JPH0880763A - インストルメントパネルにおけるフード部補強構造 - Google Patents

インストルメントパネルにおけるフード部補強構造

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Publication number
JPH0880763A
JPH0880763A JP6218720A JP21872094A JPH0880763A JP H0880763 A JPH0880763 A JP H0880763A JP 6218720 A JP6218720 A JP 6218720A JP 21872094 A JP21872094 A JP 21872094A JP H0880763 A JPH0880763 A JP H0880763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
instrument panel
section
hood portion
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6218720A
Other languages
English (en)
Inventor
Suehisa Akimoto
▲季▼久 秋元
Takaaki Morizaki
高章 森崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP6218720A priority Critical patent/JPH0880763A/ja
Publication of JPH0880763A publication Critical patent/JPH0880763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フード部まわりの変形と表面のヒケの発生を
確実に防止し得るインストルメントパネルにおけるフー
ド部補強構造を提供する。 【構成】 樹脂製のインストルメントパネル1のフード
部2の適所に補強部6を一体的に形成連設し、補強部6
をフード部2に固着する。特に、補強部6は、メータ3
寄りの下端部にてインテグラルヒンジ7を介してフード
部2に一体成形された突片8で成り、突片8の端部をフ
ード部2の内側適所に固着する。フード部2まわりの強
度を格段に向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等のインストル
メントパネルにおけるメータフード部の補強構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のインストルメントパネル
1におけるメータフード部2まわりを示している。イン
ストルメントパネル1は、硬質の樹脂材料により成形さ
れ、またフード部2は基本的に中空構造となっている。
フード部2の下方には、メータクラスト3aを介してメ
ータ3が連設されている。また、フード部2の内側に
は、適宜の複数カ所に補強用のリブ4が形成されてお
り、リブ4を設けることにより、点線で示されるような
フード部2の変形を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のインストルメン
トパネル1のフード部2において、その変形を防止すべ
くリブ4を設けているが、同時に、このようなリブ4を
設けるとフード部2の外表面にて成形時に所謂ヒケ5が
発生する(なお、成形方向を矢印Aに示す)。このヒケ
5の発生を避けるためには、リブ4を浅く(小さく)形
成する必要があり、この場合フード部2まわりの十分な
剛性を確保することができなくなる。そのため該フード
部2の基部2aにおける変形を有効に防ぐことが困難で
あった。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、フード部まわり
の変形と表面のヒケの発生を確実に防止し得るインスト
ルメントパネルにおけるフード部補強構造を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインストルメン
トパネルにおけるフード部補強構造は、樹脂製のインス
トルメントパネルのフード部適所に補強部を一体的に連
設形成し、この補強部が前記フード部に固着されるもの
である。
【0006】また、本発明のインストルメントパネルに
おけるフード部補強構造において、前記補強部は、メー
タ寄りの下端部にてインテグラルヒンジを介して前記フ
ード部に一体成形された突片で成り、この突片の端部を
前記フード部の内側適所に固着する。
【0007】
【作用】本発明によれば、インストルメントパネルのフ
ード部に補強部を一体的に連設形成するが、この補強部
は好適には、メータ寄りの下端部にてインテグラルヒン
ジを介して一体成形された突片により構成される。この
突片の端部をフード部の内側適所に固着することによ
り、フード部まわりの強度を格段に向上することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図1及び図2に基づき、従来例と実質
的に同一部材には同一符号を用いて、本発明のインスト
ルメントパネルにおけるフード部補強構造の好適な実施
例を説明する。
【0009】図1は、本発明に係る要部構成を示してい
る。インストルメントパネル1は、硬質の樹脂材料によ
り成形されると共に、フード部2は基本的に中空構造と
なっている。フード部2の下方には、メータクラスト3
aを介してメータ3が連設されており(図2参照)、こ
れらの構成は基本的に従来のものと同様である。
【0010】本実施例において、フード部2にて補強部
6を一体的に形成連設し、この補強部6がフード部2に
固着される。この補強部6は、特にフード部2における
メータ3寄りの下端部にてインテグラルヒンジ7を介し
てフード部2に一体成形された突片8により構成され
る。そして、突片8の端部をフード部2の内側適所に固
着したものである。突片8をフード部2に固着させる場
合、該突片8の端部に形成した係合部(もしくは係合
孔)9とフード部2の内側に設けた突起もしくは軸部1
0とを係合させ(図1、矢印B)、この部分を熱カシメ
或いは機械的固定により結合することができる。
【0011】本発明によれば、インテグラルヒンジ7を
介してフード部2に一体成形された突片8により補強部
6を構成し、この補強部6をフード部2の内側に固着す
ることにより、フード部2まわりの強度を格段に向上す
ることができる。この場合、従来のようにフード部2に
リブ4(図3参照)を設けていないため、成形時にヒケ
が発生する心配が全くなく、補強部6によってフード部
2の強度が増しているから、フード部2まわりの十分な
剛性を確保することができる。従って、フード部2の変
形を有効に防止し、フード部2の適正な機能と優れた外
観構成を実現することができる。
【0012】上記実施例において、補強部6は、図2に
示したようにフード部2にて3個設けられるが、この図
示例の場合に限らず、数量を適宜増減して複数個の補強
部6を設けることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ード部に一体成形した突片により補強部を構成し、この
補強部をフード部の内側に固着することにより、フード
部まわりの強度を格段に向上し、これによりフード部ま
わりの変形と表面のヒケの発生を確実に防止することが
できる。そして、その構造は簡素であり、このように別
物を用いて行う補強方法と実質的に同等以上の剛性を確
保することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインストルメントパネルにおけるフー
ド部補強構造の一実施例に係る要部構成を示す図2のI
−I線に沿う断面図である。
【図2】本発明に係るインストルメントパネルの全体構
成を示す斜視図である。
【図3】従来のフード部補強構造の断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 フード部 3 メータ 6 補強部 7 インテグラルヒンジ 8 突片 9 係合部もしくは係合孔 10 突起もしくは軸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のインストルメントパネルのフー
    ド部に補強部を一体的に形成連設し、この補強部が前記
    フード部に固着されることを特徴とするインストルメン
    トパネルにおけるフード部補強構造。
  2. 【請求項2】 前記補強部は、メータ寄りの下端部にて
    インテグラルヒンジを介して前記フード部に一体成形さ
    れた突片で成り、この突片の端部を前記フード部の内側
    に固着することを特徴とする請求項1に記載のインスト
    ルメントパネルにおけるフード部補強構造。
JP6218720A 1994-09-13 1994-09-13 インストルメントパネルにおけるフード部補強構造 Pending JPH0880763A (ja)

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JP6218720A JPH0880763A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 インストルメントパネルにおけるフード部補強構造

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JP6218720A JPH0880763A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 インストルメントパネルにおけるフード部補強構造

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JPH0880763A true JPH0880763A (ja) 1996-03-26

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ID=16724388

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JP6218720A Pending JPH0880763A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 インストルメントパネルにおけるフード部補強構造

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JP (1) JPH0880763A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162198A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Nippon Plast Co Ltd 樹脂成型品の製造方法、樹脂成型品及びインストルメントパネル
JP2011068310A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Toyoda Gosei Co Ltd インストルメントパネル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008162198A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Nippon Plast Co Ltd 樹脂成型品の製造方法、樹脂成型品及びインストルメントパネル
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