JP4446521B2 - 投写用ズームレンズおよびプロジェクタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ライトバルブに表示された像をスクリーンに拡大投影するプロジェクタ装置の投写用ズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7に、一般的な3板式の液晶プロジェクタの概略構成を示してある。画像をスクリーンなどに拡大投影可能なプロジェクタ装置8は、入射側から供給された画像をスクリーンに向かって投影する投写用ズームレンズ1と、この投写用ズームレンズ1に画像を供給する画像形成装置7とを備えている。液晶プロジェクタ装置の場合は、画像形成装置7のライトバルブとして液晶パネル3が採用されており、図7に示したプロジェクタ装置8においては、白色光源6と、この光源6から放射された光を色分解するダイクロイックミラー5Rおよび5Gと、赤色、緑色および青色に色分解された各色の画像を形成する透過型表示媒体(ライトバルブ)である液晶パネル3B、3Gおよび3Rとを備えている。これらの液晶パネル3B、3Gおよび3Rによって形成された投写用の画像は反射ミラー4によってダイクロイックプリズム2に導かれ、色合成された後、投写用レンズ1に入射される。そして、各液晶ライトバルブ3B、3Gおよび3Rに表示された画像が拡大および合成されてスクリーン9の上に結像される。
【0003】
このような液晶プロジェクタに用いられる投写用(投影用)ズームレンズは、ダイクロイックプリズム2を挿入するために長いバックフォーカスが必要である。すなわち、ダイクロイックプリズムが分光特性上、入射角の依存性が大きいので液晶パネル側の構成はテレセントリックな光線にしなくてはならない。また、上記の3板式の画像形成装置に限らず、液晶ライトバルブを用いる場合は、液晶パネルの視角がそれほど大きくなく、画質の角度依存性が大きいので投写用レンズの入射側はテレセントリックであることが望ましい。
【0004】
近年、液晶パネルに代わり、マイクロマシン技術を用いて機械的に光の反射方向を変えて画像を形成する複数の素子を備えた装置が実用化されている。微少な鏡面素子(マイクロミラー)を画素に対応させてアレイ状に並べ、それぞれの鏡面の角度を制御することにより画像を表示するDMD(デジタルミラーデバイス、箔変形デバイスあるいはディスプレイ)はその1つである。このマイクロミラーで画素を構成する画像形成装置は、液晶パネルより応答速度が速く、明るい画像が得られるので、小型で高輝度、高画質のプロジェクタを実現するのに適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このDMDをライトバルブとして採用するプロジェクタ装置においては、DMDに光を入出力する光学系に回転色フィルタとTIRプリズムなどを採用した単板式のプロジェクタ装置も開発されている。このプロジェクタ装置においても、プリズムが入射角の依存性が大きい特質は代わりない。したがって、液晶パネルを用いたプロジェクタ装置に限らず、DMDを用いたプロジェクタ装置においても入射側がテレセントリックになった投写用ズームレンズが要求される。
【0006】
プロジェクタ装置は、近年、さらに携帯性の良い、小型、軽量さらに薄型のものが要求されており、これに伴って、さらに小型で性能の良い投写用ズームレンズの要求が高まっている。すなわち、小型で、明るく高解像度の画像に対応できると共に周辺光量比が充分あり、また広角な投写用ズームレンズが要望されている。
【0007】
そこで、本発明においては、広角端でFナンバーが2.0と明るく、半画角25度以上と広角でありながら、周辺光量比が充分であり、収差性能の良い小型、特に小径の投写用ズームレンズを提供することを目的としている。そして、本発明の投写用ズームレンズを採用することにより、薄く小型でありながら、明るく高解像度の画像を表示することができるプロジェクタ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の投写用ズームレンズシステム(ズームレンズ)は、入射側がテレセントリックになった投写用ズームレンズであって、スクリーン側から順に、負の屈折力の第1のレンズ群と、正の屈折力の第2のレンズ群と、正の屈折力の第3のレンズ群と、負の屈折力の第4のレンズ群と、正の屈折力の第5のレンズ群とから構成され、第1および第5のレンズ群を固定し、第1のレンズ群と第2のレンズ群との間の距離、第2のレンズ群と第3のレンズ群との間の距離、第3のレンズ群と第4のレンズ群との間の距離、さらに、第4のレンズ群と第5のレンズ群との間の距離が変わるように第2、第3および第4のレンズ群を移動することによりズーミングが可能な投写用ズームレンズである。さらに、第1のレンズ群の最もスクリーン側のレンズに、スクリーン側に凸の負の屈折力のメニスカスレンズを採用している。
【0009】
本発明の投写用ズームレンズは、スクリーン側(拡大側)から入射側(縮小側)に向かって、負−正−正−負−正の5つのレンズ群によって構成されており、基本的にはレトロフォーカス型であるので非常に長いバックフォーカスが確保でき、入射側をテレセントリックにあるいはそれに非常に近い状態の投写用レンズを形成できる。第1のレンズ群が負のパワーであるので、Fナンバーが小さくて明るく、さらに、画角の広い広角な投写用ズームレンズを実現できる。さらに、第2および第3のレンズ群が独立して移動できるようにすることにより、収差性能が良く、小型の投写用ズームレンズが実現できるものである。
【0010】
本発明の投写用ズームレンズにおいては、さらに、第1のレンズ群を、最もスクリーン側に負の屈折力のメニスカスレンズが配置されるようにしている。最もスクリーン側に位置するレンズは、この投写用ズームレンズにおいて最も径が大きくなるレンズである。このレンズを負のメニスカスレンズとすることによりレンズ径を小さくしても広く画角を確保でき、また周辺光量比も確保できる。したがって、ズームレンズ全体を小径で薄くすると共に、明るく、高解像度の画像を投影するのに適したレンズを提供することができる。したがって、本発明により、レンズ径が50mm以下という細い小型の投写用レンズであって、広角端のFナンバーが2程度の非常に明るく、半画角が25度と広画角であり、さらに周辺部においても明るい画像を投影できる投写用ズームレンズを提供することができる。
【0011】
本発明の投写用ズームレンズを採用し、この投写用ズームレンズの入射側に投写用の映像を供給可能な液晶パネルあるいはDMDなどの画像形成装置と組み合わせることにより、小型、薄型で高画質の画像を投影できるプロジェクタ装置を提供することができる。特に、本発明の投写用ズームレンズは、収差性能が良く、明るく広角なレンズを50mm程度あるいはそれ以下の直径の細い投写レンズとして纏めることができる。したがって、本発明の投写用ズームレンズを採用することにより、携帯が充分に可能なサイズで、画質の良いプロジェクタ装置を提供できる。
【0012】
本発明の投写用ズームレンズにおいて、さらにコンパクトで諸収差性能の良好なものを提供するには、第1のレンズ群の合成焦点距離f1と、投写用ズームレンズの広角端における合成焦点距離fwは、次の式(A)の条件を満たす。
【0013】
−1.9<f1/fw<−0.9 ・・・(A)
この式(A)の下限を下回ると、第1のレンズ群の屈折力(パワー)が弱くなるので、レンズ径が大きくなり、収差補正との両立が難しくなる。一方、上限を上回ると、第1のレンズ群の屈折力が強くなるので、収差補正が難しくなる。
【0014】
また、第4および第5のレンズ群のパワーを適当な範囲に設定することも重要であり、これにより、第1ないし第5の各レンズ群を構成するレンズ径の差がそれほどないバランスの良い投写用レンズを提供できる。したがって、全体の薄く、あるいは細いコンパクトな投写用ズームレンズであって結像性能の良い投写用ズームレンズを提供することができる。第4および第5のレンズ群の広角端における合成焦点距離fw45と、合成焦点距離fwが次の式の条件を満たす。
【0015】
1.6<fw45/fw<2.0 ・・・(B)
この式(B)の下限を下回ると、パワーが強くなり収差補正が困難になる。一方、上限を上回ると、パワーが弱くなるので全長が長くなり、小型化と収差補正を両立させるのが難しくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
[実施例1]
図1に、本発明の実施例1に係る投写用ズームレンズシステム(投写用ズームレンズ)1を用いたプロジェクタの光学系を示してある。このプロジェクタ8は全体の構成は、先に図7に基づき説明したものであり、各色の液晶パネル3により形成された映像がダイクロイックプリズム2により合成される。そして、合成された映像が投写用ズームレンズ1に入射され、スクリーン9に投影される。
【0017】
図1には、投写用ズームレンズ1の各状態における各レンズの配置を示してある。図1(a)は、拡大表示する状態である広角端における各レンズの配置であり、図1(c)は、標準状態である望遠端、さらに、図1(b)は、それらの中間における配置を示してある。本例の投写用ズームレンズ1は、スクリーン9の側から5つのレンズ群G1、G2、G3、G4およびG5にグループ化された12枚のレンズL11〜L54により構成されている。それぞれのレンズの詳細は以下に示した通りである。そして、第1および第2のレンズ群の距離d5、第2および第3のレンズ群の距離d8、第3および第4のレンズ群の距離d11、さらに、第4および第5のレンズ群の距離d14を変えることにより広角端から望遠端の間でズーミングが可能なレンズである。
【0018】
スクリーン側の第1のレンズ群G1は全体が負の屈折力を備えたレンズ群である。この第1のレンズ群G1は、スクリーン側から順に、スクリーン側に凸で独立した負のパワーのメニスカスレンズL11と、負のパワーのダブレットをなす両凹の負レンズL12およびスクリーン側に凸の正のメニスカスレンズL13とで構成されている。
【0019】
第2のレンズ群G2は、全体が正の屈折力を備えたレンズ群であり、スクリーン側から順に、ダブレットをなす両凸の正レンズL21と、入射側に凸の負のメニスカスレンズL22で構成されている。第3のレンズ群G3は、両凸の正レンズL31の一枚構成である。そして、第3のレンズ群G3の入射側に絞りSが配置されており、第3のレンズ群G3と共に移動する。
【0020】
第4のレンズ群G4は、全体が負の屈折力を備えたレンズ群であり、スクリーン側から順に、ダブレットをなす両凹の負レンズL41と、スクリーン側に凸の正のメニスカスレンズL42で構成されている。
【0021】
最終のレンズ群G5は、全体が正の屈折力を備えたレンズ群であり、スクリーン側から順に、ダブレットをなす両凹の負レンズL51および両凸の正レンズL52と、両凸の正レンズL53と、スクリーン側に凸の正レンズL54により構成されている。
【0022】
先に説明したように、このような負・正・正・負・正の5群構成のレンズ1は、レトロフォーカスを組み合わせたレンズであり、入射側をバックフォーカスが非常に長いテレセントリックにしやすい構成である。そして、第2および第3のレンズ群G2およびG3をそれぞれ独立に移動できるようにして収差補正も行い易い。本例のレンズ1では、広角端から望遠端に向かうと、第2のレンズ群G2および第3のレンズ群G3は、全体として第1のレンズ群G1に近づくが、第3のレンズ群G3の移動距離は小さい。このため、第2のレンズ群G2と第3のレンズ群G3との距離は望遠端で広がるように移動する。したがって、第3のレンズ群G3と共に移動する絞りSは広角端から望遠端に向かってそれほど移動しない構成になっている。一方、第4のレンズ群G4は、第5のレンズ群G5に近づく方向に動く。
【0023】
すなわち、本例(以下の例でも同様である)の投写用ズームレンズは、広角端から望遠端へ変倍するときに、第1のレンズ群G1と第2のレンズ群G2の距離が縮み、第2のレンズ群G2と第3のレンズ群G3の距離が伸び、第3のレンズ群G3と第4のレンズ群G4の距離が伸び、さらに、第4のレンズ群G4と第5のレンズ群G5の距離が縮むように制御することによりズーミングの制御が行われる。そして、第3のレンズ群G3の入射側に絞りが配置され、第3のレンズ群G3と共に動く。
【0024】
さらに、本例の投写用ズームレンズ1は、最もスクリーン側のレンズL11をスクリーン側に凸の負のメニスカスレンズとしている。このため、レンズ径に対し大きな画角を確保できる。また、小さなレンズ径で十分な周辺光量比を確保できる構成でもある。このため、径が小さな、投写用ズームレンズとしては非常に薄い、あるいは細い構成で、Fナンバーが小さく明るく、また、広角なズームレンズを実現することができる。
【0025】
このように、本例の投写用ズームレンズ1においては、レンズ径が最も大きくなるスクリーン側のレンズを負のメニスカスレンズとして径を小さくしている。これと共に、第4のレンズ群G4および第5のレンズ群G5の合成焦点距離を適当な範囲に収めることにより、各群を構成するレンズ径のバランスがとれたズームレントしている。したがって、各群のレンズ径に大きな差のない構成となっており、全体が薄い投写用ズームレンズでありながら、個々のレンズ群を構成するレンズ面を有効に活用できる。このため、いっそうコンパクトで収差性能の良い投写用ズームレンズが実現できている。
【0026】
コンパクトで諸収差性能の良好な投写用ズームレンズを実現するには、上記にて説明したように、第1のレンズ群G1の合成焦点距離f1と、投写用ズームレンズの広角端における合成焦点距離fwが式(A)の条件を満たすことが望ましい。また、第4のレンズ群G4および第5のレンズ群G5の広角端における合成焦点距離fw45と、合成焦点距離fwが式(B)の条件を満たすことが望ましい。したがって、本例に投写用ズームレンズ1は、それらの条件を満たすように設計されている。
【0027】
以下に示すレンズデータにおいて、riはスクリーン側から順番に並んだ各レンズの曲率半径(mm)、diはスクリーン側から順番に並んだ各レンズ面の間の距離(mm)、niはスクリーン側から順番に並んだ各レンズの屈折率(d線)、νiはスクリーン側から順番に並んだ各レンズのアッベ数(d線)を示す。また、fは投写レンズの合成焦点距離、fwは投写レンズの広角端における合成焦点距離、f1は第1のレンズ群G1の焦点距離、fw45は第4および第5のレンズ群の広角端における合成焦点距離、FNoはFナンバー、Bfwは広角端におけるバックフォーカス(mm)を示す。また、データ中のinfは絞りあるいはプリズムの面を示している。
なお、これらのレンズ間隔は、レンズ先端から3mの位置に結像したときの数値を示してある。
【0028】
本例の投写ズームレンズの諸数値は以下の通りである。
f1 =−49.2
fw45= 61.88
Bwf = 30.94 (空気中)
広角端半画角 25.8度
上記の式(A)および(B)に定義したパラメータは以下のようになる。
式(A) f1/fw=−1.44
式(B) fw45/fw=1.82
このように、本例の投写用ズームレンズ1は、倍率が1.25倍であり、広角端においてFナンバーがほぼ2と非常に明るいズームレンズとなっている。また、画角も半画角で25度以上と広角である。また、最もスクリーン側のレンズL11の径は45mm程度と非常に小さい。したがって、ハウジングを含めても投写用ズームレンズの外径を直径が50mm程度以下に纏めることが可能な投写用ズームレンズである。
【0029】
図2に、この投写用ズームレンズの広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)における球面収差、非点収差および歪曲収差を示してある。球面収差は、656.0nm(破線)、587.0nm(実線)および450.0nm(一点鎖線)の各波長における収差を示している。また、非点収差は、タンジェンシャル光線(T)およびサジタル光線(S)の収差をそれぞれ示してある。これらの図からわかるように、本例の投写用ズームレンズは、上述したようなレンズ構成で、さらに、レンズ群のパワーのバランスが式(A)および式(B)の条件を満足するものである。このため、ズーム領域全体にわたり良好な収差補正がなされている。そして、広角で明るい、入射側がテレセントリックの投写用ズームレンズでありながら、そのサイズをレンズ径が45mm程度で、全長が110mm程度という非常にコンパクトで薄く、細いレンズに纏めることができる。
【0030】
したがって、本例の投写用ズームレンズ1は、液晶パネルあるいはDMDをライトバルブとし、ダイクロイックプリズムあるいはTIRプリズムなどをカラー画像を生成するためにプロジェクタ装置に適しており、これらのプロジェクタ装置全体を非常に薄く纏めることが可能となる。また、本例の投写用ズームレンズは入射側がテレセントリックであるので光線の方向による依存性が少ない。したがって、ダイクロイックプリズムに限らず、その他のプリズムなどの角度依存性のある光学素子を用いて投写用の映像を合成あるいは形成して供給する画像形成装置を備えたプロジェクタ装置にも適しており、そのようなプロジェクタ装置を携帯可能なサイズに纏めることが可能となる。
【0031】
[実施例2]
図3に、本発明の実施例2に係る投写ようズームレンズ1を用いたプロジェクタの光学系を示してある。図3には、図1と同様に広角端、中間および望遠端における各レンズ配置を中心として示してある。本例の投写用ズームレンズ1も、スクリーン9の側から5つのレンズ群G1、G2、G3、G4およびG5にグループ化された12枚のレンズL11〜L54により構成されている。それぞれのレンズデータは以下に示した通りである。また、各々のレンズ群も実施例1と同様のレンズ構成となっている。
【0032】
なお、以下のレンズデータおよび諸収差図は先の実施例1と同様の方法で示している。
なお、これらのレンズ間隔は、レンズ先端から3mの位置に結像したときの数値を示してある。
【0033】
本例の投写ズームレンズの諸数値は以下の通りである。
f1 =−34.0
fw45= 62.18
Bfw = 31.36 (空気中)
広角端半画角 25.8度
上記の式(A)および(B)に定義したパラメータは以下のようになる。
式(A) f1/fw= −1.00
式(B) fw45/fw= 1.82
このように、本例の投写用ズームレンズ1も、倍率が1.25倍であり、広角端においてFナンバーがほぼ2と非常に明るいズームレンズとなっている。また、画角も半画角で25度以上の広角である。さらに、本例の投写用ズームレンズ1は、パワーの配分を式(A)および式(B)を満たすように設計しているが、第1のレンズ群G1のパワーを若干強くしている。このため、最もスクリーン側のレンズL11の径は40mm程度とさらに小さくなっており、投写用ズームレンズ1をさらにコンパクトで細いものにすることができる。しかしながら、望遠端におけるFナンバーは若干大きくなる傾向を示している。
【0034】
図4に、この投写用ズームレンズの広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)における球面収差、非点収差および歪曲収差を示してある。これらの図からわかるように、実施例1の投写用ズームレンズに比べ、望遠端における補正が若干劣るが、本例の投写用ズームレンズもズーム領域全体にわたり良好な収差補正がなされている。したがって、広角で明るい、入射側がテレセントリックの投写用ズームレンズでありながら、そのサイズをレンズ径が40mm程度で、全長が100mm程度という非常にコンパクトで薄く、細いレンズに纏めることができる。
【0035】
[実施例3]
図5に、本発明の実施例3に係る投写用ズームレンズ1を用いたプロジェクタの光学系を示してある。図5には、図1と同様に広角端、中間および望遠端における各レンズ配置を中心として示してある。本例の投写用ズームレンズ1も、スクリーン9の側から5つのレンズ群G1、G2、G3、G4およびG5にグループ化された12枚のレンズL11〜L54により構成されている。それぞれのレンズデータは以下に示した通りである。また、各々のレンズ群も実施例1と同様のレンズ構成となっている。
なお、これらのレンズ間隔は、レンズ先端から3mの位置に結像したときの数値を示してある。
【0036】
本例の投写ズームレンズの諸数値は以下の通りである。
f1 =−61.3
fw45= 63.55
Bfw = 31.23 (空気中)
広角端半画角 25.8度
上記の式(A)および(B)に定義したパラメータは以下のようになる。
式(A) f1/fw= −1.80
式(B) fw45/fw= 1.86
このように、本例の投写用ズームレンズ1も、倍率が1.25倍であり、広角端においてFナンバーがほぼ2と非常に明るいズームレンズとなっている。また、画角も半画角で25度以上と広角である。さらに、本例の投写用ズームレンズ1は、パワーのバランスが式(A)および式(B)を満たすものであるが、第1のレンズ群G1のパワーを若干弱くしている。このため、最もスクリーン側のレンズL11の径は50mm程度と若干大きくなり、全長も120mm程度と長くなる。しかしながら、望遠端におけるFナンバーは若干小さくなり、ズーム領域全体で明るいズームレンズとなっている。さらに、以下の収差図に示すように望遠端における収差性能はさらに改善されており、非常に収差性能の良いズームレンズとなっている。
【0037】
図6に、この投写用ズームレンズの広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)における球面収差、非点収差および歪曲収差を示してある。これらの図からわかるように、実施例1の投写用ズームレンズに比べ、レンズ径および全長が若干大きくなるが、ズーム領域全体にわたりさらに良好な収差補正がなされている。したがって、広角で明るい、入射側がテレセントリックの投写用ズームレンズでありながら、そのサイズを十分にコンパクトに纏めることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の投写用ズームレンズは、スクリーン側から負、正、正、負および正の5群のレンズを配置した入力側がテレセントリックとなったズームレンズである。そして、最もスクリーン側のレンズを負レンズとすることによりレンズ径を小さくしながら、画角が大きく明るい投写用レンズであり、周辺光量比も確保できるものを提供している。さらに、最もスクリーン側の第1のレンズ群のパワーの配分と、入射側の第4および第5のレンズ群のパワーを上述した適切な範囲にすることにより、いっそうコンパクトで収差性能も非常に良好な投写用ズームレンズを実現している。
【0039】
したがって、本発明の投写用ズームレンズを採用することにより、明るく高解像度の画像を投写することができるプロジェクタ装置を提供できる。そして、プロジェクタ装置は、大変にコンパクトに纏めることが可能であり、本格的な携帯型のプロジェクタ装置として提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る投写用ズームレンズシステムおよびプロジェクタ装置の構成を示す図であり、広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)の各状態におけるレンズの配置を示す図である。
【図2】図1に示すレンズシステムの縦収差図であり、広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)の各状態の収差を示す図である。
【図3】本発明の実施例2に係る投写用ズームレンズシステムおよびプロジェクタ装置の構成を示す図であり、広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)の各状態におけるレンズの配置を示す図である。
【図4】図3に示すレンズシステムの縦収差図であり、広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)の各状態の収差を示す図である。
【図5】本発明の実施例3に係る投写用ズームレンズシステムおよびプロジェクタ装置の構成を示す図であり、広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)の各状態におけるレンズの配置を示す図である。
【図6】図5に示すレンズシステムの縦収差図であり、広角端(a)、望遠端(c)および中間(b)の各状態の収差を示す図である。
【図7】3板式のプロジェクタ装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 投写用ズームレンズシステム
2 ダイクロイックプリズム
3 LCD
6 光源
7 画像形成装置
8 プロジェクタ装置
9 スクリーン
Claims (2)
- 入射側がテレセントリックになった投写用ズームレンズであって、スクリーン側から順に、負の屈折力の第1のレンズ群と、正の屈折力の第2のレンズ群と、正の屈折力の第3のレンズ群と、負の屈折力の第4のレンズ群と、正の屈折力の第5のレンズ群とから構成され、前記第1および第5のレンズ群を固定し、前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群との間の距離、前記第2のレンズ群と前記第3のレンズ群との間の距離、前記第3のレンズ群と前記第4のレンズ群との間の距離、さらに、前記第4のレンズ群と前記第5のレンズ群との間の距離が変わるように前記第2、第3および第4のレンズ群を移動することによりズーミングされ、
さらに、前記第1のレンズ群の最もスクリーン側のレンズがスクリーン側に凸の負の屈折力のメニスカスレンズであり、
前記第1のレンズ群の合成焦点距離f1と、該投写用ズームレンズの広角端における合成焦点距離fwと、前記第4および第5のレンズ群の広角端における合成焦点距離fw45とが次の式を満たす投写用ズームレンズ。
−1.9<f1/fw<−0.9
1.6<fw45/fw<2.0 - 請求項1に記載の投写用ズームレンズと、この投写用ズームレンズの入射側に投写用の映像を供給可能な画像形成装置とを有するプロジェクタ装置。
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