JP4377732B2 - 車載放送受信装置 - Google Patents

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本発明は、ナビゲーション部により探索された案内経路上の現在地よりも目的地側へ先方の残り経路が通る地域を指定したモバイル放送等の地域指定放送を、モニタ等の出力装置に出力可能の車載放送受信装置に関する。
一般に、車載用のカーナビゲーション装置は、出発地と目的地が入力されると、この出発地と目的地とを地図道路上で結ぶ案内経路を探索してモニタ等に表示する機能を有する。
また、この種のカーナビゲーション装置は、GPS(Glоbal Pоsitiоnig System 全地球測位システム)受信装置を備えており、このGPS受信装置により自己車両(自車)の現在地を常時検出し、この現在地を中心とした所定範囲の案内経路を走行するために必要な交差点やランドマーク等に関する情報をナビゲーション情報としてモニタ等に表示し、または所要の音声ガイド等を出力させている。
ところで、近年では、この種のカーナビゲーション装置を利用して、交通渋滞や交通規制、交通事故等の交通情報を提供するシステムの一つとして、FM多重放送を介してかかる交通情報を提供するVICS(Vehicle Infоrmatiоn and Cоmmunitiоn System)と、その受信装置とがそれぞれ提案されている。
この種の放送受信装置の一例としては、自車が現在走行中の県から次の走行予定の県の交通情報を表示手段に表示する交通情報表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−4366号公報
しかしながら、このような従来の交通情報表示装置では、自車が現在走行中の県から次の走行予定の県の交通情報しか受信できないので、例えば隣接県よりも先方の県よりも以遠の地域、すなわち3県以上の地域を指定した大雨、強風、洪水、台風、地震等の緊急情報ないし注意報、3県以上の広域に亘って影響を与える虞のある交通事故や交通渋滞の交通情報等、地域指定の緊急警報放送を広域に亘って受信することができない。
この課題はモータリゼーションの発達により自動車の走行範囲が急拡大している今日では、極めて重要な課題である。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ナビゲーション部により探索された案内経路の全線のうち、現在地よりも目的地側先方の残り経路が通る地域を指定した放送を広域に亘って受信し映像表示や音声出力が可能な車載放送受信装置を提供することにある。
本発明は、近日放送予定のモバイル放送の中に、地域指定の緊急警報放送がデータ放送の一部として含まれている点に着目してなされたものであり、次のように構成されている。
請求項1に係る発明は、車両の出発地と目的地が入力されたときに、この出発地と目的地とを地図道路上で結ぶ案内経路を探索するナビゲーション部と、このナビゲーション部から読み込んだ上記案内経路全線において上記車両の現在位置よりも目的地側の所要地点までの残り経路を算出する残り経路算出手段と、この残り経路算出手段から読み込んだ残り経路が通過する地域を探索する残り経路地域探索手段と、放送を選局可能に受信する放送受信部と、この放送受信部により受信された放送中に、地域を指定した放送の有無を検出する地域指定放送検出手段と、この地域指定放送検出手段により検出された地域指定放送の中から、上記残り経路地域探索手段により探索された地域を指定した地域指定放送を抽出し、出力手段に出力する地域指定放送抽出手段と、を具備し、上記地域指定放送抽出手段は、上記残り経路地域を指定した放送のうち、上記経路上を走行する車両の現在位置から所要距離先の地点までを含む地域向けに放送された地域指定放送に限定して上記出力手段に出力する経路距離限定機能を、具備していることを特徴とする車載放送受信装置である。
請求項2に係る発明は、車両の出発地と目的地が入力されたときに、この出発地と目的地とを地図道路上で結ぶ案内経路を探索するナビゲーション部と、このナビゲーション部から読み込んだ上記案内経路全線において上記車両の現在位置よりも目的地側の所要地点までの残り経路を算出する残り経路算出手段と、この残り経路算出手段から読み込んだ残り経路が通過する地域を探索する残り経路地域探索手段と、放送を選局可能に受信する放送受信部と、この放送受信部により受信された放送中に、地域を指定した放送の有無を検出する地域指定放送検出手段と、この地域指定放送検出手段により検出された地域指定放送の中から、上記残り経路地域探索手段により探索された地域を指定した地域指定放送を抽出し、出力手段に出力する地域指定放送抽出手段と、を具備し、上記地域指定抽出手段は、上記残り経路地域を指定した放送のうち、上記経路上を走行する車両の現在位置から所定の予定時刻までに到着すると予定される地点までを含む地域向けに放送された地域指定放送に限定して上記出力手段に出力する到着予定時刻限定機能を、具備していることを特徴とする車載放送受信装置である。
請求項3に係る発明は、車両の出発地と目的地が入力されたときに、この出発地と目的地とを地図道路上で結ぶ案内経路を探索するナビゲーション部と、このナビゲーション部から読み込んだ上記案内経路全線において上記車両の現在位置よりも目的地側の所要地点までの残り経路を算出する残り経路算出手段と、この残り経路算出手段から読み込んだ残り経路が通過する地域を探索する残り経路地域探索手段と、放送を選局可能に受信する放送受信部と、この放送受信部により受信された放送中に、地域を指定した放送の有無を検出する地域指定放送検出手段と、この地域指定放送検出手段により検出された地域指定放送の中から、上記残り経路地域探索手段により探索された地域を指定した地域指定放送を抽出し、出力手段に出力する地域指定放送抽出手段と、を具備し、上記地域指定抽出手段は、上記残り経路地域を指定した放送のうち、上記経路上を走行する車両の現在位置から所定の所要時間内に到着すると予定される地点までを含む地域向けに放送された地域指定放送に限定して上記出力手段に出力する到着予定所要時間限定機能を、具備していることを特徴とする車載放送受信装置である。
請求項4に係る発明は、上記現在位置から所定距離までの経路距離、所要地点への到着予定時刻または到着予定所要時間の少なくともいずれかを予め設定する設定手段を、具備していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載放送受信装置である。
請求項5に係る発明は、上記地域指定放送が地域指定の緊急警報放送であり、上記地域指定抽出手段は、上記地域指定の緊急警報放送を、上記出力手段に強制的に出力させ、またはこの地域指定の緊急放送に、上記放送受信部を強制的に選局させて出力させる強制出力機能を、具備していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載放送受信装置である。
請求項6に係る発明は、上記放送がデータ放送を含むモバイル放送であり、上記出力手段は、上記モバイル放送の内容を、映像で表示する表示装置と音声で出力する音声出力手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車載放送受信装置である。
本発明によれば、ナビゲーション部により探索された案内経路の全線のうち、現在地よりも目的地側先方の残り経路が通る地域を指定した放送を広域に亘って受信し映像表示や音声出力することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車載放送受信装置1のナビゲーション部により探索された案内経路の全線と残り経路を主に示す模式図、図2はその車載放送受信装置1の全体構成を示すブロック図である。
図2に示すように車載放送受信装置1は放送受信部の一例であるデジタル放送受信部2、ナビゲーション部の一例であるカーナビゲーション部3、図示しないROMとRAMを有するメモリ4、このメモリ4を作業領域と記録領域等として使用するCPU(Central Prоcessing Unit)等からなるシステムコントローラ5、表示装置の一例であって、図示しないスピーカ等音声出力手段を具備したLCD(液晶表示装置)6を具備しており、自動車等の車両に搭載されている。
デジタル放送受信部2は、モバイル放送等衛星デジタル放送波を受信するアンテナ2a、図示しないチューナ、デマルチプレクサ(DEMUX)およびAVデコーダ操作部を備える。チューナは、映像・音声データを含む高周波デジタル変調信号のうちから特定周波数の信号を取り出す機能を有する。また、チューナは、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路等を備えることにより、選択したデジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する機能を有する。
デマルチプレクサは、前記トランスポート・ストリームをMPEG2(Mоving Picture Experts Grоup2)等所要の画像圧縮方式のビデオストリーム、オーディオストリーム、およびPSI/SI(Program Specific Infoamation/Service Infoamation)に分離する機能を有する。デマルチプレクサは、ビデオストリームとオーディオストリームをAVデコーダに供給し、PSI/SIに含まれる番組情報等をシステムコントローラ5に供給する。デジタル放送受信部2に対する選局操作等は操作部を用いて行なうことができる。
また、システムコントローラ5はデジタル放送受信部2に対して選局制御機能を有する。すなわち、システムコントローラ5はメモリ4から選局に必要なデータを読み出して選局に必要なチャネルの選局データをチューナに送る処理やその他所要の制御を行なう機能を有する。なお、トランスポート・ストリームには複数のサービスが多重化されており、この中から任意のサービスを選択するための処理は、前記PSI/SIから任意のサービスがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。また、トランスポート・ストリームの選定もPSI/SIの情報に基づいて行なうことができる。
カーナビゲーション部3は、図示しない複数のGPS人工衛星から地上に無線送信される航法電波受信して、この車載放送受信装置1を搭載している自動車の現在位置(自車位置)を測位する図示しないGPS受信機を有し、このGPS受信機の測位データと、地図情報記憶媒体/読み出し装置から読み出した地図データから、自車位置を割り出して地図上のどの位置にいるかを判定する自車位置計算部、自車の現在位置から出発時に予め入力した目的地までを地図道路上で結ぶ案内経路を探索し、その案内経路を走行するために必要なランドマーク等を含むナビゲーション情報を生成する経路探索部および地図と自車位置を重ねた画像をLCD6に表示する図形描画部を備える。
なお、自車位置検出(測位)手段としては、慣性等を利用して自車位置を測位する自立航法装置を設けてもよく、これら測位データと、DVD等の地図情報記憶体から読み出した地図データとから自車位置を算出するように構成してもよい。また、カーナビゲーション部3は音声案内のための音声合成部を備えることもある。
図1はカーナビゲーション部3の経路探索部により探索された案内経路7の全線と、この案内経路7上の自車の現在地8から目的地9までの残り経路10と、この残り経路10上における現在地8から所要距離走行したときに到達する地点Paや、目的地9やその他の所要地に向かって予定の時刻まで走行したときに到達する地点Pb、目的地9やその他の所要地へ向かって予定の所要時間まで走行したときに到達する地点Pcと、を示している。図1では、図示の都合上、単にこれら3地点Pa〜Pcが同一地点である場合を図示しているが、それぞれ異なる場合もある。
なお、上記到着予定時刻と到着予定所要時間は自車の走行速度と残り経路10の距離のデータに基づいてシステムコントローラ5により算出される。自車の走行速度は自動車の速度計からの読み込み等により求められる。
そして、メモリ4には、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録された地図情報が保存される一方、システムコントローラ5を、残り経路算出手段5a、残り経路地域探索手段5b、地域指定放送検出手段5c、地域指定放送抽出手段5dとして機能させる処理プログラムをインストールしている。
図3はシステムコントローラ5が残り経路算出手段5aと残り経路地域探索手段5bと
して機能する場合のフローチャートを示しており、図中、符号S1〜S4はフローチャートの各ステップを示している。
すなわち、図示しない操作部により残り経路表示モードがユーザにより選択されると、まずS1で、システムコントローラ5の残り経路算出手段5aは、ナビゲーション部3から案内経路7の全線を読み込む。
次のS2で、この読み込んだ案内経路7から残り経路10を算出すると共に、この残り経路10を走行するために必要なランドマーク等を含むナビゲーション情報を抽出する。
すなわち、残り経路算出手段5aは、自車の現在地から所要距離離れた地点までの経路距離、現在地から所定の予定時刻までに到着すると予定される地点、現在地位置から所定の所要時間内に到着すると予定される地点の、いずれかがユーザによる操作部での手操作で選択されているか否かを読み込み、これら条件に適合する所要の地点Pa,Pb,Pcまでの残り経路を算出する。
次にS3で、システムコントローラ5は、残り経路地域探索手段5bとして作用し、S2で算出した残り経路10が通過する地域の地図情報をメモリ4から読み込み、この残り経路10が通過する地域、例えば図1では地域Aと地域Bを探索し、さらに、次のS4で、メモリ4に予め保存されている地域と符号のデータテーブルをルックアップして地域A,Bの地域符号を求め、メモリ4に格納しておく。
また、システムコントローラ5は図4のフローチャートで示す処理プログラムを実行することにより、地域指定放送検出手段5cと地域指定放送抽出手段5dとして機能する。なお、図4中、符号S11〜S17はこのフローチャートの各ステップを示す。
すなわち、まずS11で、システムコントローラ5は、デジタル放送受信部2により受信した、例えばモバイル放送の全受信内容をデジタル放送受信部2から読み込み、一旦バッファに保存する。
モバイル放送は多チャンネルの音声放送やスポーツ等のエンターテイメント映像、ニュースや天気予報、緊急警報放送(EWS)等のデータサービスを含むコンテンツをデジタル放送波で人工衛星等から放送するものである。緊急警報放送には、その受信時にデジタル放送受信部2を強制的に起動させる付加情報があり、この付加情報には緊急放送番組の緊急性、対象地域、プログラム番号が記録されており、この付加情報に基づき選局動作が行なわれる。
この後、S12で、システムコントローラ5は、地域指定放送検出手段5cとして、上記受信した全受信内容をバッファから読み込み、次のS13で、その中に緊急情報放送があるか否かを緊急警報放送検出手段により解析して、検出する。
この緊急警報放送検出手段はシステムコントローラ5とデマルチプレクサとにより構成される。この緊急警報放送検出手段は、付加情報信号に含まれる起動制御ビットを監視し、起動制御ビットが0から1に変わると、起動制御ビットが1である間、受信チャンネルのPMT(Program Map Table)中の緊急警報記述子を監視する。このとき、「start_end_flag=1」かつ「area_code=受信装置に設定された県域指定の地域指定符号」であれば、PMT中のservice_idに記述されたチャンネルを選局して受信することになる。そして、受信チャンネルのPMTから緊急警報記述子が削除されると、受信装置は当該緊急警報放送(EWS)の受信処理を終了する。
そして、このS13で、緊急警報放送が無いと判断した場合は再びS11へ戻り、S12以下のステップを繰り返す一方、緊急警報放送があると判断した場合は、次のS14へ進む。S14では、緊急警報中から地域指定符号を抽出する。
一方、次のS15で、地域指定符号をメモリ4から読み出す。次のS16では、地域指定放送検出手段5cにより、この残り経路7の地域指定符号と、受信した各緊急警報の地域指定符号とを、それぞれ比較し、合致した地域指定符号の有無を判断し、合致した地域指定符号が無ければ、再びS11へ戻り、S11以下を繰り返す。一方、合致した地域指定符号があると判断したときはS17へ進む。
S17では、その地域指定符号が一致した緊急警報放送を、地域指定放送抽出手段5dにより抽出し、出力手段であるLCD6と音声出力手段とに出力し、映像と音声の少なくとも一方を出力する。
したがって、この車載放送受信装置1によれば、ユーザが図示しない操作部の操作により残り経路表示モードを選択し、さらに、その残り経路の表示モードの中で、経路距離地点Pa、到着予定時刻地点Pb、到着予定所要時間地点Pcのいずれかを選択すると、その選択に応じた残り経路10がシステムコントローラ5の残り経路算出手段5aにより算出される。
そして、この算出された残り経路10が通る地域が何処であるかが残り経路地域探索手段5bにより探索される。
一方、デジタル放送受信部2により受信された全部の放送内容から、上記残り経路10の地域を指定した地域指定放送、すなわち、地域が指定された緊急警報放送があるか否かが地域指定放送検出手段5cにより検出され、ある場合には、その地域指定された緊急警報放送のみが地域指定放送抽出手段5dにより抽出されてLCD6と音声出力手段に出力され、LCD6に映像で表示され、音声出力手段から音声で出力される。これら緊急警報放送のLCD6等の出力手段への出力は、これら出力手段に現在出力中の出力に強制的に割り込ませて、優先的に出力してもよく、または、出力手段が停止中には、その出力手段を強制的に駆動させて緊急警報放送を強制的に出力させてもよい。
したがって、この車載放送受信装置1によれば、自車の現在地周辺のナビゲーション情報のみならず、その現在地よりも先方の残り経路10が通る各地域に指定された緊急警報放送等の地域指定放送を受信しLCD6に出力することができる。
このために、残り経路が通る地域が複数県等複数地域、例えば隣接県のみならず、それよりも以遠の3県以上の地域に跨る場合でも、これら複数の地域に指定された地域指定放送である緊急警報放送の内容をLCD6等の出力手段により出力することができる。
また、これら緊急警報放送により、残り経路が通過する地域における大雨、強風、洪水、地震、交通事故、交通規制等の緊急性のある注意報や交通情報をユーザは得ることができる。
さらに、残り経路10は、その終点を、経路距離地点Pa、到着予定時刻地点Pb、到着予定所要時間地点Pcのいずれかにそれぞれ任意に設定することができるので、自車の現在地からの所要の距離までに通る地域、または現在地からの到着予定時刻もしくは到着予定時間までに通る地域を指定した緊急警報放送の内容を得ることができれば、ユーザにとっては充分であり、その所要地点よりも先方の地域の緊急警報放送の内容まで入手することを希望しないのが一般的である。
これと同様に、ユーザは目的地等所要地点に到着した後は、それより先方の地域の緊急警報放送の内容の入手を希望しないのが一般的である。
このようにユーザが希望しない地域の緊急警報放送はカットしてLCD6等の出力手段に出力しないので、これら緊急警報放送を記録するメモリ容量の節約を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る車載放送受信装置のナビゲーション部により探索された案内経路の全線と残り経路を主に示す模式図。 本発明の一実施形態に係る車載放送受信装置の構成を示すブロック図。 図2で示すシステムコントローラが残り経路算出手段と残り経路地域探索手段として機能する場合の処理手順を示すフローチャート。 図2で示すシステムコントローラが地域指定放送検出手段、地域指定放送抽出手段として機能する場合の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1 車載放送受信装置
2 デジタル放送受信部
3 ナビゲーション部
4 メモリ
5 システムコントローラ
5a 残り経路算出手段
5b 残り経路地域探索手段
5c 地域指定放送検出手段
5d 地域指定放送抽出手段
6 LCD
7 経路
10 残り経路
Pa 経路距離地点
Pb 到着所定時刻地点
Pc 到着所定時間地点

Claims (6)

  1. 車両の出発地と目的地が入力されたときに、この出発地と目的地とを地図道路上で結ぶ案内経路を探索するナビゲーション部と、
    このナビゲーション部から読み込んだ上記案内経路全線において上記車両の現在位置よりも目的地側の所要地点までの残り経路を算出する残り経路算出手段と、
    この残り経路算出手段から読み込んだ残り経路が通過する地域を探索する残り経路地域探索手段と、
    放送を選局可能に受信する放送受信部と、
    この放送受信部により受信された放送中に、地域を指定した放送の有無を検出する地域指定放送検出手段と、
    この地域指定放送検出手段により検出された地域指定放送の中から、上記残り経路地域探索手段により探索された地域を指定した地域指定放送を抽出し、出力手段に出力する地域指定放送抽出手段と、
    具備し、
    上記地域指定放送抽出手段は、上記残り経路地域を指定した放送のうち、上記経路上を走行する車両の現在位置から所要距離先の地点までを含む地域向けに放送された地域指定放送に限定して上記出力手段に出力する経路距離限定機能を、
    具備していることを特徴とする車載放送受信装置。
  2. 車両の出発地と目的地が入力されたときに、この出発地と目的地とを地図道路上で結ぶ案内経路を探索するナビゲーション部と、
    このナビゲーション部から読み込んだ上記案内経路全線において上記車両の現在位置よりも目的地側の所要地点までの残り経路を算出する残り経路算出手段と、
    この残り経路算出手段から読み込んだ残り経路が通過する地域を探索する残り経路地域探索手段と、
    放送を選局可能に受信する放送受信部と、
    この放送受信部により受信された放送中に、地域を指定した放送の有無を検出する地域指定放送検出手段と、
    この地域指定放送検出手段により検出された地域指定放送の中から、上記残り経路地域探索手段により探索された地域を指定した地域指定放送を抽出し、出力手段に出力する地域指定放送抽出手段と、
    を具備し、
    上記地域指定抽出手段は、上記残り経路地域を指定した放送のうち、上記経路上を走行する車両の現在位置から所定の予定時刻までに到着すると予定される地点までを含む地域向けに放送された地域指定放送に限定して上記出力手段に出力する到着予定時刻限定機能を、
    具備していることを特徴とする車載放送受信装置。
  3. 車両の出発地と目的地が入力されたときに、この出発地と目的地とを地図道路上で結ぶ案内経路を探索するナビゲーション部と、
    このナビゲーション部から読み込んだ上記案内経路全線において上記車両の現在位置よりも目的地側の所要地点までの残り経路を算出する残り経路算出手段と、
    この残り経路算出手段から読み込んだ残り経路が通過する地域を探索する残り経路地域探索手段と、
    放送を選局可能に受信する放送受信部と、
    この放送受信部により受信された放送中に、地域を指定した放送の有無を検出する地域指定放送検出手段と、
    この地域指定放送検出手段により検出された地域指定放送の中から、上記残り経路地域探索手段により探索された地域を指定した地域指定放送を抽出し、出力手段に出力する地域指定放送抽出手段と、
    を具備し、
    上記地域指定抽出手段は、上記残り経路地域を指定した放送のうち、上記経路上を走行する車両の現在位置から所定の所要時間内に到着すると予定される地点までを含む地域向けに放送された地域指定放送に限定して上記出力手段に出力する到着予定所要時間限定機能を、
    具備していることを特徴とする車載放送受信装置。
  4. 上記現在位置から所定距離までの経路距離、所要地点への到着予定時刻または到着予定所要時間の少なくともいずれかを予め設定する設定手段を、
    具備していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載放送受信装置。
  5. 上記地域指定放送が地域指定の緊急警報放送であり、
    上記地域指定抽出手段は、上記地域指定の緊急警報放送を、上記出力手段に強制的に出力させ、またはこの地域指定の緊急放送に、上記放送受信部を強制的に選局させて出力させる強制出力機能を、
    具備していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載放送受信装置。
  6. 上記放送がデータ放送を含むモバイル放送であり、
    上記出力手段は、上記モバイル放送の内容を、映像で表示する表示装置と音声で出力する音声出力手段とを備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車載放送受信装置。
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