JP2006074179A - 留守番電話機のモード変更方法及びボタン電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 応答者の不在を特定して留守番電話機能へ移行することができる留守番電話モードを設定できるボタン電話装置を提供する
【解決手段】 留守番電話モードに設定できるボタン電話主装置1と、ボタン電話主装置に収容されるボタン電話機2とからなるボタン電話装置であって、ボタン電話機2に、電話応答者本人を特定できるIDが書き込まれたRFIDタグ31からRFID情報を読み取るRFID情報読取手段と、読み取ったRFID情報等をボタン電話主装置に送るRFID情報等送信手段を備え、ボタン電話主装置1に、ボタン電話機2からのRFID情報等を受信するRFID受信手段と、受信したRFID情報からボタン電話機の周辺にRFIDタグが存在するか否かを識別するRFIDタグ存在識別手段と、RFIDタグの有無の情報に基づいて留守番電話モードを設定または解除する留守番モード設定手段とを備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ボタン電話装置に関し、特にボタン電話装置の主装置及びボタン電話機等の端末の付近に電話応答者が居ない場合に、そのボタン電話装置の着信時の応答を留守番モードに自動的に設定するボタン電話装置に関する。
従来からボタン電話装置においては、ボイスメール装置等を使った留守番電話機能を持ったものが公知である。これらのボタン電話装置では、ユーザーが外出状況等により自ら機能のオン・オフをボタン操作で行う。或いは、時計機能を持ち、予め設定した時間により自動でオン・オフされる。また、外出先から電話を利用して転送電話機能のオン・オフの切り替えをリモート操作で実施できるものがある。
さらに、これらの操作を自動化する手段として一定時間ボタン電話機のボタンが操作されずに待機状態が継続した場合に自動的に留守番モードにする制御が行われていた(例えば、特許文献1参照)。また、取扱者が不在であるかを、センサ等を利用して検出して、人が居ない場合に自動的に留守番モードにする制御が行われていた(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2002−101201号公報 実開平6−31260号公報 特開平7−46307号公報
上記、背景技術では、ボタン電話機の操作が行われないことを検出して不在判定を行っているが、たまたま電話を使用する機会が少ない時間帯などでは、在席しているにも関わらず留守番モードに移行してしまうという問題がある。また、センサによる人の検出においては、電話応答者以外の人でも検出されると不在と判定されず、絶えず人の出入りがあるような場所においては機能しないという問題があった。
さらに、ボタン電話装置のように複数の回線と複数のボタン電話機で構成される装置においては、着信に対して応答する人が決まっているようなケースもあり、其の着信の応答者の不在を特定することができないと言う問題があった。
上記問題にかんがみ、本発明は、ボタン電話装置のように複数の回線と複数のボタン電話機で構成される装置においては、着信に対して応答する人が決まっているようなケースにでも、其の着信の応答者の不在を特定して留守番電話機能へ移行することができる、留守番電話機のモード変更方法およびボタン電話装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ボタン電話機を使用する人がRFID(Radio Frequency ID)タグ等の微小電力通信手段(以下RFIDタグという)を付加した物(例えば、社員証、名札、携帯電話など)を携帯し、ボタン電話装置のボタン電話機等の端末にRFID情報を読み取る手段と読み取った情報を主装置に送る手段とを備え、ボタン電話装置の主装置には電話機からのRFID情報を受信する手段と受信した情報から、RFIDタグを付加した物の有無を識別する手段と、識別した情報に基づき留守番モード設定をオン又はオフにする手段とを備えたことを特徴とする。
上記ボタン電話機を使用する人が携帯するRFIDタグには、電話応答者本人を特定するIDが書かれていて、ボタン電話装置の外線毎に電話応答者が不在か否かを識別して外線毎の留守番モード設定をオン又はオフにすることを特徴とする。また、対象の電話応答者は1人でも複数でも良く、予め登録しておくことにより機能する。
上記ボタン電話機を使用する人が携帯するRFIDタグには、電話応答者本人を特定するIDが書かれていて、ボタン電話装置のボタン電話機毎に電話応答者が不在か否かを識別してボタン電話機毎の留守番モード設定をオン又はオフにすることを特徴とする。また、対象の電話応答者は1人でも複数でも良く、予め登録しておくことにより機能する。
上記ボタン電話機を使用する人が携帯するRFIDタグには、電話応答者本人を特定するIDが書かれていて、ボタン電話装置への着信の発信者番号毎に電話応答者が不在か否かを識別して発信者番号毎の留守番モード設定をオン又はオフにすることを特徴とする。また、対象の電話応答者は1人でも複数でも良く、予め登録しておくことにより機能する。
ボタン電話機を使用する人が席に居る場合でも、都合により電話に応答できない場合には、自らボタン操作等により機能のオン・オフを制御するため、ボタン電話装置のボタン電話機には、設定を手動でオン・オフするためのボタンとボタン操作を読み取る手段と、読み取ったボタン情報を主装置に送る手段とを備え、ボタン電話装置の主装置には電話機からのボタン情報を受信する手段と読み取ったボタン情報の結果と、上記ボタン電話機を使用する人が携帯するRFID情報の結果の両方を組み合わせて、留守番モード設定をオン又はオフする手段をと備える。
例えば、昼間は留守か否かで留守番モード設定のオン又はオフを決め、夜間等はボタン電話機を使用する人が席に居る場合でも、時間になったら自動的に留守番モード設定をオンするような場合に、ボタン電話装置の主装置に時刻を計数する時計手段と予め決めた時間になったら留守番モードを切り替える手段とを備え、時刻による切替手段の結果と上記ボタン電話機を使用する人が携帯するRFID情報の結果の両方を組み合わせて留守番モード設定をオン又はオフする手段とを備える。このボタン電話装置にて、予め決めた時間になっても設定が切り替わっては困る場合には、上記電話機からのボタン情報を受信する手段と読み取ったボタン情報の結果と、上記ボタン電話機を使用する人が携帯するRFID情報の結果の両方を組み合わせて、留守番モード設定をオン又はオフする手段との組み合わせにより留守番モード設定をオン又はオフすることができる。
すなわち、本発明は、留守番電話モードに設定できるボタン電話主装置と、ボタン電話主装置に収容されるボタン電話機とからなるボタン電話装置であって、ボタン電話機に、電話応答者本人を特定できるIDが書き込まれたRFIDタグからRFID情報を読み取るRFID情報読取手段と、読み取ったRFID情報等をボタン電話主装置に送るRFID情報等送信手段を備え、ボタン電話主装置に、ボタン電話機からのRFID情報等を受信するRFID受信手段と、受信したRFID情報からボタン電話機の周辺にRFIDタグが存在するか否かを識別するRFIDタグ存在識別手段と、RFIDタグの有無の情報に基づいて留守番電話モードを設定または解除する留守番モード設定手段とを備えた。さらに、本発明は、上記ボタン電話装置において、ボタン電話主装置は、ボタン電話機毎に、RFIDタグの有無を識別して留守番電話モードを設定または解除するか、外線毎に、RFIDタグの有無を識別して留守番電話モードを設定または解除するか、着信の発信者番号毎に、RFIDタグの有無を識別して留守番電話モードを設定または解除するようにした。
また、本発明は、上記ボタン電話装置において、ボタン電話機に、留守番電話モードを設定または解除するボタンを設け、ボタン電話主装置は、ボタン電話機から受信した留守番モード設定または解除情報と前記RFID情報とを組み合わせて留守番電話モードを設定または解除するようにした。また、本発明は、上記ボタン電話装置において、ボタン電話主装置は、時計手段と、所定の時間になると留守番電話モードを設定または解除する時刻による留守番電話モード設定/解除手段とを備え、時刻による留守番電話モード設定/解除手段の結果とRFID情報の両方を組み合わせて留守番電話モードを設定または解除するようにした。
本発明は、留守番電話モードに設定できる留守番電話機において、RFIDタグからRFIDを読み出すRFID読取機能と、電話機に登録されたRFIDタグがRFIDの動作範囲内にあることを探索する機能と、電話機に登録されたRFIDタグの全てがRFIDの動作範囲外にあるときに当該電話機を留守番電話モードに設定する機能を備えた。
本発明は、ボタン電話機からのRFID情報等を受信するRFID情報受信手段と、受信したRFID情報からボタン電話機の周辺にRFIDタグの有無を識別するRFIDタグ存在識別手段と、RFIDタグの有無の情報に基づいて留守番電話モードを設定または解除する留守番モード設定手段とを備えた留守番電話モードに設定できるボタン電話主装置と、ボタン電話主装置に収容され、電話応答者本人を特定できるIDが書き込まれたRFIDタグからRFID情報を読み取るRFID情報読取手段と、読み取ったRFID情報等をボタン電話主装置に送るRFID情報等送信手段を備えたボタン電話機とからなるボタン電話装置の留守番電話モード設定方法であって、ボタン電話機がRFID要求を送出する処理と、RFIDタグからの応答を受信することによってRFIDタグの有無を認識する処理と、RFID情報をボタン電話主装置に送出する処理と、ボタン電話主装置がボタン電話機から受信したRFID情報に基づいてボタン電話機の周辺にRFIDタグが存在するか否かを識別する処理と、RFIDタグの有無の情報に基づいて留守番電話モードを設定または解除する処理を具備した。
本発明によれば、ボタン電話装置の電話応答者が不在であることを確実に判定して、留守中に留守番電話が働かないことを回避し、重要な用件を取り逃がすことがなくなる。
また、本発明によれば、着信に対する電話応答者の本人確認が確実にできることから、電話応答者以外が電話機の近くにいる場合にも留守番モードに設定でき、誤って応答者以外が電話に応答してしまうことを防ぐことができる。
さらに、本発明によれば、着信に対する電話応答者の本人確認が確実にできることから、着信に対する留守番機能を外線毎設定、電話機毎設定、発信者番号毎設定の様にきめ細かく不在を検出することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1を用いて、本発明の全体構成の概略を説明する。図1において、通信網6を介して発信電話機7と接続されるボタン電話主装置1と、ボタン電話機2からボタン電話装置が構成される。発信側電話機からの着信があった場合に、通常はボタン電話主装置1の中央制御部11が着信を検出してボタン電話機2を着信させるが、応対者(人)5がRFIDエリアの外に移動した場合には、応答できないのでボタン電話主装置1内の留守番回路14が応答して留守番電話機機能が動作する。
図2を用いて、本発明の第1〜第4の実施例に使用するボタン電話装置のボタン電話主装置1及びボタン電話機2の構成の概略を説明する。また、図3を用いて、第1〜第4の実施例に使用するRFIDタグ3の外観例及び構成概略を説明する。まず、図2を用いてボタン電話装置を構成するボタン電話主装置1と、ボタン電話機2の構成の概要を説明する。ボタン電話装置は、1以上の外線および複数の内線を収容するボタン電話主装置1と、該ボタン電話主装置1に接続された複数のボタン電話機2−1〜2−nから構成される。
ボタン電話主装置1は、中央制御部11と、通話路スイッチ12と、1以上の外線回路13−1〜13−nと、留守番回路14と、複数の内線回路15−1〜15−nと、記憶部16と、時計回路17を有して構成される。
中央制御部11は、ボタン電話主装置1の各回路からの入力情報(ボタン電話機2からの情報も含む)に対する解析や判断、記憶部16に対する情報の入出力、各回路の制御を行う手段である。
通話路スイッチ12は、ボタン電話主装置1内の交換処理(外線と内線の接続、留守番回路の内線・外線への接続、他)を行う手段である。
外線回路13−1〜13−nは、外線に接続されるインタフェース回路である。ここで言う外線は、一般公衆回線、IP電話事業者の回線、専用線、私設線、携帯等の無線使用回線(無線/有線変換アダプタ使用)、等も含まれる。
留守番回路14は、外線回路13−1〜13−nからの音声を録音したり、録音内容を通話路スイッチ12経由でボタン電話機2へ送出する回路である。
内線回路15−1〜15−nは、ボタン電話機2−1〜2−nと音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
記憶部16は、通常の記憶部としての働きの他に、留守番モードを切り替えるためのID情報、ボタン情報、時計情報を記憶する手段である。
時計回路17は、時刻を計数する回路である。
また、ボタン電話機2は、制御部21と、データ送受信回路22と、音声処理部23と、送受話器24と、スピーカ25と、入力回路26と、表示回路27と、RFIDリーダー/ライター28を有して構成される。
制御部21は、ボタン電話機2内の各回路からの入力情報に対する解析や判断、各回路の制御を行う手段である。
データ送受信回路22は、内線回路15−1〜15−nを介してボタン電話主装置1と音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
音声処理部23は、音声のデジタル/アナログ変換、アナログ/デジタル変換と、ボタン電話機2内の送受話器24やスピーカ25等との通話路切替および音量を制御する手段である。
送受話器24は、一般的な通話時の送話、受話を行うためのハンドセットである。
スピーカ25は、着信音の送出や、スピーカによる拡声受話に使用する手段である。
入力回路26は、ダイヤルキーや機能キーなどの各種情報入力手段である。
表示回路27は、電話番号、通話時間等を表示するLCDなどを用いて構成される表示手段を含みこの表示手段を駆動する手段である。
RFIDリーダー/ライター28は、RF信号を送出して社員証3等に付加されたRFIDタグ31に電源を供給するとともに、RFIDタグ31と各種情報の送受信を行う手段である。
図3を用いて、ボタン電話機を使用する人が携帯するRFIDタグを付加した社員証3の一例を説明する。社員証3の内部にRFIDタグ31が付加され、RFIDタグ31にはID情報の記憶部32がある。
図3に示した社員証は一例であり社員証の他に、名札、携帯電話等の普段携帯する物でRFIDタグを付加できるものであれば同様の動作が可能である。
第1の実施例の動作を、図4〜図9を用いて、ボタン電話機が2台、電話応答者が5人の構成のシステムで、システム一括で留守番モードをオン又はオフする場合について説明する。
ボタン電話機A2−1及びボタン電話機B2−2、RFIDタグ31−1〜31−5が、図4の位置関係、すなわち、ID番号0001を有するRFIDタグ31−1およびID番号0005を有するRFIDタグ31−5が、ボタン電話機A2−1のRFIDエリア(エリア番号1)に存在し、ID番号0003を有するRFIDタグ31−3が、ボタン電話機B2−2のRFIDエリア(エリア番号2)に存在しており、ID番号0002を有するRFIDタグ31−2およびID番号0004を有するRFIDタグ31−4が、ボタン電話機A2−1のRFIDエリア(エリア番号1)またはボタン電話機B2−2のRFIDエリア(エリア番号2)のいずれにも存在していない状態にあるとする。ボタン電話装置のボタン電話主装置1は、定期的(S101)に全ボタン電話機2にID要求を送信する(S102、S103)。ID要求を受信(S201、S301)したボタン電話機2は、RFIDリーダー/ライター28からRF信号を送出する(S202、S302)。RFIDエリア内にあるRFIDタグ31はRF信号によりパワーが供給され動作を開始する。
ボタン電話機2からのRF信号にはコマンドが含まれ、RFIDタグ31はそのコマンドを受け取ると記憶部32に記憶されたIDを送信し、ボタン電話機2のRFIDリーダー/ライター28はRFIDタグ31から送信されたIDを受信する(S203、S303)。
ボタン電話機2は、RFIDタグ31からのデータ受信を一定時間監視して(S204、S304)、その時間内に受信したIDをボタン電話主装置1に送信する(S205、S305)。
ボタン電話主装置1は、ボタン電話機2から受信したID情報を、記憶部16にID情報テーブルとして記憶する(S104)。ID情報テーブルは、図5に示すように、RFIDタグのID番号に対応して、RFIDタグが存在するエリア番号が記述される。
図5において、全てのIDに対してエリア番号が0である(いずれのボタン電話機のRFIDエリア内にもRFIDタグが存在しない)場合には(S105)、中央制御部11は誰も居ないと判定して、留守番モードをオンに設定する(S106)。
また、いずれか1つ以上のIDのエリア番号が0以外であった場合には(S105)、誰かが居ると判定して留守番モードをオフに設定する(S107)。
電話機毎にRFIDタグ31の不在を検出する場合には、ボタン電話主装置1に記憶されるID情報テーブルは、図6に示す構成を取る。すなわち、ID情報テーブルはID番号に対応して存在するエリア番号と、電話機毎のRFIDタグの不存在を探索する対象とするか否かを記述して構成される。各ボタン電話機2は電話機毎にRFIDタグの不存在を検出する対象とするか非対象とするかが設定された電話機毎の対象/非対象領域が対象に設定されたIDだけを確認して、対象のID全てのエリア番号が0である場合に留守番モードをオン、対象IDのいずれか1つ以上のIDのエリア番号が0以外である場合に留守番モードをオフに設定する。すなわち、図6のように設定されている場合は、ボタン電話機A2−1はIDが0001,0002,0003のRFIDタグ31の存在を確認し、ボタン電話機B2−2はIDが0001,0004,0005のRFIDタグ31の存在を確認する。
外線毎、発信者番号毎に不在を検出する場合は、記憶されるデータは図7、8の様になり、判定方法は電話機毎の場合と同様となる。すなわち、外線毎にRFIDタグ31の不在を検出する場合には、ボタン電話主装置1に記憶されるID情報テーブルは、図7に示す構成を取る。すなわち、ID情報テーブルはID番号に対応して存在するエリア番号と、外線毎のRFIDタグの不存在を探索する対象とするか否かを記述して構成される。各ボタン電話機2は外線毎にRFIDタグの不存在を検出する対象とするか非対象とするかが設定された外線毎の対象/非対象領域が対象に設定されたIDだけを確認して、対象のID全てのエリア番号が0である場合に留守番モードをオン、対象IDのいずれか1つ以上のIDのエリア番号が0以外である場合に留守番モードをオフに設定する。すなわち、図7のように設定されている場合は、外線1はIDが0001,0002,0003のRFIDタグ31の存在を確認し、外線2はIDが0001,0004,0005のRFIDタグ31の存在を確認する。
着信の発信者番号ごとにRFIDタグ31の不在を検出する場合には、ボタン電話主装置1に記憶されるID情報テーブルは、図8に示す構成を取る。すなわち、ID情報テーブルはID番号に対応して存在するエリア番号と、発信者番号毎のRFIDタグの不存在を探索する対象とするか否かを記述して構成される。各ボタン電話機2は発信者番号毎にRFIDタグの不存在を検出する対象とするか非対象とするかが設定された発信者番号毎の対象/非対象領域が対象に設定されたIDだけを確認して、対象のID全てのエリア番号が0である場合に留守番モードをオン、対象IDのいずれか1つ以上のIDのエリア番号が0以外である場合に留守番モードをオフに設定する。すなわち、図8のように設定されている場合は、発信者番号1はIDが0001,0002,0003のRFIDタグ31の存在を確認し、発信者番号2はIDが0001,0004,0005のRFIDタグ31の存在を確認する。
本発明の第2の実施例の動作を説明する。第2の実施例は、第1の実施例と以下に示すボタン操作による留守番モードのオン又はオフの組み合わせであり、第1の実施例で説明した部分は以下の説明では省略及び簡略化する。
図4において、RFIDタグ31−1、31−5はボタン電話機A2−1のRFIDエリア内に、RFIDタグ31−3はボタン電話機B2−2のRFIDエリア内にあり、実施例1に従えば自動的に、留守番モードはオフに設定される。このような状態でも電話に出られない状況下では、意図的に留守番モードをオンにすることが必要である。
その場合には、留守番モードをオンにしたい人は、ボタン電話機2の入力回路26から留守番モードをオンするためのボタンを押す。ボタン電話機2の制御部21はボタンが押されたことを認識し、データ送受信回路22からボタン電話主装置1へボタン情報を送信する。
これ以降の動作を、図10を用いて説明する。ボタン電話主装置1の中央制御部11は、内線回路15を経由してボタン電話機2から送信されたボタン情報を受信する(S401)。受信したボタン情報を記憶部16に記憶する(S402)。制御部11は、ボタン情報が“1”(留守番モードオン)の場合には(S403)、ID情報に関係なく留守番モードをオンに設定する(S407)。
ボタン情報が“0”(留守番モードオフ)の場合には(S403)、記憶部16に記憶されたID受信情報を読出し(S404)、全てのIDに対してエリア番号が“0”である場合には(S405)、中央制御部11は誰も居ないと判定して、留守番モードをオンに設定する(S407)。
また、いずれかの1つ以上のIDのエリア番号が“0”以外であった場合には(S405)、誰かが居ると判定して留守番モードをオフに設定する(S406)。
第2の実施例は、システム一括で留守番モードに切り替える例で説明しているが、同様に外線毎、電話機毎、発信者番号毎の場合も、記憶されたデータとボタン操作の組み合わせで、留守番モードのオン又はオフを行うことができる。
第3の実施例の動作を説明する。第3の実施例は、第1の実施例と以下に示す設定時刻による留守番モードのオン又はオフの組み合わせであり、第1の実施例で説明の部分は以下の説明では省略及び簡略化する。図4において、RFIDタグ3−1、3−5はボタン電話機A2−1のRFIDエリア内に、RFIDタグ3−3はボタン電話機B2−2のRFIDエリア内にあり、実施例1に従えば自動的に留守番モードはオフに設定される。このような状態でも終業時刻後には、意図的に留守番モードをオンにすることが必要な場合がある。
その場合には、ボタン電話主装置1に予め留守番モードをオンにする時刻とオフにする時刻とを設定して、記憶部16に記憶しておく。設定方法については、ボタン電話機の入力回路から行う方法等があるが、本実施例では説明を省略する。
これ以降の動作を図11を用いて説明する。ボタン電話主装置1の中央制御部11は、時計回路17を定期的に確認して、現在時刻を認識する(S501)。認識した現在時刻と予め記憶部16に記憶された留守番モードをオン又はオフする時刻とを比較し、モードオン時刻であった場合(No)には(S502)、記憶部16の時計による留守番モード記憶エリアに留守番モードオンをセットし(S504)、ID情報に関係なく留守番モードをオンに設定する(S508)。
ステップS502で、モードオフ時刻であった場合には(Yes)、記憶部16の時計による留守番モード記憶エリアにモードオフをセットし(S503)、記憶部16に記憶されているID受信情報を読出し(S505)、全てのIDに対してエリア番号が“0”である場合(Yes)には(S506)、中央制御部11は誰も居ないと判定して、留守番モードをオンに設定する(S508)。
また、いずれか1つ以上のIDのエリア番号が“0”以外であった場合(No)には(S506)、誰かが居ると判定して留守番モードをオフに設定する(S507)。
第3の実施例は、システム一括で留守番モードに切り替える例で説明しているが、同様に外線毎、電話機毎、発信者番号毎の場合も、記憶されたRFID情報と時計比較結果の組み合わせで、留守番モードをオン又はオフにすることができる。
第4の実施例として、第2の実施例と第3の実施例をさらに組み合わせることにより、留守番モードをオン又はオフにすることができる。詳細な説明は省略する。
RFIDタグ31には、電池を持つものと、電池を持たずにボタン電話機2のRFIDリーダー/ライター28からのRF信号によりパワーを得るものがあり、本実施例では電池を持たない例を記述しているが、何れの方式でも同様に本発明を実施することが可能である。
本実施例は、ボタン電話装置で説明しているが、構内交換機やIPセントレクス等の交換装置においても同様に本発明を実施することが可能である。
本発明にかかわるボタン電話システムの全体構成を説明する概略図。 本発明が適用されるボタン電話装置の主装置及びボタン電話機の構成概略図。 本発明の実施例におけるRFIDタグの外観例(社員証)及び構成概略図。 本発明の実施例におけるボタン電話機とRFIDタグとの位置関係を説明する図。 本発明のシステム一括で留守番モードを切り替える場合のID情報テーブル。 本発明の電話機毎で留守番モードを切り替える場合のID情報テーブル。 本発明の外線毎で留守番モードを切り替える場合のID情報テーブル。 本発明の発信者番号毎で留守番モードを切り替える場合のID情報テーブル。 本発明の第1の実施例における留守番モードオン及びオフの動作フローチャート。 本発明の第2の実施例における留守番モードオン及びオフの動作フローチャート。 本発明の第3の実施例における留守番モードオン及びオフの動作フローチャート。
符号の説明
1:ボタン電話主装置、2:ボタン電話機、3:社員証、5:人、6:通信網、7:発信電話機、11:中央制御部、12:通話路スイッチ、13:外線回路、14:留守番回路、15:内線回路、16:記憶部、17:時計回路、21:制御部、22:データ送受信回路、23:音声処理部、24:送受話器、25:スピーカ、26:入力回路、27:表示回路、28:RFIDリーダー/ライター、31:RFIDタグ、32:記憶部。

Claims (8)

  1. 留守番電話モードに設定できるボタン電話主装置と、ボタン電話主装置に収容されるボタン電話機とからなるボタン電話装置であって、
    ボタン電話機に、電話応答者本人を特定できるIDが書き込まれたRFIDタグからRFID情報を読み取るRFID情報読取手段と、読み取ったRFID情報等をボタン電話主装置に送るRFID情報等送信手段を備え、
    ボタン電話主装置に、ボタン電話機からのRFID情報等を受信するRFID受信手段と、受信したRFID情報からボタン電話機の周辺にRFIDタグが存在するか否かを識別するRFIDタグ存在識別手段と、RFIDタグの有無の情報に基づいて留守番電話モードを設定または解除する留守番モード設定手段とを備えたことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    ボタン電話主装置は、ボタン電話機毎に、RFIDタグの有無を識別して留守番電話モードを設定または解除することを特徴とするボタン電話装置。
  3. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    ボタン電話主装置は、外線毎に、RFIDタグの有無を識別して留守番電話モードを設定または解除することを特徴とするボタン電話装置。
  4. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    ボタン電話主装置は、着信の発信者番号毎に、RFIDタグの有無を識別して留守番電話モードを設定または解除することを特徴とするボタン電話装置。
  5. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    ボタン電話機に、留守番電話モードを設定または解除するボタンを設け、
    ボタン電話主装置は、ボタン電話機から受信した留守番モード設定または解除情報と前記RFID情報とを組み合わせて留守番電話モードを設定または解除することを特徴とするボタン電話装置。
  6. 請求項1記載のボタン電話装置において、
    ボタン電話主装置は、時計手段と、所定の時間になると留守番電話モードを設定または解除する時刻による留守番電話モード設定/解除手段とを備え、時刻による留守番電話モード設定/解除手段の結果とRFID情報の両方を組み合わせて留守番電話モードを設定または解除することを特徴とするボタン電話装置。
  7. 留守番電話モードに設定できる留守番電話機において、
    RFIDタグからRFIDを読み取るRFID情報読取機能と、
    電話機に登録されたRFIDタグがRFIDの動作範囲内にあることを探索する機能と、
    電話機に登録されたRFIDタグの全てがRFIDの動作範囲外にあるときに当該電話機を留守番電話モードに設定する機能
    を備えたことを特徴とする留守番電話機。
  8. ボタン電話機からのRFID情報等を受信するRFID情報受信手段と、受信したRFID情報からボタン電話機の周辺にRFIDタグの有無を識別するRFIDタグ存在識別手段と、RFIDタグの有無の情報に基づいて留守番電話モードを設定または解除する留守番モード設定手段とを備えた留守番電話モードに設定できるボタン電話主装置と、ボタン電話主装置に収容され、電話応答者本人を特定できるIDが書き込まれたRFIDタグからRFID情報を読み取るRFID情報読取手段と、読み取ったRFID情報等をボタン電話主装置に送るRFID情報等送信手段を備えたボタン電話機とからなるボタン電話装置の留守番電話モード設定方法であって、
    ボタン電話機がRFID要求を送出する処理と、RFIDタグからの応答を受信することによってRFIDタグの有無を認識する処理と、RFID情報をボタン電話主装置に送出する処理と、ボタン電話主装置がボタン電話機から受信したRFID情報に基づいてボタン電話機の周辺にRFIDタグが存在するか否かを識別する処理と、RFIDタグの有無の情報に基づいて留守番電話モードを設定または解除する処理を有することを特徴とするボタン電話装置の留守番電話モード設定方法。
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JP2009033559A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Aiphone Co Ltd ナースコールシステム

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