JP4370303B2 - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等車両の後部窓ガラスに設けたAMラジオ放送波とFMラジオ放送波を受信するガラスアンテナに関し、特にFMラジオ放送波の電波を受信するのに好適なガラスアンテナに関する。
従来より、AMラジオ放送波とFMラジオ放送波の受信用のガラスアンテナについては、良好な受信利得を得る為に比較的大きな面積を必要とするため、自動車の後部窓ガラスに設けることが多く、また、自動車の後部窓ガラスにはその中央部領域に防曇用加熱線条が設けられていることが多い為、ガラスアンテナを後部窓ガラスに設ける場合には前記防曇用加熱線条の上部余白部や下部余白部に設けざるを得なかった。
さらに、AM放送波とFM放送波の受信については防曇用加熱線条の上部余白部に1つのアンテナを設けて受信し、これらAM帯/FM帯のアンテナとしては給電点を1つとした接地型のアンテナパターンとするケースが殆どであった。
さらに、AMラジオ放送波の電波とFMラジオ放送波の電波をガラスアンテナで受信した場合、図9に示したように、通常アンテナ給電点とチューナー間にアンテナアンプを設け、チューナーに入力するには不十分だった起電力を増幅させて、チューナーに入力させるケースが多かった。
あるいは、アンテナ給電点とチューナー間のフィーダー線による受信利得の低減ロスを最小限に抑えるために図10に示すようにインピーダンスマッチング回路を設け、チューナーに入力するのに十分となる起電力を維持してチューナーに入力させるようにしていた。
また、AM放送波とFM放送波のアンテナを共有した場合、前記アンプについて、AM放送波用アンプとFM放送波用アンプの別々に設け、受信電力を増幅したのち、チューナーに入力させるケースが多い。あるいは、前記インピーダンスマッチング回路についても、AM放送波用インピーダンスマッチング回路とFM放送波用インピーダンスマッチング回路によってアンテナで受信した電波をチューナーに伝送する経路で受信感度のロスによる低減を抑えるようにするケースが多い。
車両の後部窓ガラスの上部余白部にガラスアンテナを設け、アンプによって増幅するようにしたものとして、例えば、特許文献1には、自動車窓ガラス板の所定の位置にアンテナ導体が設けられたガラスアンテナと、上記ガラスアンテナの受信感度を増幅させる為のアンプとを有し、該アンプは上記ガラスアンテナの給電端子部分にハンダ付け、ロウ付け、または導電性接着剤付け等の手段により直接接続されてなり、これによりガラスアンテナとアンプとの間の給電線部分での容量損失によるゲイン損失を低減させた自動車用ガラスアンテナのアンプ取付け構造が記載されている。
また、車両のガラスアンテナからチューナー間にインピーダンスマッチング回路を設ける旨については、例えば、特許文献2にインピーダンスマッチング回路としての四端子回路について記載されている。
実願昭63−89982号(実開平2−13311号)のマイクロフイルム 特開2001−313513号公報
前記特許文献1には、自動車の後部窓ガラスの余白部にAM放送波受信用とFM放送波受信用のアンテナを一系統としたアンテナが設けられ、該アンテナの給電端子にガラスアンテナの受信感度を増幅させる為のアンプが取付けられた構造が記載されている。
しかしながら、このようなAM用アンテナとFM用アンテナを同一のアンテナとする場合には、AM帯とFM帯の両方の周波数帯を満足するようにチューニングを行わなければならないため、チューニング作業が複雑となり作業工数が掛かるといった問題点があった。
さらに、アンプは受信周波数帯、即ちAM放送波帯とFM放送波帯では異なる回路となり、AM放送波用アンプとFM放送波用アンプを別回路とせざるを得ず、アンテナ給電点とアンプ間に設けた分波回路によってAM放送波帯とFM放送波帯の両周波数帯に一旦分波し、それぞれAM放送波用アンプとFM放送波用アンプで増幅したのちに合成するため、アンテナアンプの外形サイズが大きくなり、給電点またはその近傍に取り付ける場合には見栄えも悪いものであった。また、後部窓の側部ピラー部の内装材の内側に設けるにしても邪魔な存在となるだけでなく、その製造コストも決して安価なものではなかった。
本発明は、上記問題点の解決を図る、すなわち、自動車の後部窓ガラスの防曇用加熱線条の余白部に設けるAM放送波とFM放送波を受信するアンテナにおいて、特にFMラジオ放送波の受信利得を高利得としてFMラジオ放送波用のアンプまたはマッチング回路を必要としないアンテナを提供するものである。
すなわち、本発明は、車両の後部窓ガラスの防曇用加熱線条の上部余白部に設けるアンテナであって、間隔を隔てて設けた2本の水平線条と、各水平線条の中点近傍で2本の水平線条を接続する垂直線条とを少なくとも有し、該垂直線条の中点近傍より水平方向に引出線をフランジの縦辺近傍まで延ばして第1の給電点に接続したAM放送波受信用のアンテナと、前記第1の給電点近傍に設けた第2の給電点より延ばした少なくとも1本の水平線条からなるFM放送波受信用アンテナとからなり、前記FM放送波受信用アンテナの少なくとも1本の水平線条によって前記AM放送波受信用アンテナの2本の水平線条のいずれかの水平線条の一端に5〜15mmの間隔で近接して容量結合させ、さらに、前記AM放送波受信用のアンテナの第1の給電点よりAMラジオ放送波用のアンプを介してチューナーに接続し、FM放送波受信用のアンテナの第2の給電点よりアンプやインピーダンスマッチング回路を介さず直接チューナーに接続させるようにしたことを特徴とする車両用のガラスアンテナである。
あるいは、本発明は、前記AM放送波受信用のアンテナの2本の水平線条の先端部のいずれか2箇所以上のそれぞれに、前記FM放送波受信用アンテナを容量結合するように設け、該2つ以上のFM放送波受信用アンテナによりダイバーシティ受信をするようにしたことを特徴とする上述の車両用のガラスアンテナである。
あるいは、本発明は、前記AM放送波受信用のアンテナの垂直線条の中点近傍より、給電点とは反対方向に水平補助線条を設けたことを特徴とする上述の車両用のガラスアンテナである。
あるいは、本発明は、AM放送波受信用のアンテナの各水平線条の先端の一部にFM放送波受信用のアンテナの水平線条を近接させ、容量結合させる、あるいは、AM放送波受信用のアンテナの各水平線条の先端をその両側より、FM放送波受信用のアンテナの2本の水平線条で挟むように近接させ、容量結合させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両用のガラスアンテナである。
あるいは、本発明は、前記FM放送波受信用アンテナの第2の給電点からの各線条長さが、周波数が76〜90MHz帯の国内向けFM放送波受信用アンテナとする時には200〜400mmとし、周波数が88〜108MHz帯の北米向けFM放送波受信用のアンテナとする時には150〜300mmとし、該FM放送波受信用のアンテナの水平線条と前記AM放送波受信用のアンテナの水平線条とが互いに近接し容量結合する部分の線条の長さを、50〜300mmとしたことを特徴とする上述のいずれかに記載の車両用のガラスアンテナである。
あるいは、本発明は、防曇用加熱線条の下部余白部にFM放送波受信用のサブアンテナを設け、前記FM放送波受信用のアンテナとダイバーシティ受信させることを特徴とする上述のいずれかに記載の車両用のガラスアンテナである。
あるいは、本発明は、前記AM放送波受信用のアンテナの2本の水平線条に加えてさらに該水平線条間に垂直線条と直交する1〜2本の水平線条を設けるようにしたことを特徴とする上述のいずれかに記載の車両用のガラスアンテナである。
車両の後部窓ガラスの余白部に設けたAM放送波受信用のアンテナの2本の水平線条の先端の一部を、FM放送波受信用のアンテナの少なくとも1本の水平線条によって前記AM放送波受信用アンテナのいずれかの水平線条の一端に近接して容量結合させる、好ましくは2本の水平線条で挟むように近接させ、容量結合させたことによって、FM放送波受信用アンテナの受信感度を大幅に向上させ、FM放送波受信用アンテナの第2の給電点とチューナー間にアンプやインピーダンスマッチング回路を接続する必要がなくなった。
このようにAM放送波受信用とFM放送波受信用の2つのアンテナに分けたことによって、AM放送波受信用アンテナとFM放送波受信用のアンテナのそれぞれに対して独立してチューニングすればよく、チューニング作業が容易となり少ない作業工数がチューニングができるようになった。
また、従来のようなAM放送波帯用のアンプとFM放送波帯用のアンプを1つの収納ケースに入れて、後部窓ガラスのピラー近傍に配置していたが、該収納ケースの容積の殆ど大半を占有していたFM放送波帯用のアンプが不要になったことで、収納ケースの大きさが数分の1程度まで大幅にコンパクトになるだけでなく、AM放送波用のアンプだけとなるので製造コストも大幅に低減できるようになった。
本発明は、AM放送波帯の電波を受信するためのアンテナ4と、FM放送波帯の電波を受信するためのアンテナ5を車両用後部窓ガラス1の防曇用加熱線条2の上部余白部に、それぞれ近接した位置に別系統で設けたアンテナである。
前記防曇用加熱線条2は、車両用後部窓ガラス1の中央領域に、略水平な加熱線条2aを複数本平行に配設し、それらの両端を導電性のバスバー3、3’で接続したものからなる。
図1〜図3に示すように、前記AM放送波受信用のアンテナ4は、車両の後部窓ガラス1の防曇用加熱線条2の上部余白部に、間隔を隔てて設けた2本の水平線条4a、4bと、該2本の各水平線条4a、4bの中点近傍で2本の水平線条4a、4b同士を接続する垂直線条4cとを少なくとも有し、該垂直線条4cの中点近傍より水平方向に引出線4eを該窓ガラスのフランジの縦辺近傍まで延ばして第1の給電点7に接続したものである。
前記2本の水平線条4a、4b同士を接続する前記垂直線条4cは、前記2本の水平線条4a、4bの各中点近傍位置としたが、2本の水平線条4a、4bの各中点が左右にずれているケースもあり、必ずしも中点位置同士でなくてもよい。尚、中点位置近傍とは水平線条4a、4bの各中点位置の±100mmの位置であるが、各中点位置の±200mmの位置であっても良い。
また、FM放送波受信用のアンテナ5は、前記第1の給電点7近傍に設けた第2の給電点8より延ばした1本の水平線条、あるいは少なくとも2本の水平線条5a、5bからなり、前記FM放送波受信用のアンテナ5が少なくとも2本の水平線条5a、5bの場合、前記AM放送波受信用のアンテナ4の少なくとも2本の水平線条4a、4bのいずれかの水平線条の左右の一端を所定長さ、所定間隔で上下に挟むように近接させて容量結合させるように設けたものである。
また、図5に示すように、前記FM放送波受信用のアンテナ5は、前記第2の給電点8より延ばした1本の水平線条5b(または5a)の場合には、前記AM放送波受信用のアンテナ4の少なくとも2本の水平線条4a、4bのいずれかの水平線条の左右の一端の上部側または下部側で所定長さ、所定間隔で近接させて容量結合するように設ければ良い。
あるいは、図4に示すように、前記AM放送波受信用のアンテナ4の垂直線条4cの中点近傍より、第1の給電点7、および引出線4eとは反対方向に水平補助線条4dを延ばすようにしても良い。
あるいは、図8に示すように、前記AM放送波受信用アンテナ4の第1の給電点7よりAM放送波帯用のアンプ10を介してチューナー14に接続し、FM放送波受信用アンテナ4の第2の給電点8よりFM放送波帯用アンプ11やインピーダンスマッチング回路12を介さず直接チューナー14に接続させるようにした。
前記FM放送波受信用アンテナ5の第1の給電点7から延ばした2本の水平線条5a、5bの給電点からの各長さは、周波数が76〜90MHz帯の日本国内向けFM放送波受信用のアンテナ5とする時には、200〜400mmとし、周波数が88〜108MHz帯の北米向けFM放送波受信用のアンテナ5とする時には、150〜300mmとするのが良い。
また、該FM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5bと前記AM放送波受信用のアンテナ4の水平線条4a、4bとが互いに近接し容量結合する部分の線条の長さを、50〜300mmとし、該近接し容量結合する部分の線条の間隔を5〜30mm、好ましくは5〜15mmとするのが良い。
また、車両の後部窓ガラス1の防曇用加熱線条2の下部余白部にFM放送波受信用のサブアンテナ6を設けることもできる。前記FM用のサブアンテナ6は、防曇用加熱線条2の下部余白部に設けるが、該サブアンテナ6の給電点である第3の給電点9は防曇用加熱線条2のバスバー3、3’のいずれかの下方位置に設ければ良い。
該FM放送波受信用のサブアンテナ6は、防曇用加熱線条2の最下線側に位置する加熱線条2a、または最下線の加熱線条2aから分岐した水平線条、あるいはまたバスバーから引出した線条のいずれか1つに該サブアンテナ6の水平線条を近接させ容量結合させて、防曇用加熱線条2が受信するFM放送波用の電波をFM放送波受信用のサブアンテナ6によってピックアップし、受信利得を向上させるものである。
このようなFM放送波受信用のサブアンテナ6は、前記FM放送波受信用の主アンテナ5とダイバーシティ受信させ、チューナー14に入力すると、FM放送波受信用のアンテナ5だけで単独で受信しチューナー14に入力する場合に比べて指向特性が改善されるので好ましい。
尚、前記防曇用加熱線条2は、後部窓ガラス1の中央領域に設け、略水平な加熱線条2aを複数本略水平に配設し、それらの両端を導電性のバスバー3、3’で接続し、図示しない直流電源によって通電加熱するものである。
また、複数本の略水平線条2aから成る防曇用加熱線条2のそれぞれの略中点を結んだ垂直線条2bは中立線であって、加熱防曇用に設けた導電線条ではなく、防曇用加熱線条2をアンテナとして機能させ、受信利得を向上させるために設けたものであり、必ずしもなくても良い。
AM放送波用の電波は、AM放送波受信用のアンテナ4によって受信され、従来と同様にAM放送波帯用アンプ10によって増幅され、チューナー14に入力されるが、AM放送波受信用のアンテナ4のチューニングにおいては、FM放送波の受信については考える必要なく、AM放送波帯域の電波だけを効率良く受信できるような各線条長さとすれば良い。
図4に示されるような、補助水平線条4dについては、必ずしも必要なものではないが、該補助水平線条4dを設けることによって、AM放送波帯の受信感度が向上するばかりでなく、FM放送波受信帯用のアンテナのインピーダンス調整が可能となり、周波数特性の広帯域化、受信感度の向上に有効に作用する。
尚、前記防曇用加熱線条2の最下線2aとサブアンテナ6の水平線条5aとの間隔は、5〜10mm程度とするのが望ましい。
また、本発明のサブアンテナ6の長さは、国内帯で350〜500mm、北米帯で250〜400mmの範囲とするのが望ましい。
さらに、図3、図4に示すように、前記サブアンテナ6の水平線条の先端部分より給電点9の先端近傍までコ字状に折返した折返し線条を設けると、受信する電波の周波数特性を国内帯(76〜90MHz)〜北米向け(88〜108MHz)までのFM帯域まで広帯域化できる作用がある。
さらにまた、本発明は、前記AM放送波受信用のアンテナ4の2本の水平線条4a、4bに加えてさらに該水平線条4a、4b間に垂直線条4cを直角に横切るよう1〜2本の水平線条を設けることもできる。
尚、本発明のFM放送波受信用のアンテナは、該FM放送波受信用アンテナの第2の給電点とチューナー間にアンプやインピーダンスマッチング回路を接続しなくても良好な受信感度が得られるが、アンプやインピーダンスマッチング回路を接続させれば、さらに一層の受信感度の向上が得られるのは言うまでもない。
続いて、本発明の作用について説明する。
本発明において、AM放送波受信用のアンテナ4とFM放送波受信用のアンテナ5とは別々の独立したアンテナとして設けたので、それぞれの受信周波数に適した線条長さにチューニングすることができる。
さらに、図8に示されるように、AM放送波用の電波は、従来と同様にAM放送波帯用アンプ10によって増幅され、チューナー14に入力されるが、AM放送波受信信号が、AM放送波受信用アンテナ4と容量結合するFM放送波受信用アンテナ5を介してチューナー14側にリークするのを防止するために、FM放送波受信用アンテナ5の給電点8の出力側の近傍にAMラジオ放送波の周波数帯域を遮断するコンデンサー13を直列に接続した。
一方、FM放送波用の電波は、AM放送波受信用のアンテナ4の水平線条4a、4bの先端の一部にFM放送波受信用のアンテナ4の水平線条を近接させ、容量結合させる、あるいは、両側より、FM放送波受信用のアンテナ4の2本の水平線条4a、4bで挟むように近接させ、容量結合させたことによって、AM放送波用のアンテナ4が受信したFM放送波帯の電波をFM放送波用のアンテナ5によってピックアップでき、これによってFM放送波受信用アンテナ5の受信感度を向上させることができ、FM放送波受信用アンテナ5の第2の給電点8とチューナー14間に、図9に示したようなFM放送波帯用アンプ11や図10に示したようなインピーダンスマッチング回路12を接続する必要がない。
また、FM放送波受信用のアンテナ5の水平線条を1本とし、AM放送波受信用のアンテナ4の水平線条4a、4bの先端の一部に近接させ、容量結合させるようにしても良いが、好ましくは、AM放送波受信用のアンテナ4の水平線条4a、4bの先端の一部をFM放送波受信用のアンテナ5の2本の水平線条5a、5bで挟むように近接させ、容量結合させるようにすると、より確実な容量結合となり、安定した性能が得られる。
図2に示すように、前記加熱用導電線条2の最下線2a、あるいは図1、図3、図4に示すように、バスバー3、3、またはバスバー近傍より引き出した水平線条2c、あるいはまた、図2に示すように、防曇用加熱線条2の最下線の加熱線条2aより分岐して設けた水平線条2cに、FM用サブアンテナ6とを近接させると、相互作用が働きサブアンテナ6の受信利得の向上を図ることができる。
さらに、図3、図4に示すように、前記サブアンテナ6の水平線条の先端部分より給電点9の先端近傍までコ字状に折返した折返し線条を設けると、受信する電波の周波数特性を国内帯(76〜90MHz)〜北米向け(88〜108MHz)までのFM帯域まで広帯域化できる作用がある。
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
[実施例1]
図1に示すように、該防曇用加熱線条2の上部余白部に、AM放送波受信用のアンテナ4と周波数が76〜90MHz帯の国内向けFM放送波受信用アンテナ5を設けた。
AM放送波受信用のアンテナ4は、間隔を隔てて設けた2本の水平線条4a、4bの各中点近傍を垂直線条4cで接続し、該垂直線条4cの中点近傍より車外視で左側水平方向にフランジの左縦辺近傍まで延ばした引出線4eよりなり、該引出線4eを第1の給電点7に接続した。
また、前記FM放送波受信用アンテナ5は、前記第1の給電点7の下部近傍に設けた第2の給電点8より延ばした2本の水平線条5a、5bからなり、該2本の水平線条5a、5bによって前記AM放送波受信用アンテナ4の加熱線条2aに近い側の水平線条4bの左端側の一部を挟むように上下に近接して容量結合させた。
前記AM放送波受信用のアンテナ4の第1の給電点7よりAMラジオ放送波帯用のアンプ10を介してチューナー14に接続し、FM放送波受信用のアンテナ5の第2の給電点8よりFM放送波用アンプやインピーダンスマッチング回路を介さず直接チューナー14に接続した。
ガラス板1は略台形状で、その寸法は、上辺が1,100mm、下辺が1,300mm、高さが800mmである。
また、本発明の各アンテナ4、5の線条長さは以下の通りである。
AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4aの長さ=1000mm、
水平線条4bの長さ=750mm、
垂直線条4cの長さ=155mm、
引出線4eの長さ=550mm
垂直線条4cの位置は、水平線条4aの中点と水平線条4bの右端部より300mmを接続し、引出線4eの位置は水平線条4aより85mm、水平線条4bより70mm離れた位置にある。
一方、FM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5bの長さは、各300mmであり、AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4bの左端より100mmの長さ分で近接し、FM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5bと水平線条4b間の間隔は各7mmである。
尚、AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4aと、図示しないフランジの上辺側内側との間隔を20mm離し、水平線条4bと最上部側の加熱線条2aとの間隔については30mm離すようにした。
さらに、防曇用加熱線条2の下部余白部に防曇用加熱線条2のバスバー3より引き出した水平線条2cに、従来公知のFM用サブアンテナ6を近接するように設け、前記FM放送波受信用のアンテナ5とダイバーシティ受信させるようにした。
これらのAM放送波受信用アンテナ4、FM放送波受信用アンテナ5、FM放送波受信用サブアンテナ6、および加熱用導電線条2、各給電点、バスバーを銀ペースト等の導電ペーストによりガラス板面にプリントし、焼成して形成する。
このようにして得られた窓ガラス板を自動車の後部窓に装着し、さらに、図8に示すように、AM放送波受信用アンテナ4の第1の給電点よりフィーダー線によってAM放送波帯用アンプに接続し、FM放送波受信用アンテナ5については、第2の給電点8よりAM帯域遮断コンデンサ13を介して、前記AM放送波帯用アンプ10の出力端子に接続して、AM放送電波帯用電波とFM放送波帯用電波を合成した状態でフィーダー線によりチューナー14に接続した。
このようなAM放送波受信用アンテナ4については、第1の給電点7をAM放送波帯用アンプ10を介してチューナー14に接続し、FM放送波受信用アンテナ5については、第2の給電点にAM帯域遮断コンデンサ13を接続し、FM帯域に於いてはアンプレスとしてチューナー14に接続した構成である。
前記給電点8に接続されたFM用のアンテナ5と、給電点9に接続されたFM用サブアンテナ6の2系統のアンテナでダイバーシティ受信をした結果、76MHz〜90MHzのFM放送波帯の平均受信利得が−15.8dB(ダイポール比)となり、FM放送波用のアンプやインピーダンスマッチング回路を設けていないにもかかわらず、図10に示すインピーダンスマッチング回路を設けた場合の平均受信利得(−17dB)と比べて遜色なく、充分実用レベルにあった。
また、AM放送波については、従来と同様AM放送波帯用アンプによって増幅しているので実用上なんら問題ない。
このようなAM放送波受信用アンテナと、FM放送波受信用アンテナを図1に示すように近接かつ容量結合させたことにより、AM放送波とFM放送波のいずれも受信特性を低下させることなく、FM放送波受信用のアンプやインピーダンスマッチング回路が不要となり、AM放送波受信用のアンプとAM帯域遮断コンデンサだけを配設すればよくなった。
この場合、アンプはAM用だけであるので、AM用とFM用の2つのアンプが必要となる場合に比べて、アンプの占める総容積が数分の1以下とコンパクトになり、さらに製作コストも大幅に節減できるようになった。
[実施例2]
図2に示す実施例2は、AM放送波受信用アンテナの第1の給電点7と、FM放送波受信用アンテナの第2の給電点8とが、車両用後部窓ガラス1を車外視でフランジの右側縦側辺近傍位置に設け、AM放送波受信用のアンテナ4とFM放送波受信用アンテナ5が、ちょうど実施例1とは左右略対称な位置関係にあり、実施例1との相違点は線条長さと間隔のみである。
また、FM用サブアンテナは、加熱用導電線条の下部余白部に設けたが、右側のバスバーの下部に第3の給電点を設け、水平に延ばした水平線条を、加熱線条の最下線に近接するように設けた。
また、本発明の各アンテナ4、5の線条長さは以下の通りである。
AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4aの長さ=1000mm、
水平線条4bの長さ=900mm、
垂直線条4cの長さ=150mm、
引出線4eの長さ=600mm
垂直線条4cの位置は、水平線条4aの中点と水平線条4bの右端部より500mmを接続し、引出線4eの位置は水平線条4aより80mm、水平線条4bより70mm離れた位置にある。
一方、FM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5bの長さは、各300mmであり、AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4bの右端より200mmの長さ分だけ近接し、FM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5bと水平線条4b間の間隔は各10mmであり、その他の線条、間隔は、実施例1と同じである。
本実施例によって、実施例1と同様に、周波数が76〜90MHz帯の国内向けFM放送波受信用アンテナ5の受信利得が−15.6dBとなり、FM放送波用のアンプやインピーダンスマッチング回路を設けていないにもかかわらず、図10に示すインピーダンスマッチング回路を設けた場合の平均受信利得(−17dB)と比べて遜色なく、充分実用レベルにあった。
また、AM放送波については、従来と同様AM放送波帯用アンプによって増幅しているので実用上なんら問題ない。
このようなAM放送波受信用アンテナと、FM放送波受信用アンテナにより、AM放送波とFM放送波のいずれも受信特性を低下させることなく、FM放送波受信用のアンプやインピーダンスマッチング回路を不要とすることができた。
[実施例3]
図3に示す実施例3は、周波数が88〜108MHz帯の北米向けFM放送波受信用アンテナ5として使用するアンテナであって、実施例1とは各線条の長さが異なるのみの変形パターンである。
また、本発明の各アンテナ4、5の線条長さは以下の通りである。
AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4aの長さ=900mm、
水平線条4bの長さ=800mm、
垂直線条4cの長さ=155mm、
引出線4eの長さ=560mm
垂直線条4cの位置は、水平線条4aの中点と水平線条4bの右端部より300mmの位置で接続し、引出線4eの位置は水平線条4aより85mm、水平線条4bより70mm離れた位置にある。
一方、FM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5bの長さは、各180mmであり、AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4bの左端より120mmの長さ分だけ近接し、その他の線条、間隔は、実施例1と同じである。
本実施例は、実施例1と同パターンであるが、周波数が88〜108MHz帯の北米向けFM放送波受信用アンテナ5として使用すると、その受信利得が−16.7dBとなって、FM放送波用のアンプやインピーダンスマッチング回路を設けていないにもかかわらず、図10に示すインピーダンスマッチング回路を設けた場合の平均受信利得(−17dB)と比べて遜色なく、充分実用レベルにあった。
また、AM放送波については、従来と同様AM放送波帯用アンプによって増幅しているので実用上なんら問題ない。
このようなAM放送波受信用アンテナと、FM放送波受信用アンテナにより、AM放送波とFM放送波のいずれも受信特性を低下させることなく、FM放送波受信用のアンプやインピーダンスマッチング回路を不要とすることができた。
[実施例4]
図4に示す実施例4は、実施例3の引出線を垂直線条より第1の給電点とは離れる方向に延ばした補助水平線条を設けた実施例3の変形パターンである。
また、本発明の各アンテナ4、5の線条長さは以下の通りである。
AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4aの長さ=900mm、
水平線条4bの長さ=800mm、
垂直線条4cの長さ=155mm、
引出線4eの長さ=580mm
水平補助線条4dの長さ=250mm
一方、FM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5bの長さは、各190mmであり、AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4bの右端より110mmの長さ分だけ近接し、その他の線条、間隔は、実施例3と同じである。
本実施例は、実施例3と同パターンであるが、周波数が88〜108MHz帯の北米向けFM放送波受信用アンテナ5として使用すると、その受信利得が−16.1dBとなって、FM放送波用のアンプやインピーダンスマッチング回路を設けていないにもかかわらず、図10に示すインピーダンスマッチング回路を設けた場合の平均受信利得(−17dB)と比べて遜色なく、充分実用レベルにあった。
また、AM放送波については、従来と同様AM放送波帯用アンプによって増幅しているので実用上なんら問題ない。
このようなAM放送波受信用アンテナと、FM放送波受信用アンテナにより、AM放送波とFM放送波のいずれも受信特性を低下させることなく、FM放送波受信用のアンプやインピーダンスマッチング回路を不要とすることができた。
[実施例5]
図5に示す実施例5は、AM放送波受信用アンテナ4については実施例1と全く同じであり、FM放送波受信用アンテナ5については、実施例1の、第2の給電点8に接続したFM放送波受信用アンテナ5の水平線条を水平線条5bの1本だけとし、該水平線条5bの先端部分を前記AM放送波受信用アンテナ4の加熱線条2aに近い側の水平線条4bの左端側の一部に近接させて容量結合させたものである。
本発明のFM放送波受信用アンテナ5の水平線条5bの長さは、300mmであり、AM放送波受信用アンテナ4の水平線条4bの左端より100mmの長さ分で近接し、その他の線条、間隔は、実施例1と同じである。
本実施例によって、実施例1と同様に、周波数が76〜90MHz帯の国内向けFM放送波受信用アンテナ5の受信利得が−16.4dBとなり、FM放送波用のアンプやインピーダンスマッチング回路を設けていないにもかかわらず、図7に示す従来のインピーダンスマッチング回路を設けた場合の平均受信利得(−17dB)と比べて遜色なく、充分実用レベルにあった。
また、AM放送波の受信については、従来と同様AM放送波帯用アンプによって増幅しているので実用上なんら問題ない。
このようなAM放送波受信用アンテナと、FM放送波受信用アンテナにより、AM放送波とFM放送波のいずれも受信特性を低下させることなく、FM放送波受信用のアンプやインピーダンスマッチング回路を不要とすることができた。
[実施例6]
図6に示す実施例6のAM放送波受信用アンテナ4は、水平線条4aの長さが880mmである点を除き図1の実施例1と同じであり、さらに、FM放送波受信用アンテナ5については図1の実施例1と全く同じである。
さらに、図1のFM放送波受信用サブアンテナ6に代えて、AM放送波受信用アンテナ4の上辺窓枠側の水平線条4aの左側の先端部の上下に、2本の水平線条5a’、5b’を近接して容量結合するFM放送波受信用サブアンテナ5’で挟むように設けたものである。
本発明のFM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5b、およびFM放送波受信用アンテナ5、5’水平線条5a’、5b’の長さは、それぞれ300mmであり、それぞれAM放送波受信用アンテナ4の水平線条4a、4bの左端より100mmの長さ分で近接し、その他の線条、間隔は、実施例1と同じである。
実施例6は、実施例1に比べて2つのFM放送波受信用アンテナ5、5’を設けており、これら2つのFM放送波受信用アンテナ5、5’によって、周波数が76〜90MHz帯の国内向けFM放送波受信用アンテナ5の受信利得がそれぞれ−16.8dBとー17.2dBとなり、FM放送波用のアンプやインピーダンスマッチング回路を設けていないにもかかわらず、図7に示すインピーダンスマッチング回路を設けた場合の平均受信利得(−17dB)と比べて遜色なく、充分実用レベルにあった。
また、AM放送波については、従来と同様AM放送波帯用アンプによって増幅しているので実用上なんら問題ない。
このような、AM放送波受信用アンテナ4の第1の給電点よりフィーダー線によってAM放送波帯用アンプに接続し、FM放送波受信用アンテナ5については、第2の給電点8よりAM帯域遮断コンデンサ13を介して、前記AM放送波帯用アンプ10の出力端子に接続して、AM放送電波帯用電波とFM放送波帯用電波を合成した状態でフィーダー線によりチューナー14に接続した。
さらに、FM放送波受信用サブアンテナ5’については、サブの第2の給電点8’よりAM帯域遮断コンデンサ13’を介して、チューナー14に接続し、2つのFM放送波受信用アンテナ5、5’をダイバー受信させるようにしたので、より高い受信特性と、指向特性が得られるようになった。
このようなAM放送波受信用アンテナと、2つのFM放送波受信用アンテナにより、AM放送波とFM放送波のいずれも受信特性を低下させることなく、FM放送波受信用のアンプやインピーダンスマッチング回路を不要とすることができた。
[実施例7]
図7に示す実施例7は、AM放送波受信用アンテナ4、および、FM放送波受信用アンテナ5については図1の実施例1と全く同じであり、異なる点は、図1のFM放送波受信用サブアンテナ6に代えて、AM放送波受信用アンテナ4の加熱線条2aに近い側の水平線条4bの右側の先端部の上下に、2本の水平線条5a’、5b’を近接して容量結合するFM放送波受信用サブアンテナ5’で挟むように設けたものである。
本発明のFM放送波受信用アンテナ5の水平線条5a、5b、およびFM放送波受信用アンテナ5、5’の水平線条5a’、5b’の長さは、それぞれ300mmであり、それぞれAM放送波受信用アンテナ4の水平線条4bの両先端より100mmの長さ分で近接し、その他の線条、間隔は、実施例1と同じである。
実施例7は、実施例1に比べて2つのFM放送波受信用アンテナ5、5’を設けており、これら2つのFM放送波受信用アンテナ5、5’によって、周波数が76〜90MHz帯の国内向けFM放送波受信用アンテナ5の受信利得がそれぞれ−16.6dBと−16.8dBとなり、FM放送波用のアンプやインピーダンスマッチング回路を設けていないにもかかわらず、図7に示すインピーダンスマッチング回路を設けた場合の平均受信利得(−17dB)と比べて遜色なく、充分実用レベルにあった。
また、AM放送波については、従来と同様AM放送波帯用アンプによって増幅しているので実用上なんら問題ない。
このような、AM放送波受信用アンテナ4の第1の給電点よりフィーダー線によってAM放送波帯用アンプに接続し、FM放送波受信用アンテナ5については、第2の給電点8よりAM帯域遮断コンデンサ13を介して、前記AM放送波帯用アンプ10の出力端子に接続して、AM放送電波帯用電波とFM放送波帯用電波を合成した状態でフィーダー線によりチューナー14に接続した。
さらに、FM放送波受信用サブアンテナ5’については、サブの第2の給電点8’よりAM帯域遮断コンデンサ13’を介して、チューナー14に接続し、2つのFM放送波受信用アンテナ5、5’をダイバー受信させるようにしたので、より高い受信特性と、指向特性が得られるようになった。
このようなAM放送波受信用アンテナと、2つのFM放送波受信用アンテナにより、AM放送波とFM放送波のいずれも受信特性を低下させることなく、FM放送波受信用のアンプやインピーダンスマッチング回路を不要とすることができた。
本発明の車両用後部窓ガラスに設けた実施例1を示す正面図。 本発明の車両用後部窓ガラスに設けた実施例2を示す正面図。 本発明の車両用後部窓ガラスに設けた実施例3を示す正面図。 本発明の車両用後部窓ガラスに設けた実施例4を示す正面図。 本発明の車両用後部窓ガラスに設けた実施例5を示す正面図。 本発明の車両用後部窓ガラスに設けた実施例6を示す正面図。 本発明の車両用後部窓ガラスに設けた実施例7を示す正面図。 本発明のAMアンテナ/FMアンテナからチューナーへの系統接続図。 従来のAM/FM一体型アンテナからアンプを経由してチューナーに接続した系統接続図。 従来のAM/FM一体型アンテナからインピーダンスマッチング回路を経由してチューナーに接続した系統接続図。
符号の説明
1 窓ガラス板
2 防曇用加熱線条
2a 加熱線条
2b 垂直線条
2c 水平線条
3、3’ バスバー
4 AM放送波受信用アンテナ
4a、4b 水平線条
4c 垂直線条
4d 水平補助線条
4e 引出線
5 FM放送波受信用アンテナ
5a、5b 水平線条
5’ FM放送波受信用サブアンテナ
5a’、5b’ 水平線条
6 FM放送波受信用サブアンテナ
7 第1の給電点
8、8’ 第2の給電点
9 第3の給電点
10 AM放送波帯用アンプ
11 FM放送波帯用アンプ
12 インピーダンスマッチング回路
13 AM帯域遮断コンデンサ
14 チューナー

Claims (7)

  1. 車両の後部窓ガラスの防曇用加熱線条の上部余白部に設けるアンテナであって、間隔を隔てて設けた2本の水平線条と、各水平線条の中点近傍で2本の水平線条を接続する垂直線条とを少なくとも有し、該垂直線条の中点近傍より水平方向に引出線をフランジの縦辺近傍まで延ばして第1の給電点に接続したAM放送波受信用のアンテナと、
    前記第1の給電点近傍に設けた第2の給電点より延ばした少なくとも1本の水平線条からなるFM放送波受信用アンテナとからなり、前記FM放送波受信用アンテナの少なくとも1本の水平線条によって前記AM放送波受信用アンテナの2本の水平線条のいずれかの水平線条の一端に5〜15mmの間隔で近接して容量結合させ、さらに、前記AM放送波受信用のアンテナの第1の給電点よりAMラジオ放送波用のアンプを介してチューナーに接続し、FM放送波受信用のアンテナの第2の給電点よりアンプやインピーダンスマッチング回路を介さず直接チューナーに接続させるようにしたことを特徴とする車両用のガラスアンテナ。
  2. 前記AM放送波受信用のアンテナの2本の水平線条の先端部のいずれか2箇所以上のそれぞれに、前記FM放送波受信用アンテナを容量結合するように設け、該2つ以上のFM放送波受信用アンテナによりダイバーシティ受信をするようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用のガラスアンテナ。
  3. 前記AM放送波受信用のアンテナの垂直線条の中点近傍より、給電点とは反対方向に水平補助線条を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用のガラスアンテナ。
  4. AM放送波受信用のアンテナの各水平線条の先端の一部にFM放送波受信用のアンテナの水平線条を近接させ、容量結合させる、あるいは、AM放送波受信用のアンテナの各水平線条の先端をその両側より、FM放送波受信用のアンテナの2本の水平線条で挟むように近接させ、容量結合させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両用のガラスアンテナ。
  5. 前記FM放送波受信用アンテナの第2の給電点からの各線条長さは、周波数が76〜90MHz帯の国内向けFM放送波受信用アンテナとする時には200〜400mmとし、周波数が88〜108MHz帯の北米向けFM放送波受信用のアンテナとする時には150〜300mmとし、該FM放送波受信用のアンテナの水平線条と前記AM放送波受信用のアンテナの水平線条とが互いに近接し容量結合する部分の線条の長さを、50〜300mmとしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用のガラスアンテナ。
  6. 防曇用加熱線条の下部余白部にFM放送波受信用のサブアンテナを設け、前記FM放送波受信用のアンテナとダイバーシティ受信させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用のガラスアンテナ。
  7. 前記AM放送波受信用のアンテナの2本の水平線条に加えてさらに該水平線条間に垂直線条と直交する1〜2本の水平線条を設けるようにしたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車両用のガラスアンテナ。
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