JP4410638B2 - 転送電話モードを有するボタン電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボタン電話装置に関し、特にボタン電話装置のボタン電話主装置およびボタン電話機等の端末の付近に電話応答者が居ない場合に、そのボタン電話装置の着信時の応答を転送電話機能に自動的に設定するボタン電話装置に関する。
従来からボタン電話装置においては、夜間や外出時など着信に応答できない場合に、1つの外線からの着信を別の外線を使用して転送する転送電話機能を持ったものが公知である。これらのボタン電話装置では、ユーザーが外出状況等により自ら機能のオン・オフをボタン操作で行う。或いは、時計機能を持ち、予め設定した時間により自動でオン・オフされる。また、外出先から電話を利用して転送電話機能のオン・オフの切り替えをリモート操作で実施できるものがある。
これらの操作を自動化する手段として、取扱者が不在であるかを、センサ等を利用して検出して、人が居ない場合に自動的に不在を検出する制御が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−31260号公報
センサによる人の検出においては、電話応答者以外の人でも検出されると不在と判定されず、絶えず人の出入りがあるような場所においては機能しないと言う問題があった。さらに、ボタン電話装置のように複数の回線と複数のボタン電話機で構成される装置においては、着信に対して応答する人が決まっているようなケースもあり、其の着信の応答者の不在を特定することができないと言う問題があった。
本発明は、転送電話機能を備えたボタン電話装置において、ボタン電話機の近傍に電話対応者がいないときに転送電話モードに設定できるボタン電話装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ボタン電話機を使用する人がRFID(Radio Frequency ID)タグ等の微小電力通信手段(以下RFIDタグという)を付加した物(例えば、社員証、名札、携帯電話など)を携帯し、ボタン電話装置のボタン電話機等の端末にRFID情報を読み取るRFID情報読取手段と、読み取ったRFID情報をボタン電話主装置に送るRFID情報送信手段とを備え、ボタン電話装置のボタン電話主装置にはボタン電話機からのRFID情報を受信するRFID情報受信手段と、受信したRFID情報から、RFIDタグを付加した物の有無を識別するRFIDタグ存在識別手段と、識別した情報に基づき転送電話機能設定をオン又はオフにする転送電話機能設定手段と、を備えたことを特徴とする。
上記RFIDタグには、電話応答者本人を特定するIDが書かれており、ボタン電話装置の外線毎に電話応答者が不在か否かを識別して外線毎の転送電話機能設定をオン又はオフにすることを特徴とする。また、対象の電話応答者は1人でも複数でも良く、予め登録しておくことにより機能する。
上記RFIDタグには、電話応答者本人を特定するIDが書かれており、ボタン電話装置のボタン電話機毎に電話応答者が不在か否かを識別してボタン電話機毎の転送電話機能設定をオン又はオフにすることを特徴とする。また、対象の電話応答者は1人でも複数でも良く、予め登録しておくことにより機能する。
上記RFIDタグには、電話応答者本人を特定するIDが書かれており、ボタン電話装置への着信の発信者番号毎に電話応答者が不在か否かを識別して発信者番号毎の転送電話機能設定をオン又はオフにすることを特徴とする。また、対象の電話応答者は1人でも複数でも良く、予め登録しておくことにより機能する。
また、電話応答者本人が席に居るが都合により電話に応答できない場合には、自らボタン操作等により転送電話機能のオン・オフを制御できるようにするため、ボタン電話装置のボタン電話機には、転送電話機能設定を手動でオン・オフするための転送電話機能設定ボタンと、ボタン操作を読み取るボタン操作読取手段と、読み取ったボタン情報をボタン電話主装置に送るボタン情報送信手段とを備え、ボタン電話装置のボタン電話主装置には、電話機からのボタン情報を受信するボタン情報受信手段と、読み取ったボタン情報の結果と、上記RFID情報の結果の両方を組み合わせて、転送電話機能設定をオン又はオフする転送電話機能設定手段と、を備える。
例えば、昼間は留守か否かで留守番モード設定のオン又はオフを決め、夜間等は席に居る場合でも、時間になったら自動的に留守番モード設定をオンするような場合に、ボタン電話装置のボタン電話主装置に、時刻を計数する時計手段と、予め決めた時刻になると転送電話機能を切り替える転送電話機能切替手段とを備え、時刻による切替手段の結果と上記RFID情報の結果の両方を組み合わせて転送電話機能設定をオン又はオフする転送電話機能設定手段とを備える。
上記予め設定された時刻になると転送電話機能の設定を変更するボタン電話装置において、予め決めた時刻になっても設定が切り替わっては困る場合には、上記転送電話設定機能ボタンを用いた手動設定手法との組み合わせにより転送電話機能設定をオン又はオフすることができる。
すなわち、本発明は、転送電話モードを設定できるボタン電話主装置と、該ボタン電話主装置に収容されるボタン電話機とからなるボタン電話装置であって、前記ボタン電話機は電話応答者のIDが書き込まれたRFIDタグからID情報を読み取るRFID情報読取手段と、読み取ったID情報を前記ボタン電話主装置に送るRFID情報送信手段を備え、前記ボタン電話主装置は、前記ボタン電話機からのID情報を受信するRFID情報受信手段と、受信したID情報から前記ボタン電話機の周辺にRFIDタグが存在するか否かを識別するRFIDタグ存在識別手段と、RFIDタグの有無の情報または前記受信したID情報に基づいて転送電話モードを設定または解除する転送電話モード設定手段とを備えた
本発明は、上記ボタン電話装置において、前記ボタン電話主装置は、RFIDタグの有無の情報または前記受信したID情報に基づいて、ボタン電話機毎およびまたは外線毎およびまたは着信の発信者番号毎に、転送電話モードを設定または解除するようにした
本発明は、上記ボタン電話装置において、前記ボタン電話機は、転送電話モードの設定要求または解除要求を送信する手段を備え、前記ボタン電話主装置は、前記ボタン電話機から受信した転送電話モード設定要求または解除要求と前記ID情報と時刻情報のいずれか複数を組み合わせて転送電話モードを設定または解除するようにした
また、本発明は、転送電話モードに設定できる転送電話機において、電話応答者のIDが書き込まれたRFIDタグからID情報を読み取るRFID情報読取手段と、自電話機に登録されたRFIDタグがRFIDの読取範囲内に存在するかを探索するRFID探索手段と、自電話機に登録されたRFIDタグの全てがRFIDの読取範囲内に存在しないと判定した場合に自電話機を転送電話モードに設定する手段と、を備えた
本発明は、RFIDタグを携帯するボタン電話装置の電話応答者の全員が不在であることを確実に判定して、一人でも電話応答者が居る場合は転送電話機能が働かないようにすることができ、重要な用件を取り逃がすことがなくなる。
着信に対する電話応答者の本人確認が確実にできることから、電話応答者以外が電話機の近くにいる場合にも転送電話モードに設定でき、誤って応答者以外が電話に応答してしまうことを防ぐことができる。
着信に対する電話応答者の本人確認が確実にできることから、着信に対する転送電話機能を外線毎設定、電話機毎設定、発信者番号毎設定の様にきめ細かく不在を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明にかかる転送電話のモード変更方法が適用されるボタン電話装置の全体構成を説明する図である。図1に示すように、ボタン電話装置は、ボタン電話主装置1と、ボタン電話機2とから構成され、通信網6を介した発信電話機7−1からの着信を通信網6を介して着信電話機7−2へ自動的に転送するように構成される。ボタン電話主装置1は、中央制御部11と、通話路スイッチ12と、複数の外線回路13−1,13−2を有して構成される。発信側電話機7−1からの着信があった場合に、通常はボタン電話主装置1の中央制御部11が着信を検出してボタン電話機2を着信させるが、応対者(人)5がRFIDエリアの外に移動した場合には応答することができないので、ボタン電話主装置1の中央制御部11は、もう1つの外線回路13−2から発信して、例えば対応者5が携帯している別の着信電話機7−2に転送する。
図2および図3を用いて、本発明の第1〜第5の実施例に用いるボタン電話装置のボタン電話主装置およびボタン電話機の構成の概略と、RFIDタグ3の外観例および構成を説明する。
ボタン電話装置は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置1と、該ボタン電話主装置1に接続された複数のボタン電話機2−1〜2−nから構成される。
ボタン電話主装置1は、中央制御部11と、通話路スイッチ12と、1以上の外線回路13−1〜13−nと、留守番回路14と、複数の内線回路15−1〜15−nと、記憶部16と、時計回路17と、を有して構成される。
中央制御部11は、ボタン電話主装置1の各回路からの入力情報(ボタン電話機2からの情報も含む)に対する解析や判断、記憶部16に対する情報の入出力、各回路の制御、外線からの着信を外線を介して他の電話機へ転送する制御を行う手段である。
通話路スイッチ12は、ボタン電話主装置1内の交換処理(外線と内線の接続、留守番回路の内線・外線への接続、他)を行う手段である。
外線回路13−1〜13−nは、外線に接続されるインタフェース回路である。ここで言う外線は、一般公衆回線、IP電話事業者の回線、専用線、私設線、携帯等の無線使用回線(無線/有線変換アダプタ使用)、等も含まれる。
留守番回路14は、外線回路13−1〜13−nからの音声を録音したり、録音内容を通話路スイッチ12経由でボタン電話機2へ送出する回路である。
内線回路15−1〜15−nは、ボタン電話機2−1〜2−nと音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
記憶部16は、通常の記憶部としての働きの他に、転送電話モードを切り替えるためのID情報、ボタン情報、時計情報等が記憶される。
時計回路17は、時刻を計数する回路である。
また、ボタン電話機2は、制御部21と、データ送受信回路22と、音声処理部23と、送受話器24と、スピーカ25と、入力回路26と、表示回路27と、RFIDリーダー/ライター28を有して構成される。
制御部21は、ボタン電話機2内の各回路からの入力情報に対する解析や判断、各回路の制御を行う手段である。
データ送受信回路22は、内線回路15−1〜15−nを介してボタン電話主装置1と音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
音声処理部23は、音声のデジタル/アナログ変換、アナログ/デジタル変換と、ボタン電話機2内の送受話器24やスピーカ25等との通話路切り替えおよび音量を制御する手段である。
送受話器24は、一般的な通話時の送話、受話を行うためのハンドセットである。
スピーカ25は、着信音の送出や、スピーカによる拡声受話に使用する手段である。
入力回路26は、ダイヤルキーや機能キーなどの各種情報入力手段である。
表示回路27は、電話番号、通話時間等を表示する手段であり、LCDなどを用いて構成される表示手段を含みこの表示手段を駆動する手段である。
RFIDリーダー/ライター28は、RF信号を送出して社員証3等に付加されたRFIDタグ31に電源を供給するとともに、RFIDタグ31と各種情報の送受信を行う手段である。
図3に、RFIDタグ31を付加した社員証3の一例を示す。社員証3の内部にRFIDタグ31が付加され、RFIDタグ31にはID情報の記憶部32がある。この社員証はRFIDタグが付加される物の一例であり、RFIDタグが付加される物としては、社員証の他に、名札、携帯電話等の応答者が普段携帯する物でRFIDタグを付加できるものであれば同様の動作が可能である。
第1の実施例の動作を図2〜図9を用い、ボタン電話機が2台、電話応答者(RFIDタグ)が5人の構成のシステムで、システム一括で転送電話モードをオン又はオフする場合について説明する。
ボタン電話機A2−1およびボタン電話機B2−2、RFIDタグ31−1〜31−5が図3の位置関係、すなわち、RFIDタグ31−1およびRFIDタグ31−5がボタン電話機A2−1のRFIDエリア(エリア番号1)に、RFIDタグ31−3がボタン電話機B2−2のRFIDエリア(エリア番号2)に、RFIDタグ31−2およびRFIDタグ31−4がいずれのボタン電話機2のRFIDエリア外にあるとする。
図9に示すように、ボタン電話装置のボタン電話主装置1は、定期的(S101)に全ボタン電話機2にID要求を送信する(S102、S103)。ID要求を受信(S201、S301)したボタン電話機A2−1、ボタン電話機B2−2は、それぞれRFIDリーダー/ライター28からRF信号を送出する(S202、S302)。RFIDエリア内にあるRFIDタグ31はRF信号によりパワーが供給され動作を開始する。
このRF信号にはコマンドが含まれ、RFIDタグ31はそのコマンドを受け取ると記憶部32に記憶されたIDを送信し、ボタン電話機2のRFIDリーダー/ライター28はRFIDタグ31から送信されたIDを受信する(S203、S303)。
ボタン電話機2は、RFIDタグ31からのデータ受信を一定時間監視して(S204、S304)、その時間内に受信したIDをボタン電話主装置に送信する(S205、S305)。
ボタン電話主装置1は、ボタン電話機2から受信したID情報を、記憶部16にID情報テーブルとして記憶する(S104)。このID情報テーブルは、図5に示すようにIDタグのID番号に対応して、どのボタン電話機のRFIDエリア内にあるかを示すエリア番号が記述されて構成される。
図5のID情報テーブルにおいて、全てのIDに対してエリア番号が“0”である(Yes)場合には(S105)、中央制御部11は、いずれのボタン電話機の近辺に誰も居ないと判定して、転送電話モードをオンに設定する(S107)。
また、ステップS105において、いずれか1つ以上のIDのエリア番号が“0”以外であった(No)場合には、いずれかのボタン電話機の近辺に誰かが居ると判定して、転送電話モードをオフに設定する(S106)。
また、電話機毎に応答者の不在を検出する場合には、ボタン電話主装置1に記憶されるID情報テーブルは、図6に示すように、RFIDタグのID番号と、そのRFIDが存在するボタン電話機のRFIDエリア番号と、そのRFIDタグが応答者としての対象となるか否かを電話機毎に設定する対象/非対象が記述されて構成される。中央制御部11は、電話機毎に対象/非対象が対象に設定されたIDだけを確認して、対象のID全てのエリア番号が“0”である場合(当該ボタン電話機の近傍に応答者が誰もいない)に転送電話モードをオンに設定し、対象IDのいずれか1つ以上のIDのエリア番号が“0”以外である場合(当該ボタン電話機の近傍に応答者がいる)に転送電話モードをオフに設定する。
外線毎に不在を検出する場合は、記憶されるID情報テーブルは図7に示すように、RFIDが外線毎にタグ検索の対象となるか非対象となるかを記述したものとなり、転送電話モードに設定する否かの判定方法は、電話機毎の場合と同様となる。
さらに、発信者番号毎に不在を検出する場合は、記憶されるID情報テーブルは図8に示すように、RFIDが発信者番号毎にタグ検索の対象となるか非対象となるかを記述したものとなり、転送電話モードに設定する否かの判定方法は、電話機毎の場合と同様となる。
第2の実施例の動作を説明する。第2の実施例は、第1の実施例と以下に示すボタン操作による転送電話モードのオン又はオフ設定の組み合わせであり、第1の実施例で説明の部分は以下の説明では省略および簡略化する。
図4において、RFIDタグ31−1とRFIDタグ31−5は、ボタン電話機A2−1のRFIDエリア内に、RFIDタグ31−3は、ボタン電話機B2−2のRFIDエリア内にあるので、実施例1に従えば自動的に転送電話モードはオフに設定される。このような状態でも電話に出られない状況下では、意図的に転送電話モードをオンにすることが必要である。
その場合には、転送電話モードをオンにしたい人は、ボタン電話機2の入力回路26から転送電話モードをオンするための転送電話機能を有する転送電話ボタンを押す。ボタン電話機2の制御部21は転送電話ボタンが押されたことを認識し、データ送受信回路22からボタン電話主装置1へボタン情報を送信する。
これ以降の動作を、図10を用いて説明する。ボタン電話主装置1の中央制御部11は内線回路15を経由してボタン電話機2から送信されたボタン情報を受信する(S401)。中央制御部11は、受信したボタン情報を記憶部16に記憶する(S402)。中央制御部11は、ボタン情報が“0”か否かを判断する(S403)。ステップS403において、ボタン情報が“1”(転送電話モードオン)の場合(No)には、ID情報に関係なく転送電話モードをオンに設定する(S407)。
ステップS403において、ボタン情報が“0”(転送電話モードオフ)の場合(Yes)には、記憶部16に記憶されたID受信情報を読み出し(S404)、全てのIDに対してエリア番号が“0”であるか否かを判定する(S405)。ステップS405において、全てのIDに対してエリア番号が“0”である場合(Yes)には、中央制御部11は、ボタン電話機の近傍に応答者が誰もいないと判定して、転送電話モードをオンに設定する(S407)。
また、ステップS405において、いずれかの1つ以上のIDのエリア番号が“0”以外であった場合(No)には、ボタン電話機の近傍に応答者の誰かが居ると判定して転送電話モードをオフに設定する(S406)。
第2の実施例は、システム一括で転送電話モードに切り替える例で説明しているが、同様に外線毎、電話機毎、発信者番号毎の場合も、記憶されたデータとボタン操作の組み合わせで、転送電話モードのオン又はオフを行うことができる。
第3の実施例の動作を説明する。第3の実施例は、第1の実施例と以下に示す設定時刻による転送電話モードのオン又はオフの組み合わせであり、第1の実施例で説明の部分は以下の説明では省略および簡略化する。
図4おいて、RFIDタグ31−1とRFIDタグ31−5は、ボタン電話機A2−1のRFIDエリア内に、RFIDタグ31−3は、ボタン電話機B2−2のRFIDエリア内にあるので、実施例1に従えば自動的に転送電話モードはオフに設定される。このような状態でも終業時刻後には、意図的に転送電話モードをオンにすることが必要な場合がある。
その場合には、ボタン電話主装置1に、予め転送電話モードをオンにする時刻とオフにする時刻とを設定して、記憶部16に記憶しておく。設定方法については、ボタン電話機の入力回路から行う方法等があるが、本実施例では説明を省略する。
これ以降の動作を、図11を用いて説明する。ボタン電話主装置1の中央制御部11は、時計回路17を定期的に確認して、現在時刻を認識する(S501)。認識した現在時刻と予め記憶部16に記憶された転送電話モードをオン又はオフする時刻とを比較し、転送電話モードオフ時刻であるか転送モードオン時刻であるかを判定する(S502)。転送電話モードオン時刻であった場合には、記憶部16の時計による転送電話モード記憶エリアに転送電話モードオンをセットし(S504)、ID情報に関係なく転送電話モードをオンに設定する(S508)。
ステップS502において、転送電話モードオフ時刻であった場合には、記憶部16の時計による転送電話モード記憶エリアに転送電話モードオフをセットし(S503)、記憶部16に記憶されているID受信情報を読出し(S505)、全てのIDに対してエリア番号が“0”であるか否かを判定する(S506)。ステップS506の判定の結果、全てのIDに対してエリア番号が“0”である(Yes)場合には、中央制御部11は、ボタン電話機近傍に応答者が誰も居ないと判定して、転送電話モードをオンに設定する(S508)。
また、ステップS506の判定の結果、いずれか1つ以上のIDのエリア番号が“0”以外であった(No)場合には、ボタン電話機近傍に応答者の誰かが居ると判定して転送電話モードをオフに設定する(S507)。
第3の実施例は、システム一括で転送電話モードに切り替える例で説明しているが、同様に外線毎、電話機毎、発信者番号毎の場合も、記憶されたRFID情報と時計比較結果の組み合わせで、転送電話モードのオン又はオフを行うことができる。
第4の実施例として、第2の実施例と第3の実施例をさらに組み合わせることにより、手動または時刻によって転送電話モードをオン又はオフに設定することができる。この場合、手動による転送電話モードの設定または時刻による転送電話モードの設定のいずれか一方を優先させることができる。これらの態様の詳細な説明は省略する。
第5の実施例として、第1〜第4の実施例で、転送電話モードをオンにした状態で着信があり転送電話が動作した場合に、中央制御部11は、転送先の応答を監視し、一定時間以上応答がない場合には、着信側の外線回路13−1を通話路スイッチ12を経由して留守番回路14に接続することにより、留守録音を行うことができる。
RFIDタグ31には、電池を持つものと、電池を持たずにRFIDリーダー/ライターからのRF信号によりパワーを得るものがあり、本実施例では電池を持たない例を記述しているが、何れの方式でも同様に本発明を実施することが可能である。
本実施例は、ボタン電話装置で説明しているが、構内交換機やIPセントレクス等の交換装置においても同様に本発明を実現することが可能である。
本発明に係わる全体を説明する概略図。 本発明の実施例におけるボタン電話装置のボタン電話主装置およびボタン電話機の構成概略図。 本発明の実施例におけるRFIDタグの外観例(社員証)および構成概略図。 本発明の実施例における概略の動作イメージ図。 本発明のシステム一括で転送電話モードを切り替える場合の記憶情報テーブル。 本発明の電話機毎で転送電話モードを切り替える場合の記憶情報テーブル。 本発明の外線毎で転送電話モードを切り替える場合の記憶情報テーブル。 本発明の発信者番号毎で転送電話モードを切り替える場合の記憶情報テーブル。 本発明の第1の実施例における転送電話モードオンおよびオフの動作フローチャート。 本発明の第2の実施例における転送電話モードオンおよびオフの動作フローチャート。 本発明の第3の実施例における転送電話モードオンおよびオフの動作フローチャート。
符号の説明
1:ボタン電話主装置、2:ボタン電話機、3:社員証、5応答者(人)、6:通信網、7:電話機、11:中央制御部、12:通話路スイッチ、13:外線回路、14:留守番回路、15:内線回路、16:記憶部、17:時計回路、21:制御部、22:データ送受信回路、23:音声処理部、24:送受話器、25:スピーカ、26:入力回路、27:表示回路、28:RFIDリーダ/ライタ、31:RFIDタグ、32:記憶部。

Claims (1)

  1. 複数の外線を収容し前記外線の何れかから着信した呼を他の外線を介して所定の宛先へ転送する転送電話モードを設定できるボタン電話主装置と、該ボタン電話主装置に収容される複数のボタン電話機とからなるボタン電話装置であって、
    前記ボタン電話機は、電話応答者のIDが書き込まれたRFIDタグからID情報を読み取るRFID情報読取手段と、読み取ったID情報を前記ボタン電話主装置に送るRFID情報送信手段を備え、
    前記ボタン電話主装置は、前記ボタン電話機からのID情報を定期的に受信するRFID情報受信手段と、受信したID情報から前記複数のボタン電話機の何れかの周辺にRFIDタグが存在するか否かを識別するRFIDタグ存在識別手段と、を有し、
    前記複数のボタン電話機の何れの周辺にも前記電話応答者のIDが書き込まれたRFIDタグが存在しない場合に転送電話モードを自動的に設定し、
    何れかのボタン電話機の周辺に電話応答者のIDが書き込まれたRFIDタグが存在している場合に前記転送電話モードを解除することを特徴とする転送電話モードを有するボタン電話装置。
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