JP4455593B2 - データプロセッサ - Google Patents

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Description

本発明はメモリコントローラを備えたデータプロセッサ、特にメモリに対するバーストアクセス制御に関し、例えば外部に接続されたフラッシメモリに対してバーストアクセス可能なデータプロセッサに適用して有効な技術に関する。
アドレスの入力に応答して一定のアクセスタイムの後にそのアドレスに記憶されているデータが読み出し可能にされるスタティックRAMインタフェースを有するメモリでは、リード動作を高速化するためにバーストモードを採用することができる。例えば、電気的に書き換え可能なフラッシュメモリはメモリアレイとデータ入出力端子との間にバーストバッファを持つ。リード動作においてアドレス信号の上位側でメモリアレイから選択されたデータがバーストバッファに転送され、バーストバッファに転送されたデータはそのアドレス信号の下位側で選択されて外部に出力される。バーストバッファからのデータ出力はアウトプットイネーブル信号がイネーブルにされることによって可能にされる。この後、アウトプットイネーブル信号をイネーブルに保った状態で、バーストバッファの記憶容量の範囲でアドレス信号の下位側を変化させれば、バーストバッファに保持されているデータが外部に出力される。例えばバーストバッファのサイズが16バイトのとき、バイトアドレスで下位側4ビット分のアドレス範囲のデータはバースト動作でバーストバッファから外部に出力することができる。
なお、特許文献1には非同期の読出しに対してクロック同期でバースト読出しを可能にしたフラッシュメモリの記載がある。
特開平11−339484号公報
本発明者はスタティックRAMインタフェースを有するメモリをバースト動作させるアクセス制御形態について検討した。すなわち、バーストバッファの記憶容量に応ずるアドレス範囲を超えるアクセスを行う場合にはメモリアレイから複数回にわたりデータの読出しを行うことが必要になる。したがって、バースト回数の設定はバースト動作の開始アドレスを考慮しなければならない。例えば、データバス幅を16ビット、バーストバッファのサイズを8ワード(16バイト)とする。上位側アドレスA4〜Ax(xは5以上の任意の整数)を固定し、下位側アドレスA1〜A3の3ビットを変化させることにより、バーストバッファ内のデータを1ワード(16ビット)単位で選択し、バーストアクセスを行うことができる。バーストアクセスの開始アドレスがH’00の場合、順次アドレスをH’02、H’04、H’06、H’08、H’0A、H’0C、H’0Eの順に変化させることによってデータD0〜D7まで8回連続してバーストアクセスを行うことができる。この場合には、メモリコントローラには最高8回のバースト回数を設定すればよい。しかしながら、その設定で、バースト動作の開始アドレスがH’08のとき、順次アドレスをH’08、H’0A、H’0C、H’0E、H’10、H’12、H’14、H’16の順に変化させると、バーストバッファの境界を跨ぐH’10以降のデータは、期待するタイミングで出力されない。その理由は、アドレスがH’0EからH’10に変化(アドレスの4ビット目が変化)したとき、メモリはバースト動作の1回目のアクセスと認識し、メモリアレイからバーストバッファへのデータ読み込みが発生し、期待するアクセスタイムでデータを出力することができないためである。このような不都合を生じないようにするには、バーストバッファの境界を跨いだバーストアクセスが起こらないように、アドレスH’08のような途中のアドレスから開始するバーストアクセスをソフトウェアで禁止したり、或いは、許容する開始アドレスがH’00でもH’08でも期待するデータを出力できるように、メモリコントローラに設定可能なバースト回数の値を例えば4回以下に制限することが考えられる。しかしながら、どちらの方法でもメモリアクセスによるデータ転送性能の低下を免れない。
本発明の目的はメモリとの間でバーストアクセスによるデータ転送性能を向上させることができるデータプロセッサを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
〔1〕データプロセッサは中央処理装置と外部に接続されるメモリ(8)を制御可能なメモリコントローラ(6)とを有する。前記メモリは、アドレス信号の下位側所定ビット数分のアドレス範囲のデータを一時的に保持することができるバッファ(25)を有し、アクセスアドレスが前記アドレス範囲で変化するアクセス要求に対して前記バッファと外部との間のデータ転送によってデータの入出力を行うバースト動作が可能にされる。前記メモリコントローラは、前記メモリをバースト動作させてアクセスしているとき、前記アドレス範囲を超えるアクセスを検出したときは前記メモリのバースト動作を継続可能とする所定のアクセス制御を行う。これにより、メモリコントローラは前記メモリをバーストアクセスしているとき、前記アドレス範囲を超えるアクセスを検出したときは前記メモリのバースト動作を継続可能とするアクセス制御を行うから、前記アドレス範囲を超えるバーストアクセスを制限したり、バースト回数を制限することを要せず、バーストアクセスによるデータ転送性能を向上させることができる。
本発明の具体的な形態では、前記メモリコントローラは、前記下位側所定ビット数よりも上位のビットが変化するか否かによって前記アドレス範囲を超えるアクセスを検出する。
本発明の別の具体的な形態では、前記メモリコントローラは、前記アドレス範囲を超えるアクセスを検出したときは、その前記メモリに対するアドレスの出力期間を延ばす制御を行って、メモリのバースト動作を継続可能にする。前記アドレスの出力期間を延ばす制御は、例えば、リード要求に応答しているときはバッファのデータが更新されるのに必要な時間を確保する制御である。これにより、期待するデータの出力を待つことができる。更に、前記アドレスの出力期間を延ばす制御に並行して、アウトプットイネーブル信号などによって前記バッファからのデータ出力タイミングを遅延させる制御を行ってもよい。尚、ライト要求に応答しているときはバッファのデータを書込み系回路に転送するのに必要な時間を確保する制御である。バッファから内部転送される書込みデータによって書込み系回路内に既に保持されている書込みデータが不所望に上書きされるのを防止するためのデータ転送の完了を待つことができる。
本発明の更に具体的な形態では、データプロセッサは中央処理装置以外のバスマスタとして前記メモリコントローラを介して前記メモリをアクセス可能なダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラを有してもよい。
本発明の更に具体的な形態では、前記メモリコントローラは、前記中央処理装置によって値が設定可能にされるレジスタ(16)を有し、前記レジスタに設定される値は、外部メモリ空間毎に、外部メモリが接続される外部バスのバス幅、バースト回数を指定する。メモリに対するバーストアクセスの形態に柔軟性を得ることができる。このとき、前記レジスタの設定値で指定可能なバースト回数は、前記バッファの記憶容量をmバイト、前記外部バスのビット数をnバイトとするとき、最大でm/nとされる。前記メモリは例えばフラッシュメモリ、EEPROM、マスクROMおよびSRAMから選ばれた単数又は複数のメモリである。
〔2〕別の観点によるデータプロセッサは外部に接続されるメモリを制御可能なメモリコントローラを有する。前記メモリは、メモリアレイと、アドレス信号の下位側所定ビット数分のアドレス範囲で前記メモリアレイから読み出されたデータを一時的に保持することができるバッファを有し、アクセスアドレスが前記アドレス範囲で変化するリードアクセス要求に応ずるデータが前記バッファに保持されているときはデータを前記バッファから外部へ出力するバーストリード動作が可能にされる。前記メモリコントローラは、前記メモリをバーストリード動作させているとき、前記アドレス範囲を超えるリード要求を検出したときはそのリード要求に応答するメモリ動作によってバッファのデータが更新されるのに必要な時間を確保する制御を行って、前記メモリのバーストリード動作を継続させる。これにより、メモリコントローラは前記メモリをバーストリードアクセスしているとき、前記アドレス範囲を超えるアクセスを検出したときは前記メモリのバーストリード動作を継続可能とするアクセス制御を行うから、前記アドレス範囲を超えるバーストリードアクセスを制限したり、バースト回数を制限することを要せず、バーストアクセスによるデータ転送性能を向上させることができる。
〔3〕別の観点によるデータプロセッサは外部に接続されるメモリを制御可能なメモリコントローラを有する。前記メモリは、メモリアレイと、アドレス信号の下位側所定ビット数分のアドレス範囲で前記メモリアレイから読み出されたデータを一時的に保持することができるバッファを有し、アドレス信号の入力に応答して所定のアクセスタイムの後にそのアドレス信号で指定されるアドレスの記憶情報が外部に出力可能にされる。前記メモリコントローラは、前記バッファが保持するデータの前記アドレス範囲を超えるリード要求を検出したときはそのリード要求に応答するメモリ動作によってバッファのデータが更新されるのに必要な時間を確保するアクセス制御を行う。アドレス信号の入力に応答して所定のアクセスタイムの後に記憶情報が外部に出力可能にされるスタティックRAMインタフェースを有するとき、バッファが保持するデータの範囲でアクセスが連続するときはメモリアレイにおける選択は変わりないから短いアクセスサイクルで必要なデータを読み出すことができ、そのアドレス範囲を超えたリード要求に対してはメモリアレイで選択されたデータがバッファに内部転送されるまでの時間を確保すれば、その後も前記短いアクセスサイクルで必要なデータを読み出す動作を継続させることが可能になる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、メモリとの間でバーストアクセスによるデータ転送性能を向上させることができる。
データプロセッサの一例を示すブロック図である。 フラッシュメモリの一例を示すブロック図である。 シングルリードのタイミングチャートである。 バーストリードのタイミングチャートである。 バースト動作を継続させるための制御によるバーストリードのタイミングチャートである。 バッファ境界とアドレスとの関係を例示する説明図である。 開始アドレスがアドレスバッファ境界のH’00の場合にバーストアクセスがバッファ境界を跨がないので途中でOE#をネゲートすることなく8回連続のバーストアクセスを行うときのタイミングチャートである。 16バイトのバッファに対しバースト回数を8回に設定し、開始アドレスをバッファ境界の途中のアドレスH’08としてバースト動作を継続させるための制御を行わなかったときのバーストリードのタイミングチャートである。 BSCに割り当てられたローカルアドレス空間のアドレスマップである。 バースト動作の継続制御に関連するレジスタCSnBCRのフィールド説明図である。 バースト動作の継続制御に関連するレジスタCSnWCRのフィールド説明図である。 バースト休止検出回路(BSTED)18の一例を示すブロック図である。 32バイトバーストアクセスにおけるバースト動作開始アドレスとバースト回数などの設定の組み合わせよるバースト動作の継続制御形態を例示する説明図である。
符号の説明
1 データプロセッサ
2 内部バス
3 CPU
6 バスステートコントローラ(メモリコントローラ)
7 外部バス
8 フラッシュメモリ(メモリ)
10 内部バスインタフェース回路
11 外部バスインタフェース回路
13 アクセス制御ステートマシン
14 ウェイト制御回路
15 バースト制御回路
16 制御レジスタ
17 制御レジスタ
18 バースト休止検出回路
19 バーストアドレス生成回路
20 メモリアレイ
25 出力バッファ(バーストバッファ)
28 制御回路
30 バースト動作の引き延ばし指示信号
31 バースト中を示す信号
33 アドレス制御ロジック
34 アドレスカウンタ
35 バースト休止判定回路
36 バースト回数カウンタ
図1にはデータプロセッサの一例が示される。データプロセッサ1は、特に制限されないが、単結晶シリコンなどの半導体基板に相補型MOS集積回路製造技術などによって形成される。データプロセッサ1は、代表的に示された内部バス2に、バスマスタとして中央処理装置(CPU)3とダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ(DMAC)4を有し、インタフェースコントローラとしてPCIC(ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト・コントローラ)5を有し、外部メモリコントローラとしてバスステートコントローラ(BSC)6を有する。CPU3は命令制御部と実行部とを有し、命令制御部が命令をフェッチして解読し、解読結果にしたがって実行部による演算を制御して、命令を実行する。DMAC4はCPU3によって設定されたデータ転送制御条件にしたがってシングルアドレス転送やデュアルアドレス転送を行う。PCIC5にはPCIバスが接続される。
前記BSC6は内部バス2に接続する内部バスインタフェース回路(IBIF)10、外部バス7に接続する外部バスインタフェース回路(EBIF)11を有する。IBIF10とEBIF11との間でのデータの受け渡しはデータバッファ(DBUF)12を介して行う。外部バス7に接続されるメモリなどに対するストローブ信号の出力タイミングやアクセスサイクルなどの制御はアクセス制御ステートマシン(ACSM)13の出力にしたがって外部バス制御回路11によって行われる。アクセス制御ステートマシン13による状態遷移制御は、ウェイト制御回路(WSCNT)14から出力される制御情報、バースト制御回路(BSTCNT)15から出力される制御情報、IBIF10から出力されるアドレスやアクセスサイズなどの情報が参照されて行われる。前記BSC6はCPU3によって値が設定可能にされる制御レジスタ(CSnBCR)16及び制御レジスタ(CSnWCR)17を有する。外部バス7には代表的に示された外部メモリとしてフラッシュメモリ(FLASH)8が接続される。
前記BSC6は、例えばCPU3からアドレス及びアクセスサイズの指定を受けてリードアクセスが指示されると、アドレスで指定されるアドレスエリアを判定し、判定されたアドレスエリアに対応される前記レジスタ16,17の設定に従って、アクセス制御ステートマシン13による状態遷移制御に基づいて、指定アドレスを先頭としアクセスサイズに対応するバースト回数でフラッシュメモリ8に対してバーストリードアクセスを制御する。バースト制御回路15は、CPU3などから供給されるアドレスを先頭として、バーストアクセスに必要なアドレスインクリメントを行う。更に、バースト制御回路(BSTCNT)15は実行したバースト回数の管理、そして、途中でバーストアクセスの中断が必要な場合にその指示を外部インタフェース回路11に与えたりする制御を行う。ウェイト制御回路(WSCNT)14はアクセスサイクルにおける必要なウェイトサイクルの指示をアクセス制御ステートマシン(ACSM)13に与える。
前記BSC6の詳細を説明する前に先ず前記フラッシュメモリ8について説明する。
図2にはフラッシュメモリ8の一例が示される。フラッシュメモリ8は単結晶シリコンなどの1個の半導体基板に形成される。
フラッシュメモリ8は、チップイネーブル信号CE#、ライトイネーブル信号WE#、アウトプットイネーブル信号OE#及びリセット信号RES#などのアクセス制御信号が入力され、動作電圧として電源電圧VDD、接地電圧VSS、書込み・消去処理のための高電圧VPPが供給される。アドレス信号A0〜A21はアドレス入力端子若しくはアドレス信号である。D0〜D15はデータ入出力端子若しくはデータである。前記アクセス制御信号に付された記号#はその信号がローイネーブル信号であることを意味する。
20で示されるものはメモリアレイ(MARY)であり、メモリマット及びセンスラッチ回路を有する。メモリマットは電気的に消去及び書込み可能な不揮発性メモリセルを多数有し、特に制限されないが、不揮発性メモリセルのデータ端子がビット線に並列に接続される、AND或いはNOR型などのアレイ形態を形成する。
不揮発性メモリセルは、特に図示はしないが、フローティングゲートに絶縁膜を介してコントロールゲートを重ねたスタックドゲート構造、或いは選択トランジスタとシリコン窒化膜を有する記憶トランジスタとを直列配置したスプリットゲート構造など適宜のメモリセル構造を採用可能である。例えばスタックドゲート構造の不揮発性メモリセルの場合、コントロールゲートはワード線に、ドレインはビット線に、ソースはソース線に接続される。スタックドゲート構造の不揮発性メモリセルに対する消去処理は、特に制限されないが、消去バイアスとしてコントロールゲートに正の高電圧を印加しフローティングゲートの電子を放出させることで閾値電圧を低くする処理とされる。スタックドゲート構造の不揮発性メモリセルに対する書込み処理は、特に制限されないが、書込みバイアスとしてドレインに負の高電圧を印加しフローティングゲートに電子を注入することで閾値電圧を高くする処理とされる。読出し処理は、所定の読出し判定レベルをワード線選択レベルとしてメモリセルトランジスタを選択してビット線に流れる電流変化若しくはビット線に現れるレベル変化によって記憶情報を検出可能にする処理とされる。
前記ワード線及びソース線はXデコーダ(XDEC)21の出力で選択される。ビット線にはデータレジスタ(DREG)22が接続され、ワード線選択によって不揮発性メモリセルからビット線に読み出されたデータを保持し、或いは書き込みデータを保持する。Yゲート(YGT)23はデータレジスタ22の入出力ノードを16バイト単位で選択するスイッチ回路によって構成され、スイッチ回路はYデコーダ(YDEC)24の出力で選択される。Yゲート23で選択されたデータレジスタ22の16バイトの入出力ノードは、出力バッファ(OBUF)25の入力端子に接続され、また、入力バッファ(IBUF)26の出力端子に接続される。出力バッファ25及び入力バッファ26はバースト動作に用いられるバーストバッファとされ、各々16バイトの記憶容量を有する。出力バッファ25の16バイトの記憶部は2バイト単位で選択可能にされ、選択された2バイトは出力端子を介して16ビットのデータ入出力端子D0〜D15に接続される。同様に入力バッファ26の16バイトの記憶部も2バイト単位で選択可能にされ、選択された2バイトは入力端子を介して16ビットのデータ入出力端子D0〜D15に接続される。16バイトの記憶部に対する2バイトの選択はバッファデコーダ(BDEC)27の出力によって行われる。バッファデコーダ27には下位4ビットのアドレス信号A0〜A3が与えられる。YDEC24にはその上位のアドレス信号A4〜Amが与えられ、XDEC21には更に上位側のアドレス信号An〜A21が与えられる。
フラッシュメモリ8の動作制御は制御回路(CONT)28が行い、書込み・消去処理に必要な高電圧などの内部電圧は電源回路29が出力する。フラッシュメモリ8の動作は前記アクセス制御信号及びコマンドによって制御回路28に指示される。コマンドは前記アクセス制御信号の特定の状態に応答してデータ入出力端子D0〜D15から入力される。
不揮発性メモリセルに対する消去処理及び書き込み処理の開始やベリファイ処理は、特に制限されないが、コマンドによって指示される。書き込み処理に用いられる書込みデータは、チップイネーブル信号CE#がイネーブルにされ、ライトイネーブ信号WE#がイネーブルにされたとき、アドレス信号の変化に従って入力バッファ26に入力され、入力バッファ26からYGT23を介してデータレジスタ22に内部転送されることによって入力される。書き込みデータを入力するときは後述のバースト動作を利用することができる。書き込み処理ではデータレジスタ22が保持する書込みデータの論理値に従って、書込み電圧印加の選択と非選択が制御される。なお、書込み処理の前には予め記憶情報をデータレジスタ23に退避した状態で書き込み処理対象とされる1ワード線分の不揮発性メモリセルが消去処理されている。
読出し動作ではフラッシュメモリは、アドレスの入力に応答して一定のアクセスタイムの後にそのアドレスに記憶されているデータが読み出し可能にされるスタティックRAMインタフェースを実現している。すなわち、チップイネーブル信号CE#がイネーブルにされ、アウトプットイネーブル信号OE#がイネーブルにされたとき、アドレス信号によってメモリアレイから選択され、YGT23で選択され、OBUF25で選択された記憶データが外部に出力される。この動作はシングルリードであり、シングルリードの後、OBUF25の記憶容量に応ずるA0〜A3の下位アドレスの範囲でアドレス信号が変化されるときは、メモリアレイにおける選択及びYGT23による選択状態は変化しないから、そのままアウトプットイネーブル信号OE#をイネーブルレベルに維持してデータ出力動作を可能にしておけば、シングルリードよりも短いアクセスサイクルでOBUF25に保持されているデータを選択してデータ端子D0〜D15から外部に出力することができる。この動作がバーストリードである。
図3にはシングルリードのタイミングチャートが例示される。CPU3の動作クロックサイクルをcycとすると、各メモリサイクルは3サイクルとされる。
図4にはバーストリードのタイミングチャートが例示される。最初のアクセスはシングルリードと同じく3サイクルで行われ、その後は出力バッファ25から外部端子D0〜D15へのデータ転送によってリード動作行うのに必要な2サイクルでメモリ動作が行われる。A,Bはアドレスが変化されてからデータが出力されるまでの時間を意味する。
前記BSC6のバースト制御回路15は、前記フラッシュメモリ8をバーストリード動作させているとき、前記A0〜A4のアドレス範囲を超えるリード要求を検出したときはそのリード要求に応答するメモリ動作によってバッファ25のデータがメモリアレイ20からのデータによって更新されるのに必要な時間を確保する制御を行って、前記メモリのバーストリード動作を継続させる。見方を変えれば、前記バッファ25が保持するデータのアドレス範囲(A0〜A4可変の範囲)を超えるリード要求を検出したときはそのリード要求に応答するメモリ動作によってバッファ25のデータがメモリアレイ20からのデータによって更新されるのに必要な時間を確保するアクセス制御を行う。
図5には前記バースト動作を継続させるための制御によるバーストリードのタイミングチャートが示される。16バイトのバッファ25に対し、バースト回数を8回に設定し、開始アドレスをバッファ境界の途中のアドレスH’08とする。ここで考えるバッファ境界とアドレスとの関係は図6に例示される。そうすると、バーストアクセスの途中でアドレスビットA4が変化する(時刻Ti)。要するに、アクセスアドレスが、バッファ25が保持するデータのアドレス範囲(A0〜A4可変の範囲)を超えることになる。このとき、BSC6はアウトプットイネーブル信号OE#をネゲートし、次のアクセス(アドレスH’10に対するアクセス)のアクセスタイムをバーストアクセスの1回目と同じになるようなタイミングまで待って、再びアウトプットイネーブル信号OE#をアサートする。これにより、A0〜A4がH’10に変化されたアクセスアドレスのデータがメモリアレイ20からバッファ25に転送されるのを待って、データを外部に出力することができる。この後は、アウトプットイネーブル信号OE#は最後までアサートされ、その間バーストリードが繰り返される。
図7のように、開始アドレスがアドレスバッファ境界のH’00の場合には、バーストアクセスはバッファ25の境界を跨がないので、途中でOE#をネゲートすることなく8回連続のバーストアクセスが行われる。
図8には16バイトのバッファ25に対し、バースト回数を8回に設定し、開始アドレスをバッファ境界の途中のアドレスH’08として、前記バースト動作を継続させるための制御を行わなかったときのバーストリードのタイミングチャートが示される。バッファ境界を越えるアクセスでも同じアクセスサイクルにされる結果、A0〜A4がH’10に変化されたアクセスアドレスのデータがメモリアレイ20からバッファ25に転送されるのを待たずに外部への出力が確定され、しかもアドレスも次に変化される結果、少なくともH’10のリードデータ、更にはそれ以降のデータが不所望な値に変化される虞がある。
次に、前記バースト動作の継続制御をサポートするバスステートコントローラ(BSC)6の詳細を説明する。
図9にはBSC6に割り当てられたローカルアドレス空間のアドレスマップが示される。前記バースト動作の継続制御は、エリア3と7を除くアドレス空間、すなわち、バーストROMが選択可能なアドレス空間において有効とされるようになっている。
図10には前記バースト動作の継続制御に関連するCSnBCR16のレジスタフィールドが示される。図11には前記バースト動作の継続制御に関連するCSnWCR17のレジスタフィールドが示される。前記レジスタ16,17は図9のアドレス空間のエリア毎に設けられている。
BST1−0の2ビットのフィールドはバースト回数を指定するフィールドである。00:最高4回、01:最高8回、10:最高16回(バス幅8,16ビット設定時のみ)、11:最高32回(バス幅8ビット設定時のみ)である。
SZ1−0の2ビットフィールドはバス幅を指定するフィールドである。00:設定禁止、01:8ビット、10:16ビット、11:32ビットである。
BW2−0の3ビットフィールドはバースト・ピッチ(バースト2回目以降のアクセス・タイム)を指定するフィールドである。000:なし、001:1サイクル、010:2サイクル、011:3サイクル、100:4サイクル、101:5サイクル、110:6サイクル、111:7サイクルである。
TYPE2−0の3ビットフィールドは接続するメモリ・タイプを指定するフィールドである。000:SRAM、001:バイト制御SRAM、010:バーストROM、100:PCMCIAである。PCMCIAはPersonal Computer Memory Card International Associationの規格に準拠するメモリカードを意味する。
RDS2−0の3ビットフィールドはチップイネーブル信号CE#をアサートしてからアウトプットイネーブル信号OE#をアサートするまでに挿入するウェイトサイクル数を指定するフィールドである。000:なし、001:1サイクル、010:2サイクル、011:3サイクル、100:4サイクル、101:5サイクル、110:6サイクル、111:7サイクルとされる。サイクルとは例えばCPUの動作クロックサイクルcycを意味する。
IW3−0の4ビットフィールドはアウトプットイネーブル信号OE#をアサートしてからデータを読み込むまでに挿入するウェイトサイクルを指定するフィールドである。0000:なし、0001:1サイクル、0010:2サイクル、0011:3サイクル、0100:4サイクル、0101:5サイクル、0110:6サイクル、0111:7サイクル、1000:8サイクル、1001:9サイクル、1010:11サイクル、1011:13サイクル、1100:15サイクル、1101:17サイクル、1110:21サイクル、1111:25サイクルである。
前記バースト動作の継続制御はメモリタイプをバーストROMに設定したときに有効になる。バーストアクセスの1回目のアクセスタイムはCSnWCRのフィールドIW3−0の設定で指定される。
図12にはBSC6の詳細な一例が示される。BSC6はバースト休止検出回路(BEDTC)18及びバーストアドレス生成回路(BAGEN)19を有する。バーストアクセスのためのアドレス生成はバーストアドレス生成回路(BAGEN)19が行い、BAGEN19はアドレス制御ロジック(BALOG)33及びアドレスカウンタ(ACOUNT)34を有する。バーストバッファとしての出力バッファ25の境界を跨ぐアクセス検出はバースト休止検出回路(BEDTC)18が行い、BEDTC18はバースト休止判定回路(BEDCS)35及びバースト回数カウンタ(BCOUNT)36を有する。
前記アドレス制御ロジック33は、エリア毎に前記レジスタ(CSnBCR)16のフィールドBSAT1−0に設定されたバースト回数(BSAT)、フィールドSZ1−0に設定されたバス幅(SZ)、フィールドTYPE2−0に設定されたメモリタイプ(TYPE)及びアクセス先のアドレス(ADR)とアクセスサイズ(ASZ)の情報を入力して、アドレス(ADR)を先頭とするバーストアドレスBADRをアドレスカウンタ34に生成させる。アドレスカウンタ34によるアドレスインクリメントの大きさと回数はバス幅とアクセスサイズ(ASZ)に応じて決定される。BALOG33はバースト中を示す信号31を外部インタフェース回路11に出力する。
バースト休止判定回路35は、エリア毎に前記レジスタ(CSnBCR)16のフィールドBSAT1−0に設定されたバースト回数(BSAT)、フィールドSZ1−0に設定されたバス幅(SZ)、フィールドTYPE2−0に設定されたメモリタイプ(TYPE)及びアクセス先のアドレス(ADR)とアクセスサイズ(ASZ)の情報を入力して、更にバースト回数カウンタ36の計数値を入力し、それらに基づいて、前記バッファ25が保持するデータのアドレス範囲(A0〜A4可変の範囲)を超えるリード要求を検出したとき、バーストアクセスの休止を示すバースト休止指示信号30をアクセス制御ステートマシン13に与える。バースト休止が指示されたステートマシン13は、次アクセスのアクセスタイムがシングルアクセスと同様になるよう、外部インタフェース回路11に指示する。これによって外部インタフェース回路11は図5の時刻Tiで例示されるように、アウトプットイネーブル信号OE#をネゲートする。バースト制御回路15はバースト中を示す信号31を外部インタフェース回路11に出力しており、外部インタフェース回路11はバースト中ならばアウトプットイネーブル信号OE#をアサートし続ける。前記バースト休止指示信号30によってバースト休止が検出されると、アウトプットイネーブル信号OE#がネゲートされる。バースト回数カウンタ36は、アドレスカウンタ34のインクリメント指示信号INCによって+1のインクリメント動作を行って総バースト回数を計数する。バースト休止判定回路35はバースト回数カウンタ36の計数値が、レジスタに指定されているバースト回数、アクセスサイズ及びバス幅から決まる総バースト回数に到達するまでバースト休止判定を行う。
図1に示される前記ウェイト制御回路14にはレジスタ(CSnBCR)16のフィールドBW2−0に設定されたバーストピッチ(BW)、レジスタ(CSnWCR)17のフィールドRDS2−0とIW3−0に設定されたウェイト数(RDS,IW)が供給され、それらによって指示されたウェイトサイクルの挿入をアクセス制御ステートマシン13に指示する。ウェイトサイクルの挿入が指示されたアクセス制御ステートマシン13は、指示されたウェイトサイクル数に従って、CE#アサート後におけるOE#のアサートタイミング、OE#アサート後におけるリードデータの読み込みタイミング、バースト動作中におけるリードデータの読み込みタイミングなどを外部インタフェース回路11に制御させる。前記バースト休止指示信号30によってバースト休止が検出されることによってアウトプットイネーブル信号OE#がネゲートされたとき(図5時刻Ti)、アウトプットイネーブル信号OE#をアサートするタイミングは、前記フィールドRDS2−0で指定されたウェイトサイクル数にしたがってアクセス制御ステートマシン13が外部インタフェース回路11に制御させることになる。
尚、特に図示はしないが、前記バースト動作の継続制御以外の制御のために、レジスタ16,17のその他の設定値はACSM13に供給されている。
図13には32バイトバーストアクセスにおけるバーストアクセス開始アドレスとバースト回数などの設定の組み合わせによるバースト動作の継続制御形態が例示される。図13はアクセスサイズが32バイトバーストアクセスの場合について示しており、バス幅、バースト回数は32バイトのアクセスサイズに整合する回数が示されている。バーストアクセス開始アドレスは図13に示される態様で選択可能にされ、その右側欄には32バイトのアクセスサイズに至るまで、バッファ境界を跨ぐときの下位アドレスが順次示されている。要するに、図13はバス幅やバーストバッファサイズの異なる種々の外部メモリに対するBSC6による32バイトバーストアクセスの制御仕様を示していると理解されたい。特に、図13において太枠領域内に記載されたアドレスから始まるアクセスに対して前記バーストアクセスの継続制御が行なわれる。
例えば、図2のフラッシュメモリ8の場合、バス幅16ビット、バースト回数が4回又は8回のバーストアクセスが許容される。図2のフラッシュメモリ8が有するバーストバッファ25の記憶容量は16バイトだからである。データプロセッサ1がフラッシュメモリ8に対してバス幅16ビット、バースト回数が8回のバーストアクセスを行う場合、バーストアクセスの開始アドレスがH’00であれば、H’00から8回、アドレスはH’10から8回の合計16回バーストアクセスが行われる。これに対し、開始アドレスがH’08のときは、前記バースト動作の継続制御が行われ、バッファ境界のアドレスH’10、H’00において、アクセスサイクルがシングルリードと同様に延長されて合計32バイトのバーストアクセスが行われる。要するに、H’08から8回、H’10から16回、H’00から8回の合計16回のバーストアクセスが行われる。このようにバーストアクセスが行われる場合であってもバースト回数8回でアクセスサイズ32バイトの指示が与えられればよい。バースト回数4回でアクセスサイズ8バイト、バースト回数8回でアクセスサイズ16バイト、バースト回数4回でアクセスサイズ8バイトの3回に分けてのバーストアクセスの指示を行わなくてよい。尚、特に制限されないが、データプロセッサは開始アドレスがバーストバッファ25の境界でないときはバーストバッファ25を32バイトの範囲でラップアラウンドで選択する仕様を有している。このため、前記バーストアクセスでは開始アドレスH’08のときバーストアドレスは途中でH’10、H’00を通って最後にH’07に達するようにされる。
以上説明したように、BSC6は、フラッシュメモリ8へのバーストアクセス実行中に、フラッシュメモリ8内部のバーストバッファ25境界を跨ぐ場合、フラッシュメモリ8のバースト動作を一時休止して、フラッシュメモリ8のメモリアレイ20からバーストバッファ25へのデータ読み込みが完了するまで待ち、再度フラッシュメモリ8のバースト動作を継続させる。BSC6はフラッシュメモリ8のバースト動作を一時休止するときには、アウトプットイネーブル信号OE#をネゲートし、アドレスを出力する期間をバーストアクセスの最初のメモリアクセスと同じにすることで、バーストバッファ25にデータが読み込まれるのを待つ。これにより、フラッシュメモリ8に対するアクセスのスループットを向上することができ、また、ひとつのデータプロセッサでより多くの品種の外部メモリを動作させることができる。バーストバッファ境界を跨いだバーストアクセスが起こらないように、バーストバッファの途中から始まるバーストアクセスをソフトウェアで禁止したり、バースト回数を制限して途中でバッファ境界を跨ぐことのないように制限することを一切要しない。
尚、フラッシュメモリは書き込みデータを入力するとき、バースト動作可能であってもよい。すなわち、入力バッファ26からYGT23を介してデータレジスタ22に書き込みデータを取り込むとき、データプロセッサ1はバーストライトアクセスによって書き込みデータを入力バッファ26に書き込むようにしてもよい。このとき、書込みアドレスのA4より上位が変化する前に書き込みデータを入力バッファ26からデータレジスタ22に内部転送することが必要である。バーストアクセス中に書込みアドレスのビットA4が変化するときは、それ以前に入力バッファ26が保持している書込みデータをデータレジスタ22に内部転送するのに必要な時間だけアクセスアドレス出力期間を延ばして対処する。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば外部メモリはフラッシュメモリに限定されず、マスクROM、EEPROM、SRAMなどであってもよい。バーストバッファサイズが4,8,16,32バイトに限定されず、当然それ以外であってもよい。データプロセッサはCPU及びDMAC以外のバスマスタを備えてもよいし、他のバススレーブ回路を備えてもよい。キャッシュメモリ、或いは仮想記憶のためのアドレス変換バッファを有してもよい。
本発明はマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、システムオンチップLSIなど、メモリコントローラを有してデータ処理行うデータプロセッサに広く適用することができる。

Claims (7)

  1. 中央処理装置と、外部バスを介して外部に接続されるメモリを制御可能なメモリコントローラと、を有するデータプロセッサであって、
    前記メモリは、アドレス信号の下位側所定ビット数分のアドレス範囲のデータを一時的に保持することができるバッファを有し、アクセスアドレスが前記アドレス範囲で変化するアクセス要求に対して前記バッファと外部との間のデータ転送によってデータの入出力を行うバースト動作が可能にされ、
    前記メモリコントローラは前記メモリを制御するとき、チップイネーブル信号、アウトプットイネーブル信号、及び前記アドレス信号を、前記外部バスを介して前記メモリへ出力し、
    前記メモリコントローラは、前記メモリをバースト動作させてリードアクセスしているとき、前記下位側所定ビット数よりも上位のビットの変化から前記アドレス範囲を超えることで前記外部に接続されるメモリのバッファの境界を跨いだバーストアクセスを検出して休止信号が出力されたとき、前記チップイネーブル信号を出力し続け、前記アウトプットイネーブル信号を一旦ネゲートしてバースト動作を休止し、再び前記アウトプットイネーブル信号をアサートして、前記メモリのバースト動作を継続可能とするアクセス制御を行い、
    前記メモリコントローラは、バースト回数を指定するフィールド、前記外部バスのバス幅を指定するフィールド、バースト2回目以降のアクセスタイムを指定するフィールド、メモリタイプを指定するフィールド、チップイネーブル信号をアサートしてからアウトプットイネーブル信号をアサートするまでに挿入するウェイトサイクル数を指定するフィールド、及びアウトプットイネーブル信号をアサートしてからデータを読み込むまでに挿入するウェイトサイクル数を指定するフィールドを備えたレジスタを有し、
    前記メモリコントローラは、前記レジスタで指定されたバースト回数を計測するバースト回数カウンタと、前記中央処理装置からの開始アドレスに応じてバースト動作のアドレス信号を生成する回路と、前記アドレス範囲を超えるアクセスを検出するバースト休止検出回路を有し、
    前記アドレス範囲を超えるアクセスを検出して前記バースト動作を休止した後、前記バースト回数カウンタは、前記レジスタに指定されたバースト回数に到達するまで計数を継続し、
    前記バースト休止検出回路は、前記バースト回数カウンタと、前記レジスタに指定された前記バースト回数、前記バス幅、前記メモリタイプ及び、アクセス先のアドレス、アクセスサイズの情報および、前記前記バースト回数カウンタの計測値を元に、前記バッファが保持するデータのアドレス範囲を超えるリード要求を検出したときにバースト動作の休止を示す前記休止信号を生成するバースト休止判定回路を有するデータプロセッサ。
  2. 記メモリコントローラは、前記休止信号に応じて、前記レジスタに指定されたチップイネーブル信号をアサートしてからアウトプットイネーブル信号をアサートするまでに挿入するウェイトサイクル数の期間、前記アウトプットイネーブル信号をネゲートする請求項1記載のデータプロセッサ。
  3. 前記メモリコントローラは、前記中央処理装置から前記開始アドレスを受けてリードアクセスを指示されることによって、前記レジスタの設定値に従って前記メモリに対するバースト動作を制御する請求項2記載のデータプロセッサ。
  4. 前記メモリコントローラを介して前記メモリをアクセス可能なダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラを有する請求項記載のデータプロセッサ。
  5. 前記レジスタの設定値で指定可能なバースト回数は、前記バッファの記憶容量をmバイト、前記外部バスのビット数をnバイトとするとき、最大でm/nとされる請求項記載のデータプロセッサ。
  6. 前記メモリはフラッシュメモリ、EEPROM、マスクROMおよびSRAMから選ばれた単数又は複数のメモリである請求項記載のデータプロセッサ。
  7. 前記メモリコントローラは、前記レジスタのバースト回数の指定値に到達するまで前記バースト動作を継続し、前記バースト動作が継続する間、前記チップセレクト信号を出力する請求項記載のデータプロセッサ。
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