JP4457623B2 - リモートコントロールシステム - Google Patents

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Description

この発明は、自動車等の車両に装備されるリモートコントロールシステム、特に、所謂スマートエントリシステムを備えたリモートコントロールシステムに関する。
従来、自動車等の車両に装備されるリモートコントロールシステムの一つとして、無線通信機能を有する携帯機から送信されたロック・アンロック信号を車載の無線装置で受信してドアのロック・アンロック機構を駆動することにより、当該ドアのロック・アンロック状態を遠隔操作できるようにした、所謂、キーレスエントリシステムは、一般に良く知られている。
更に、近年では、携帯機を保持したユーザ(例えば、当該車両の乗員)が、車載の無線装置との交信範囲内に入るだけで、つまり車両にある範囲まで近付くだけで、或いは車体の所定箇所に触れるだけで、ドアをアンロックできるようにした、所謂、スマートエントリシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムによれば、携帯機の発信操作など特別な操作をわざわざ行う必要無しに、車両に対してある範囲を基準として離間もしくは接近するだけで、ドアをロック・アンロックすることができ、より一層利便性が向上する。
かかるスマートエントリシステムでは、通常、携帯機が車室内に有るか否かを検知するために室内検知用信号を送出する室内検知用アンテナと、携帯機が室外(車外)の所定範囲内に有るか否かを検知するために室外検知用信号を送出する室外検知用アンテナとが車両に設けられている。
そして、ユーザの車両への接近に伴って携帯機が所定範囲(室外検知用アンテナの送信範囲)内に入った場合には、携帯機が室外検知用信号を受信して起動され、応答信号を出力する。この応答信号を車載の受信アンテナが受信することにより、ユーザが車両に接近していることが認識され、制御ユニットがドアのロック・アンロック機構を駆動し、当該ドアをアンロックするように構成されている。
但し、室外検知用信号は室外のみに送出されるのではなく、不可避的に、その一部は室内へも送出されるので、携帯機が室内に有るにも拘らずドアがアンロックされてしまうことを防止するために、室内検知用アンテナから室内検知用信号が送出されており、携帯機がこの室内検知用信号に対する応答信号を出力した場合には、携帯機は室内にあることが認識され、ドアはアンロックされることはないようになっている。尚、ユーザが車両を離れる場合には、以上の説明とは逆の動作となる。
尚、かかるスマートエントリシステムでは、室内検知用信号および室外検知用信号には、通常、比較的狭い範囲での交信に有効なLF波(例えば、30〜300kHz程度)が用いられ、携帯機の応答信号には、通常、比較的広い範囲でも交信可能なUHF波(例えば、300MHz〜3GHz程度)若しくはVHF波が用いられる。
特開2002−194937号公報
ところで、車体後端部に形成した開口部をバックドアで開閉可能に覆うようにしたタイプの車両では、他のドアに比してバックドアから荷物を積み込むことが多い。かかる場合、乗員は荷物を持った状態でバックドアにアクセスするので、このバックドアがスマートエントリシステムでロック・アンロックできれば、とりわけ便利である。
また、近年では、車両軽量化の要請に応える一環として、上記バックドアについても合成樹脂材で製作したものが実用に供されるようになって来ているが、合成樹脂材料は電波透過性が高いので、室内検知用アンテナの出力電圧(出力レベル)の設定値が過大な場合には、室内検知用信号が合成樹脂製のバックドアを透過して室外にまで洩れて送信されることになる。このため、携帯機が室外にあるにも拘らず、室内にあるものと誤検知される惧れが生じる。一方、室内検知用アンテナの出力レベルの設定値が低すぎると、室内検知用信号を室内にくまなく送信することができず、携帯機が室内の隅にある場合や荷物の中に入れられている場合などには、これを検知することが難しくなる。
従来では、室内検知用アンテナの出力レベルは一定に設定されているので、上記のように室内検知用信号を室内にくまなく送信し、且つ、合成樹脂製のバックドアを透過して室外に洩れることが無いように設定するのはなかなかに難しいという問題があった。
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、室内検知用アンテナの出力を複数に切り換えることにより、携帯機の位置をより正確かつ効率よく検知できるようにすることを、基本的な目的とする。
このため、本願第1の発明は、車両に設けられ携帯機検知用信号を出力する検知手段からの出力信号を携帯機が受信したか否かによりユーザが車両に接近しているか否かを認識し、車体後端部に形成された開口部を開閉可能に覆うバックドアのロック・アンロック機構の作動を、制御ユニットによりロック・アンロックするようにしたスマートエントリシステムを備えた車両のリモートコントロールシステムであって、上記検知手段は、車室内の後部に配設され、携帯機が車室内にあることを検知する室内検知用信号を出力し得る複数の室内検知用アンテナと、合成樹脂製の上記バックドアに配置され、携帯機が車室外にあることを検知する室外検知用信号を出力し得る室外検知用アンテナとを備え、各室内検知用アンテナの出力を、検知用信号の送信エリアを車室外にまで広くする大きさを含む複数の大きさに切り換える出力切換手段と、ユーザが上記バックドアに接近する際に、上記室外検知用アンテナから出力される出力信号について、上記携帯機が受信したか否かを判定し、次に、上記室内検知用アンテナから出力される複数の大きさの出力信号のそれぞれについて、上記携帯機が受信したか否かを判定して、当該携帯機の位置を判定する判定手段と、が設けられており、該判定手段の位置判定により上記携帯機が上記バックドアより車室外に位置すると判定されたときには、上記制御ユニットにより上記バックドアのロック・アンロック機構をアンロックにする、ことを特徴としたものである。
また、本願第2の発明は、上記第1の発明において、上記出力切換手段は上記室内検知用アンテナの出力を大小2段階に切り換えることを特徴としたものである。
に、本願第の発明は、上記第1又は第2の発明において、上記室内検知用アンテナは、上記バックドア近傍の車室内に配設されていることを特徴としたものである。
また更に、本願第の発明は、上記第1〜第3の発明の何れか一において、上記室内検知用アンテナは車室内後部の左右側部に1つずつ配設されていることを特徴としたものである。
また更に、本願第7の発明は、上記第3又は第4の発明において、上記出力切換手段は上記室内検知用アンテナの出力を大中小3段階に切り換えることを特徴としたものである。
本願第1の発明によれば、車室内の後部に配設され室内検知用信号を出力し得る複数の室内検知用アンテナの出力を出力切換手段によって各々複数の大きさに切り換えることができ、ユーザがバックドアに接近する際に、バックドアに配置され室外検知用信号を出力し得る室外検知用アンテナから出力される出力信号について、上記携帯機が受信したか否かを判定し、次に、室内検知用アンテナから出力される複数の大きさの出力信号のそれぞれについて、上記携帯機が受信したか否かを判定して当該携帯機の位置を判定するので、室内検知用アンテナのみでしかもその出力が一定であった従来に比して、よりきめ細かい携帯機の位置判定が可能となり、より有効に誤検知を防止することができる。特に、上記バックドアが電波透過性の高い合成樹脂材で形成されており誤検知が生じ易い場合について、一層きめ細かい携帯機の位置判定が可能で、一層有効に誤検知を防止することができる。
また、本願第2の発明によれば、基本的には上記第1の発明と同様の効果を奏することができ、特に、上記出力切換手段は室内検知用アンテナの出力を大小2段階に切り換えるものであるので、出力切換手段の構成を簡略化することができる。
に、本願第の発明によれば、基本的には上記第1又は第2の発明と同様の効果を奏することができ、特に、上記室内検知用アンテナ上記バックドア近傍の車室内に配設されていることにより、スマートエントリシステム適用のニーズが高いバックドアについて、その後方に携帯機が位置しているか否かを認識する上で有利となる。
また更に、本願第の発明によれば、基本的には上記第〜第の発明の何れか一と同様の効果を奏することができ、特に、上記室内検知用アンテナが車室内後部の左右側部に1つずつ配設されているので、より一層きめ細かい携帯機の位置判定を行うことができる。
また更に、本願第の発明によれば、基本的には上記第3又は第4の発明と同様の効果を奏することができ、特に、上記出力切換手段は室内検知用アンテナの出力を大中小3段階に切り換えるので、大小2段階に切り換える場合に比して、よりきめ細かい携帯機の位置判定を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態に係るスマートエントリシステムを備えたリモートコントロールシステムを装備した自動車を模式的に示す平面説明図、図2はこのスマートエントリシステムのシステム構成の概略を示す説明図、また、図3は上記スマートエントリシステムのコントロールユニットの構成を概略的に示すブロック構成図である。
図1から良く分かるように、上記自動車Mには、所謂、スマートエントリシステムが装備されており、このスマートエントリシステムは、携帯機Kが車室内に有るか否かを検知するために室内検知用信号を送出する左右の室内検知用アンテナNa,Nbと、携帯機Kが室外(車外)の所定範囲内に有るか否かを検知するために室外検知用信号を送出する室外検知用アンテナNcとを備え、これら各アンテナNa,Nb,Ncは何れもスマートエントリシステムのコントロールユニットEに信号授受可能に接続されている。このコントロールユニットEには、携帯機Kからの応答信号を受信する受信アンテナNrも信号授受可能に接続されている。
また、車体後端部には、該後端部に形成された開口部を開閉可能に覆うバックドアとしてのリフトゲートGが配設されている。このリフトゲートGは、好ましくは合成樹脂製のパネル材を組み合わせて構成されたものである。
上記リフトゲートGの外側には、押し操作またはタッチ操作によりONするアクセススイッチSgが配置され、このアクセススイッチSgも上記コントロールユニットEに信号授受可能に接続されている。
尚、このスマートエントリシステムでは、室内検知用信号および室外検知用信号には、比較的狭い範囲での交信に有効なLF波(例えば、30〜300kHz程度)が用いられ、携帯機の応答信号には、比較的広い範囲でも交信可能なUHF波(例えば、300MHz〜3GHz程度)若しくはVHF波が用いられる。上記室内検知用アンテナNa,Nb及び室外検知用アンテナNcは何れも、フェライトバーにコイルを巻きつけて形成した所謂コイルアンテナとして構成されている。
図1から良く分かるように、上記左右の室内検知用(LF)アンテナNa,Nbは、車室内の後部、特に、より好ましくはリフトゲートG近傍の車室内に、左右1個ずつ配設されている。また、室外検知用(LF)アンテナNcは、図4及び図5から良く分かるように、リフトゲートG内の略中央に配置されている。
図3は、上記コントロールユニットEの構成を概略的に示すブロック構成図である。この図に示すように、上記コントロールユニットEは、本コントロールユニットEの主要部をなし各種の判断および制御を行う制御回路10の他、室内検知用アンテナNa,Nb(室内検知用LFアンテナ)の増幅回路11,室外検知用アンテナNc(室外検知用LFアンテナ)の増幅回路12及びLF発振・変調回路13を備えている。
また、本実施形態では、室内検知用アンテナNa,Nbの出力を減衰させる減衰回路14が設けられている。この減衰回路14は、制御回路10によってON/OFFが切り換えられる切換スイッチ15,15を介して、LF発振・変調回路13と室内検知用アンテナ増幅回路11の間に配設されている。
上記切換スイッチ15,15がOFFの場合には、室内検知用アンテナNa,Nbの出力は減衰されることはないが、切換スイッチ15,15がONに切り換えられると、LF発振・変調回路13と室内検知用アンテナ増幅回路11とが減衰回路14を介して接続されることにより、室内検知用アンテナNa,Nbの出力が減衰される。
このように、本実施形態では、上記切換スイッチ15,15のOFF/ONが切り換えられることにより、室内検知用アンテナNa,Nbの出力が大小2段階に切り換えられるようになっている。
図4は上記室内検知用アンテナNa,Nb及び室外検知用アンテナNcの出力状態を模式的に示す上記自動車の平面説明図である。
上記切換スイッチ15,15がOFF状態の場合には、室内検知用アンテナNa,Nbからの発信による磁界分布は、図4において破線曲線A1,B1で示されるように比較的広いものとなり、室内検知用信号はリフトゲートGを透過して室外まで送出される。この場合、リフトゲートGは合成樹脂製であるので、磁束洩れが大きく(つまり、信号の透過性が高く)、携帯機Kが室外に有る場合でも、室外に洩れた室内検知用信号に応答して、携帯機Kが室内に有るものと認識される惧れが生じることになる。この点については後述する。
一方、上記切換スイッチ15,15がON状態の場合には、室内検知用アンテナNa,Nbからの発信による磁界分布は、図4において2点鎖線曲線A2,B2で示されるように比較的狭いものとなり、室内検知用信号は、室内をどうにかカバーできるがリフトゲートGを透過して室外にまで送出されることはないように設定されている。
以上の構成において、ユーザの車両Mへの接近に伴って携帯機Kが所定範囲(室外検知用アンテナNcの送信範囲)内に入り、リフトゲートGのアクセススイッチSgがONされた場合には、室内検知用アンテナNa,Nb及び室外検知用アンテナNcが駆動されてそれぞれ室内検知用および室外検知用の信号をそれぞれ送出する。そして、携帯機Kが室外検知用信号を受信して起動され、応答信号を出力する。この応答信号を車載の受信アンテナNrが受信することにより、ユーザが車両に接近していることが認識され、コントロールユニットEの制御回路10がリフトゲートGのロック・アンロック機構を駆動し、当該リフトゲートGをアンロックするように構成されている。
但し、室外検知用信号は室外のみに送出されるのではなく、不可避的に、その一部は室内へも送出されるので、携帯機Kが室内に有るにも拘らずリフトゲートGがアンロックされてしまうことを防止するために、室内検知用アンテナNa,Nbから室内検知用信号が送出されており、携帯機Kがこの室内検知用信号に対する応答信号を出力した場合には、携帯機Kは室内にあることが認識され、リフトゲートGはアンロックされることはないようになっている。尚、ユーザが車両を離れる場合には、以上の説明とは逆の動作となる。
本実施形態では、上述のように、コントロールユニットEに室内検知用(LF)アンテナNa,Nbの出力を減衰させ得る減衰回路14が設けられ、切換スイッチ15,15のON/OFFを切り換えることで、室内検知用(LF)アンテナNa,Nbの出力を大小2段階に切り換えるようにしている。
次に、上記スマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
システムがスタートすると、リフトゲートGに設けたアクセススイッチSgがONされた否かが継続的に判定され(ステップ#1)、これがYESになると、ステップ#2で、リフトゲートGに設けたLFアンテナ(つまり、室外検知用アンテナNc)が所定の出力で室外検知用信号を出力し、図4における磁界Cの範囲で送信エリアが形成される。
次に、ステップ#3で、携帯機Kが室外検知用信号を受信したか否か(つまり、室外検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されたか否か)が判定される。これがNOの場合には、アクセス者は携帯機Kを所持していないものと判断され(ステップ#4)、ステップ#1へリターンする。
一方、ステップ#3での判定結果がYESの場合には、ステップ#5で、左右のLFアンテナ(つまり、室内検知用アンテナNa,Nb)から、まず、大きい出力で室内検知用信号が出力され、図4における比較的広い磁界A1,B1の範囲で送信エリアが形成される。このとき、室内検知用信号は、合成樹脂製で磁束洩れが大きい(つまり、信号の透過性が高い)リフトゲートGを透過して室外まで送出される。
そして、ステップ#6で、携帯機Kが送信エリアA1,B1の何れか一方(OR)又は両方(AND)の室内検知用信号を受信したか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されたか否か)が判定される。これがNOの場合には、携帯機Kは室外に有るものと判断され(ステップ#7)、携帯機Kが室外にあり、アクセス者が携帯機Kを所持していると認識されるので、リフトゲートGがアンロックされる(ステップ#8)ようになっている。
一方、ステップ#6での判定結果がYESの場合には、更に、ステップ#9で、左右のLFアンテナ(室内検知用アンテナNa,Nb)から、今度は、小さい出力で室内検知用信号が出力され、図4における比較的狭い磁界A2,B2の範囲で送信エリアが形成される。このとき、室内検知用信号は、室内をどうにか検知できるがリフトゲートGを透過して室外にまで送出されることはない。
そして、ステップ#10で、携帯機Kが送信エリアA2,B2の何れの室内検知用信号も受信していないか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されていないか否か)が判定される。これがNOの場合には、携帯機Kは室内に有るものと判断され(ステップ#11)、ステップ#1にリターンする。一方、ステップ#10での判定結果がYESの場合には、携帯機Kは室外に有るものと判断され(ステップ#12)、携帯機Kが室外にあり、アクセス者が携帯機Kを所持していると認識されるので、リフトゲートGがアンロックされる(ステップ#13)ようになっている。
このように、室内検知用信号を出力し得る室内検知用アンテナNa,Nbの出力を減衰回路14及び切換スイッチ15,15によって大小2段階の大きさに切り換えることができ、この大小2段階の大きさの出力信号のそれぞれについて、上記携帯機Kが受信したか否かにより当該携帯機の位置を制御回路10で判定するので、室内検知用アンテナの出力が一定であった従来に比して、よりきめ細かい携帯機Kの位置判定が可能となり、より有効に誤検知を防止することができるのである。
この場合、室内検知用アンテナNa,Nbの出力は大小2段階に切り換えられるだけであるので、減衰回路14及び切換スイッチ15,15は1組だけでよく、出力切換手段の構成は比較的簡素なもので済む。
また、室内検知用アンテナNa,Nbは車室内の後部に配設されているので、車両後方に携帯機Kが位置している場合について、その位置検出を行う上で有利である。特に、
室内検知用アンテナNa,Nbが車体後端部に形成された開口部を開閉可能に覆うリフトゲートGの比較的近傍の車室内に配設されているので、スマートエントリシステム適用のニーズが高いリフトゲートGについて、その後方に携帯機Kが位置しているか否かを認識する上で有利である。
更に、この場合、リフトゲートGが電波透過性の高い合成樹脂材で形成されており、誤検知が生じ易い場合について、よりきめ細かい携帯機Kの位置判定が可能で、より有効に誤検知を防止することができる。
また更に、室内検知用アンテナNa,Nbが車室内後部の左右側部に1つずつ配設されているので、より一層きめ細かい携帯機Kの位置判定を行うことができるのである。
次に、第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態は、室内検知用アンテナNa,Nbの出力を大中小3段階に切り換えるようにしたものである。
図6は、第2の実施形態に係る室内検知用アンテナNa,Nb及び室外検知用アンテナNcの出力状態を模式的に示す上記自動車の平面説明図である。この図に示すように、この実施形態では、室内検知用アンテナNa,Nbの出力は大中小の3段階に切り換えることができるようになっている。すなわち、大出力の場合には、図6において破線曲線A1,B1で示されるように比較的広いものとなり、室内検知用信号はリフトゲートGを透過して室外まで送出される。また、小出力の場合には、図6において2点鎖線曲線A3,B3で示されるように、室内検知用信号は、室内をどうにかカバーできるがリフトゲートGを透過して室外にまで送出されることはないように設定されている。
更に、中出力では、室内検知用アンテナNa,Nbからの発信による磁界分布は、図6において1点鎖線曲線A2,B2でその一部が示されるように、大出力での送信エリアA1,B1と小出力での送信エリアA3,B3の略中間程度の広さになるように設定されている。
このような、大中小3段階の出力の切り換えは、例えば、図2に示された減衰回路14及び切換スイッチ15,15を2種類設け、減衰回路の減衰特性を異ならせておくことにより、実現可能である。
この第2の実施形態に係るスマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
このフローチャートのステップ#21〜#28は、第1の実施形態についてのフローチャート(図5)のステップ#1〜#8と同一であるので、その説明は省略する。
ステップ#26での判定、つまり、携帯機Kが送信エリアA1,B1の何れか一方(OR)又は両方(AND)の室内検知用信号を受信したか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されたか否か)の判定の結果がYESの場合には、更に、ステップ#29で、中出力で室内検知用信号が出力され、図6における中間の広さの磁界A2,B2の範囲で送信エリアが形成される。
そして、ステップ#30で、携帯機Kが送信エリアA2,B2の何れの室内検知用信号も受信していないか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されていないか否か)が判定される。これがNOの場合には、携帯機Kは室内に有るものと判断され(ステップ#31)、ステップ#21にリターンする。
一方、ステップ#30での判定結果がYESの場合には、更に、ステップ#32で、小出力で室内検知用信号が出力され、図6における最も狭い広さの磁界A3,B3の範囲で送信エリアが形成される。
そして、ステップ#33で、携帯機Kが送信エリアA3,B3の何れの室内検知用信号も受信していないか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されていないか否か)が判定される。これがNOの場合には、携帯機Kは室内に有るものと判断され(ステップ#34)、ステップ#21にリターンする。一方、ステップ#33での判定結果がYESの場合には、携帯機Kは室外に有るものと判断され(ステップ#35)、携帯機Kが室外にあり、アクセス者が携帯機Kを所持していると認識されるので、リフトゲートGがアンロックされる(ステップ#36)ようになっている。
このように、本実施形態では、室内検知用アンテナNa,Nbの出力を大中小3段階に切り換えるので、大小2段階に切り換える場合(第1の実施形態)に比して、よりきめ細かい携帯機Kの位置判定を行うことができる。
尚、室内検知用アンテナNa,Nbの出力を更に多段階に切り換えるようにすることも可能である。この場合には、ステップ#29〜#31の手順が段階数に応じて繰り返されることになる。
次に、本発明の実施形態の参考例について説明する。
まず、実施形態の第1参考例は、室内検知用アンテナNa,Nbの複数の大きさの出力のうち大出力のものを、携帯機検知用信号の送信範囲が室外の所定領域(つまり、室外検知用アンテナの送信エリアに略相当する領域)にまで及ぶように設定することで、携帯機Kが車室外にあることを検知する室外検知用信号を出力し得る専用の室外検知アンテナを無くするようにしたものである。
、実施形態の第1参考例および次に述べる第2参考例では、室外検知用信号を出力し得る専用の室外検知アンテナは設けられていないので、携帯機検知用の検知信号を出力するアンテナを敢えて「室内検知用」と称する必要はないのであるが、上述の実施形態との対比等のため、便宜上、「室内検知用アンテナ」と称するものとする。
図9は、実施形態の第1参考例に係る室内検知用アンテナNa,Nbの出力状態を模式的に示す上記自動車の平面説明図である。この図に示すように、この参考例では、室内検知用アンテナNa,Nbのみが設けられ、室外検知用のアンテナは設けられていない。
前述の切換スイッチ15,15がOFF状態の場合には、室内検知用アンテナNa,Nbからの発信による磁界分布は、図9において破線曲線A2,B2で示されるように比較的広いものとなり、室内検知用信号はリフトゲートGを透過して室外まで送出される。この送信エリアA2,B2は、第1および第2の実施形態で設けられていた室外検知用アンテナNcの送信エリアCに略相当する領域までカバーしている。
一方、上記切換スイッチ15,15がON状態の場合には、室内検知用アンテナNa,Nbからの発信による磁界分布は、図9において2点鎖線曲線A1,B1で示されるように比較的狭いものとなり、室内検知用信号は、室内をどうにかカバーできるがリフトゲートGを透過して室外にまで送出されることはないように設定されている。
この第1参考例に係るスマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御について、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
システムがスタートすると、リフトゲートGに設けたアクセススイッチSgがONされた否かが継続的に判定され(ステップ#41)、これがYESになると、ステップ#42で、左右のLFアンテナ(つまり、室内検知用アンテナNa,Nb)から、まず、小さい出力で室内検知用信号が出力され、図9における比較的狭い磁界A1,B1の範囲で送信エリアが形成される。このとき、室内検知用信号は、室内をどうにか検知できるがリフトゲートGを透過して室外にまで送出されることはない。
そして、ステップ#43で、携帯機Kが送信エリアA1,B1の何れか一方(OR)又は両方(AND)の室内検知用信号を受信したか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されたか否か)が判定される。これがNOの場合には、携帯機Kは室内に有るものと判断され(ステップ#44)、ステップ#41にリターンする。
一方、ステップ#43での判定結果がNOの場合には、更に、ステップ#45で、左右のLFアンテナ(室内検知用アンテナNa,Nb)から、今度は、大きい出力で室内検知用信号が出力され、図9における比較的広い磁界A2,B2の範囲で送信エリアが形成される。このとき、室内検知用信号は、合成樹脂製で磁束洩れが大きい(つまり、信号の透過性が高い)リフトゲートGを透過して室外まで送出される。
そして、ステップ#46で、携帯機Kが送信エリアA2,B2の何れの室内検知用信号も受信したか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されたか否か)が判定される。これがNOの場合には、携帯機Kは車両周辺には無いものと判断され(ステップ#47)、ステップ#41にリターンする。一方、ステップ#46での判定結果がYESの場合には、携帯機Kは室外に有るものと判断され(ステップ#48)、携帯機Kが室外にあり、アクセス者が携帯機Kを所持していると認識されるので、リフトゲートGがアンロックされる(ステップ#49)ようになっている。
このように、本参考例によれば、室内検知アンテナNa,Nbの複数の大きさの出力のうち大出力のものを、携帯機検知用信号の送信範囲が室外の所定領域にまで及ぶように設定したことにより、携帯機Kが車室外にあることを検知する室外検知用信号を出力し得る専用の室外検知用アンテナを別途に設ける必要性を無くすることができ、部品点数を削減してシステム構成の簡素化を図ることができる。
次に、実施形態の第2参考例について説明する。
この第2参考例は、室内検知用アンテナを車室内の後部における略中央部に1個だけ設けることにより、システムのより一層の簡素化を図るようにしたものである。
図11は第2参考例に係るスマートエントリシステムを備えたリモートコントロールシステムを装備した自動車を模式的に示す平面説明図、図12は上記第2参考例に係るスマートエントリシステムのシステム構成の概略を示す説明図、また、図13は上記第2参考例に係るスマートエントリシステムの室内検知用アンテナの出力状態を模式的に示す上記自動車の平面説明図である。
これらの図に示すように、本参考例では、室内検知用アンテナは車両の比較的後部の車幅方向における略中央に1個だけ設けられている。
この室内検知用アンテナNdも、上述の第1実施形態及び第1参考例におけるものと同じく、大小2段階に出力が切り換えられ、室内検知用アンテナNdからの発信による磁界分布は、図13において破線曲線D1で示されるように比較的狭く、室内をどうにかカバーできるがリフトゲートGを透過して室外にまで送出されることはないエリアと、図13において2点鎖線曲線D2で示されるように比較的広く、検知用信号がリフトゲートGを透過して室外まで送出されるエリヤとに切り換えが可能である。
この第2参考例に係るスマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御について、図14のフローチャートを参照しながら説明する。
システムがスタートすると、リフトゲートGに設けたアクセススイッチSgがONされた否かが継続的に判定され(ステップ#51)、これがYESになると、ステップ#52で、中央LFアンテナ(つまり、室内検知用アンテナNd)から、まず、小さい出力で室内検知用信号が出力され、図13における比較的狭い磁界D1の範囲で送信エリアが形成される。このとき、室内検知用信号は、室内をどうにか検知できるがリフトゲートGを透過して室外にまで送出されることはない。
そして、ステップ#53で、携帯機Kが送信エリアD1の室内検知用信号を受信したか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されたか否か)が判定される。これがNOの場合には、携帯機Kは室内に有るものと判断され(ステップ#54)、ステップ#51にリターンする。
一方、ステップ#53での判定結果がNOの場合には、更に、ステップ#55で、中央のLFアンテナ(室内検知用アンテナNd)から、今度は、大きい出力で室内検知用信号が出力され、図13における比較的広い磁界D2の範囲で送信エリアが形成される。このとき、室内検知用信号は、合成樹脂製で磁束洩れが大きい(つまり、信号の透過性が高い)リフトゲートGを透過して室外まで送出される。
そして、ステップ#56で、携帯機Kが送信エリアD2の室内検知用信号を受信したか否か(つまり、室内検知用信号に対する携帯機Kからの応答信号が受信アンテナNrで受信されたか否か)が判定される。これがNOの場合には、携帯機Kは車両周辺には無いものと判断され(ステップ#57)、ステップ#51にリターンする。一方、ステップ#56での判定結果がYESの場合には、携帯機Kは室外に有るものと判断され(ステップ#58)、携帯機Kが室外にあり、アクセス者が携帯機Kを所持していると認識されるので、リフトゲートGがアンロックされる(ステップ#59)ようになっている。
このように、本参考例によれば、室内検知用アンテナNdを車室内の後部における略中央部に1個だけ設けることにより、左右側部に車室内検知用アンテナNa,Nbを設けていた第1,第2の実施形態および第1参考例に比して、システム構成のより一層の簡素化を図ることができる。
尚、以上の実施形態および参考例については、「室内検出用アンテナ」自体の数、その出力の大きさの段階数、或いは専用の室外検知用アンテナの有無などについて、種々の組み合わせが可能である。
このように、本発明は、上記実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更や改良等が可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態に係るスマートエントリシステムを備えたリモートコントロールシステムを装備した自動車を模式的に示す平面説明図である。 上記スマートエントリシステムのシステム構成の概略を示す説明図である。 上記スマートエントリシステムのコントロールユニットの構成を概略的に示すブロック構成図である。 上記スマートエントリシステムの室内検知用アンテナ及び室外検知用アンテナの出力状態を模式的に示す上記自動車の平面説明図である。 上記スマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係るスマートエントリシステムの室内検知用アンテナ及び室外検知用アンテナの出力状態を模式的に示す上記自動車の平面説明図である。 上記第2の実施形態に係るスマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御を説明するためのフローチャートの一部である。 上記第2の実施形態に係るスマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御を説明するためのフローチャートの一部である。 第1参考例に係るスマートエントリシステムの室内検知用アンテナの出力状態を模式的に示す上記自動車の平面説明図である。 上記第1参考例に係るスマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御を説明するためのフローチャートである。 第2参考例に係るスマートエントリシステムを備えたリモートコントロールシステムを装備した自動車を模式的に示す平面説明図である。 上記第2参考例に係るスマートエントリシステムのシステム構成の概略を示す説明図である。 上記第2参考例に係るスマートエントリシステムの室内検知用アンテナの出力状態を模式的に示す上記自動車の平面説明図である。 上記第2参考例に係るスマートエントリシステムにおける室内検知用アンテナの出力制御を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 制御回路
14 出力減衰回路
15 切換スイッチ
E コントロールユニット
G リフトゲート
K 携帯機
M 自動車
Na,Nb 室内検出用アンテナ
Nc 室外検出用アンテナ

Claims (5)

  1. 車両に設けられ携帯機検知用信号を出力する検知手段からの出力信号を携帯機が受信したか否かによりユーザが車両に接近しているか否かを認識し、車体後端部に形成された開口部を開閉可能に覆うバックドアのロック・アンロック機構の作動を、制御ユニットによりロック・アンロックするようにしたスマートエントリシステムを備えた車両のリモートコントロールシステムであって、
    上記検知手段は、車室内の後部に配設され、携帯機が車室内にあることを検知する室内検知用信号を出力し得る複数の室内検知用アンテナと、合成樹脂製の上記バックドアに配置され、携帯機が車室外にあることを検知する室外検知用信号を出力し得る室外検知用アンテナとを備え、
    各室内検知用アンテナの出力を、検知用信号の送信エリアを車室外にまで広くする大きさを含む複数の大きさに切り換える出力切換手段と、
    ユーザが上記バックドアに接近する際に、上記室外検知用アンテナから出力される出力信号について、上記携帯機が受信したか否かを判定し、次に、上記室内検知用アンテナから出力される複数の大きさの出力信号のそれぞれについて、上記携帯機が受信したか否かを判定して、当該携帯機の位置を判定する判定手段と、が設けられており、
    該判定手段の位置判定により上記携帯機が上記バックドアより車室外に位置すると判定されたときには、上記制御ユニットにより上記バックドアのロック・アンロック機構をアンロックにする、
    ことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  2. 上記出力切換手段は、上記室内検知用アンテナの出力を大小2段階に切り換えることを特徴とする請求項1記載のリモートコントロールシステム。
  3. 上記室内検知用アンテナは、上記バックドア近傍の車室内に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリモートコントロールシステム。
  4. 上記室内検知用アンテナは、車室内後部の左右側部に1つずつ配設されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載のリモートコントロールシステム。
  5. 上記出力切換手段は、上記室内検知用アンテナの出力を大中小3段階に切り換えることを特徴とする請求項3又は4に記載のリモートコントロールシステム。
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