JP2001208966A - 広角レンズ - Google Patents

広角レンズ

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JP2001208966A
JP2001208966A JP2000019533A JP2000019533A JP2001208966A JP 2001208966 A JP2001208966 A JP 2001208966A JP 2000019533 A JP2000019533 A JP 2000019533A JP 2000019533 A JP2000019533 A JP 2000019533A JP 2001208966 A JP2001208966 A JP 2001208966A
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lens
lens group
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wide
group
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JP2000019533A
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Akiko Nagahara
暁子 永原
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/04Reversed telephoto objectives
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/22Telecentric objectives or lens systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡大側から負正正正の4群構成とし、第4レ
ンズ群を固定とし、かつ第1〜第3レンズ群のうちの2
つのレンズ群を移動させてフォーカス調整を行うことに
より、レンズ取付部付近の装置構造を簡単なものとする
とともに、高精度のフォーカシングを可能とする。 【構成】 拡大側から順に、負正正正の14枚4群構成
とし、2つのレンズ群G、Gを光軸X上で移動して
フォーカス調整を行う。移動する2つのレンズ群G
の移動量は比例関係とされている。第3レンズ群G
は、正レンズと負レンズの接合レンズを1枚含んでい
る。また、以下の条件式(1)〜(3)を満足する。
−1.5<F/F<−0.5 (1)、 −11.0
<F /F<3.0 (2)、 1.5<F/F<
3.0 (3) F:レンズ全系の焦点距離、F:第1レンズ群の焦点
距離、F13:第1〜第3レンズ群までの合成焦点距
離、F:第4レンズ群の焦点距離

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広角レンズに関
し、特に、液晶型プロジェクタの投影レンズとして好適
な広角レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の液晶画面(液晶ライトバル
ブ)に表示されている画像を光学的に重ね合わせて、投
影レンズによりスクリーン面上に投影するようにしたカ
ラー液晶型プロジェクタが種々提案されている。
【0003】このようなカラー液晶型ビデオプロジェク
タに使用する投影レンズとしては、合成された3原色光
を所定の距離に配されたスクリーン上に投射し、このス
クリーン上にフルカラー画像を拡大投影することができ
るように構成されている。
【0004】このような液晶プロジェクタとしては、近
年、部屋を暗くしないでも投影可能な程度に十分な明る
さを有していること、および小型、かつ画素数が多く解
像力があることが重要な要件とされており、それに応じ
て、液晶投影用のレンズも、明るく解像力に優れたもの
が要求されている。
【0005】さらに、液晶投影用のレンズは、液晶との
間に色合成光学系が挿入されるため十分な長さのバック
フォーカスが要求される。さらに、光源との関係を考慮
してテレセントリック性のあるレンズであることが望ま
しい。
【0006】ところで、バックフォーカスの長い広角レ
ンズとして、従来から一眼レフレックスカメラの広角レ
ンズとして用いられるレトロフォーカス型レンズが知ら
れている。しかしながら、従来の一眼レフレックスカメ
ラの広角レンズとして用いられているレトロフォーカス
型レンズは、射出角度がきつく、テレセントリックには
なっていない。したがって、このようなレトロフォーカ
ス型レンズを用いた場合には、スクリーン上で色むらが
発生するという問題がある。このため、従来のレトロフ
ォーカス型レンズを、そのままカラー液晶型ビデオプロ
ジェクタの投影レンズとして用いることはできない。
【0007】また、従来の投影レンズのフォーカス方法
には、レンズ全体を一体で移動させる方法と、複数のレ
ンズ群を移動してフローティングさせ、フォーカスによ
る像面の倒れを補正する方法とが知られている。しかし
ながら、このような従来のフォーカス方法では、レンズ
とマウントとの取付部の鏡筒系が大きくなるばかりでな
く、装置構造が複雑になるという問題がある。以上の如
き問題を解決する技術としては、本出願人が既に開示し
ている特開平10−260346号公報記載のレトロフ
ォーカス型レンズが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の技術は
上述したような問題について解決し得る有用なものであ
るが、その一方で、最近一部で望まれているF3.5〜
F4.0よりもさらに明るいレンズを実現することは難
しい。そこで本出願人は、レンズの明るさを向上させ得
る投影レンズを発明し、既に特願平11-351693
号明細書において開示している。
【0009】ところで、上記明細書の実施例に記載され
ている投影レンズは、全系の焦点距離を1で規格化した
場合に、レンズ全長が9.2程度とされている。この値
は、同様の従来技術と比較するとコンパクト化されてい
るものの、さらなる小型化の要請、レンズ全長を例えば
その7割程度にしたいという要請に対応することは難し
く、フォーカス系の抜本的な変更が必要とされる。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
装置構成を簡易とすることができ、適度なバックフォー
カスとテレセントリック性を有するとともに、高解像力
と良好な光学性能を有しつつ、レンズ全長を大幅に短縮
化して装置の小型化を図り得る明るい広角レンズを提供
することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の広角レンズは、
拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、
正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有す
る第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と
を配設してなり、前記第4レンズ群を固定とするととも
に、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群および前記第
3レンズ群のうちの2つのレンズ群を光軸上で移動させ
てフォーカス調整を行うことを特徴とするものである。
【0012】また、以下の条件式(1)〜(3)を満足
することが好ましい。 −1.5<F/F<−0.5 (1) −11.0<F13/F<3.0 (2) 1.5<F/F<3.0 (3) F:レンズ全系の焦点距離 F:第1レンズ群の焦点距離 F13:第1レンズ群から第3レンズ群までの合成焦点
距離 F:第4レンズ群の焦点距離
【0013】また、前記フォーカス調整を行う2つのレ
ンズ群のそれぞれの移動量が比例関係にあることが好ま
しい。また、前記フォーカス調整を行う2つのレンズ群
が第2レンズ群および第3レンズ群であることが好まし
い。
【0014】さらに、前記第3レンズ群は正レンズおよ
び負レンズからなる単レンズをそれぞれ少なくとも1枚
ずつ含む、または、正レンズと負レンズの接合レンズを
少なくとも1枚含むことが好ましい。
【0015】
【作用】本発明の広角レンズによれば、拡大側から負正
正正の4群構成とされ、第4レンズ群を固定とすること
でレンズ取付部付近の装置構造を簡単なものとすること
が可能である。また、第1レンズ群、第2レンズ群およ
び第3レンズ群のうちの2つのレンズ群を移動させてフ
ォーカス調整を行うことにより、高精度のフォーカシン
グを行うことができる。
【0016】さらに、上式(1)、(2)、(3)は、
いずれも、系の小型化を図りつつ、諸収差を良好に補正
するための条件式である。これら条件式の上下限を外れ
ると、レンズ系の全長、バックフォーカス、および諸収
差のバランスを適正なものに保つことが困難となる。さ
らに、上記条件式(1)、(3)はテレセントリック性
を保持する上でも必要な条件となっている。
【0017】また、移動する上記2つのレンズ群の移動
量を比例関係とすることで、レンズ移動機構としてカム
を使用せずともよくなり、レンズ移動装置の構造を簡単
なものとすることができる。
【0018】また、移動する上記2つのレンズ群を、第
2レンズ群と第3レンズ群とすれば、最もサイズの大き
な第1レンズ群を固定とすることができ、電動でフォー
カシングする場合等において特に有用である。またこの
場合は、インナーフォーカスタイプとされるため、フォ
ーカシングにより全系の長さが変化しないという長所も
ある。
【0019】さらに、前記第3レンズ群が、正レンズお
よび負レンズからなる単レンズをそれぞれ少なくとも1
枚含む、もしくは、正レンズと負レンズの接合レンズを
少なくとも1枚含むことにより、色収差を良好に保つこ
とが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。図1は実施例1、図2は実施例
2、図3は実施例3のレンズ構成を各々示すものであ
る。
【0021】本発明の実施形態に係る広角レンズは、図
1に示すように、拡大側から順に、負の屈折力を有する
第1レンズ群Gと、正の屈折力を有する第2レンズ群
と、正の屈折力を有する第3レンズ群Gと、正の
屈折力を有する第4レンズ群Gを配設した、14枚
(実施例2、3では13枚)のレンズ構成からなる。ま
た、第1レンズ群Gと第2レンズ群G(実施例2で
は、第2レンズ群Gと第3レンズ群G)とは、光軸
X上で移動可能となっていて、これら2つのレンズ群G
、Gを光軸X上で移動させることによりフォーカス
調整を行う。このようなレンズ構成とすることにより、
高精度のフォーカシングを行うことができ、また、レン
ズ取付部付近の装置構造を簡単なものとすることができ
る。
【0022】また、移動する上記2つのレンズ群G
の移動量は比例関係とされており、レンズ移動機構
としてカムを使用せずともよくなるので、レンズ移動装
置の構造を簡単なものとすることができる。
【0023】さらに、前記第3レンズ群Gは、正レン
ズと負レンズの接合レンズを1枚含んでおり、色収差を
良好に保つことが可能である。さらに、全系の縮小側に
は、フィルタブロック(色合成プリズム)1が配されて
いる。
【0024】そして、本実施形態に係る広角レンズは、
以下の条件式(1)〜(3)を満足するように構成され
ている。 −1.5<F/F<−0.5 (1) −11.0<F13/F<3.0 (2) 1.5<F/F<3.0 (3) F:レンズ全系の焦点距離 F:第1レンズ群の焦点距離 F13:第1レンズ群から第3レンズ群までの合成焦点
距離 F:第4レンズ群の焦点距離
【0025】これにより、レンズ系の全長、バックフォ
ーカス、および諸収差のバランスを適正なものに保つと
ともに、テレセントリック性を保持することが可能とな
る。以下、各実施例について具体的数値を用いて説明す
る。
【0026】<実施例1>図1に示すように、実施例1
のものでは14枚のレンズ構成とされ、第1レンズ群G
と第2レンズ群Gとが可動レンズ群とされている。
上記した第1レンズ群Gは、拡大側から、拡大側に凸
面を向けた正のメニスカスレンズLと、拡大側に凸面
を向けた負のメニスカスレンズL、Lと、両凹レン
ズLとから構成されている。
【0027】また、上記した第2レンズ群Gは、拡大
側から順に、縮小側に凸面を向けた正のメニスカスレン
ズLと、拡大側に強い曲率の面を向けた両凸レンズL
と、縮小側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL
とから構成されている。
【0028】また、上記した第3レンズ群Gは、拡大
側から順に、拡大側に凸面を向けた負のメニスカスレン
ズLと拡大側に強い曲率の面を向けた両凸レンズL
からなる接合レンズと、拡大側に凸面を向けた負のメニ
スカスレンズL10とから構成されている。
【0029】さらに、上記した第4レンズ群Gは、拡
大側に強い曲率の面を向けた両凸レンズL11と縮小側
に強い曲率の面を向けた両凸レンズL12からなる接合
レンズと、縮小側に強い曲率の面を向けた両凸レンズL
13と、拡大側に凸面を向けた平凸レンズL14とから
構成されている。
【0030】また、第1レンズ群Gの焦点距離をf
とし、第1レンズ群Gから第3レンズ群Gまでの合
成焦点距離をf13とし、第4レンズ群Gの焦点距離
をf とすると、f/fが−1.12、f13/fが1.3
3、f/fが2.45となるように設定されている。した
がって、前述した条件式(1)、(2)、(3)は満足されてい
る。
【0031】以下、実施例1に係る広角レンズの各レン
ズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズの
空気間隔D、各レンズのd線における屈析率Nおよびア
ッベ数νを表1に示す。そして、この表1の下には、倍
率-0.013倍時のレンズ間隔D およびD14の間隔を示
している。ただし、この表1および後述する表2,3に
おいて、各記号R,D,N,νに対応させた数字は拡大
側から順次増加するようになっている。
【0032】
【表1】
【0033】次に、上記実施例1についての球面収差、
非点収差、ディストーションおよび倍率色収差を図4に
示す。これら各収差図によれば、実施例1に係る広角レ
ンズは良好な光学性能を維持していることが明らかであ
る。
【0034】<実施例2>本発明の実施例2に係る広角
レンズについて図2を用いて説明する。この実施例2に
係る広角レンズは、図2に示すように、上記実施例1に
係る広角レンズよりも1枚少ない13枚のレンズ構成と
されており、第2レンズ群Gおよび第3レンズ群G
が可動レンズ群とされている。これにより、最もサイズ
の大きな第1レンズ群Gを固定とすることができ、電
動でフォーカシングする場合等において迅速なフォーカ
シングを行うことができる。またこの場合は、インナー
フォーカスタイプとされるため、フォーカシングにより
全系の長さが変化しないという長所を有する。
【0035】また、本実施例においては、上記第2レン
ズ群Gが縮小側に凸面を向けた平凸レンズLのみか
ら構成され、第3レンズ群Gが縮小側に凸面を向けた
平凸レンズLと、両凸レンズLと両凹レンズL
の接合レンズから構成され、第4レンズ群Gが、縮小
側に凸面を向けた正のメニスカスレンズLと縮小側に
凸面を向けた負のメニスカスレンズL10とからなる接
合レンズと、縮小側に強い曲率の面を向けた両凸レンズ
11と、縮小側に強い曲率の面を向けた両凸レンズL
12と縮小側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL
13とからなる接合レンズから構成されている点で、上
記実施例1のものとは異なっている。
【0036】また、第1レンズ群Gの焦点距離をf
とし、第1レンズ群Gから第3レンズ群Gまでの合
成焦点距離をf13とし、第4レンズ群Gの焦点距離
をf とすると、f/fが−0.90、f13/fが-9.2
0、f/fが1.79となるように設定されている。した
がって、前述した条件式(1)、(2)、(3)は満足されてい
る。
【0037】以下、実施例2に係る広角レンズの各レン
ズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズの
空気間隔D、各レンズのd線における屈析率Nおよびア
ッベ数νを表2に示す。そして、この表2の下には、倍
率-0.013倍時のレンズ間隔D 、D10およびD15
間隔を示している。
【0038】
【表2】
【0039】次に、上記実施例2についての球面収差、
非点収差、ディストーションおよび倍率色収差を図5に
示す。これら各収差図によれば、実施例2に係る広角レ
ンズは良好な光学性能を維持していることが明らかであ
る。
【0040】<実施例3>本発明の実施例3に係る広角
レンズについて図3を用いて説明する。この実施例3に
係る広角レンズは、上記実施例2に係る広角レンズとほ
ぼ同様の13枚のレンズ構成とされているが、上記実施
例1と同様に第2レンズ群Gおよび第3レンズ群G
が可動レンズ群とされている。
【0041】また、本実施例においては、第1レンズ群
のレンズLが縮小側に凹面を向けた平凹レンズL
とされ、第2レンズ群GのレンズLが両凸レンズ
とされ、第4レンズ群GのレンズLが縮小側に
強い曲率の面を向けた両凸レンズLとされている点
で、上記実施例2のものとは異なっている。
【0042】また、第1レンズ群Gの焦点距離をf
とし、第1レンズ群Gから第3レンズ群Gまでの合
成焦点距離をf13とし、第4レンズ群Gの焦点距離
をf とすると、f/fが−0.94、f13/fが-4.6
1、f/fが1.87となるように設定されている。した
がって、前述した条件式(1)、(2)、(3)は満足されてい
る。
【0043】以下、実施例3に係る広角レンズの各レン
ズ面の曲率半径R、各レンズの中心厚および各レンズの
空気間隔D、各レンズのd線における屈析率Nおよびア
ッベ数νを表3に示す。そして、この表3の下には、倍
率-0.013倍時のレンズ間隔D およびD10の間隔を示
している。
【0044】
【表3】
【0045】次に、上記実施例3についての球面収差、
非点収差、ディストーションおよび倍率色収差を図6に
示す。これら各収差図によれば、実施例3に係る広角レ
ンズは良好な光学性能を維持していることが明らかであ
る。
【0046】なお、本発明の広角レンズは、上記実施形
態に限られるものではなく、その他の種々の態様の変更
が可能である。例えば、上記実施形態においては第3レ
ンズ群として、正レンズと負レンズの接合レンズを1枚
含む構成とされているが、第3レンズ群として、正レン
ズおよび負レンズからなる単レンズをそれぞれ少なくと
も1枚ずつ含む構成としてもよい。
【0047】なお、本発明に係る広角レンズは、カラー
液晶型プロジェクタに用いられるだけでなく、デジタル
マイクロミラーデバイス(DMD)を用いたカラープロ
ジェクタ、あるいはCCD、撮像管などの撮像素子や、
銀塩フィルムなどを用いたカメラに使用される結像レン
ズとしても利用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の広角レンズ
は、拡大側から負正正正の4群構成とし、第4レンズ群
を固定としているのでレンズ取付部付近の装置構造を簡
単なものとすることが可能である。
【0049】また、第1レンズ群、第2レンズ群および
第3レンズ群のうちの2つのレンズ群を移動させてフォ
ーカス調整を行うことにより、高精度のフォーカシング
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る広角レンズを示す断面
【図2】本発明の実施例2に係る広角レンズを示す断面
【図3】本発明の実施例3に係る広角レンズを示す断面
【図4】本発明の実施例1に係る広角レンズの−0.0
13倍時の諸収差を示す収差図
【図5】本発明の実施例2に係る広角レンズの−0.0
13倍時の諸収差を示す収差図
【図6】本発明の実施例3に係る広角レンズの−0.0
13倍時の諸収差を示す収差図
【符号の説明】
〜G 第1〜第4レンズ群 L〜L14 レンズ D〜D27 レンズの軸上面間隔および厚さ R〜R28 レンズの曲率半径 X 光軸 1 フィルタブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡大側から順に、負の屈折力を有する第
    1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正
    の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する
    第4レンズ群とを配設してなり、 前記第4レンズ群を固定とするとともに、前記第1レン
    ズ群、前記第2レンズ群および前記第3レンズ群のうち
    の2つのレンズ群を光軸上で移動させてフォーカス調整
    を行うことを特徴とする広角レンズ。
  2. 【請求項2】 以下の条件式(1)〜(3)を満足する
    ことを特徴とする請求項1記載の広角レンズ。 −1.5<F/F<−0.5 (1) −11.0<F13/F<3.0 (2) 1.5<F/F<3.0 (3) F:レンズ全系の焦点距離 F:第1レンズ群の焦点距離 F13:第1レンズ群から第3レンズ群までの合成焦点
    距離 F:第4レンズ群の焦点距離
  3. 【請求項3】 前記フォーカス調整を行う2つのレンズ
    群のそれぞれの移動量が比例関係にあることを特徴とす
    る請求項1または2記載の広角レンズ。
  4. 【請求項4】 前記フォーカス調整を行う2つのレンズ
    群が第2レンズ群および第3レンズ群であることを特徴
    とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の広角レン
    ズ。
  5. 【請求項5】 前記第3レンズ群は正レンズおよび負レ
    ンズからなる単レンズをそれぞれ少なくとも1枚ずつ含
    む、または、正レンズと負レンズの接合レンズを少なく
    とも1枚含むことを特徴とする請求項1〜4のうちいず
    れか1項記載の広角レンズ。
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