JP2022180007A - 機能追加用電気配線、及びワイヤハーネス - Google Patents

機能追加用電気配線、及びワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】大幅な設計変更の必要がない機能追加を実現できる機能追加用電気配線、及びワイヤハーネスを提供する。【解決手段】機能追加用電気配線10は、1以上の電線11と、取付部品12とを備えている。電線11は、初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される。取付部品12は、電線11が取り付けられるとともに、主ハーネス2が配策されたプロテクタ本体4に取り付け固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、機能追加用電気配線、及びワイヤハーネスに関する。
従来、車両には、車体に搭載された電装品を電気接続するワイヤハーネスが設けられている。ワイヤハーネスは、荷重や衝撃がかかる箇所をプロテクタに通して配策することにより、これら外的な負荷から保護される(特許文献1参照)。この種のプロテクタは、例えば、樹脂等の素材が使用され、車内フロアの下面などに配置されている。
特開2012-222900号公報
ところで、車両を市場に出荷後、システムや機能を後付けで追加する場合がある。このとき、追加するシステムや機能によっては、ワイヤハーネスを追加して、このワイヤハーネスによって電装品を電気接続する必要がある。この場合、プロテクタを取り外してハーネス追加を行うなど、作業に手間を要する課題があった。また、そもそも取り外し不可な箇所にプロテクタが配置されている場合には、ハーネス追加ができない可能性があった。
本開示の目的は、大幅な設計変更の必要がない機能追加を実現できる機能追加用電気配線、及びワイヤハーネスを提供することにある。
前記課題を解決する機能追加用電気配線は、初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される1以上の電線と、前記電線が取り付けられるとともに、主ハーネスが配策されたプロテクタ本体に取り付け固定される取付部品とを備えている。
前記課題を解決するワイヤハーネスは、主ハーネスと、前記主ハーネスが通されて、前記主ハーネスの経路として使用されるプロテクタと、機能追加時に使用される機能追加用電気配線とを備えている。前記機能追加用電気配線は、初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される1以上の電線と、前記電線が取り付けられるとともに、主ハーネスが配策されたプロテクタ本体に取り付け固定される取付部品とを備えている。
本開示によれば、大幅な設計変更の必要がない機能追加を実現できる。
図1は、第1実施形態のワイヤハーネスの斜視図である。 図2は、機能追加用電気配線を裏面から見た分解斜視図である。 図3は、図2のIII-III線断面図である。 図4は、電線の先端を拡大して示す平面図である。 図5は、ワイヤハーネスの車体への取付例を示す概要図である。 図6は、機能追加用電気配線を裏面から見た斜視図である。 図7(a)、図7(b)は、結束体固定リブの加工手順図である。 図8は、ワイヤハーネスの組立図である。 図9(a)~図9(c)は、機能追加用電気配線に追加配線を接続するときの手順図である。 図10は、第2実施形態の機能追加用電気配線を裏面から見た斜視図である。 図11は、ワイヤハーネスの斜視図である。 図12は、第2実施形態の機能追加用電気配線を裏面から見た分解斜視図である。 図13は、ワイヤハーネスの斜視図である。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示の機能追加用電気配線は、初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される1以上の電線と、前記電線が取り付けられるとともに、主ハーネスが配策されたプロテクタ本体に取り付け固定される取付部品とを備えている。
本開示の構成によれば、機能追加時に使用する電気配線として機能追加用電気配線がプロテクタに予め用意されている。このため、機能追加時に電装品を電気接続する必要が生じた場合には、この機能追加用電気配線の電線を使用するという簡易な作業によって、後付けする電装品を電気接続することが可能となる。よって、大幅な設計変更の必要がない機能追加を実現することが可能となる。
[2]前記取付部品は、前記プロテクタ本体の開口を閉じる蓋体を備えている。この構成によれば、取付部品をプロテクタの蓋体としても使用することが可能となるので、部品点数を少なく抑えることに寄与する。
[3]前記蓋体は、前記主ハーネス及び前記電線の両方を前記プロテクタ本体の内側に配置するようにして、前記プロテクタ本体の前記開口を閉じる。この構成によれば、主ハーネスと機能追加用の電線との電線群をプロテクタの内部に収納することが可能となるので、これら電線群を外部に露出したままとせずに済む。
[4]前記電線の少なくとも片方の端部には、機能追加する前記電装品の配線を接続する接続部が設けられている。この構成によれば、電線に設けられた接続部に配線を接続することにより、機能追加の配線接続を簡易に実行することが可能となる。
[5]前記接続部は、前記電線の芯材の少なくとも一部が露出した切り離し部である。この構成によれば、電線の端部に配線追加する箇所を形成する場合に、電線の端部を切り離しとしておくだけで済む。
[6]前記接続部は、前記電線の芯材を防水する止水部を備えている。この構成によれば、電線の接続部を止水部によって腐食から保護することが可能となるので、接続部を劣化し難くすることが可能となる。
[7]複数の前記電線は、平面方向に沿ってフラット状に配置されている。この構成によれば、機能追加用電気配線の厚さ方向のサイズをコンパクト化することが可能となる。
[8]前記取付部品は、前記電線を前記取付部品に固定する電線固定部を備えている。この構成によれば、電線を電線固定部によって取付部品から脱落し難い状態で固定することが可能となる。
[9]前記電線固定部は、複数の前記電線を束ねる結束体と、前記取付部品に備えられた蓋体に前記結束体を固定する結束体固定リブとを備えている。この構成によれば、電線の束を備える結束体を、結束体固定リブを介して蓋体にしっかりと固定することが可能となる。よって、電線を蓋体から安易に脱落し難くすることが可能となる。
[10]前記電線固定部は、前記取付部品に備えられた蓋体に複数の前記電線を嵌め込みによって固定する複数の電線固定リブである。この構成によれば、電線を電線固定部で固定した状態のとき、外気に触れる電線の表面を多くとることが可能となるので、電線の高い放熱効果に寄与する。また、電線固定部の構成を、単なるリブ形状という簡易な構造とすることも可能となる。
[11]前記電線は、前記取付部品に備えられた蓋体に形成されたバスバー配線と、前記蓋体に対して後付けによって取り付けられる後付け電線とを備え、前記バスバー配線及び前記後付け電線は、前記蓋体に設けられたコネクタを介して電気接続されている。この構成によれば、電線及び取付部品の構成を、バスバー配線が一体化されたユニット部品とすることが可能となる。
[12]本開示のワイヤハーネスは、主ハーネスと、前記主ハーネスが通されて、前記主ハーネスの経路として使用されるプロテクタと、機能追加時に使用される機能追加用電気配線とを備え、前記機能追加用電気配線は、初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される1以上の電線と、前記電線が取り付けられるとともに、前記主ハーネスが配策されたプロテクタ本体に取り付け固定される取付部品とを備えている。本開示の構成によれば、機能追加用電気配線と同様の作用効果を得ることが可能となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の機能追加用電気配線及びワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際とは異なる場合がある。
図1に示すように、ワイヤハーネス1は、車両の電装品(図示略)を電気接続するハーネスとして車体に取り付けられている。ワイヤハーネス1は、車両搭載段階で使用される主ハーネス2と、主ハーネス2の迂回経路として設けられたプロテクタ3とを備えている。主ハーネス2は、例えば、1本の配線、又は複数の配線の何れでもよい。
プロテクタ3は、主ハーネス2が配策されるプロテクタ本体4と、プロテクタ本体4の開口5(図8参照)を閉じる蓋体6とを備えている。プロテクタ3は、例えば、車両の既設部品によって電線通路が規制される場合の迂回経路として使用される。プロテクタ本体4は、プロテクタ3の長さ方向(図1のX軸方向)の両端と上部とが空いた形状に形成されている。プロテクタ3は、長さ方向に空いた挿通孔7に主ハーネス2が通されている。蓋体6は、断面略コ字形状に形成され、プロテクタ本体4の上部の開口5を閉じる。
ワイヤハーネス1は、機能追加時に使用される機能追加用電気配線10を備えている。機能追加用電気配線10は、1以上の電線11と、取付部品12とを備えている。電線11は、初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される。電線11は、本例の場合、複数設けられ、平面方向(図1のX-Y平面方向)に並べて配置されている。このように、電線11は、フラット状に配置されている。本例の場合、電線11は、第1電線11a、第2電線11b、第3電線11c、及び第4電線11dの4本とする。
取付部品12は、複数の電線11を束ねるとともに、主ハーネス2が配策されたプロテクタ本体4に取り付け固定されている。本例の場合、取付部品12は、プロテクタ本体4の開口5(図7参照)を閉じる前述の蓋体6を備えている。蓋体6は、主ハーネス2と複数の電線11との両方をプロテクタ本体4の内側に配置するようにして、プロテクタ本体4の開口5を閉じる。
図2に示すように、取付部品12は、複数の電線11を取付部品12に固定する電線固定部15を備えている。電線固定部15は、複数の電線11を束ねる結束体16と、取付部品12に備えられた蓋体6に結束体16を固定する結束体固定リブ17とを備えている。結束体16は、例えば、不織布、又はテープが使用されている。結束体16は、平面方向に並んで配置される複数の電線11に合わせ、フラット状に形成されている。結束体固定リブ17は、例えば、蓋体6の裏面に突設された突起であることが好ましい。本例の場合、結束体固定リブ17は、蓋体6の裏面の4隅に計4つ設けられている。
図2及び図3に示すように、結束体16は、結束体固定リブ17の取り付け箇所として複数の穴18が形成されている。穴18は、各々の結束体固定リブ17と組をなすように計4つ設けられている。結束体16は、穴18に結束体固定リブ17を挿通して係合することにより、蓋体6に固定される。電線11は、例えば、芯材19の周囲が絶縁性の被覆材20によって覆われた配線であることが好ましい。
図2に示す通り、電線11は、取付部品12から露出した一対の加工部23を備えている。本例の場合、一方の加工部23を第1加工部23aとし、他方の加工部23を第2加工部23bとする。電線11は、機能追加時、これら第1加工部23a及び第2加工部23bに対し、電装品から延びる配線(追加配線24、25:図9等参照)が電気接続される。
蓋体6の内面には、蓋体6をプロテクタ本体4に固定する箇所として突片30が設けられている。本例の場合、突片30は、蓋体6の一対の側壁6aの内面に計2つ設けられている。
図4に示すように、電線11の少なくとも片方の端部には、機能追加する電装品の配線(追加配線24、25:図9等参照)を接続する接続部26が設けられている。本例の場合、加工部23の端部に接続部26が設けられている。接続部26は、例えば、電線11の芯材19(図3等参照)の少なくとも一部が露出した切り離し部27である。接続部26は、電線11の芯材19を防水する止水部28が設けられている。止水部28は、例えば、キャップやチューブなどの部材が挙げられる。
図5に示すように、機能追加用電気配線10は、車両に設けられたピラー33の下方に配置されている。ピラー33は、例えば、車体の前後方向中央位置に配置されるBピラーであることが好ましい。機能追加用電気配線10は、第1加工部23a及び第2加工部23bがピラー33から露出して配置される。機能追加用電気配線10は、車体に対して取り外し可能に構成されたスカッフプレート34によって、第1加工部23a及び第2加工部23bが外部に露出可能となっている。本例の場合、第1加工部23aが第1スカッフプレート34aによって隠され、第2加工部23bが第2スカッフプレート34bによって隠されている。
次に、本実施形態の機能追加用電気配線10(ワイヤハーネス1)の作用について説明する。
図6に示すように、まずは、電線11の束を取付部品12に取り付け固定する。本例の場合、複数の電線11が束ねられた結束体16を用意する。そして、結束体16に設けられた穴18の各々に、蓋体6の裏面に設けられた結束体固定リブ17を挿通することにより、電線11が束ねられた結束体16を蓋体6に裏面に取り付ける。
図7(a)、(b)に示すように、結束体16の穴18に挿通された結束体固定リブ17を治具36によって加工することにより、結束体16を結束体固定リブ17にしっかりと固定する。本例の場合、結束体固定リブ17の先端に治具36としての金型37をセットし、この金型37によって結束体固定リブ17の先端を熱溶融させて大径に変形させることにより、結束体16を結束体固定リブ17から抜け止めする。そして、この加工を全ての結束体固定リブ17に対して実施する。
図8に示すように、電線11の束を有する結束体16を蓋体6に固定後、蓋体6及び結束体16が一体となった取付部品12の表裏を逆にして、取付部品12をプロテクタ本体4に取り付ける。本例の場合、蓋体6に設けられた突片30を、プロテクタ本体4の被係合箇所38(片方のみ図示)に係合することにより、取付部品12をプロテクタ本体4に固定する。以上の手順に従って、電線11の束を有する取付部品12をプロテクタ本体4、すなわち車体に固定する。
図9(a)に示すように、工場製造時に車両に取り付けなかった電装品を後付けする場合、まずスカッフプレート34(例えば、前側から実施する場合、第1スカッフプレート34a)を取り外す。続いて、機能追加用電気配線10に用意されている複数の電線11のうち、後付けする電装品で使用する第1電線11aの止水部28を取り外す。本例の場合、第1電線11aの第1加工部23aに取り付けられた止水部28を取り外す。止水部28は、例えば、カットするなどして、第1電線11aから取り外されることが好ましい。
第1電線11aから止水部28が取り外されると、第1加工部23aの接続部26(切り離し部27)が外部に露出される。そして、露出させた接続部26(切り離し部27)において被覆材20をカットするなどして、第1加工部23aの第1電線11aの芯材19を外部に露出させる。
図9(b)に示すように、露出させた芯材19に対し、後付けする電装品から延びる追加配線24を接続する。追加配線24は、例えば、半田付けなどの工法によって、第1電線11aの芯材19に固定される。
図9(c)に示すように、追加配線24が接続された第1電線11aにおいて、反対側の第2加工部23bにも追加配線25が接続される。具体的には、第2スカッフプレート34bを取り外すとともに、第2加工部23bの止水部28を取り外すなどして、芯材19が露出される。そして、露出した芯材19に追加配線25を接続して、第1電線11aの両側を通電させる。以上のようにして、後付け電装品が車体に取り付けられる。
上記実施形態の機能追加用電気配線10(ワイヤハーネス1)によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1-1)機能追加用電気配線10は、1以上の電線11と、取付部品12とを備えている。電線11は、初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される。取付部品12は、電線11が取り付けられるとともに、主ハーネス2が配策されたプロテクタ本体4に取り付け固定される。
本例の構成によれば、機能追加時に使用する電気配線として機能追加用電気配線10がプロテクタ3に予め用意されている。このため、機能追加時に電装品を電気接続する必要が生じた場合には、この機能追加用電気配線10の電線11を使用するという簡易な作業によって、後付けする電装品を電気接続することが可能となる。よって、大幅な設計変更の必要がない機能追加を実現することができる。
(1-2)複数の電線11を結束体16で束ねた構造の場合、組み立ての際、電線11の配列を予め決めておくことができる。また、複数の電線11をフラットに配列させておくことが可能となるので、電線11の配列のばらつきも少なく抑えることができる。さらに、組み立ての工程数も少なく抑えることができる。
(1-3)取付部品12は、プロテクタ本体4の開口5を閉じる蓋体6を備えている。この構成によれば、取付部品12をプロテクタ3の蓋体6としても使用することが可能となるので、部品点数を少なく抑えることに寄与する。
(1-4)蓋体6は、主ハーネス2及び電線11の両方をプロテクタ本体4の内側に配置するようにして、プロテクタ本体4の開口5を閉じる。この構成によれば、主ハーネス2と機能追加用の電線11との電線群をプロテクタ3の内部に収納することが可能となるので、これら電線群を外部に露出したままとせずに済む。
(1-5)電線11の少なくとも片方の端部には、機能追加する電装品の配線を接続する接続部26が設けられている。この構成によれば、電線11に設けられた接続部26に配線を接続することにより、機能追加の配線接続を簡易に実行することができる。
(1-6)接続部26は、電線11の芯材19の少なくとも一部が露出した切り離し部27である。この構成によれば、電線11の端部に配線追加する箇所を形成する場合に、電線11の端部を切り離しとしておくだけで済む。
(1-7)接続部26は、電線11の芯材19を防水する止水部28が設けられている。この構成によれば、電線11の接続部26を止水部28によって腐食から保護することが可能となるので、接続部26を劣化し難くすることができる。
(1-8)複数の電線11は、平面方向に沿ってフラット状に配置されている。この構成によれば、機能追加用電気配線10の厚さ方向のサイズをコンパクト化することができる。
(1-9)取付部品12は、電線11を取付部品12に固定する電線固定部15を備えている。この構成によれば、電線11を電線固定部15によって取付部品12から脱落し難い状態で固定することができる。
(1-10)電線固定部15は、複数の電線11を束ねる結束体16と、取付部品12に備えられた蓋体6に結束体16を固定する結束体固定リブ17とを備えている。この構成によれば、電線11の束を備える結束体16を、結束体固定リブ17を介して蓋体6にしっかりと固定することが可能となる。よって、電線11を蓋体6から安易に脱落し難くすることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態の電線11の取付構造を変更した構成である。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
図10に示すように、電線固定部15は、取付部品12に備えられた蓋体6に電線11を嵌め込みによって固定する複数の電線固定リブ40である。複数の電線固定リブ40は、蓋体6の長さ方向の両側にリブ群(第1リブ群41、第2リブ群42)として設けられている。第1リブ群41及び第2リブ群42の各リブは、蓋体6の幅方向(図10のY軸方向)において電線11の径の距離を空けて並び配置されている。
図10及び図11に示すように、本例の場合、第1電線固定リブ40a及び第2電線固定リブ40bの間に第1電線11aが取り付け固定される。第1電線11aは、第1電線固定リブ40a及び第2電線固定リブ40bの間に圧入によって固定されることが好ましい。同様に、第2電線固定リブ40b及び第3電線固定リブ40cの間に第2電線11bが取り付け固定され、第3電線固定リブ40c及び第4電線固定リブ40dの間に第3電線11cが取り付け固定され、第4電線固定リブ40d及び第5電線固定リブ40eの間に第4電線11dが取り付け固定される。
上記実施形態の機能追加用電気配線10(ワイヤハーネス1)によれば、第1実施形態に記載の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
(2-1)電線固定部15は、取付部品12に備えられた蓋体6に電線11を嵌め込みによって固定する複数の電線固定リブ40である。この構成によれば、電線11を電線固定部15で固定した状態のとき、外気に触れる電線11の表面を多くとることが可能となるので、電線11の高い放熱効果に寄与する。また、電線固定部15の構成を、単なるリブ形状という簡易な構造とすることもできる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態も、第1及び第2実施形態に対して異なる部分についてのみ詳述する。
図12に示すように、電線11は、取付部品12に備えられた蓋体6に形成されたバスバー配線50と、蓋体6に対して後付けによって取り付けられる後付け電線51とを備えている。バスバー配線50は、蓋体6に樹脂モールド成型によって形成されている。本例の場合、バスバー配線50は、第1バスバー配線50a、第2バスバー配線50b、第3バスバー配線50c、及び第4バスバー配線50dの4本とする。
後付け電線51は、各バスバー配線50と組をなすように設けられている。本例の場合、後付け電線51は、第1バスバー配線50aの各端部に接続される一対の第1後付け電線51aと、第2バスバー配線50bの各端部に接続される一対の第2後付け電線51bと、第3バスバー配線50cの各端部に接続される一対の第3後付け電線51cと、第4バスバー配線50dの各端部に接続される第4後付け電線51dとを含む。
バスバー配線50及び後付け電線51は、取付部品12の蓋体6に設けられたコネクタ52を介して電気接続されている。本例の場合、コネクタ52は、蓋体6の長さ方向(図12のX軸方向)の一端に設けられた第1コネクタ52aと、蓋体6の長さ方向の他端に設けられた第2コネクタ52bとを含む。第1コネクタ52a及び第2コネクタ52bは、蓋体6に一体形成されることが好ましい。
図13に示すように、一対の第1後付け電線51aは、一方が第1コネクタ52aの端子53に接続され、他方が第2コネクタ52bの端子(図示略)に接続される。同様に、第2後付け電線51b、第3後付け電線51c、及び第4後付け電線51dも、第1コネクタ52a及び第2コネクタ52bに各々接続される。コネクタ52への後付け電線51の取り付けは、例えば、既知のスナップフィット構造を用いてもよいし、或いは、はんだ付けなどの加工処理によって取り付けられてもよい。
上記実施形態の機能追加用電気配線10(ワイヤハーネス1)によれば、第1実施形態に記載の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
(3-1)電線11は、取付部品12に備えられた蓋体6に形成されたバスバー配線50と、蓋体6に対して後付けによって取り付けられる後付け電線51とを備えている。記バスバー配線50及び後付け電線51は、蓋体6に設けられたコネクタ52を介して電気接続されている。この構成によれば、電線11及び取付部品12の構成を、バスバー配線50が一体化されたユニット部品とすることができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・各実施形態において、複数の電線11は、フラット状に配列されることに限定されず、ある程度の本数が厚み方向に積み重ねられて配置されてもよい。
・各実施形態において、電線11は、複数設けられる場合、種類(径の太さなど)が異なっていてもよい。
・各実施形態において、電線11の両端は、互いに形状が異なるように形成されていてもよい。例えば、電線11の一方の端部を切り離し形状とし、他方の端部をコネクタとした形状としてもよい。
・各実施形態において、電線11は、複数でもよいし、或いは1本のみとしてもよい。
・各実施形態において、接続部26は、切り離し部27に限定されず、例えば、追加配線24、25を接続可能なコネクタとしてもよい。
・各実施形態において、止水部28は、キャップに限定されず、例えば、テープを巻き付けて構成される部位としてもよい。
・各実施形態において、取付部品12は、プロテクタ本体4の蓋体6であることに限定されない。取付部品12は、例えば、プロテクタ本体4の蓋となる部材ではなく、単にプロテクタ本体4に組み付く部材としてもよい。
・各実施形態において、取付部品12は、例えば、プロテクタ本体4の蓋として用いられたとしても、電線11をプロテクタ3内に配置しない構造としてもよい。
・各実施形態において、プロテクタ本体4は、車体に一体に設けられた部材としてもよい。
・第1実施形態において、結束体固定リブ17の加工方法は、金型37で先端を熱溶融する方法に限定されず、例えば、先端を器具で潰すなどの他の方法を採用してもよい。
・第1実施形態において、結束体16は、フラット形状に限定されず、例えば、円柱形状などの他の形状に変更してもよい。
・第1実施形態において、リブ形状を結束体16に設け、リブを通す凹部を蓋体6に設けてもよい。
・第1実施形態において、電線固定部15は、結束体16を蓋体6に固定できる構造であればよい。
・第2実施形態において、電線固定リブ40に爪などの突起を設けて、取り付けた電線11を脱落し難くしてもよい。
・各実施形態において、蓋体6の形状は、実施例以外の他の形状に変更できる。
・各実施形態において、プロテクタ本体4及び蓋体6の係合方法は、蓋体6をプロテクタ本体4に固定できる構造であれば、種々の方法に変更できる。
・各実施形態において、機能追加用電気配線10の取り付け位置は、ピラー33の周辺に限定されず、例えば、運転席のフロアの下面など、他の箇所に変更してもよい。
・各実施形態において、機能追加用電気配線10は、車両以外の装置やシステムに使用してもよい。
・各実施形態において、本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
1 ワイヤハーネス
2 主ハーネス
3 プロテクタ
4 プロテクタ本体
5 開口
6 蓋体
6a 側壁
10 機能追加用電気配線
11 電線
11a 第1電線
11b 第2電線
11c 第3電線
11d 第4電線
12 取付部品
15 電線固定部
16 結束体
17 結束体固定リブ
18 穴
19 芯材
20 被覆材
23 加工部
23a 第1加工部
23b 第2加工部
24 追加配線
25 追加配線
26 接続部
27 切り離し部
28 止水部
30 突片
33 ピラー
34 スカッフプレート
34a 第1スカッフプレート
34b 第2スカッフプレート
36 治具
37 金型
38 被係合箇所
40 電線固定リブ
40a 第1電線固定リブ
40b 第2電線固定リブ
40c 第3電線固定リブ
40d 第4電線固定リブ
40e 第5電線固定リブ
41 第1リブ群
42 第2リブ群
50 バスバー配線
50a 第1バスバー配線
50b 第2バスバー配線
50c 第3バスバー配線
50d 第4バスバー配線
51 後付け電線
51a 第1後付け電線
51b 第2後付け電線
51c 第3後付け電線
51d 第4後付け電線
52 コネクタ
52a 第1コネクタ
52b 第2コネクタ
53 端子

Claims (12)

  1. 初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される1以上の電線と、
    前記電線が取り付けられるとともに、主ハーネスが配策されたプロテクタ本体に取り付け固定される取付部品と
    を備えている機能追加用電気配線。
  2. 前記取付部品は、前記プロテクタ本体の開口を閉じる蓋体を備えている
    請求項1に記載の機能追加用電気配線。
  3. 前記蓋体は、前記主ハーネス及び前記電線の両方を前記プロテクタ本体の内側に配置するようにして、前記プロテクタ本体の前記開口を閉じる
    請求項2に記載の機能追加用電気配線。
  4. 前記電線の少なくとも片方の端部には、機能追加する前記電装品の配線を接続する接続部が設けられている
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の機能追加用電気配線。
  5. 前記接続部は、前記電線の芯材の少なくとも一部が露出した切り離し部である
    請求項4に記載の機能追加用電気配線。
  6. 前記接続部は、前記電線の芯材を防水する止水部を備えている
    請求項5に記載の機能追加用電気配線。
  7. 複数の前記電線は、平面方向に沿ってフラット状に配置されている
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の機能追加用電気配線。
  8. 前記取付部品は、前記電線を前記取付部品に固定する電線固定部を備えている
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の機能追加用電気配線。
  9. 前記電線固定部は、
    複数の前記電線を束ねる結束体と、
    前記取付部品に備えられた蓋体に前記結束体を固定する結束体固定リブと
    を備えている請求項8に記載の機能追加用電気配線。
  10. 前記電線固定部は、
    前記取付部品に備えられた蓋体に複数の前記電線を嵌め込みによって固定する複数の電線固定リブである
    請求項8に記載の機能追加用電気配線。
  11. 前記電線は、前記取付部品に備えられた蓋体に形成されたバスバー配線と、前記蓋体に対して後付けによって取り付けられる後付け電線とを備え、
    前記バスバー配線及び前記後付け電線は、前記蓋体に設けられたコネクタを介して電気接続されている
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の機能追加用電気配線。
  12. 主ハーネスと、
    前記主ハーネスが通されて、前記主ハーネスの経路として使用されるプロテクタと、
    機能追加時に使用される機能追加用電気配線とを備え、
    前記機能追加用電気配線は、
    初期時には使用されず、機能追加時に電装品と電気接続される1以上の電線と、
    前記電線が取り付けられるとともに、前記主ハーネスが配策されたプロテクタ本体に取り付け固定される取付部品と
    を備えているワイヤハーネス。
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