JP4426132B2 - 高圧放電ランプ点灯方法、高圧放電ランプ点灯装置および照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧放電ランプ点灯方法、高圧放電ランプ点灯装置およびこれを用いた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特表平10−501919号公報には、交流ランプ電流を高圧放電灯に供給して高圧放電灯を点灯するに当たり、ランプ電流の半周期の所定分の1で電流パルスを発生させ、この電流パルスの極性を前記ランプ電流の極性と同一にするとともに、この電流パルスをその発生した半周期の後の部分でこのランプ電流に重畳する高圧放電灯点灯方法が記載されている。そして、電流パルスの平均振幅およびランプ電流の平均振幅間の比を0.6〜2の範囲とし、電流パルスの持続時間およびランプ電流の半周期の比を0.05〜0.15の範囲とすることにより、良好な結果を得ることができるとしている。
【0003】
上記の従来技術においては、高圧放電ランプを流れる電流の全量は電流パルスによってランプ電流の半周期の所定数分の1の終端で増大するため、電極の温度は著しく高い値に上昇する。この高温度のため、放電アークが各陰極フェーズで電極の同一個所から発生するので、放電アークの安定性が増大する旨記述されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来技術の場合、電流パルスが流れたことにより、短時間だけ電極の温度が著しく上昇するのに伴って、光出力も著しく増大する。このため、たとえば回転式RGBカラーフィルターおよびディジタル・マイクロミラー・デバイス(商品名「DMD」)を用いて、RGBの三原色画像をタイムシェアリングにより重ね合わせて投影することにより、カラー画像を得るディジタル・ライト・プロセッシング(商品名「DLP」)方式のように、極めて短時間の光出力を利用する場合、電流パルスの重畳による光出力の急激な変化は、それがたとえ短時間であっても、画像に色や明るさのちらつきを生じるという問題がある。
【0005】
したがって、光出力の利用形態如何によっては、従来技術は、光出力のちらつき低減の作用、効果を得ることができない。
【0006】
また、従来技術は、電流パルスを重畳して電極を加熱する際に電極物質がスパッタリングにより消耗しやすい。このため、透光性放電容器の内壁面が黒化して透過率が低下するので、光出力が減退して高圧放電ランプの寿命が短くなるという問題もある。
【0007】
本発明は、ランプ電流の半周期における光出力の変化を低減して光出力のちらつきを抑制するとともにランプ電圧が安定化されて明るさのちらつきが低減するようにした高圧放電ランプ点灯方法、高圧放電ランプ点灯装置およびこれを用いた照明装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を達成するための手段】
請求項1の発明の高圧放電ランプ点灯方法は、安定点灯状態において、極性反転直後に最大値を有し、半周期の後半部の平均値が前半部の平均値より大きくて、かつ、後半部に電流パルスを含まない電流波形を有する交流ランプ電流を供給して高圧放電ランプを点灯することを特徴としている。
【0009】
本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0010】
<高圧放電ランプについて>
高圧放電ランプは、少なくとも透光性放電容器、一対の電極および放電媒体を備えている。透光性放電容器は、石英ガラスまたは透光性セラミックスなどの耐火性および気密性を備えた材料からなる。一対の電極は、透光性放電放電容器の内部に離間対向して封装されている。放電によって発生した光出力の集光性を高めるためには、電極間距離を短く設定するのが好ましい。放電媒体は、イオン化して放電に寄与する媒体であり、金属ハロゲン化物、水銀および希ガスなどを選択的に用いることができる。たとえば、メタルハライドランプにおいては、発光金属のハロゲン化物、緩衝気体としての水銀および希ガスを用いるか、水銀に代えて比較的蒸気圧が高くて、発光の少ない亜鉛、鉄、アルミニウムなどの金属のハロゲン化物を組み合わせることができる。また、高圧水銀ランプにおいては、水銀および希ガスを用いる。さらに、希ガス放電ランプにおいては、希ガスたとえばキセノンを用いる。
【0011】
<交流ランプ電流について>
交流ランプ電流は、これが高圧放電ランプに通流することによって高圧放電ランプを交流点灯する。本発明において、ランプ電流は、その半周期の波形を前半部すなわち前側の1/4周期と後半部すなわち後側の1/4周期とに分けて見たときに、前半部の平均値より後半部の平均値の方が大きいのが第1の特徴である。両平均値の差は、5〜50%程度であっても差し支えない。しかし、10〜30%の範囲で特に良好な結果が得られる。なお、平均値は、ランプ電流の波形を積分して求めることができる。また、「ランプ電流」とは、高圧放電ランプの一対の電極を通じて流れる電流の全てをいい、どの回路手段から出力されたかは問わない。さらに、ランプ電流の基本波形は、矩形波であるのが好ましい。
【0012】
また、ランプ電流の後半部には、電流パルスを含んでいないのが第2の特徴である。したがって、ランプ電流の後半部は、相対的に瞬時値の変化が少ない。たとえば、後半部の前端から終端に向かって瞬時値が、殆ど一定な態様、ほぼ直線的に上昇する態様、段階的に上昇する態様、飽和しながら上昇する態様、勾配が大きくなりながら上昇する態様などであることを許容する。なお、ランプ電流が高周波のリップルを含んでいる場合には、その包絡線をもってランプ電流の変化を判断するものとする。
【0013】
さらに、交流ランプ電流は、極性反転直後に最大値を有しているのが第3の特徴である。
【0014】
交流ランプ電流の上記の最大値は、パルス状をなしている部分によって形成されているのが好ましい。極性反転直後のパルス状をなした部分であれば、極性反転の際に生じる点灯回路の過渡現象により、容易に形成することができる。
【0015】
さらにまた、ランプ電流は、終端側の少なくとも1/8周期にわたり瞬時値が低下しないように制御されているのが好ましい。
【0016】
<本発明の作用について>
本発明においては、ランプ電流の後半部の平均値が前半部のそれより相対的に大きいことにより、半周期の後半において、その終端にかけて電極の加熱を十分に行なえる。その結果、ランプ電流の極性が反転して次の半周期になった際に電極温度を所要の程度まで高く維持することができる。このため、陽極フェーズから陰極フェーズに切り替った際に、陰極スポットが電極表面を移動するのが抑制されて、放電の安定性が向上する。
【0017】
また、上記の電極加熱は、電流パルスにより行なわれるものではなく、比較的瞬時値の変化の少ない連続的な電流により行なわれるので、光出力の瞬時的な変化が著しく低減する。このため、本発明により点灯される高圧放電ランプをディジタル・ライト・プロセッシング方式に用いた場合であっても、明るさや色のちらつきが生じにくくなる。
【0018】
さらに、本発明においては、交流ランプ電流の極性転換直後に最大値を有していることによって、高圧放電ランプのランプ電圧が安定化される。ランプ電圧が変動すると、明るさのちらつきを生じるので、ランプ電圧の安定化により、明るさのちらつきも低減する。
【0019】
さらにまた、半周期の終端近くにおける電流パルスによる電極物質のスパッタリングを生じくいので、従来技術におけるような寿命の短縮がない。
【0020】
請求項2の発明の高圧放電ランプ点灯方法は、請求項1記載の高圧放電ランプ点灯方法において、交流ランプ電流は、最大値をdとし、半周期の平均値をaとしたとき、d/aが下式を満足することを特徴としている。
【0021】
1.05≦d/a≦1.80
本発明は、ランプ電圧の安定化に好適な最大値を平均値との比率をもって規定している。すなわち、d/aが1.05未満の場合、ランプ電圧の安定化作用が少なくなる。また、1.8超の場合、光出力のちらつきが生じやすい。なお、好ましくは1.3〜1.6である。
【0022】
請求項3の発明の高圧放電ランプ点灯方法は、請求項1または2記載の高圧放電ランプ点灯方法において、交流ランプ電流は、半周期の前半部に最小値を含んでいることを特徴としている。
【0023】
そうして、本発明においては、交流ランプ電流の半周期の前半部に最小値が存在することにより、前半部の平均値に対して後半部の平均値を相対的に大きくしやすくなる。
【0024】
請求項4の発明の高圧放電ランプ点灯方法は、請求項1記載の高圧放電ランプ点灯方法の安定点灯状態において、半周期の前半部に最小値bを有するとともに、半周期の平均値をaとしたときに、a/bが下式を満足する交流ランプ電流を供給して高圧放電ランプを点灯することを特徴としている。
【0025】
1.1≦a/b≦4.0
本発明は、交流ランプ電流の半周期の前半部の最小値bと、半周期の平均値aとの比a/bを数値規定することにより、半周期の後半部の終端にかけて電極を前半部より多目に加熱してその温度を所要に高めるようにしている。a/bが1.1未満であると、後半部における電極の加熱が少なくなる。これに対して、a/bが4.0超になると、後半部における電極の加熱が多すぎる。また、前半部から後半部にかけてランプ電流の急激な変化を生じやすくなり、短時間光出力のちらつきを生じる。なお、a/bは、好ましくは1.1〜1.7である。
【0026】
そうして、本発明においては、請求項1におけるのとほぼ同様な作用、効果が得られる。
【0027】
本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第1の態様は、安定点灯状態において、半周期の平均値をaとし、極性転換直前の瞬時値をcとしたとき、c/aが下式を満足する交流ランプ電流を供給して高圧放電ランプを点灯することを特徴としている。
【0028】
1.1≦c/a≦1.5
本態様は、交流ランプ電流の極性転換直前の瞬時値cと、半周期の平均値aとの比c/aを数値規定することにより、半周期の後半部の終端にかけて電極を前半部より多目に加熱してその温度を所要に高めるようにしている。c/aが1.11未満であると、後半部における電極の加熱が少ない。これに対して、c/aが1.5超になると、後半部における電極の加熱が多すぎる。また、前半部から後半部にかけてランプ電流の急激な変化を生じやすくなり、短時間光出力のちらつきを生じる。なお、「極性転換直前の瞬時値」とは、急峻な立下りを除いた部分の瞬時値をいう。
【0029】
そうして、本態様においては、請求項1におけるのとほぼ同様な作用、効果が得られる。
【0030】
本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第2の態様は、請求項4または第1の態様の高圧放電ランプ点灯方法において、交流ランプ電流は、半周期の中央近傍に最大値があることを特徴としている。
【0031】
本発明において、「半周期の中央近傍」とは、半周期の中央を中心としてその前後に半周期の10%の幅を有する範囲をいう。なお、最大値は、ランプ電流の瞬時値の変化が緩やかな連続的な波形部分により形成されていてもよいし、電流パルスにより形成されていてもよい。ただし、電流パルスにより最大値が形成される場合、ディジタル・ライト・プロセッシング方式のような短時間の光出力を利用する方式より透過形液晶式プロジェクション方式のようなタイムシェアリングを行なわない場合に好適である。
【0032】
そうして、本態様においては、上記の構成により電極の温度上昇が半周期の早い位相から開始されるので、半周期の終端まで電極温度を維持するようにすれば、光出力のちらつきを抑制することができる。半周期の終端まで電極温度を維持するようにするには、たとえばランプ電流の半周期の後半部における平均値を前半部の平均値より大きくするなどにより可能になる。
【0033】
本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第3の態様は、第2の態様の高圧放電ランプ点灯方法において、最大値をdとし、半周期の平均値をaとしたとき、d/aが下式を満足することを特徴としている。
【0034】
1.3≦d/a≦1.8
本態様は、最大値dと半周期の平均値aとの比d/aの好適な範囲を規定している。d/aが1.3未満であると、電極の温度上昇が十分でなくなる。また、d/aが1.8超であると、電極材料のスパッタリングが多くなり、透光性放電容器の黒化を生じやすくなる。
【0035】
請求項5の発明の高圧放電ランプ点灯装置は、高圧放電ランプと;請求項1ないし4のいずれか一記載の交流ランプ電流を高圧放電ランプに供給する点灯回路と;を具備していることを特徴としている。
【0036】
本発明は、請求項1ないし4に規定する高圧放電ランプ点灯方法を実施するための高圧放電ランプ点灯装置を規定している。すなわち、点灯回路から高圧放電ランプに対して交流ランプ電流を供給する。しかし、点灯回路の具体的な回路構成は限定されない。
【0037】
請求項6の発明の高圧放電ランプ点灯装置は、請求項5記載の高圧放電ランプ点灯装置において、点灯回路は、直流電源、入力端が直流電源に接続する直流−直流間変換回路、および直流−直流間変換回路の直流出力電圧を交流電圧に変換する極性反転回路を備えていることを特徴としている。
【0038】
本発明は、請求項1ないし4に規定する高圧放電ランプ点灯方法を実施するための高圧放電ランプ点灯装置の好適な回路構成を規定している。
【0039】
<直流電源について>
直流電源は、電池電源および整流化直流電源のいずれであってもよい。整流化直流電源は、低周波交流電源たとえば商用交流電源を整流手段により整流して直流を得る。整流手段は、半波整流および全波整流のいずれであってもよい。整流出力をさらに平滑化して出力してもよいし、非平滑状態で出力してもよい。
【0040】
<直流−直流間変換回路について>
本発明において、「直流−直流間変換回路」とは、直流電源の直流出力を所要電圧の直流電圧に変換する手段をいう。直流−直流間変換を行なうには、たとえば直流をいったん所望電圧の高周波パルスに変換し、高周波パルスを整流して所望電圧の直流電圧に変換する。この種の変換方式を用いた直流−直流間変換回路としては、種々の回路方式が既知であり、基本的にはいずれの回路方式をも許容する。たとえば、チョッパ形、フォワード形、プッシュプル形およびブリッジ形などの回路方式を用いることができる。チョッパ形の直流−直流間変換回路としては、降圧形、昇圧形および逆極性形の回路方式のいずれであってもよい。
【0041】
請求項7の発明の照明装置は、照明装置本体と;照明装置本体に配設される請求項5または6記載の高圧放電ランプ点灯装置と;を具備していることを特徴としている。
【0042】
本発明において、照明装置とは、高圧放電ランプの発光を利用するあらゆる装置を含む広い概念であり、したがって液晶プロジェクタ、オーバーヘッドプロジェクタなどの光投射装置、自動車ヘッドライト、照明器具、表示装置などであることを許容する。もちろん、照明器具は屋内用および屋外用のいずれであってもよい。また、「照明装置本体」とは、照明装置から高圧放電ランプ点灯装置を除いた残余の部分をいう。また、高圧放電ランプ点灯装置のうち点灯回路は、照明装置本体から離間した位置に配設することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0044】
図1は、本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第1の実施形態における高圧放電ランプを示す正面図である。
【0045】
図2は、同じく交流ランプ電流の許容される態様を示す波形図である。
【0046】
図3は、同じく交流ランプ電流の許容される他の態様を示す波形図である。
【0047】
まず、高圧放電ランプについて説明する。
【0048】
図1において、1は透光性放電容器、2、2は一対の電極、3は封着金属箔、4は導入導体、5は口金、6は接続導体である。
【0049】
透光性放電容器1は、石英ガラスからなり、中央の包囲部1aおよび両端の第1および第2の減圧封止部1b、1cからなる。第1および第2の封止部1b、1cは、包囲部1aの両端に減圧封止構造により一体に接続して形成されている。
【0050】
電極2は、電極軸部2aおよびコイル部2bを備えている。電極軸部2aは、0.45mmの純タングステン棒である。コイル部2bは、0.15mmの純タングステン線を電極軸部2aの先端部に巻装されている。そして、電極間距離は、約1.4mmに設定されている。
【0051】
封着金属箔3は、モリブデンからなり、封止部長は20mmである。そして、封着金属箔3は、その先端部に電極軸2aの基端を、基端部に導入導体4の先端を、それぞれ溶接して電極マウントを形成した状態で、透光性放電容器1の両端の第1および第2の減圧封止部1b、1cの内部に気密に埋設されている。
【0052】
封入媒体は、水銀、アルゴンおよびCH2Br2からなる。なお、CH2Br2のハロゲンは、透光性放電容器1の包囲部1aの単位内容積当たりの濃度が8以上になるように封入されている。
【0053】
導入導体4は、モリブデン線からなり、封着金属箔3の基端に先端が溶接し、基端が第1の減圧封止部1bから外部に露出している。なお、導入導体4は、図において左右対称構造であるが、右側の導入導体は後述する口金5内に位置しているため外部から見えない。
【0054】
口金5は、筒体5aおよびねじ端子5bを備えている。筒体5aは、黄銅などの金属からなり、その一端部が第1の減圧封止部1bの端部に口金セメントによって固着されている。ねじ端子5bは、周囲にねじ溝が形成され、基端が筒体5aに固着されて筒体5aから外部へ突出しているとともに、その内部で対応する導入導体4と接続している。
【0055】
接続導体6は、その先端が第1の封止部1bから外部へ突出している導入導体4に先端が溶接している。
【0056】
そうして、高圧放電ランプの定格ランプ電圧が90V、定格ランプ電流が1.1A、安定時の放電媒体中の水銀蒸気圧力が10MPa以上になる。
【0057】
次に、交流電流波形について説明する。
【0058】
交流電流波形は、図2の(a)に示すように、基本波形が矩形波で、半周期すなわち1/2周期の平均値がa、その前半部1/4周期の平均値がa1、後半部1/4周期の平均値がa2であるとともに、a1<a2の関係にある。
【0059】
まず、前半部1/4周期について見ると、極性反転直後に最大値d、約90°/4の位相に最小値bがある。また、最大値dは、パルス状部分により形成されている。さらに、最小値bから90°にかけて緩やかに瞬時値が上昇している。
【0060】
次に、後半部について見ると、90°から135°までの1/8周期のかけて瞬時値が飽和しながら上昇し、135°から180°までの1/8周期の間は瞬時値が一定である。さらに、極性反転直前の瞬時値がcで、後半部の90°から180°までの位相期間の間瞬時値は低下していない。さらにまた、最小値bから極性反転直前の瞬時値cまでの間瞬時値が上昇ないし平坦になっている。
【0061】
また、平均値a、最小値b、極性反転直前の瞬時値cおよび最大値dの相互関係について見ると、下式に示すとおりである。
【0062】
c/a=1.13a/b=1.20d/a=1.39
図4は、本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第1の実施形態における図2の(a)に示す態様に対応する実際の交流ランプ電流を示す波形図である。この場合の交流ランプ電流は、後述する高圧放電ランプ点灯装置により点灯しているため、チョッパ動作による高周波リップルが重畳している。そして、交流ランプ電流の平均値a、最小値b、極性反転直前の瞬時値cおよび最大値dの相互関係は、上記と接近しているが、下式に示すとおりであった。なお、動作周波数は100Hzである。
【0063】
c/a=1.11a/b=1.19d/a=1.33
高圧放電ランプを点灯して、陰極輝点の移動の有無を観察した結果、陰極輝点の移動は認められなかった。このことは、明るさや色のちらつきが生じないことを意味する。また、点灯5000時間でも透光性放電ランプの黒化は殆ど観察されなかった。このことは、高圧放電ランプの寿命が長くなることを意味する。
【0064】
再び図2に戻って説明すると、その(b)に示す交流ランプ電流波形の第2の態様は、後半部1/4周期において、90°から135°までの1/8周期の瞬時値が直線的に上昇している点で(a)と異なる。
【0065】
図2の(c)に示す交流ランプ電流波形の第3の態様は、前半部の最小値bから極性反転直前の瞬時値cにかけて飽和しながら緩やかに上昇している点で(a)と異なる。
【0066】
図3の(d)に示す交流ランプ電流波形の第4の態様は、前半部の最小値bから極性反転直前の瞬時値cにかけて直線に上昇している点で(c)と異なる。
【0067】
図3の(e)に示す交流ランプ電流波形の第5の態様は、前半部の最小値bから極性反転直前の瞬時値cにかけて勾配が徐々に大きくなりながら上昇している点で(c)、(d)と異なる。
【0068】
図5は、本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第2の実施形態における交流ランプ電流の許容される種々の態様を示す波形図である。
【0069】
本実施形態においては、極性反転直後に最大値を有していない交流ランプ電流によって高圧放電ランプを点灯する点で第1の実施形態と異なる。すなわち、(a)の態様は、前半部の波形が直線的に増加し、後半部の波形が矩形状をなした波形である。
【0070】
(b)の態様は、半周期を通じて瞬時値が直線的に増加する波形である。
【0071】
(c)の態様は、前半部が段階的に増加し、後半部が矩形状をなす波形である。
【0072】
(d)の態様は、前半部が中間部で落ち込み、その前後が段階的に増加し、後半部が矩形状をなす波形である。
【0073】
なお、極性反転直後に最大値を有していない交流ランプ電流を形成するには、高圧放電ランプと直列にインダクタを挿入して、突入電流を抑制すればよい。
【0074】
図6は、本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第3の実施形態における交流ランプ電流の波形を示す波形図である。なお、図2の(a)と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。本実施形態は、交流ランプ電流の半周期の中央近傍に最大値dが存在している点で第1の実施形態と異なる。平均値a、a1、a2、最小値b、極性反転直前の瞬時値cおよび最大値dの相互関係は、下式に示すとおりであった。
【0075】
a2/a1=1.44
c/a=1.09
a/b=3.67
d/a=1.58
次に、本発明の高圧放電ランプの第3の実施形態に関連して、交流ランプ電流の波形を制御することによって、a/b、c/aおよびd/aの値を変化させて点灯した場合における陰極輝点の移動の有無および透光性放電容器の黒化について試験した結果を表1ないし表3を参照して説明する。なお、表中、陰極輝点の移動および黒化についての評価記号の評価内容を以下に示す。
<陰極輝点の移動>
○:陰極輝点の移動が認められない
△:若干認められる
×:顕著な移動が認められる
<透光性放電容器の黒化>
◎:点灯5000時間まで黒化が認められない
○:点灯2000時間まで黒化が認められない
△:点灯1000時間まで黒化が認められない
×:点灯初期の500時間未満で黒化が認められた
【0076】
【表1】
a/b 1.0 1.25 1.67 2.5 3.33 5.0
陰極輝点の移動 △ ○ ○ ○ ○ ○
透光性放電容器の黒化 ◎ ◎ ◎ ○ ○ △
【0077】
【表2】
c/a 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0
陰極輝点の移動 × △ ○ ○ ○ ○
透光性放電容器の黒化 ◎ ◎ ○ ○ △ ×
【0078】
【表3】
d/a 1.0 1.2 1.3 1.4 1.6 1.8 2.0
陰極輝点の移動 × △ ○ ○ ○ ○ ○
透光性放電容器の黒化 ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ ×
図7は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第1の実施形態を示す回路図である。図において、ASは交流電源、RDCは直流電源、TCは直流−直流間変換回路、PTCは極性反転回路、IGはイグナイタ、HPLは高圧放電ランプである。
【0079】
<回路構成について>
交流電源ASは、商用交流電源からなる。
【0080】
直流電源RDCは、倍電圧整流回路からなる。
【0081】
直流−直流間変換回路TCは、降圧チョッパ回路BTC、制御回路CC、出力電圧検出回路VDおよび出力電流検出回路CVからなる。
【0082】
降圧チョッパ回路BTCは、インダクタおよびスイッチング手段の直列回路と、スイッチング手段に並列接続されたダイオードおよび平滑コンデンサの直列回路とからなる既知の回路構成である。
【0083】
制御回路CCは、ドライブ信号を形成する発振機能、交流ランプ電流が所望の波形になるように出力特性データを予め記憶するメモリ機能、ならびにメモリ機能から読み出した出力特性データと後述する出力電圧検出回路VDおよび出力電流検出回路CDの各検出信号とに基づいて演算してドライブ信号をPWM制御する演算機能などを有している。そして、降圧チョッパ回路BTCのスイッチング手段のオン、オフを制御する。
【0084】
出力電圧検出回路VDは、降圧チョッパ回路BTCの出力端間に接続された抵抗器R1、R2の直列回路からなる分圧回路のうち抵抗器R2の両端電圧を制御回路CCに帰還信号として制御入力するように構成されている。
【0085】
出力電流検出回路CDは、降圧チョッパ回路BTCの出力端に直列に接続された抵抗器R3の両端電圧を制御回路CCに帰還入力するように構成されている。そうして、制御回路CCは、降圧チョッパ回路BTCを定電力制御するとともに、所定の交流ランプ電流を形成するために、交流ランプ電流の周期と同期して直流出力を所定に制御する。
【0086】
極性反転回路PTCは、フルブリッジ形インバータFBIおよびドライブ回路DCからなる。フルブリッジ形インバータFBIは、ブリッジ接続されたスイッチング手段Q1ないしQ4からなる。ドライブ回路DCは、発振器OSCおよびインバータIVからなり、スイッチング手段Q1ないしQ4に対してドライブ信号を供給して、スイッチング手段Q1、Q3とQ2、Q4とを交互に所定の動作周波数でスイッチングさせる。
【0087】
イグナイタIGは、高圧放電ランプHPLの始動時に始動用高電圧パルスを印加する。
【0088】
高圧放電ランプHPLは、図1に示す構成を備えている。
【0089】
<回路動作について>
交流電源ASから供給される商用100V交流電圧は、直流電源RDCにおいてたとえば200V直流電圧に変換されてから、直流−直流間変換回路TCの入力端に印加される。直流−直流間変換回路TCは、そのスイッチング手段が制御回路CCにより制御されて高周波スイッチングすることにより、直流電圧をチョッピングして、いったんたとえば50kHzの高周波パルスに変換する。そして、出力電圧検出回路VDおよび出力電流検出回路CDの検出信号に基づいてスイッチングのデューティを制御することにより定電力制御を行なう。また、併せて極性反転回路PTCの動作と同期し、かつ、予め記憶している出力特性データに基づいて演算して、交流ランプ電流の半周期の波形が所定の特性になるように、出力電圧のデューティを制御する。さらに、パルス電圧は平滑化されて、降圧された直流電圧を出力する。
【0090】
次に、降圧された直流電圧は、極性反転回路PTCの入力端に印加される。極性反転回路PTCは、そのフルブリッジ形インバータFBIが動作をして、その出力端にたとえば100Hzで、基本波形が矩形波で、かつ、半周期の波形が所定に制御された交流ランプ電流を安定点灯時に出力する。そして、交流ランプ電流は、高圧放電ランプHPLに供給される。
【0091】
高圧放電ランプHPLは、上記の交流ランプ電流の供給により点灯する。なお、直流−直流間変換回路TCに含まれるインダクタが限流インピーダンスとして作用する。
【0092】
以上の動作の結果、安定点灯時に高圧放電ランプに供給される交流ランプ電流は、その半周期の波形が図4に示すようになる。
【0093】
図8は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第2の実施形態を示す回路図である。
【0094】
図9は、同じく極性反転同期切換回路を示す回路図である。
【0095】
各図において、図7と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。本実施形態は、極性反転回路PTCの動作と同期して、直流−直流間変換回路TCの出力を制御することによって、交流ランプ電流の半周期の波形を所望形状に整形するための好適な回路構成を備えている点で異なる。
【0096】
すなわち、極性反転同期切換回路PSCおよびタイマTMを備えている。
【0097】
極性反転同期切換回路PSBは、出力電圧検出回路VDの抵抗器R2と直列に接続して直流−直流間変換回路TCの出力端間に接続されている。そして、図9に示すように、抵抗器R4、フォトカプラPCおよび抵抗器R5の直列回路と、フォトカプラPCおよび抵抗器R5の直列回路に並列接続した抵抗器R6および図示極性のツェナーダイオードZDの並列回路と、抵抗器R5に並列接続したコンデンサC1とから構成されている。フォトカプラPCは、後述するタイマTMに連動する。
【0098】
タイマTMは、極性反転回路PTCのドライブ回路DCに同期して、交流ランプ電流の半周期ごとにタイマ動作を行ない、半周期の開始時にオンし、約1/4周期後にオフする。タイマTMのオンで、フォトカプラPCの発光ダイオードがオンし、オフで発光ダイオードがオフする。
【0099】
次に、回路動作について説明する。
【0100】
極性反転回路PTCのドライブ回路DCに連動してタイマTMが動作するので、交流ランプ電流の極性反転すると、これに同期してその後フォトカプラPCが1/4周期の間オンする。フォトカプラPCがオンすると、極性反転同期切換回路PFBの合成抵抗が小さくなる。しかも、コンデンサC1が抵抗器R4、R5およびR2を介して充電されるので、充電に伴って合成抵抗が徐々に大きくなっていき、やがて飽和する。
【0101】
図10は、本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第2の実施形態における出力電流検出回路CDの出力電圧波形を示す波形図である。時間t1とt4の間が交流ランプ電流の半周期すなわちT/2、時間t1とt3の間がタイマTMのオン時間、時間t3とt4の間がオフ時間である。また、時間t1からt2までの時間の間コンデンサC1が充電される。
【0102】
したがって、交流ランプ電流の半周期中の時間t1からt3までの始めの1/4周期の間は、フォトカプラPCがオンするので、出力電圧検出回路VDの抵抗器R2の両端間から得られる検出電圧が相対的に高くなる。加えて、コンデンサC1の充電に伴って時間とともに検出電圧が低下する。この検出電圧が帰還信号として制御回路CCに制御入力するため、制御回路CC中の演算機能がオンデューティを小さくように指令するが、コンデンサC1の充電に伴って徐々に高周波パルスのオンデューティが大きくなっていく。その結果、半周期の始めの1/4周期の間の直流−直流間変換回路TCの出力は、小さい状態から徐々に大きく変化する。
【0103】
これに対して、半周期の終わりの1/4周期の間は、フォトカプラPCがオフするので、抵抗器R2の両端の検出電圧が相対的に低くなる。このため、制御回路CCの演算機能がオンデューティを大きな値に一定にするように指令する。その結果、半周期の終わりの1/4周期の間の直流−直流間変換回路TCの出力は、概ね大きい状態に固定される。なお、ツェナーダイオードZDは、高圧放電ランプHPLの始動時にフォトカプラPCを過電圧の印加による破壊から保護する。
【0104】
以上の動作の結果、交流ランプ電流は、図6に示すように制御される。なお、半周期の立ち上がりおよび1/4周期の始めがパルス状になっているが、これは過渡現象によるものである。
【0105】
図11は、本発明の照明装置の第1の実施形態としての液晶プロジェクタを示す概念的断面図である。
【0106】
図12は、同じく高圧放電ランプ装置を示す一部断面正面図である。なお、図1と同一部分については同一符号を付して説明は省略する。
【0107】
図において、21は高圧放電ランプ装置、22は液晶表示手段、23は画像制御手段、24は光学系、25は高圧放電ランプ点灯装置、26は本体ケース、27はスクリーンである。
【0108】
高圧放電ランプ装置21は、後述する構成である。安定点灯時の交流ランプ電流は、図6に示す本発明の第2の実施形態における波形である。
【0109】
液晶表示手段22は、投射すべき画像を液晶によって表示するもので、その背面から高圧放電ランプ装置21によって照明される。
【0110】
画像制御手段23は、液晶表示手段22を駆動および制御するもので、要すればテレビジョン受信機能をも備えることができる。
【0111】
光学系24は、液晶表示手段22を通過した光をスクリーン27に投射する。
【0112】
高圧放電ランプ点灯装置25は、高圧放電ランプ装置21を点灯する。
【0113】
本体ケース26は、以上の各要素21〜26を収納する。
【0114】
高圧放電ランプ装置21は、図12に示すように、高圧放電ランプ11、凹形反射鏡12、無機質接着剤13、中継端子14、ワイヤハーネス15、前面カバー16を備えている。高圧放電ランプ11は、図1に示す構成を備えている。凹形反射鏡12は、内面が凹形をなすガラス基体12a、可視光反射・熱線透過膜12bおよび筒状部12cからなる。ガラス基体12aは、内面の凹形部が回転放物面を基本とする曲面に形成され、頂部の外側に筒部12cが一体に突出して形成されている。可視光反射・熱線透過膜12bは、ダイクロイック反射膜からなる。
【0115】
高圧放電ランプ11を凹形反射鏡12に取り付けるには、口金5を筒状部12cに挿入し、高圧放電ランプ11の発光中心を凹形反射鏡12の焦点に合致させて口金5と筒状部12cとの間に無機質接着剤13を介在させて両者を固着する。高圧放電ランプ11の一方の電極2側の導入導体5に接続導体6を溶接して凹形反射鏡12の背面側へ導出させている。すなわち、接続導体6は、鏡面の一部に形成した通孔12dを通って凹形反射鏡12の背面側へ導出されている。中継端子14は、凹形反射鏡13の外面の通孔12dの近傍に固着されている。そして、高圧放電ランプ11に接続している接続導体6とワイヤハーネス15との接続を中継している。
【0116】
ワイヤハーネス15は、コネクタ15aおよび一対の絶縁被覆導線15b、15cからなる。コネクタ15は、図示を省略している点灯装置の出力端のコネクタに着脱可能に結合して接続するとともに、絶縁被覆導線15b、15cの一端に接続している。絶縁被覆導線15bは、その他端が中継端子14に接続している。絶縁被覆導線15cは、その他端が口金5のねじ端子5bにローレット付きナット5cによって締め付けられて接続している。
【0117】
前面カバー16は、透明ガラス板からなり、凹形反射鏡12の前面開口端に接着されている。
【0118】
そうして、ワイヤハーネス15のコネクタ15aを点灯装置に接続して、高圧放電ランプ11を点灯すると、高圧放電ランプ11から発生した光線は、凹形反射鏡12の可視光反射・熱線反射膜12bに入射し、そのうち可視光は反射して光軸と平行に出射し、前面カバー16を通過して照明に利用される。これに対して、熱線は可視光反射・熱線透過膜12bを透過し、さらにガラス基体12aを透過して凹形反射鏡12の背面側へ放散されるので、液晶表示体などの温度上昇を抑制することができる。
【0119】
図13は、本発明の照明装置の第2の実施形態としてのディジタル・ライト・プロセッシング方式によるプロジェクタの光学系を示す斜視的概念図である。
【0120】
すなわち、プロジェクタの光学系は、高圧放電ランプ装置31、回転カラーフィルタ32、コンデンサレンズ33、ディジタル・マイクロミラー・デバイス34およびプロジェクションレンズ35からなる。
【0121】
高圧放電ランプ装置31は、基本的に図12に示すのと同一構造であり、光源として機能する。安定点灯時の交流ランプ電流は、図4に示す本発明の第1の実施形態における波形である。
【0122】
回転カラーフィルタ32は、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の三原色フィルタが円盤状に120°間隔で配列され、高圧放電ランプ装置31から集光して投光される光の焦点位置に配置され、かつ、図示しない回転機構によって高速回転する。したがって、回転カラーフィルタ32を透過した光は、RGBにタイムシェアされる。
【0123】
コンデンサレンズ33は、RGBにタイムシェアされた光を後述するディジタル・マイクロミラー・デバイス34に入射させる。
【0124】
ディジタル・マイクロミラー・デバイス34は、微小ミラーが多数整列し、画像信号に応じて各微小ミラーを個別に機械的に変位させるように構成されていて、コンデンサレンズ33から微小ミラーに入射した光を所定方向へ反射させたり、非所定方向へ反射させたりする。そして、一つの微小ミラーは、画像の1画素を構成する。
【0125】
プロジェクションレンズ35は、ディジタル・マイクロミラー・デバイス34から所定方向へ反射された光すなわちカラー画像をスクリーンへ投射する。
【0126】
【発明の効果】
請求項1ないし3の各発明によれば、安定点灯状態において、半周期の後半部の平均値が前半部の平均値より大きくて、かつ、後半部に電流パルスを含まない電流波形を有する交流ランプ電流を供給して高圧放電ランプを点灯することにより、半周期の後半の電極加熱が比較的瞬時値の変化の少ない連続的で相対的に大きな電流により行なわれるので、光出力の瞬時的な変化が著しく低減し、ディジタル・ライト・プロセッシング方式に用いた場合であっても、明るさや色のちらつきが生じにくくなるとともに、半周期の終端近くにおける電流パルスによる電極物質のスパッタリングを生じくいので、寿命の短縮がなく、しかも交流ランプ電流が極性転換直後に最大値を有していることにより、高圧放電ランプのランプ電圧が安定化されるとともに、明るさのちらつきも低減する高圧放電ランプ点灯方法を提供することができる。
【0127】
請求項2の発明によれば、加えて交流ランプ電流が最大値をdとし、半周期の平均値をaとしたとき、d/aが下式を満足することにより、ランプ電圧の安定化に好適な高圧放電ランプ点灯方法を提供することができる。
【0128】
1.05≦d/a≦1.80
請求項3の発明によれば、安定点灯状態において、交流ランプ電流は、半周期の前半部に最小値を含んでいることにより、前半部の平均値に対して後半部の平均値を相対的に大きくしやすくなる高圧放電ランプ点灯方法を提供することができる。
【0129】
請求項4の発明によれば、安定点灯状態において、半周期の前半部に最小値bを有するとともに、半周期の平均値をaとしたときに、a/bが下式を満足する交流ランプ電流を供給して高圧放電ランプを点灯することにより、請求項1とほぼ同様な効果を有する高圧放電ランプ点灯方法を提供することができる。
【0130】
1.1≦a/b≦4.0
請求項5の発明によれば、高圧放電ランプと、請求項1ないし4のいずれか一記載の交流ランプ電流を高圧放電ランプに供給する点灯回路とを具備していることにより、請求項1ないし8の効果を有する高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0131】
請求項6の発明によれば、加えて点灯回路は、直流電源、入力端が直流電源に接続する直流−直流間変換回路、および直流−直流間変換回路の直流出力電圧を交流電圧に変換する極性反転回路を備えていることにより、好適な回路構成を備えた高圧放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0132】
請求項7の発明によれば、照明装置本体と、照明装置本体に配設される請求項5または6記載の高圧放電ランプ点灯装置とを具備していることにより、請求項1ないし4の効果を有する照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第1の実施形態における高圧放電ランプを示す正面図
【図2】同じく交流ランプ電流の許容される態様を示す波形図
【図3】同じく交流ランプ電流の許容される他の態様を示す波形図
【図4】本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第1の実施形態における図2の(a)に示す態様に対応する実際の交流ランプ電流を示す波形図
【図5】本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第2の実施形態における交流ランプ電流の許容される種々の態様を示す波形図
【図6】本発明の高圧放電ランプ点灯方法の第3の実施形態における交流ランプ電流の波形を示す波形図
【図7】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第1の実施形態を示す回路図
【図8】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第2の実施形態を示す回路図
【図9】同じく極性反転同期帰還回路を示す回路図
【図10】本発明の高圧放電ランプ点灯装置の第2の実施形態における出力電流検出回路CDの出力電圧波形を示す波形図
【図11】本発明の照明装置の第1の実施形態としての液晶プロジェクタを示す概念的断面図
【図12】同じく高圧放電ランプ装置を示す一部断面正面図
【図13】本発明の照明装置の第2の実施形態としてのディジタル・ライト・プロセッシング方式によるプロジェクタの光学系を示す斜視的概念図
【符号の説明】
a…半周期の平均値
a1…前半部の平均値
a2…後半部の平均値
b…最小値
c…極性反転直前の瞬時値
d…最大値
T/2…半周期
T/4…1/4周期
Claims (7)
- 安定点灯状態において、極性反転直後に最大値を有し、半周期の後半部の平均値が前半部の平均値より大きくて、かつ、後半部に電流パルスを含まない電流波形を有する交流ランプ電流を供給して高圧放電ランプを点灯することを特徴とする高圧放電ランプ点灯方法。
- 交流ランプ電流は、最大値をdとし、半周期の平均値をaとしたとき、d/aが下式を満足することを特徴とする請求項1記載の高圧放電ランプ点灯方法。
1.05≦d/a≦1.80 - 交流ランプ電流は、半周期の前半部に最小値を含んでいることを特徴とする請求項1または2記載の高圧放電ランプ点灯方法。
- 安定点灯状態において、半周期の前半部に最小値bを有するとともに、半周期の平均値をaとしたときに、a/bが下式を満足する交流ランプ電流を供給して高圧放電ランプを点灯することを特徴とする請求項1記載の高圧放電ランプ点灯方法。
1.1≦a/b≦4.0 - 高圧放電ランプと;
請求項1ないし4のいずれか一記載の交流ランプ電流を高圧放電ランプに供給する点灯回路と;
を具備していることを特徴とする高圧放電ランプ点灯装置。 - 点灯回路は、直流電源、入力端が直流電源に接続する直流−直流間変換回路、および直流−直流間変換回路の直流出力電圧を交流電圧に変換する極性反転回路を備えていることを特徴とする請求項5記載の高圧放電ランプ点灯装置。
- 照明装置本体と;
照明装置本体に配設される請求項5または6記載の高圧放電ランプ点灯装置と;
を具備していることを特徴とする照明装置。
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