JP4429749B2 - 固定型等速自在継手 - Google Patents

固定型等速自在継手 Download PDF

Info

Publication number
JP4429749B2
JP4429749B2 JP2004021785A JP2004021785A JP4429749B2 JP 4429749 B2 JP4429749 B2 JP 4429749B2 JP 2004021785 A JP2004021785 A JP 2004021785A JP 2004021785 A JP2004021785 A JP 2004021785A JP 4429749 B2 JP4429749 B2 JP 4429749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant velocity
universal joint
velocity universal
pressing
fixed type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004021785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005214297A (ja
Inventor
健太 山崎
実 石島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2004021785A priority Critical patent/JP4429749B2/ja
Publication of JP2005214297A publication Critical patent/JP2005214297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4429749B2 publication Critical patent/JP4429749B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

本発明は固定型等速自在継手に関し、詳しくは、自動車のステアリング装置に組み込まれる固定型等速自在継手に関する。
等速自在継手は、入出力軸間の角度変位のみを許容する固定型と、角度変位および軸方向変位を許容する摺動型に大別され、それぞれ用途・使用条件等に応じて機種選定される。固定型等速自在継手としては、ツェッパ型(以下、「BJ」と称す)やアンダーカットフリー型(以下、「UJ」と称す)が広く知られている。
BJおよびUJのいずれも、内周に複数の曲線状のトラック溝を有する外輪と、外周に複数の曲線状のトラック溝を有する内輪と、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝との間に組み込まれたボールと、そのボールを保持する保持器とで構成される。外輪のトラック溝中心は外輪内球面中心に対して外輪開口側、また、内輪のトラック溝中心は内輪外球面中心に対して外輪奥側に位置し、軸方向で互いに逆方向に等距離だけオフセットしている。これにより、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝とで構成されるボールトラックは、外輪の開口側に向けて拡開する楔形となっている。BJでは各トラック溝の全域が曲線状になっているが、UJでは各トラック溝の一方の端部が軸線と平行なストレート状になっている。
一般的に自動車のステアリング装置に組み込まれる軸継手にはカルダンジョイントを2個以上使用している。このジョイントは、単体では不等速なことから、等速性を確保するために互いの変動成分を打ち消し合うよう配置し使用している。このため車両の設計自由度が損なわれるという問題がある。任意の角度で等速性が確保できる等速自在継手をステアリング用軸継手として用いることで、車両の設計自由度が増すことは可能であるが、等速自在継手は回転方向ガタが大きいため、車両直進付近のステアリング操作感の悪化や、異音の原因となることが懸念される。これを解決するため、等速自在継手内部に予圧手段を設けてトラック溝すきまを詰めることを提案している(例えば、特許文献1参照)。
固定型等速自在継手には機能及び加工面から、外輪のトラック溝と内輪のトラック溝間にはボールを介してすきまがあり、また、外輪の内球面と保持器の外球面、内輪の外球面と保持器の内球面にもすきまが存在する。これらすきまは、継手の中立状態で内輪または外輪のどちらか一方を固定して他方をラジアル方向またはアキシャル方向に移動させたときの移動量をいい、移動させる方向によって、ラジアルすきま、アキシャルすきまのように呼ばれる。これらすきまは、内・外輪間の円周方向のガタツキ(回転バックラッシュ)に大きく影響を与え、特にトラック溝すきまが大きい程回転バックラッシュも大きくなる。このため、一定以上の回転バックラッシュは避けられないことから、この種の固定型等速自在継手は、例えば自動車のステアリング装置のように回転バックラッシュを嫌う用途には一般採用されるには至っていない。
特開2003−130082号公報
ところで、前述の特許文献1に記載された発明は、回転バックラッシュを詰めることを目的にした固定型等速自在継手であり、等速自在継手内部に予圧手段を設けてトラック溝すきまを詰めるようにしている。この特許文献1には、弾性的な押圧力を軸方向に作用させる押圧部を内方部材側に設けると共に、その押圧部からの押圧力を受ける受け部を保持器側に設けた予圧手段が開示されている。なお、以下で付する符号は、特許文献1中で記載されているものである。
その予圧手段の一形態として、内方部材を構成する内輪2の内周に結合されたシャフト5の軸端に円筒状の収容部材17が埋め込まれており、この収容部材17の内部に押圧部材10および弾性部材12が収容されている。押圧部材10の頭部の端面は凸球面状に形成され、この凸球面部分が弾性的な押圧力を軸方向に作用させる押圧部11として機能する。一方、保持器4の端部には、シャフト5と対向する凹球面状の球面部14aを有する受け部材14が取り付けられ、この受け部材14の凹球面部分が押圧部11からの押圧力を受ける受け部15として機能する(特許文献1の段落番号[0033]および図5参照)。
前述のような構造により、回転バックラッシュを防止するようにしているが、円筒状の収容部材17をシャフト5の軸端に強固に埋め込むためには、その収容部材17をシャフト5内に圧入する必要がある。しかしながら、収容部材17をシャフト5内に圧入すると、押圧部材10が配された収容部材17の開口部近傍がわずかに縮径することが考えられる。この収容部材17の開口部近傍では、受け部材14の球面部14aに当接する押圧部材10が動作する部位であり、この部位で収容部材17が縮径していると、押圧部材10の動作を阻害するおそれがあり、適正な予圧を付与することが困難になることが考えられる。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、特許文献1に開示された押圧部および受け部からなる予圧手段の構造を改善し、押圧部材の機能を阻害することなく、適正な予圧を確実に付与し得るようにした固定型等速自在継手を提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、複数のトラック溝が形成された球状内面を備えた外方部材と、複数のトラック溝が形成された球状外面を備えた内方部材と、外方部材のトラック溝と内方部材のトラック溝の協働で形成された楔形のボールトラックに配置したボールと、外方部材の球状内面と内方部材の球状外面との間に配置され、ボールを保持する保持器とを備え、弾性的な押圧力を軸方向に作用させる押圧部を前記内方部材側に、かつ、押圧部からの押圧力を受ける受け部を保持器側に設けた固定型等速自在継手において、前記押圧部を先端に有する押圧部材を有底筒状のケース内に弾性部材を介して突出退入自在に収容し、前記押圧部材の先端を弾性部材による弾性力でもってケース開口端から突出させる方向に付勢したプランジャユニットを、前記押圧部が突出退入動作する先端側部位を除く部位で内方部材の凹陥部に圧入し、前記先端側部位でユニットの外周面と内方部材の凹陥部の内周面との間に隙間を設けたことを特徴とする。
本発明の固定型等速自在継手では、押圧部を先端に有する押圧部材を有底筒状のケース内に弾性部材を介して突出退入自在に収容し、前記押圧部材の先端を弾性部材による弾性力でもってケース開口端から突出させる方向に付勢したプランジャユニットを、前記押圧部が突出退入動作する先端側部位を除く部位で内方部材の凹陥部に圧入し、前記先端側部位でユニットの外周面と内方部材の凹陥部の内周面との間に隙間を設けたことにより、前記押圧部が突出退入動作する先端側部位で、ユニット外径が縮径することはないので、プランジャユニット先端に位置する押圧部の突出退入動作を阻害する可能性が少なくなる。その結果、プランジャユニット先端の押圧部が適正な押圧力でもって受け部を押圧するので、予圧を確実に付与することができる。なお、この隙間は、内方部材の凹陥部内周面を拡径させるか、あるいは、ユニット外周面を縮径させることにより形成可能である。
以上で説明した固定型等速自在継手は、自動車のステアリング装置に組み込めば、等速自在継手内のトラック溝すきまを詰めて回転バックラッシュを防止する上で、より一層顕著な効果を発揮する。自動車のステアリング装置は、モータによる操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置であってよいし、油圧式のパワーステアリング装置であってもよい。
本発明によれば、押圧部を先端に有する押圧部材を有底筒状のケース内に弾性部材を介して突出退入自在に収容し、前記押圧部材の先端を弾性部材による弾性力でもってケース開口端から突出させる方向に付勢したプランジャユニットを、前記押圧部が突出退入動作する先端側部位を除く部位で内方部材の凹陥部に圧入し、前記先端側部位でユニットの外周面と内方部材の凹陥部の内周面との間に隙間を設けたことにより、押圧部が突出退入動作する先端側部位で、ユニット外径が縮径することはないので、プランジャユニット先端に位置する押圧部の突出退入動作を阻害する可能性が少なくなり、プランジャユニット先端の押圧部が適正な押圧力でもって受け部を押圧するので、予圧を確実に付与することができる。従って、等速自在継手内のトラック溝すきまを詰めて回転バックラッシュを確実に防止できるので、信頼性の高い固定型等速自在継手を提供できる。
本発明に係る固定型等速自在継手の実施形態を詳述する。以下の実施形態では、ステアリング用固定型等速自在継手の一種であるツェッパ型(BJ)に適用した場合を例示するが、本発明はこれに限定されることなく、アンダーカットフリー型(UJ)にも適用可能である。また、本発明の固定型等速自在継手は、ステアリング用に限らず、ドライブシャフト用あるいはプロペラシャフト用としても使用することが可能である。
まず、固定型等速自在継手が組み込まれるステアリング装置を簡単に説明する。ステアリング装置は、図9に示すようにステアリングホイール6の回転運動を、一または複数のステアリングシャフト2からなるステアリングコラムを介してステアリングギヤ8に伝達することにより、タイロッド9の往復運動に変換するようにしたものである。車載スペース等との兼ね合いでステアリングシャフト2を一直線に配置できない場合は、ステアリングシャフト2間に一または複数の軸継手1を配置し、ステアリングシャフト2を屈曲させた状態でもステアリングギヤ8に正確な回転運動を伝達できるようにしている。この軸継手1に固定型等速自在継手を使用する。図9(B)における符号αは継手の折り曲げ角度を表しており、折り曲げ角度αが30°を越える大角度も設定可能である。
次に固定型等速自在継手について説明する。この実施形態の固定型等速自在継手1はツェッパ型ジョイント(BJ)で、図1に示すように外方部材としての外輪10と、内方部材を構成する内輪20およびシャフト2と、トルクを伝達するボール30と、ボール30を支持する保持器40を主要な構成要素として成り立っている。外輪10は入力軸または出力軸と接続し、内輪20は出力軸または入力軸と接続する。この実施形態では、内輪20の内周にセレーションやスプライン等のトルク伝達手段を介してシャフト2を結合することにより、内方部材を構成している。
前述の外輪10は一端にて開口したカップ状で、球状内面12の円周方向等配位置に、軸方向に延びるトラック溝14が形成されている。また、内輪20は、球状外面22の円周方向等配位置に、軸方向に延びるトラック溝24が形成されている。外輪10のトラック溝14と内輪20のトラック溝24とは対をなして軸方向の一方から他方へ楔状に拡がるボールトラックを形成し、各ボールトラックに一個のボール30がそれぞれ組み込んである。保持器40は外輪10の球状内面12と内輪20の球状外面22との間に摺動自在に介在し、各ボール30は保持器40のポケット46に収容されて円周方向で等間隔に保持されている。
保持器40の外周面42は外輪10の球状内面12と球面接触し、保持器40の内周面44は内輪20の球状外面22と球面嵌合している。そして、外輪10の球状内面12の中心と、内輪20の球状外面22の中心は継手中心Oと一致している。これに対して、外輪10のトラック溝14の中心O1と、内輪20のトラック溝24の中心O2は、軸方向で、互いに逆方向に等距離だけオフセットしている。このため、一対のトラック溝14,24により形成されるボールトラックは、外輪10の奥部側から開口側に向かって拡がる楔状を呈している。
この固定型等速自在継手において、図2に示すように外輪10と内輪20とがどのような折り曲げ角、つまり作動角θをとっても、保持器40に案内されたボール30は常に作動角θの二等分線に垂直な平面内に維持され、継手の等速性が確保される。
この固定型等速自在継手では、図1に示すようにシャフト2の軸端にプランジャユニット50を取り付けている。このプランジャユニット50は、図3に示すように先端に押圧部52を有する押圧部材としてのボール53、弾性部材としての圧縮コイルばね54、ボール53と圧縮コイルばね54を収容するケース55からなるアッセンブリ体である。この圧縮コイルばね54は、ボール53を外輪10の奥部側(ボール突出方向)へ押圧する弾性力の発生源としている。ケース55は、内輪20とセレーション結合で一体化されたシャフト2の軸端に形成された凹陥部2aに圧入することにより固定される。また、ケース55は有底筒状をなし、その開口端縁部に内径側へ突出する係止部55aを設けることにより、ボール53の突出を規制する。これにより、ボール53、圧縮コイルばね54およびケース55をユニット化したアッセンブリ体としている。さらに、開口端縁部に外径側へ張り出したフランジ55bを設けることにより、シャフト2の軸端面を基準としてプランジャユニット50を位置決めしている。
保持器40の外輪10の奥側端部には受け部材56を取り付けている。この受け部材56は、保持器40の端部開口を覆う蓋状をなし(図1参照)、部分球面状の球面部56aとその外周に環状に形成された取付け部56bとで構成される。球面部56aの内面(シャフト2と対向する面)は凹球面で、この凹球面は押圧部52からの押圧力を受ける受け部58として機能する。取付け部56bは、保持器40の端部に圧入、溶接等の適宜の手段で固定されている。
この等速自在継手のシャフト2が作動角をとった際に、プランジャユニット50の押圧部52と受け部材56の受け部58間をスムーズに摺動させるため、図4に示すように凹球面状の受け部58の内径寸法Roは、押圧部52を有するボール53の外径寸法r(図3参照)よりも大きくする(Ro>r)。また、作動角θ(図2参照)をとった際の受け部材56と内輪20との干渉を防止するため、受け部58の内径寸法Roは、内輪20の球状外面22の外径寸法Riよりも大きくする(Ro>Ri)。
以上の構成において、シャフト2のセレーション軸部と内輪20をセレーション結合し、止め輪4を装着して両者が完全に結合されると、プランジャユニット50の押圧部52と受け部材56の受け部58とが互いに当接し、ボール53が退入して圧縮コイルばね54が圧縮される。これにより、シャフト2と一体化された内輪20が、弾性力により外輪10の開口側に軸方向変位し、この変位によりトラック溝14,24に配置されたボール30とトラック溝14,24のすきまが縮小されるため、トラック溝14,24のアキシャルすきまが詰められ、回転バックラッシュが防止される。
前述のプランジャユニット50をシャフト2に取り付ける構造は次のとおりである。図5はプランジャユニット50をシャフト2に取り付ける前の状態、図6はプランジャユニット50をシャフト2に取り付けた後の状態をそれぞれ示す。プランジャユニット50の基端近傍のみをシャフト2の凹陥部2aに圧入するため、シャフト2の凹陥部2aの開口側部位bを、プランジャユニット50の圧入後にケース55の基端近傍が位置する奥側部位aよりも拡径させる。また、シャフト2の凹陥部2aの奥側部位aでの内径をプランジャユニット50のケース55の外径よりも若干小さくすると共に、凹陥部2aの開口側部位bでの内径をケース55の外径よりも若干大きく設定する。
以上のような構造としたことにより、図7に示すようにプランジャユニット50をシャフト2の凹陥部2aに圧入すると、シャフト2の凹陥部2aの奥側部位aでの内径をプランジャユニット50のケース55の外径よりも若干小さくしていることから、プランジャユニット50のケース55の基端近傍が縮径するように若干変形し、シャフト2に確実に固定されて抜け止めとなる。一方、ケース55の基端近傍を除く先端側部位では、凹陥部2aの開口側部位bでの内径をケース55の外径よりも若干大きくしていることから、ケース55が縮径するように変形することはなく、ケース55の外径と凹陥部2aの内径との間に隙間61が形成される。なお、ケース55の内径をボール53の外径よりも若干大きく設定することによりクリアランスmを設け、ケース55内でボール53がスムーズに移動できるようにしている。
従って、等速自在継手の各構成部材を組み付けた状態で、プランジャユニット50の押圧部52と受け部材56の受け部58とが互いに当接し、ボール53が圧縮コイルばね54の弾性力に抗して退入動作する際に、前述したようにプランジャユニット50をシャフト2に圧入で組み付けた構造であっても、ボール53の動作領域でケース55と凹陥部2a間に隙間61があってそのケース55が縮径されていないので、プランジャユニット50の先端に位置するボール53の突出退入動作を阻害する可能性はなく、そのプランジャユニット50の押圧部52が適正な押圧力でもって受け部5を押圧して予圧を確実に付与する。
なお、前述では、ケース55の基端近傍を除く先端側部位で、凹陥部2aの開口側部位での内径をケース55の外径よりも若干大きくすることにより、ケース55の外径と凹陥部2aの内径との間に隙間61を凹陥部側で形成しているが、図8に示すようにケース55の基端近傍を除く先端側部位で、ケース55の外径を縮径させた形状とすることにより、ケース55の外径と凹陥部2aの内径との間に隙間62をケース側で形成するようにしてもよい。
本発明に係る固定型等速自在継手の実施形態で、ステアリング用等速自在継手の全体構成を示す断面図である。 図1の等速自在継手で二軸が作動角をとった状態を示す断面図である。 図1の要部拡大図である。 図1の要部拡大図である。 プランジャユニットをシャフトに取り付ける前の状態を示す拡大図である。 プランジャユニットをシャフトに取り付けた後の状態を示す拡大図である。 プランジャユニットの圧入構造で、図6の要部拡大図である。 プランジャユニットの他の圧入構造を示す拡大図である。 (A)はステアリング装置の平面図、(B)はステアリング装置の側面図、(C)はステアリング装置の斜視図である。
符号の説明
2 内方部材(シャフト)
10 外方部材(外輪)
12 球状内面
14 トラック溝
20 内方部材(内輪)
22 球状外面
24 トラック溝
30 ボール
40 保持器
50 プランジャユニット
52 押圧部
53 押圧部材(ボール)
54 弾性部材(圧縮コイルばね)
55 ケース
56 受け部材
58 受け部

Claims (4)

  1. 複数のトラック溝が形成された球状内面を備えた外方部材と、複数のトラック溝が形成された球状外面を備えた内方部材と、外方部材のトラック溝と内方部材のトラック溝の協働で形成された楔形のボールトラックに配置したボールと、外方部材の球状内面と内方部材の球状外面との間に配置され、ボールを保持する保持器とを備え、弾性的な押圧力を軸方向に作用させる押圧部を前記内方部材側に、かつ、押圧部からの押圧力を受ける受け部を保持器側に設けた固定型等速自在継手において、前記押圧部を先端に有する押圧部材を有底筒状のケース内に弾性部材を介して突出退入自在に収容し、前記押圧部材の先端を弾性部材による弾性力でもってケース開口端から突出させる方向に付勢したプランジャユニットを、前記押圧部が突出退入動作する先端側部位を除く部位で内方部材の凹陥部に圧入し、前記先端側部位でユニットの外周面と内方部材の凹陥部の内周面との間に隙間を設けたことを特徴とする固定型等速自在継手。
  2. 前記隙間は、内方部材の凹陥部の内周面を拡径させることにより形成した請求項に記載の固定型等速自在継手。
  3. 前記隙間は、ユニットの外周面を縮径させることにより形成した請求項に記載の固定型等速自在継手。
  4. 自動車のステアリング装置に組み込まれた請求項1〜のいずれか一項に記載の固定型等速自在継手。
JP2004021785A 2004-01-29 2004-01-29 固定型等速自在継手 Expired - Fee Related JP4429749B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004021785A JP4429749B2 (ja) 2004-01-29 2004-01-29 固定型等速自在継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004021785A JP4429749B2 (ja) 2004-01-29 2004-01-29 固定型等速自在継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005214297A JP2005214297A (ja) 2005-08-11
JP4429749B2 true JP4429749B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=34905313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004021785A Expired - Fee Related JP4429749B2 (ja) 2004-01-29 2004-01-29 固定型等速自在継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4429749B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4984149B2 (ja) * 2007-08-01 2012-07-25 Ntn株式会社 固定型等速自在継手
CN113172543B (zh) * 2021-05-01 2022-07-08 金乡县恒海液压机械有限公司 斜轴式柱塞马达小口球凹精密研磨机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005214297A (ja) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4219583B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP5202887B2 (ja) ステアリング用ジョイント
US7704149B2 (en) Fixed type constant velocity joint
JP4429749B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP4554181B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP2007046713A (ja) 固定型等速自在継手
JP4298528B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP4298529B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP2005226781A (ja) 等速自在継手
JP2005221033A (ja) 固定式等速自在継手
JP2008019982A (ja) 固定型等速自在継手
JP2007139093A (ja) 固定式等速自在継手
JP2008051223A (ja) 固定型等速自在継手
WO2006030858A1 (ja) 固定型等速自在継手
US7810407B2 (en) Fixed type constant velocity joint
JP2008275175A (ja) 固定型等速自在継手
JP2005226779A (ja) 等速自在継手
JP5031521B2 (ja) 固定式等速自在継手
JP2007139092A (ja) 固定式等速自在継手
JP2005226812A (ja) 等速自在継手
JP4242409B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP2005226778A (ja) 等速自在継手
JP4984149B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP2007064404A (ja) 固定式等速自在継手
JP2005226732A (ja) 固定型等速自在継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees