JP4438716B2 - 照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自車両の前方に前照灯や補助灯等で光を照射する照射装置に関する。
従来、この種の技術としては、運転者によって操舵された方向に前照灯の照射領域を変更することで、車両の進行方向に光を照射するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−207243号公報
つまり、上記従来の技術にあっては、自車両の進行方向を変えない限り、前照灯の照射領域を変更することはなかった。これは、車両の進行方向前方を照射することが最重要という常識から考えると当然のことではあった。
その一方で、例えば、道路を横断するために車両が途切れるのを待っている歩行者がいるような場合、その歩行者を検出して歩行者に対して前照灯を照射することも考えられる。しかしながら、このような状況において歩行者に対して前照灯で照射するように常に変更してしまうと、そのような動作が運転者の意思に反するものとなってしまう場合がある。
本発明は、上記従来の技術の未解決の課題を解決することを目的とするものであって、運転者の注視が必要な対象に光を照射可能な照射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の照射装置は、自車両の前方における所定の照射範囲を照射する前照灯と、自車両の進行方向において自車両に対する接近度合いの高い障害物を検出する障害物検出手段と、運転者が注視対象を発見したことを検出する注視対象発見検出手段と、前記前照灯が前記所定範囲を照射中、前記障害物検出手段で接近度合いの高い障害物が検出されないときに、前記注視対象発見検出手段で前記注視対象物を発見したことが検出された場合、前記照射範囲外に光を照射する照射手段と、を備えたことを特徴とする。
したがって、本発明によれば、前照灯の照射範囲外に運転者が注視対象を発見した場合のみ、当該照射範囲外に光が照射され、その結果、運転者の意志に反することなく、運転者の注視が必要な対象(前記注視対象)に光を照射することができる。
以下、本発明の照射装置の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
即ち、この照射装置は、自車両の走行車線上に自車両との接触可能性が高い障害物(注視対象)が存在しない場合(前方のみを照射する必要がない状況である場合)には、自車両のヘッドランプの照射範囲外に運転者が注視対象(自車両の走行車線に進入する車両、歩行者)を発見したことを検出した場合に、前記照射範囲外(当該注視対象があるエリア)にヘッドランプの光軸を向けるようにした。そのため、照射装置は、運転者の注視が必要な対象(前記注視対象)に光を照射することができ、その結果、運転者による当該注視対象の視認性を向上することができる。
<照射装置の構造>
図1は、本実施形態の照射装置の内部構成を示すブロック図である。この図1に示すように、照射装置1は、レーザレーダ2、カメラ装置3、画像処理装置4、コントロールユニット5、上下方向モータ制御部6、左右方向モータ制御部7、レンズ駆動モータ制御部8、及びヘッドランプ9a、9bを含んで構成される。
レーザレーダ2は、自車両の進行方向(ヘッドランプ9a、9bの照射範囲内、及び範囲外を含む)にレーザ光を照射して障害物からの反射光を受光することで、障害物の有無、自車両と障害物との間の距離及び相対速度(障害物に対する自車両の相対速度)を検出し、その検出結果をコントロールユニット5に出力する。
カメラ装置3は、自車両前方の画像(ヘッドランプ9a、9bの照射範囲内の画像、及び範囲外の画像)を撮像し、その撮像結果を画像処理装置4に出力する。
画像処理装置4は、カメラ装置3から出力される画像(自車両前方の画像)に画像処理を実行し、車両や歩行者(障害物)が自車両の走行車線上に無いか否かを判定する。そして、画像処理装置4は、その判定結果をコントロールユニット5に出力する。
コントロールユニット5は、所定時間が経過するたびに、照射処理(後述)を実行する。そして、照射処理により、自車両の走行車線上に注視対象が存在しない場合(前方のみを照射する必要がない状況である場合であり、具体的には、自車両の走行車線上に障害物がない場合、あるいは自車両の走行車線上に障害物があり且つ当該障害物との間の距離及び相対速度の変化量が小さい場合)には、ヘッドランプ9a、9bの照射範囲外に注視対象を発見したときの運転者の動作が検出された場合に、ヘッドランプ9a、9bの光軸を左右両側それぞれに向けさせる左右方向駆動指令(後述)を左右方向モータ制御部7に出力する。
上下方向モータ制御部6は、ヘッドランプ9a、9bの光軸を上下方向に振らせる指令に基づいて、ヘッドランプ9a、9bの上下方向モータ13(後述)を制御する。
左右方向モータ制御部7は、コントロールユニット5から出力される左右方向駆動指令に基づいてヘッドランプ9a、9bの左右方向モータ14(後述)を制御する。
レンズ駆動モータ制御部8は、ヘッドランプ9a、9bのレンズ10の駆動指令に基づいて、ヘッドランプ9a、9bのレンズ駆動モータ15(後述)を制御する。
ヘッドランプ9a、9bは、図2に示すように、レンズ10、リフレクタ11、ヘッドランプバルブ12、上下方向モータ13、左右方向モータ14、レンズ駆動モータ15を含んで構成される。そして、ヘッドランプ9a、9bは、ヘッドランプバルブ12による光をリフレクタ11で反射し、レンズ10を透過して車両前方に照射する。
上下方向モータ13は、上下方向モータ制御部6で制御され、ヘッドランプ9a、9bの光軸を上下方向に駆動する。具体的には、レンズ10、リフレクタ11、左右方向モータ14及びレンズ駆動モータ15は、ブラケット16に取り付けられている。ブラケット16は、車両後方上側の支点16aによって、上下方向(図2の上下方向)に回動可能に支えられている。また、ブラケット16には、外周にねじ部17aが形成されたギア17が車両後方下側に螺号されている。ギア17は、軸18を介して、車体(不図示)に固定された上下方向モータ13によって回転駆動される。即ち、上下方向モータ13が、軸18を介してギア17を回転駆動すると、ブラケット16と共に、レンズ10、リフレクタ11及びヘッドランプバルブ12が支点16aを中心として、車両の上下方向に回動し、その結果、ヘッドランプ9a、9bの光軸が車両の上下方向に駆動される。
左右方向モータ14は、左右方向モータ制御部7で制御され、ヘッドランプ9a、9bの光軸を左右方向に駆動する。具体的には、リフレクタ11は、ブラケット16に各々軸示されている上下一対の軸19によって車両の左右方向(図3の紙面の表裏方向)に回動可能に支えられている。また、軸19は、左右方向モータ14によって回転駆動される。即ち、左右方向モータ14が、軸19を回転駆動すると、リフレクタ11が軸19を中心として回動し、ヘッドランプ9a、9bの光軸が車両の左右方向に駆動される。
レンズ駆動モータ15は、レンズ駆動モータ制御部8で制御され、レンズ10をヘッドランプ9a、9bの光軸方向に駆動する。具体的には、レンズ10は、内周に形成された雌ねじ部20をリフレクタ11の外周に形成された雄ねじ部21に螺号している。また、レンズ10の雌ねじ部20の外周には、ギア22が形成されている。ギア22は、軸23を介してレンズ駆動モータ15により回転駆動されるギア24と噛み合っている。即ち、レンズ駆動モータ15が、ギア24を回転駆動すると、レンズ10が回転し、リフレクタ11に対してレンズ10は、光軸方向(図2の左右方方向)に移動する。これにより、レンズ10を介して射出される光の焦点距離が変化し、配光範囲が変更される。そのため、例えば、光軸を下方向に駆動するときには、レンズ10をヘッドランプバルブ12に近づく方向に移動させて焦点距離を短くして照射範囲を広げることができる。
<コントロールユニットの動作>
次に、コントロールユニット5で実行される照射処理をフローチャートに基づいて説明する。この照射処理は、所定時間(例えば、10msec.)毎に実行される処理であって、図3に示すように、まずそのステップS1で、画像処理装置4の出力に基づき、自車両の走行車線に障害物が無いか否かを検出する。そして、障害物が無い場合には(Yes)ステップS3に移行し、障害物がある場合には(No)ステップS2に移行する。
前記ステップS2では、前記障害物との位置関係が安定であるか否か(接近度合いの高い障害物があるか否か)を判定する。そして、安定である、すなわち、接近度合いの高い障害物がない場合には(Yes)ステップS3に移行し、安定でない、すなわち、接近度合いの高い障害物がある場合には(No)この演算処理を終了する。ここで、障害物との位置関係が安定であるか否かを判定する方法としては、レーザレーダ2の出力(自車両と障害物との間の相対速度)がしきい値以下であるか否かを判定する。ここで、しきい値は、自車両と障害物との間の距離に基づき、図4の制御マップに従って算出される。なお、この図4の制御マップは、実験的、経験的に決定され、自車両と障害物との間の距離が小さいほどしきい値を小さく設定する。
また、前方車両に追従走行するための追従走行制御機能を有する場合には、追従制御の作動状態により自車両が先行車両(前方障害物)に接近しているか否かを判定してもよい。
前記ステップS3では、ヘッドランプ9a、9bの照射範囲外に注視対象を発見したときの運転者の動作を検出する。そして、当該動作を検出できた場合には(Yes)ステップS4に移行し、当該動作を検出できない場合には(No)この演算処理を終了する。
ここで、前記動作の検出方法としては、運転者のブレーキペダル操作状態に基づいて検出する方法が挙げられる。具体的には、ブレーキペダルにストロークセンサ(不図示)を設け、ブレーキペダルの移動速度(踏み込み速度)を検出し、その踏み込み速度が、第1しきい値(実験的、経験的に決定されるしきい値)以上であるか否かを検出する。
前記ステップS4では、自車両の走行車線の左側又は右側に障害物があるか否かを判定する。そして、障害物がある場合には(Yes)ステップS4に移行し、障害物がない場合には(No)この演算処理を終了する。ここで、前記自車両の走行車線の左側又は右側に障害物があることの検出方法としては、レーザレーダ2又は画像処理装置4の検出結果に基づいて検出する方法が挙げられる。具体的には、自車両の進行方向から外れた右側又は左側に障害物があることがレーザレーダ2で検出された場合、又は、自車両の走行車線の左側又は右側に障害物があることが画像処理装置4で検出された場合に、前記左側又は右側に障害物があると判定する。
前記ステップS5では、ヘッドランプ9a、9bの照射エリアを左右方向に分割する動作を開始する。具体的には、図5に示すように、左側のヘッドランプ9aの光軸を平面視左側に向かせ、右側のヘッドランプ9bの光軸を平面視右側に向かせる左右方向駆動指令を左右方向モータ制御部8に出力する。
次にステップS6に移行して、ヘッドランプ9a、9bの照射範囲外に注視対象を発見したときの運転者の動作が検出されなくなったか否かを判定する。そして、前記動作が検出されなくなった場合には(Yes)ステップS7に移行し、前記動作が検出されている場合には(No)前記ステップS5に移行する。ここで、前記動作が検出されなくなったことを判定する方法としては、運転者によるブレーキペダルの踏み込み速度が第1しきい値より小さい場合に、前記動作が検出されなくなったと判定する方法が挙げられる。
前記ステップS7では、前記ステップS5によるヘッドランプ9a、9bの照射エリアの変更動作の開始前の方向にヘッドランプ9a、9bの光軸を向けさせる指令を左右方向モータ制御部7に出力し(前記変更動作を停止させ)てから、この演算処理を終了する。
<照射装置の具体的動作>
次に、本発明の照射装置の動作を、具体的状況に基づいて詳細に説明する。
まず、ヘッドランプ9a、9bを自車両前方に照射しつつ、障害物が存在しない直線路を走行しているときに、自車車両の走行車線(自車線)の左側(ヘッドランプ9a、9bの照射範囲外)に歩行者が現れたとする。そして、画像処理装置4によって、自車両の走行車線に障害物が無いと判定され、また、運転者が前記歩行者を発見して、自車両を減速させて注視するために、運転者のブレーキペダルの踏み込み速度が増大したとする。
また、その際、コントロールユニット5によって、照射処理が実行されたとする。すると、図3に示すように、まず、そのステップS1が「Yes」となり、また、運転者の踏み込み速度が第1しきい値以上であると検出されると、ステップS3の判定が「Yes」となり、また、自車線の左側に歩行者がいるため、ステップS4の判定も「Yes」となる。次に、ステップS5で、左右方向駆動指令が左右方向モータ制御部8に出力される。そして、ステップS6の判定が「No」となり、前記ステップS5及びS6のフローが繰り返し実行され、左右方向駆動指令が左右方向モータ制御部8に継続して出力される。
そして、左右方向モータ制御部7によって、左右方向モータ14が駆動され、図5に示すように、左側のヘッドランプ9aの光軸が平面視左側に向けられ、右側のヘッドランプ9bの光軸が平面視右側に向けられ、ヘッドランプ9a、9bの照射エリアが左右方向に分割される。そのため、ヘッドランプ9a、9bから照射される光で前記歩行者を照らし出すことができ、その結果、運転者による前記歩行者の視認性を向上することができる。
上記フローが繰り返されるうちに、前記歩行者の横を自車両が通り過ぎて、運転者の踏み込み速度が平常状態のレベルに下がったとする。すると、前記ステップS6の判定が「Yes」となり、ステップS7で、前記動作の開始前の方向にヘッドランプ9a、9bの光軸を向けさせる指令が上下方向モータ制御部6に出力され、この演算処理を終了する。
このように、本実施形態にあっては、自車両の走行車線上に障害物がない場合、あるいは自車両の走行車線上に障害物があり且つ当該障害物との間の距離及び相対速度の変化量が小さい場合(つまり、自車両の走行車線上に自車両との接触可能性が高い障害物が存在しない場合)に、ヘッドランプ9a、9bの照射範囲外に注視対象を発見したときの運転者の動作が検出されると、ヘッドランプ9a、9bの照射エリアを左右に分割するようにした。そのため、注視対象が存在する領域の視認性を容易に向上させることができる。
以上、上記実施形態では、図1のコントロールユニット5、図3のステップS3が特許請求の範囲に記載の注視対象発見検出手段を構成し、図1のコントロールユニット5、左右方向モータ制御部7、左右方向モータ14、図3のステップS5が特許請求の範囲に記載の照射手段を構成する。
なお、本発明の照射装置は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
上記実施形態では、ヘッドランプ9a、9bの照射範囲外に注視対象を発見したときの運転者の動作が検出された場合に、レンズ10の光軸をそれぞれ左又は右に移動させて、ヘッドランプ9a、9bの照射エリアを左右に分割する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、図6に示すように、レンズ10の光軸は移動させずに、レンズ10を光軸方向に移動させ、ヘッドランプ9a、9bの照射範囲を広げるようにしてもよい。また、照射範囲の大きさを、自車両の走向速度に基づいて設定するようにしてもよい。
また、例えば、図7に示すように、レーザレーダ2あるいは画像処理装置4で注視対象を検出し、その検出された注視対象にヘッドランプ9a、9bの光を照射するようにしてもよい。そのようにすれば、運転者の注視対象の視認性をより向上することができる。
さらに、例えば、図8に示すように、ヘッドランプ9a、9bの光を注視対象に照射し且つ当該光の照射位置を左右方向に周期的に変化させるようにしてもよい。そのようにすれば、注視対象(例えば歩行者)に自車両の接近による注意を喚起することができる。
また、例えば、図3のステップS4において、注視対象を検出することを省略してもよい。すなわち、ステップS3で、前記運転者の動作が検出された場合にステップS5に進み、単にヘッドランプ9a、9bの照射位置を左右方向に変化させるようにしてもよい。
また、ブレーキペダルの移動速度(踏み込み速度)を検出し、その踏み込み速度が第1しきい値以上であることが検出された場合、つまり、運転者が注視対象を発見した動作が検出された場合に、ヘッドランプ9a、9bの照射エリアを左右に分割する例を示したが、これに限られるものではなく、前記動作はなくても、運転者が注視対象を発見したことが検出されたことが検出される場合に、前記照射エリアを分割するようにしてもよい。具体的には、特開平9−301054号公報に記載されているように、運転者のハンドル把持力、運転者の心拍数、運転者の皮膚電位、及び運転者の視線移動状態に基づいて緊張度を検出し、その緊張度が運転者が注視対象を発見したときの緊張度(実験的、経験的に決定されるしきい値)以上である場合に、前記照射エリアを分割するようにしてもよい。
さらに、自車両のノーズダイブを考慮してヘッドランプ9a、9bの光軸の向きを制御するようにしてもよい。具体的には、まず、自車両の走向速度に基づいて自車両の減速度を算出し、その減速度からノーズダイブ量を算出する。そして、その算出されたノーズダイブ量が大きい場合には、ヘッドランプ9a、9bの光軸を上向きに制御する。また、例えば、自車両の減速度が大きいほど、前記上向きとする角度を大きく設定してもよい。
また、その際、ブレーキペダルの踏み込み速度が第1しきい値以上である場合に、ノーズダイブ量が大きいと判定して、ヘッドランプ9a、9bの光軸を上向きに制御するようにしてもよい。即ち、踏み込み速度が第1しきい値以上となったときに、ヘッドランプ9a、9bの照射範囲を左右方向に広げつつ光軸を上向きに向かせるようにしてもよい。
また、運転者の状態や注視対象との接近度合いに応じて照射エリアの変更動作の制御ゲインを変えるようにしてもよい。具体的には、ブレーキペダルの操作速度が速い場合や、運転者の緊張度合いが大きい場合に、注視対象との接近度合いが大きいことが推測される。そのため、自車両から近いエリアの照度をより大きくするようにしてもよいし、ヘッドランプ9a、9bの照射範囲を分割する場合には分割速度を大きくしてもよいし、ヘッドランプ9a、9bの照射位置を左右に変化させる場合には変化周期を短くしてもよい
さらに、ヘッドランプ9a、9bの光を注視対象が存在する領域に照射する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、補助灯の光を照射するようにしてもよい。
本発明の照射装置の一実施形態の内部構成を示すブロック図である。 図1のヘッドランプを破断して示す要部拡大図である。 照射処理の動作を示すフローチャートである。 照射処理で用いられる制御マップである。 照射装置の動作を説明するための説明図である。 照射装置の変形例を説明するための説明図である。 照射装置の変形例を説明するための説明図である。 照射装置の変形例を説明するための説明図である。
符号の説明
1は照射装置、2はレーザレーダ、3はカメラ装置、4は画像処理装置、5はコントロールユニット、6は上下方向モータ制御部、7は左右方向モータ制御部、8はレンズ駆動モータ制御部、9a、9bはヘッドランプ、10はレンズ、11はリフレクタ、12はヘッドランプバルブ、13は上下方向モータ、14は左右方向モータ、15レンズ駆動モータ、16はブラケット、16aは支点、17はギア、17aはねじ部、18、19は軸、22は雌ねじ部、21は雄ねじ部、22はギア、23は軸、24はギア

Claims (9)

  1. 自車両の前方における所定の照射範囲を照射する前照灯と、
    自車両の進行方向において自車両に対する接近度合いの高い障害物を検出する障害物検出手段と、
    運転者が注視対象を発見したことを検出する注視対象発見検出手段と、
    前記前照灯が前記所定範囲を照射中、前記障害物検出手段で接近度合いの高い障害物が検出されないときに、前記注視対象発見検出手段で前記注視対象物を発見したことが検出された場合、前記照射範囲外に光を照射する照射手段と、を備えたことを特徴とする照射装置。
  2. 前記注視対象発見検出手段は、運転者のブレーキペダル操作状態、運転者のハンドル把持力、運転者の心拍数、運転者の皮膚電位、及び運転者の視線移動状態の少なくとも1つに基づいて前記注視対象を発見したことを検出することを特徴とする請求項1に記載の照射装置。
  3. 前記障害物検出手段は、自車両を前方車両に追従させる追従走行制御手段を含み、前記前方車両への追従状態に基づいて前記接近度合いを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の照射装置。
  4. 前記照射手段は、前記注視対象を発見したことが検出された場合に、前記前照灯の照射エリアを広げる、又は前記前照灯の照射エリアを左右に分割するように照射エリアを変更することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の照射装置。
  5. 前記照射手段は、前記注視対象を発見したことが検出された場合に、前記照射範囲外に補助灯の光を照射することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の照射装置。
  6. 前記注視対象を検出する注視対象検出手段を備え、前記障害物検出手段は、前記注視対象を発見したことが検出された場合に、前記注視対象検出手段で検出された注視対象に前記光を照射することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の照射装置。
  7. 前記照射手段は、前記注視対象を発見したことが検出された場合に、前記光の照射位置を左右方向に周期的に変化させることを特徴とする請求項6に記載の照射装置。
  8. 前記照射手段は、前記障害物検出手段によって検出される前記障害物の接近度合い、又は前記注視対象発見検出手段によって検出される前記運転動作の状態に基づいて、前記照射エリアの変更状態を制御することを特徴とする請求項4に記載の照射装置。
  9. 前記照射手段は、前記注視対象を発見したことが前記注視対象発見検出手段で検出されなくとなると、前記照射範囲外への光の照射を終了することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の照射装置。
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