JP4388047B2 - 車両のドア構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両のドア構造に関するものである。
隣接する2つのドアにそれぞれ樹脂製のガーニッシュを取り付け、ガーニッシュの見切り部に目隠しを施して、両ガーニッシュの間からドアパネルやボディパネルが見えないようにしたドア構造が知られている。
例えば、特許文献1には、一方のガーニッシュの端部に、他方のガーニッシュの端部内側へ回り込むフランジ部を形成し、両ガーニッシュの端部が重なるようにしたドア構造が開示されている。
特開平8−58383号公報
しかしながら、樹脂製のガーニッシュは熱膨張(熱伸び)するため、ドアの閉じ合い時における干渉防止を考慮すると、前記フランジ部を大きく形成することができず、その結果、見切り部が大きくなって、見栄えが悪くなる。また、干渉防止を考慮すると、ドアのと閉じ合い部の間隔を大きく設定する必要があるため、ドアの見切り線の見栄えが悪くなるという課題がある。
そこで、この発明は、ガーニッシュの見切り部における中見えを防止することができ、見栄えの良い車両のドア構造を提供するものである。
この発明に係る車両のドア構造は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、車体(例えば、後述する実施例における車体2)に設けられる第1ドア(例えば、後述する実施例におけるリヤドア10)と、該第1ドアに隣接して設けられる第2ドア(例えば、後述する実施例におけるフロントドア30)とを有し、前記第1ドアの外表面(例えば、後述する実施例における外表面11)と前記第2ドアの外表面(例えば、後述する実施例における外表面31)との間にドア見切り部(例えば、後述する実施例におけるドア見切り部90)を有する車両(例えば、後述する実施例における車両1)のドア構造であって、前記第1ドアおよび第2ドアの外表面の上下方向の一部には、ドア並び方向に延在する樹脂製の第1ガーニッシュ(例えば、後述する実施例におけるリヤドアロアガーニッシュ50)および第2ガーニッシュ(例えば、後述する実施例におけるフロントドアロアガーニッシュ70)が取り付けられており、前記第1ガーニッシュの外表面(例えば、後述する実施例における外表面55)と前記第2ガーニッシュの外表面(例えば、後述する実施例における外表面75)との間には前記ドア見切り部に連続するガーニッシュ見切り部(例えば、後述する実施例におけるガーニッシュ見切り部91)が形成され、前記第1ドアに設けられた第1ガーニッシュ取り付け部(例えば、後述する実施例におけるガーニッシュ取り付け部12)には、前記第2ドア側に対向する端部に第2ドア側に膨らむ膨出部(例えば、後述する実施例における膨出部13)が形成されるとともに、前記第2ドアに設けられた第2ガーニッシュ取り付け部(例えば、後述する実施例におけるガーニッシュ取り付け部32)には、前記第1ドア側に対向する端部に第1ドア側から離反する凹み部(例えば、後述する実施例における凹み部33)が形成され、前記第1ガーニッシュ取り付け部と前記第2ガーニッシュ取り付け部とのドア閉じ合い部(例えば、後述する実施例におけるドア閉じ合い部92)のみが、前記ガーニッシュ見切り部に対してドア並び方向にオフセットしていることを特徴とする車両のドア構造である。
このように構成することにより、ドア見切り部とガーニッシュ見切り部とを連続させることができる。また、第1ガーニッシュ取り付け部と第2ガーニッシュ取り付け部とのドア閉じ合い部が、ガーニッシュ見切り部に対してドア並び方向にオフセットしているので、ガーニッシュ見切り部から内部が見えることを防止することができる。さらに、樹脂製のガーニッシュが熱膨張(熱伸び)したときのドア閉じ合い時の干渉を容易に回避することができる。また、干渉防止を考慮してドア見切り部の間隔が大きくなることがないので、外観を向上させることができる。
なお、この発明において、ドア並び方向とは、隣接して設けられたドアの並んでいる方向をいい、例えば車体の前後方向にドアが並ぶフロントドアとリヤドアの場合には前後方向となる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1ドアと前記第2ドアにおけるドア並び方向に対向する縁部には、各ドアにおけるインナパネルとアウターパネルとをヘミング加工により連結したヘミング加工部がそれぞれ形成されており、前記ドア閉じ合い部は、ヘミング加工部が形成された前記膨出部と前記凹み部によって形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記第1ガーニッシュと前記第2ガーニッシュとのガーニッシュ閉じ合い部(例えば、後述する実施例におけるガーニッシュ閉じ合い部93)は、車外側に形成される表面側閉じ合い部(例えば、後述する実施例における表面側閉じ合い部94)と、車内側に形成される内面側閉じ合い部(例えば、後述する実施例における内面側閉じ合い部95)とを有し、前記表面側閉じ合い部は、前記ドア見切り部に対して連続するガーニッシュ見切り部を形成し、前記内面側閉じ合い部は、前記ドア閉じ合い部に対して連続して形成され前記表面側閉じ合い部に対してドア並び方向にオフセットしていることを特徴とする。
このように構成することにより、ガーニッシュ見切り部を通してドア端末部が見えることを防止することができるとともに、第1ガーニッシュおよび第2ガーニッシュの連続感を出すことができる。
請求項に係る発明は、請求項に記載の発明において、前記第1ガーニッシュ取り付け部および前記第2ガーニッシュ取り付け部の前記ドア閉じ合い部における各端部は、前記内面側閉じ合い部における前記第1ガーニッシュおよび前記第2ガーニッシュの各端部に沿って設けられていることを特徴とする。
このように構成することにより、各ガーニッシュの端部を各ドアの端部に合わせることができ、ガーニッシュの取り付け剛性を高めることができる。
請求項に係る発明は、請求項に記載の発明において、前記表面側閉じ合い部において、前記第1ガーニッシュには凹部(例えば、後述する実施例における凹部54)が形成され、前記第2ガーニッシュには凸部(例えば、後述する実施例における凸部73)が形成されていることを特徴とする。
このように構成することにより、ガーニッシュの熱膨張(熱伸び)によるドア閉じ合い時のガーニッシュ同士の干渉を確実に防止することができる。
請求項1および請求項2に係る発明によれば、ドア見切り部とガーニッシュ見切り部が連続するので、見切り部の見栄えが向上する。また、ガーニッシュ見切り部から内部が見えることを防止することができるので、見栄えが向上する。これにより、車両の商品性が向上する。さらに、樹脂製のガーニッシュが熱膨張(熱伸び)したときのドア閉じ合い時の干渉を回避することができる。また、干渉防止を考慮してドア見切り部の間隔が大きくなることがないので、外観を向上させることができる。
請求項に係る発明によれば、ガーニッシュ見切り部を通してドア端末部が見えることを防止することができるとともに、第1ガーニッシュおよび第2ガーニッシュの連続感を出すことができるので、見切り部の見栄えが向上し、車両の商品性が向上する。
請求項に係る発明によれば、ガーニッシュの取り付け剛性を高めることができる。
請求項に係る発明によれば、ガーニッシュの熱膨張(熱伸び)によるドア閉じ合い時のガーニッシュ同士の干渉を確実に防止することができる。
以下、この発明に係る車両のドア構造の実施例を図1から図5の図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、前後方向は車体の前後方向と同一とする。
図1に示すように、車両1の車体2の左右側部には、リヤドア(第1ドア)10とフロントドア(第2ドア)30とが互いに隣接して配置され、それぞれその前端側を回転中心として開閉可能に設けられている。
図2の部分拡大図に示すように、リヤドア10の外表面11の前端部とフロントドア30の外表面31の後端部とは僅かに離間していて、この間がドア見切り部90となっている。
図4はリヤドア10の下部拡大図であり、この図に示すように、リヤドア10の下端部は前後方向全長に亘って所定上下幅のガーニッシュ取り付け部(第1ガーニッシュ取り付け部)12とされており、図1に示すように、ガーニッシュ取り付け部12における外表面11にはその前後方向全長に亘って樹脂製のリヤドアロアガーニッシュ(第1ガーニッシュ)50が取り付けられている。
また、図5はフロントドア30の下部拡大図であり、この図に示すように、フロントドア30の下端部は前後方向全長に亘って所定上下幅のガーニッシュ取り付け部(第2ガーニッシュ取り付け部)32とされており、図1に示すように、ガーニッシュ取り付け部32における外表面31にはその前後方向全長に亘って樹脂製のフロントドアロアガーニッシュ(第2ガーニッシュ)70が取り付けられている。
リヤドアロアガーニッシュ50の外表面55の前端部とフロントドアロアガーニッシュ70の外表面75の後端部とは僅かに離間していて、この間がガーニッシュ見切り部91となっている。図1および図2に示すように、ガーニッシュ見切り部91はドア見切り部90に連続して形成されている。
ガーニッシュ見切り部91周りを図3の断面図を参照して詳細に説明する。
リヤドア10はリヤドアインナパネル14とリヤドアアウターパネル15を備えており、リヤドアインナパネル14の前縁部14aとリヤドアアウターパネル15の前縁部16がヘミング加工により連結されている。リヤドアアウターパネル15の前縁部16はフロントドア30に接近する方向(すなわち車体前方)へ延びており、この前縁部16の後端から垂直部17が車外側へ略垂直に起立して延び、垂直部17の車外側端部から平坦部18がフロントドア30から離反する方向(すなわち車体後方)へ延びている。
フロントドア30もフロントドアインナパネル34とフロントドアアウターパネル35とを備えており、フロントドアインナパネル34の後縁部34aとフロントドアアウターパネル35の後縁部36がヘミング加工により連結されている。フロントドアアウターパネル35の後縁部36はリヤドア10に接近する方向(すなわち車体後方)へ延びている。
リヤドア10とフロントドア30の閉じ合い時(以下、単に閉じ合い時という)において、リヤドアアウターパネル15の平坦部18の前端とフロントドアアウターパネル35の後縁部36の後端は所定寸法の隙間を介して対向して位置し、平坦部18の外表面と後縁部36の外表面は略面一となる。また、リヤドアアウターパネル15の前縁部16は垂直部17の高さ分だけフロントドアアウターパネル35の後縁部36よりも車内側に位置し、車両側方から見たときに前縁部16と後縁部36の両先端部分が重なるように位置している。
そして、閉じ合い時において、リヤドアアウターパネル15の前縁部16および垂直部17とフロントドアアウターパネル35の後縁部36との間が、ドア閉じ合い部92となる。
リヤドアロアガーニッシュ50およびフロントドアロアガーニッシュ70はいずれもドア外表面11,31側を開口させた断面略コ字形をなしている。
リヤドアロアガーニッシュ50の意匠壁部51はリヤドアアウターパネル15から所定寸法車外側に離間して配置されており、この意匠壁部51の前縁51aはリヤドアアウターパネル15の垂直部17よりも後方に位置している。リヤドアロアガーニッシュ50の前端部には、リヤドアアウターパネル15の平坦部18の前縁に沿って配置され平坦部18に対して略垂直に突き当てられる前壁部52と、この前壁部52の車外側端部と意匠壁部51の前縁51aとを接続する接続壁部53とが設けられている。接続壁部53は、フロントドア30から離反する側に凹む凹曲面に形成されていて、凹部54を有している。
フロントドアロアガーニッシュ70の意匠壁部71はフロントドアアウターパネル35から所定寸法車外側に離間して配置されており、閉じ合い時においてリヤドアロアガーニッシュ50の意匠壁部51の外表面55とフロントドアロアガーニッシュ70の意匠壁部71の外表面75は略面一となる。なお、リヤドアロアガーニッシュ50の意匠壁部51の外表面55はリヤドアロアガーニッシュ50の外表面55となり、フロントドアロアガーニッシュ70の意匠壁部71の外表面75はフロントドアロアガーニッシュ70の外表面75となる。
フロントドアロアガーニッシュ70の後端部には、フロントドアアウターパネル35の後縁部36の後縁に沿って配置され後縁部36に対して略垂直に突き当てられる後壁部72が設けられており、後壁部72の車外側の端部が意匠壁部71に略垂直に連なっている。意匠壁部71の後端は後壁部72との接続部よりも後方へ突出しており、この凸部73の後端は閉じ合い時において車両側方から見たときにリヤドアロアガーニッシュ50の前壁部52の前端とほぼ一致するように配置されている。
また、閉じ合い時においてフロントドアロアガーニッシュ70の凸部73とリヤドアロアガーニッシュ50の意匠壁部51の前縁51aは所定寸法の隙間を介して対向して位置し、リヤドアロアガーニッシュ50の意匠壁部51の外表面55とフロントドアロアガーニッシュ70の意匠壁部71の外表面75との間が、前述したガーニッシュ見切り部91となる。
そして、閉じ合い時において、リヤドアロアガーニッシュ50の前壁部52および接続壁部53と、フロントドアロアガーニッシュ70の後壁部72および凸部73との間が、ガーニッシュ閉じ合い部93となる。
このガーニッシュ閉じ合い部93は、リヤドアロアガーニッシュ50の意匠壁部51の前縁51aとフロントドアロアガーニッシュ70の凸部73との間に形成される表面側閉じ合い部94と、リヤドアロアガーニッシュ50の前壁部52とフロントドアロアガーニッシュ70の後壁部72との間に形成される内面側閉じ合い部95とを有する。表面側閉じ合い部94は、ドア見切り部90に対して連続するガーニッシュ見切り部91を形成する。内面側閉じ合い部95は、リヤドア10のガーニッシュ取り付け部12とフロントドア30のガーニッシュ取り付け部32とのドア閉じ合い部92に対して連続しており、内面側閉じ合い部95は表面側閉じ合い部94に対して前方にオフセットして位置している。つまり、内面側閉じ合い部95は表面側閉じ合い部94に対してドア並び方向(この実施例ではリヤドア10とフロントドア30の並び方向である前後方向)にオフセットしている。
そして、ガーニッシュ見切り部91とドア見切り部90を連続させ、且つ、リヤドアロアガーニッシュ50において意匠壁部51の前縁51aよりもフロントドア30側へ突出する前壁部52を、リヤドアアウターパネル15の平坦部18の前縁に沿って配置させるために、リヤドア10のガーニッシュ取り付け部12の前端部にはフロントドア30側に膨らむ膨出部13が形成されており(図4参照)、これに対応して、フロントドア30のガーニッシュ取り付け部32の後端部にはリヤドア10から離反する方向へ凹む凹み部33が形成されている(図5参照)。
このように構成された車両のドア構造では、閉じ合い時において、ドア見切り部90とガーニッシュ見切り部91が連続するので、見栄えがよく、車両1の商品性が向上する。
また、閉じ合い時において、ガーニッシュ閉じ合い部93の内面側閉じ合い部95と表面側閉じ合い部94が前後方向にオフセットしている。しかも、内面側閉じ合い部95とドア閉じ合い部92が連続していることから、表面側閉じ合い部94とドア閉じ合い部92も前後方向にオフセットしている。さらに、車両側方から見たときに、フロントドアロアガーニッシュ70の凸部73の後端がリヤドアロアガーニッシュ50の前壁部52の前端にほぼ一致している。その結果、車両側方からガーニッシュ見切り部91を見たときに、リヤドアロアガーニッシュ50とフロントドアロアガーニッシュ70が途切れることなく連続して見えてドアロアガーニッシュの連続感が向上するとともに、ガーニッシュ見切り部91を通してリヤドア10およびフロントドア30の端末部が見えることを確実に防止することができる。これにより、ガーニッシュ見切り部91の見栄えが向上し、車両1の商品性が向上する。
また、干渉防止を考慮してドア見切り部90の間隔が大きくなることがないので、外観を向上させることができる。
また、リヤドアロアガーニッシュ50の前壁部52がリヤドアアウターパネル15の平坦部18の前縁に沿って設けられ突き当てられており、フロントドアロアガーニッシュ70の後壁部72がフロントドアアウターパネル35の後縁部36の後縁に沿って設けられ突き当てられているので、リヤドアロアガーニッシュ50およびフロントドアロアガーニッシュ70の取り付け剛性を高めることができる。
また、リヤドアロアガーニッシュ50の接続壁部53に凹部54が形成されているので、樹脂製のフロントドアロアガーニッシュ70が熱膨張して後方へ伸びてきた場合にも、フロントドアロアガーニッシュ70との干渉を確実に防止することができる。
しかも、フロントドアロアガーニッシュ70に後壁部72よりも後方へ突出する凸部73を形成しているので、フロントドアロアガーニッシュ70の後端部を図3において二点鎖線で示すように後壁部72の先端から凸部73の先端まで直線的に連続させて肉厚に形成した場合に比べると、リヤドアロアガーニッシュ50との間の熱膨張時の逃げ寸法を大きく取ることができる。したがって、閉じ合い時におけるリヤドアロアガーニッシュ50とフロントドアロアガーニッシュ70との干渉を確実に防止することができる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、第1ドアをリヤドア10、第2ドアをフロントドア30としたが、これと逆に、第1ドアをフロントドアとし、第2ドアをリヤドアとしてもよい。この場合には第1ドアであるフロントドアのガーニッシュ取り付け部に膨出部を形成し、第2ドアであるリヤドアのガーニッシュ取り付け部に凹み部を設ける。
この発明に係るドア構造を備えた車両の側面図である。 ガーニッシュ見切り部周辺を拡大して示す側面図である。 図2A−A断面図である。 リヤドアの下部側面図である。 フロントドアの下部側面図である。
符号の説明
1 車両
2 車体
10 リヤドア(第1ドア)
11 外表面(第1ドアの外表面)
12 ガーニッシュ取り付け部(第1ドアのガーニッシュ取り付け部)
13 膨出部
30 フロントドア(第2ドア)
31 外表面(第2ドアの外表面)
32 ガーニッシュ取り付け部(第2ドアのガーニッシュ取り付け部)
33 凹み部
50 リヤドアロアガーニッシュ(第1ガーニッシュ)
54 凹部
55 外表面(第1ガーニッシュの外表面)
70 フロントドアロアガーニッシュ(第2ガーニッシュ)
73 凸部
75 外表面(第2ガーニッシュの外表面)
90 ドア見切り部
91 ガーニッシュ見切り部
92 ドア閉じ合い部
93 ガーニッシュ閉じ合い部
94 表面側閉じ合い部
95 内面側閉じ合い部

Claims (5)

  1. 車体に設けられる第1ドアと、該第1ドアに隣接して設けられる第2ドアとを有し、前記第1ドアの外表面と前記第2ドアの外表面との間にドア見切り部を有する車両のドア構造であって、
    前記第1ドアおよび第2ドアの外表面の上下方向の一部には、ドア並び方向に延在する樹脂製の第1ガーニッシュおよび第2ガーニッシュが取り付けられており、前記第1ガーニッシュの外表面と前記第2ガーニッシュの外表面との間には前記ドア見切り部に連続するガーニッシュ見切り部が形成され、
    前記第1ドアに設けられた第1ガーニッシュ取り付け部には、前記第2ドア側に対向する端部に第2ドア側に膨らむ膨出部が形成されるとともに、前記第2ドアに設けられた第2ガーニッシュ取り付け部には、前記第1ドア側に対向する端部に第1ドア側から離反する凹み部が形成され、
    前記第1ガーニッシュ取り付け部と前記第2ガーニッシュ取り付け部とのドア閉じ合い部のみが、前記ガーニッシュ見切り部に対してドア並び方向にオフセットしていることを特徴とする車両のドア構造。
  2. 前記第1ドアと前記第2ドアにおけるドア並び方向に対向する縁部には、各ドアにおけるインナパネルとアウターパネルとをヘミング加工により連結したヘミング加工部がそれぞれ形成されており、
    前記ドア閉じ合い部は、ヘミング加工部が形成された前記膨出部と前記凹み部によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のドア構造。
  3. 前記第1ガーニッシュと前記第2ガーニッシュとのガーニッシュ閉じ合い部は、車外側に形成される表面側閉じ合い部と、車内側に形成される内面側閉じ合い部とを有し、
    前記表面側閉じ合い部は、前記ドア見切り部に対して連続するガーニッシュ見切り部を形成し、
    前記内面側閉じ合い部は、前記ドア閉じ合い部に対して連続して形成され前記表面側閉じ合い部に対してドア並び方向にオフセットしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両のドア構造。
  4. 前記第1ガーニッシュ取り付け部および前記第2ガーニッシュ取り付け部の前記ドア閉じ合い部における各端部は、前記内面側閉じ合い部における前記第1ガーニッシュおよび前記第2ガーニッシュの各端部に沿って設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両のドア構造。
  5. 前記表面側閉じ合い部において、前記第1ガーニッシュには凹部が形成され、前記第2ガーニッシュには凸部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両のドア構造。
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