JP4383477B2 - フィルムモード判定装置、判定方法、判定プログラム及び記録媒体 - Google Patents

フィルムモード判定装置、判定方法、判定プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、入力された映像信号が映画フィルムから32プルダウン方式により生成された画像かCG(Computer Graphics)等の22プルダウン方式により生成された画像かテレビカメラ等により作成された標準テレビジョン信号かを判定し、その判定信号を用いて前段のIP変換(インターレース−プログレッシブ変換)の制御やレート変換回路の制御を行う映像信号のフィルムモード判定装置、判定方法、判定プログラム及び記録媒体に関する。
テレビジョン信号には毎秒24コマのフィルムから2コマをテレビジョン信号の5フレームに変換することにより毎秒60フィールドの画像に変換する32プルダウン信号とCG等で作られることが多い毎秒30コマの画像からCGの1コマを2フレームに変換することにより毎秒60フィールドの画像に変換する22プルダウン信号とテレビカメラ等により毎フィールド作成される標準テレビジョン信号(ビデオ信号)が含まれている。
通常は飛び越し走査(インターレース)された信号をそのままブラウン管もしくは液晶のTV受像機で表示するが、近年、TV受像機の高画質化やパソコンの表示画像としてインターレース信号を順次走査(プログレッシブ)に変換(IP変換)することが多く行われている。
IP変換の場合、以前はあるインターレース信号を下のラインにコピーして表示し、あるいは、単純に連続した2枚のインターレース信号を蓄えてプログレッシブ画像として表示することが行われていたが、画像の垂直方向の解像度の低下を招くため、上記の32プルダウン信号、22プルダウン信号、ビデオ信号の各モードを自動的に検出して、各信号に応じた、プログレッシブ化の処理が行われている。
例えば、特許文献1に記載された様に現フィールドの映像信号とその1フィールド前と1フィールド後の映像信号の相関値よりモードを判定しプログレッシブ画像を作成するフィールド画像を切り替える方法や特許文献2に記載された様に現フィールドの映像信号とその1フィールド前の映像信号の相関値とその2フィールド前の映像信号の相関値を併用してモードを判定しプログレッシブ画像を作成するフィールド画像を切り替える方法や特許文献3に記載された様に2フィールド前の映像信号の相関値を使用して映像信号の輝度変化も考慮してプログレッシブ画像を作成するフィールド画像を切り替える方法が開示されている。
特開平11−261972号公報 特開2002−290927号公報 特開2002−330408号公報
しかしながら、上記の従来例の特許文献1においては、特許文献2にも記載されている様にフィールド間の差分を取ると、垂直高域に差分が出て、その差分を動き(動画)とみなさない為には、ある程度の余裕を持った比較レベルにする必要が有り、実際に画像が動いているのに動きが無いと判定し32プルダウン画像を誤判定することが有る。
次に、従来例の特許文献2においては2フィールド前の映像信号の相関値を使用してプログレッシブ画像を作成するフィールド画像を切り替えるが、32プルダウン画像が2フィールド遅延した画像と現フィールドの画像が5フィールドに1回同じ画像となる規則性を利用している為、特に入力画像が32プルダウン画像からビデオ信号に変化した場合迅速に切り替えて処理することができない。
次に、従来例の特許文献3においても2フィールド前の映像信号の相関値を使用して映像信号の輝度変化も考慮してプログレッシブ画像を作成するフィールド画像を切り替えるが、特許文献2と同じく32プルダウン画像が2フィールド遅延した画像と現フィールドの画像が5フィールドに1回同じ画像となる規則性を利用している為、特に入力画像が32プルダウン画像からビデオ信号に変化した場合迅速に切り替えて処理することができない。
上記の従来例の様にデジタルテレビ等において行われているIP変換後に安定してフィルムモード判定を行うことは困難であった。例えばHDD(Hard Disk Drive)レコーダ等でIP変換されたプログレッシブ映像が表示装置(テレビ)に送られる場合がこのケースに相当する。
また、IP変換時にフィルム判定を行う方法は上記の特許等が開示されているが、IP変換時の該判定結果を後段の画作りに利用することは以下の理由(1)〜(3)により困難である。
(1)汎用の情報を出力するためにはLSIに多くの出力ピンを用意する必要があり、コストアップになる。
(2)必要な情報のみを出力するピンをLSIに用意するためには画作りごとにLSIを作り直す必要がありコストアップになる。
(3)フィルム判定結果をレジスタ等に出力するためにはリアルタイム性が損なわれ、該情報を利用できない。
IP変換の際に用いられているフィルムモード判定方法(上記の特許等)をそのまま使用すればフレームメモリの枚数(メモリ量)やLSIのピン数等のコストアップやリアルタイム性を満たせない為、後段の画作りの部分で独自にフィルムモード判定を行う必要がある。
上記の従来例を鑑み、本発明のフィルムモード判定装置は、IP変換した後の画像において現フレームの画像と1枚のフレームメモリ(1フレーム前の画像データ記憶用)を用いて画像間の相関を算出し、該結果(相関有り‘0’、相関無し‘1’)のみを蓄積することでメモリ量を削減することを目的とする。
また、画像の相関の判定を行う時に画像の種類や外からのノイズの量により刻々と変化する輝度の差分量のみを蓄えて過去数フレーム分の差分情報を相関の判定に活用することにより簡単な回路構成でフィルムモードの判定精度と判定速度の向上を得ることを目的とする。
さらに、上記の考えはIP変換でフィルム判定を行う場合のフィルム判定精度の向上にも適用できる為、あわせて実施例で説明を行っていく。
本発明のフィルムモード判定装置は、時間的に1画面ずつ連続して入力されるIP変換されたプログレッシブ画像である入力画像に対し、前記入力画像の前画面の画像を蓄える画像記憶手段と、現画面の画像と前記前画面の画像との差分を計算する差分計算手段と、
閾値1と前記差分計算手段の出力を比較した結果を出力する第1の比較手段と、前記第1の比較手段の出力を1画面分積算して出力する積算手段を搭載したフィルムモード判定装置において、前記積算手段の出力を所定の画面数平均化する平均化手段と、前記平均化手段の出力値が異常値である場合に該値を適正な値に補正する第1の誤判定防止手段と、前記平均化手段の出力と前記積算手段の出力を比較する第2の比較手段と、前記第2の比較手段の出力を所定の画面数蓄える判定結果記憶手段と、前記判定結果記憶手段の内容より画像の相関を判定する相関判定手段とを備え、前記入力画像が32プルダウン信号か22プルダウン信号かビデオ信号かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、 前画面との相関を取り、さらに過去数枚の画面の相関値を平均化することにより画面1枚分の輝度等の画面情報を記憶する記憶装置(メモリ)と最小限の回路の追加により32プルダウン画像、22プルダウン画像、ビデオ画像の各モード判定の時間遅れを少なく、かつ高精度に判定することができる。
以下、本発明のフィルムモード判定装置の実施の態様について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1のフィルムモード判定装置を示す図である。図1において、フ
ィルムモード判定手段に搭載されている101は入力画像の前画面の画像を蓄える画像
記憶手段、102は現画面の画像と前画面の差分を計算する差分計算手段、103は差分
計算手段の出力を閾値1と比較した結果を出力する第1の比較手段、104は第1の比較
手段の出力を1画面分積算して出力する積算手段である。フィルムモード判定手段は、
更に、積算手段の出力を所定の画面数平均化する平均化手段105と平均化手段の出力と
積算手段の出力とを比較する第2の比較手段106と、第2の比較手段出力を所定の画面
数分蓄える判定結果記憶手段107と判定結果記憶手段の内容より画像の相関を判定する
相関判定手段108とを備えており、相関判定手段108により32プルダウン画像、2
2プルダウン画像、ビデオ画像の判定結果を出力する。
図2は本発明の実施例2のフィルムモード判定装置を示す図である。本発明のフィルムモード判定装置における画面が“フレーム信号”の場合について、以下、図2を用いて具体的に動作の説明を行っていく。
図2において1はインターレースで送られてくるテレビジョン信号をプログレッシブ信号に変換するIP変換回路であり、2のフィルムモード判定回路は下記の回路から構成されている。
まず、20はプログレッシブ信号の1フレーム分の画像(Y信号やRGB信号)を蓄えるフレームメモリ、21は現フレームの画像と前フレームの画像とを画素単位(もちろんフィルム判定動作に支障が無ければ精度をもっと荒くしても良い)で差分を計算する差分計算回路、22は差分計算回路21の出力を予め決めた固定の閾値1で比較してその結果を出力する第1の比較器、23は第1の比較器の結果を1フレーム分蓄える累積加算器、24は累積加算器出力を所定のフレーム数(Na)平均化する平均値計算回路、25は23の累積加算器の出力と24の平均値計算回路の出力を比較する第2の比較器、26は第2の比較器出力を所定のフレーム数(Nb)蓄える判定結果メモリ、27は判定結果メモリの出力より32プルダウン画像のパターンを検出して判定結果を出力する32プルダウン判定回路、28は判定結果メモリの出力より22プルダウン画像のパターンを検出して判定結果を出力する22プルダウン判定回路、29は判定結果メモリの出力より32,22プルダウン以外の通常の画像(ビデオ画像)のパターンを検出して判定結果を出力するビデオ判定回路、30は制御用マイコン(図示せず)等の指示により第1の比較器22の閾値1、平均値計算回路24の平均フレーム数(Na)、判定結果メモリ26の蓄積フレーム数(Nb)、32プルダウン判定回路27の最小判定フレーム数(N1)、22プルダウン判定回路28の最小判定フレーム数(N2)、ビデオ判定回路29の最小判定フレーム数(N3)を制御するパラメータ制御回路である。
次に、図2の各部の動作を説明していく。1のIP変換回路は図5の様に32プルダウンのインターレース信号の場合、隣接する画像の相関は高いが、元はAという同じ画像でもAe(Even画像)とAo(Odd画像)と表示されるラインの位置が違い、厳密には画素単位で輝度差等の画像に相関があるかどうかの比較は行えない。従って、先ほど述べた特許に記述されている様にインターレース信号と1フレーム遅延したインターレース信号が図5のように5フィールド毎に同じ信号となる規則性を利用してインターレース信号の32プルダウン画像の判定を行っていることが多い。
この場合、32プルダウン判定が5フィールドに1回しか行えず、判定を間違うことが多い為、多くの特許(特許文献2等)で書かれている様に誤動作を防ぐため数10フィールドの判定結果を蓄積して判定していることが一般的に行われている。
今回の発明はまず厳密に画素単位で隣接フレーム画素の比較を行えるプログレッシブ画像にて32プルダウン画像、22プルダウン画像、ビデオ画像を判定する手法について行っていく。
次に、図2に今回の発明のフィルムモード判定回路2を示す。図4のフローチャートと共に説明を行っていく。図2でまず入ってきたプログレッシブ画像はフレームメモリ20に1フレーム分の画像情報を蓄えられる。なお、画像情報とは各画素のRGB信号、輝度信号やそれらを数画素(2、4、8、16画素等)平均化した情報をさす。本実施例では説明の為、“輝度信号を画素単位にメモリする”を例に挙げて説明を行っていく。(S101)差分計算回路21によりフレームメモリ20に蓄えられた前フレームの輝度信号と現フレームの輝度信号を画素単位で差分を取っていく。差分も“絶対値”と“2乗値”等が考えられるが“絶対値”で説明を進める。(S102)
輝度差の絶対値を第1の比較器22にて閾値1(固定値。パラメータ制御回路30にて変えられる)と比較する。判定結果は輝度差の絶対値が閾値1以上なら‘1’、閾値1より小さければ‘0’とする。(S103)
累積加算器23は例えば上記判定結果が‘1’の時カウントUPしていくカウンタ回路にて1フレーム分の判定結果を蓄積していく。当然、このカウンタはフレーム単位で位置を表すフレーム同期信号等の信号で、フレーム単位でリセットする必要が有るのは言うまでも無い。(S104)
累積加算器23の出力は次の平均値計算回路24に送られ常時過去数フレーム(Na:Naはパラメータ制御回路30により可変できる)の累積加算器出力の平均値の計算を行っている。(S105)
ここで図5の様にIP変換した32プルダウン信号(プログレッシブ信号)を図8の様に相関の判定を行っていく手法について述べていく。
累積加算器の出力(前フレームの同位置の画像との相関が無い画素数)が図8の様になる時で、閾値(閾値2)の平均化するフレーム数が5フレームの場合の相関判定結果の一例を挙げる。図8で、ケース1は毎秒24コマの画像で、前フレームと現フレームで画面全体が動いているケース、ケース3は毎秒24コマの画像で、前フレームと現フレームで画面の一部しか動いていないケース、ケース4はケース3と同様に動きが部分的で、かつ、前段のプルダウン画像生成時(本願には記載無し)誤判定等によるノイズが発生した場合である。
図8において、SD(720×480)信号で画素数が最大345600なので、前フレームの同位置の画像との相関が無い画素数は最大345600となる。又、画像がA,A,B,B,B,C,C,D,D,D(Aの前画像とAの相関は無し)の順番に来た場合、前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数は同じ画像なら0に近い値となる。
ここで、第2の比較器25の出力(判定結果)は相関有りを‘0’、相関無しを‘1’で定義すると、10フレーム分の判定結果は、前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数の大小に関わらず図8の様に共に
“1010010100”となる、即ち、前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数の変化に追随して安定して相関の判定ができていることが分かる。なお、平均化するフレーム数は(Na)はパラメータ制御回路30にて可変できるものとするがここではNa=5とする。(S106)
なお、画像にノイズやインターレース変換した時の誤差(これもノイズと同じ)が含まれても平均化されることにより閾値2の値が大幅に変動することは少なくなる。
上記の相関の有無の判定結果は判定結果メモリ26に所定フレーム数蓄えられるこのメモリ情報としては1bit(‘0’又は‘1’)なので数10フレーム分持っても回路規模に影響無いが、例えば、5フレーム分の判定結果を蓄えるメモリと32プルダウン画像のパターン“10100”となったらHとなる様なフラグ(32フラグ)と併用しても良い。
判定結果を蓄えるメモリのフレーム数(Nb)は制御回路30にて可変できるが、今回の従来例では説明の為、5フレーム分の判定結果を蓄えるメモリとフラグ(32フラグ)を使用した場合を説明する(Nb=5)。(S106)
32プルダウン判定回路27は判定結果メモリの32フラグを監視していて32フラグが連続してHとなる回数(N1)をモニタしている。N1=1の場合、5フレームで、N1=2の場合、10フレームで、32プルダウン画像の開始の判定を行う。逆に、32プルダウン信号の終了時は判定結果メモリの出力をモニタしていて“10100”の‘0’の位置が‘1’となったら、次のフレームで32プルダウン画像が終了したと判定する。32プルダウン判定回路は32プルダウン画像の開始から終了まで出力信号(L:32プルダウン信号でない、H:32プルダウン信号)を出力する。(S107)
次に、図6の様にIP変換した22プルダウン信号(プログレッシブ信号)を図8の様に相関の判定を行っていく手法について図9を用いて述べていく。累積加算器の出力(前フレームの同位置の画像との相関が無い画素数)が図9の時、閾値(閾値2)の平均化するフレーム数が6フレームの場合の相関判定結果の一例を挙げる。
図9において各ケースの定義とSDの画素数は同じなので、その説明は省略する。
ここで、画像がA,A,B,B,C,C,D,D,E,E(Aの前画像とAの相関は無し)の順番に来た時、10フレーム分の判定結果は図9の様に前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数の大小に関わらず共に“1010101010”となる。
即ち、前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数の変化に追随して安定して相関の判定ができていることが分かる。なお、平均化するフレーム数は(Na)はパラメータ制御回路30にて可変できるものとするがここではNa=6とする。
なお、画像にノイズやインターレース変換した時の誤差(これもノイズと同じ)が含まれても平均化されることにより閾値2の値が大幅に変動することは少なくなる。上記の相関の有無の判定結果は判定結果メモリ26に所定フレーム数蓄えられるこのメモリ情報としては1bit(‘0’又は‘1’)なので数10フレーム分持っても回路規模に影響無いが、例えば、6フレーム分の判定結果を蓄えるメモリと22プルダウン画像のパターン“101010”となったらHとなる様なフラグ(22フラグ)と併用しても良い。
判定結果を蓄えるメモリのフレーム数(Nb)は30:パラメータ制御回路にて可変できるが、今回の従来例では説明の為、6フレーム分の判定結果を蓄えるメモリとフラグ(22フラグ)を使用した場合を説明する(Nb=6)。
22プルダウン判定回路28は判定結果メモリの22フラグを監視していて22フラグが連続してHとなる回数(N2)をモニタしている。N2=1の場合、6フレームで、N2=2の場合、12フレームで、22プルダウン画像の開始の判定を行う。逆に、22プルダウン信号の終了時は判定結果メモリの出力をモニタしていて“101010”の‘0’の位置が‘1’となったら、次のフレームで22プルダウン画像が終了したと判定する。22プルダウン判定回路は22プルダウン画像の開始から終了まで出力信号(L:22プルダウン信号でない、H:22プルダウン信号)を出力する。(S108)
次に、図10の様に入力信号がTVカメラで撮影された通常の信号(ビデオ信号)をIP変換したビデオ信号(プログレッシブ信号)を図8の様に相関の判定を行っていく手法について図10を用いて述べていく。
その前にIP変換について図7を用いて簡単に説明する。
まず、図7のIP変換回路1での処理は図5、図6の32及び22プルダウン画像のIP変換回路の処理と違う。例えば、Aとaで動きが無い場合、aの画像をoddとevenフィールドでそのまま表示(a+a)し、Aとaで動きが有る場合はその動きの量に応じてAとaの画像を加算してプログレッシブ画像を作成していく。
ここで、累積加算器の出力(前フレームの同位置の画像との相関が無い画素数)が、図10の時、閾値(閾値2)の平均化するフレーム数が5フレームの場合の相関判定結果の一例を挙げる。画像がA,B,C,D,E,F,G,H,I,J(Aの前画像とAの相関は無し)の順番に来た時、10フレーム分の判定結果は図10の様に前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数の大きさにより多少変化するがいずれにしても32プルダウン、22プルダウン画像の規則性(“10100”や“101010”)が無いことが分かる。
ビデオ判定回路29は判定結果メモリ26の32フラグ及び22フラグを監視していて32や22フラグがHとなるかどうかをモニタしている。
32や22フラグがLで5(10)フレーム分の判定結果が“10100(1010010100)”、6(12)フレーム分の判定結果が“101010(101010101010)”となっていない場合、ビデオ判定回路は出力信号(L:ビデオ信号でない、H:ビデオ信号である)を出力する。(S109)
なお、ビデオの場合もNa、Nb、最小判定フレーム数(N3)を30:パラメータ制御回路にて調整できる。
以上述べてきた、32プルダウン判定出力、22プルダウン判定出力、ビデオ判定出力は回路の他の箇所で色々と利用できる。
例えば、32、22、ビデオの各判定結果の出力信号をIP変換回路に戻して、IP変換回路が、図5の32プルダウン画像の切り替わりまで32プルダウンから抜けても32プルダウン処理を行い誤動作(画像のコーミング等の発生)するのを防ぎ、ビデオ又は22プルダウン処理を行う為に活用できる。また、プログレッシブ画像からフィルムモード判定を行うことができる為、前段のIP変換の情報を無理に使用しなくても60Pの画像の同一画像の箇所(32及び22プルダウン画像)をリアルタイムで検出し、該当箇所の画像を削除したり前後の画像から画像を作成して毎秒60フレームや毎秒120フレームの滑らかに動く動画像を作成することにも活用できる。
次に、本発明のフィルムモード判定装置の他の実施例の説明を行っていく。図3は本発明の実施例3のフィルムモード判定装置を示す図である。図3は、下記以外は図2と同じ為、他の説明は省略する。図3において31は、誤判定防止回路1、32は、誤判定防止回路2である。
誤判定防止回路1の機能は、平均値計算回路24の出力に下限(NL)と上限(NH)を設けることに有る。
まず、NLの動作は例えば32プルダウン画像で動きが少ない場合に前フレーム同位置の画素との相関が無い画素数、閾値2、判定結果は(( )内は前フレームとの輝度差、〔 〕内は輝度差の5フレーム平均値(閾値2)
A(400) ,A(0) ,B(320) ,B(0) ,B(0) ,C(400) ,C(0)
A〔200〕,A〔200〕,B〔240〕,B〔180〕,B〔144〕,C〔144〕,C〔144〕
‘1’ ‘0’ ‘1’ ‘0’ ‘0’ ‘1’ ‘0’
となるが、ノイズが全体に300載った場合、
A(700) ,A(300) ,B(620) ,B(300) ,B(300) ,C(700) ,C(300)
A〔350〕 ,A〔500〕,B〔540〕 ,B〔480〕 ,B〔444〕,C〔444〕,C〔444〕
‘1’ ‘0’ ‘1’ ‘0’ ‘0’ ‘1’ ‘0’
で、32プルダウン判定に問題無いが、ノイズがA〜C(0)の箇所のみ300載った場合には
A(400) ,A(300) ,B(320) ,B(300) ,B(300) ,C(400) ,C(300)
A〔200〕 ,A〔350〕,B〔340〕,B〔330〕 ,B〔405〕,C〔324〕 ,C〔324〕
‘1’ ‘0’ ‘0’ ‘0’ ‘0’ ‘1’ ‘0’
となり、32プルダウン画像と判定しなくなる。
これを防ぐ為に、例えばNL=2000として5フレーム平均値がそれを下回ったらNLの値に固定すれば
A(400) ,A(0) ,B(320) ,B(0) ,B(0) ,C(400) ,C(0) 及び
A(700) ,A(300) ,B(620) ,B(300) ,B(300) ,C(700) ,C(300) 及び
A(400) ,A(300) ,B(320) ,B(300) ,B(300) ,C(400) ,C(300) の時
A〔2000〕,A〔2000〕,B〔2000〕,B〔2000〕,B〔2000〕,C〔2000〕C〔2000〕
‘0’ ‘0’ ‘0’ ‘0’ ‘0’ ‘0’ ‘0’
なので、静止画と判定して、ノイズによりたまたま“10100”のパターンを拾ったり、本来‘0’の位置に‘1’と判定して例えば“11100”となって誤判定することを防ぐ。
なお、モード判定は本来‘1’の位置に‘0’が立っている場合、静止画に近い(前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数が少ない)と判定し、その前に決定したモードを継続する。
また、平均値計算回路24の出力の上限(NH)の動作はビデオ画像は32プルダウン画像、22プルダウン画像と比較して、前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数が大きくて、変化が少ないことより下記の様な動きをする。例えば(5フレーム平均の時)
A(100000) ,a(95000) ,B(90000) ,b(88000) ,C(90000) ,c(93000) の時
A〔50000〕 ,a〔97500〕,B〔95000〕 ,b〔93250〕 ,C〔92600〕,c〔91250〕
‘1’ ‘0’ ‘0’ ‘0’ ‘0’ ‘1’
上記の画像の前フレームの同位置の画素との相関が無い画素数がたまたま下記の時32プルダウン画像として誤判定する。
A(90000) ,a(88000) ,B(90000) ,b(88000) ,C(88000) ,c(90000) の時
A〔45000〕 ,a〔89000〕,B〔89300〕 ,b〔89000〕 ,C〔88800〕,c〔89000〕
‘1’ ‘0’ ‘1’ ‘0’ ‘0’ ‘1’
これを防ぐ為、NH=50000とすると下記の様な判定結果となり間違って32プルダウン画像と誤判定することは無くなる。
A(90000) ,a(88000) ,B(90000) ,b(88000) ,C(88000) ,c(90000) の時
A〔45000〕 ,a〔50000〕,B〔50000〕 ,b〔50000〕 ,C〔50000〕,c〔50000〕
‘1’ ‘1’ ‘1’ ‘1’ ‘1’ ‘1’
以上述べてきた様にNL、NHはノイズの影響等でビデオ画像を間違って32プルダウン画像と誤判定することを防ぐ為に設定するが、ビデオ画像を間違って22プルダウン画像と誤判定することを防ぐ為にも有効なのは言うまでもない。
次に、図3の32の誤判定防止回路2について説明を行っていく。
誤判定防止回路2の機能は32プルダウン画像と22プルダウン画像の判定を安定させる為である。例えば、32プルダウン画像なら下記の様になるが
入力画像 A ,A ,B ,B ,B ,C ,C ,D ,D ,D
判定結果 ‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘0’

上記で、本来’0‘の位置で’1‘と誤判定した場合、例えば
入力画像 A ,A ,A ,B ,B ,C ,C ,C ,D ,D
判定結果 ‘1’、‘0’、‘1’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘0’、‘1’、‘0’
×
3番目のAの位置で誤判定(×)すると本来は最初のBの位置で32プルダウン画像ではなくビデオ画像と判断するが、2番目のB以降が正しく判定されればそのまま32プルダウン画像との判定を継続する。
ただし、下記の様に32プルダウン画像のつなぎ目で入力画像の規則性が崩れた場合、ここで規則性が崩れる。
入力画像 A, A, A, B, B, C, C, C, D ,D
判定結果 ‘1’、‘0’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘0’、‘1’、‘0’
入力画像 D ,E ,E ,F ,F ,F ,G ,G ,H ,H
判定結果 ‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’
× ×
上記の場合、Gの一枚目で規則性が崩れていることに気づくがその前6フレームに規則性が有ることより32プルダウン画像であるとの判定を継続する。又、下記の様に
入力画像 A ,A ,A ,B ,B ,C ,D ,E ,F ,G
判定結果 ‘1’、‘0’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘1’、‘1’、‘1’、‘1’
× ×
誤判定が2回で前5フレームに規則性が無いことより32プルダウン画像判定を解除しビデオ画像であると判定し、32プルダウン画像であるとの判定を解除する。ここで、22プルダウン画像も同様に
入力画像 A ,A ,B ,B ,C ,C ,D ,D ,E ,E
判定結果 ‘1’、‘1’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’
×
誤判定が1回なら22プルダウン画像との判定を継続する。
入力画像 A ,A ,B ,C ,C ,D ,D ,E ,E ,F
判定結果 ‘1’、‘0’、‘1’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’
× ×
誤判定が2回だが前3フレームに規則性が有ることより22プルダウン画像であるとの判定を継続する。
入力画像 A ,A ,B ,B ,C ,c ,D ,d ,E ,e
判定結果 ‘1’、‘0’、‘1’、‘0’、‘1’、‘1’、‘1’、‘1’、‘1’、‘1’
× ×
誤判定が2回で前3フレームに規則性が無いことにより22プルダウン画像判定を解除しビデオ画像であると判定する。
以上述べてきた様な機能を誤判定防止回路2に搭載すれば、ノイズ等の影響による各モード継続の誤判定を最小限に防ぎ、32プルダウン画像、22プルダウン画像、ビデオ画像を安定して判定できる。
以上の様に、IP変換後に32プルダウン画像、22プルダウン画像、ビデオ画像を判定する手法についていくつか述べてきたが、本発明のアルゴリズムは現フィードと前フィールドの輝度差を比較する時にフィールドの差を吸収する手段を設ければIP変換時にも適用可能である。以下、その手法について述べる。
図11は本発明の実施例1のフィルムモード判定装置を示す図である)。図11は、今回のフィルム判定装置を以上述べてきた様なプログレッシブ信号では無く、インターレース信号に適用した場合を示している。インターレース信号は現フィールドの画素と前フィールドの画素の位置が違う為、そのままでは現フィードと前フィールドの画素単位の輝度差を取ることができないが、フィールドの差を吸収する吸収手段、例えば、特許文献2で述べている様に現フィールド用に33の垂直方向LPF1(Low Pass Filter 1)と前フィールド用に34の垂直方向LPF2を21:差分計算回路の直前に挿入し、ライン方向に輝度のデータを分散させる様にして現フィードと前フィールドの輝度差を取る様にすれば良い。
なお、この場合、前フィールドの画像を記憶するのはフィールドメモリ35となる。
しかし、特許文献2で述べている様に、元々プログレッシブ信号の様に画素単位で比較できない状態を解消する為、強引にフィルタを入れて比較する様にしている為、フィールド間の差分を取ると、静止画であっても垂直高域に差分が出てしまい、その垂直高域の差分を動き(動画)とみなさない為には、ある程度の余裕を持った比較レベルにする必要があり、実際に垂直高域でなくても信号自体が動いている時にその動きを検出できない場合があり、その結果として、32プルダウン判定を抜けているのに抜けていると判定できずまだ32プルダウンと誤判定してしまうことが有る。
そこで今回のフィルムモード判定装置を図5〜図7のインターレース画像に適用し、図12の様にインターレースの32プルダウン画像、22プルダウン画像で、垂直方向のLPFを入れた後でも同一画像のoddとevenで画像の半分の値となる様な大きな輝度差が出る様な場合でも、相関の判定結果が32プルダウンの場合“1010010100”、22プルダウンの場合“1010101010”となりフィルム判定が誤判定せず、固定の閾値より安定して相関判定できていることが分かる。
従って、今回の発明のフィルムモード判定装置はIP変換時のフィルムモード判定時にフィールドの差を吸収する吸収手段(例えば、それぞれ垂直方向のLPFを挿入)を適用した後の前フィールドとの輝度差の判定誤差が大きい場合に、IP変換時のフィルムモード判定を安定させる手法としても適用できる。
以下、本発明の態様(本発明1〜10)について列挙する。
本発明1のフィルムモード判定装置は、時間的に1画面ずつ連続して入力される入力画像に対し、前記入力画像の前画面の画像を蓄える画像記憶手段と、現画面の画像と前記前画面の画像との差分を計算する差分計算手段と、閾値1と前記差分計算手段の出力を比較した結果を出力する第1の比較手段と、前記第1の比較手段の出力を1画面分積算して出力する積算手段を搭載し、前記積算手段の出力を所定の画面数平均化する平均化手段と、前記平均化手段の出力と前記積算手段の出力を比較する第2の比較手段と、前記第2の比較手段の出力を所定の画面数蓄える判定結果記憶手段と、前記判定結果記憶手段の内容より画像の相関を判定する相関判定手段とを備え、前記入力画像が32プルダウン信号か22プルダウン信号かビデオ信号かを判定することを特徴とするフィルムモード判定装置。
本発明2のフィルムモード判定装置は、本発明1に記載のフィルムモード判定装置において、第1の誤判定防止手段を設け、前記平均化手段の出力値が異常値である場合に該値を適正な値に補正することを特徴とする。
本発明3のフィルムモード判定装置は、本発明1に記載のフィルムモード判定装置において、前記相関判定手段の出力の誤判定時にそのモードを維持する第2の誤判定防止手段を設けることを特徴とする。
本発明4のフィルムモード判定装置は、本発明1に記載のフィルムモード判定装置において、パラメータ制御手段を設け、前記パラメータ制御手段により前記第1の比較手段の閾値1を変えることができるようにしたことを特徴とする。
本発明5のフィルムモード判定装置は、本発明1に記載のフィルムモード判定装置において、パラメータ制御手段を設け、前記平均化手段の平均化する画面数を変えることができるようにしたことを特徴とする。
本発明6のフィルムモード判定装置は、本発明1に記載のフィルムモード判定装置において、パラメータ制御手段を設け、前記パラメータ制御手段により32プルダウン信号、22プルダウン信号、ビデオ信号の判定画面数をそれぞれ変えることができるようにしたことを特徴とする。
本発明7のフィルムモード判定装置は、本発明2に記載のフィルムモード判定装置において、パラメータ制御手段を設け、前記パラメータ制御手段により前記第1の誤判定防止手段の補正値を変えることができるようにしたことを特徴とする。
本発明8のフィルムモード判定装置は、本発明1乃至本発明7のいずれかに記載のフィルムモード判定装置において、前記入力画像がプログレッシブ画像であることを特徴とする。
本発明9のフィルムモード判定装置は、本発明1乃至本発明7のいずれかに記載のフィルムモード判定装置において、前記入力画像がインターレース画像であり、前フィールドと現フィールドの差分を計算する際にフィールドの違いを吸収する吸収手段を持つことを特徴とする。
本発明10のフィルムモード判定装置は、本発明9に記載のフィルムモード判定装置において、前記吸収手段として現フィールド用に第1の垂直方向LPF、前フィールド用に第2の垂直方向LPFを持ち前記入力画像がインターレース信号でも入力画像が32プルダウン信号か22プルダウン信号かビデオ信号かを判定できることを特徴とする。
以上のように構成された本発明1〜10は、以下の作用効果を奏するものである。
本発明1のフィルムモード判定装置は、前画面との相関を取り、さらに過去数枚の画面の相関値を平均化することにより画面1枚分の輝度等の画面情報を記憶する記憶装置(メモリ)と最小限の回路の追加により32プルダウン画像、22プルダウン画像、ビデオ画像の各モード判定の時間遅れを少なく、かつ高精度に判定できる。
本発明2は平均化手段の出力が小さい場合のノイズによる誤判定と大きい場合のモードの誤判定を防ぐことができる。
本発明3はノイズ等の影響による突発的な誤判定はモードを維持することによりモード判定の動作を安定させることができる。
本発明4はパラメータ制御手段により第1の比較手段の閾値1を入力画像の品質により画像の相関の有無の感度(積算回路の個数)を変えられる様にしたので、小さくすれば感度が上がり、大きくすれば感度は下がる。
本発明5はパラメータ制御手段により平均化する手段の平均化する画面数を入力画像の輝度差の変化の大小により変えられる様にしたので、搭載している機器の画像全体の輝度変化が大きい場合は平均化する画面数を減らし、画像全体の輝度変化小さい場合は平均化する画面数を増やすことができる。
本発明6はパラメータ制御手段により32プルダウン信号、22プルダウン信号、ビデオ信号のそれぞれの判定画面数を変えることができる様にしたので、誤判定が多い場合は判定フレーム数を増やし、少ない場合はモード判定時間を速くする為、判定フレーム数を減らすことができる。
本発明7はパラメータ制御手段により本発明2の平均化手段の出力が小さい場合のモードの誤判定と大きい場合のモードの誤判定を防ぐ為のパラメータを可変にできる様にしたので、入力画像の品質や機器の状態(ノイズの大小等)により変える必要があることが予想されるパラメータを変えて判定精度を上げることができる。
本発明8はフィルムモード判定装置をプログレッシブ画像に適用することにより、IP変換した後の画像において現フレームの画像と1枚のフレームメモリ(1フレーム前の画像データ記憶用)を用いて画像間の相関を算出し、該結果(相関有り‘0’、相関無し‘1’)のみを蓄積することでメモリ量を削減することができる。又、32プルダウン判定が5フィールドに1回しか行えないことが多く、一般的なIP変換時のフィルムモード判定より速く32プルダウン判定を抜けることができる。
本発明9はIP変換回路に適用する場合に、フィールド間の差分を吸収する手段を設けてインターレース画像に適用することにより、吸収できない差分を平均化回路を使用して吸収すれば、IP変換回路におけるフィルム判定動作がより安定する。
本発明10はIP変換回路に適用する場合に、垂直方向のLPFを設けて前フィールドとの差分を取る時に、静止画であっても垂直高域に差分が出る不具合を平均化回路を使用して吸収すれば、IP変換回路におけるフィルム判定動作がより安定する。
また、本発明は、本発明1〜10のフィルムモード判定装置に対応して、フィルムモード判定方法、コンピュータに各手順を実行させるフィルムモード判定プログラム及びコンピュータに各手順を実行させるフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み出し可能な記録媒体の発明として夫々構成することが可能である。
図1は、本発明の実施例1のフィルムモード判定装置を示す図である。 図2は、本発明の実施例2のフィルムモード判定装置を示す図である。 図3は、本発明の実施例3のフィルムモード判定装置を示す図である。 図4は、本発明のフィルムモード判定回路動作フローチャートである。 図5は、32プルダウン信号(インターレース信号)の規則性の図面である。 図6は、22プルダウン信号(インターレース信号)の規則性の図面である。 図7は、ビデオ信号(インターレース信号:規則性無し)の図面である。 図8は、32プルダウン画像の輝度差、閾値2、相関判定結果の一例である。 図9は、22プルダウン画像の輝度差、閾値2、相関判定結果の一例である。 図10は、ビデオ画像の輝度差、閾値2、相関判定結果の一例である。 図11は、本発明の実施例1のフィルムモード判定装置を示す図である。(インターレース画像に適用した場合) 図12は、32プルダウン画像/22プルダウン画像/ビデオ画像の輝度差、閾値2、相関判定結果の一例である。(インターレース画像に適用した場合)
符号の説明
フィルムモード判定手段
1 IP変換回路
2 フィルムモード判定回路
20 フレームメモリ
21 差分計算回路
22 第1の比較器
23 累積加算器
24 平均値計算回路
25 第2の比較器
26 判定結果メモリ
27 32プルダウン判定回路
28 22プルダウン判定回路
29 ビデオ判定回路
30 パラメータ制御回路
31 誤判定防止回路1
32 誤判定防止回路2
33 垂直方向LPF1
34 垂直方向LPF2
35 フィールドメモリ
101 画像記憶手段
102 差分計算手段
103 第1の比較手段
104 積算手段
105 平均化手段
106 第2の比較手段
107 判定結果記憶手段
108 相関判定手段
109 パラメータ制御手段

Claims (24)

  1. 時間的に1画面ずつ連続して入力されるIP変換されたプログレッシブ画像である入力画像に対し、
    前記入力画像の前画面の画像を蓄える画像記憶手段と、
    現画面の画像と前記前画面の画像との差分を計算する差分計算手段と、
    閾値1と前記差分計算手段の出力を比較した結果を出力する第1の比較手段と、
    前記第1の比較手段の出力を1画面分積算して出力する積算手段を搭載したフィルムモード判定装置において、
    前記積算手段の出力を所定の画面数平均化する平均化手段と、
    前記平均化手段の出力値が異常値である場合に該値を適正な値に補正する第1の誤判定防止手段と、
    前記平均化手段の出力と前記積算手段の出力を比較する第2の比較手段と、
    前記第2の比較手段の出力を所定の画面数蓄える判定結果記憶手段と、
    前記判定結果記憶手段の内容より画像の相関を判定する相関判定手段とを備え、
    前記入力画像が32プルダウン信号か22プルダウン信号かビデオ信号かを判定することを特徴とするフィルムモード判定装置。
  2. 請求項1に記載のフィルムモード判定装置において、前記相関判定手段の出力の誤判定時にそのモードを維持する第2の誤判定防止手段を設けることを特徴とするフィルムモード判定装置。
  3. 請求項1に記載のフィルムモード判定装置において、パラメータ制御手段を設け、前記パラメータ制御手段により前記第1の比較手段の閾値1を変えることができるようにしたことを特徴とするフィルムモード判定装置。
  4. 請求項1に記載のフィルムモード判定装置において、パラメータ制御手段を設け、前記
    平均化手段の平均化する画面数を変えることができるようにしたことを特徴とするフィルムモード判定装置。
  5. 請求項1に記載のフィルムモード判定装置において、パラメータ制御手段を設け、前記パラメータ制御手段により32プルダウン信号、22プルダウン信号、ビデオ信号の判定画面数をそれぞれ変えることができるようにしたことを特徴とするフィルムモード判定装置。
  6. 請求項に記載のフィルムモード判定装置において、パラメータ制御手段を設け、前記パラメータ制御手段により前記第1の誤判定防止手段の補正値を変えることができるようにしたことを特徴とするフィルムモード判定装置。
  7. 時間的に1画面ずつ連続して入力されるIP変換されたプログレッシブ画像である入力画像に対し、
    前記入力画像の前画面の画像を画像記憶手段に蓄え、
    現画面の画像と前記前画面の画像との差分を差分計算手段により計算し、
    閾値1と前記差分計算手段の出力を比較した結果を第1の比較手段により出力し、
    前記第1の比較手段の出力を積算手段により1画面分積算して出力するフィルムモード判定方法において、
    前記積算手段の出力を平均化手段により所定の画面数平均化し、
    前記平均化手段の出力値が異常値である場合に第1の誤判定防止手段により該値を適正な値に補正し、
    前記平均化手段の出力と前記積算手段の出力を第2の比較手段により比較し、
    前記第2の比較手段の出力を判定結果記憶手段により所定の画面数蓄え、
    前記判定結果記憶手段の内容より画像の相関を相関判定手段により判定して、
    前記入力画像が32プルダウン信号か22プルダウン信号かビデオ信号かを判定することを特徴とするフィルムモード判定方法
  8. 請求項7に記載のフィルムモード判定方法において、第2の誤判定防止手段により、前記相関判定手段による出力の誤判定時にそのモードを維持することを特徴とするフィルムモード判定方法。
  9. 請求項に記載のフィルムモード判定方法において、パラメータ制御手段により前記第1の比較手段の閾値1を変えることができるようにしたことを特徴とするフィルムモード判定方法。
  10. 請求項に記載のフィルムモード判定方法において、パラメータ制御手段により、前記平均化手段の平均化する画面数を変えることができるようにしたことを特徴とするフィルムモード判定方法。
  11. 請求項に記載のフィルムモード判定方法において、パラメータ制御手段により32プルダウン信号、22プルダウン信号、ビデオ信号の判定画面数をそれぞれ変えることができるようにしたことを特徴とするフィルムモード判定方法。
  12. 請求項に記載のフィルムモード判定方法において、パラメータ制御手段により前記第1の誤判定防止手段の補正値を変えることができるようにしたことを特徴とするフィルムモード判定方法。
  13. コンピュータに、時間的に1画面ずつ連続して入力されるIP変換されたプログレッシブ画像である入力画像に対し、前記入力画像の前画面の画像を画像記憶手段に蓄える手順と、
    現画面の画像と前記前画面の画像との差分を差分計算手段により計算する手順と、
    閾値1と前記差分計算手段の出力を比較した結果を第1の比較手段により出力する手順と、
    前記第1の比較手段の出力を積算手段により1画面分積算して出力する手順を実行させるためのフィルムモード判定プログラムにおいて、
    前記積算手段の出力を平均化手段により所定の画面数平均化する手順と、
    前記平均化手段の出力値が異常値である場合に第1の誤判定防止手段により該値を適正な値に補正する手順と、
    前記平均化手段の出力と前記積算手段の出力を第2の比較手段により比較する手順と、
    前記第2の比較手段の出力を判定結果記憶手段により所定の画面数蓄える手順と、
    前記判定結果記憶手段の内容より画像の相関を相関判定手段により判定する手順により、
    前記入力画像が32プルダウン信号か22プルダウン信号かビデオ信号かを判定する手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラム
  14. 請求項13に記載のフィルムモード判定プログラムにおいて、第2の誤判定防止手段により、前記相関判定手段による出力の誤判定時にそのモードを維持する手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラム
  15. 請求項13に記載のフィルムモード判定プログラムにおいて、パラメータ制御手段により前記第1の比較手段の閾値1を変える手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラム。
  16. 請求項13に記載のフィルムモード判定プログラムにおいて、パラメータ制御手段により、前記平均化手段の平均化する画面数を変える手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラム。
  17. 請求項13に記載のフィルムモード判定プログラムにおいて、パラメータ制御手段により32プルダウン信号、22プルダウン信号、ビデオ信号の判定画面数をそれぞれ変える手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラム。
  18. 請求項13に記載のフィルムモード判定プログラムにおいて、パラメータ制御手段により前記第1の誤判定防止手段の補正値を変える手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラム。
  19. コンピュータに、時間的に1画面ずつ連続して入力されるIP変換されたプログレッシブ画像である入力画像に対し、前記入力画像の前画面の画像を画像記憶手段に蓄える手順と、
    現画面の画像と前記前画面の画像との差分を差分計算手段により計算する手順と、
    閾値1と前記差分計算手段の出力を比較した結果を第1の比較手段により出力する手順と、
    前記第1の比較手段の出力を積算手段により1画面分積算して出力する手順を実行させるためのフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記積算手段の出力を平均化手段により所定の画面数平均化する手順と、
    前記平均化手段の出力値が異常値である場合に第1の誤判定防止手段により該値を適正な値に補正する手順と、
    前記平均化手段の出力と前記積算手段の出力を第2の比較手段により比較する手順と、
    前記第2の比較手段の出力を判定結果記憶手段により所定の画面数蓄える手順と、
    前記判定結果記憶手段の内容より画像の相関を相関判定手段により判定する手順により、
    前記入力画像が32プルダウン信号か22プルダウン信号かビデオ信号かを判定する手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  20. 請求項19に記載のフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、第2の誤判定防止手段により、前記相関判定手段による出力の誤判定時にそのモードを維持する手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  21. 請求項19に記載のフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、パラメータ制御手段により前記第1の比較手段の閾値1を変える手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  22. 請求項19に記載のフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、パラメータ制御手段により、前記平均化手段の平均化する画面数を変える手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 請求項19に記載のフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、パラメータ制御手段により32プルダウン信号、22プルダウン信号、ビデオ信号の判定画面数をそれぞれ変える手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  24. 請求項19に記載のフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、パラメータ制御手段により前記第1の誤判定防止手段の補正値を変える手順を実行させることを特徴とするフィルムモード判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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