JP4795926B2 - 信号処理回路および信号処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は信号処理回路および信号処理装置に関し、特に、リピートフィールドを判定する信号処理回路および信号処理装置に関する。
近年、アナログのブラウン管テレビに代わり、液晶テレビが市場に登場している。
ブラウン管テレビと液晶テレビとは、画像の表示方法が異なり、ブラウン管テレビでは、実際の走査線がインタレースで表示されているインタレース方式が採用されているのに対し、液晶テレビでは、プログレッシブ方式(ノンインタレース方式)が採用されている。インタレース方式で放送された映像を液晶テレビで見るには、インタレース方式をプログレッシブ方式に変換する、いわゆるIP変換を行う必要がある。
液晶テレビに入力されるインタレース画像は、撮影時に60I(60フィールドのインタレース)形式で生成された画像や、いわゆる2:3プルダウン変換(テレビシネマ変換)された画像等がある。60I形式で撮影された画像は、通常の動き補償型や動き適応型のIP変換を行う。
図8は、2:3プルダウン変換を説明する図である。
一方、2:3プルダウン変換では、フィルム素材(図8中Frame0、Frame1、Frame2、・・・)の1コマ目を2フィールド、2コマ目を3フィールド、3コマ目を2フィールド、4コマ目を3フィールドのように、以降24コマ目まで2−3−2−3を繰り返すことにより60フィールドの画像(ビデオ/テレビジョン素材)を作り出している。このようにして変換された画像は、リピートフィールドが挿入されているため、入力順番と撮影時の時間順番が異なり、通常の動き補償型や動き適応型のIP変換を行った場合、アーティファクトが発生する。そのため、2:3プルダウン画像であることを検出し、適切に処理する必要がある。この検出を行うために種々の方法が考えられている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平9−55879号公報 特開平10−313440号公報
しかしながら、特許文献1、2等に記載の技術は、入力された画素そのものに対して、差分を算出しているため、伝送路で混入するノイズの影響をうけ、リピートフィールドでない画像を誤ってリピートフィールドであると検出する可能性がある。より詳しくは、画素差分が閾値を超える画素数を数えていることから、「ノイズにより画素差分」と「画像中物体の微小な移動による画素差分」とを混同し、誤検出する可能性がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、リピートフィールドの誤検出発生を低減することができる信号処理回路および信号処理装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、リピートフィールドを判定する信号処理回路において、入力される2つのフィールド画像から前記各フィールド画像のヒストグラムをそれぞれ算出するヒストグラム算出部と、前記ヒストグラム算出部により算出された前記各ヒストグラムの階調毎の差分値を取り、その差分値が予め設定された閾値より大きい値もしくは小さい値を示す階調の数を数える演算部と、前記演算部により数えられた前記階調の数を予め設定された設定数と比較することにより、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定する判定部とを有することを特徴とする信号処理回路が提供される。
このような信号処理回路によれば、ヒストグラム算出部により、入力される2つのフィールド画像のヒストグラムがそれぞれ算出される。演算部により、ヒストグラム算出部によって算出された各ヒストグラムの階調毎の差分値が取られ、その差分値が予め設定された閾値より大きい値もしくは小さい値を示す階調の数が数えられる。判定部により、演算部によって数えられた階調の数が予め設定された設定数と比較されることにより、各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定される。
本発明によれば、演算部が、算出された各ヒストグラムを階調毎に比較し、予め設定された閾値より大きい値もしくは小さい値を示す階調の数を数え、判定部が、演算部により演算された階調の数を予め設定された設定数と比較することにより、各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定するようにしたので、ノイズによる誤検出を低減することができる。これにより、リピートフィールドを確実に検出することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態を説明する。
図1は、本発明の概要を示す図である。本発明の信号処理回路1は、ヒストグラム算出部2と、演算部3と、判定部4とを有している。
ヒストグラム算出部2は、入力される2つのフィールド画像から各フィールド画像のヒストグラムをそれぞれ算出する。このヒストグラムは、例えば横軸を階調数、縦軸を画素数とするヒストグラムである。
演算部3は、ヒストグラム算出部2により算出された各ヒストグラムの階調毎の差分値を取り、その差分値が予め設定された閾値より大きい値もしくは小さい値を示す階調の数を数える。
判定部4は、演算部3により演算された階調の数を予め設定された設定数と比較することにより、フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定する。この判定結果は、例えば外部に出力され、他の回路にて参照される。これにより、例えば予め設定された閾値より大きい値を示す階調の数を数え、判定部が、演算部により演算された階調の数が予め設定された設定数より小さいとき、各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定することにより、ノイズによる誤検出を低減することができる。これにより、リピートフィールドを確実に検出することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図2は、実施の形態の信号処理装置を示すブロック図である。
信号処理装置100は、入力部110と、動き補償型IP変換部120と、プルダウン用IP変換部130と、選択部140と、リピートフィールド判定部(信号処理回路)150と、変換方法判定部160と、メモリ(SDRAM)170とを有している。なお、入力部110〜変換方法判定部160の機能は、CPU(Central Processing Unit)により実現することができる。
入力部110は、入力信号(インタレース形式(60フィールド/秒))を受け付ける。
動き補償型IP変換部120は、フィールド画像であるField(n−1)に対して、Field(n−2)、Field(n)から動きベクトルを算出してIP変換を行い、1枚のFrameを作成する。ここで、Field(n)(図2中、F(n))は、最近入力されたフィールド画像を意味し、Field(n−1)(図2中、F(n−1))はField(n)の1つ前に入力されたフィールド画像を意味し、Field(n−2)(図2中、F(n−2))はField(n)の2つ前に入力されたフィールド画像を意味する。
プルダウン用IP変換部130は、変換方法判定部160から指定される2枚のフィールド画像を単純に重ね合わせ(組み合わせ)、1枚のFrameを作成する。
選択部140は、動き補償型IP変換部120にて作成されたFrameと、プルダウン用IP変換部130にて作成されたFrameとをそれぞれ保持する。
リピートフィールド判定部150は、入力されるField(n)がリピートフィールドであるか否かを判定する。
変換方法判定部160は、選択部140に入力される動き補償型IP変換部120が作成したFrameとプルダウン用IP変換部130が作成したFrameのいずれを選択部140から出力させるかを選択する。また、プルダウン用IP変換部130で組み合わせる2枚のフィールド画像を選択する。すなわち、Field(n)、Field(n−1)、Field(n−2)の3枚から2枚選択する。
メモリ170は、過去2枚のField(n−1)、Field(n−2)を保存する。これらの画像は、入力部110が入力信号を受け取る毎に上書きされる。
図3は、リピートフィールド判定部の構成を示すブロック図である。
リピートフィールド判定部150は、ヒストグラム算出部151a、151bと、RAM152a、152bと、ヒストグラム差分判定部153とを有している。
ヒストグラム算出部151aは、入力されるField(n)のヒストグラムを算出し、算出結果をRAM152aに格納する。
ヒストグラム算出部151aは、ヒストグラム算出部151aにField(n)が入力されると、メモリ170からField(n−2)を取り出し、取り出したField(n−2)のヒストグラムを算出し、算出結果をRAM152aに格納する。
ヒストグラム差分判定部153は、RAM152aおよびRAM152bにそれぞれ格納されている算出結果を取り出し、ヒストグラムの差分を判定する。そして判定した結果を変換方法判定部160に出力する。
次に、信号処理装置100の動作について、説明する。
図4は、信号処理装置の動作を示すフローチャートである。
信号処理装置100によれば、入力部110に入力信号が入力されると(ステップS11)、その入力信号がメモリ170に格納されるとともに、動き補償型IP変換部120、プルダウン用IP変換部130およびリピートフィールド判定部150に入力される。
これにより、動き補償型IP変換部120にてFrameが作成される。
そして、リピートフィールド判定部150により、入力信号がリピートフィールドであるか否かが判定される(ステップS12)。この判定処理については後述する。
リピートフィールド判定部150の判定結果に応じて変換方法判定部160により、プルダウン用IP変換を行うか、動き補償型IP変換を行うかが判定される。
入力信号がリピートフィールドではない場合(ステップS12のNo)、変換方法判定部160により、動き補償型IP変換部120から出力されたFrameを選択する選択信号が、選択部140に送られる(ステップS13)。
一方、入力信号がリピートフィールドの場合(ステップS12のYes)、変換方法判定部160により、プルダウン用IP変換部130にて組み合わせるフィールド画像が選択され(ステップS14)、プルダウン用IP変換部130に出力される(ステップS15)。そして、変換方法判定部160により、プルダウン用IP変換部130から出力されたFrameを選択する選択信号が、選択部140に送られる(ステップS16)。
選択部140によって選択信号が受け取られると、選択されたFrameが出力信号(プログレッシブ形式(60フレーム/秒)として出力される(ステップS17)。
以上で信号処理装置100の動作を終了する。
次に、リピートフィールド判定部150の判定処理(リピートフィールド判定処理)について説明する。
図5は、リピートフィールド判定処理を示すフローチャートである。
まず、入力されるField(n)とメモリ170から得られるField(n−2)とからヒストグラムを算出する(ステップS21)。
図6は、各フィールド画像からそれぞれ算出したヒストグラムの例を示す図であり、図6(a)は、Field(n)のヒストグラムを示す図であり、図6(b)は、Field(n−2)のヒストグラムを示す図である。
次に、Cnt_histA、Cnt_histBを算出する(ステップS22)。
この算出は、次のように行う。
まず、2つのヒストグラムを階調毎に比較し、階調毎の差分値(絶対値)を求める。
次に、それらの差分値を、予め設定された閾値ThAとそれぞれ比較し、閾値ThAより値が大きい差分値の階調の数を求める。求めた階調の数をCnt_histAとする。
次に、予め設定された閾値ThB(>閾値ThA)より値が大きい差分値の階調の数を求める。求めた階調の数をCnt_histBとする。ここで、閾値ThBは、閾値ThAに比べ十分に大きい値を設定するのが好ましい。
次に、前ステップで算出したCnt_histAとCnt_histBとを用いてリピートフィールドであるか否かを判定する(ステップS23)。
詳しくは、予め設定されたTh_Cnt_histに対し、Cnt_histA<Th_Cnt_histAであり、かつ、Cnt_histB=0の場合(ステップS23のYes)、Field(n)はリピートフィールドであると判定する(ステップS24)。
一方、ステップS24の条件を満たさない場合(ステップS23のNo)、リピートフィールドではないと判定する(ステップS25)。
以上でリピートフィールド判定処理を終了する。なお、閾値ThB、閾値ThA、Th_Cnt_histAが増加するにつれて、リピートフィールドであると判定され易くなる。
<Cnt_histA<Th_Cnt_histAとした理由について>
Cnt_histA<Th_Cnt_histAを要件とすることにより、例えば、2:3プルダウン変換後に入力部110に入力される過程において、ある要因(ノイズ等)でその一部が微妙に変化した入力信号に対しても(実質的に同一の信号についても)リピートフィールドであると判定することができる。
<Cnt_histB=0とした理由について>
図7は、リピートフィールドか否かを説明する図であり、図7(a)は、Field(n)のヒストグラムを示す図であり、図7(b)は、図7(a)のField(n)に対し微小な移動がある画像についてのヒストグラムの例を示す図である。
ノイズによって変化する画素値(ノイズ量)にはランダム性がある。画像にノイズが混入した場合、ヒストグラムに変化があっても、特定の階調のみが、著しく変化することは、そのランダム性から発生し難い。一方、微小な移動がある場合は、移動している物体についての輝度値を含む階調のみが変化する。よって、本実施の形態では、Cnt_histB=0を要件とし、これを、満たさないField(移動している物体についての輝度値を含む階調のみが変化しているField)についてはリピートフィールドではなく画像中物体の微小な移動による画素差分であると判断する。
このように、本実施の形態の信号処理装置100によれば、ヒストグラムを用いてリピートフィールドか否か判定するようにしたので、従来の方法に比べ、ノイズによる画素差分と画像中物体の微小な移動による画素差分との違いによる誤検出の影響を低減することができる。
なお、本実施の形態では、Cnt_histA<Th_Cnt_histAであり、かつ、Cnt_histB=0の場合、Field(n)はリピートフィールドであると判定したが、本発明は、これに限らず、例えばCnt_histA<Th_Cnt_histAの場合にField(n)はリピートフィールドであると判定してもよい。
また、本実施の形態では、得られた差分値を、閾値ThAとそれぞれ比較し、閾値ThAより値が大きい差分値の階調の数を求め、求めた階調の数をCnt_histAとしたが、本発明は、これに限らず、閾値ThAより値が小さい差分値の階調の数を求め、求めた階調の数をCnt_histCとし、Cnt_histC>Th_Cnt_histAの場合にField(n)はリピートフィールドであると判定してもよい。
また、閾値ThB、閾値ThA、Th_Cnt_histAの値は、本装置の前段にあたる装置の特性や、画像性質(DVD(Digital Versatile Disc)、地上波、映画)によって適宜選択するのが好ましい。具体的には、信号処理装置100の運用時は、閾値として設定する値について、信号処理装置100の前段に設置する装置(前段装置)と入力画像とを本装置に対して適応した上で、適切な値を設定することが望ましい。
また、前段装置が複数存在する場合は、入力装置毎に、閾値を切り替えることが望ましい。同様に画像特性毎に、閾値を切り替えることが望ましい。
以上、本発明の信号処理回路、信号処理方法、信号処理プログラム、および信号処理装置を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、主としてリピートフィールド判定部150が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
信号処理プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) リピートフィールドを判定する信号処理回路において、
入力される2つのフィールド画像から前記各フィールド画像のヒストグラムをそれぞれ算出するヒストグラム算出部と、
前記ヒストグラム算出部により算出された前記各ヒストグラムの階調毎の差分値を取り、その差分値が予め設定された閾値より大きい値もしくは小さい値を示す階調の数を数える演算部と、
前記演算部により数えられた前記階調の数を予め設定された設定数と比較することにより、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定する判定部と、
を有することを特徴とする信号処理回路。
(付記2) 前記2つのフィールド画像は、それぞれn番目の前記フィールド画像および(n−2)番目の前記フィールド画像であることを特徴とする付記1記載の信号処理回路。
(付記3) 前記(n−2)番目の前記フィールド画像は、前記フィールド画像を格納する画像格納部から入力されることを特徴とする付記2記載の信号処理回路。
(付記4) 前記閾値は、第1の閾値と、前記第1の閾値より大きい第2の閾値とを有し、
前記演算部は、前記第1の閾値より大きい値を示す階調の数と、前記第2の閾値より大きい値を示す階調の数とをそれぞれ数え、
前記判定部は、前記演算部により数えられた前記第1の閾値より大きい値を示す階調の数が予め設定された設定数より小さく、かつ、前記第2の閾値より大きい値を示す階調の数が0のとき、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定することを特徴とする付記1記載の信号処理回路。
(付記5) リピートフィールドを判定する処理をコンピュータに行わせる信号処理方法において、
ヒストグラム算出手段が、入力される2つのフィールド画像から前記各フィールド画像のヒストグラムをそれぞれ算出し、
演算手段が、前記ヒストグラム算出手段により算出された前記各ヒストグラムの階調毎の差分値を取り、その差分値が予め設定された閾値より大きい値を示す階調の数を数え、
判定手段が、前記演算手段により数えられた前記階調の数が予め設定された設定数より小さいとき、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定する、
ことを特徴とする信号処理方法。
(付記6) リピートフィールドを判定する信号処理プログラムにおいて、
コンピュータを、
入力される2つのフィールド画像から前記各フィールド画像のヒストグラムをそれぞれ算出するヒストグラム算出手段、
前記ヒストグラム算出手段により算出された前記各ヒストグラムの階調毎の差分値を取り、その差分値が予め設定された閾値より大きい値を示す階調の数を数える演算手段、
前記演算手段により数えられた前記階調の数が予め設定された設定数より小さいとき、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定する判定手段、
として機能させることを特徴とする信号処理プログラム。
(付記7) リピートフィールドを判定する信号処理装置において、
入力される2つのフィールド画像から前記各フィールド画像のヒストグラムをそれぞれ算出するヒストグラム算出部と、前記ヒストグラム算出部により算出された前記各ヒストグラムの階調毎の差分値を取り、その差分値が予め設定された閾値より大きい値を示す階調の数を数える演算部と、前記演算部により数えられた前記階調の数が予め設定された設定数より小さいとき、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定する判定部と、を有する信号処理部と、
前記信号処理部の判定結果に応じて入力される2枚のフィールド画像を組み合わせて1枚のフレーム画像を作成するプルダウン用IP変換部と、
を有することを特徴とする信号処理装置。
(付記8) 2つの前記フィールド画像のうちの少なくとも1つのフィールド画像を格納する格納部と、
n番目の前記フィールド画像および(n−2)番目の前記フィールド画像から動きベクトルを算出して1枚のフレーム画像を作成する動き補償型IP変換部と、
入力される前記フィールド画像がリピートフィールドである場合に、前記プルダウン用IP変換部で組み合わせる2枚の前記フィールド画像を選択する画像選択部と、
前記信号処理部の判定結果に応じて前記動き補償型IP変換部と、前記プルダウン用IP変換部の出力を選択する選択信号を出力する選択信号出力部と、
前記動き補償型IP変換部から出力される前記フレーム画像と、前記プルダウン用IP変換部から出力される前記フレーム画像とをそれぞれ格納し、前記選択信号に応じていずれか一方の前記フレーム画像を出力する選択部と、をさらに有することを特徴とする付記7記載の信号処理装置。
(付記9) 前記IP変換方法判定部が前記画像選択部を兼ねることを特徴とする付記7記載の信号処理装置。
本発明の概要を示す図である。 実施の形態の信号処理装置を示すブロック図である。 リピートフィールド判定部の構成を示すブロック図である。 信号処理装置の動作を示すフローチャートである。 リピートフィールド判定処理を示すフローチャートである。 各フィールド画像からそれぞれ算出したヒストグラムの例を示す図である。 リピートフィールドか否かを説明する図である。 2:3プルダウン変換を説明する図である。
符号の説明
1 信号処理回路
2 ヒストグラム算出部
3 演算部
4 判定部
100 信号処理装置
110 入力部
120 動き補償型IP変換部
130 プルダウン用IP変換部
140 選択部
150 リピートフィールド判定部(信号処理回路)
151a、151b ヒストグラム算出部
152a、152b RAM
153 ヒストグラム差分判定部
160 変換方法判定部
170 メモリ

Claims (5)

  1. リピートフィールドを判定する信号処理回路において、
    入力される2つのフィールド画像から前記各フィールド画像のヒストグラムをそれぞれ算出するヒストグラム算出部と、
    前記ヒストグラム算出部により算出された前記各ヒストグラムの階調毎の差分値を取り、その差分値が予め設定された閾値より大きい値もしくは小さい値を示す階調の数を数える演算部と、
    前記演算部により数えられた前記階調の数を予め設定された設定数と比較することにより、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定する判定部と、
    を有することを特徴とする信号処理回路。
  2. 前記2つのフィールド画像は、それぞれn番目の前記フィールド画像および(n−2)番目の前記フィールド画像であることを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
  3. 前記閾値は、第1の閾値と、前記第1の閾値より大きい第2の閾値とを有し、
    前記演算部は、前記第1の閾値より大きい値を示す階調の数と、前記第2の閾値より大きい値を示す階調の数とをそれぞれ数え、
    前記判定部は、前記演算部により数えられた前記第1の閾値より大きい値を示す階調の数が予め設定された設定数より小さく、かつ、前記第2の閾値より大きい値を示す階調の数が0のとき、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定することを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
  4. リピートフィールドを判定する信号処理装置において、
    入力される2つのフィールド画像から前記各フィールド画像のヒストグラムをそれぞれ算出するヒストグラム算出部と、前記ヒストグラム算出部により算出された前記各ヒストグラムの階調毎の差分値を取り、その差分値が予め設定された閾値より大きい値を示す階調の数を数える演算部と、前記演算部により数えられた前記階調の数が予め設定された設定数より小さいとき、前記各フィールド画像の一方が、他方に対してリピートフィールドであると判定する判定部と、を有する信号処理部と、
    前記信号処理部の判定結果に応じて入力される2枚のフィールド画像を組み合わせて1枚のフレーム画像を作成するプルダウン用IP変換部と、
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  5. 2つの前記フィールド画像のうちの少なくとも1つのフィールド画像を格納する格納部と、
    n番目の前記フィールド画像および(n−2)番目の前記フィールド画像から動きベクトルを算出して1枚のフレーム画像を作成する動き補償型IP変換部と、
    入力される前記フィールド画像がリピートフィールドである場合に、前記プルダウン用IP変換部で組み合わせる2枚の前記フィールド画像を選択する画像選択部と、
    前記信号処理部の判定結果に応じて前記動き補償型IP変換部と、前記プルダウン用IP変換部の出力を選択する選択信号を出力する選択信号出力部と、
    前記動き補償型IP変換部から出力される前記フレーム画像と、前記プルダウン用IP変換部から出力される前記フレーム画像とをそれぞれ格納し、前記選択信号に応じていずれか一方の前記フレーム画像を出力する選択部と、をさらに有することを特徴とする請求項4記載の信号処理装置。
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