JP4466771B2 - 電動丸鋸 - Google Patents

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Description

本発明は、接断時に生ずる切屑を収容する集塵ケースを備えた電動丸鋸に関するものである。
通常、電動丸鋸には、その丸鋸刃の上方を包囲する保護カバーが設けられており、上記のような集塵ケースの多くは、当該保護カバーの側方又は後方の何れかに配置されている。
しかし、保護カバーの側方に集塵ケースを配置する構成では、同集塵ケースの大型化が容易、且つ回転する丸鋸刃の歯先が切屑を跳ね上げる力を利用して高い回収率を実現することが可能という利点があるものの、側方の集塵ケースが邪魔になり、その取り回し性が低下する、或いは接断部が視認し難い等といった課題がある。そこで、例えば、特許文献1には、集塵ケースを透明とするとともに、同集塵ケースの前端下部を切り欠くことにより、その視認性の向上を図る構成が開示されているが、やはり側方に集塵ケースを配置することによる取り回し性の低下はさけられない。
一方、保護カバーの後方に集塵ケースを配置する後方配置型の構成にも、コンパクトで取り回しが容易、且つ電動丸鋸による接断部が視認しやすいという利点がある一方、同接断部から集塵ケースまでの距離が長くなることから、切屑の回収率が低い、或いはその通路に切屑が詰まりやすいという問題がある。
そこで、例えば、特許文献2には、保護カバーの前部よりパイプを嵌入し、その先端を接断部に近接させることにより、集塵ケースに切屑を導入するための通路を形成する構成が開示されている。即ち、後方配置型の構成は、その丸鋸刃の回転に伴い保護カバーの内部に発生する気流を利用して、同保護カバー内に吸い込まれた切屑を集塵ケースへと回収するが、上記構成によれば、これに加えて、丸鋸刃の歯先が切屑を跳ね上げる力を利用することができる。その結果、より一層の回収率向上を図ることができる。
特開平5−31701号公報 特開平6−335904号公報
しかしながら、切屑が集塵ケースに至るまでの通路が長くなるほど、当該通路内に切屑が詰まりやすくなる。また、通路の先端を接断部に近接させることにより、上記のような歯先の跳ね上げ力を利用することができる一方、該通路内に流入する気流が減少することで、より一層、切屑詰まりが発生しやすくなる。そして、従来は、このような切屑詰まりが発生した場合、一時作業を停止した上で分解掃除を行なわなければならず、その手間が煩雑、且つ多大な時間を要するという問題がある。更に、その掃除の際には、丸鋸刃への接触等、安全面に注意を払う必要があり、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、容易且つ安全に切屑詰まりを除去することのできる電動丸鋸を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータ駆動により回転する丸鋸刃と、前記丸鋸刃の上側を包囲する保護カバーと、前記保護カバーの後方において前記丸鋸刃による接断時に生じた切屑を収集する集塵ケースとを備えた電動丸鋸において、前記切屑が通過する通路の途中に開閉可能な蓋部を設けたこと、を要旨とする。
上記構成によれば、通路内に切屑詰まりが発生した場合でも、保護カバーの取り外し等といった、装置の分解を要することなく、容易、且つ速やかにこれを除去することができる。その結果、作業者の不注意による丸鋸刃への接触等、分解掃除時に発生するおそれのある障害を未然に防止して、その安全性の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記通路は、前記丸鋸刃に沿って湾曲形成された前記保護カバーの周縁において、該保護カバーと一体に形成されてなり、前記蓋部は、前記通路の途中に形成された開口部と、該開口部を閉塞する蓋部材とを備えてなるとともに、前記蓋部材が前記丸鋸刃の回転平面に沿って回動することより、前記保護カバーの前方に向って開口可能に形成されること、を要旨とする。
上記構成によれば、装置をコンパクトにまとめることができるとともに、蓋部の開閉を容易なものとすることができる。また、蓋部が開状態のまま接断を開始した場合、その切屑が蓋部から噴出する可能性がある。しかしながら、上記のように蓋部を前方に向って開口させることで、その開口部から後方に向って噴出する切屑は、蓋部材に遮断されることにより、開口方向である保護カバー前方へと吐出される。これにより、閉め忘れ状態での使用時においても、その蓋部から噴出する切屑が作業者に当たる事態を防止することができ、その結果、より高い安全性を確保することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、前記蓋部材の回動を規制することにより、前記蓋部の開口を制限する制限手段を設けたこと、を要旨とする。
上記構成によれば、蓋部材が回動したまま維持されることを防止して、蓋部開状態での使用を未然に防ぐことができる。その結果、より高い安全性を確保することができるようになる。
請求項4に記載の発明は、前記保護カバーの側方には、作業者により把握される保持部が設けられるものであって、前記制限手段は、前記回動する蓋部材に当接するように前記保持部を形成してなること、を要旨とする。
上記構成によれば、簡素な構成にて、蓋部材の回動を規制して蓋部の開口を制限することができる。また、これにより、保持部を蓋部材の保護部材として機能させることも可能になる。即ち、蓋部を開状態とした状態での転落時(例えば、掃除中に誤って装置を転落させてしまった場合等)には、当該開状態にある蓋部材がその衝撃により破損してしまう可能性がある。しかしながら、上記構成によれば、保持部により蓋部材を保護して、同蓋部材の破損を回避することができる。その結果、蓋部が開状態のままの状態となることを防止することができる。
請求項5に記載の発明は、前記蓋部が閉状態となる方向に前記蓋部材を付勢する付勢手段を設けたこと、を要旨とする。
上記構成によれば、蓋部が開状態のまま維持されることを防止して、更なる安全性の向上を図ることができる。
請求項6に記載の発明は、前記蓋部が閉状態にある場合にオンされるとともに、該オンにより前記モータ駆動が許可されるスイッチを設けたこと、を要旨とする。
上記構成によれば、蓋部が開状態にある場合に丸鋸刃が回転駆動されることはない。従って、より高い安全性を実現することができる。
本発明によれば、容易且つ安全に切屑詰まりを除去することが可能な電動丸鋸を提供することにある。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態の電動丸鋸1において、本体2には、前後方向に延びる湾曲棒状の保持部3が形成されるとともに、同保持部3の後端には、その内部にバッテリー(図示略)を収容する電源部4が形成されている。尚、本実施形態では、保持部3の先端には、同保持部3を保持する作業者が他方の手を添えることのできるハンドル5が設けられている。そして、駆動源としてのモータ6及び丸鋸刃7は、本体2内に設けられた減速器(図示略)を介して駆動連結されることにより、両者の間に上記本体2を挟む態様で同本体2の側方にそれぞれ配置されている。
具体的には、本体2の側方には、上記減速器から延びる回転軸9が突出されるとともに、本体2の下部には、板状のベース8が設けられている。そして、丸鋸刃7は、この本体2の側方に突出された回転軸9に連結されることにより、その一部を同ベース8に形成された開口部10から下方に突出させた状態で、その回転平面が本体2と略平行になるように配置されている。
また、丸鋸刃7は、保護カバーとしてのアッパーカバー11及びアンダーカバー12により、その周縁に形成された歯先及び近傍の両側面が包囲されている。そして、その丸鋸刃7の上方を包囲するアッパーカバー11の後方には、丸鋸刃7による接断時に生ずる切屑を収集するための集塵ケース13が設けられている。
詳述すると、本実施形態のアッパーカバー11は、上記回転軸9の軸方向に厚みを有するとともに、その下側となる部分に開口部14を有した扁平略箱状に形成されている。尚、本実施形態では、回転軸9近傍のアッパーカバー11側面には、略半円状の開口部15が形成されている。そして、同アッパーカバー11は、上記本体2によって丸鋸刃7と一体的に支持されることにより、その内部に丸鋸刃7を収容する態様で、同丸鋸刃7の上方、詳しくは、その上記ベース8よりも上側に配置される部分を包囲する構成となっている。
一方、アンダーカバー12は、断面U字状をなすとともに丸鋸刃7の周縁に沿って円弧状に形成されている。そして、上記アッパーカバー11と同様、上記本体2によって丸鋸刃7と一体的に支持されることにより、同丸鋸刃7の下方、詳しくは、その上記ベース8よりも下側に配置される部分の歯先を包囲する構成となっている。
また、本実施形態では、上記ベース8下側の前方部分には、丸鋸刃7の歯先が、上記アンダーカバー12によって被覆されない部分が形成されるようになっている。そして、その丸鋸刃7の歯先が露出された部分が、同丸鋸刃7により加工対象物を接断する接断部Cとなっている。
即ち、本実施形態の電動丸鋸1の作業者は、先ず、その本体2に形成された上記保持部3(及びハンドル5)を把握して、上記丸鋸刃7の歯先が露出された接断部Cを加工対象物に当接させるように位置決めする。そして、本体2に形成されたスイッチ(図示略)を操作し丸鋸刃7を回転させた状態で、同丸鋸刃7を押し進めることにより、その加工対象部を接断することが可能となっている。
ここで、このような構成を有する電動丸鋸においては、通念上、加工対象物は丸鋸刃7よりも下方に配置される。そして、その丸鋸刃7を基準として加工対象物を当接させる方向が前方である。従って、本実施形態の電動丸鋸1の場合、図2中、右側が「前」、左側が「後」であり、同図中、下側が「下」、上側が「上」となることはいうまでもない。
尚、本実施形態のアンダーカバー12は、上記回転軸9を中心として回動可能、且つその回動により同アンダーカバー12の後端12bが上記アッパーカバー11内に没入可能に設けられている。また、アンダーカバー12は、図示しない弾性部材により、その先端12aが前方側に移動する方向(図3中、反時計回り方向)に回動するように付勢されており、これにより、接断作業時には、その先端12aが、上記接断部Cに配置された加工対象物に当接する構成となっている。そして、当該加工対象物に押圧されて同アンダーカバー12が回動する際、その上記アッパーカバー11内に没入する量に基づいて、その接断深さを把握することが可能となっている。
また、上記アッパーカバー11の後方側の周縁部には、丸鋸刃7による接断時に生ずる切屑を該アッパーカバー11の外部に排出するための排出部21が形成されている。そして、本実施形態の集塵ケース13は、この排出部21の周辺を包囲する態様でアッパーカバー11と一体に設けられている。
詳述すると、本実施形態のアッパーカバー11は、その内部に収容された丸鋸刃7の外周に沿うように、その前方側の周縁部が湾曲して形成されている。また、アッパーカバー11の内部には、同じく丸鋸刃7の外周に沿うように湾曲して形成された隔壁22が設けられており、アッパーカバー11の内部は、この同隔壁22によって径方向に区画されている。そして、本実施形態では、この隔壁22の外側が上記排出部21に連通する通路23となっている。
尚、本実施形態の排出部21は、アッパーカバー11の外側において、上記通路23の延長線方向に延設された筒状部25を有している。そして、本実施形態の集塵ケース13は、この筒状部25が設けられたアッパーカバー11の後方側の周縁部に対し、同筒状部25を包囲する態様で、アッパーカバー11とは別体に形成されたケース部材30を着脱可能に取着することにより形成されている。
即ち、本実施形態では、丸鋸刃7は、モータ駆動により、図3中、反時計回り方向(図2中、アッパーカバー11の側面にデザインされた「矢印」の示す方向)に回転し、これにより、アッパーカバー11内には、その回転方向に沿った気流が発生する。そして、接断時に生ずる切屑は、この気流によりアッパーカバー11内に吸引され、同アッパーカバー11の周縁部に形成された通路23を通過することにより、上記排出部21からアッパーカバー11の後方に設けられた集塵ケース13内に排出される。従って、その丸鋸刃7の回転により生ずる気流を有効に利用することが重要になる。
この点、上記のようにアッパーカバー11の内部を隔壁22により径方向に区画することで、その丸鋸刃7の回転により生じた気流を弱めることなく、同隔壁22の径方向外側、即ち通路23内に導くことができる。そして、本実施形態では、これにより、その切屑回収率の向上を図る構成となっている。
また、本実施形態では、上記通路23の途中には、同通路23内に切屑詰まりが発生した場合に、これを除去すべく開閉可能に構成された蓋部31が設けられている。
詳述すると、図3〜図6に示すように、通路23の外周壁32を形成するアッパーカバー11の周縁部には、その周方向に沿って延びる開口部33が形成されている。そして、本実施形態の蓋部31は、この開口部33と、同開口部33を閉塞可能に設けられた蓋部材34とにより構成されている。
さらに詳述すると、本実施形態では、開口部33の後部開口端33a近傍には、上記丸鋸刃7が連結された回転軸9の軸線方向に延びる回動軸35が設けられており、蓋部材34は、その基端34aが同回動軸35に支承されることにより、この回動軸35を中心として回動自在に軸支されている。そして、本実施形態の蓋部31は、その丸鋸刃7の回転平面に沿った蓋部材34の回動により、上記アッパーカバー11の前方に向って開口可能に形成されている。
また、蓋部材34の先端34bには、コイルバネ36に付勢されることにより、その先端方向に突出する係合部材37が設けられるとともに、開口部33の前部開口端33bには、当該係合部材37先端の係合凹部38と係合可能に形成された係合突部39が設けられている。そして、本実施形態では、これら蓋部材34に設けられた係合部材37(係合凹部38)、及び開口部33側に形成された被係合部としての係合突部39、並びに付勢手段としてのコイルバネ36により、蓋部材34の先端34bを開口部33の前部開口端33bに係止可能な係止機構40が形成されている。
即ち、本実施形態の蓋部31は、開口部33を閉塞するように蓋部材34を回動させるとともに、その先端34bに設けられた係合部材37を開口部33側の係合突部39に係合させることにより閉状態となる。そして、コイルバネ36の弾性力に抗して、これら係合部材37と係合突部39との係合を解除し、その先端34bを跳ね上げるように蓋部材34を回動させることで開状態となるように構成されている。
また、図5及び図6に示すように、本実施形態では、上記保持部3先端のハンドル5は、丸鋸刃7の回転平面に対して略直交する方向に延びる略棒状に形成されるとともに、その先端5aがアッパーカバー11の上方まで延設されている。そして、その先端5aを上記のように回動する蓋部材34に当接させることにより、当該蓋部材34の回動を規制して蓋部31の開口を制限する構成となっている。
更に、図7に示すように、本実施形態では、蓋部材34の基端34aには掛止突部42が形成されるとともに、開口部33の前部開口端33bには、上記蓋部材34の回動により移動する掛止突部42に当接して同掛止突部42の移動を規制、即ち蓋部材34の回動を規制可能な掛止壁43が形成されている。そして、これにより、上記ハンドル5(の先端5a)への蓋部材34の当接と同様、当該蓋部材34の回動を規制して蓋部31の開口を制限することが可能な構成となっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)通路23の途中に開閉可能な蓋部31を設けることにより、同通路23内に切屑詰まりが発生した場合でも、アッパーカバー11の取り外し等、装置を分解することなく、容易、且つ速やかにこれを除去することができる。その結果、作業者の不注意による丸鋸刃7への接触等、分解掃除時に発生するおそれのある障害を未然に防止して、その安全性の向上を図ることができる。
(2)アッパーカバー11の内部を丸鋸刃7の外周に沿って湾曲形成された隔壁22により径方向に区画することで、同隔壁22の外側に上記排出部21に連通する通路23を形成する。また、通路23の外周壁32を形成するアッパーカバー11の周縁部には、その周方向に沿って延びる開口部33が形成される。そして、この開口部33を可動部材である蓋部材34にて閉塞可能することにより、通路23に開閉可能な蓋部31を形成する。
上記構成によれば、通路23及び蓋部31をアッパーカバー11と一体的に形成してコンパクトにまとめることができるとともに、蓋部31の開閉を容易なものとすることができる。
(3)蓋部31は、丸鋸刃7の回転平面に沿った蓋部材34の回動により、アッパーカバー11の前方に向って開口可能に形成される。
即ち、蓋部31が開状態のまま接断を開始した場合、その切屑が蓋部31から噴出する可能性がある。しかしながら、上記構成によれば、開口部33から後方に向って噴出する切屑は、蓋部材34に遮断されることにより、その開口方向である前方へと吐出される(図5参照)。これにより、上記のような閉め忘れ状態での使用時においても、その蓋部31から噴出する切屑が作業者に当たる事態を防止することができ、その結果、より高い安全性を確保することができるようになる。
(4)蓋部材34の回動を規制して蓋部31の開口を制限することが可能な制限手段を設ける。これにより、蓋部材34が回動したまま維持されることを防止して、蓋部31が開状態で使用される状況を未然に防ぐことができる。その結果、より高い安全性を確保することができるようになる。
(5)ハンドル5の先端5aをアッパーカバー11の上方まで延設することにより、同先端5aが回動する蓋部材34に当接するように構成する。
上記構成によれば、簡素な構成にて、蓋部材34の回動を規制して蓋部31の開口を制限することができる。また、これにより、ハンドル5を蓋部材34の保護部材として機能させることも可能になる。即ち、蓋部31を開状態とした状態での転落時(例えば、掃除中に誤って装置を転落させてしまった場合等)には、当該開状態にある蓋部材がその衝撃により破損してしまう可能性がある。しかしながら、上記構成によれば、ハンドル5により蓋部材34を保護して、同蓋部材34の破損を回避することができる。その結果、蓋部31が開状態のままの状態となることを防止することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、回動軸35を中心として回動する蓋部材34を用いて開口部33を閉塞することにより蓋部31を形成した。しかし、これに限らず、開口部33上を摺動することにより同開口部33を閉塞可能なスライド型の蓋部材34を用いて蓋部31を形成してもよい。
・本実施形態では、ハンドル5の先端5aを蓋部材34に当接させることにより、当該蓋部材34の回動を規制するとともに、その基端34aに形成された掛止突部42が掛止壁43に当接することによっても、同蓋部材34の回動を規制することが可能な構成とした。しかし、これに限らず、ハンドル5への蓋部材34の当接、又は掛止突部42の掛止壁43への当接の何れか一方により、蓋部材34の回動を規制する構成としてもよい。更に、例えば、回動する蓋部材34に対して、ハンドル5以外の部分を当接させる等、これら以外の規制手段によって蓋部材34の回動を規制する構成としてもよい。
・また、蓋部31が閉状態にあることを確認する確認手段を形成し、該確認された場合にのみ、丸鋸刃7のモータ駆動を行なう構成としてもよい。例えば、蓋部31に同蓋部31が閉状態にある場合にオンされるとともに、該オンによりモータ6への通電を許可するスイッチを設ける。このような構成とすれば、蓋部31が開状態にある場合に丸鋸刃7が回転駆動されることはない。従って、より高い安全性を実現することができる。
具体的には、図8に示すように、開口部33の前部開口端33bに、上記係合突部39に係合された係合部材37により押圧されてオンとなるスイッチ45を設ける。尚、同図中の二点差線は、係合部材37による非押圧時、即ち蓋部31が買い状態にある場合のスイッチ45の位置を示すものである。そして、このスイッチ45がオンされた状態にある場合にのみ、モータ6への通電を許可する構成とすればよい。
・更に、蓋部31が閉状態となる方向に蓋部材34を付勢する付勢手段(バネ等)を設ける構成としてもよい。これにより、蓋部31が開状態のまま維持されることを防止して、更なる安全性の向上を図ることができる。
具体的には、例えば、図9(a)(b)に示すように、上記回動軸35に捻りコイルバネ46を遊嵌する。そして、その一端を蓋部材34の基端34aに掛止するとともに、他端を開口部33の後部開口端33aに掛止して、蓋部31が閉状態にある状況(図9(a)参照)よりも蓋部31が開状態にある状況(図9(b)参照)の方が収縮された状態となるように同捻りコイルバネ46を配置する。これにより、当該捻りコイルバネ46の弾性力に基づいて、蓋部31が閉状態となる方向に蓋部材34を付勢することができる。
電動丸鋸の斜視図。 電動丸鋸の側面図。 丸鋸刃の回転面に沿った断面図。 蓋部近傍の拡大断面図。 蓋部を開状態とした電動丸鋸の側面図。 蓋部を開状態とした電動丸鋸の正面図。 蓋部基端側の拡大断面図。 別例の蓋部先端側の拡大断面図。 (a)(b)別例の蓋部基端側の拡大断面図。
符号の説明
1…電動丸鋸、2…本体、3…保持部、5…ハンドル、5a…先端、6…モータ、7…丸鋸刃、8…ベース、9…回転軸、11…アッパーカバー、12…アンダーカバー、13…集塵ケース、21…排出部、22…隔壁、23…通路、30…ケース部材、31…蓋部、32…外周壁、33…開口部、33a…後部開口端、33b…前部開口端、34a…基端、34b…先端、35…回動軸、36…コイルバネ、37…係合部材、38…係合凹部、39…係合突部、40…係止手段、42…掛止突部、43…掛止壁、45…スイッチ、46…捻りコイルバネ。

Claims (6)

  1. モータ駆動により回転する丸鋸刃と、前記丸鋸刃の上側を包囲する保護カバーと、前記保護カバーの後方において前記丸鋸刃による接断時に生じた切屑を収集する集塵ケースとを備えた電動丸鋸において、
    前記切屑が通過する通路の途中に開閉可能な蓋部を設けたこと、
    を特徴とする電動丸鋸。
  2. 請求項1に記載の電動丸鋸において、
    前記通路は、前記丸鋸刃に沿って湾曲形成された前記保護カバーの周縁において、該保護カバーと一体に形成されてなり、前記蓋部は、前記通路の途中に形成された開口部と、該開口部を閉塞する蓋部材とを備えてなるとともに、前記蓋部材が前記丸鋸刃の回転平面に沿って回動することより、前記保護カバーの前方に向って開口可能に形成されること、
    を特徴とする電動丸鋸。
  3. 請求項2に記載の電動丸鋸において、
    前記蓋部材の回動を規制することにより、前記蓋部の開口を制限する制限手段を設けたこと、を特徴とする電動丸鋸。
  4. 請求項3に記載の電動丸鋸において、
    前記保護カバーの側方には、作業者により把握される保持部が設けられるものであって、
    前記制限手段は、前記回動する蓋部材に当接するように前記保持部を形成してなること、を特徴とする電動丸鋸。
  5. 請求項2〜請求項4の何れか一項に記載の電動丸鋸において、
    前記蓋部が閉状態となる方向に前記蓋部材を付勢する付勢手段を設けたこと、
    を特徴とする電動丸鋸。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の電動丸鋸において、
    前記蓋部が閉状態にある場合にオンされるとともに、該オンにより前記モータ駆動が許可されるスイッチを設けたこと、を特徴とする電動丸鋸。
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