。また、符号化利得を最大化するためには、プリ符号化行列を最適化させなければならない。上述のように、前記プリ符号化行列の最適化は、数学的知識またはシミュレーションを介して可能である。
例えば、送信アンテナが4個であるときに用いられるプリ符号化行列の最適化を説明すると、次の通りである。
図10は、本発明で提案するプリ符号化行列(数43を参照)の
Figure 0004468446
に対して、θとθを0゜から360゜まで1゜ずつ変化させる場合の符号化利得を示すシミュレーション結果グラフである。
同図に示すように、x軸はθの値を示し、y軸は、θの値を示し、z軸は、符号化利得を示す。図面で太線で表示した地点でのθの値と、θの値が最大符号化利得を示す場合のθの値と、θの値である。同図に示したように、符号化利得を最大化させるためには、下記の数77の条件を満さなければならない。
Figure 0004468446
したがって、前記数77の条件を満す全てのθ、θの値に対して、同じ性能を獲得できることが分かり、よって、本発明で提案するプリ符号化行列に応じる周波数空間ブロック符号の種類は、無数に多く生成されることが分かる。
ここで、従来の技術で説明された時空間ブロック符号化方式と本発明で提案する周波数空間ブロック符号化方式との復号化の複雑度を比較すると、次の通りである。
図11は、本発明で提案する周波数空間ブロック符号化方式と、従来の技術で説明された時空間ブロック符号化方式との性能を示すグラフである。
特に、本発明で提案する周波数空間ブロック符号化方式と、S.M.Alamoutiが提案した時空間ブロック符号化方式と、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームで提案した時空間ブロック符号化方式(A−ST−CR)及びダイバーシチを使用しない場合(No Div)の性能曲線を示している。
同図に示すように、変調方式としてQPSKを使用する場合の性能曲線であり、x軸は、信号対雑音比(SNR)を示し、y軸は、ビットエラー率(BER:Bit Error Rate)を示す。図面から分かるように、同じチャネル(SNR)で本発明が提案する周波数空間ブロック符号化方式とTaejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームで提案した時空間ブロック符号化方式とが、他の方式に比べてビットエラー率において優れた性能を示していることが分かる。
しかしながら、本発明は、上述のように、新しいプリ符号化器を使用することによって、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームで提案した方式に比べて、符号化及び復号化の複雑度(演算量)を顕著に減らしている。
例えば、2の複素信号を使用する場合を仮定すると、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームで提案したプリ符号化器の場合、
Figure 0004468446
の復号化の複雑度を有する。しかしながら、本発明で提案するプリ符号化器の場合、
Figure 0004468446
の復号化の複雑度を有するため、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームで提案したプリ符号化器の復号化の複雑度に比べて、復号化の複雑度が顕著に減少することが分かる。
一例として、前記送信機で変調方式として16QAM方式を使用すると仮定する場合、Taejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究チームで提案したプリ符号化器の復号化の複雑度は、
Figure 0004468446
であり、本発明で提案するプリ符号化器の復号化の複雑度は、
Figure 0004468446
である。したがって、
Figure 0004468446
の関係を有するため、演算量が顕著に減少することが分かる。
上述のように、本発明は、OFDMシステムに適用するための周波数空間ブロック符号化方式を提案している。特に、本発明に係る周波数空間ブロック符号化方式は、最大ダイバーシチ利得及び最大送信率を支援し、かつ、符号化及び復号化の複雑度(演算量)を最小化するという利点を有する。
上述した本発明の好ましい実施の形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形、及び変更が可能であり、このような置換、変更などは、特許請求の範囲に属するものである。
従来の技術に係るVahid Tarokhが提案した時空間ブロック符号化方式を使用する移動通信システムにおける送信機の構成を示す図である。 図1の送信機の構造に対応する受信機の構造を示す図である。 従来の技術に係るGiannakisグループが提案した時空間ブロック符号化方式を使用する移動通信システムにおける送信機の構成を示す図である。 従来の技術に係るTaejin Jung,Kyungwhoon Cheun研究グループが提案した4個の送信アンテナを使用し、時空間ブロック符号化方式を使用する移動通信システムにおける送信機の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る複数Nの送信アンテナを使用し、周波数空間ブロック符号化方式を使用するOFDM移動通信システムにおける送信機の構成を示す図である。 図5のプリ符号化器500のプリ符号化行列生成装置の詳細構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る複数の送信アンテナを使用し、周波数空間ブロック符号化方式を使用するOFDM移動通信システムにおける送信機の送信手順を示す図である。 本発明の実施の形態に係る周波数空間ブロック符号化方式を使用するOFDM移動通信システムにおける受信機の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る周波数空間ブロック符号化方式を使用するOFDM移動通信システムにおける受信機の受信手順を示す図である。 本発明で提案するプリ符号化行列のα=exp−jθ0,α=exp−jθ1(0≦θ,θ≦2π)に対して、θとθを0゜から360゜まで1゜ずつ変化させる場合の符号化利得を示すシミュレーション結果のグラフである。 本発明で提案する周波数空間ブロック符号化方式と従来の技術で説明された時空間ブロック符号化方式の性能を示すグラフである。
符号の説明
500 プリ符号化器(Precoder)
502 エンコーダ(Encoder)
504、506、508、510 OFDM変調器
512、514、516、518 送信アンテナ

Claims (42)

  1. 複数Nの送信アンテナを使用する通信システムの送信機装置において、
    単一行列を所定の規則に応じて穿孔したプリ符号化行列を利用して入力されるシンボル列をプリ符号化するプリ符号化器と、
    前記プリ符号化器からのシンボル列を所定の符号化行列を利用して周波数空間符号化するエンコーダとを備え
    前記プリ符号化行列は、N ×N のVandermonde行列から
    Figure 0004468446
    個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列である
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記エンコーダは、前記プリ符号化器からのシンボル列を2個ずつグループ化して、複数のベクトルを構成し、前記複数のベクトルそれぞれをAlamouti符号化して、周波数−空間マッピングされたシンボルそれぞれを対応するOFDM変調器に出力することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記周波数空間符号化のための符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
    Figure 0004468446
    ここで、
    Figure 0004468446
    は、プリ符号化器の出力シンボルを示し、前記行列Sの第i番目の行(row)は、所定の基準から第i番目の副搬送波にマッピングされ、第j番目の列(column)は、第j番目のアンテナにマッピングされる。
  4. 前記エンコーダからの複数のベクトルそれぞれを所定の隣接した副搬送波に割り当てて、逆高速フーリエ変換しRF(Radio Frequency)信号に変換して、対応するアンテナを介して送信するための複数のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 送信データを符号化して符号シンボルを発生する符号器と、
    前記符号器からの符号シンボルを変調して、前記プリ符号化器に提供する変調器と
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記送信アンテナの数N が4個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
    Figure 0004468446
    ここで、
    Figure 0004468446
    であり、
    Figure 0004468446
    である。
  7. 前記送信アンテナの数Nが6個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
    Figure 0004468446
  8. 前記送信アンテナの数Nが偶数であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
    Figure 0004468446
    ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/N),(i=0,1,2,...,N/2−1)である。
  9. 送信データをプリ符号化した後、周波数空間符号化する通信システムにおける、プリ符号化行列を生成するための装置において、
    単一行列を生成する行列生成器と、
    前記生成された単一行列から列の半を穿孔する穿孔機と、
    前記穿孔された行列の行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトして、前記プリ符号化行列を生成するシフト器と
    を備えることを特徴とする装置。
  10. 前記単一行列は、「Vandermonde」行列であることを特徴とする請求項に記載の装置。
  11. 送信アンテナの数 が4個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項に記載の装置。
    Figure 0004468446
    ここで、
    Figure 0004468446
    であり、
    Figure 0004468446
    である。
  12. 送信アンテナの数 が6個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項に記載の装置。
    Figure 0004468446
  13. 信アンテナの数N が偶数であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項に記載の装置。
    Figure 0004468446
    ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/N),(i=0,1,2,...,N/2−1)である。
  14. 送信機が複数Nの送信アンテナを使用する通信システムにおける受信機装置において、
    少なくとも1つの受信アンテナを介して受信される信号をOFDM復調するための少なくとも1つのOFDM復調器と、
    チャネル係数行列Hと予め決定されたプリ符号化行列θとを乗算したチャネル応答行列を生成する行列生成器と、
    前記行列生成器からのチャネル応答行列のエルミート行列を算出し、前記エルミート行列と前記少なくとも1つのOFDM復調器からの信号とを乗算して、N サイズのベクトルを算出し、前記ベクトルを2個に分離して出力する信号結合器とを備え
    前記プリ符号化行列は、N ×N のVandermonde行列から
    Figure 0004468446
    個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列である
    ことを特徴とする装置。
  15. 前記信号結合器からの2個のベクトルをそれぞれ所定の方式で復号して、送信機が送信したシンボルを推定する信号決定器をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記所定の復号化方式は、最大尤度復号であることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのOFDM復調器からの信号を利用してチャネル係数を算出して、前記行列生成器に提供するチャネル推定器と、
    前記信号決定器からの推定シンボルを復調するための復調器と、
    前記復調器からの復調シンボルを復号するための復号器と
    をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 前記送信アンテナの数 が4個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項14に記載の装置。
    Figure 0004468446
    ここで、
    Figure 0004468446
    であり、
    Figure 0004468446
    である。
  19. 前記送信アンテナの数 が6個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項14に記載の装置。
    Figure 0004468446
  20. 前記送信アンテナの数Nが偶数であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項14に記載の装置。
    Figure 0004468446
    ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/N),(i=0,1,2,...,N/2−1)である。
  21. 複数Nの送信アンテナを使用する通信システムにおける送信方法において、
    単一行列を所定の規則に応じて穿孔したプリ符号化行列を利用して入力される複素シンボル列をプリ符号化する過程と、
    前記プリ符号化されたシンボル列を所定の符号化行列を利用して周波数空間符号化する過程とを含み、
    前記プリ符号化行列は、N ×N のVandermonde行列から
    Figure 0004468446
    個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列である
    ことを特徴とする方法。
  22. 前記周波数空間符号化のための符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項21に記載の方法。
    Figure 0004468446
    ここで、
    Figure 0004468446
    は、プリ符号化器の出力シンボルを示し、前記行列Sの第i番目の行は、所定の基準から第i番目の副搬送波にマッピングされ、第j番目の列は、第j番目のアンテナにマッピングされる。
  23. 前記周波数空間符号化過程を介して生成された複数のベクトルそれぞれを所定の隣接した副搬送波に割り当てて、逆高速フーリエ変換し、RF信号に変換して、対応するアンテナを介して送信するための過程をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 送信データを符号化して、符号シンボルを発生する過程と、
    前記符号シンボルを変調して、前記複素シンボル列を発生する過程と
    をさらに含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記送信アンテナの数 が4個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項21に記載の方法。
    Figure 0004468446
    ここで、
    Figure 0004468446
    であり、
    Figure 0004468446
    である。
  26. 前記送信アンテナの数 が6個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項21に記載の方法。
    Figure 0004468446
  27. 前記送信アンテナの数N が偶数であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項21に記載の方法。
    Figure 0004468446
    ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/N),(i=0,1,2,...,N/2−1)である。
  28. 送信データをプリ符号化した後、周波数空間符号化する通信システムにおける、プリ符号化行列を生成するための方法において、
    単一行列を生成する過程と、
    前記生成された単一行列から列の半を穿孔する過程と、
    前記穿孔された行列の行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトして、前記プリ符号化行列を生成する過程と
    を含むことを特徴とする方法。
  29. 前記単一行列は、「Vandermonde」行列であることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 送信アンテナの数 が4個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項28に記載の方法。
    Figure 0004468446
    ここで、
    Figure 0004468446
    であり、
    Figure 0004468446
    である。
  31. 送信アンテナの数 が6個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項28に記載の方法。
    Figure 0004468446
  32. 信アンテナの数N が偶数であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項28に記載の方法。
    Figure 0004468446
    ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/N),(i=0,1,2,...,N/2−1)である。
  33. 送信機が複数Nの送信アンテナを使用する通信システムにおける受信機の受信方法において、
    少なくとも1つの受信アンテナを介して受信される信号をOFDM復調するための過程と、
    チャネル係数行列Hと予め決定されたプリ符号化行列θとを乗算したチャネル応答行列を生成する過程と、
    前記行列生成過程で生成されたチャネル応答行列のエルミート行列を算出する過程と、
    前記エルミート行列と前記OFDM復調された信号とを乗算して、Nサイズのベクトルを算出し、前記ベクトルを2個に分離する過程と、
    前記分離された2個のベクトルをそれぞれ所定の方式で復号して、送信機が送信したシンボルを推定する過程とを含み、
    前記プリ符号化行列は、N ×N のVandermonde行列から
    Figure 0004468446
    個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列である
    ことを特徴とする方法。
  34. 前記所定の復号化方式は、最大尤度復号であることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記OFDM復調された信号を利用してチャネル係数を算出して、前記チャネル係数行列を生成する過程と、
    前記推定されたシンボルを復調して、復調シンボルを生成する過程と、
    前記復調シンボルを復号して、本来の情報データに復元する過程と
    をさらに含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  36. 前記送信アンテナの数Nが4個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項33に記載の方法。
    Figure 0004468446
    ここで、
    Figure 0004468446
    であり、
    Figure 0004468446
    である。
  37. 前記送信アンテナの数Nが6個であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項33に記載の方法。
    Figure 0004468446
  38. 前記送信アンテナの数Nが偶数であるとき、前記プリ符号化行列は、下記の式の通りであることを特徴とする請求項33に記載の方法。
    Figure 0004468446
    ここで、α=exp(j2π(i+1/4)/N),(i=0,1,2,...,N/2−1)である。
  39. 複数Nの送信アンテナを使用する直交周波数分割多重通信システムの送信機装置において、
    単一行列を所定の規則に応じて穿孔したプリ符号化行列を利用して、入力されるシンボル列をプリ符号化するプリ符号化器と、
    前記プリ符号化器からのシンボル列を所定の符号化行列を利用して周波数空間符号化するエンコーダとを備え
    前記プリ符号化行列は、N ×N のVandermonde行列から
    Figure 0004468446
    個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列である
    ことを特徴とする装置。
  40. 送信機が複数Nの送信アンテナを使用する直交周波数分割多重通信システムにおける受信機装置において、
    少なくとも1つの受信アンテナを介して受信される信号をOFDM復調するための少なくとも1つのOFDM復調器と、
    チャネル係数行列Hと予め決定されたプリ符号化行列θとを乗算したチャネル応答行列を生成する行列生成器と、
    前記行列生成器からのチャネル応答行列のエルミート行列を算出し、前記エルミート行列と前記少なくとも1つのOFDM復調器からの信号とを乗算して、Nサイズのベクトルを算出し、前記ベクトルを2個に分離して出力する信号結合器とを備え
    前記プリ符号化行列は、N ×N のVandermonde行列から
    Figure 0004468446
    個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列である
    ことを特徴とする装置。
  41. 複数Nの送信アンテナを使用する直交周波数分割多重通信システムにおける送信方法において、
    単一行列を所定の規則に応じて穿孔したプリ符号化行列を利用して、入力される複素シンボル列をプリ符号化する過程と、
    前記プリ符号化されたシンボル列を所定の符号化行列を利用して周波数空間符号化する過程とを含み、
    前記プリ符号化行列は、N ×N のVandermonde行列から
    Figure 0004468446
    個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列である
    ことを特徴とする方法。
  42. 送信機が複数Nの送信アンテナを使用する直交周波数分割多重通信システムにおける受信機の受信方法において、
    少なくとも1つの受信アンテナを介して受信される信号をOFDM復調するための過程と、
    チャネル係数行列Hと予め決定されたプリ符号化行列θとを乗算したチャネル応答行列を生成する過程と、
    前記行列生成過程で生成されたチャネル応答行列のエルミート行列を算出する過程と、
    前記エルミート行列と前記OFDM復調された信号とを乗算して、Nサイズのベクトルを算出し、前記ベクトルを2個に分離する過程と、
    前記分離された2個のベクトルをそれぞれ所定の方式で復号して、送信機が送信したシンボルを推定する過程とを含み、
    前記プリ符号化行列は、N ×N のVandermonde行列から
    Figure 0004468446
    個の列を穿孔し、前記穿孔された行列に対して行を順に2個ずつグループ化し、前記グループ化された2個の行のうち、何れか1つをシフトした行列である
    ことを特徴とする方法。
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