JP4381168B2 - 情報記録用紙 - Google Patents

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Description

本発明は、嵩高(低密度)、かつ剛度及び摩擦係数が良好で、記録適性等に優れた情報記録用紙に関する。
情報記録用紙は、電子写真方式、インクジェット記録方式及び熱転写方式などで印字される。
電子写真方式においては、文字や画像は感光体表面に暗所中にてコロナ放電により電荷を貯蔵した後、原稿に対応した光像を照射し形成された電荷潜像に逆極性のトナーを選択的に付着させ、付着トナーを記録媒体である紙面に転写した後に圧力ロール/加熱ロール間での熱圧力定着の工程を経て紙面上に記録保持される。
トナー定着時に必要な加熱ロールの温度は通常180℃であるため、紙の内部にある水分は急激に加熱蒸発する。紙は、この水分変化に伴い収縮しカールを生じるが、カールの程度が大きくなると複写機やプリンター内での走行トラブルが発生しやすく、ソーターでの集積性が悪化すると同時に後工程での作業性にも問題が生じる。近年は、複写機の小型化やフロントローディング給紙、あるいは両面コピーの多用などにより紙の走行経路が複雑になっており、わずかなカールが走行上のトラブルとなるケースが増加している。また、電子写真方式によって大量に印刷を行うレーザービームプリンターの普及が著しく、高速にて1000枚以上のプリントを連続で行うため、これまで以上にカールの小さい紙が要求されている。
インクジェット記録方式においては、個々の機構によりインクノズルからインクの微小滴を吐出し、記録用紙上に付着させることにより、ドットを形成し、紙面上に記録保持される。インクジェット記録方式では、インクを素早く吸収し、印字濃度の低下、及びドットの広がりやにじみ等を起こさない紙が、要求されている。
また、近年の環境問題の取り組みとして、情報記録用紙にも古紙パルプを配合した製品が数多く製造されている。一般的に古紙パルプは、脱墨工程において長繊維がフィブリル化したり、微細繊維が増加することにより寸法安定性が悪化する。従って、古紙パルプを多く配合した情報記録用紙を電子写真方式で印字した場合、コピー後カールが大きく、吸湿によるコピー後のしわの発生が顕著となり、大きな問題となる。更に、古紙パルプの微細繊維は、抄紙原料に含まれるサイズ剤、紙力剤の効果を抑制する。そのため、古紙パルプを多く配合した情報記録用紙をインクジェット記録方式で印字した場合、ドットの広がりにじみであるフェザーリング等の印字画質の低下といった問題が生じる。
以上、情報用紙に求められる重要な品質として情報記録機器中での用紙走行性、環境変化に対する寸法安定性、インクジェット記録方式での印字適性が挙げられる。用紙走行性に必要な剛度、寸法安定性を向上させるには紙の嵩高化が有効である。また、嵩高化は、紙の厚さを維持したままで軽量化することができ、森林資源などの環境保護、コスト等の点からも要求されている。
紙を嵩高にする従来の技術としては、パルプと疎水性繊維の混合物に架橋剤を反応させて得られる嵩高性パルプ組成物を使用する方法がある(特許文献1参照)。また、セルロースパルプ、特定形態のポリエステル複合繊維、及び熱融着性バインダーとを混抄し、嵩高パルプシートを製造する方法がある(特許文献2参照)。しかし、架橋パルプや合成繊維等の使用は紙のリサイクルを不可能にしてしまうという問題がある。また、中空球状バテライト型炭酸カルシウムを充填して嵩高中性紙を製造する技術がある(特許文献3参照)が、特殊な填料であるという問題がある。また、パルプと加熱発泡性粒子とを抄紙して低密度の嵩高紙を製造する方法がある(特許文献4参照)。発泡性粒子を用いる方法では紙力が著しく低下するという問題がある。また、バクテリアセルロースと発泡性粒子を用いる方法(特許文献5参照)があるが、バクテリアセルロースという特殊なセルロースを使用しなければならなく、実用的ではない。
また、それらの方法以外に紙用嵩高剤を用いる方法がある。界面活性剤を用いる方法では、特定のアルコール及び/又はそのポリオキシアルキレン付加物、非イオン界面活性剤、あるいは多価アルコールと脂肪酸のエステル化合物からなる紙用嵩高剤(特許文献8参照)が開示されている(特許文献6〜8参照)。多価アルコールと脂肪酸のエステル化合物については、この化合物を使用する記録用紙が示されている(特許文献9参照)。この記録用紙は、嵩高にすることは可能であるが、紙の摩擦係数や剛度が低く、複写機やレーザープリンターなどで使用するときに重送や空送が起こったり、排紙の際の紙揃えが悪いという問題が生じる場合があった。また、インクジェット記録方式の際、インクのドットの広がりにじみ等の印字画質が劣るといった問題が生じる場合があった。
特開平4−185792号公報 特開平3−269199号公報 特許第1755152号明細書 特開平5−230798号公報 特開平11−200282号公報 WO98/03730号公報 特開平11−200283号公報 特開平10−152814号公報 特開平12−313167号公報
以上のような状況に鑑み、本発明の課題は、嵩高(低密度)で剛度及び摩擦係数が良好で、複写機、プリンターなどの走行性、集積性に優れ、インクジェット記録方式の印字適性等に優れた情報記録用紙を提供することにある。
本発明者等は、上記課題について鋭意研究した結果、天然性カチオン性ポリマー(A)と、少なくともビニルモノマー由来の構成単位を含有するポリマー粒子(B)とを含むポリマーエマルションからなる内添紙質向上剤と、パルプとを含有する紙料を抄紙して得られる情報記録用紙により、本発明に到達した。
本発明により、嵩高(低密度)で、剛度及び摩擦係数が低くなく、良好で、複写機、プリンターなどの走行性、集積性に優れ、インクジェット記録方式で印字する場合にインクの滲みが少なく、印字適性等に優れる情報記録用紙を得ることができる。
本発明で使用する紙質向上剤は、特願2003-302300号に記載されている物質であり、天然系カチオン性ポリマー(A)と少なくともビニルモノマー由来の構成単位を含有するポリマー粒子(B)とを含むポリマーエマルションからなる内添用紙質向上剤である。
<天然系カチオン性ポリマー(A)>
本発明において使用される天然系カチオン性ポリマー(A)は、天然物より抽出や精製等の操作で得られるポリマー及びそのポリマーを化学的に修飾したものである。ポリマー骨格にグルコース残基を有するもの(澱粉残基やセルロース残基等)が好ましく、例えば、カチオン性澱粉若しくはカチオン性セルロース(特に水溶性でカチオン基が4級アンモニウムカチオン基であるものが好ましい)などが挙げられ、一種以上を単独で用いてもよいし、二種以上の混合物として用いてもよい。
カチオン基とは、アンモニウム基、又はアミノ基が酸で中和されたものを含む。好ましくは、アミノ基が塩酸、硫酸、硝酸、酢酸、ギ酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、アジピン酸、乳酸等により中和されたものを含む。
カチオン性澱粉又はカチオン性セルロースとしては、例えば次式(1)に表わされるものが好ましい。
(式中、
A:澱粉残基又はセルロース残基、
R:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基、
1、R2、R3:同じか又は異なって、アルキル基、アリール基、アラルキル基又は式中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。
X-:アンモニウム塩の対イオンを示す。
i:正の整数を示す。)
澱粉残基又はセルロース残基としては、澱粉又はセルロースから水酸基をi個除いたものが好ましく挙げられる。
Rとしては、好ましくは炭素数1〜12、更に好ましくは炭素数1〜3のアルキレン基又はヒドロキシアルキレン基が好ましく、ヒドロキシプロピレン基が特に好ましい。
1、R2、R3は、好ましくは炭素数1〜12、更に好ましくは炭素数1〜3のアルキル基であり、メチル基、エチル基、i−プロピル基、n−プロピル基等が挙げられる。X-の具体例としては、塩素、ヨウ素、臭素等のハロゲンイオン、硫酸、スルホン酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等の有機アニオン等が挙げられる。iは、前述のカチオン置換度に対応して、決められる。
本発明において、天然系カチオン性ポリマーは公知の方法で製造される。例えばカチオン化剤を用い、コーンスターチ等を水/アルコール系にてカチオン化した後、酢酸中和、水洗、乾燥する。分子量(水溶液粘度)調整は一般的には、カチオン化されたスラリーに塩酸等の強酸を加え、加温することにより容易に行われる。
カチオン性澱粉は、例えばアルカリ性条件下で、とうもろこし、馬鈴薯、タピオカ、小麦、米等からの生澱粉や化工澱粉にグリシジルトリメチルアンモニウムクロライド又は3−クロル−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドを反応させて得ることができる。また、ジメチルアミノエチル化澱粉を4級化して得ることもできる。更に、澱粉に4−クロルブテントリメチルアンモニウムクロライドを反応させて得ることもできる。一方、カチオン性セルロースは例えばヒドロキシエチルセルロースに上記の反応を行うことにより得ることができる。
天然系カチオン性ポリマーの窒素含量は、剛度向上の観点から0.05〜1重量%が好ましく、0.07〜0.9重量%が特に好ましい。剛度向上効果の点で、窒素重量%(以下、N%と表記する)は0.05重量%以上が好ましく、また、剛度向上効果の点で、1重量%以下が好ましい。N%はケルダール法(JIS K 8001)で分析する。
天然系カチオン性ポリマーは、取り扱いの利便性やハンドリング性の他、生産性等を考慮した場合、エマルションの高固形分化が望まれることから、本発明の効果を阻害しない範囲で低分子量化することができる。天然系カチオン性ポリマーの分子量を水溶液粘度に置き換えて表した場合、50℃、7重量%水溶液粘度(B型粘度計、ローターNo.2、60rpm)として40〜10,000mPa・sが好ましく、50〜8,000mPa・sがより好ましい。
天然系カチオン性ポリマーは、本発明の効果を阻害しない限り、老化防止等のためにヒドロキシアルキル基などのエーテル基やアセチル基などのエステル基などの官能基を導入してもよい。
重合安定性や機械的安定性の向上を図る目的で、天然系カチオン性ポリマーに天然系カチオン性ポリマー以外の、例えば合成系カチオン性ポリマーや非イオン性ポリマーを併用し用いても良い。合成系カチオン性ポリマーとしてはカチオン化ポリビニルアルコール、非イオン性ポリマーとしては、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、可溶性澱粉等の半合成水溶性高分子;ポリビニルアルコール等の合成水溶性高分子が好ましい。天然系カチオン性ポリマー以外のポリマーの使用量は、ポリマー粒子(B)を構成するビニルモノマー100重量部に対して、0〜100重量部用いることが好ましく、0〜50重量部用いることがさらに好ましい。
<ポリマー粒子(B)>
本発明で用いられるポリマー粒子(B)は、ガラス転移温度(Tg)が90℃以下が好ましく、80℃以下が更に好ましい。ポリマーのTgが90℃以下であると、紙の製造工程において、紙に含有された内添用紙質向上剤の一部ないし全量が溶融するため、剛度向上性能の点から好ましい。Tgの下限は特に制限ないが、−10℃以上が好ましい。
本発明で用いられるポリマー粒子は、ビニルモノマー由来の構成単位を含有するものである。構成するビニルモノマーのポリマー粒子中の含有量は特に限定はないが、50〜100モル%が好ましく、特に80〜100モル%が好ましい。ビニルモノマーとしては、ビニル化合物、ビニレン化合物、ビニリデン化合物、環状オレフィンが含まれ、下記に記載するものが好ましく挙げられる。
(1)(メタ)アクリル酸メチル((メタ)アクリルとは、アクリル、メタクリル又はその混合物を示す。以下同じ。)、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル等の好ましくは炭素数1〜12、更に好ましくは炭素数1〜4のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル類;
(2)酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル及びピバリン酸ビニル等の炭素数1〜18、好ましくは炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の脂肪酸とビニルアルコールとのエステルからなる脂肪酸ビニルエステル類;
(3)(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、2−(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸、2−(メタ)アクリロイルプロパンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸等の重合性不飽和基を有するアニオン性モノマー又はその塩が挙げられる。マレイン酸、フマル酸、イタコン酸のようなポリカルボン酸は、酸無水物、部分エステル及び部分アミド又はそれらの混合物を含む。「塩」としては、例えば、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等)、アルカリ土類金属塩(カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩等)、アンモニウム塩(第四級アンモニウム塩、第四級アルキルアンモニウム塩等)等が挙げられる。中でもナトリウム塩が最も安価であり、好ましい。
(4)(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、N−ビニルピロリドン、N−ビニルアセトアミド等の重合性不飽和基を有するノニオン性親水性基含有モノマーが挙げられる。
(5)N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、等の重合性不飽和基を有するアミノ基含有モノマー又はその酸中和物もしくはその四級化物等を具体的に挙げることができる。酸中和物を得るための好ましい酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、酢酸、ギ酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、アジピン酸、乳酸等が挙げられ、四級化剤としては、塩化メチル、塩化エチル、臭化メチル、ヨウ化メチル等のハロゲン化アルキル、硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、硫酸ジ−n−プロピル等の一般的なアルキル化剤が挙げられる。
(6)スチレン、α−メチルスチレン
上記のビニルモノマー中、脂肪酸ビニルエステル類を用いるのが、紙の剛度を向上させるのに最も好ましい。本発明に用いられるポリマー粒子の製造方法としては、乳化重合、懸濁重合又は分散重合により得ることができる。
(ポリマーエマルション)
本発明において、エマルションには、前述のポリマー粒子(B)を、取り扱い易さの点から、固形純分(固形分濃度)で、好ましくは5〜60重量%、より好ましくは10〜60重量%、更に好ましくは15〜55重量%含有する。ポリマー粒子(B)の平均粒子径は、エマルションの安定性、パルプへの吸着性等の点から0.01〜50μmが好ましく、0.1〜30μmが更に好ましく、特に0.2〜20μmが好ましい。固形分濃度は、後述の実施例記載の方法で測定する。
本発明の紙質向上剤では、ポリマー粒子(B)の重合安定性の点と、ポリマー粒子(B)をパルプに効果的に吸着させ、パルプシートの剛度を向上させるために、エマルション中の天然系カチオン性ポリマー(A)の比率が、ポリマー粒子(B)100重量部に対して5〜200重量部、更に5〜150重量部、特に7〜120重量部であることが好ましい。この比率において、ポリマー粒子(B)の重量は、ポリマーを構成する全モノマーの合計の重量とする。
また、ポリマー粒子(B)をパルプに効果的に吸着させると共に天然系カチオン性ポリマー(A)による剛度向上の補助的効果も得るためには、エマルション中の天然系カチオン性ポリマー(A)の比率が、ポリマー粒子(B)100重量部に対して5〜500重量部であることが好ましく、更に7〜500重量部、特に10〜500重量部であることが好ましい。
本発明のエマルションは、分散媒を好ましくは40〜90重量%、更に好ましくは45〜85重量%含有する。分散媒は水であることが好ましいが、炭素数1〜4の低級アルコールを含有していてもよい。低級アルコールとしては、炭素数1〜3のメチル、エチル、イソプロピルアルコール等が挙げられる。
更に、防腐剤、殺菌剤の他、添加剤として炭酸カルシウム、タルク、ホワイトカーボン等の充填剤等を含有していてもよい。
本発明において紙質向上剤の配合量は、嵩高性、複写機、プリンター適性の点から、原料パルプに対して紙質向上剤を0.1〜20固形分重量%にすることが好ましく、よりに好ましくは0.1〜5固形分重量%である。紙質向上剤を添加する場所は抄紙工程以前で内添される。抄造工程以前の場所であれば、特に制限されるものではないが、好ましくはミキシングチェストや二次ファンポンプ前などであり、歩留向上剤を添加する前が良い。
本発明の情報記録用紙は、紙質向上剤とパルプとを含有する紙料を抄紙して得られる。その抄紙用パルプとしてはLBKP、NBKP、LBSP、NBSP、TMP、CTMP、BCTMP、GP、RGP等の各種木材バージンパルプの他に、新聞古紙、雑誌古紙、上質古紙等の各種古紙パルプ、さらにはケナフ、竹等の非木材繊維があげられ、必要に応じて単独又は併用して用いることができる。古紙パルプを含有する場合、紙の寸法安定性、インクのにじみ等が劣る傾向にあるが、本発明においては、対パルプ当たり古紙パルプ10重量%以上、更に30重量%以上でも良好なものが得られる。
本発明の情報記録用紙に内填する填料は、特に限定されるものではないが、例えば、クレー、焼成カオリン、デラミカオリン、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化珪素、非晶質シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛などの無機填料、尿素−ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、微小中空粒子等の有機填料が単独又は適宜2種類以上を組み合わせて使用することができる。本発明においては、嵩高性、コピー適性等を向上させるためにロゼッタ型の炭酸カルシウムを使用することが好ましい。填料の使用量は、対パルプ3〜20重量%程度である。
本発明の情報記録用紙は、ロジン系サイズ剤、合成サイズ剤、石油樹脂系サイズ剤、中性サイズ剤などの内添サイズ剤を使用することができる。嵩高や印字適性を向上させるためには、アルキルケテンダイマー(AKD)系サイズ剤、アルケニル無水コハク酸(ASA)系サイズ剤を使用することが好ましく、特にアルケニル無水コハク酸(ASA)系サイズ剤を使用することが好ましい。サイズ剤の添加量はパルプに対して0.1〜5重量%が好ましく、特に0.2〜2重量%が特に好ましい。
本発明の情報記録用紙は、従来から使用されている各種のノニオン性、カチオン性の歩留まり剤、濾水度向上剤、紙力向上剤、導電剤等の製紙用内添助剤が必要に応じて適宜選択して使用される。
製紙用内添助剤としては、例えば、硫酸バンド、塩化アルミニウム、アルミン酸ソーダや、塩基性塩化アルミニウム、塩基性ポリ水酸化アルミニウム等の塩基性アルミニウム化合物や、水に易分解性のアルミナゾル等の水溶性アルミニウム化合物、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄等の多価金属化合物、シリカゾル等が挙げられる。
その他製紙用助剤として各種澱粉類、ポリアクリルアミド、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミド、ポリアミン樹脂、ポリアミン、ポリエチレンイミン、植物ガム、ポリビニルアルコール、ラテックス、ポリエチレンオキサイド、親水性架橋ポリマー粒子分散物及びこれらの誘導体あるいは変成物等の各種化合物を使用できる。
更に、染料、着色剤、蛍光増白剤、導電剤、pH調整剤、消泡剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤等の抄紙用内添剤を用途に応じて適宜添加することもできる。
抄紙機の型式は、特に限定は無く、長網抄紙機、ツインワイヤー機、ヤンキー抄紙機等で適宜抄紙できる。プレス線圧は通常の操業範囲内で用いられる。さらに、表面強度やサイズ性向上、耐水化等の目的で、表面処理剤の塗布を行っても良い。
表面処理剤としては、通常使用する澱粉、酸化澱粉、加工澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子、耐水化剤、紙力増強剤、導電剤等を使用することができる。表面処理剤の塗布については、サイズプレスの型式も限定はなく、2ロールサイズプレス、ゲートロールサイズプレス、シムサイザーのような液膜転写方式サイズプレスなどを適宜用いることができる。キャレンダーは通常の操業範囲内の線圧で用いられるが、嵩高性の観点から、紙の平滑性を維持できる範囲でなるべく低線圧が好ましく、また、ソフトキャレンダーが好ましい。本発明の情報記録用紙は、30〜200g/mの坪量が好ましく、より好ましくは30〜100g/mである。
本発明の情報記録用紙は、嵩高(低密度)で剛度及び摩擦係数が良好で、記録適性が良好な電子写真用転写紙、フォーム用紙、インクジェット用紙、熱転写用紙などに使用することができる。
以下に、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。以下、特記しない限り「部」は重量部であり、「%」は重量%である。
<エマルション(紙質向上剤)の製造>
以下にエマルション紙質向上剤1〜10の製造方法を示す。表1にそれぞれの組成と物性値を示した。
・紙質向上剤1(エマルション1:EM-1)
還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素吹き込み口、攪拌機を備えた2Lフラスコに、カチオン性澱粉A〔N%=0.6%、7%水溶液粘度260mPa・s(50℃、B型粘度計、ローターNo.2、60rpm)〕48.2g、ポリビニルアルコール(GL-05、重合度500、鹸化度88mol%、日本合成化学(株)製)8.1g、イオン交換水585.2gを仕込み、90℃に加熱し溶解した。冷却後、エマルゲン150(非イオン性界面活性剤、20%水溶液、花王(株)製)29.3gと、予めイオン交換水17.2gに75%リン酸水溶液1.9gと4%水酸化ナトリウム45.0gを混合した水溶液とを添加した後、120rpmで攪拌し、窒素を吹き込みながら、60℃に昇温し、30分間保持した。次いで、酢酸ビニル(信越酢酸ビニル(株)製)20.4g、開始剤(V-50、アゾ系開始剤、和光純薬(株)製)1.1gをイオン交換水29.6gに溶解したものを添加し、15分間保持した。次いで、77℃に昇温した後、酢酸ビニル205.0g、メタクリル酸(三菱レイヨン(株)製)5.5g、ジメチルアクリルアミド(試薬、和光純薬(株)製)6.6gの混合物、及び開始剤(V-50)0.35gをイオン交換水101gに溶解したものを、それぞれ別々の滴下ロートから3時間かけて滴下し、重合を行った。次いで、82℃に昇温し、1時間熟成した後、冷却し、取り出した。固形分濃度23.5%、平均粒子径0.52μmのカチオン性エマルションを得た。
・紙質向上剤2、3(エマルション2、3:EM-2、3)
エマルション1の製造法に準じ、同様の装置を用い、カチオン性ポリマー及びポリマー粒子(B)のモノマー組成を表1に示すように変更しそれぞれを合成した(なお、ポリビニルアルコールはカチオン性ポリマー100重量部に対して16.8重量部の比率で用い、イオン交換水の量は適宜変更した)。
・紙質向上剤4(エマルション4:EM-4)
エマルション1の製造法に準じ、同様の装置を用い、カチオン性澱粉A〔N%=0.6%、7%水溶液粘度260mPa・s(50℃、B型粘度計、ローターNo.2、60rpm)〕48.2g、イオン交換水695.0gを仕込み、90℃に加熱し溶解した。冷却後、エマルゲン150(非イオン性界面活性剤、20%水溶液、花王(株)製)29.3gと、予めイオン交換水17.2gに75%リン酸水溶液1.9gと4%水酸化ナトリウム45.0gを混合した水溶液を添加した後、120rpmで攪拌し、窒素を吹き込みながら、60℃に昇温し、30分間保持した。次いで、酢酸ビニル(信越酢酸ビニル(株)製)20.4g、開始剤(V-50、アゾ系開始剤、和光純薬(株)製)1.1gをイオン交換水29.6gに溶解したものを添加し、15分間保持した。次いで、77℃に昇温した後、酢酸ビニル409.3g、メタクリル酸(三菱レイヨン(株)製)11.0gの混合物、及び開始剤(V-50)0.9gをイオン交換水210gに溶解したものを、それぞれ別々の滴下ロートから3時間かけて滴下し、重合を行った。次いで、82℃に昇温し、1時間熟成した後、冷却し、取り出した。固形分濃度30.8%、平均粒子径2.63μmのカチオン性エマルションを得た。
・紙質向上剤5〜10(エマルション5〜10:EM-5〜10)
エマルション1の製造法に準じ、同様の装置を用い、カチオン性ポリマー及びポリマー粒子(B)のモノマー組成を表1に示すように変更し、それぞれを合成した(なお、ポリビニルアルコールはカチオン性ポリマー100重量部に対して16.8重量部の比率で用い、イオン交換水の量は適宜変更した。)。
(注)
1)各カチオン性ポリマーは以下の通りである。
・カチオン化HEC:和光純薬(株)製
・カチオン化セルロース:和光純薬(株)製
・エースK-250:カチオン化澱粉(王子コーンスターチ(株)製)
・PVA:カチオン化ポリビニルアルコール(C-506、重合度600、クラレ(株)製)
2)各モノマーは以下の通りである。
・VAc:酢酸ビニル
・St:スチレン
・MAA:メタクリル酸
・AA:アクリルアミド
・DMAAm:ジメチルアクリルアミド
・MMA:メタクリル酸メチル
・BMA:メタクリル酸ブチル
・BA:アクリル酸ブチル
3)(A)の添加量は、ポリマー粒子(B)のモノマー組成におけるビニルモノマーに対する重量部である。
<情報記録用紙の製造>
(実施例1)
パルプ分としてLBKP(ろ水度 CSF400ml)を使用し、これに軽質炭カルシウムを含有率が10%になるように添加した。対(パルプ+填料)固形分重量に対して紙質向上剤1を1.0固形分重量%、硫酸バンドを1.0重量%(50固形分重量%の硫酸バンド製品)、カチオン化デンプンを0.5固形分重量%、アルキルケテンダイマー系サイズ剤を0.4固形分重量%となるようにそれぞれ添加して紙料を調製した。
そして、ツインワイヤー抄紙機を用いて抄紙速度500m/minで坪量80g/m2の情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例2)
紙質向上剤1を紙質向上剤2に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例3)
紙質向上剤1を紙質向上剤3に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例4)
紙質向上剤1を紙質向上剤4に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例5)
紙質向上剤1を紙質向上剤5に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例6)
紙質向上剤1を紙質向上剤6に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例7)
紙質向上剤1を紙質向上剤7に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例8)
紙質向上剤1を紙質向上剤8に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例9)
紙質向上剤1を紙質向上剤9に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例10)
アルキルケテンダイマー系サイズ剤をアルケニル無水コハク酸系サイズ剤に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例11)
アルキルケテンダイマー系サイズ剤をアルケニル無水コハク酸系サイズ剤に変更した以外は実施例2と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(実施例12)
パルプ分としてLBKP(ろ水度 CSF400ml)と新聞古紙パルプを7/3の比率で使用した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(比較例1)
紙質向上剤1を多価アルコールと飽和脂肪酸のエステル体である紙質向上剤KB115(花王)に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(比較例2)
紙質向上剤1を飽和脂肪酸アミド系である紙質向上剤PT-205(日本PMC)に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(比較例3)
紙質向上剤1を不飽和脂肪酸アミド系である紙質向上剤DZ2220(日本油脂)に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(比較例4)
紙質向上剤1をアルコールアルキレンオキサイド付加物である紙質向上剤KB08W(花王)に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(比較例5)
紙質向上剤を添加しない以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
(比較例6)
紙質向上剤1を紙質向上剤10に変更した以外は実施例1と同様にして情報記録用紙を得た。
紙質結果等を表2に示す。
表2から実施例1〜12は、嵩高(低密度)で剛度及び摩擦係数が低くなく良好で、複写機、プリンターなどの走行性、集積性に優れ、インクジェット記録方式で印字する場合にインクの滲みが少なく、印字適性等に優れる情報記録用紙を得ることができる。比較例1、2は、剛度、静摩擦係数及びコピー適性に劣る。比較例3、4は剛度、コピー適性、フェザーリングに劣る。比較例5、6は、密度が高くなり、低密度でなくなる。
<評価方法>
・密度:JIS P 8118に準拠して測定した。
・剛度:JIS P 8143に準拠してクラークこわさ試験器で測定した値に紙厚の3乗で割り10の5乗を掛けた数値を指標とした。
・静摩擦係数:ISO 15359に準拠して測定した。摩擦係数の測定は、F面とW面を重ね合わせ、MD方向について測定した。
・コピー適性:富士ゼロックス製複写機(DocuPrint C3530)でA3用紙を連続200枚印字し、定着しわ、重送、ジャムトラブル、印字後の紙の不揃いが抑えられ良好なものを○とし、定着しわ、重送、ジャムトラブル、印字後の紙の不揃いの何れかが抑えられず不良なものを×とした。
・フェザーリング:キャノン製のインクジェット記録装置(BF F210)で印刷を行い、目視評価を1(劣)〜5(優)の5段階評価で行った。

Claims (5)

  1. 窒素含量が0.05〜1重量%の天然性カチオン性ポリマー(A)と少なくとも酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、スチレンのうちの1種以上を含有するビニルモノマー由来の構成単位を含有しガラス転移温度(Tg)が32℃以上かつ90℃以下であるポリマー粒子(B)とを含むポリマーエマルションからなる内添用紙質向上剤とパルプとを含有する紙料を抄紙して得られるトナー及び/又はインクによる記録用の情報記録用紙。
  2. ポリマー粒子(B)のガラス転移温度(Tg)が69℃以下である請求項1記載のトナー及び/又はインクによる記録用の情報記録用紙。
  3. 前記内添紙質向上剤の配合量が、パルプに対して内添用紙質向上剤を0.1〜20重量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー及び/又はインクによる記録用の情報記録用紙。
  4. アルキルケテンダイマー系サイズ剤あるいはアルケニル無水コハク酸系サイズ剤をパルプに対して0.1〜5重量%添加することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトナー及び/又はインクによる記録用の情報記録用紙。
  5. 天然系カチオン性ポリマー(A)が、カチオン化澱粉及び/又はカチオン化セルロースであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のトナー及び/又はインクによる記録用の情報記録用紙。
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