JP4403987B2 - ワイヤハーネス挿通用のプロテクタ - Google Patents

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Description

本発明は自動車に配索されるワイヤハーネスのプロテクタに関し、特に、電装品システム毎に予めサブハーネスとして結束しているハーネス群をプロテクタ内に無理なく挿通させるものである。
自動車に配索されるワイヤハーネスは、配索経路に干渉物がある箇所、所定の形状に屈曲させる必要がある箇所等の所要箇所に、合成樹脂で成形されたボックス形状のプロテクタを取り付けることにより、電線の保護や屈曲保持を図っている。
図14に示すように、この種のプロテクタ1は樋形状の本体2と蓋体3とをヒンジ4を介して連結し、本体2の長手方向の両端には底壁2aより固定片5を延在し、本体2に挿通したワイヤハーネスWを該固定片5にテープ巻き固定することによってワイヤハーネスWにプロテクタ1を取り付け固定し、その後、蓋体3を回転させて被せて、本体2とロック結合している。あるいは、本体2と蓋体2とを別体で成形し、本体にワイヤハーネスを挿通した後に蓋体を取り付けてロック結合している。
一方、自動車のシステム増加に伴い、自動車に配索されるワイヤハーネスの回路数(電線数)も増加している。このように電線量の多いワイヤハーネスの製造工程においては、作業工程における管理上等から、図14に示すように、ワイヤハーネスWを電装品システム毎に予めサブハーネスWa、Wb・・・として端末をコネクタに結束している。これら複数のサブハーネスWa、Wb・・・は合体されて1つのワイヤハーネスWとなる。従って、このワイヤハーネスWの所要箇所に前記プロテクタ1を取り付ける場合も、分割された各サブハーネスWa、Wb・・・をプロテクタ1に順次組み込み、最後に蓋体3で閉塞することとなる。
しかしながら、プロテクタ1内に挿通する電線量が多い場合は、蓋体3を閉めるときに電線wがはみ出し、蓋体3と本体2との間で挟み込んで電線wを損傷させる問題がある。また、はみ出した電線wを再度プロテクタ1内に押し込む作業が必要となると、ロックを治具等を用いて解除する必要があり、作業性が悪くなる。かつ、一旦、プロテクタ1内に組み込まれた電線wが、くせ付け等によりプロテクタ外にはみ出たり、蓋体3を押し上げてしまうなど、作業効率を著しく低下させる問題がある。
さらに、各電線wがバラバラにはみ出さないように、各サブハーネスWa、Wb毎にテープで密巻きまたは荒巻きしておくことも考えられるが、作業性が悪いうえにコスト高となる。
また、特開平11−299047号(特許文献1)では、図15に示すプロテクタが提案されている。このプロテクタ1’は、断面コ形状のプロテクタ本体2’にワイヤハーネスW’を挿通した後、蓋体3’を閉塞すると、蓋体3’に形成された倒しリブ6’により、本体2’の側壁2b’に設けられたハーネス押さえ部7’が外側から押されて内側に倒れ込み、該ハーネス押さえ部7’の先端に形成された弾性押圧部8’がワイヤハーネスW’をプロテクタ本体2’に強固に押し付けて保持するものである。
前記プロテクタ1’は、蓋体3’を閉めるだけで、ワンタッチでワイヤハーネスW’をプロテクタ1’内に押し込め、かつ該ワイヤハーネスW’とプロテクタ1’とを固定できるものであるが、予めワイヤハーネスW’がテープで一束に密巻きまたは荒巻きされている場合にのみ有効であり、複数束のサブハーネスを組み込む場合や、各サブハーネスが密巻きも荒巻きもされていない場合においては、前記ハーネス押さえ部7’でも電線のはみ出しを効果的に防止することができない。
特開平11−299047号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、2本のサブハーネスをプロテクタ内に組み込み、電線量の多くなるワイヤハーネスであっても、電線のはみ出しや浮き上がりを防止して、容易かつ確実にプロテクタ内に組み込むことができるプロテクタを提供することを課題としている。
前記課題を解決するために、自動車に配索されるワイヤハーネスを構成する2本のサブハーネスを挿通する樋形状のプロテクタ本体と蓋とからなるボックス形状のプロテクタであり、
前記ワイヤハーネスの2本のサブハーネスは電装システム毎の分割されたサブハーネスであり、これら2本の各サブハーネスそれぞれ係止部を突設した結束バンドで結束される一方、
前記プロテクタのプロテクタ本体は、前記結束バンドの係止部をそれぞれ係止する複数の係止孔を、前記プロテクタ本体の底壁と両側壁の境界部、あるいは前記境界部と該境界部からワイヤハーネス挿通方向と直交する幅方向に間隔をあけて底壁内面に設けた傾斜部に穿設しており、
前記2本のサブハーネスを前記プロテクタ本体の底壁と両側壁の境界に沿って幅方向に平行に挿通し、かつ、挿通したサブハーネスの結束バンドより突設した前記係止部を前記プロテクタ本体に設けられた前記係止孔に挿入係止した状態で、前記蓋をプロテクタ本体に取り付けるものであるワイヤハーネス挿通用のプロテクを提供している。
このように、ワイヤハーネスを構成する各サブハーネスが、結束バンドで束ねられた状態でプロテクタ内に挿入され、各サブハーネスの電線が乱れることなくプロテクタ内に収容できる。かつ、収容したサブハーネスを結束バンドを利用してプロテクタ内に固定されるため、次ぎに挿入するサブハーネスもプロテクタ内にスムーズに挿入できる。これを順次繰り返すことにより複数個のサブハーネスをプロテクタ内で電線同士がからみつくことなく整然とプロテクタ内に収容できる。その結果、サブハーネスの電線がプロテクタからはみ出すことを防止できるうえ、電線のくせ付けによる浮き上がりや、それによる蓋の押し上げ等も防止できる。従って、電装品システム毎にまとめられた複数のサブハーネスをプロテクタ内に収容し、該プロテクタ内に挿入する電線量が多くなった場合においても、容易かつ確実にプロテクタ内に挿通でき、本体と蓋との間で電線を挟み込むことによる電線損傷を防止できる。
また、プロテクタ外にはみ出した電線の押し込み等の作業が不要となり、作業性が向上する。さらに、ワイヤハーネスをプロテクタ本体に係止固定する係止部付き結束バンドは、ワイヤハーネスの製造工程において予め電装システム毎にサブバーネスとして形成される時に取り付けるものであるため、サブハーネス自体の管理も容易となり、ワイヤハーネスをプロテクタに通す作業時の負担とはならない。
前記のように、前記ワイヤハーネスの各サブハーネスを結束した結束バンドの係止部を挿入係止する前記係止孔を、前記プロテクタ本体の底壁と両側壁の境界部、あるいは、前記境界部と該境界部からワイヤハーネス挿通方向と直交する幅方向に間隔をあけて底壁内面に設けた傾斜部に穿設しており、
前記ワイヤハーネスを構成する前記各サブハーネスを結束した結束バンドの係止部を前記プロテクタ本体の係止孔にそれぞれ挿入係止して、該プロテクタ本体内部で底壁と両側壁の境界に沿って幅方向に平行に前記サブハーネスを挿通させる形状としている。
即ち、プロテクタ本体が、前記のような傾斜部を設けずに断面コ形状よりなる場合は、プロテクタ本体の底壁の幅方向両隅とハーネスとの間にデッドスペースができやすいが、底壁の幅方向両隅に傾斜部を設けることにより、該傾斜部から係止部を前記デッドスペース部分に突出させることができ、スペースを有効利用できる。
また、前記境界部に限らず、境界部から幅方向に間隔をあけて底壁内面にも傾斜部を設けると、3つ以上のサブハーネスを整然とプロテクタ内に収容することができる。
また、本発明は、自動車に配索されるワイヤハーネスを構成する2本のサブハーネスを挿通する樋形状のプロテクタ本体と蓋とからなるボックス形状のプロテクタであり、
前記ワイヤハーネスの2本のサブハーネスは電装システム毎の分割されたサブハーネスであり、これら2本の各サブハーネスはそれぞれ係止部を突設した結束バンドで結束される一方、
前記プロテクタのプロテクタ本体は、前記結束バンドの係止部をそれぞれ係止する複数の係止孔を、前記プロテクタ本体の両側壁の内面より底壁と平行あるいは底壁側へと傾斜させて設けた支持片に穿設しており、
前記2本のサブハーネスを前記プロテクタ本体の底壁と両側壁の境界に沿って幅方向に平行に挿通し、かつ、挿通したサブハーネス結束バンドより突設した前記係止部を前記プロテクタ本体に設けられた前記係止孔に挿入係止した状態で、前記蓋をプロテクタ本体に取り付けるものであるワイヤハーネス挿通用のプロテクタを提供している。
記支持片と底壁との間に、前記結束バンドに設けられる係止部の収容空間を設けている。
この場合、係止部の突出部分もプロテクタ内に収まり、プロテクタ外面が突起や引っ掛かりのないシンプルな形状となるため、他の車載部品との干渉を極力防止できる。
なお、前記支持片は可撓性を備えることが好ましい。これにより、サブハーネス挿通後にサブハーネスの重みや押し付け等により支持片が下方に撓み、あるいは傾斜して、係止部が底壁両隅のデッドスペースに突出することになると共に、サブハーネス自身も下方に沈みこむ。従って、プロテクタ本体内のスペースを有効利用でき、一つのプロテクタにより多くの電線を収容することが可能となる。
前記プロテクタ本体に接着固定される複数の固定面ファスナーテープはそれぞれ色分けされ、前記各サブハーネスを束ねる複数の前記結束面ファスナーテープは、係止される相手方の前記固定面ファスナーテープの色に対応する色に色分けされることが好ましい。
あるいは、前記プロテクタ本体に接着固定される複数の固定面ファスナーテープは、それぞれの近傍に、カラーテープの貼付または塗料の塗布を施して色分けされ、前記各サブハーネスを束ねる複数の前記結束面ファスナーテープは、それぞれの近傍に、係止される相手方の前記固定面ファスナーテープの近傍に施されたカラーテープまたは塗料の色に対応する色に色分けされてもよい。
前記結束面ファスナーテープは、該結束面ファスナーテープが束ねる各サブハーネスのプロテクタ内での固定位置によって色分けされてもよい。
あるいは、前記結束面ファスナーテープは、該結束面ファスナーテープが束ねる各サブハーネスのプロテクタ内での固定位置によって、それぞれの近傍に、カラーテープの貼付または塗料の塗布を施して色分けされてもよい。
これにより、各サブハーネスの接続先等に応じた最適な挿通位置を容易かつ確実に判別できる。あるいは、サブハーネスの数が多いために、プロテクタ本体内に固定される固定面ファスナーテープに直接に接触係止できないサブハーネスが存在する場合は、予め、各サブハーネスの固定位置と、各サブハーネスを結束する面ファスナーの係止片の雌雄を決めておくことにより、サブハーネスを、隣接するサブハーネスを結束する面ファスナーテープに係止固定することが可能となる。
上述したように、前記本発明のワイヤハーネス挿通用のプロテクタによれば、各電装システムに集束されている2本のサブハーネスをプロテクタ内に挿通し、電線量が多くなる場合において、プロテクタの底壁寄りに容易かつ確実に各サブハーネスを順次係止固定していくことができるため、複数のサブハーネスが挿入され、全体の電線量が多くなる場合であっても、各サブハーネスを無理なく整然とプロテクタ内に順次挿入して平行に配線することができる。かつ、電線のはみ出しや、電線の癖付けによる浮き上がりを防ぎ、電線をプロテクタ本体と蓋との間で挟み込むことによる電線損傷を防止できるとともに、はみ出した電線を戻し入れる作業が不要となり、作業性も向上する。
また、本発明は、ワイヤハーネスの製造工程において予め電装システム毎に複数のサブハーネスに分割されていることを利用し、各サブハーネス毎に結束バンドで束ねているため、ワイヤハーネスを別途適宜分割する作業が不要となり、効率よく作業できる。
さらに、前記プロテクタは、プロテクタ本体の底壁と両側壁との間に傾斜部を設け、該傾斜部に係止孔を設けることにより、係止部をデッドスペースに突出させることができ、スペースの有効利用を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、本発明の参考第1実施形態に係るワイヤハーネス10のプロテクタ20への挿通方法および該方法に用いるプロテクタを示す。
ワイヤハーネス10は2つの電装システムに別々に接続される電線群からなり、製造工程においては、図1に示すように、各電装システム毎に予めサブハーネス10A、10Bとして設けられている。このサブハーネス10A、10Bのプロテクタ20への挿通箇所には、それぞれ結束バンド11A、11Bを前後2箇所ずつ巻きつけている。
前記結束バンド11A、11Bは、図1、図2に示すように、サブハーネス10A、10Bに巻きつけて締め付け固定するバンド部12A、12Bと、後述のプロテクタ本体21の係止孔28A、28Bに挿入係止する係止部13A、13Bとを樹脂で一体成形してなる。係止部13A(13B)は、バンド部12A(12B)より立設した軸部14A(14B)と、該軸部14A(14B)の先端を左右に折り返して形成した羽根部15A(15B)よりなる。
前記プロテクタ20は、樹脂で一体成形されたボックス形状よりなる。具体的には、底壁22と両側壁23a、23bを備えた断面コ字の樋形状よりなる本体21と、該本体21の上方開口を閉塞する蓋24とを、一端側でヒンジ25を介して連結してなり、他端側ではロック部26と被ロック部27とで開閉自在に連結される。
前記本体21の底壁22には、前記係止部13の羽根部15を挿入係止する係止孔28A、28Bを2つずつ穿設している。詳しくは、図1に示すように、係止孔28Aは、ワイヤハーネス挿通方向の一線L1上に間隔をあけて穿設し、係止孔28Bは、前記一線L1と平行な異なる一線L2上に、前記係止孔28Aと長手方向に位置をずらした2箇所に穿設している。また、底壁22には、ワイヤハーネス挿通方向の両端より固定片29を延在している。
前記構成のプロテクタ20にワイヤハーネス10を挿通する作業は、まず、サブハーネス10Aをプロテクタ本体21内に挿入し、サブハーネス10Aに取り付けた2つの結束バンド11Aの係止部13Aを、本体21の底壁22に穿設した2つの係止孔28Aに挿入係止する。次に、サブハーネス10Bを本体21内に挿入し、サブハーネス10Bに取り付けた2つの結束バンド11Bの係止部13Bを、本体21の係止孔28Bに挿入係止する。最後に、図3に示すように、ワイヤハーネス10と前記固定片29とをテープTで巻きつけ固定した後、蓋24を閉めてプロテクタ本体21の上面を閉塞し、ロック部26と被ロック部27でロック閉鎖する。
前記プロテクタ20を用い、該プロテクタに複数のサブハーネスからなるワイヤハーネス10を挿通すると、ワイヤハーネス10は、各サブハーネス10A、10B毎に束ねられた状態で、プロテクタ本体21内の底側に強固に固定され、蓋24を閉鎖したときでも、該蓋24と各サブハーネス10A、10Bとの間に隔たりを確保できるため、電線がバラけてプロテクタ20外にはみ出すことや、浮き上がった電線で蓋24を押し上げてしまうことを防ぎ、電線を蓋24と本体21とで挟み込むことによる電線損傷も防止できる。 さらに、はみ出す電線の押し戻し作業が不要となるうえ、各サブハーネス10A、10B毎の結束は、ワイヤハーネス製造工程において予め電装システム毎に形成されているサブハーネス10A、10Bに対して行われるため、特別にワイヤハーネスを適宜分割する作業も不要となり、作業性が向上する。
また、2つのサブハーネス10A、10Bはそれぞれ、プロテクタ本体21内の前記一線L1上と一線L2上に固定され、プロテクタ20の幅方向に互いに平行に挿通されるため、プロテクタ20内でサブハーネス同士が干渉し合うことを防止できる。
さらにまた、サブハーネス10A、10Bの結束バンド11A、11Bを巻きつけた箇所は他の箇所よりも太くなるが、サブハーネス10Aを固定する係止孔28Aと、サブハーネス10Bを固定する係止孔28Bとは、互いに長手方向に位置をずらして設けているため、サブハーネス10Aの結束バンド11Aの取り付け位置と、サブハーネス10Bの結束バンド11Bの取り付け位置とが、長手方向に同位置に重なることを回避できる。これにより、サブハーネス10Aとサブハーネス10Bとを可能な限り近接させて挿通でき、より多くの電線をプロテクタ20内に高密度に配索することが可能となる。
図4および図5は本発明の第2実施形態を示している。本実施形態は、プロテクタの形状を前記参考第1実施形態のプロテクタの形状と相違させている。
プロテクタ20の底壁22と両側壁23a、23bとの境界部に傾斜部30(30A、30B)を設け、該傾斜部30にサブハーネス10A、10Bを固定している。なお、その他の構成は参考第1実施形態と同一構成であるため、同一符号を付して説明を省略する。
詳しくは、プロテクタ本体21の底壁22とヒンジ25側の側壁23aとの境界部に、長手方向に間隔をあけて2つの傾斜部30Aを設け、底壁22とロック27側の側壁23bとの境界部にも、長手方向に間隔をあけて2つの傾斜部30Bを設けている。
前記傾斜部30(30A、30B)は、長手方向と平行に設けられる四角形状の傾斜壁30aと、長手方向に対して直交方向に設けられる2枚の三角形状の支持壁30bとからなり、底壁22および側壁23a、23bから内側に***するように連続一体に突設している。
前記傾斜部30の外面側には底壁22および側壁23a、23bを設けず、傾斜部30は外部にも露出している。
前記傾斜部30Aの傾斜壁30aには係止孔31Aを穿設し、該係止孔31Aに、サブハーネス10Aに取り付けた結束バンド11Aの係止部13Aを挿入係止して、サブハーネス10Aをプロテクタ本体21内に固定している。また、前記傾斜部30Bの傾斜壁30aには係止孔31Bを穿設し、該係止孔31Bに、サブハーネス10Bに取り付けた結束バンド11Bの係止部13Bを挿入係止して、サブハーネス10Bをプロテクタ本体21内に固定している。
本実施形態においては、図5(A)に示すように、係止部13A、13Bが傾斜壁30aから斜め外方に突出するが、この突出スペースは、図5(B)にも示すように、プロテクタ本体21に傾斜部30を設けなかった場合にサブハーネス10A、10Bと底壁22と両側壁23a、23bとの間にできるデッドスペースS1であるため、車両内の限られた配索スペースの有効利用を図ることができる。
また、図6に示すように、プロテクタ20の底壁22と両側壁23a、23bとの境界部に設けた傾斜部30A、30Bからワイヤハーネス挿通方向と直交する幅方向に間隔をあけて底壁22の内面に傾斜部30C、30D、30Eを設けてもよい。該傾斜部30C、30D、30Eは、前記傾斜部30A、30Bと同様、傾斜壁30aと2枚の支持壁30bとからなり、底壁22から内側に連続一体に突設している。傾斜部30C、30D、30Eの傾斜壁30aに穿設した係止孔31C、31D、31Eにもサブハーネス10C、10D、10Eに取り付けた結束バンド11C、11D、11Eの係止部13C、13D、13Eを挿入係止して、サブハーネス10A〜10Eをプロテクタ本体21内に固定している。なお、底壁内面に設ける傾斜部は3個に限らず、1個、2個、または4個以上であってもよい。
図7および図8は本発明の第3実施形態を示している。該第3実施形態はプロテクタの形状を前記参考第1実施形態、第2実施形態と相違させている。本実施形態では、プロテクタ本体21の両側壁23a、23bより可撓性を備えた支持片40A、40Bを突設し、該支持片40にサブハーネス10A、10Bを固定している。なお、その他の構成は参考第1実施形態と同一構成であるため、同一符号を付して説明を省略する。
前記支持片40A、40Bは、それぞれプロテクタ本体21の長手方向に間隔をあけて2箇所ずつ設けている。支持片40Aは、ヒンジ25側の側壁23aの、底壁22から所要寸法上方位置の内面より、底壁22と平行に突設し、支持片40Bは、ロック27側の側壁23bの、底壁22から所要寸法上方位置の内面より、底壁22と平行に突設している。
前記支持片40Aには係止孔41Aを穿設し、該係止孔41Aに、サブハーネス10Aに取り付けた結束バンド11Aの係止部13Aを挿入係止して、サブハーネス10Aをプロテクタ本体21内に固定している。また、前記支持片40Bには係止孔41Bを穿設し、該係止孔41Bに、サブハーネス10Bに取り付けた結束バンド11Bの係止部13Bを挿入係止して、サブハーネス10Bをプロテクタ本体21内に固定している。
本実施形態においては、図8(A)に示すように、支持片40A、40Bと底壁22との間に空間S2があり、サブハーネス10Aを固定する係止部13Aとサブハーネス10Bを固定する係止部13Bはこの空間S2に収容される。従って、係止部13A、13Bはプロテクタ20外に突出しないため、プロテクタ20の外形は突起物のないシンプルな形状となり、他の車載部品との干渉を極力おさえることができる。
また、支持片40A、40Bは可撓性を有するため、サブハーネス10A、10Bが固定されると、その重みや、上からの押さえ付け等により、下方に撓って先端が押し下げられ、図8(B)に示すように、結果として支持片40A、40Bは下方に傾斜する。これにより、係止部13A、13Bは斜め外側のデッドスペースS1に突出するとともに、サブハーネス10A、10B自体も下方に沈み込むため、プロテクタ本体21内の上方に多くの空間を確保することができ、より多くの電線の収容も可能となる。
図9(A)、(B)は本発明に係る第4実施形態を示しており、プロテクタの形状を前記参考第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態と相違させている。プロテクタ本体21の両側壁23a、23bから支持片42A、42Bを、底壁22に平行ではなく、下方に傾斜させて突設し、該支持片42Aに係止孔43Aを、支持片42Bに係止孔43Bをそれぞれ穿設している。その他の点では前記第3実施形態と同一構成である。
本実施形態においては、図9(B)に示すように、係止孔43A、43Bに挿入係止される係止部13A、13Bは、上から押さえ込むまでもなく、斜め外側のデッドスペースS1に向かって突出するため、蓋24を閉鎖したときにサブハーネス10A、10Bと該蓋24との間に常に多くの距離を確保することができ、電線の挟み込み等をより確実に防止できる。
図10および図11は、参考第5実施形態を示す。
参考第5実施形態のプロテクタ20の本体21の底壁22の内面には、長さ方向に間隔をあけた2箇所に、両側壁23a、23bの上縁から底壁22にかけて連続的に、帯状の固定面ファスナーテープ50−1、50−2を取り付けている。この固定面ファスナーテープ50−1、50−2は、裏面に粘着材が塗布され、表面に雄係止片xを有するもので、ワイヤハーネス10の挿通方向の前方位置に取り付けられる固定面ファスナーテープ50−1は黒色に、後方位置に取り付けられる固定面ファスナーテープ50−2は灰色に色分けされている。
サブハーネス10Aのプロテクタ20への挿通箇所には、プロテクタ20の固定面ファスナーテープ50−1、50−2の取り付け位置に対応する、長さ方向に間隔をあけた前後2箇所に、裏面に粘着材が塗布され表面に雌係止片yを有する結束面ファスナーテープ51A−1、51A―2を巻きつけ固着し、該サブハーネス10Aを束ねている。サブハーネス10Bのプロテクタ20への挿通箇所にも同様に、前記プロテクタ20の前記固定面ファスナーテープ50−1、50−2の取り付け位置に対応する、長さ方向に間隔をあけた前後2箇所に、裏面に粘着材が塗布され表面に雌係止片yを有する結束面ファスナーテープ51B−1、51B―2を巻きつけて固着し、該サブハーネス10Bを束ねている。
これら結束面ファスナーテープ51A−1、51A−2、51B−1、51B−2のうち、ワイヤハーネス挿通方向の前方位置に巻きつけられた結束面ファスナーテープ51A−1、51B−1は黒色に、後方位置に巻きつけられた固定面ファスナーテープ51A−2、51B−2は灰色に色分けされている。
前記構成のプロテクタ20にワイヤハーネス10を挿通する作業は、まず、サブハーネス10A、10Bを順次プロテクタ本体21内に挿入し、プロテクタ20の幅方向に平行に挿通して固定する。このとき、図11(A)(B)に示すように、プロテクタ20内の黒色の固定面ファスナーテープ50−1には、サブハーネス10Aに取り付けた黒色の結束面ファスナーテープ51A−1とサブハーネス10Bに取り付けた黒色の結束面ファスナーテープ51B−1とを係止させ、プロテクタ20内の灰色の固定面ファスナーテープ50−2には、サブハーネス10Aに取り付けた灰色の結束面ファスナーテープ51A−2とサブハーネス10Bに取り付けた灰色の結束面ファスナーテープ51B−2とをそれぞれ係止させ、結束面ファスナーテープ51A−1、51A−2、51B−1、51B−2と固定面ファスナーテープ50−1、50−2とがそれぞれ同一色同士の組み合わせとなるようにする。
次に、サブハーネス10A、10Bをまとめて、固定片29にテープTで巻きつけ固定した後、蓋24を閉鎖してロック部26を被ロック部27に係止する。
前記方法でプロテクタに挿通することにより、ワイヤハーネス10は、各サブハーネス10A、10B毎に束ねられた状態で、プロテクタ本体21内の底壁22側に強固に固定され、蓋24を閉鎖したときでも該蓋24と各サブハーネス10A、10Bとの間に隔たりを確保できるため、電線がバラけてプロテクタ20外にはみ出すことや、浮き上がった電線で蓋24を押し上げてしまうことを防ぎ、電線を蓋24と本体21とで挟み込むことによる電線損傷も防止できる。
さらに、はみ出す電線の押し戻し作業が不要となるうえ、各サブハーネス10A、10B毎の結束は、ワイヤハーネス製造工程において予め電装システム毎に分割されているサブハーネス10A、10Bに対して行われるため、特別にワイヤハーネスを適宜分割する作業も不要となり、作業性が向上する。
また、結束面ファスナーテープ51A−1、51A−2、51B−1、51B−2の係止片は、全て雌係止片yとし、固定面ファスナーテープ50−1、50−2の係止片は全て雄係止片xとしているため、各結束面ファスナーテープ51A−1、51A−2、51B−1、51B−2と固定面ファスナーテープ50−1、50−2とは、いずれの組み合わせでも必ず雌雄係止片x、yの組み合わせとなり、挿通位置等を考えるまでもなく確実に互いに係止固定することができる。
さらにまた、結束面ファスナーテープ51A−1、51A−2、51B−1、51B−2と固定面ファスナーテープ50−1、50−2とは、ワイヤハーネス10の挿通方向の前方位置と後方位置とで同一色に色分けされているため、互いの色を合致させることにより、サブハーネス10A、10Bを確実に正しい挿通方向に固定することができる。
また、結束面ファスナーテープ51A−1等も、固定面ファスナープ50−1等も、いずれも全長に亘って固着されておらず、長さ方向に間隔をあけた所要箇所にのみ固着されているため、作業性が良いうえ、コストを抑えることができる。
図12及び図13は参考第6実施形態を示す。
結束面ファスナーテープ51A−1、51A−2、51B−1、51B−2の色分けを各面ファスナーテープ自体の着色によらず、各面ファスナーテープの近傍に適宜カラーテープ52−1、52−2、53−1、53−2を巻いて行っている。
また、プロテクタ本体21の長さ方向に間隔をあけた2箇所には、底壁22と両側壁23a、23bとの境界部の内側に、湾曲した内周面30aを有するリブ30−1、30−2を突設している。これにより形成される、両側壁23a、23bの内面からリブ30−1(30−2)の内周面30aおよび底壁22の内面にかけて連続する、断面U形状の内周面に、側壁23aの上縁から側壁23bの上縁まで、雄係止片xを有する帯状の固定面ファスナーテープ50−1(50−2)を固着している。
さらに、ワイヤハーネス挿通方向の前方位置に取り付けられた固定面ファスナーテープ50−1の近傍の、側壁23aの上縁近傍には、黒色の粘着テープ55−1を貼り付け、ワイヤハーネス挿通方向の後方位置に取り付けられた固定面ファスナーテープ50−2の近傍の、側壁23aの上縁近傍には、灰色の粘着テープ55−2を貼り付けている。
一方、前記したように、サブハーネス10Aを束ねる結束面ファスナーテープ51A−1、51A−2のうち、ワイヤハーネス挿通方向前方に位置する結束面ファスナーテープ51A−1の近傍には黒色の粘着テープ52−1を巻きつけ、挿通方向後方に位置する結束面ファスナーテープ51A−2の近傍には灰色の粘着テープ53−1を巻き付けている。同様に、サブハーネス10Bを結束する結束面ファスナーテープ51B−1、51B−2のうち、挿通方向前方に位置する結束面ファスナーテープ51B−1の近傍には黒色の粘着テープ52−2を巻きつけ、挿通方向後方に位置する結束面ファスナーテープ51B−2の近傍には灰色の粘着テープ53−2を巻き付けている。その他の構成は前記第5実施形態と同一構成としている。
参考実施形態においても、結束面ファスナーテープ51A−1、51A−2、51B−1、51B−2と固定面ファスナーテープ50−1、50−2は、各面ファスナーテープの近傍に貼り付けたカラー粘着テープ52−1〜53−2、55−1、55−2により、ワイヤハーネス10の挿通方向の前方位置と後方位置とで同一色に色分けされているため、互いの色を合わせることにより、サブハーネス10A、10Bを確実に正しい挿通方向に固定することができる。
また、前記リブ30−1(30−2)により、プロテクタ本体21の底壁22と両側壁23a、23bとサブハーネス10A、10Bの外周面との間にできる隙間が埋まり、固定面ファスナーテープ50−1(50−2)とサブハーネス10A、10Bとの接触面積が増えるため、該サブハーネス10A、10Bをより強固にプロテクタ本体21内に固定できる。
上述したように、本発明のプロテクタはいずれにおいても、各電装システムに集束されている複数のサブハーネスをプロテクタ内に挿通し、電線量が多くなる場合において、プロテクタの底壁寄りに容易かつ確実に各サブハーネスを順次係止固定していくことができる。よって、複数のサブハーネスがプロテクタに挿入され、全体の電線量が多くなる場合であっても、各サブハーネスが無理なく整然とプロテクタ内に順次挿入できる。かつ、電線のはみ出しや、電線の癖付けによる浮き上がりを防ぎ、電線をプロテクタ本体と蓋との間で挟み込むことによる電線損傷を防止できるとともに、はみ出した電線を戻し入れる作業が不要となり、作業性を向上させることができる。
本発明の参考第1実施形態を示す分解斜視図である。 前記参考第1実施形態のプロテクタにワイヤハーネスを挿通した状態を示す断面図である。 ワイヤハーネス挿通後にプロテクタをロック閉鎖した状態を示す全体斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るプロテクタの斜視図である。 (A)は図4に示すプロテクタにワイヤハーネスを挿通係止した状態を示す断面図であり、(B)は断面コ形状のプロテクタ本体にワイヤハーネスを挿通した状態を示す断面図である。 第2実施形態の変形例を示し、(A)はプロテクタの斜視図、(B)はプロテクタにワイヤハーネスを挿通係止した状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るプロテクタの斜視図である。 (A)は図7に示すプロテクタの断面図であり、(B)は図7に示すプロテクタにワイヤハーネスを挿通係止した状態を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るワイヤハーネスのプロテクタ挿通構造を示し、(A)はプロテクタの断面図であり、(B)はプロテクタにワイヤハーネスを挿通係止した状態を示す断面図である。 本発明の参考第5実施形態に係るワイヤハーネスのプロテクタ挿通方法を示す分解斜視図である。 参考第5実施形態のプロテクタにワイヤハーネスを挿通係止した状態を示す断面図である。 参考第6実施形態に係るワイヤハーネスのプロテクタ挿通方法を示す分解斜視図である。 参考第6実施形態のプロテクタにワイヤハーネスを挿通係止した状態を示す断面図である。 従来例の図である。 他の従来例の図である。
符号の説明
10 ワイヤハーネス
10A、10B サブハーネス
11A、11B 結束バンド
13A、13B 係止部
20 プロテクタ
21 プロテクタ本体
22 底壁
28A、28B 係止孔
30(30A、30B、30C、30D、30E) 傾斜部
31A、31B、31C、31D、31E 係止孔
40A、40B、42A、42B 支持片
41A、41B、43A、43B 係止孔
50−1、50−2 固定面ファスナーテープ
51A−1〜51B−2 結束面ファスナーテープ

Claims (2)

  1. 自動車に配索されるワイヤハーネスを構成する2本のサブハーネスを挿通する樋形状のプロテクタ本体と蓋とからなるボックス形状のプロテクタであり、
    前記ワイヤハーネスの2本のサブハーネスは電装システム毎の分割されたサブハーネスであり、これら2本の各サブハーネスそれぞれ係止部を突設した結束バンドで結束される一方、
    前記プロテクタのプロテクタ本体は、前記結束バンドの係止部をそれぞれ係止する複数の係止孔を、前記プロテクタ本体の底壁と両側壁の境界部、あるいは前記境界部と該境界部からワイヤハーネス挿通方向と直交する幅方向に間隔をあけて底壁内面に設けた傾斜部に穿設しており、
    前記2本のサブハーネスを前記プロテクタ本体の底壁と両側壁の境界に沿って幅方向に平行に挿通し、かつ、挿通したサブハーネスの結束バンドより突設した前記係止部を前記プロテクタ本体に設けられた前記係止孔に挿入係止した状態で、前記蓋をプロテクタ本体に取り付けるものであるワイヤハーネス挿通用のプロテクタ。
  2. 自動車に配索されるワイヤハーネスを構成する2本のサブハーネスを挿通する樋形状のプロテクタ本体と蓋とからなるボックス形状のプロテクタであり、
    前記ワイヤハーネスの2本のサブハーネスは電装システム毎の分割されたサブハーネスであり、これら2本の各サブハーネスはそれぞれ係止部を突設した結束バンドで結束される一方、
    前記プロテクタのプロテクタ本体は、前記結束バンドの係止部をそれぞれ係止する複数の係止孔を、前記プロテクタ本体の両側壁の内面より底壁と平行あるいは底壁側へと傾斜させて設けた支持片に穿設しており、
    前記2本のサブハーネスを前記プロテクタ本体の底壁と両側壁の境界に沿って幅方向に平行に挿通し、かつ、挿通したサブハーネスの結束バンドより突設した前記係止部を前記プロテクタ本体に設けられた前記係止孔に挿入係止した状態で、前記蓋をプロテクタ本体に取り付けるものであるワイヤハーネス挿通用のプロテクタ。
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