JP4362843B2 - スイッチベース取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車等の車両において典型的にはサイドドアのドアトリムに設けられるスイッチベースの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両では通常、サイドドアの内側においてドアトリムの所定部位に、サイドウィンドウの開閉操作等を行なうためのドアスイッチが配置構成される。このドアスイッチは、複数のスイッチを搭載するスイッチベースをドアトリム所定部位に設定された受け用開口部に嵌合固定することにより装備される。
【0003】
たとえば図8および図9に示されるように、サイドドアの内側においてドアトリム101の所定部位に設定されるアームレストの上面には受け用開口部102(図8)が設けられる。この開口部102には図9のように、複数のスイッチ類を搭載してユニット化されたスイッチベース103が取り付けられる。ドアトリム101、開口部102あるいはスイッチベース103等は通常、合成樹脂製であり、合成樹脂材を用いて成形型により形成される。
【0004】
また、ドアスイッチの後側には通常、アームレスト部が配置され、アームレストは腕または肘等が置けるように、ドアトリム101の所定位置に突出するかたちで設けられる。なお、図8において、3軸方向の矢印Fは前方を、矢印Uは上方を、矢印Wは車幅方向をそれぞれ示している。
【0005】
この例のスイッチベース取付構造では、アームレスト上面の幅W1は所定以上の幅を設定してあるため、開口部102とドアトリム101との寸法、及び開口部102とアームレストR部との寸法が充分確保出来た棚幅W2なので、開口部廻りの剛性を得ることが出来るとともにスイッチベース103の取付後も高い剛性を確保することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一方、図10に示されるようにアームレストの意匠上の関係から、スイッチベース103(したがって、開口部102)が稜線Lを含めて形成されるものがある。この場合、図示のようにスイッチベース103あるいは開口部102は、アームレストの上面だけでなく手前側の側面部の領域まで延設され、スイッチベース103の断面103a(斜線部)は、概略「く」の字もしくは「し」の字状に形成される。このような稜線Lをも含む開口部102は、そのままではアームレストの剛性を確保するのは容易でない。たとえばアームレスト部に肘をのせ、体重をかけると開口部102が変形して、いわゆる口開きを起こし、ツメが外れる原因となってしまう。
【0007】
本発明は以上の点に鑑み、確実かつ適正に開口部の剛性アップが図れ、かつ、変形を防止するとともに、意匠の自由度を拡大することができるスイッチベースの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のスイッチベース取付構造では、上記の目的を達成するため、ドアトリム所定部位に設定されるアームレストに受け用開口部を有し、この開口部にスイッチベースが配置構成されるようにし、前記スイッチベース及び前記開口部は、前記アームレストの上面及び側面部の領域まで延設して、前記アームレストの稜線を含めて形成されており、前記スイッチベースが嵌合固定される前記開口部の変形を規制すると共にこの開口部の剛性をアップするべく、位置規制手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明のスイッチベース取付構造では、好ましくは、前記位置規制手段は前記開口部の幅方向に沿って、この開口部と前記スイッチベースとの間で凹凸係合する複数の係合部を含んでいる。
【0010】
本発明のスイッチベース取付構造では、前記位置規制手段は、前記スイッチベースの両側部に突設形成されたボスと、このボスに対応して前記開口部に形成された穴部とを有し、前記ボスが前記穴部に嵌入するよう構成することができる。
【0011】
また、本発明のスイッチベース取付構造では、好ましくは、前記スイッチベースの周辺部に複数のツメを有するとともに、前記開口部の周辺に前記ツメが係合する複数の受け部を有する。
【0012】
本発明によれば、スイッチベースの両側部に突設形成されたボスと、このボスに対応して開口部に形成された穴部とによって、位置規制手段を構成する。このように開口部に対する位置規制手段を持つことで、開口部の剛性をアップし、さらにこの開口部の変形を規制し得る有効な対策が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、従来例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、本発明によるスイッチベース取付構造の好適な実施の形態を説明する。まず図1は、本発明の実施形態に係るサイドドア100を示している。サイドドア100の内側にはドアトリム111の所定部位に受け用開口部112が設けられている。開口部112の後側にはアームレスト113が配置構成される。
【0014】
さらに、図1において114はアッパボード、115はオーナメント、116はロアボード、117はポケットである。図1では開口部112にスイッチベースが取り付けられていない状態が示されているが、図2に示されるようにスイッチベース10は開口部112に嵌合固定されるようになっている。
【0015】
本発明のスイッチベース取付構造では特に、開口部112の幅(W)方向の変形を規制する位置規制手段を備える。この位置規制手段は開口部112の幅方向に沿って、この開口部112とスイッチベース10との間で凹凸係合する複数の係合部を含んでいる。本実施形態では位置規制手段は、スイッチベース10の両側部で裏面側に突設形成された一対のボス11(図4参照)と、このボス11に対応して開口部112に形成された一対の穴部118とを有し、ボス11が穴部118に嵌入するようになっている。
【0016】
ここで、スイッチベース10の周辺部に複数のツメを有するとともに、開口部112の周辺にスイッチベース10のツメが係合する複数の受け部を有する。スイッチベース10においては、たとえば図4に示されるように一対の第1のツメ12、一対の第2のツメ13および一対の第3のツメ14を含んでいる。また、開口部112において、図3に示されるように第1〜第3のツメ12〜14に対応して、一対の第1の受け部119、一対の第2の受け部120および一対の第3の受け部121を含んでいる。
【0017】
上記の場合、図3に示されるように開口部112の設定部位の幅W1は比較的に狭く、また棚幅W2も狭く設定されている。そして特に、開口部112の前部付近112aでは棚幅W2はかなり減少している。
【0018】
また、スイッチベース10の構成において、図4に示すようにウィンドロックスイッチが装着される穴15、ドアロックスイッチが装着される穴16、ドアガラス昇降用スイッチが装着される穴17、ボス18、ビス19/ビス穴20および位置決め用リブ21等が形成されている。
【0019】
つぎに、図5は開口部112に取り付けられたスイッチベース10まわりを示している。また、図6および図7は、本発明のスイッチベース取付構造の主要断面をそれぞれ示している。スイッチ類が組み込まれたスイッチアッセンブリ(スイッチユニット)10Aは、図7(B)に示されるように取付部22にてスイッチベース10に搭載支持されるようになっている。
【0020】
本発明のスイッチベース取付構造において、スイッチベース10の両側部に突設形成された一対のボス11と、このボス11に対応して開口部112に形成された穴部118とによって、開口部112の剛性アップを図り且つ開口部112の変形を規制する位置規制手段が構成される。図7(C)に示されるように各ボス11は、対応する穴部118に嵌入され、スイッチベース10が正確に位置決めされる。このように開口部112に対する位置規制手段を持つことで、開口部112の変形を有効に防ぐことができ、スイッチベース10の見切り部の口開きを防止するとともに、適正な嵌合状態を得ることができる。
【0021】
また、図6(A)〜(C)に示されるようにP部(点線部)では棚幅W2が殆どないが、このような場合でも上述のようにスイッチベース10を適正に取り付けることができる。なお、図7(B)のP部では通常の棚幅W2となっている。さらに、必要とされる棚幅W2を減少することで、スイッチ類の配置自由度が向上し、意匠の自由度を有効に拡大することができる。
【0022】
上記のように本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明はこの実施形態にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で適宜変更可能である。
たとえば、ボス11および穴部118によって位置規制手段を構成する例を説明したが、開口部112とスイッチベース10との間で凹凸係合する複数の係合部を含む構成により同様な作用効果を得ることができる。その場合、係合部の数量や配置位置等は、必要に応じて適宜変更可能である。また、第1〜第3のツメ12〜14等の数量等についても、必要に応じて適宜増減等が可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のスイッチベース取付構造において開口部に対する位置規制手段を有することで、開口部の剛性アップ及び変形を有効に防ぐことができ、開口部の口開きのない適正な嵌合状態を得ることができる。これにより意匠の自由度の加えて、人間工学的自由度の向上を図る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るサイドドアの構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるスイッチベースの取付状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態における開口部まわりを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態におけるスイッチベースの構成例を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態における開口部に取り付けられたスイッチベースまわりを示す斜視図である。
【図6】(A)〜(C)は、それぞれ図5のA−A線、B−B線およびC−C線に沿う断面図である。
【図7】(A)〜(C)は、それぞれ図5のD−D線、E−E線およびF−F線に沿う断面図である。
【図8】従来のスイッチベース取付構造例を示す要部斜視図である。
【図9】従来のスイッチベース取付構造例を示す要部斜視図である。
【図10】従来の他の例のスイッチベース取付構造例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
10 スイッチベース
11 ボス
12 第1のツメ
13 第2のツメ
14 第3のツメ
15,16,17 穴
18 ボス
19 ビス
20 ビス穴
21 位置決め用リブ
100 サイドドア
111 ドアトリム
112 受け用開口部
113 アームレスト
114 アッパボード
115 オーナメント
116 ロアボード
117 ポケット
118 穴部

Claims (2)

  1. ドアトリム所定部位に設定されるアームレストに受け用開口部を有し、該開口部にスイッチベースが配置構成されるようにしたスイッチベース取付構造であって、
    前記スイッチベース及び前記開口部は、前記アームレストの上面及び側面部の領域まで延設して、前記アームレストの稜線を含めて形成されており、
    前記スイッチベースが嵌合固定される前記開口部の幅方向の変形を規制し、且つ、該開口部の剛性をアップする位置規制手段を備え
    前記位置規制手段は、前記開口部の幅方向に沿って複数の係合部を備え、
    前記係合部が、前記スイッチベースの両側部に突設形成されたボスと、このボスに対応して前記開口部に形成された穴部とを有し、前記ボスが前記穴部に嵌入することを特徴とするスイッチベース取付構造。
  2. 前記スイッチベースの周辺部に複数のツメを有するとともに、前記開口部の周辺に前記ツメが係合する複数の受け部を有することを特徴とする、請求項1に記載のスイッチベース取付構造。
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