JP4428752B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数色の色材を用いて記録動作を行なう記録システム、特にキャリブレーション機能を備えた記録システムにおいて、各色の出力濃度バランスなどの記録特性を検査するために検査パターンを形成し得るようにした記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータやOA機器の普及、並びに通信技術の進展などによってマルチメディア化が進む今日、カラー画像の出力を要求される機会は増大する傾向にある。カラー画像の出力機器としては、例えばインクジェット方式、電子写真方式、熱転写方式など種々の記録方式が開発されているが、写真調のカラー画像の出力が頻繁に行われる現在の記録装置では、一般的にシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色の有彩色の色材、あるいはそれらにブラック(K)を加えた4色の色材でカラー画像の印字を行なうが、各記録色材を記録する記録ヘッドの出力特性(反射濃度や明度、彩度、色相など)のバランスは、全ての機器で必ずしも適正になっているとは限らない。
【0003】
例えば、インクジェット記録装置ではインクを吐出させる発熱ヒータの発熱量(膜厚)のバラツキやインクを吐出するノズルの口径のバラツキなどが原因となって、ヘッド毎の吐出量に個体差が生じ、その個体差が各カラー記録部分の色ずれ(濃度のずれ)となる場合があり、その場合には、所望の画像品質が得られないという問題が生じる。そこで、上記のような色ずれを補正すべく、記録装置には、γ補正などをはじめとする種々の色ずれを補正するキャリブレーション機能が設けられている。
【0004】
このキャリブレーションでは、実際に所定の記録媒体に検査パターンを印刷し、その印刷結果に基づき色ずれを検査し、それをキャリブレーションのための補正データとして用いている。
こうした装置の個体差による色ずれ検査方法としては、前述の検査パターンをスキャナーなどの検査機器を用いて検査する方法と、目視によって検査する方法の2通りの方法が実施されている。
ここで、上記各色ずれ検査方法の概要について述べる。
スキャナーなどの入力機器を用いる方法では、例えば特許番号第2661917号にあるように、C,M,Y,Kの各色材毎に検査パターンを印字し、それぞれの検査パターンをスキャナーで読み取り、その読み取り値と各検査パターンの期待値とのずれを検査し、そのずれに基づいてγ値などの色味を補正する方法が開示されている。
この時、色ずれを検査する検査パターンとしては、C,M,Y,K各要素色のべたパターンと共に各要素色毎のグラデーションパターンを印字し、単一階調の色ずれだけでなく、中間調の出力特性も検査して色ずれの検査精度を向上させる方法や、C,M,Y,Kをそれぞれ組み合わせた2次色、3次色のパッチパターンの印字を行って検査補正精度を向上させる方法などが知られている。
【0005】
一方、目視による方法では、各要素色それぞれの出力特性の絶対値を検査することは困難であるので、専らC,M,Yの3色材を混ぜ合わせた3次色の検査パターンを印刷し、これから色ずれを検査方法が採られている。すなわち平均的な吐出量の記録ヘッドであれば無彩色になると期待される比率で混合されたC,M,Yの3次色によって形成される印字パターンを中心に、各色材の印字比率を僅かづつ変えた略灰色の検査パターンを複数印字し、その複数の検査パターンの中から最も無彩色に近いパターンを目視で選択することによって、C,M,Y各要素色の色材の出力特性を検査する方法が開示されている。つまり、C,M,Y各要素色の出力特性の僅かなバランスのずれによって、灰色パターンは出力特性の強い色の影響が現れ無彩色でなくなることを利用したものであり、これによれば、目視であっても容易に色ずれを検査することができる。
【0006】
この目視により色ずれ検査を行なう場合の検査パターンの一例を図11を用いて説明する。
図11において、ここに示す検査パターンPCは、互いに接する上下一対の枠とにより構成される一組のパッチ(パターンセット)を横一列に複数個(ここでは5個)配列したものとなっており、P(1,1)〜P(5,5)とからなる。図中、各パッチの中の上枠および下枠の中に記載した4つの数字は、上からC,M,Y,Kの多値階調レベルを表している。また、前記上枠は有彩色C,M,Yを有する色材を混合してなるプロセスブラック(PCBk)のパッチパターンであり、また下側のパッチパターンは無彩色であるブラック(K)色材のみのパッチパターンとなっている。上側のPCBkはYが128レベルで固定されており、右側のパッチほどCの階調値が大き<(濃度が高く)、下側のパッチほどMの階調値が大きくなるように配置されている。
【0007】
上記のように、上記の検査パターンでは、PCBkのパッチパターンとBkのパッチパターンとを配置することにより、目視による検査精度を大幅に向上させることが可能となる。これは、複数の物体が隣接している時には、小さな色ずれであっても判別可能となる人間の視覚特性を利用した検査方法であり、以下、この比較法を隣接比較法と称す。
この隣接比較法によれば、色差が0.8〜1.6の十分小さいレベルであっても色差が感じられることが知られており、複数のPCBkパッチの中から無彩色に最も近いパッチを漠然と選択させる場合に比べて大幅に検査精度を向上させることができ、例えば、色差が0.8〜1.6の十分に小さいレベルであっても、検査者は確実にその色差を認識することができる。そして、最もブラックKに近い検査パターンを形成する各色材の階調値に基づいて得た補正データを入力することにより、キャリブレーションが行われ、色ずれのない適性な画像が得られるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにキャリブレーションによって装置個体の色ずれを補正し得る記録装置にあっては、キャリブレーションに用いる補正データの適否が記録画像の品質を決定する重要な要因となる。そして、その検査にスキャナーなどの検査装置を用いれば、高精度な色ずれ検査が可能となって適正な補正データを得ることが可能となることは推測できるが、これはあくまでユーザが検査装置を持っていることが前提となる。しかしながら、現実には全てのユーザがスキャナーなどの検査装置を持っている訳ではなく、また、スキャナーとしても多種多様なものがあり、それぞれ、能力、特性等に等に差があるため、使用する機器によって得られる検査結果に不一致が生じる可能性もあり、必ずしも適正なキャリブレーションが行なわれるとは限らない。
【0009】
これに対し、目視による色ずれ補正は、スキャナによる検査に比べてやや安定性などにおいて劣るものの、上記のような隣接比較法を採用することによってかなりの検査精度を期待することができる。
【0010】
ところが、近年の記録装置、特にカラーインクを用いたインクジェットプリンタにあっては、画質向上を目的として、通常の濃度を有するY,M,Cのインク(濃インク)と、これらのインクと色相が同一でありかつ濃度が低いインク(淡インク)LY,LM,LCを用いて粒状感を低減するようにした記録方式も実施されている。この場合、従来の隣接比較法では、同色のインクをまとめて色ずれの検査を行なっていたため、濃インクと淡インクの吐出量のバランスがずれれば、色ずれの補正は成り立たないという問題が生じていた。すなわち、濃淡インクを使用する場合には、異なる色相を有するインク間の濃度バランスだけでなく、濃淡インク間における濃度バランスも勘案する必要があり、従来はこの点が全く考慮されておらず適正な補正データを得ることができないことがあった。
【0011】
また、Y,M,C,K以外のインク、例えばR,G,Bを代表とする他のインク(特色インク)を用いて画質の向上を図る記録方式も実施されているが、こうした記録装置についての色ずれ補正は殆ど実施されておらず、特に上記のような隣接比較法を適用した色ずれ検査にあっては全く存在していないのが現状である。
【0012】
本発明は上記従来の課題を解決し、同色の色材に対して複数の濃度のを用いた場合や、C,M,Y,Kの色材にさらに他の色材を用いた場合にも各色材間の濃度バランスの適正化を図ることができ、色ずれのない記録を可能とすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題に基づき本発明は、次のような構成を有する。
【0014】
すなわち、本発明は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、淡シアン、淡マゼンタ、淡イエローの色材を用いて記録媒体に画像を記録するための記録手段と、前記記録手段により多次色を形成する各色材の付与量バランスを補正するためのテストパターンを形成するテストパターン形成手段とを有する記録装置であって、前記テストパターン形成手段は、前記ブラックの色材により形成される第1のリファレンス領域と、前記シアン、マゼンタ、イエローの色材を用いて形成される第1のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第1のテストパターンであって、前記第1のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第1のテストパターンと、前記ブラックの色材により形成される第2のリファレンス領域と、前記淡シアン、淡マゼンタ、淡イエローの色材を用いて形成される第2のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第2のテストパターンであって、前記第2のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第2のテストパターンと、前記シアン、マゼンタ、イエローの色材のうちの1色の色材により形成される第3のリファレンス領域と、前記淡シアン、淡マゼンタ、淡イエローの色材のうち、第3のリファレンス領域の形成に用いる色材と同一色相の色材により形成される第3のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第3のテストパターンであって、前記第3のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第3のテストパターンと、を形成することを特徴とするものである。
【0015】
また、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、淡シアン、淡マゼンタの色材を用いて記録媒体に画像を記録するための記録手段と、前記記録手段により多次色を形成する各色材の付与量バランスを補正するためのテストパターンを形成するテストパターン形成手段とを有する記録装置であって、前記テストパターン形成手段は、前記ブラックの色材により形成される第1のリファレンス領域と、前記シアン、マゼンタ、イエローの色材を用いて形成される第1のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第1のテストパターンであって、前記第1のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第1のテストパターンと、前記ブラックの色材により形成される第2のリファレンス領域と、前記淡シアン、淡マゼンタ、イエローの色材を用いて形成される第2のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第2のテストパターンであって、前記第2のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第2のテストパターンと、を形成することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1ないし第3の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0023】
<記録装置概要>
まず、本発明の各実施形態に適用する記録装置の概要を説明する。
この実施形態における記録装置200は、インクジェット方式を採るカラー記録装置であって、その要部は、図1に示すような構造の記録手段200aを有している。図1において、1は紙或いはプラスチックシートよりなる記録シートであって、カセット等に複数枚積層された状態で収納されており,その積層シート1の一面に接する給紙ローラ(不図示)が回転することによってカセットから記録シートが一枚ずつ供給され、一定間隔を隔ててプラテンに配置される。そして、プラテンに配置された記録シート1は、それぞれ個々のステッピングモータ(図示せず)によって駆動する一対の第1搬送ローラ3,3及び一対の第2搬送ローラ4,4によって矢印A方向に搬送されるようになっている。
【0024】
5は前記記録シート1に記録を行うためのインクジェット方式の記録ヘッドであり、この記録ヘッド5には不図示のインクカートリッジよりインクが供給され、そのインクが記録ヘッドに配設されている複数のノズルから画信号に応じて吐出される。この記録ヘッド5及びインクカートリッジはキャリッジ6に搭載され、このキャリッジ6にはべルト7及びプーリ8a,8bを介してキャリッジモータ23が連結されている。従って、前記キャリッジモータ23が駆動されることによリ前記キャリッジ6はガイドシャフト9に沿って往復動作を行ない、主走査を行う。本実施例の記録ヘッド5は、通常の4色記録時に用いられる通常の濃度を有するK,C,M,Yの4色のインクの他に、濃度の低いLC,LM,LYの3色のインクを加えた合計7色のインクを吐出して、写真に近いより高品質な記録を行い得るようになっている。なお、タンクおよびヘッドの構成についてはここでは詳しく述べないが、公知の手段を用いれば良い。
【0025】
上記構成において、記録ヘッド5は、主走査方向(矢印B方向)に移動しながら画信号に応じてインクを記録シート1に吐出してインク画像を形成する。そして、必要に応じて記録ヘッド5はホームポジショシに戻り、インク回復装置によってノズルの目詰まりを解消すると共に、一対の搬送ローラ3,4の駆動によって記録シート1を矢印A方向へ1行分搬送する。これを繰リ返すことによって記録シート1には、所定の記録が行われる。
【0026】
次に、前記記録装置の各部材の駆動を制御するための制御系について説明する。この制御系は図2に示すように、例えばマイクロプロセッサ等のCPU20cによって実行される制御プログラムや各種データを格納しているROM20b、及びCPU20aのワークエリアとして使用されると共に記録画像データなどの各種データの一時記憶等を行うRAM20b等を有する演算制御部20が設けられ、この演算制御部20にはインターフェイス21、操作パネル22、各モータ(キャリッジモータ23、給紙モータ24、第1搬送ローラ駆動モータ25、第2搬送ローラ駆動モータ26)を駆動するためのドライバー27、及び記録ヘッド駆動用のドライバー28が接続されている。
【0027】
上記演算制御部20はインターフェイス21を介して後述のホスト201からの各種情報(例えば文字ピッチ、文字種類等)や、外部装置との画信号などの入出力(情報の入出力)を行う。また前配制御部20はインターフェイス21を介して各モータ23〜26を駆動させるためのON,OFF信号、及び画信号を出力し、その画信号によって各部の駆動を行なう。
【0028】
<画像処理装置概要>
次に、前記記録装置200にて記録動作を実行させるための記録データを生成する記録情報処理装置について説明する。
【0029】
図3は本発明の各実施形態における情報処理装置としてのホストコンピュータ(以下、単にホストと称す)である。図において、ホスト201はCPU202と、メモリ204(記録情報発生手段)と、外部記憶装置203と、入力部205と、記録装置202とのインターフェイス206とを備えている。CPU202は、メモリ204に格納されたプログラムを実行することで後述する色処理、量子化処理の手順などを実現する。このプログラム及び記録情報は外部記憶装置203に記憶されており、ここから読み出されてCPU202に供給され、一旦メモリ204に格納される。ホスト201はインターフェイス206を介して前記記録装置202と接続されており、色処理を施した画像データを記録装置20に送信して記録動作を実行させるようになっている。
【0030】
また、図4は前記ホスト201によって実現される画像処理部230の機能を説明する機能ブロック図である。この画像処理部230は、入力されるR,G,B各色8ビット(256階調)の画像データをC,M,Y,K,LC,LM,LY各色1ビットデータとして出力するものとなっており,色処理部210と量子化部220とからなる。前記色処理部210は、色空間変換処理部211と、色変換処理部212と,出力γ処理部213とからなる。このうち,前記色空間変換処理部211及び色変換処理部212は、3次元LUT(ルックアップテーブル)によって構成され、出力γ処理部213は1次元LUT(ルックアップテーブル)によって構成されている。なお、前記各LUTは、ホストコンピュータ201における前記メモリ204に格納されている。
【0031】
以上の構成を有する画像処理部230において、外部記憶装置203から読み出されるR,G,B各色ビットデータは、まず3次元のルックアップテーブルによりR'、G'、B'各色8ビットデータに変換される。この処理は色空間変換処理(前段色処理)と称し、入力画像の色空(カラースペース)と出力装置の再現色空間の差を補正するための変換処理となっている。この色空間変換処理を施されたR',G',B'各色8ビットデータは次の3次元LUTによりC,M,Y,K,LC,LM,LY各色8ビットデータに変換される。この色変換処理は後段色処理と称し、入力画像の色空間(カラースペース)と出力装置の再現色空間の差を補正するための変換処理となっている。
【0032】
また、前段色処理を施されたR',G',B'各色8ビットデータは、次の色変換処理部212を構成する3次元LUTによりC,M,Y,K,LC,LM,LY各色8ビットデータに変換される。この色変換処理は後段色処理と称し、入力系のRGB系カラーから出力系のC,M,Y,K(LC,LM,LY)系カラーに変換する処理となっている。なお、入力される画像データは、ディスプレイなど発光体の加法混色の3原色(R,G,B)であることが多いが、プリンターなど光の反射で色を表現する場合は減法混色の3原色系(C,M,Y)の色材が用いられるので前記色変換処が必要となる。
【0033】
前段色処理に用いられる3次元LUTや後段色処理に用いられる3次元LUTは離散的にデータを保持しており、保持しているデータ間は補間処理で求めるが、その補間処理は公知の技術であるので、ここでは前記保管処理に関する詳細な説明は省略する。
【0034】
この後、後段色処理が施されたC,M,Y,K,LC,LM,LY各色8ビットデータは、前記出力γ処理部213を構成する1次元LUTによって出力γ補正が施される。単位面積当たりの印字ドット数と出力特性(反射濃度など)の関係は多くの場合に線形関係とはならないので、出力γ補正を施すことでC,M,Y,K,LC,M,LY8ビットの入力レベルと、その時の出力特性との線形関係とを保証する。後述の色ずれ検査手段により検査した各色材を記録する記録ヘッドの出力特性の個体差は、その出力γ処理の1次LUTを変更することで実現される。例えばC色材を記録する記録ヘッドの出力特性が期待値よりも大きい場合、後に詳述するように、1次LUTの入出力関係を変更して期待値通りの階調再現がされるように補正し、これによって機器毎の個体差補正を実現する。
【0035】
以上が画像処理部201の概略説明であり、入力R,G,B各色8ビットのデータは記録装置の有するインクC,M,Y,K,LC,LM,LY各色8ビットのデータに変換される。本案施形態におけるカラー記録装置は2値記録装置であるので上記C,M,Y,K,LC,LM,LY各色8ビットのデータは、次段の量子化処理部221においてC,M,Y,K,LC,LM,LY各色1ビットのデータに量子化処理される。本案施形態では、写真調の中間調画像を2値記録装置で滑らかに表現させることが可能な誤差拡散法による量子化法を用いる。誤差拡散法によって前記C,M,Y,K,LC,LM,LY各色の8ビットデータをC,M,Y,K,LC,LM,LY各色の1ビットの印字データに量子化される。
【0036】
なお、この誤差拡散法を用いた量子化方法の詳細は「日経エレクトロニクス1978年5月号P50-P65」を始めとして既に様々な文献や論文が発表されており公知の技術であるので詳細な説明は省略する。
【0037】
<色ずれ検査・補正方法>
次に本実施形態におけるホスト201及び記録装置200による色ずれの検査方法及び補正方法を説明する。
ホスト201では、記録装置200に対して文字や図形等、通常の記録動作を実行させる通常モードと、色ずれの検査及び補正を行う後述の検査、補正モードの2種類のモードのうちいずれか一方のモードを選択し得るものとなっているが、電源投入時の初期状態においては、通常モードが設定される。そして、この記録モードにおいて,記録動作を指示すると、前記メモリ204に格納されている通常の記録データが読み出され、前記画像処理部200によって処理されたデータが記録装置202に送られて画像が形成される。
【0038】
また、形成される画像に色ずれ等が生じ,画像品質の低下が認められた場合には、その画像品質の低下を改善すべく、前記補正モードを選択し、色ずれ検査及び補正を行う。このモードの選択は、不図示のプリンタードライバーのUI(USER INTERFACE)画面上からユーザがこのモードの選択操作を行なうことにより実行される。
【0039】
図5は色ずれ検査及び補正を行う場合の処理動作手順を示したフローチャートである。いま、プリンターに対して色ずれ検査・補正モードが選択されると(ステップ100)図5のフローチャートに示す動作及び処理が順次行なわれる。
【0040】
すなわち、ステップ110〜120では、まず、色ずれの検査パターンデータをメモリ204から読み出し、これに前記画像処理を施して、そのデータを前記図3に示すホスト201のインターフェース206を介して前記記録装置230に送り、検査パターンの記録が行われる。
【0041】
この実施形態においては、メモリ204より3種類の検査パターンデータが読み出され、各検査パターンデータに基づき,図6(a),(b),(c)に示すような3種類の検査パターンPA,PB,PCが形成される。
【0042】
すなわち、図6(a)に示す検査パターンPAは、C,M,Y,Kの濃インク群(第1の色材群)を用いたの色ずれ検査パターン、同図(b)に示す検査パターンPBは、LC,LM,LY,Kの淡インク群(第2の色材群)を用いた色ずれ検査パターン、(C)に示す検査パターン(第3のテストパターン)は、前記両色材群の中の同一の色相を有する濃インクと淡インクとからなる第3の色材群を用いた色ずれ検査パターンである。
【0043】
図6(a),(b)に検査パターンは、互いに接する上下一対の枠によって構成される一組のパッチ(パターンセット)を、マトリクス状をなすよう縦、横に複数個(ここでは縦、横に5個ずつ)配列したものとなっている。ここで、各検出パターンの縦、横両側部に沿って付されている数字(1)〜(5)は、各検査パターンにおける各パッチの縦方向及び横方向における位置を示す番号であり、前記検査パターンPAはPA(1,1)〜PA(5,5)のパッチを備え、PBはPB(1,1)〜PB(5,5)のパッチを備えている。
【0044】
また、前記検査パターンPA及びPBの上側の枠PA1,PB1はパッチの色味(色ずれ)を判断する第1,第2のテストパターン領域をそれぞれ構成しており、第1のテスト領域PA1は、C,M,Y(通常色材)等を混合することによってほぼ無彩色であるプロセスブロック(PCBk)を形成し、第2のテスト領域PB1は、LC,LM,LY(特別色材)等を混合することによってほぼ無彩色である灰色(PCBk)を形成している。また、前記検査パターンPA,PBの下側の枠PA2,PB2は、単一色の無彩色であるK色材のみによって形成されるリファレンス領域となっている。
【0045】
そして、この検査パターンPA及びPBの各テスト領域PA1,PB1及びリファレン領域PA2,PB2のそれぞれの枠内に記載された4つの数字は、上からC,M,Y,K及び、LC,LM,LY,Kの多値階調レベルを示している。
【0046】
また、図6(c)に示す検査パターンPCは、互いに接する上下一対の枠PC1,PC2によって構成される一組のパッチ(パターンセット)を横一列に複数個(ここでは5個)配置したものとなっており、PC()〜PC(5)を備える。そして、この検査パターンPCにおいても、各パッチの上枠PC1がテスト領域、下枠PC2がリファレンス領域となっており、テスト領域PC1のLCの値が各パターン毎に変化し、リファレンス領域PC2の値が一定となっている。
【0047】
以上のような3種類の検査パターンが印刷されると、次にユーザーは各検査パターンPA,PB,PCに基づき、色ずれ検査を行なう。
【0048】
この色ずれ検査は、各検査パターンPA,PB,PCのそれぞれにおいて、テスト領域の色がリファレンス領域の色に最も近いパッチ(色ずれの少ないパッチ)を選択することによって行なう、いわゆる隣接比較法を用いた検査となっている。このうち、前記検査パターンPAにおいては、リファレンス領域の階調値が128となっており、また、検査パターンPBにおいては階調値が64となっているため、濃度に差はあるがいずれも無彩色となっている。従って、両検査パターンPA,PBにおける色ずれの検査は、テスト領域がいかに無彩色に近いかを判断することによって行なうこととなる。
【0049】
一方、前記検査パターンPCにおいても、リファレンス領域とテスト領域とを比較する隣接比較法による検査であるが、ここではリファレンス領域及びテスト領域が共に同一の色相を有する有彩色であり、有彩色同士の濃度比較を行なうこととなる。
【0050】
上記のようにして、各検査パターンPA,PB,PCの中のパッチ選択を行なった後、次のステップ140,150,160では、選択した前パッチのパッチ番号をホスト201のUI画面上から入力する。ここで、本実施形態におけるC,M,Yの色材では、各色材を記録する記録ヘッドが中心的な吐出量(最大吐出量×1/2)のヘッドであれば図6(a)の中央のパッチPA(3,3)のテストパターン(C=M=Y=128)が最も無彩色であると選択されるように構成されている。しかしその他のパッチのテスト領域が選択された場合、その検査パターンを印刷した記録装置は、C,M,Yの色材を吐出する各記録ヘッドにおける出力特性のバランスがずれている(色ずれしている)ことになる。ここで検査されるパッチの選択肢は25通りであり、記録ヘッドの記録特性のバランスがどの程度ずれているかは、どのパッチが最も無彩色となっているかの検査情報で判断可能である。すなわち、γテーブルはパッチに対応して各色毎に5種類用意されていて、ここでは説明の簡略化のために各色1〜5の番号を付け、中心吐出量に相当するものをNO.3として、各パッチの中で多値レベルの小さいものから大きいものに対応して、テーブル番号が1から5に増えるよう番号付けを行なっている。従って、図6(a)の左上のパッチPA(1,1)が選択されれば、各色材C,M,Y毎に5種類ずつ容易されたγテーブルにおいて、CについてはNO.3、MについてはNO.1、YについてはNO.1のγテーブルがそれぞれ選択されることとなる。
【0051】
図6(b)においても同様で、中央のパッチPB(3,3)のテスト領域(LC=LM=LY=128)が各色材を記録する記録ヘッドが中心的な吐出量(最大吐出量×1/2)のヘッドであれば最も無彩色であるように構成されている。また各色材のγテーブルにNO.1〜5の番号付けがなされている点も同様である。
【0052】
また図6(c)に対してはC,LCの各色材を記録する記録ヘッドが中心的な吐出量のヘッドであれば、5つのパッチの中で中央のパッチにおけるテスト領域(LC=128)とリファレンス領域(C=64)が最も濃度が近くなるように構成されている。リファレンスのCのテーブルNO.3に相当し、テスト領域はLCの多値階調レベルが少ない順にNO.1〜NO.5に対応している。
【0053】
そして、オペレータが前記各検査パターンPA,PB,PC毎に選択したパッチ番号を入力部205から入力すると(ステップ140〜160)、CPU202は、入力されたパッチ番号に対応するテスト領域の各色のテーブル番号(NO.1からNO.5)を読み出し、そのテーブル番号に基づき実際に画像処理で用いる出力γの組合わせを後述の演算によって決定し(ステップ170)、出力γテーブルの更新(キャリブレーション)を行う(ステップ180)。
【0054】
この時のγ補正において、C,M,Yの3色のバランスと、LC,LM,LYの3色のバランスは各々図6(a),(b)のみで判定できるが、これだけでは、濃インクと淡インクとのバランスが判定できず、濃、淡両インクの相関が得られないこととなるため十分な画質が得られない可能性がある。
【0055】
このため、本実施形態では、濃、淡両インクのキャリブレーションに際し、濃、淡両インクの濃度バランス、つまり、Cに対するLCの濃度バランスを検査することによりCに対するLの吐出量のバランスを維持し、その吐出量バランスを勘案したキャリブレーションを実施し得るようになっている。すなわち、C,M,Yの3色の濃度バランスとLC,LM,LYの3色の濃度バランスにオフセットをかける形で補正することにより、結果としてC,M,Y,LC,LM,LYの6色の濃度バランスが得られ、1次LUT(出力γテーブル)の組み合わせが決定される。図7はその組み合わせの例を示したものである。
【0056】
同図中、C,M,Y間の濃度バランス、LC,LM,LY間の濃度バランス、及びC,LC間の濃度バランスは、それぞれ図6(a),(b),(c)の検査パターンに基づく判定結果によって決まる出力γのテーブル番号を示している。オフセット量はC,LC間の濃度バランスより決まる値で、Cに対してLCのγテーブル番号が大きければLC,LM,LY側に、小さければC,M,Y側に、CとLCのγテーブル番号の差分をオフセット量として与えている(他方はオフセット量=0)。このオフセット量をC,M,Yバランス、LC,LM,LYバランスのテーブル番号に加算した演算結果が、最終的に用いられるテーブル番号となり、C,M,Y,LC,LM,LY各色のバランスが整えられる。
以上の処理で色ずれの検査・補正が完了する。
なお、出方γテーブルの更新は使用するテーブルのアドレス情報を変更するような方式を採っても良いし、予め決められたメモリー領域にアクティブな出力γテーブルをコピーして用いる方式を採り、新しく選択された出力γテーブルを前記メモリ領域にコピーすることで更新するようにしても良く、本発明は、出力γの更新の方式に限定されるものではない。
【0057】
さらに、本案施形態では、図6で説明したように検査パターンデータをC,M,Y,K,LC,LM,LY各色8ビットの情報としているため、その多値データを1次LUT213で変換(出力γ処理)した後、2値化処理以後の画像処理を施して記録装置に印字情報として出力しているが、1次LUT213を介さずに2値化処理及び画像処理を施すようにしても良いし、ユーザ画像を処理する前記画像処理ルーチンとは別に検査パターンをC,M,Y,K,LC,LM,LY各色1ビットの印字データに変換する個別のルーチンを実行させるようにしても良い。
また、上記実施形態においては、濃インクと淡インクのバランス検査において、LCとCの組み合わせを用いたが、LMとM、あるいはLYとYの組み合わせによって濃、淡両インクのバランスを検査するようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、濃インク(C,M,Y)のみからなるテストパターンを有する検査パターン、及び淡インクのみからなるテスト領域を有する検査パターンを用いたが、これら検査パターンに替えて、濃インクと淡インクとが混在する検査パターンを用いることも可能である。例えば、(LC,M,Y)と(C,M,LY)とからなる検査パターンを用いるようにしても良い。勿論この場合にも同一の色相を有する濃、淡両インクを隣接比較する検査パターン、すなわちLC,C等から構成されるパッチを複数備えた検査パターン、を設ける必要があることは言うまでもない。
【0058】
また、図6(c)に示すような検査パターンを用いれば、同一の色相で濃度の高いインクと、濃度の低いインクとの吐出量のバランスを補正することが可能である。従って、無彩色で濃度の異なるインクを補正することも可能であり、無彩色の階調の補正にも本発明は適用可能となる。
【0059】
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態を説明する。
【0060】
この第2の実施形態は、C,M,Y,K,LC,LMの6色のインクを用いるインクジェット記録装置に対し、情報処理装置としてのホストから前記各インクに応じた検査パターンを形成するための情報を供給するものとなっている。近年、インクジェットプリンタでは、前記6色の記録方式が増えている。これは、Yのインクでの粒状性が目立たないため、LYを必要としないためである。
【0061】
そして、この第2の実施形態においては、図8(a),(b)の2種類の検査パターンを形成するための検査パターンデータがメモリ204(図3参照)内に格納されており、補正モードにおいて適宜そのデータを読み出し、記録装置202にて前記検査パターンを形成させるものとなっている。なお、前記記録装置及び情報処理装置の基本的構成は、前記第1の実施形態と同様に図1ないし図4に示す構成を有するものとなっている。
【0062】
すなわち、ここで形成される検査パターンPD,PEは、C,M,Yの濃インクからなる第1の色材群を用いた色ずれ検査パターンであり、検査パターンPDはLC,LM,等の淡インク(特色インク)とYインクとからなる第2の色材群を用いた色ずれ検査パターンである。前記両検査パターンPD、PEは、互いに接する上下一対の枠PD1とPD2、PE1とPE2によって構成される一組のパッチ(パターンセット)を、マトリクス状をなすよう縦、横に複数個(ここでは縦、横に5個ずつ)配列したものとなっており、PDは、PD(1,1)〜PD(5,5)のパッチによって構成され、PEは、PE(1,1)〜PE(5,5)のパッチによって構成されている。また、検査パターンPD、PEの各パッチにおいて、それらを構成する上枠(第1のテストパターン領域)PD1及び第2のテストパターン領域PE1は、C,M,Y及びLC,LM,Yの有彩色の色材を混合してなる混合色(PCBk)によって形成されており、全パッチの第1のテストパターン領域PD1によって第1のテストパターンが形成され,第2のテストパターン領域PE1によって第2のテスト領域が形成されている。また、前記検査パターンPD、PEの各パッチにおいて、下枠(第1のリファレンス領域)PD2、PE2(第2のリファレン領域)は、いずれも無彩色であるK色材のみによって形成され、これらによってリファレンスパターンが形成されている。
【0063】
そして、この検査パターンPD及びPEにおいて、各テストパターンPD1,PE1及びリファレンスパターンPD,PEに記載された4つの数字は、上からC,M,Y,K及びLC,LM,Y,Kの多値階調レベルを示している。
【0064】
以上のような2種類の検査パターンが印刷されると、ユーザはこの検査パターンを用いて目視により色ずれの検査を行なう。
本実施形態では、各色材を記録する記録ヘッドが中心的な吐出量のヘッドであれば検査パターンPDの中の中央のパッチPD(3,3)のテスト領域PD1(C=M=Y:128)が最も無彩色となるように構成されている。しかし検査パターンの中のその他のパッチが選択された場合には、その検査パターンを形成した記録装置は、C,M,Yの各記録ヘッドにおける出力特性のバランスがずれている(すなわち色ずれしている)ことになる。記録ヘッドの記録特性のバランスがどの程度ずれているかは、どのパッチが無彩色となっているかの検査情報で判断可能である。
【0065】
また、他方の検査パターンPEについても同様で、各色材を記録する記録ヘッドが中心的な吐出量のヘッドであれば、中央のパッチPE(3,3)のテストパターンPE1(LC=LM=128、Y=64)が最も無彩色であると選択されるよう構成されている。
【0066】
そして、入力されたパッチ番号の情報に従って出力γの中から画像処理で実際に用いる出力γの組み合わせを演算して決定し、出力γテーブルの更新を行う点は上記第1の実施形態の場合と同様である。
【0067】
ここで、C,M,Yの3色のバランスとLC,LM,Yの3色のバランスはそれぞれ前記検査パターンPD,PEの検査結果に基づいて適宜設定することができる。そしてまた、各検査パターンPD,PEでは共にYインクを用いているため、YインクとC,Mインクとの濃度バランス、YインクとLC,LMインクとの濃度バランスをそれぞれ設定することができるため、これらのバランス関係によれば、C,MとLC,LMの各インクのバランス関係,すなわち濃、淡両インクの関係も必然的に設定することができる。
【0068】
従って、この第2の実施形態においては、第1の実施形態における図6(c)に示すような検査パターンの作成を必要とせず、目視による検査作業、及び検査結果の入力操作などを軽減することができ、良好な作業能率を得ることができると共に、検査パターンデータの格納に要する容量の削減、及び演算処理動作の低減などを図ることができる。なお、その他の構成、及び作用効果は前記実施形態と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0069】
ところで、本実施形態では、図8(a),(b)の双方のパターンでYインクの階調値を固定したが、他のインクの階調値を固定して行なうことも可能である。但し、その場合には、第1の実施形態にて行なったオフセット量の計算が必要となるため、本実施形態に比し、やや演算処理が複雑化する。
【0070】
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の本実施形態を説明する。
【0071】
この第3の実施形態における情報処理装置(ホスト)は、C,M,Y,Kの通常色材の他にさらに他の色の色材(特別色材)を用いた記録装置において、その色ずれ補正を行うための検査パターンを形成し得るようにしたものとなっている。
【0072】
一般に、C,M,Yの3色のインクを用いれば所望の特色を基本的には全部もしくは一部の領域で再現することができるため、この第3の実施形態では、C,M,Yインクを用いて特別色と同様の色を形成し、その混合色と特別色との間で隣接比較を行うことにより特別色による色ずれの検査、補正を行ない得るようになっている。
【0073】
すなわち、この実施形態におけるホストのメモリには、前記第1の実施形態において示した検査パターンを形成するためのデータの他に、特別色インクを含んだ検査パターンを形成するためのデータが格納されており、キャリブレーション(γ補正)を行なう補正モード時には、前記両検査パターンが記録装置によって形成され、ユーザーがこれら検査パターンに基づき色ずれを判断するようになっている。
【0074】
図9にこの実施形態において形成される特有の検査パターンを示す。なお、ここでは通常色材としてC,M,Yを用いると共に、他の特色色材としてB(青)インクを用いている。
図において、検査パターンは、上下に隣接する一対の枠、即ちテスト領域PF1,リファレンス領域PF2からなるパッチを、縦、横両方向に沿ってマトリクス状に複数個(ここでは5個)配設したものとなっており、各パッチ中の4つの数字は上からC,M,Y,Bの多値階調レベルを示している。各パッチの上側の枠PF1はパッチの色味を判断するテスト領域であり、これはC,M,Yの混合色からなる青色のパターンとなっている。このテスト領域は、C,Mの値がその位置によって変化している。また、下側の枠PF2は単色のBインクのみを用いたリファレンス領域であり、このリファレンス領域のBの値は一定となっている。
【0075】
検査パターンが記録された後、ユーザは上下の枠の色が最も近いパッチを目視によって選択する。ここで、この実施形態におけるC,M,Y,Bの色材では、各色材を記録する記録ヘッドが中心的な吐出量のヘッドであれば、図9の中央のパッチPF(3,3)のテスト領域(C=M=128,Y=0)とリファレンス領域(B=128)が最も近い色であると選択されるように構成されている。しかしテスト領域の中のその他のパッチが選択された場合、その検査パターンの記録を行った記録装置では、C,M,Y,Bの記録ヘッドの出力特性のバランスがずれている(すなわち色ずれしている)ことになる。従って、記録ヘッドの記録特性のバランスがどの程度ずれているかは、どのパッチが最も近い色となっているかの情報で判断可能である。
以上のように、BとC,M,Yとのバランス(色ずれ)を判断することにより、C,M,Y,Bのバランス(色ずれ)をも判断することができ、その色ずれ検査結果に基づいて各色のγテーブルを補正をすることにより、C,M,Y,Bの各色の色ずれを補正することができる。
なお、この実施形態では、図4に示す色処理部210において、色変換処理部212がR',G',B' C,M,Y,K,Bの変換を行なう必要があるが、これは、公知の技術によって実行可能であるため、ここではその説明を省略する。
【0076】
[第4の実施形態]
図10は本発明の第4の実施形態で記録するテストパターンを示す図である。
【0077】
この実施形態のテスト領域は、図6(c)に示したテスト領域とリファレンス領域の一対からなる1セットの領域を、図中、縦方向に2回繰り返してなる構成を1つのパッチとするものである。すなわち、各パッチにおいて、1番目及び3番目の領域がテスト領域であり、2番目及び4番目の領域が、比較の基準となるリファレンス領域である。そして、図に閉めパッチパターンのそれぞれのテスト領域の各色材の階調は、図中、右方向にLCが16ずつ5段階で増える。
【0078】
なお、それぞれのテストパターン、すなわち、繰り返しの数や繰り返す方向などは、その装置に用いる色材などに応じて適切なものが設定され、図1に示すようなパターンに限られないことは勿論である。たとえば、1つのパッチにおいて一方向に繰り返しの回数を増したものでも良い。
【0079】
そして、この第4の実施形態のテストパターンによれば、隣接比較法において一対のテスト領域とリファレンス領域とを比較した場合には、相互の領域で色が近いと認識されるパッチを特定できない場合であっても、リファレンス領域とテスト領域のストライプ状のものを交互に繰り返すパッチとすることにより、各色記録ヘッドの出力特性(吐出量など)の変化の幅に応じた補正量の関係からリファレンス領域の色にテスト領域の色が近いと判断しても差し支えないパッチをそのパターン全体が均一感を呈するものとして特定することができる。すなわち、人の知覚特性において、上記ストライプの周波数を大きくするほど各ストライプ間の色の違いを認識しがたくなると言う作用があり、この実施形態はこれを利用し、隣接比較の検出制度と補正精度(補正幅)のバランスをとるものである。
【0080】
ただし、高周波数化がすぎると、逆にどのパッチも均一感を呈することになり、逆に判断が難しくなる。ストライプの周期をどのようにするかは、前述したようにその記録装置で用いる記録ヘッドやインク、記録媒体などによって異なり設計事項に依存するものである。
【0081】
[その他]
上記第3の実施の形態ではC,M,Y,Kの各色材に、さらに特別色の色材としてB(青)インクを用いる場合の色ずれ補正について述べたが、本発明は、その他の特色インクに対しても適用可能である。
【0082】
すなわち、基本的には特色はC,M,Yインクを用いて全部もしくは一部の領域で再現可能であることは先に述べたが、特色に対する補色もまたC,M,Yインクにより全部もしくは一部の領域で再現可能である。そこで、特色インクと補色成分構成するC,M,Yインクの組み合わせにより、無彩色を形成し、この無彩色とKとの比較を行っても色ずれを検査することができる。なお、この場合の検査パタ一ンや、補正方法についてはこれまで説明したものと同様であるため、ここではその説明を省略する。
【0083】
さらに本発明は、複数の特色インクを使用して記録動作を行う場合、例えば、G,Rの特色を用いる場合にも適用可能である。また特色インク同士で無彩色の再現が可能であれば、通常のインクC,M,Y間の色ずれと、特色インク間の色ずれとをそれぞれ検査し、かつ通常のインクと特色インクとのバランスを第3の実施形態で述べた方法により検査し、濃度の異なるインクの際に用いたオフセット演算の考え方を用いて、各一色間の補正を行なうことも可能である。
【0084】
また、上記実施の形態においては、インクジェット記録方式を用いた記録装置を例に採り説明したが、本発明はインクジェット記録方式以外の記録装置にも適用可能である。
【0085】
また、本発明は上述のように、複数の機器(たとえばホスト及びプリンタ等)から構成される記録システムに適用しても良いが、一つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置及び単独のプリンタ)からなる記録装置に適用しても良い。
【0086】
また、前述した実施形態の機能を実現するように各種のデバイスを動作させるように該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施形態機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0087】
またこの場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0088】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0089】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0090】
さらに供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明においては、少なくとも1つの通常色材と、この通常色材による色再現範囲に属する色を有する特別色とを具備する記録手段によって記録動作を行うに際し、前記記録手段に具備される色材の中の少なくとも1つの色材からなるテスト領域を階調を変化させて複数個形成することによりテストパターンを形成すると共に、前記テストパターンに用いられる色材における色再現可能範囲内の所定の単一色からなるリファレンス領域を、前記各テスト領域との隣接位置に形成することによってパッチを形成し、両パターンの少なくとも一方を特別色材を含んだものとしたため、色材として通常色材だけでなく特別色材などが用いられる場合にも、リファレンス領域がテスト領域による色再現範囲内にある色材である限り、通常色材間の濃度バランスだけでなく、特別色材間の濃度バランス及び通常色材と特別色材との間の濃度バランスも適正に判断することができ、色ずれの発生を未然に防ぐことができる。
【0092】
従って、画像の粒状感軽減などを図るべくC,M,Yなどの他に、濃度の低い淡インクや、R,G,Bなどの色材を用いた場合にあっても、確実に各色材間の濃度バランスを適正なものとすることができ、所望の高品位な画像形成を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態における記録装置の要部機構を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示した記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態における記録情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態における画像処理部の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における色ずれ検査及び補正の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態において形成される検査パターンを示す説明図であり、(a)は色材C,M,Yによって形成される検査パターンを、(b)は色材LC,LY,LYによって形成される検査パターンを、(c)は色材LC及びCによって形成される検査パターンをそれぞれ示している。
【図7】図6に示す検査パターンに基づきキャリブレーションを行なう場合の補正データの設定方法例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態において形成される色ずれ検査パターンを示す説明図であり、(a)は色材C,M,Yによって形成される検査パターンを、(b)は色材LC,LY,Yによって形成される検査パターンをそれぞれ示している。
【図9】本発明の第3の実施形態において形成される色ずれ検査パターンを示す説明図である。
【図10】本発明の第4の実施形態において形勢される色ずれ検査パターンを示す側面図である。
【図11】従来の検査パターンを示す説明図である。
【符号の説明】
5 記録ヘッド
200 記録装置
200a 記録手段
202 CPU(記録情報補正手段)
204 メモリ(記録情報発生手段)
PA C,M,Y,Kの検査パターン
PA(1,1)〜PA(5,5) パッチ
PA1 第1のテスト領域
PA2 第1のリファレンス領域
PB LC,LM,LYの検査パターン
PB(1,1)〜PB(5,5) パッチ
PB1 第2のテスト領域
PB2 第2のリファレンス領域
PC LC,Cの検査パターン
PC(1)〜PB(5) パッチ
PC1 第1のテスト領域
PC2 第2のリファレンス領域
PD C,M,Y,Kの検査パターン
PD(1,1)〜PD(5,5) パッチ
PD1 第1のテスト領域
PD2 第1のリファレンス領域
PE LC,LM,Yの検査パターン
PE(1,1)〜PE(5,5) パッチ
PE1 第2のテスト領域
PE2 第2のリファレンス領域
PF LC,LM,Bの検査パターン
PF(1,1)〜PF(5,5) パッチ
PF1 テスト領域
PF2 リファレンス領域

Claims (2)

  1. ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、淡シアン、淡マゼンタ、淡イエローの色材を用いて記録媒体に画像を記録するための記録手段と、
    前記記録手段により多次色を形成する各色材の付与量バランスを補正するためのテストパターンを形成するテストパターン形成手段と
    を有する記録装置であって、
    前記テストパターン形成手段は、
    前記ブラックの色材により形成される第1のリファレンス領域と、前記シアン、マゼンタ、イエローの色材を用いて形成される第1のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第1のテストパターンであって、前記第1のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第1のテストパターンと、
    前記ブラックの色材により形成される第2のリファレンス領域と、前記淡シアン、淡マゼンタ、淡イエローの色材を用いて形成される第2のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第2のテストパターンであって、前記第2のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第2のテストパターンと、
    前記シアン、マゼンタ、イエローの色材のうちの1色の色材により形成される第3のリファレンス領域と、前記淡シアン、淡マゼンタ、淡イエローの色材のうち、第3のリファレンス領域の形成に用いる色材と同一色相の色材により形成される第3のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第3のテストパターンであって、前記第3のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第3のテストパターンと、
    を形成することを特徴とする記録装置。
  2. ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、淡シアン、淡マゼンタの色材を用いて記録媒体に画像を記録するための記録手段と、
    前記記録手段により多次色を形成する各色材の付与量バランスを補正するためのテストパターンを形成するテストパターン形成手段と
    を有する記録装置であって、
    前記テストパターン形成手段は、
    前記ブラックの色材により形成される第1のリファレンス領域と、前記シアン、マゼンタ、イエローの色材を用いて形成される第1のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第1のテストパターンであって、前記第1のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第1のテストパターンと、
    前記ブラックの色材により形成される第2のリファレンス領域と、前記淡シアン、淡マゼンタ、イエローの色材を用いて形成される第2のテスト領域と、を隣接させたパッチを複数有する第2のテストパターンであって、前記第2のテスト領域を形成するための色材の付与量が異なるパッチを含む第2のテストパターンと、
    を形成することを特徴とする記録装置。
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