JP4435657B2 - 上下分割ドア用シール構造 - Google Patents

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本発明は、上下分割ドア用シール構造に関する。より詳しくは、例えば自動車のバックドアに採用される上下分割ドアにおいて、ドア閉時に上下のドアの見切り部をシールする上下分割ドア用シール構造に関する。
上下分割ドア用シール構造の一実施態様について、図8及び図9を参照して説明する。
図8に示すように、自動車の車体開口部100には上下分割ドアとして、横方向に先閉の下側ドア2と上から下方向に後閉の上側ドア3が取り付けられている。これらの上下のドア3,2と車体開口部100との間をシールするため、ボディのドア開口周縁部には、ボディ側ウェザーストリップ1が環状に取り付けられ、下側ドア2と上側ドア3を閉めたときに弾接するようになっている。
また、上側ドア3と下側ドア2の見切り部をシールするために、下側ドア2の見切り部側には、ドア側ウェザーストリップ4が取り付けられ、後閉の上側ドア3と弾接するようになっている。
次に、ボディ側ウェザーストリップ1とドア側ウェザーストリップ4が弾接する弾接部Eにおけるシール構造について説明する。
弾接部Eを拡大した図9に示すように、下側ドア2に取り付けられたドア側ウェザーストリップ4の端部には、型成形されたヒレ部5が設けられている。このヒレ部5は、裏面でボディ側ウェザーストリップ1の取付基部1aに一体成形された中空シール部1bと弾接するとともに、表面で後閉の上側ドア3と弾接している。
このように、ドア側ウェザーストリップ4の端部において、ヒレ部5が先閉の下側ドア2と後閉の上側ドア3との見切り部をシールしている。
ここで、ヒレ部5の表面には、ヒレ部5の上端部に向けて延びるメインリップ9が設けられており、上側ドア3とヒレ部5の間で車外側から浸入する水を防ぐ役割を果たしている。
しかしながら、図9の実線で示すメインリップ9のように、メインリップ9がヒレ部5の上端部まで延設されず途中で途切れてしまう場合、車外側からの水の浸入を防ぐことができなくなる。
即ち、この場合の図9におけるH−H断面図である図10に示すように、上側ドア3とヒレ部5の間に間隙が生じてしまうからである。
一方、図9の破線で示すようにメインリップ9をヒレ部5の上端部まで延設した場合には、水の浸入をある程度防ぐことはできるが、ボディ側ウェザーストリップ1とヒレ部5の位置関係がばらついた場合には、防水力が低下してしまう。
即ち、この場合の図9におけるH−H断面図である図11に示すように、ボディ側ウェザーストリップ1の中空シール部1bとヒレ部5が弾接する位置が、メインリップ9の突出する位置からずれると、メインリップ9の先端にボディ側ウェザーストリップ1のシール圧が伝わりにくくなる。その結果、上側ドア3とメインリップ9とのシール圧が低下し、防水力が低下してしまうのである。
そこで本発明は、上記従来の問題を解決するためのものであり、ドア側ウェザーストリップがボディ側ウェザーストリップと弾接する端部において、車外側からの水を効果的に防水できるような上下分割ドア用シール構造を提供するものである。
上記従来の問題を解決するために、請求項1に係る発明の上下分割ドア用シール構造は、上下に分割された一対の上下分割ドアで、横方向に先閉又は下から上方向に先閉の下側ドア(2)と、後閉の上側ドア(3)との見切り部端部を、ボディのドア開口周縁部に設けられたボディ側ウェザーストリップ(1)に、下側ドア(2)の前記見切り部側に設けられたフランジ(6)に取り付けられたドア側ウェザーストリップ(4)の端部に型成形されたヒレ部(5)の裏面を弾接させ、かつそのヒレ部(5)の表面を前記上側ドア(3)に弾接させることによってシールする構造において、前記ヒレ部(5)の表面に、前記ヒレ部(5)の上端部に向けて延び、前記上側ドア(3)と弾接するメインリップ(9)を設け、前記メインリップ(9)の前記上端部に向かう途中から前記上端部にかけての部分を、二つの平面(11,11)からなり前記二つの平面(11,11)の交差部分が前記上側ドア(3)側に突出して尾根(12)を前記ヒレ部(5)の上下方向に形成する山状のシール面(10)とし、しかも前記シール面(10)は前記ヒレ部(5)の上端部に向けて徐々に幅広となることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の上下分割ドア用シール構造は、上下に分割された一対の上下分割ドアで、横方向に先閉又は下から上方向に先閉の下側ドア(2)と、後閉の上側ドア(3)との見切り部端部を、ボディのドア開口周縁部に設けられたボディ側ウェザーストリップ(1)に、下側ドア(2)の前記見切り部側に設けられたフランジ(6)に取り付けられたドア側ウェザーストリップ(4)の端部に型成形されたヒレ部(5)の裏面を弾接させ、かつそのヒレ部(5)の表面を前記上側ドア(3)に弾接させることによってシールする構造において、前記ヒレ部(5)の表面に、前記ヒレ部(5)の上端部に向けて延び、前記上側ドア(3)と弾接するメインリップ(9)を設け、前記メインリップ(9)の前記上端部に向かう途中から前記上端部にかけての部分を、二つの平面(21)からなり前記二つの平面(21)の交差部分(22)が前記上側ドア(3)側に突出して尾根を前記ヒレ部(5)の略上下方向に形成する山状の部分を複数並設してなるシール面(20)とし、しかも前記シール面(20)は前記ヒレ部(5)の上端部に向けて徐々に幅広となることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記ヒレ部(5)の表面の車外側端部に、前記ヒレ部(5)の上下方向に延び、前記上側ドア(3)と弾接するサブリップ(50)を設けたことを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、発明を実施するための最良の形態および図面に記載された対応要素または対応事項を示す。
請求項1に記載の発明によれば、ドア側ウェザーストリップの端部に型成形されたヒレ部の表面に、ヒレ部の上端部に向けて延び、上側ドアと弾接するメインリップを設けるので、上側ドアとヒレ部の間を通って車外側から水が浸入するのを防ぐことができる。
また、メインリップのヒレ部上端部に向かう途中からヒレ部上端部にかけての部分を、二つの平面からなり二つの平面の交差部分が上側ドア側に突出して尾根をヒレ部の上下方向に形成する山状のシール面とすることにより、ボディ側ウェザーストリップとヒレ部の位置関係がばらついて、ボディ側ウェザーストリップの中空シール部とヒレ部が弾接する位置がずれた場合でも、上側ドアとメインリップとのシール圧の低下を防ぎ、車外側からの水を効果的に防水することができる。
これは、従来例のような突条のメインリップに比べて、山状のシール面を形成したメインリップでは上側ドア側に突出した尾根周辺の剛性が確保されて、ボディ側ウェザーストリップの中空シール部がシール面の尾根から山裾寄りの位置に弾接する場合でも、シール圧が尾根部分に伝わりやすいためである。
さらに、シール面がヒレ部の上端部に向けて徐々に幅広となるので、ヒレ部の上端部付近における車外側からの水を効果的に防水することができる。
これは、ヒレ部の上端部に向かうにつれて、ボディ側ウェザーストリップとヒレ部の位置関係がばらつきやすいことから、これに対応してシール面の幅を徐々に広くしてシール圧を良好に伝えられる範囲を広げることによるものである。
また、請求項2に記載の発明によれば、メインリップのヒレ部上端部に向かう途中からヒレ部上端部にかけての部分を、二つの平面からなり前記二つの平面の交差部分が前記上側ドア側に突出して尾根を前記ヒレ部の略上下方向に形成する山状の部分を複数並設してなるシール面とすることにより、ボディ側ウェザーストリップとヒレ部の位置関係がばらついて、ボディ側ウェザーストリップの中空シール部とヒレ部が弾接する位置がずれた場合でも、上側ドアとメインリップとのシール圧の低下を防ぎ、車外側からの水を効果的に防水することができる。
これは、シール面に形成された複数の山状の部分が上側ドア側に突出して弾接するので、ボディ側ウェザーストリップの中空シール部の位置がずれても、いずれかの山状の部分に対してシール圧を伝えることができるためである。
さらに、シール面がヒレ部の上端部に向けて徐々に幅広となるので、ヒレ部の上端部付近における車外側からの水を効果的に防水することができる。
これは、ヒレ部の上端部に向かうにつれて、ボディ側ウェザーストリップとヒレ部の位置関係がばらつきやすいことから、これに対応してシール面の幅を徐々に広くしてシール圧を良好に伝えられる範囲を広げることによるものである。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加えて、ヒレ部の表面の車外側端部に、ヒレ部の上下方向に延び、上側ドアと弾接するサブリップを設けているので、メインリップに加えてサブリップによっても、車外側からの水の浸入を防ぐことができる。
次に図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態1に係る上下分割ドア用シール構造について説明する。
図1は、実施形態1に係る上下分割ドア用シール構造を示す斜視図であり、上側ドア3と下側ドア2の見切り部の端部における、ボディ側ウェザーストリップ1とドア側ウェザーストリップ4の弾接部分を表している。また、図2はドア側ウェザーストリップ4のヒレ部5の上端部の拡大平面図であり、図3は図2のB−B断面図である。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係る上下分割ドア用シール構造の構成について説明する。
ボディのドア開口周縁部には、ボディ側ウェザーストリップ1が取り付けられており、ボディ側ウェザーストリップ1の取付基部1aに一体成形された中空シール部1bが、横方向に先閉の下側ドア2、上から下方向に後閉の上側ドア3とそれぞれ弾接するようになっている。なお、この下側ドア2は、図8に示したものと同様に横方向に開閉されるものでもよいし、下から上方向に開閉されるものでもよい。
そして、下側ドア2と上側ドア3との見切り部をシールするために、下側ドア2の前記見切り部側には、下側ドア2のアウターパネル7とインナーパネル8を先端部で結合するようにしてフランジ6が設けられ、さらにフランジ6にはドア側ウェザーストリップ4が取り付けられている。
このドア側ウェザーストリップ4は、フランジ6に取り付けられる取付基部4a、取付基部4aに一体成形され上側ドア3に弾接する中空シール部4bと車外側リップ部4cから構成されている。
また、下側ドア2に取り付けられたドア側ウェザーストリップ4の端部には、型成形されたヒレ部5が設けられている。このヒレ部5は、裏面でボディ側ウェザーストリップ1の取付基部1aに一体成形された中空シール部1bと弾接するとともに、表面で後閉の上側ドア3と弾接している。
このように、ドア側ウェザーストリップ4の端部において、ヒレ部5が先閉の下側ドア2と後閉の上側ドア3との見切り部をシールしている。
ここで、ヒレ部5の表面には、ヒレ部5の上端部に向けて延びるメインリップ9がヒレ部5の表面から肉盛りするように設けられており、上側ドア3と弾接して車外側から浸入する水を防ぐ役割を果たしている。
そして、メインリップ9のヒレ部5上端部に向かう途中からヒレ部5上端部にかけての部分には、山状のシール面10が形成されている。
このシール面10は、図2及び図3に示すように、二つの平面11,11からなり、二つの平面11,11の交差部分が上側ドア3側に突出して、尾根12をヒレ部5の上下方向に形成している。
シール面10は、ヒレ部5の上端部に向けて徐々に幅広となるように形成されており、ヒレ部5の上端部に近づくにつれて、シール面10の尾根12部分の頂角は鈍角となり、平面11,11が形成する斜面がなだらかになるようになっている。
なお、図1においてメインリップ9は、ドア側ウェザーストリップ4の中空シール部4bの上面から、ヒレ部5の上端部に向けて放物線を描くように延びているが、これに限らず、ヒレ部5の上端部に向けて延びるものであれば、他の形状であってもよい。
実施形態1に係る上下分割ドア用シール構造によれば、ドア側ウェザーストリップ4の端部に型成形されたヒレ部5の表面に、ヒレ部5の上端部に向けて延び、上側ドア3と弾接するメインリップ9を設けるので、上側ドア3とヒレ部5の間を通って車外側から水が浸入するのを防ぐことができる。
また、メインリップ9のヒレ部5上端部に向かう途中からヒレ部5上端部にかけての部分を、二つの平面11,11からなり二つの平面11,11の交差部分が上側ドア3側に突出して尾根12をヒレ部5の上下方向に形成する山状のシール面10とすることにより、ボディ側ウェザーストリップ1とヒレ部5の位置関係がばらついて、ボディ側ウェザーストリップ1の中空シール部1bとヒレ部5が弾接する位置がずれた場合でも、上側ドア3とメインリップ9とのシール圧の低下を防ぎ、車外側からの水を効果的に防水することができる。
これは、従来例のような突条のメインリップに比べて、山状のシール面10を形成したメインリップ9では上側ドア3側に突出した尾根12周辺の剛性が確保されて、ボディ側ウェザーストリップ1の中空シール部1bがシール面10の尾根12から山裾寄りの位置に弾接する場合でも、シール圧が尾根12部分に伝わりやすいためである。
例えば、図4及び図5は、図1におけるA−A断面図であるが、図4のようにボディ側ウェザーストリップ1の中空シール部1bとヒレ部5の弾接する位置が、シール面10の尾根12の位置と一致すれば、シール圧を最も良好に尾根12に伝えることができるので問題はない。
しかし、ボディ側ウェザーストリップ1の中空シール部1bとヒレ部5の弾接する位置が、シール面10の尾根12から山裾寄りの位置にずれた場合が問題となる。
この場合、図11に示すような従来例の突条のメインリップ9であればシール圧が十分に伝わらないが、図5に示すような本実施形態1のシール面10であれば、尾根12周辺の剛性が確保されて、中空シール部1bからシール面10の斜面に与えられたシール圧を尾根12に良好に伝えることができるのである。
特に、実施形態1ではシール面10が幅広となった部分では、シール面10の尾根12部分の頂角は鈍角となり、平面11,11が形成する斜面がなだらかになるので、尾根12周辺の剛性がより高くなり、シール圧を良好に伝えることができる。
次に図6及び図7を参照して、本発明の実施形態2に係る上下分割ドア用シール構造について説明する。
図6は、実施形態2に係るドア側ウェザーストリップ4のヒレ部5の上端部の拡大平面図であり、図7は図6のC−C断面図である。
なお、実施形態2に係る上下分割ドア用シール構造は、以下に説明するヒレ部5の上端部を除いて、実施形態1に係るものと同一の構成となっている。
実施形態2に係るメインリップ9のヒレ部5上端部に向かう途中からヒレ部5上端部にかけての部分には、波状のシール面20が形成されている。このシール面20は、図6及び図7に示すように、複数の平面21からなり、隣り合う二つの平面21,21が上側ドア3側に突出する波頭22をヒレ部5の略上下方向に形成している。
また、シール面20は、ヒレ部5の上端部に向けて徐々に幅広となるように形成されている。
なお、各波頭22のヒレ部5からの突出高さは、略同一とすることが好ましい。
実施形態2に係る上下分割ドア用シール構造によれば、メインリップ9のヒレ部5上端部に向かう途中からヒレ部5上端部にかけての部分を、複数の平面21からなり波頭22が上側ドア3側に突出する波状のシール面20とすることにより、ボディ側ウェザーストリップ1とヒレ部5の位置関係がばらついて、ボディ側ウェザーストリップ1の中空シール部1bとヒレ部5が弾接する位置がずれた場合でも、上側ドア3とメインリップ9とのシール圧の低下を防ぎ、車外側からの水を効果的に防水することができる。
これは、シール面20に形成された複数の波頭22が上側ドア3側に突出して弾接するので、ボディ側ウェザーストリップ1の中空シール部1bの位置がずれても、いずれかの波頭22に対してシール圧を伝えることができるためである。
また、実施形態1及び実施形態2のいずれにおいても、シール面10,20がヒレ部5の上端部に向けて徐々に幅広となるので、ヒレ部5の上端部付近における車外側からの水を効果的に防水することができる。
これは、ヒレ部5の上端部に向かうにつれて、ボディ側ウェザーストリップ1とヒレ部5の位置関係がばらつきやすいことから、これに対応してシール面10,20の幅を徐々に広くしてシール圧を良好に伝えられる範囲を広げているからである。
なお、これに限らず、例えば徐々に広がって所定の幅に達した後は、上端部まで同じ幅になるように形成してもよい。
ただし、実施形態1においては、尾根12付近の剛性を確保するために、尾根12部分の頂角が鈍角となるようにシール面10の幅を広げることが好ましい。
また、実施形態1及び実施形態2のいずれにおいても、ヒレ部5にサブリップ50を設けることにより、メインリップ9に加えてサブリップ50によっても、車外側からの水の浸入を防ぐことが好ましい。この場合、サブリップ50のヒレ部5からの突出高さと、尾根12,波頭22のヒレ部5からの突出高さは、各々略同一とするとよい。
もちろん、サブリップ50を設けない場合でも、シール面10,20を設けたメインリップ9により車外側からの水を効果的に防水することが可能である。
本発明の実施形態1に係る上下分割ドア用シール構造を示す斜視図である。 実施形態1に係るヒレ部上端部の拡大平面図である。 図2のB−B断面図である。 図1のA−A断面図(中空シール部とヒレ部の位置ずれなし)である。 図1のA−A断面図(中空シール部とヒレ部の位置ずれあり)である。 本発明の実施形態2に係るヒレ部上端部の拡大平面図である。 図6のC−C断面図である。 自動車後部の上下分割ドアが開けられた状態を示す外観斜視図である。 従来例の上下分割ドア用シール構造を示す斜視図である。 図9のH−H断面図(メインリップ延設なし)である。 図9のH−H断面図(メインリップ延設あり)である。
符号の説明
1 ボディ側ウェザーストリップ
1a 取付基部
1b 中空シール部
2 下側ドア
3 上側ドア
4 ドア側ウェザーストリップ
4a 取付基部
4b 中空シール部
4c 車外側リップ部
5 ヒレ部
6 フランジ
7 アウターパネル
8 インナーパネル
9 メインリップ
10 シール面
11 平面
12 尾根
20 シール面
21 平面
22 波頭
50 サブリップ
100 車体開口部

Claims (3)

  1. 上下に分割された一対の上下分割ドアで、横方向に先閉又は下から上方向に先閉の下側ドアと、後閉の上側ドアとの見切り部端部を、ボディのドア開口周縁部に設けられたボディ側ウェザーストリップに、下側ドアの前記見切り部側に設けられたフランジに取り付けられたドア側ウェザーストリップの端部に型成形されたヒレ部の裏面を弾接させ、かつそのヒレ部の表面を前記上側ドアに弾接させることによってシールする構造において、
    前記ヒレ部の表面に、前記ヒレ部の上端部に向けて延び、前記上側ドアと弾接するメインリップを設け、前記メインリップの前記上端部に向かう途中から前記上端部にかけての部分を、二つの平面からなり前記二つの平面の交差部分が前記上側ドア側に突出して尾根を前記ヒレ部の上下方向に形成する山状のシール面とし、しかも前記シール面は前記ヒレ部の上端部に向けて徐々に幅広となることを特徴とする上下分割ドア用シール構造。
  2. 上下に分割された一対の上下分割ドアで、横方向に先閉又は下から上方向に先閉の下側ドアと、後閉の上側ドアとの見切り部端部を、ボディのドア開口周縁部に設けられたボディ側ウェザーストリップに、下側ドアの前記見切り部側に設けられたフランジに取り付けられたドア側ウェザーストリップの端部に型成形されたヒレ部の裏面を弾接させ、かつそのヒレ部の表面を前記上側ドアに弾接させることによってシールする構造において、
    前記ヒレ部の表面に、前記ヒレ部の上端部に向けて延び、前記上側ドアと弾接するメインリップを設け、前記メインリップの前記上端部に向かう途中から前記上端部にかけての部分を、二つの平面からなり前記二つの平面の交差部分が前記上側ドア側に突出して尾根を前記ヒレ部の略上下方向に形成する山状の部分を複数並設してなるシール面とし、しかも前記シール面は前記ヒレ部の上端部に向けて徐々に幅広となることを特徴とする上下分割ドア用シール構造。
  3. 前記ヒレ部の表面の車外側端部に、前記ヒレ部の上下方向に延び、前記上側ドアと弾接するサブリップを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の上下分割ドア用シール構造。
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