JP4731954B2 - インクジェット記録装置およびキャリブレーション方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびキャリブレーション方法 Download PDF

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Description

本発明は、インクを吐出して記録を行うインクジェットプリンタ等のインクジェット記録装置およびキャリブレーション方法に関し、詳しくは、記録ヘッドが吐出する複数種類のインクによって記録される画像のカラーバランスないしグレーバランスを較正するためのキャリブレーションに関するものである。
インクジェット記録装置は、ノンインパクト型のプリンタであって騒音が少なく、カラー記録のための構成も簡易に実現できることから、近年、プリンタなどの記録装置として普及している。
このインクジェット記録装置によって記録を行う場合、その装置の仕様に応じてグレーバランスが異なり同じデータに対して実際に記録される画像の色身が異なる場合がある。また、記録ヘッドを交換した場合も同様にグレーバランスが異なることがある。さらには、記録ヘッドを含めて装置の経年変化によって、グレーバランスが変化し、記録画像の色味が変化することもある。
このようなグレーバランスの違いないし変化の直接の原因の一つに、インク吐出量(吐出されるインク滴の体積)のばらつきがある。すなわち、記録装置の仕様や記録ヘッドが異なったり経年変化を生じたりすると、それに応じてインク吐出量が変化し、結果として形成されるドットの大きさが変化することになる。そして、このドットの大きさの違いがインク色ごとに生じ、それらの組合せによる色味ないし濃度のバランス、つまりグレーバランスが損なわれることがある。
例えば、プリンタの高画質化に伴ってモノクロ写真のようなより高い精度のグレーバランスが求められるケースでは、グレーバランスが損なわれることによってグレーの階調に色味がついたり、ある階調だけが色がついたりして、いわゆる色転びといった現象を生じる。これは低濃度域でグレーの階調の粒状感を低減するために色材濃度の低いライト系のインクを用いて記録し、中濃度領域から高濃度域では通常の式材の独活のインクを用いて記録し、高濃度域で黒のインクを用いて記録することなどに起因している。
上述した吐出インク滴の大きさ(吐出量)のばらつきは、記録ヘッドが比較的に精密に製造されているものの、±10%程度となる。そして、このインク滴の大きさのばらつきに起因して、実際に記録される濃度のばらつきが最大で±7%程度生じることが検討の結果からわかっている。すなわち、インク滴の大きさのばらつきに起因して記録媒体上に形成されるドットの大きさにばらつきを生じ、結果としてドットが記録媒体を覆う被覆率の違いが記録濃度のばらつきとなって現れる。
従来、このようなグレーバランスを較正する方法として、特許文献1や特許文献2に記載されたものが知られている。これらの方法は、パッチパターンを記録しそれをスキャナなどの測定器によって読み取り、その読取り結果に基づいて濃度補正テーブルを補正するものである。しかし、これらの較正(キャリブレーション)には、スキャナなどの測定器が必要であったり、インクの色ないし種類が増してきたときにパターンが増しその記録が煩雑になることが多い。
これに対し、特許文献3や特許文献4には、記録したパッチパターンの中から目視によってグレーバランスが最もよくとれたパッチ、すなわち、最もグレーに見えるパッチを選択することによりキャリブレーションを行うことが記載されている。
特開2004−50431号公報 特開2004−160970号公報 米国特許第5,604,567号明細書 米国特許第6,030,066号明細書
しかしながら、特許文献3、4に記載のキャリブレーションは、測定器などといった特別の機器を用いることなくキャリブレーションを行うことができるものの、測定器を用いてパッチを測定するものと比較して精度が落ちるという問題がある。すなわち、ユーザの目視による場合、ユーザによって最もバランスのとれたパッチとして選択するものが異なるなど、パッチの選択がユーザに左右され、結果としてキャリブレーションの精度が低くなることがある。この問題は、以下に示すようにパッチの数が増すとより顕著になる。
また、特許文献3、4に記載のキャリブレーション方法は、特許文献1、2に記載のものと同様、用いるインクの種類が増すとそれに応じて記録するパッチの数が増してパッチの記録自体が煩雑になるという問題を基本的に有している。これとともに、ユーザ多くのパッチの中から最もグレーバランスがとれたパッチを選択することが難しくなるという問題もある。
本発明は、上述した従来の問題を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、目視のパッチ選択に基づくキャリブレーションについて、精度が高く、また、用いるパッチの数が比較的少ないキャリブレーションを実行することが可能なインクジェット記録装置およびキャリブレーション方法を提供することにある。
そのために本発明では、複数種類のインクを吐出する複数の記録ヘッドを用い、画像データを変換して得られる濃度値として記録データを生成し該生成した記録データに基づき複数の記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置であって、前記変換の特性を較正するキャリブレーション手段を具え、該キャリブレーション手段は、前記複数種類のインクの色のうちイエロー、淡シアン、淡マゼンタからなる第1グループについてそれらの色それぞれの複数の濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの濃度値に前記画像データが変換されるように、前記第1グループの色それぞれの変換特性の較正を行う第1キャリブレーション段階と、前記複数種類のインクの色のうち、前記第1グループのイエローついて前記選択されたパッチに対応する濃度値に変換する変換特性で得られる濃度値と、イエロー、シアン、マゼンタからなる第2グループについてシアン、マゼンタそれぞれの複数の濃度値との組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの色の濃度値に前記画像データが変換されるよう、前記第2グループの色のうちシアン、マゼンタの変換特性の較正を行う第2キャリブレーション段階と、を含んでキャリブレーションを行うことを特徴とする。
他の形態では、前記キャリブレーション手段は、前記第1グループの色とブラックを含む第3のグループについて、前記第1キャリブレーション段階で選択されパッチに対応する前記第1グループの色の濃度値の組み合わせのパッチと、ブラックの複数の濃度値に基づく複数のパッチを記録し、該記録したブラックの複数のパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応するブラックの濃度値に前記画像データが変換されるように、当該ブラックの変換特性の較正を行う第3キャリブレーション段階をさらに含んでキャリブレーションを行うことを特徴とする。
また、複数種類のインクを吐出する複数の記録ヘッドを用い、画像データを変換して得られる濃度値として記録データを生成し該生成した記録データに基づき複数の記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置における前記変換の特性を較正するキャリブレーション方法であって、前記複数種類のインクの色のうちイエロー、淡シアン、淡マゼンタからなる第1グループについてそれらの色それぞれの複数の濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの濃度値に前記画像データが変換されるように、前記第1グループの色それぞれの変換特性の較正を行う第1キャリブレーションステップと、前記複数種類のインクの色のうち、前記第1グループのイエローについて前記選択されたパッチに対応する濃度値に変換する変換特性で得られる濃度値と、イエロー、シアン、マゼンタからなる第2グループについてシアン、マゼンタそれぞれの複数の濃度値との組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの色の濃度値に前記画像データが変換されるよう、前記第2グループの色のうちシアン、マゼンタそれぞれの変換特性の較正を行う第2キャリブレーションステップと、を有することを特徴とする。
以上の構成によれば、変換特性の較正が既に行われている第1キャリブレーション段階での1つの色の変換特性を維持して第2グループの各色のパッチを記録できるので、記録するパッチの数を少なくすることができる。換言すれば、少ないパッチでもそれらのパッチの中で、例えば、最もグレーバランスのとれたパッチを確実に見出すことが可能となる。また、このように少ないパッチでも、上記のようにグレーバランスのとれたパッチが確実に存在する場合において、その少ない中から最もグレーに見えるパッチを選択することから、その選択がばらつくことはなく正確にパッチを選択することが可能となる。
また、第1グループで既に決定した補正テーブルに対応したそれぞれの色による、例えば、プロセスブラックを基準とし、それに近い濃度のブラックパッチを選択できるので、この場合も記録するパッチの数を少なくできるとともに、比較に基づく選択とすることから、記録するパッチを少なくしてもパッチ選択精度の低下を防ぐことができる。
この結果、目視のパッチ選択に基づくキャリブレーションについて、精度が高く、また、用いるパッチの数が比較的少ないキャリブレーションを実行することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明のインクジェット記録装置の一実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。
図1において、記録ヘッド105はキャリッジ104に着脱可能に装着される。本実施形態では、記録ヘッド105は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各インクおよびシアンインクより染料など色材の濃度が薄い淡シアン(Lc)、同様の淡マゼンタ(Lm)の各インクを吐出するそれぞれの記録ヘッドからなるものである。キャリッジ104は、モータなどのキャリッジ駆動機構(不図示)によって駆動されることにより、主走査ガイド103に沿って移動することができる。このキャリッジの移動によって記録ヘッド105は、記録用紙などの記録媒体102に対して走査(以下、「主走査」という)し、この走査に伴い記録ヘッド105からインクを吐出する。すなわち、記録ヘッド105は、インクごとに記録媒体102に対向する面に吐出口を備え、主走査の間に記録データに応じてそれぞれのインクを吐出する。各インクの記録ヘッドには対応するインクタンク(不図示)からインク供給路を介してそれぞれインクが供給される。
一対の紙送りローラ101は、記録媒体102を挟み込み、また、その状態で回転することにより、記録媒体102を副走査方向に搬送する。所定量のこの搬送と上述の記録ヘッドの主走査とを繰返すことにより、記録媒体102の全体に記録を行う。プラテン106は、記録ヘッドの走査領域の下方に設けられ、搬送される記録媒体を支持することにより、搬送の間記録媒体の記録面が平らに保持される。また、図1には示されていないが、このインクジェットプリンタは記録媒体を紙送りローラまで供給する記録媒体供給機構、記録ヘッドの吐出特性を適正に保つための回復機構、記録が終了した記録媒体を排出するための記録媒体排出機構を備えている。
以上の構成において、ホスト装置から記録開始の指令信号が入力すると、記録媒体供給機構によって、記録媒体が紙送りローラ101の位置に来るまで供給される。その後、記録媒体102は、紙送りローラ101により記録ヘッド105の記録位置まで送られる。続いて、記録ヘッド105が主走査しながら記録媒体上にインク滴を吐出するとともに、紙送りローラ101によって所定量記録媒体を搬送することを繰返すことにより、記録媒体に記録が行われる。記録が終了した記録媒体102は、図1の左下方向に排出される。
なお、本実施形態の記録ヘッドは、発熱素子(電気熱変換素子)を用い、この発熱素子に記録データに応じた電気信号を印可することにより、インクを局所的に加熱して気泡を生じさせその気泡の圧力によってインクを吐出させる方式に係るものである。なお、吐出方式はこれに限られることなく、例えば、圧電素子などの電気機械変換素子を用い機械的変形による同様に圧力によってインクを吐出する方式であってもよい。
図2は、図1に示したインクジェットプリンタの制御および画像処理の構成を示すブロック図である。
図2において、310はホスト装置から記録データを受信するなどホスト装置との間でデータないし信号の送受信を行うためのインターフェ−スを示す。MPU311は、ホスト装置から送信される記録データに基づいて、本プリンタにおける記録動作を制御するためのデータ処理を行う。この処理には、図3にて後述される画像処理が含まれる。また、MPU311は、図5にて後述されるキャリブレーション処理を実行する。ROM312は、MPU311が実行する図5の処理プログラムなどを格納する。RAM313は、記録データや後述のキャリブレーションに係るテーブルデータなど各種データ一時的に保存する。RAM313は、その他、記録ドット数や記録ヘッドの交換回数等も格納する。ゲートアレイ314は、MPU311の制御に従い記録ヘッドに対する記録データの供給を制御し、また、インターフェース310、MPU311、RAM313間のデータの転送制御も行う。320はキャリッジを移動させるためのキャリアモータ、319は記録用紙搬送のための搬送モータを示す。315は記録ヘッド105を駆動して吐出を行うためのヘッドドライバ、316、317は夫々搬送モータ19、キャリアモータ320を駆動するモータドライバをそれぞれ示す。
図3は、図2に示した構成による画像処理を説明するためのブロック図である。
図3に示すように、画像データ201がRGB信号としてホストコンピュータから送信されてくる。送られてきたRGB信号は、変換テーブル202で、記録モードにあわせて写真用やグラフィック用等のR’、G’、B’信号に変換される。その後、変換203で、本実施形態のプリンタの出力色であるC、M、Y、K、Lc、Lmの6色に変換される。次に、出力補正テーブルセレクタ204によって選択されている出力補正テーブルを用いて出力γ補正205を行う。本実施形態では、セレクタ204は、図4以降で説明するキャリブレーションがなされた補正テーブルを色ごとに選択する。本実施形態では、処理にかく色の色ごとに、3種類の補正テーブルの中から本プリンタで用いるそれぞれの記録ヘッドの吐出量に応じて1つを選択する。具体的には、本プリンタのメモリ(例えば、ROM312)に格納された6つの記録ヘッドそれぞれの吐出量情報に基づきそれぞれ1つの補正テーブルを選択する。さらに詳しくは、6色の色それぞれについて、図4に示す3種類の補正テーブルが予め設定されており、本プリンタで用いる6色記録ヘッドそれぞれについて、その吐出量(特性)に応じて1種類の補正テーブルが対応し、それがセレクタ204によって選択される。そして、後述のキャリブレーションでは、その対応するそれぞれの補正テーブルが較正されることになる。すなわち、吐出量が変化すれば、それに応じて図4に示すテーブル0、1、2のいずれかが設定される。
このような複数種類の補正テーブルを予め用意する構成によって、例えば、異なる吐出量の記録ヘッドを交換して用いることができるようなプリンタにおいては、装着した記録ヘッドに応じて補正テーブルを選択し、その吐出量に応じた適切なγ補正を行うことが可能となる。あるいは、図3に示す画像処理またはその一部を、ホストコンピュータなどのホスト装置で行う態様では、ホスト装置に対して異なる仕様のプリンタが接続して用いられる場合にも、そのプリンタの吐出量に応じて適切な補正テーブルを選択してγ補正をすることができる。
なお、本発明を適用する上で、補正テーブルは上記のように予め複数種類設定される必要はなく、通常の画像処理のように予め1つの補正テーブルが設定され、それを用いてγ補正してもよい。この場合、この1つの補正テーブルに対して本発明を適用した後述のキャリブレーションが実施されることはもちろんである。
この3種類の補正テーブルは、本実施形態では、仕様の違いによる記録ヘッドの吐出量の違いが±10%の幅を有したものを想定し、3種類のテーブルでこれらをカバーするため、この範囲を3等分してそれぞれ+7%、0%、7%の補正係数を持つものとする。この場合、濃度は最大約5%程度異なるものとなる。図4は、この補正テーブルを模式的に示す図である。同図に示すように、補正テーブルはプラス方向にテーブル2、中心がテーブル1、マイナス方向にテーブル0である。
以上のようにγ補正205がなされた画像信号C’、M’、Y’、K’、Lc’、Lm’に対して、次に解像度変換206が行われ、最終的には2値化処理207が行われて、記録データC’’’、M’’’、Y’’’、K’’’、Lc’’’、Lm’’’(208)を得る。本インクジェットプリンタは、以上の画像処理によって得られた2値の記録データに基づいて記録を行う。
以上、図1〜図3を参照して説明した本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタにおけるキャリブレーションのいくつかの実施形態について以下に説明する。
(実施形態1)
図5は、本発明の一実施形態に係るキャリブレーション処理を示すフローチャートである。
同図に示すように、ユーザがプリンタ本体に設定されている操作パネル(不図示)を介して、「色調整」機能を選択すると(ステップS51)、本処理が起動される。
そして、最初に、6色のインク色のうち、Y,Lc、Lmの第1グループについてそれらのパッチパターンであるパターンAを本プリンタによって記録する(ステップS52)。このパッチのパターンAは次のように設定されたものである。
パターンAは、予め設定されている固定パッチデータの組合せによって構成される。図6は、この固定パッチデータを説明する図である。同図に示すように、固定パッチデータは、第1グループと第2グループそれぞれについて、色ごとに3つのデータが設定されている。すなわち、それぞれのグループで、3色の記録ヘッドそれぞれに吐出量のばらつきがない場合を想定する。この場合に、それぞれの記録ヘッドから吐出される3色のインクを混色したときに無彩色となるときの、それぞれの色の濃度値(0〜255の範囲の値で、ドットの被覆率に対応)を0%のパッチデータとする。そして、この0%のパッチデータを基準として、各色についてそれぞれの基準の−7%および+7%の濃度値のデータをそれぞれ−7%パッチデータおよび+7%パッチデータとする。
以上のパッチデータにおける第一グループの3色とも0%パッチデータのパッチは、これをコート紙に記録すると光学濃度が約0.6のグレー(無彩色)になるよう配分が工夫されている。パターンAは、このパッチを中心に、図6に示す−7%、0%、+7%のパッチデータの組み合わせからなる19個のパッチからなるものである。図7は19個のパッチのパッチデータの組合せを示し、また、図8はこれらのパッチを実際に記録したもの、すなわち、記録されたパターンAを模式的に示す図である。図7に示すように、パターンAは、上記のように光学濃度が約0.6のグレーを中心としたパターンとすべく、−7%、0%、+7%のパッチデータの27通りの組み合わせから、3色のパッチデータが、総て+7%のパッチデータとなる組、総て−7%のパッチデータとなる組、2色が0%で1色が+7%または−7%のパッチデータとなる6通りの組が除かれて、19組のパッチからなっている。
なお、パターンの構成は上記の構成に限られないことはもちろんである。また、目視による判定をし易くするため、図8に示すように、グレーパッチを比較用にパッチ近辺にサンプルとして記録してもよい。この場合の記録はブラックインクを用いてハーフトーンで記録する。また、濃度値はこれらのパッチの光学濃度とほぼ同じようになるよう工夫する。
図5に示す処理において、上記のようにパターンA記録すると、次に、パターンAの中から最もグレーに見えるパッチを選択する(ステップS53)。
記録ヘッドのインク吐出量のばらつきによってグレーバランスが変化すると、図8に示すパターンAのパッチ0〜18において最もグレーに見えるパッチが変化する。すなわち、この最もグレーに見えるパッチが、記録ヘッドにおいて吐出量のばらつきが生じているにもかかわらず、グレーバランスを実現する濃度値の組合わせであることを示している。ユーザはこの選択した最もグレーに見えるパッチの番号を操作部を介して入力する。この入力したパッチ番号データは本プリンタのメモリに格納される。そして、このパッチ番号に基づいて、図9に示すテーブルを参照し、Lc、Lm、Y3色のそれぞれのテーブル番号(0、1、2のいずれか;図4参照)を設定する。例えば、パターンAからパッチ番号「5」が選択されてそれが入力されると、図9に参照されるように、Lcについてはテーブル1、Lmについてはテーブル0、Yについてはテーブル1を設定する。この例は、図7から明らかなように、LcとYが0%のパッチデータに対応し、Lmが−7%のパッチデータに対応する。すなわち、LcとYの記録ヘッドの吐出量は想定した基準の吐出量からずれおらず、Lmの記録ヘッドの吐出量は−7%のずれがあるとして、上記のようなテーブルが設定される。
図5に示す処理の次のステップS54では、第2グループに係るシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)によるパッチのパターンBの記録を行う。ここで、Yは、上述のように第1のグループにも属しており、既に補正テーブルは決定している。本ステップのパッチ記録では、図6に示したパッチデータのうち第2グループのパッチデータを用いるが、Yのパッチデータはこの第2グループのデータのうち、補正テーブルを決定する第1段階であるステップS53で定めた補正テーブルに対応したパッチデータを用いる。例えば、第1段階でYの補正テーブルがテーブル2に決定したとすると、このテーブルに対応する+7%のパッチデータである濃度値31.1を固定して用いる。この構成によれば、補正テーブルが既に決定している1つの色(上記の例ではY)の記録ヘッドの吐出量の傾向を維持して第2グループの各色のパッチを記録できるので、記録するパッチの数を少なくすることができる。換言すれば、少ないパッチでもそれらのパッチの中に最もグレーバランスのとれたパッチを確実に見出すことが可能となる。また、このように少ないパッチでもグレーバランスのとれたパッチが確実に存在する場合において、その少ない中から最もグレーに見えるパッチを選択することから、その選択がばらつくことはなく正確にパッチを選択することが可能となる。
図10は以上のようにして定められる第2グループのC、M、Yのパッチデータの組合せによるパッチパターンBの各パッチのデータを示し、図11は実際に記録されたパターンBのパッチを示す模式図である。これらの図に示すように、本実施形態では、パターンBは、Yの固定した1つのデータに対して図6に示すC、Mそれぞれ3種類のパッチデータの組合せである9個のパッチによって構成される。
なお、第1段階と同様、パッチの選択を容易にするため、グレーパッチを比較用にパッチ近辺にサンプルとして記録しても良い。
次に、ステップS55では、ユーザは、記録された9個パッチから最もグレーに近いものを選択してその番号を操作部を化して入力し、その値をメモリに格納する。そして、本ステップでも、ステップS53と同様、入力されたパッチ番号によって図12に示すテーブルを参照し、C、M2色のそれぞれのテーブル番号(0、1、2のいずれか;図4参照)を設定する。
最後に、ステップS56で、ステップS53、S55で設定したそれぞれ第1グループおよび第2グループの色それぞれの補正テーブルを本プリンタの所定のメモリに格納して本実施形態のキャリブレーションを終了する。これら設定された各色の補正テーブルは、記録の際にはセレクタ204によって選択されて用いられることは上述したとおりである。
なお、記録の際に、3種類の補正テーブルから選択して用いるのではなく、予め設定されるものが1つの補正テーブルを用いる態様では、図9や図12に示したテーブルを参照して補正テーブルを設定するのではなく、例えば、それぞれの色について、予め用意された複数の補正テーブルの中から入力されたパッチ番号に基づいて1つの補正テーブルを選択し、それを記録の際に用いる補正テーブルとして設定する。
また、本実施形態では、ブラック(K)については、固定の補正テーブルを用い、これについてはキャリブレーションを実施しないものとする。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、Kについてはキャリブレーションを実施しないものとしたが、本実施形態では、第1実施形態に記載の第1グループ、第2グループについて補正テーブル決定を行い、さらに第3グループに関するキャリブレーションを行い、そのグループに含まれるKの補正テーブルを設定する。
図13は第3グループの各色のパッチデータを示し、図14はこれらパッチデータと設定される補正テーブルとの関係を示す図である。また、図15は実際に記録されたパッチのパターンを示す図である。これらの図に示すように、第3グループはK、Lc、Lm、Yであり、これらのパッチに基づいてKの補正テーブルが設定される。
詳しくは、Kについて、第1実施形態で説明した第1段階で選択された第1グループで選ばれた番号のパッチと同じパッチデータの組み合わせのパッチを比較用パッチ(プロセスブラック)として記録する。そして、ブラックパッチとして、図13ないし図14に示す3種類のパッチデータのパッチを記録する。この3種類のパッチの中から、比較用パッチと最も近い濃さを有したKのパッチを選択しその番号を操作部を介して入力する。そして、このパッチ番号に基づき、図16に示すテーブルを参照しKの補正テーブルを決定する。このように、第1グループで既に決定した補正テーブルに対応したそれぞれの色のプロセスブラックを基準とし、それに近い濃度のブラックパッチを選択できるので、この場合も記録するパッチの数を少なくできるとともに、比較に基づく選択とすることから、記録するパッチを少なくしてもパッチ選択精度の低下を防ぐことができる。
(第3実施形態)
図17は、本実施形態に係る画像処理構成を示すブロック図であり、第1、第2実施形態に係る図3と同様の図である。図3に示す構成と異なる点は、図3に示す変換203とγ補正205を1つの処理として行う点である。具体的には変換203とγ補正205を合成した変換テーブルを用いて変換処理を行う点である。この場合、第1、第2実施形態と同様、3種類の変換テーブルの中からセレクタ204によって1つの変換テーブルが選択され、それが記録データ生成に用いられる。
具体的には、R、G、BからC、M、Y、K、Lc、Lmへの変換テーブルをそれぞれ3種類ずつ持ち、それぞれの記録ヘッドの吐出量に応じて変換テーブルを選択し、それを用いて変換処理をした後、2値化処理を行い、最終的に得られた記録データに基づいて記録を行う。この構成は、第1実施形態のようにR、G、BからC、M、Y、K、Lc、Lmへ変換後、補正テーブルを3種類持ち切り替えるのと比較して、R、G、BからC、M、Y、K、Lc、Lmへの変換を補正係数を予め合成しておいた変換テーブルを用い、一度の変換で補正も終了させるというものである。これにより、変換回数が減ることで量子化誤差を減らすことができることなどの効果を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るキャリブレーションは、第1、第2実施形態と同様、上記3種類の変換テーブルについて行う。そして、キャリブレーションによって設定された変換テーブルがセレクタ204によって選択されることになる。
(他の実施形態)
なお、上述した各実施形態では補正テーブルないし変換テーブルなどテーブルを用いて画像データの処理を行う場合に対するキャリブレーションについて説明したが、本発明の適用はこのような態様に限られず、広く画像データの変換を行うものを対象とし、その変換特性をキャリブレーションによって決定するようにできることはもちろんである。例えば、テーブルを用いずに演算によって補正ないし変換を行う場合についてもそのキャリブレーションを実行することができる。すなわち、演算の係数を選択したパッチ番号に基づいて決定し、その変換特性の較正を行うことができる。
また、上記の各実施形態では、画像処理およびキャリブレーションをプリンタなどのインクジェット記録装置側で行うものとしたが、画像処理をパーソナルコンピュータなどのホスト装置で実行する構成では、上記の各実施形態で説明したキャリブレーション方法を用いたキャリブレーションをそのホスト装置で実行することもできる。また、この場合、複写機能や通信機能などを具えた複合機が、他のプリンタや複合機に対するホスト装置としてキャリブレーションを実行してもよい。
本発明のインクジェット記録装置の一実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。 図1に示したインクジェットプリンタの制御および画像処理の構成を示すブロック図である。 図2に示した構成による画像処理を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態に係る補正テーブルを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係るキャリブレーション処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るこの固定パッチデータを説明する図である。 図6に示すパッチデータの組合せによって得られる19個のパッチのパッチデータの組合せを示す図である。 図7に示すパッチを実際に記録したパターンAを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に関して、補正テーブルの設定の際に参照するテーブルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る第2グループのC、M、Yのパッチデータの組合せによるパッチパターンBの各パッチのデータを示す図である。 図10に示すパターンが実際に記録されたときのパッチを示す模式図である。 本発明の一実施形態に関して、補正テーブルの設定の際に参照するテーブルを示す図である。 本発明の第2の実施形態に関して、第3グループの各色のパッチデータを示す図である。 図13に示すパッチデータと設定される補正テーブルとの関係を示す図である。 図13、図14に示すパターンが実際に記録されたときのパッチを示す図である。 本発明の第2の実施形態に関して、補正テーブルの設定の際に参照するテーブルを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像処理構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 紙送りローラ
102 記録媒体
103 主走査ガイド
104 キャリッジ
105 記録ヘッド
106 プラテン
310 インターフェース
311 MPU
312 ROM
313 RAM
314 ゲートアレイ
319 搬送モータ
320 キャリアモータ

Claims (6)

  1. 複数種類のインクを吐出する複数の記録ヘッドを用い、画像データを変換して得られる濃度値として記録データを生成し該生成した記録データに基づき複数の記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置であって、
    前記変換の特性を較正するキャリブレーション手段を具え、該キャリブレーション手段は、前記複数種類のインクの色のうちイエロー、淡シアン、淡マゼンタからなる第1グループについてそれらの色それぞれの複数の濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの濃度値に前記画像データが変換されるように、前記第1グループの色それぞれの変換特性の較正を行う第1キャリブレーション段階と、
    前記複数種類のインクの色のうち、前記第1グループのイエローついて前記選択されたパッチに対応する濃度値に変換する変換特性で得られる濃度値と、イエロー、シアン、マゼンタからなる第2グループについてシアン、マゼンタそれぞれの複数の濃度値との組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの色の濃度値に前記画像データが変換されるよう、前記第2グループの色のうちシアン、マゼンタの変換特性の較正を行う第2キャリブレーション段階と、
    を含んでキャリブレーションを行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記キャリブレーション手段は、前記変換に用いられ得る複数のテーブルの中から1つのテーブルを決定することにより変換特性の較正を行うものであり、前記第1キャリブレーション段階では、前記第1グループのそれぞれ色について予め定めた前記複数のテーブルにそれぞれ対応した濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、前記選択したパッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの色の濃度値に対応するテーブルを当該色の濃度値に変換するテーブルとして決定し、前記第2キャリブレーション段階では、前記第1グループのイエローについて予め定めた前記複数のテーブルにそれぞれ対応した濃度値の組み合わせのうち、当該色について前記第1段階で決定したテーブルに対応する濃度値とシアン、マゼンタのそれぞれについて予め定めた前記複数のテーブルにそれぞれ対応した濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、前記選択したパッチに対応する濃度値の組み合わせのシアン、マゼンタそれぞれの濃度値に対応するテーブルを当該色の濃度値に変換するテーブルとして決定することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記キャリブレーション手段は、前記第1グループの色とブラックを含む第3のグループについて、前記第1キャリブレーション段階で選択されパッチに対応する前記第1グループの色の濃度値の組み合わせのパッチと、ブラックの複数の濃度値に基づく複数のパッチを記録し、該記録したブラックの複数のパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応するブラックの濃度値に前記画像データが変換されるように、当該ブラックの変換特性の較正を行う第3キャリブレーション段階をさらに含んでキャリブレーションを行うことを特徴とする請求項1または2にインクジェット記録装置。
  4. 複数種類のインクを吐出する複数の記録ヘッドを用い、画像データを変換して得られる濃度値として記録データを生成し該生成した記録データに基づき複数の記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置であって、
    前記変換の特性を較正するキャリブレーション手段を具え、該キャリブレーション手段は、
    前記複数種類のインクの色のうち所定数の色からなるグループについてそれらの色それぞれの複数の濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの濃度値に前記画像データが変換されるように、前記グループの色それぞれの変換特性の較正を行う処理を、少なくとも2段階以上の複数の段階で行うキャリブレーションを実行し、後の段階の処理においては、先の段階の処理におけるイエロー、淡シアン、淡マゼンタのグループに含まれるイエローについて選択されたパッチに対応する濃度値に変換する変換特性で得られる濃度値と、イエロー、シアン、マゼンタからなるグループについてシアン、マゼンタそれぞれの複数の濃度値との組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、シアン、マゼンタについて変換特性の較正を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 複数種類のインクを吐出する複数の記録ヘッドを用い、画像データを変換して得られる濃度値として記録データを生成し該生成した記録データに基づき複数の記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置における前記変換の特性を較正するキャリブレーション方法であって、
    前記複数種類のインクの色のうちイエロー、淡シアン、淡マゼンタからなる第1グループについてそれらの色それぞれの複数の濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの濃度値に前記画像データが変換されるように、前記第1グループの色それぞれの変換特性の較正を行う第1キャリブレーションステップと、
    前記複数種類のインクの色のうち、前記第1グループのイエローについて前記選択されたパッチに対応する濃度値に変換する変換特性で得られる濃度値と、イエロー、シアン、マゼンタからなる第2グループについてシアン、マゼンタそれぞれの複数の濃度値との組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、該記録したパッチの中から選択されたパッチ情報に基づき、当該パッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの色の濃度値に前記画像データが変換されるよう、前記第2グループの色のうちシアン、マゼンタそれぞれの変換特性の較正を行う第2キャリブレーションステップと、
    を有することを特徴とするキャリブレーション方法。
  6. 前記キャリブレーションは、前記変換に用いられ得る複数のテーブルの中から1つのテーブルを決定することにより変換特性の較正を行うものであり、前記第1キャリブレーションステップでは、前記第1グループのそれぞれ色について予め定めた前記複数のテーブルにそれぞれ対応した濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、前記選択したパッチに対応する濃度値の組み合わせのそれぞれの色の濃度値に対応するテーブルを当該色の濃度値に変換するテーブルとして決定し、前記第2キャリブレーションステップでは、前記第1グループのイエローについて予め定めた前記複数のテーブルにそれぞれ対応した濃度値の組み合わせのうち、当該色について前記第1段階で決定したテーブルに対応する濃度値とシアン、マゼンタのそれぞれについて予め定めた前記複数のテーブルにそれぞれ対応した濃度値の組み合わせに基づいて複数のパッチを記録し、前記選択したパッチに対応する濃度値の組み合わせのシアン、マゼンタそれぞれの濃度値に対応するテーブルを当該色の濃度値に変換するテーブルとして決定することを特徴とする請求項に記載のキャリブレーション方法。
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