JP5257294B2 - インクジェット記録シート - Google Patents

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Description

本発明は、印刷用塗工紙の風合いを有するインクジェット記録シートに関するものである。
近年、パーソナルコンピューターで作製した画像情報等を記録シートに表示する手段として、熱や圧力を駆動源として、ノズルより溶液状の染料インクや顔料インクを記録シート上に吐出させ、インクにより画像を形成して印刷を行うインクジェット記録方式やトナーを記録シート上に転写させることにより画像を形成させて印刷を行う電子写真記録方式が使用されている。
また、商業印刷等の分野においては、デジタル情報を製版することなく紙などのメディアに直接印刷できるため少部数の印刷や可変情報印刷(バリアブル印刷)に最適であるインクジェット記録方式や電子写真記録方式が、オンデマンド印刷分野で導入されている。
最近では、装置の高速化や高精細化あるいはフルカラー化など記録装置の性能の向上や用途の拡大に伴い、インクジェット記録シートに対して、印刷用塗工紙のオフセット印刷物に類似の風合を持つドキュメントを作成したいという要望が強くなってきている。
しかし、顔料と水性樹脂等のバインダーを含有する水性塗工液を紙に塗布乾燥し、製造されている汎用の印刷用塗工紙を、インクジェット記録方式に使用した場合、種々の問題がある。即ち、インクジェット記録方式で、汎用の印刷用塗工紙を用いると、インク吸収が遅く、インクが乾燥し難くなり、特にスーパーカレンダーやグロスカレンダー等の光沢付与または平滑化処理を行うと、高透気度化や細孔の減少により、更にインク吸収が遅くなり、インクが乾燥し難くなるという問題が発生し易い。
従来、インクジェット記録シートのインク受容層としては、非晶質シリカ(コロイダルシリカを含む)、アルミナ、アルミナ水和物、アルミノシリケートを主成分として用いたインクの吸収性に富んだ顔料系受容層や、ゼラチンなどの水溶性樹脂を主成分として用い、インクを膨潤させて記録する樹脂系受容層が使用されている。しかし、これらのインクジェット記録シートは、印刷用塗工紙の風合いを全く有さないものであり、また、高価であるため、オンデマンド印刷分野ではあまり実用化されていないのが現状である。
顔料塗工紙の表面にカチオン性樹脂を塗布した記録体(特許文献1)や、顔料塗工層を、カチオン性樹脂を含有する塗液で形成した記録体(特許文献2)等が提案されているが、インク吸収速度が十分得られない。
また、顔料インク用インクジェト記録シートとしては、インク吸収層上にコロイダルシリカ層を設けた記録体(特許文献3、4)、顔料を含有する下塗り層とカチオン性樹脂の上塗り層を設けた構成(特許文献5、6)等が開示されているが、表面にコロイダルシリカやカチオン性樹脂の塗工は、インクの吸収性が損なわれ、また銀塩写真に近い独特の光沢感を示すものであり、印刷用塗工紙の風合いを得ることができない。また、高価な記録シートとなり、オンデマンド印刷分野に適さないものである。
特開2000−256992 特開2004−209965 特開2000−190626 特開2001−150800 特開2004−262232 特開2005−280035
本発明は、印刷用塗工紙の風合いを有する、主として顔料インク用のインクジェット記録シートを提供することにある。
本発明者等は、上記問題を解決するために、印刷用塗工紙で用いている材料を主成分として用いるインク受容層、即ち、顔料として非晶質シリカ、アルミナ、アルミナ水和物、アルミノシリケートを含まず、また、カチオン性樹脂を用いることなく、インクジェット記録適性を有するインク受容層を設ける研究を行なった。
インク受容層の顔料や接着剤として、印刷用塗工紙に使用している白色顔料を用い、インク吸収性を高めるために、水溶性多価金属塩を使用することを検討したが、材料によっては塗料を調製した際に、塗料が過度に増粘する為、塗工ができなくなる、あるいは塗料濃度を下げて塗工しなければならず、この場合、乾燥負荷が大きくなるといった問題が生じることが判った。
本発明者等は、鋭意検討した結果、上記問題を解決するためには、白色顔料とバインダーを主成分とする塗工層中に特定の水溶性多価金属塩と界面活性剤を配合することにより達成できることを見出し、本発明に至ったのである。
(1)支持体上の少なくとも片面にインク受容層を有するインクジェット記録シートにおいて、インク受容層が、顔料および接着剤を、顔料100質量部に対し接着剤2〜50質量部の割合で含有し、更に、界面活性剤と、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウムから選ばれる少なくとも1種の水溶性多価金属塩を含み、且つ、該顔料は白色顔料であり、また、インク受容層にカチオン性樹脂を実質的に含まないことを特徴とする顔料インク用インクジェット記録シート。
なお、本発明において、白色顔料には、非晶質シリカ、アルミナ、アルミノシリケートは包含しない。
(2)界面活性剤の曇点が50℃以上である(1)記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
(3)白色顔料が、炭酸カルシウム、カオリン(クレーを含む)、タルクから選ばれる少なくとも1種である(1)又は(2)記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
(4)インク受容層が、顔料として、更に中空プラスチックピグメントを含み、かつキャレンダー処理を施されている(3)記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
(5)接着剤が、澱粉または/およびスチレンブタジエン共重合体ラテックスを含有することを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一項に記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
本発明によれば、印刷用塗工紙の風合いを有し、且つ、顔料インクのインク吸収性が良好な顔料インク用インクジェット記録シートを提供することができる。この記録シートは安価であり、オンデマンド印刷分野で使用されるインクジェット記録シートとして好適である。
<インク受容層>
本発明のインクジェット記録シートにおけるインク受容層は、顔料および接着剤を、顔料100質量部に対し接着剤2〜50質量部の割合で含有し、更に、界面活性剤と、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウムから選ばれる少なくとも1種の水溶性多価金属塩を含み、且つ、該顔料は、白色顔料(非晶質シリカ、アルミナ、アルミナ水和物、アルミノシリケートを包含しない)であり、また、インク受容層にカチオン性樹脂を実質的に含まない。なお、インク受容層にカチオン性樹脂を実質的に含まないとは、インクジェット記録用シートのインク定着剤としてカチオン性樹脂を配合しないことであり、その他の目的で添加することを妨げるものではない。例えば、カチオン性のバインダー、界面活性剤、助剤等の使用は可能であり、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
(水溶性多価金属塩)
水溶性多価金属塩としては、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウムから選ばれる少なくとも1種を使用する。尚、本発明における水溶性多価金属塩は水和物も含まれ、例えば、硫酸マグネシウムの場合、硫酸マグネシウム無水、硫酸マグネシウム七水和物のどちらか一方、あるいは両方用いても良い。ナトリウムやカリウムといった1価の水溶性金属塩では、顔料インクの吸収が速くならず、アルミニウムの水溶性金属塩では塗料の増粘が大変大きく、塗料濃度を下げて塗工しなければならず、乾燥負荷が大きくなり好ましくない。これら水溶性多価金属塩の配合量は、特に限定されないが、全顔料100質量部に対し1〜70質量部とすることにより、インク吸収性が優れるので好ましく、3〜60質量部とすることがより好ましい。配合量が1質量部未満でも、無配合よりはインク吸収性が良好となるが、所望のインク吸収性が得られず、70質量部を越えた場合では、インク吸収性に対する効果が飽和状態となり、これ以上の配合量はコスト高を招くこととなる。
(界面活性剤)
界面活性剤は、顔料、バインダー、水溶性多価金属塩を混合した際に発生する塗料の過度な増粘を低減させる効果を示すため、必須材料として使用する。界面活性剤は、特に限定されず、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレントリデシルエーテル、ポリオキシアルキレンラウリルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルなどのエーテル型やポリオキシエチレンアルキル−プロピレンジアミンなどのアルキルポリエーテルアミン型などが挙げられる。界面活性剤の配合量は、特に限定されず、塗料物性を考慮し適宜配合量を決めることが好ましい。おおよそ、インク受容層の全顔料100質量部に対して、0.3〜7質量部、好ましくは0.5〜5質量部である。配合量が過少であると、粘度低減効果が少なく塗工困難となり、過多となると、塗料の泡立ちが酷く塗工困難となる。
界面活性剤の曇点は、50℃以上が好ましく、55℃以上がより好ましい。曇点が50℃未満の場合、塗料の温度が40〜45℃に上昇した際、過度な増粘の抑制効果が小さく、操業時の塗料循環不良となる可能性がある。
(顔料)
顔料は、印刷用塗工紙に使用されている公知の白色顔料が例示できる。例えば、炭酸カルシウム、カオリン(クレーを含む)、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ゼオライト、合成ゼオライト、セピオライト、スメクタイト、合成スメクタイト、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、珪藻土、ハイドロタルサイト、スチレン、エチレン、ブタジエン、塩化ビニル、ポリウレタン、アクリル、酢酸ビニル、ポリカーボネート、ナイロン、及びこれらの共重合体の有機高分子微粒子、スチレン系プラスチックピグメント、スチレン−ブタジエン系プラスチックピグメント、スチレン−アクリル系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ウレタン系プラスチックピグメント、尿素樹脂系プラスチックピグメント、ベンゾグアナミン系プラスチックピグメント等であり、これらの中から目的に応じて1種あるいは2種以上が適宜選択して使用される。
中でも、炭酸カルシウム(例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム)、カオリン(例えば、エンジニアードカオリン、デラミカオリン、焼成カオリン、クレー、焼成クレー等を含む)、タルクから選ばれる少なくとも1種を用いると、印刷用塗工紙の風合いがより近いものとなるので好ましい。また、中空のプラスチックピグメントを配合すると、キャレンダー処理による光沢発現性が大きく好ましい。なお、本発明において、白色顔料には、非晶質シリカ、アルミナ、アルミノシリケートは包含しないが、インク受容層の効果を損なわない範囲で添加してもよい。
(バインダー)
従来の印刷用塗工紙に用いられる公知のバインダーを用いることができる。酸化澱粉、酵素変性澱粉、熱化学変性澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン性澱粉、両性澱粉などの澱粉類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、ゼラチン、カゼイン、大豆蛋白、天然ゴム、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子、イソプレン、ネオプレン、ポリブタジエン等のポリジエン類、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリアルケン類、ビニルハライド、酢酸ビニル、スチレン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリルアミド、メチルビニルエーテル等のビニル系重合体や共重合体類、スチレン−ブタジエン系、メチルメタクリレート−ブタジエン系等の合成ゴムラテックス類、ポリビニルアルコールやノニオンソープを保護コロイド層として有する合成ゴムラテックス、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、オレフィン−無水マレイン酸系樹脂、メラミン系樹脂等の合成樹脂類等が例示できる。これらの中から目的に応じて1種あるいは2種以上が適宜選択して使用される。
バインダーの配合量は、特に限定されないが、全顔料100質量部に対し2〜50質量部とすることが好ましく、4〜40質量部とすることがより好ましい。配合量が2質量部未満であると、塗工面に傷が付きやすくなる場合があり、50質量部を超えると、排紙部で紙積みされた時や、印字後ロールに巻き取られた時に、インク吸収性低下の影響で、裏移りが発生したり、印字工程において、ガイドロール汚れや紙送りロール汚れが発生し、好ましくない。
(その他の成分)
さらに必要に応じ各種助剤、例えば、pH調節剤、粘度調節剤、柔軟剤、光沢付与剤、ワックス類、分散剤、流動変性剤、安定化剤、帯電防止剤、架橋剤、サイズ剤、蛍光増白剤、着色剤、紫外線吸収剤、消泡剤、耐水化剤、可塑剤、滑剤、防腐剤及び香料等が必要に応じて適宜配合される。
<支持体>
本発明に係る支持体は、特に限定されるものではないが、例えば紙基体、フィルム、フィルムと紙基体の貼合物等を挙げることが出来る。中でも風合い面から、紙基体を用いることが好ましい。支持体としては、吸水性を有するシートが好ましく、中でも、JIS P8140に準じ、水との接触時間が20秒のコッブ法吸水度が、支持体1g/mあたり0.12〜1.3g/mであることが好ましい。0.12g/m未満の場合、インクジェット記録適性において、インク吸収性が低下し、1.3g/mを超える場合、支持体への塗工液の吸収が大きくなり、塗工時にシワ等発生し、製造上のトラブルが発生し易い。なお、フィルムと紙基体の貼合物の場合は、インク受容層側の接合前のシート1g/mあたりのコッブ法吸水度とする。
紙基体を構成するパルプの製法及び種類等に特に限定はなく、例えばKPのような化学パルプ、SGP、RGP、BCTMP、CTMP等の機械パルプ、脱墨パルプのような古紙パルプ、ケナフ、竹、藁、麻等のような非木材パルプ等が用いられる。またポリアミド繊維、ポリエステル繊維等の有機合成繊維、ポリノジック繊維等の再生繊維、ガラス繊維、セラミック繊維、カーボン繊維等の無機質繊維も混用することができる。中でも、ECFパルプ、TCFパルプ等の塩素フリーパルプの使用が好ましい。
また、紙基体中には、必要に応じて、填料が配合されていてもよい。填料としては、一般に上質紙に用いられる各種の顔料を用いることができ、例えばカオリン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、タルク、酸化亜鉛、アルミナ、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、アルミノシリケート、シリカ、ホワイトカーボン、ベントナイト、ゼオライト、セリサイト及びスメクタイト等の鉱物質顔料、並びにポリスチレン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、アクリル系樹脂及び塩化ビニリデン系樹脂の微小中空粒子、密実型粒子および貫通孔型粒子などの有機顔料が挙げられる。
なお、紙基体の抄造時に、その紙料中に、本発明の所望の効果を損なわない範囲で、パルプ繊維や填料の他に、従来から使用されている各種のアニオン性、ノニオン性、カチオン性あるいは両性の歩留向上剤、濾水性向上剤、澱粉、紙力増強剤や内添サイズ剤等の各種抄紙用内添助剤を必要に応じて適宜選択して使用することができる。さらに染料、蛍光増白剤、pH調整剤、消泡剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤等の抄紙用内添助剤も必要に応じて適宜添加することができる。
紙基体の抄紙方法については特に限定はなく、例えば抄紙pHが4.5付近で行われる酸性抄紙法、炭酸カルシウム等のアルカリ性填料を主成分として含み抄紙pH約6の弱酸性から抄紙pH約9の弱アルカリ性で行われる中性抄紙法等の、全ての抄紙方法を適用することができ、抄紙機も長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、円網抄紙機、ヤンキー抄紙機を適宜使用することができる。
上記方法で得られた紙基体の片面または両面には、顔料、バインダー、表面サイズ剤、カチオン性樹脂、アニオン性樹脂、ノニオン性樹脂、界面活性剤、pH調節剤、粘度調節剤、柔軟剤、光沢付与剤、ワックス類、分散剤、流動変性剤、安定化剤、帯電防止剤、架橋剤、サイズ剤、蛍光増白剤、着色剤、紫外線吸収剤、消泡剤、耐水化剤、水溶性金属塩、可塑剤、滑剤、防腐剤及び香料等の各種助剤などを適当に1種あるいは2種以上を適当に調整し、アンダー層を塗布しても何ら差し支えなく、このアンダー層を塗布した後の紙基体を支持体として用いる事ができる。
本発明に用いる紙基体の坪量は、特に限定されるものではないが、通常30g〜300g/mの範囲のものが用いられる。
本発明に用いる支持体であるフィルムとしては、例えば、アセテートフィルム、三酢酸セルロースフィルム、ナイロンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリイミドフィルム、セロハンなどを挙げることが出来る。フィルムには、必要に応じて無機顔料、有機顔料、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、蛍光染料、架橋剤、滑剤、離型剤などの添加剤を含有させたものが用いられる。フィルムの製造方法については、特に限定されるものではなく、公知の方法を用いることが出来る。本発明に係る支持体として用いられるフィルムには、一般に合成紙と呼ばれるものも含まれる。該フィルムの厚さは、特に限定されるものではないが、通常40μm〜300μmの範囲のものが用いられる。
フィルムと紙基体の貼合物は、公知の方法で得ることが出来る。支持体として用いられるフィルムと紙基体の貼合物の厚さは、特に限定されるものではないが、通常40μm〜300μmの範囲のものが用いられる。
塗料が片面に設けられる場合には、その裏面に帯電防止、カール防止、密着性改善、印刷適性付与、プリンターでの給排紙適性改善等のために公知の各種塗工層を設けることが出来る。また、裏面に種々の加工、例えば粘着、磁性、難燃、耐熱、耐水、耐油、防滑等の後加工を施すことにより、用途適性を付加することも勿論可能である。
<塗工装置>
塗工層を形成する方法としては、特に限定することはなく、一般に使用されている塗工装置が使用される。
例えばブレードコーター、エアーナイフコーター、スプレーコーター、ロッドブレードコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、バーコーター、カーテンコーター、ダイスロットコーター、グラビアコーター、チャンプレックスコーター、ブラシコーター及びツーロールコーター、並びにメータリングブレード式のサイズプレスコーター、ビルブレードコーター、ショートドウェルコーター、リップコーター及びゲートロールコーター等の公知の各種塗工装置を用いることができる。塗工面は、片面でも両面でも良く、塗工量は、1〜15g/mの範囲が好ましく、より好ましくは2〜13g/mの範囲である。塗工量が、1g/m未満では、原紙の被覆性が不十分となり、印刷用紙の風合が得られ難くなり、また15g/m以上では、コスト高や乾燥負荷増大となり好ましくない。
(光沢付与、平滑化処理)
支持体上に塗工層を形成した後に、カレンダー等による光沢付与、平滑化処理を行ってもよく、平滑化処理装置としては、通常のスーパーカレンダー、グロスカレンダー、ソフトカレンダー、シューニップカレンダー等が用いられる。その際の加圧装置の形態、加圧ニップの数、加温等の処理条件を適宜調節して処理される。
本発明を下記実施例により具体的に説明するが、勿論、それらは本発明の範囲を限定するものでない。なお、例中の「部」および「%」は、特に断わらない限り、「質量部(固型分)」および「質量%」を表す。
実施例1
〔支持体の作製〕
広葉樹晒クラフトパルプ100部、軽質炭酸カルシウム10部、カチオン澱粉(商品名:ケートF、王子ナショナル社製)0.3部、紙力増強剤(商品名:ポリマロン619、荒川化学工業社製)0.1部、アルキルケテンダイマー(商品名:SPK−910、荒川化学工業社製)0.02部に水を加え、良く混合して、スラリー濃度0.05%の紙料を作製し、これを用いて、長網多筒式抄紙機を用い、2本ロール方式のサイズプレス装置で、固形分濃度2%の澱粉(商品名:エースB、王子コーンスターチ社製)を基紙の両面に片面当り固形分0.5g/m塗工、乾燥し、JIS P8140に規定される水との接触時間が20秒のコッブ法吸水度が75g/m(支持体1g/mあたりのコッブ吸水度0.75g/m)、坪量が100g/mの支持体を作製した。
〔塗料Aの調製〕
カオリン(商品名:アストラプラス、イメリスミネラルズジャパン社製)35部に、分散剤(商品名:アロンT−50、東亞合成社製)0.1部を加え、水を加えて、コーレス分散機を用いて水分散し、次いで、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS、奥多摩工業社製)65部を加えて、顔料スラリーを作成した。この顔料スラリー100.1部に、バインダーとして澱粉(商品名:エースA、王子コーンスターチ社製)4部、ラテックス(商品名:T−2540A、JSR株式会社製)15部、界面活性剤(商品名:レオックス2160C、化学名:ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルミリスチルエーテル、曇点60℃、ライオン社製)3部、水溶性金属塩(化学名:硝酸カルシウム四水和物)15部、消泡剤(商品名:SN777、サンノプコ社製)0.2部、蛍光増白剤(商品名:カヤホールBPSリキッドコンク、日本化薬社製)0.5部を加え、水を加えて固形分濃度34%の塗料Aを調製した。
〔記録シートの作製〕
上記で得られた100g/mの支持体の両面に、塗料Aを、ブレードコーターを用いて、片面当たり乾燥塗工質量が7.0g/mになるように塗工、乾燥し、坪量が114g/mの記録シートを作製した。
実施例2
〔支持体の作製〕
実施例1と同様にして作製した。
〔塗料Bの調製〕
カオリン(商品名:アストラプラス、イメリスミネラルズジャパン社製)25部に、分散剤(商品名:アロンT−50、東亞合成社製)0.1部を加え、水を加えて、コーレス分散機を用いて水分散し、次いで、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS、奥多摩工業社製)50部、中空プラスチックピグメント(AE−852、JSR株式会社製)25部を加えて、顔料スラリーを作成した。この顔料スラリー100.1部に、バインダーとして澱粉(商品名:エースA、王子コーンスターチ社製)4部、ラテックス(商品名:T−2540A、JSR株式会社製)15部、界面活性剤(商品名:レオックス2160C、化学名:ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルミリスチルエーテル、ライオン社製)3部、水溶性金属塩(化学名:硝酸カルシウム四水和物)15部、消泡剤(商品名:SN777、サンノプコ社製)0.2部、蛍光増白剤(商品名:カヤホールBPSリキッドコンク、日本化薬社製)0.5部を加え、水を加えて固形分濃度34%の塗料Bを調製した。
〔記録シートの作製〕
上記で得られた100g/mの支持体の両面に、塗料Bを、ブレードコーターを用いて、片面当たり乾燥塗工質量が7.0g/mになるように塗工、乾燥し、線圧30kg/cmのニップ圧でスーパーカレンダー処理を行い、坪量が114g/mの記録シートを作製した。
実施例3
実施例2の塗料Bの調製において、硝酸カルシウム四水和物15部の代わりに、硝酸マグネシウム六水和物15部とした以外は、実施例2と同様にして記録シートを作製した。
実施例4
実施例2の塗料Bの調製において、硝酸カルシウム四水和物15部の代わりに、硫酸マグネシウム七水和物15部とした以外は、実施例2と同様にして記録シートを作製した。
実施例5
実施例2の塗料Bの調製において、硝酸カルシウム四水和物15部の代わりに、酢酸カルシウム一水和物15部とした以外は、実施例2と同様にして記録シートを作製した。
実施例6
実施例2の塗料Bの調製において、硝酸カルシウム四水和物15部の代わりに、酢酸マグネシウム四水和物15部とした以外は、実施例2と同様にして記録シートを作製した。
実施例7
実施例2の塗料Bの調製において、界面活性剤としてレオックス2160Cの代わりに、ナイミーンDT−208(ポリオキシエチレンアルキルプロピレンジアミン、日油社製)3部とした以外は、実施例2と同様にして記録シートを作製した。
実施例8
実施例1の塗料Aの調製において、カオリン(商品名:アストラプラス、イメリスミネラルズジャパン社製)35部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS、奥多摩工業社製)65部の代わりに、カオリン(商品名:アストラプラス、イメリスミネラルズジャパン社製)100部とした以外は、実施例1と同様にして記録シートを作製した。
実施例9
実施例1の塗料Aの調製において、カオリン(商品名:アストラプラス、イメリスミネラルズジャパン社製)35部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS、奥多摩工業社製)65部の代わりに、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS、奥多摩工業社製)100部とした以外は、実施例1と同様にして記録シートを作製した。
実施例10
実施例1の塗料Aの調製において、カオリン(商品名:アストラプラス、イメリスミネラルズジャパン社製)35部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS、奥多摩工業社製)65部の代わりに、焼成カオリン(商品名:アンシレックス93、BASF社製)100部とした以外は、実施例1と同様にして記録シートを作製した。
実施例11
実施例1の塗料Aの調製において、カオリン(商品名:アストラプラス、イメリスミネラルズジャパン社製)35部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−123CS、奥多摩工業社製)65部の代わりに、タルク(商品名:NTP−2、日本タルク社製)100部とした以外は、実施例1と同様にして記録シートを作製した。
比較例1
実施例1において、水溶性金属塩(化学名:硝酸カルシウム四水和物)15部を除いた以外は、実施例1と同様にして記録シートを作成した。
比較例2
実施例1において、水溶性金属塩(化学名:硝酸カルシウム四水和物)15部を酢酸リチウム二水和物15部とした以外は、実施例1と同様にして記録シートを作成した。
比較例3
実施例1において、水溶性金属塩(化学名:硝酸カルシウム四水和物)15部をヨウ化カリウム15部とした以外は、実施例1と同様にして記録シートを作成した。
比較例4
実施例1において、水溶性金属塩(化学名:硝酸カルシウム四水和物)15部を硫酸アルミニウム14−18水和物15部とした以外は、実施例1と同様にして塗料を調製したが、塗料が増粘した為、塗工できず、記録シートを作成できなかった。
比較例5
実施例1において、界面活性剤(商品名:レオックス2160C、化学名:ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルミリスチルエーテル、ライオン社製)3部を除いた以外は、実施例1と同様にして塗料を調製したが、塗料が増粘した為、塗工できず、記録シートを作成できなかった。
比較例6
[支持体の作製]
実施例1と同様にして作製した。
[塗料Cの調製]
シリカ(商品名:ニップジェルAY−601、東ソー・シリカ社製)100部に、水を加えて、コーレス分散機を用いて水分散し、次いでカチオン樹脂(商品名:ユニセンスCP−101、センカ社製)8部を加えて攪拌混合し、ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、クラレ社製)5部、カチオン性ウレタン樹脂(商品名:パスコールJK−870、明成化学工業社製)20部を加えて、固形分濃度12%の塗料Cを調製した。
[記録シートの作製]
上記で得られた100g/mの支持体の両面に、塗料Cを、ダイコーターを用いて、片面当り乾燥塗工量が7.0g/mになるように塗工、乾燥し、坪量が114g/mの記録シートを作製した。
比較例7
比較例6の塗料Cの調製において、シリカ(商品名:ニップジェルAY−601、東ソー・シリカ社製)100部の代わりに、シリカ(商品名:アエロジルA200、デグサ社製)100部として塗料を調製し、調製した塗料を、ダイコーターを用いて、片面当り乾燥塗工量が7.0g/mになるように塗工、乾燥し、線圧30kg/cmのニップ圧でスーパーカレンダー処理を行い、坪量が114g/mの記録シートを作製した。
実施例12
実施例1の塗料Aを、塗料Dとした以外は、実施例1と同様にして記録シートを作製した。
[塗料Dの調製]
焼成カオリン(商品名:アンシレックス、BASF社製)75部に、分散剤(商品名:アロンT−50、東亞合成社製)0.4部を加え、水を加えて、コーレス分散機を用いて水分散し、次いで、中空プラスチックピグメント(AE−852、JSR株式会社製)25部を加えて、顔料スラリーを作成した。この顔料スラリー100.4部に、バインダーとして澱粉(商品名:エースA、王子コーンスターチ社製)6部、ラテックス(商品名:T−2540A、JSR株式会社製)16部、界面活性剤(商品名:ノイゲンTDX−120D、化学名:ポリオキシアルキレントリデシルエーテル、曇点79.4℃、第一工業製薬社製)3部、水溶性金属塩(化学名:硝酸マグネシウム無水物)20部、消泡剤(商品名:SN777、サンノプコ社製)1.5部、蛍光増白剤(商品名:カヤホールBPSリキッドコンク、日本化薬社製)0.5部を加え、水を加えて固形分濃度32%の塗料Dを調製した。
実施例13
実施例12の塗料Dの調製において、界面活性剤を、ノイゲンTDX−120Dに変えて、ノイゲンTDX−50(化学名:ポリオキシアルキレントリデシルエーテル、曇点36.4℃、第一工業製薬社製)3部とした以外は、実施例12と同様にして記録シートを作製した。
実施例14
実施例12の塗料Dの調製において、界面活性剤を、ノイゲンTDX−120Dに変えて、ノイゲンLF−80X(化学名:ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、曇点56℃、第一工業製薬社製)3部とした以外は、実施例12と同様にして記録シートを作製した。
得られたインクジェット記録シートについて、以下に示す方法により評価を行った。得られた結果を表1に示す。
(評価)
[インクジェット記録適性]
インク吸収性評価
インクジェットプリンター(商品名:GP−700、エプソン社製)で、ベタ印字を行い、プリントアウト直後のインク液滴消去までの時間を測定した。15秒以上では、裏移り等の問題となり好ましくない。
[白紙光沢]
JISP8142に順じ、75度光沢度計を用いて測定を行った。
[印刷用紙の風合評価]
市販の印刷用塗工紙(OKトップコート(登録商標)+、王子製紙製)と面感(塗工層面の感じ)を目視で比較し、評価した。
○:略同質の面感である。
△:印刷用塗工紙の面感とはややいい難い。
△×:△と×の間の面感である
×:印刷用塗工紙の面感とは異なる。
Figure 0005257294
また、実施例1、実施例2、実施例12乃至14について、製造の際の操業性を判断するために、塗料温度45℃での循環状態を評価し、その結果を表2に示す。
(評価)
[塗料温度45℃での循環状態]
塗料を約45℃に調節した状態でブレードコーターを用いて塗工を行ない、30分後の塗液の状態が操業に適するかを観察した。
◎:速やかに循環されており、操業上問題ない。
◎〜○:◎よりはやや劣るが、○よりは優れるレベル。
○:やや増粘しているが、操業上問題ない。
×:循環不良となり、操業不可。
Figure 0005257294
表1から明らかなように、本発明の記録シートは、塗料の過度な増粘を抑制し、インクジェット記録方式での顔料インクの吸収性が良好である。また、表2から明らかなように、界面活性剤の曇点が50℃以上であると、塗料の温度が上昇しても、安定して操業することができる。
本発明は、顔料インクの吸収性が良好なインクジェット記録シートであり、印刷用塗工紙の風合いに近いため、オンデマンド印刷分野でのインクジェット記録シートとして極めて有用である。例えば、記録速度の速いラインヘッドのインクジェットプリンターへの適用も可能である。

Claims (5)

  1. 支持体上の少なくとも片面にインク受容層を有するインクジェット記録シートにおいて、インク受容層が、顔料および接着剤を、顔料100質量部に対し接着剤2〜50質量部の割合で含有し、更に、界面活性剤と、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウムから選ばれる少なくとも1種の水溶性多価金属塩を含み、且つ、該顔料は白色顔料であり、また、インク受容層はカチオン性樹脂を実質的に含まないことを特徴とする顔料インク用インクジェット記録シート。
  2. 界面活性剤の曇点が50℃以上である請求項1記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
  3. 白色顔料が、炭酸カルシウム、カオリン、タルクから選ばれる少なくとも1種である請求項1又は2記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
  4. インク受容層が、顔料として、更に中空プラスチックピグメントを含み、かつキャレンダー処理を施されている請求項3記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
  5. 接着剤が、澱粉または/およびスチレンブタジエン共重合体ラテックスを含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
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