JP4397045B2 - 車両制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、シフトバイワイヤシステムに異常があるかを判断して車両走行制御を選択する車両制御システムに関する。
近年、車両制御の分野において、車両状態を変化させるアクチュエータを車両搭乗者の指令よってバイワイヤ制御回路により電気制御するバイワイヤシステムが採用されつつある。例えば、車両搭乗者の指令によって車両の自動変速機のシフトレンジを変化させるシフトバイワイヤシステムが公知である(特許文献1参照)。
特開2004−230952号公報
シフトバイワイヤシステムの場合、搭乗者が操作するシフトレバーなどの入力装置と自動変速機とは機械的なリンクを備えていない。そのため、搭乗者は、入力装置の位置と、例えば制御パネルなどの表示装置の表示から自動変速機のシフトレンジを確認することになる。しかしながら、表示装置に非表示や誤表示などの異常が生じると、搭乗者は自動変速機の正確のシフトレンジを確認することができない。すなわち、自動変速機の現実のシフトレンジと搭乗者が表示装置から認識するシフトレンジとが相違する可能性がある。
そこで、本発明の目的は、自動変速機のシフトレンジと表示装置によって表示されるシフトレンジとを比較し、これらが一致しないとき、あらかじめ設定された車両の走行状態を選択し、安全性を向上する車両制御システムを提供することにある。
請求項1記載の発明では、表示確認装置はレンジ位置検出装置で検出された自動変速機のシフトレンジの実位置と表示装置で表示されているシフトレンジの表示とを比較する。そして、表示装置で表示されているシフトレンジの表示が自動変速機のシフトレンジの実位置と一致しないとき、走行制御選択装置はあらかじめ設定されている車両走行制御を車両の走行状態に応じて選択する。したがって、表示装置に異常があるとき、所定の車両走行制御を選択することができ、安全性を向上することができる。
請求項2記載の発明では、表示確認装置が表示装置の表示と自動変速機のシフトレンジの実位置とが一致しないと判断したとき、走行制御選択装置は自動変速機のシフトレンジを所定のシフトレンジに移行する車両制御を選択する。これにより、表示装置に異常が生じているとき、自動変速機のシフトレンジは強制的に所定のシフトレンジへ移行する。したがって、例えば車両を速やかに停車させたり、あるいは車両を安全な位置まで移動してから停止させたりすることができ、安全性を向上することができる。
請求項3記載の発明では、走行制御選択装置が自動変速機のシフトレンジの移行を選択したとき、レンジ制御装置は自動変速機のシフトレンジをPレンジまたはNレンジに制御する。これにより、エンジンの駆動力は自動変速機によって遮断される。したがって、車両を速やかに停止させることができ、安全性を向上することができる。また、この場合、車両の速度に応じて自動変速機のシフトレンジをPレンジまたはNレンジに制御することができる。
請求項4記載の発明では、走行制御選択装置が自動変速機のシフトレンジの移行を選択したとき、レンジ制御装置は自動変速機のシフトレンジをDレンジの高速段に制御する。これにより、エンジンの駆動力は自動変速機を経由して伝達される。したがって、車両を安全な位置まで移動させることができる。例えば交通量の多い道路などで車両が高速で走行している場合のように、一定期間車両の走行状態を維持することが好ましい場合がある。このようなとき、自動変速機のシフトレンジをDレンジに維持することにより、車両を所定の位置まで移動させることができる。
請求項5記載の発明では、表示確認装置が表示装置の表示と自動変速機のシフトレンジの実位置とが一致しないと判断したとき、走行制御選択装置はエンジンの出力を抑制する車両制御を選択する。これにより、表示装置に異常が生じているとき、エンジンの出力は強制的に抑制される。したがって、例えば車両を速やかに停車させたり、あるいは車両を安全な位置まで移動してから停止させたりすることができ、安全性を向上することができる。
請求項6記載の発明では、警告装置は走行制御選択装置によりいずれかの車両走行制御が選択されたとき警告を発する。これにより、車両の搭乗者は、表示装置に異常が生じていることを認識することができるとともに、車両を安全な位置に停止させることができる。この場合、警告は、例えば表示装置に視覚的に警告を発してもよく、音声などにより聴覚的に警告を発してもよい。
請求項7記載の発明では、レンジ位置検出装置はモータの回転角度から自動変速機のシフトレンジの実位置を検出する。モータの回転角度はレンジ制御装置によって常時検出されている。モータは、レンジ位置切換装置を駆動することによって、自動変速機のシフトレンジを切り換える。そのため、モータの回転角度は、自動変速機のシフトレンジの実位置に対応している。その結果、レンジ制御装置によって検出されるモータの回転角度と表示制御装置から表示装置への制御信号とを比較することにより、自動変速機のシフトレンジの実位置と表示装置の表示とが比較される。したがって、構造の複雑化を招くことなく、表示装置の異常を迅速かつ正確に検出することができる。
請求項8記載の発明では、レンジ位置検出装置はレンジ位置切換装置の伝達機構部の位置を検出する。伝達機構部の位置はレンジ制御装置によって常時検出されている。伝達機構部は、モータの駆動力を自動変速機に伝達する。そのため、伝達機構部の位置は、自動変速機のシフトレンジの実位置に対応している。その結果、レンジ制御装置によって検出される伝達機構部の位置と表示制御装置から表示装置への制御信号とを比較することにより、自動変速機のシフトレンジの実位置と表示装置の表示とが比較される。したがって、構造の複雑化を招くことなく、表示装置の異常を迅速かつ正確に検出することができる。
なお、本発明に備わる複数の装置の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、またはそれらの組み合わせにより実現される。また、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源が複数の装置の各機能を実現してもよく、共通のハードウェア資源が複数の機能を実現してもよく、、複数のハードウェア資源が各機能を実現してもよい。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では電子制御ユニットを「ECU」と略記する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による車両制御システム10を示している。例えば四輪の車両に搭載されている車両制御システム10は、自動変速機制御システム20、シフトバイワイヤシステム30、エンジン制御システム40、表示制御システム50および統合ECU11などから構成されている。
自動変速機制御システム20、シフトバイワイヤシステム30、エンジン制御システム40および表示制御システム50は、それぞれAT−ECU21、SBW−ECU31、EC−ECU41および表示制御ECU51を有している。統合ECU11、AT−ECU21、SBW−ECU31、EC−ECU41および表示制御ECU51は、いずれもマイクロコンピュータを主体に構成された電気回路である。統合ECU11、AT−ECU21、SBW−ECU31、EC−ECU41および表示制御ECU51は、それぞれ車内のLAN回線12を経由して電気的または光学的に相互に接続されている。また、統合ECU11、AT−ECU21、SBW−ECU31、EC−ECU41および表示制御ECU51は、車両の電源であるバッテリ13に電気的に接続されており、このバッテリ13から供給された電力によって作動する。統合ECU11は、上述のAT−ECU21、SBW−ECU31、EC−ECU41および表示制御ECU51と共同して車両制御システム10全体を制御する。本実施形態において、SBW−ECU31は特許請求の範囲のレンジ制御装置、表示確認装置および走行制御選択装置に対応する。
自動変速機制御システム20は、車両の自動変速機60を油圧により駆動する。自動変速機制御システム20は、自動変速機60のシフトレンジおよび変速段を切り換える油圧回路61を備えている。自動変速機60には、走行レンジとして前進レンジであるDレンジおよび後進レンジであるRレンジと、非走行レンジとして駐車レンジであるPレンジおよび中立レンジであるNレンジとが設定されている。油圧回路61は、レンジ位置選択装置としてのスプールバルブであるマニュアルバルブ62を有している。マニュアルバルブ62は、軸方向へ移動することにより、油圧回路61を切り換える。マニュアルバルブ62が油圧回路61を切り換えることにより、自動変速機60は上記のシフトレンジのいずれかに設定される。自動変速機60は、いずれかのシフトレンジで締結する複数の摩擦係合要素を備えている。油圧回路61に設置されている複数の電磁弁63は、対応する摩擦係合要素を油圧により駆動する。これにより、各摩擦係合要素は、電磁弁63から供給される油圧によって締結または解放される。
AT−ECU21は、油圧回路の電磁弁63などの電気要素に電気的に接続されている。これにより、AT−ECU21は、各電磁弁63からの出力油圧を電気的に制御する。AT−ECU21によって電磁弁63からの出力油圧を制御することにより、自動変速機60の各摩擦係合要素は締結または解放される。また、本実施形態の場合、AT−ECU21は、例えば自動変速機60の出力軸の回転数などから車両の速度を検出する車速センサ22と電気的に接続している。AT−ECU21は、車速センサ22から出力された検出信号を受信して車速を検出し、各電磁弁63を制御する。
シフトバイワイヤシステム30は、特許請求の範囲のレンジ位置切換装置である。シフトバイワイヤシステム30は、自動変速機制御システム20のマニュアルバルブ62を駆動するアクチュエータ32を備えている。電磁駆動式のアクチュエータ32は、モータ33およびエンコーダ34を有している。SBW−ECU31は、モータ33に駆動信号を出力する。これにより、モータ33は、SBW−ECU31から入力された駆動信号にしたがって図示しない軸部材を回転させる。モータ33の回転運動は、図示しない減速部などで減速された後、伝達機構部70に伝達される。伝達機構部70は、モータ33から出力された回転駆動力をマニュアルバルブ62に伝達する。
伝達機構部70は、図2に示すように駆動軸部材71、ディテントプレート72およびストッパ73などを有している。駆動軸部材71は、モータ33に接続し、モータ33によって回転駆動される。ディテントプレート72は、駆動軸部材71から径方向外側に伸びて駆動軸部材71と一体に構成されている。これにより、ディテントプレート72は、駆動軸部材71と一体にモータ33によって回転駆動される。ディテントプレート72には、駆動軸部材71と平行に突出するピン74が設置されている。ピン74は、マニュアルバルブ62と接続している。その結果、ディテントプレート72が駆動軸部材71とともに回転することにより、マニュアルバルブ62は軸方向へ往復移動する。すなわち、伝達機構部70は、モータ33の回転駆動力を直線運動に変換してマニュアルバルブ62に伝達する。
ディテントプレート72は、径方向において駆動軸部材71と反対側に図3に示すように複数の凹部81、82、83、84を有している。凹部81〜84は、それぞれ自動変速機60のシフトレンジである「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」および「Dレンジ」に対応して形成されている。ストッパ73は、図2に示すように板ばね75の先端に支持されている。ストッパ73がディテントプレート72の凹部81〜84のいずれかに噛み合うことによって、マニュアルバルブ62の軸方向の位置は決定される。駆動軸部材71を経由してディテントプレート72に回転力が加わると、ストッパ73は隣接する他の凹部へ移動する。その結果、モータ33によって駆動軸部材71を回転させることにより、マニュアルバルブ62の軸方向の位置が変化し、自動変速機60はシフトレンジが変更される。
図1に示すニュートラルスイッチ35は、マニュアルバルブ62の軸方向の位置を検出する。ニュートラルスイッチ35は、図2および図3に示すディテントプレート72の回転角度からマニュアルバルブ62の軸方向の位置、すなわちマニュアルバルブ62が「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」または「Dレンジ」のいずれにあるかを検出する。ニュートラルスイッチ35は、図3に示すようにディテントプレート72に設置されている電極91、92、93、94と、電極91〜94と接する電極95、96、97、98とを有している。電極91〜94は、ディテントプレート72に形成され、ディテントプレート72の径方向へ同心円上に複数の円弧状に形成されている。電極91〜94は、層ごとに連続または不連続に形成されている。電極91〜94は、ディテントプレート72とともに回転する。一方、電極95〜98は、ディテントプレート72の各電極91〜94に対応している。電極95〜98は、図示しない電極固定部に固定されている。電極95〜98は、ストッパ73と同一の直線上に配置されている。これにより、ディテントプレート72が回転すると、電極91〜94と電極95〜98との接触状態が変化し、ディテントプレート72の位置が検出される。その結果、ニュートラルスイッチ35は、ディテントプレート72の位置に基づいて、マニュアルバルブ62が「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」または「Dレンジ」のいずれの位置にあるかを検出する。ニュートラルスイッチ35は、検出したマニュアルバルブ62の位置を電気信号としてSBW−ECU31に出力する。
SBW−ECU31は、図1に示すようにアクチュエータ32のモータ33およびエンコーダ34、ニュートラルスイッチ35、ならびに車両のレンジセレクタ14のセレクタセンサ15と電気的に接続している。エンコーダ34は、例えばロータリエンコーダなどであり、モータ33の出力軸の回転角度を検出し、検出した回転角度をカウントとしてSBW−ECU31へ出力する。上述のように自動変速機60のシフトレンジは、モータ33の回転角度によって変化する。そのため、エンコーダ34により検出されるモータ33の回転角度は、自動変速機60で実現されているシフトレンジ(以下、「実レンジ」という。)を間接的に示している。本実施形態の場合、ニュートラルスイッチ35は、上述のようにディテントプレート72の回転角度を検出し、その検出信号をSBW−ECU31へ出力する。これにより、SBW−ECU31は、ディテントプレート72によって駆動されるマニュアルバルブ62の位置、すなわち自動変速機60の実レンジを検出する。なお、ニュートラルスイッチ35は、ディテントプレート72の回転角度ではなく、伝達機構部70の駆動軸部材71の回転角度、あるいはマニュアルバルブ62の軸方向の位置などを検出する構成としてもよい。この場合、SBW−ECU31は、駆動軸部材71の回転角度またはマニュアルバルブ62の軸方向の位置から、自動変速機60の実レンジを検出する。ニュートラルスイッチ35は、特許請求の範囲のレンジ位置検出装置である。
セレクタセンサ15は、車両の搭乗者がレンジセレクタ14を操作することにより指令したレンジ(以下、「指令レンジ」という。)を検出する。セレクタセンサ15は、検出した信号をSBW−ECU31へ出力する。このように、エンコーダ34、ニュートラルスイッチ35およびセレクタセンサ15から出力信号を受信したSBW−ECU31は、それらの検出信号が表す物理量に基づいてモータ33へ出力する信号を制御する。SBW−ECU31は、図示しないCPUおよび各センサから入力された信号を一時的に記憶する図示しないメモリを有している。
EC−ECU41は、車両のエンジン42のスロットル43、インジェクタ44およびアクセルペダル45のアクセルセンサ46に電気的に接続している。スロットル43は、エンジン42の吸気通路を流れる吸気の流量を調整する。インジェクタ44は、エンジン42の吸気通路または各気筒へ噴射する燃料の量を調整する。アクセルセンサ46は、車両の搭乗者によるアクセルペダル45の操作量を検出し、検出した信号をEC−ECU41に出力する。このような構成により、EC−ECU41は、車両の搭乗者によってアクセルペダル45が操作されると、その操作に基づいてスロットル43およびインジェクタ44などを電気的に制御する。その結果、EC−ECU41は、エンジン42の回転数および出力トルクを調整する。
表示制御ECU51は表示装置52を制御する。表示装置52は、例えば車両のダッシュボードなどの制御パネルに設置されている。表示装置52は、例えば点滅するランプ、および指針などである。表示制御ECU51は、他のAT−ECU21、SBW−ECU31、EC−ECU41および統合ECU11などから所定の情報を入手し、入手した情報に応じて表示装置52を制御する。
第1実施形態では、表示制御ECU51は、車内LAN12によって他のAT−ECU21、SBW−ECU31、EC−ECU41および統合ECU11などと接続するとともに、ニュートラルスイッチ35とも接続している。これにより、ニュートラルスイッチ35が検出した自動変速機60のシフトレンジは、電気信号として表示制御ECU51に入力される。表示制御ECU51は、ニュートラルスイッチ35から入力された信号に基づいて、自動変速機60のシフトレンジを表示装置52に表示する。
次に、上記の構成による車両制御システム10の作動について説明する。
(表示装置の異常検出)
まず、SBW−ECU31が実施する表示装置52の異常検出について図4に基づいて説明する。異常の検出は、例えば自動変速機60のシフトレンジが変化するごとに行うのが好ましい。また、SBW−ECU31が表示装置52の異常を常時検出してもよい。
SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35から自動変速機60がいずれのシフトレンジにあるかを検出する(S101)。ニュートラルスイッチ35は、上述のように自動変速機60の油圧回路61を切り換えるマニュアルバルブ62の位置を検出する。SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35から出力される電位を検出することにより、ニュートラルスイッチ35の位置すなわち自動変速機60の実レンジを検出する。
次に、SBW−ECU31は、車内LAN12を経由して表示制御ECU51から所定の情報を入手する(S102)。ここでSBW−ECU31が入手する情報は、表示制御ECU51が認識しているシフトレンジを示す信号である。表示制御ECU51は、上述のようにニュートラルスイッチ35と接続している。そのため、表示制御ECU51には、ニュートラルスイッチ35が検出したマニュアルバルブ62の位置すなわち自動変速機60の実レンジに対応する信号が入力される。しかし、表示制御ECU51に異常がある場合、表示制御ECU51が認識するシフトレンジは、自動変速機60の実レンジと異なることがある。その結果、表示装置52は、表示制御ECU51の誤ったシフトレンジの認識に基づいて誤ったシフトレンジを表示することになる。
そこで、SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジと、車内LAN12を経由して入手した表示制御ECU51による表示装置52の表示状態とが一致するか否かを判断する(S103)。例えば、実レンジが「Dレンジ」であるとき、ニュートラルスイッチ35からはSBW−ECU31および表示制御ECU51へ「Dレンジ」に対応する信号が出力される。このとき、SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35による自動変速機60の実レンジは「Dレンジ」であると認識する。一方、表示制御ECU51も、ニュートラルスイッチ35から入力された信号によって自動変速機60の実レンジが「Dレンジ」と認識するはずである。しかし、表示制御ECU51に生じた何らかの障害により、表示制御ECU51がニュートラルスイッチ35から入力された信号を「Dレンジ」以外のシフトレンジ、例えば「Pレンジ」に対応する信号と誤って判断する場合がある。このとき、SBW−ECU31がニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジと、SBW−ECU31が車内LAN12を経由して表示制御ECU51から入手したシフトレンジとは、一致しない。
SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジと制御ECU51から入手したシフトレンジとが一致しないとき、表示制御ECU51または表示装置52の異常と判断する(S104)。異常を判断すると、SBW−ECU31は、フェイルセーフのためにあらかじめ設定されている車両走行制御のいずれかを選択する。
(車両走行制御の選択)
走行制御選択装置としてのSBW−ECU31は、表示装置52の異常を判断すると、図5に基づいて車両走行制御を選択する。
上述の図4のS101〜S104に示す異常検出の処理に基づいて、SBW−ECU31は自動変速機60の実レンジと表示装置52の表示状態とが一致するかを判断する(S11)。自動変速機60の実レンジと表示装置52の表示状態とが一致すると判断したとき、SBW−ECU31は通常の走行制御を継続する(S12)。
一方、自動変速機60の実レンジと表示装置52の表示状態とが一致しないと判断したとき、SBW−ECU31はあらかじめ設定されている車両の走行制御を選択する。走行制御は、図6に示すように自動変速機60の実レンジと表示装置52が表示する表示状態に基づいて設定されている。すなわち、自動変速機60の実レンジと表示装置52の表示状態が一致するとき、SBW−ECU31はフェイルセーフのための走行制御を選択せず、通常の走行制御を継続する。なお、図6に示すように、自動変速機60の実レンジと表示装置52の表示状態が一致しない場合であっても、車両が停止していると考えられるとき、フェイルセーフを実行しなくてもよい。
一方、自動変速機60の実レンジと表示装置52が表示する表示状態とが一致せず、車両が走行状態にあると考えられるとき、SBW−ECU31はフェイルセーフのための走行制御を選択する。本実施形態の場合、フェイルセーフのための走行制御は以下に示すように五つ設定されている。
(1)自動変速機60のシフトレンジを強制的に「Nレンジ」に移行する。
(2)自動変速機60のシフトレンジを強制的に「Pレンジ」に移行する。
(3)自動変速機60から車両の駆動部へのトルクの伝達を遮断する。
(4)自動変速機60のシフトレンジを強制的に「Dレンジ」の高速段に移行する。
(5)エンジン42の出力を抑制する。
上記(1)から(5)に示すフェイルセーフのための走行制御は、車両の走行状態によってSBW−ECU31によって下記のように選択される。
・車両が前進状態:(1)、(3)、(4)、(5)のいずれかが選択される。
・車両が後進状態:(1)、(3)、(5)のいずれかが選択される。
・車両が停止状態:(1)、(2)、(3)、(5)のいずれかが選択される。
したがって、フェイルセーフのための走行制御を選択するとき、SBW−ECU31は車両の速度が所定の速度以下であるかを判断する(S13)。SBW−ECU31は、車速センサ22から入手した車両の速度と、図示しないメモリに記録されている所定の速度のデータとを比較する。
ここでは、SBW−ECU31が車両の速度が所定の速度以下と判断したとき、SBW−ECU31は自動変速機60のシフトレンジを「Pレンジ」とする走行制御を選択する(S14)。SBW−ECU31は、シフトレンジを「Pレンジ」とする走行制御を選択すると、自動変速機60のシフトレンジを「Pレンジ」に制御する。SBW−ECU31は、アクチュエータ32のモータ33に「Pレンジ」に対応する信号を出力し、アクチュエータ32によってマニュアルバルブ62を「Pレンジ」に移動させる。これにより、自動変速機60のシフトレンジは、「Pレンジ」に移行する。その結果、車両を速やかに停止させることができる。
一方、SBW−ECU31が車両の速度が所定の速度以上と判断したとき、自動変速機60のシフトレンジを「Nレンジ」とする走行制御を選択する(S15)。SBW−ECU31は、シフトレンジを「Nレンジ」とする走行制御を選択すると、自動変速機60のシフトレンジを「Nレンジ」に制御する。これにより、車両は、惰力で走行した後、安全な位置に停止させることができる。
SBW−ECU31は、自動変速機60のシフトレンジを「Pレンジ」または「Nレンジ」とする走行制御を選択したとき、車両の搭乗者に走行制御を行っている旨を警告する(S16)。本実施形態では、搭乗者への警告は、表示装置52に警告を表示することにより行う。表示装置52に表示する警告としては、例えばダッシュボードのすべてのランプを点灯または消灯させたり、特有の警告表示を点灯させたり、任意に選択することができる。また、表示装置52は警告音を発生させてもよい。これにより、車両の搭乗者は、表示装置52に異常が生じていることを認識することができる。すなわち、表示装置52は、特許請求の範囲の警告装置として機能する。なお、警告装置は、上述のように表示装置52に警告を表示することにより搭乗者に視覚的に警告を発するものに限らず、例えば音声により搭乗者に聴覚的に警告を発するものでもよい。
また、SBW−ECU31によって選択された走行制御がエンジン42の出力を抑制するものである場合、SBW−ECU31はEC−ECU41を経由してエンジン42の出力を低下させる。EC−ECU41は、SBW−ECU31からエンジン出力抑制の指示があると、インジェクタ44からの燃料噴射量を低減したり、スロットル43によってエンジンに吸入される吸気量を低減する。これにより、エンジン42の出力は抑制することができる。なお、自動変速機60のシフトレンジの強制的な切り換えと、エンジン42の出力抑制とを組み合わせた走行制御を選択してもよい。これにより、例えば車両の高速走行中に表示装置52の異常が検出された場合でも、一定期間安定した走行を確保するとともに、速やかに安全な位置に車両を停止させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による車両制御システムを図7に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
図7に示すように、第2実施形態では、表示装置52はニュートラルスイッチ35から出力された信号によって直接制御されている。すなわち、表示装置52は、ニュートラルスイッチ35と直接接続している。一方、表示制御ECU51は、ニュートラルスイッチ35のから出力された信号によって制御される表示装置52の表示状態を監視している。
第2実施形態では、第1実施形態における図4および図5で説明した手順にしたがって表示装置52の異常が検出される。但し、図4に示すS102における処理が第1実施形態と相違する。したがって、相違点について以下に説明する。
SBW−ECU31は、S102において、車内LAN12を経由して表示制御ECU51から所定の情報を入手する。ここでSBW−ECU31が入手する情報は、表示制御ECU51が監視している表示装置52の表示状態を示す信号である。表示装置52は、上述のようにニュートラルスイッチ35と直接接続している。そのため、表示制御ECU51は、ニュートラルスイッチ35が検出した自動変速機60のシフトレンジに対応する信号によって表示装置52がどのような表示をしているかを入手する。表示装置52に異常がある場合、表示制御ECU51が認識する表示装置52の表示状態は自動変速機60の実レンジと異なる。
そこで、SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジと、車内LAN12を経由して入手した表示制御ECU51による表示装置52の表示状態とが一致するか否かを判断する(S103)。例えば、実レンジが「Dレンジ」であるとき、ニュートラルスイッチ35からはSBW−ECU31および表示装置52へ「Dレンジ」に対応する信号が出力される。このとき、SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35による自動変速機60の実レンジは「Dレンジ」であると認識する。一方、表示装置52は、ニュートラルスイッチ35から入力された信号によって自動変速機60の実レンジである「Dレンジ」を表示するはずである。しかし、表示装置52に生じた何らかの障害により、表示装置52が「Dレンジ」以外のシフトレンジ、例えば「Pレンジ」を表示したり、「Dレンジ」そのものを表示しない場合などがある。このとき、表示制御ECU51は、表示装置52が「Pレンジ」を表示したり、「Dレンジ」を表示していないと認識する。その結果、SBW−ECU31が表示制御ECU51から入手した表示装置52の表示状態は、SBW−ECU31がニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジと一致しない。したがって、SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジと車内LAN12を経由して表示制御ECU51から入手したシフトレンジとが一致しないと判断する。
このSBW−ECU31の判断に基づく図3のS104の処理および図4における処理は第1実施形態と同一であるので説明は省略する。
第2実施形態では、ニュートラルスイッチ35で検出した自動変速機60のシフトレンジを表示装置52で直接表示する場合でも、フェイルセーフを達成することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による車両制御システムを図8に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
図8に示すように、第3実施形態では、SBW−ECU31は表示制御ECU51から表示装置52へ出力する制御信号を入手している。すなわち、SBW−ECU31は、表示制御ECU51から表示装置52へ出力される制御信号を監視している。これにより、例えばニュートラルスイッチ35から自動変速機60のシフトレンジを入手した表示制御ECU51が自動変速機60のシフトレンジを誤って認識し誤った制御信号を表示装置52へ出力する場合、あるいは表示制御ECU51が自動変速機60のシフトレンジを正しく認識していても誤った制御信号を表示装置52へ出力する場合、SBW−ECU31はその異常を検出することができる。
第3実施形態では、第1実施形態における図4および図5で説明した手順に概ねしたがって表示制御ECU51または表示装置52の異常が検出される。但し、第1実施形態における図4に示すS102における処理は、第3実施形態において図9のS302に示すように処理が異なる。S301、S303およびS304の処理は、それぞれ第1実施形態のS101、S103およびS104と同一であるので説明を省略する。
SBW−ECU31は、S302において表示制御ECU51から所定の情報を入手する。ここでSBW−ECU31が入手する情報は、表示制御ECU51から表示装置52へ出力される制御信号である。
SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジと、表示制御ECU51から表示装置52へ出力される制御信号に対応するシフトレンジとが一致するか否かを判断する(S303)。例えば、実レンジが「Dレンジ」であるとき、ニュートラルスイッチ35からはSBW−ECU31および表示制御ECU51へ「Dレンジ」に対応する信号が出力される。このとき、SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35による自動変速機60の実レンジは「Dレンジ」であると認識する。一方、表示装置52は、自動変速機60の実レンジである「Dレンジ」を表示するはずである。しかし、表示制御ECU51に生じた何らかの障害により、表示制御ECU51から表示装置52へ「Dレンジ」以外のシフトレンジ、例えば「Pレンジ」を表示するための制御信号を出力したり、制御信号を出力しない場合などがある。このとき、表示装置52は、「Pレンジ」を表示したり、「Dレンジ」を表示しない。その結果、SBW−ECU31が検出した表示制御ECU51から表示装置52へ出力した制御信号のシフトレンジと、SBW−ECU31がニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジとは一致しない。したがって、SBW−ECU31は、ニュートラルスイッチ35から入手した自動変速機60のシフトレンジと表示制御ECU51から出力される制御信号が示すシフトレンジとが一致しないと判断する。
このSBW−ECU31の判断に基づく図9のS304の処理および図4における処理は第1実施形態と同一である。
第3実施形態では、SBW−ECU31はニュートラルスイッチ35で検出した自動変速機60のシフトレンジと表示制御ECU51から表示装置52へ出力される制御信号とを比較している。そのため、表示制御ECU51に異常が生じた場合でも、確実にフェイルセーフを図ることができる。
以上、説明した複数の実施形態では、表示制御システム50の表示制御ECU51および表示装置52の異常をSBW−ECU31で検出するとともに、SBW−ECU31によりフェイルセーフのための車両制御を選択する構成について説明した。しかし、表示制御システム50の異常の検出、およびフェイルセーフのための車両制御はSBW−ECU31に限らず、例えば統合ECU11など他のECUで行ってもよい。
本発明の第1実施形態による車両制御システムを示す概略図である。 本発明の第1実施形態による車両制御システムの伝達機構部を示す模式図である。 本発明の第1実施形態による車両制御システムのディテントプレートを示す模式図である。 本発明の第1実施形態による車両制御システムの表示装置の異常を判断するフローを示す概略図である。 本発明の第1実施形態による車両制御システムの表示装置の異常時におけるフェイルセーフのフローを示す概略図である。 本発明の第1実施形態による車両制御システムにおいて、自動変速機の実レンジと、表示装置で表示される表示レンジと、フェイルセーフの実施の有無の関係を示す説明図である。 本発明の第2実施形態による車両制御システムを示す概略図である。 本発明の第3実施形態による車両制御システムを示す概略図である。 本発明の第3実施形態による車両制御システムの表示装置の異常を判断するフローを示す概略図である。
符号の説明
10 車両制御システム、11 統合ECU、21 AT−ECU、30 シフトバイワイヤシステム(レンジ位置切換装置)、31 SBW−ECU(レンジ制御装置、表示確認装置、走行制御選択装置)、33 モータ、35 ニュートラルスイッチ(レンジ位置検出装置)、41 EC−ECU、42 エンジン、51 表示制御ECU、52 表示装置(警告装置)、60 自動変速機、70 伝達機構部

Claims (8)

  1. エンジンから入力された駆動力を変速して出力する自動変速機と、
    モータによって駆動され、前記自動変速機のシフトレンジを切り換えるレンジ位置切換装置と、
    車両の搭乗者が意図するシフトレンジを指令レンジとして入力するレンジセレクタと、
    前記レンジセレクタから入力された前記指令レンジに基づき、前記モータを駆動する駆動信号を出力し、前記自動変速機のシフトレンジをPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジなどのいずれかのシフトレンジに制御するレンジ制御装置と、
    前記自動変速機のシフトレンジの実位置を検出するレンジ位置検出装置と、
    車両に設置され、前記レンジ位置検出装置からの検出値に基づき前記自動変速機のシフトレンジを表示する表示装置と、
    前記レンジ位置検出装置で検出された前記自動変速機のシフトレンジの実位置と前記表示装置で表示されているシフトレンジとを比較し、前記表示装置で表示されているシフトレンジと前記自動変速機のシフトレンジの実位置とが一致するか否かを判断する表示確認装置と、
    前記表示確認装置において前記表示装置で表示されているシフトレンジと前記自動変速機のシフトレンジの実位置とが相違するとき、あらかじめ設定されている車両走行制御を車両の走行状態に応じて選択する走行制御選択装置と、
    を備える車両制御システム。
  2. 前記走行制御選択装置は、前記自動変速機のシフトレンジを所定のシフトレンジに移行する車両走行制御を選択する請求項1記載の車両制御システム。
  3. 前記レンジ制御装置は、前記自動変速機のシフトレンジをPレンジまたはNレンジに制御する請求項2記載の車両制御システム。
  4. 前記レンジ制御装置は、前記自動変速機のシフトレンジをDレンジの高速段に制御する請求項2記載の車両制御システム。
  5. 前記走行制御選択装置は、前記エンジンの出力を抑制する車両走行制御を選択する請求項1から4のいずれか一項記載の車両制御システム。
  6. 前記走行制御選択装置がいずれかの車両走行制御を選択したとき警告を発する警告装置をさらに備える請求項1から5のいずれか一項記載の車両制御システム。
  7. 前記レンジ位置検出装置は、前記モータの回転角度から前記自動変速機のシフトレンジの実位置を検出する請求項1から6のいずれか一項記載の車両制御システム。
  8. 前記レンジ位置切換装置は、前記モータの回転力を前記自動変速機に伝える伝達機構部を有し、
    前記レンジ位置検出装置は、前記伝達機構部の位置を検出する請求項1から7のいずれか一項記載の車両制御システム。
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