JP4357248B2 - エレベータの群管理制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は複数階の階床に対して就役させた複数台のエレベーターを制御するエレベーターの群管理制御装置に関する。
一般に、複数台のエレベーターが設置された高層ビルにおいては、複数台のエレベーターに対して群管理制御運転が行なわれている。このエレベーターの群管理制御運転においては、各階床において、エレベーターを該当階床へ呼ぶ乗場呼びが登録されると、複数台のエレベーターの中からその時点で最適なエレベーターが選択されて、該当乗場呼びに割当てられる。
この場合、乗場呼びが発生すると、前述したように、様々な条件から最適なエレベーターを抽出し、該当割当乗場呼びに対して出力するが、乗場呼びが発生した階に対するサービスを優先させてエレベーターの割当を行うと、既に割当て済みのエレベーターと今回新規に割当てたエレベーターとが並走状態となり、その後発生した乗場呼びに対してのサービスが低下してしまうと言う問題がある。
この様な問題を解決するため、エレベーターの並走を防止する方法として、特許文献1には、かご(エレベーター)の相互間隔を群管理割当て制御の評価指標の一つとして群全体の運行を制御する方法が提案されている。
また特許文献2には、新規に乗場呼びが登録された場合、乗場呼びが発生した階の評価だけでなく、割当て済みの乗場呼びを含む複数の乗場呼びに対する割当てパターンをそれぞれについて評価し、複数の乗場呼びを再割当てする方式が提案されている。
また、割当済みの全ての呼びへの影響を考慮してエレベーターの割当て号機を決定する方式が提案されている。さらに、特許文献3には、割当済み呼びだけでなく、近未来発生する乗場呼びを予測し、複数組の仮想呼びを作成し、各仮想呼びの評価を含めた全ての呼びの評価が最小となるエレベーターの号機に割当てる方式が提案されている。
特開平8−20477号公報 特開昭61−211283号公報 特許第2555834号公報
しかしながら上述した各提案においてもまだ解消すべき次のような課題があった。
すなわち、特許文献1の提案においては、かご(エレベーター)の相互間隔を一定にする事を制御の評価指標の一つとしているが、その評価指標の重みを大きくすると、運転効率の低下につながる恐れがあり、評価指標の重みが小さすぎると、あまり並走防止の効果がなくなるという問題がある。
また、特許文献2の提案においては、既に割当済みのエレベーターが変更されるので、現在の群管理制御の主流である予報灯付きシステムにおいては、乗場の乗客の混乱を招く恐れがあるという問題がある。
また、特許文献3の提案においては、近未来の呼びを正確に予測する事が困難であり、その予測が実際と異ってしまった場合には、最良の割当号機の選択が行えなくなると言う問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、新規発生した各階の乗場呼びに対してエレベーターを割当てる場合に、全ての階床の待ち時間が短くなり、エレベーターの運転効率が向上するエレベーターの群管理制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明は、複数階の階床に対して複数台のエレベーターを就役させ、各階の乗場で新規発生した乗場呼びを登録し、この新規発生した乗場呼びに対して各エレベーターに対する割当て評価演算を行って、最良の評価演算結果が得られるエレベーターに前記乗場呼びに応答させるエレベーターの群管理制御装置において、
前記新規発生した乗場呼びの登録に応動して、新規に発生した乗場呼びを含めずに全ての階の乗場にて乗場呼びが発生したと仮定して、前記各エレベーターを割当てたときの前記仮想の乗場呼びに対する第1の予測到着時間を算出する第1の予測到着時間算出手段と、前記新規の乗場呼びの登録に対して前記各エレベーターを割当てた状態において、前記仮想の乗場呼びに対して前記各エレベーターが仮割当てられた状態で、前記仮想の乗場呼びに対する第2の予測到着時間を算出する第2の予測到着時間算出手段と、第2の予測到着時間から第1の予測到着時間を減算して、前記新規発生した乗場呼びに起因する各階の予測到着時間の影響度を算出する影響度演算手段と、各階床毎に前記影響度に対して重み付けを行う重み付け演算手段と、前記重み付けされた各階床毎の前記影響度を全階床に亘って加算し、この加算された全階床への影響度が最も小さくなるエレベーターに前記新規発生した乗場呼びに対して割当てる割当制御手段とを備えている。
このように構成されたエレベーターの群管理制御装置においては、新規に乗場呼びが発生すると、全ての階の乗場にて乗場呼びが発生したと仮定して、この仮想の乗場呼びに対する第1の予測到着時間が算出される。次に、仮想の乗場呼びに対する各エレベーターが仮割当てられた状態で、かつ新規発生した乗場呼びに対して各エレベーターを割当てた状態における前記仮想の乗場呼びに対する第2の予測到着時間が算出される。そして、第2の予測到着時間から第1の予測到着時間を減算することによって、新規発生した乗場呼びが登録される前と登録された後で、その階の予測到着時間にどの程度影響するかを求める。そして全ての階の影響度の総和が最も小さいエレベーターの号機に割当する。
また、別の発明は、上記発明のエレベーターの群管理制御装置において、重み付け演算手段は乗場呼びの登録されている階を優先する重み付けを行う。
また、別の発明は、上記発明のエレベーターの群管理制御装置において、重み付け演算手段は各階の乗降人数に基づいて重み付けを行う。
さらに別の発明は、上記発明のエレベーターの群管理制御装置において、重み付け演算手段は各階における過去の学習結果による呼び発生頻度に基づいて重み付けを行う。
このような構成のエレベーターの群管理制御装置においては、新規発生した各階の乗場呼びに対してエレベーターを割当てる場合に、新規発生した乗場呼びが登録される前と登録された後で、その階の予測到着時間にどの程度影響するかを求め、この新規発生した乗場呼びを割当てたことに起因する全ての階の割当による影響度が最も少なくなるように、この新規発生した乗場呼びに対してエレベーターの割当を行っている。したがって、全ての階床の待ち時間が短くなり、エレベーターの運転効率が向上する。
また、実際に乗り場呼びが登録されている階は影響度に対する重み付けを大きくすることにより、より効率の良い割当号機を選択する事ができる。
また、在館人数の多い階は影響度に対する重み付けを大きくすることにより、より効率の良い割当号機を選択する事ができる。
さらに、過去の学習結果より乗り場呼び発生頻度の高い階は影響度に対する重み付けを大きくすることにより、より効率の良い割当号機を選択する事ができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係わるエレベーターの群管理制御装置が組込まれたエレベーターシステムを示す模式図である。
この実施形態のエレベーターシステムにおいては、例えば、8階建てのビルに3台のエレベーターが据付けられている。このエレベーターシステムには、3台のエレベーターの群管理制御を行うエレベーターの群管理制御装置1と、各々のエレベーターを個別に制御する3台の単体制御装置2a、2b、2cと、各階床の乗場3に設けられ利用者がエレベーターを呼ぶための複数の乗場呼びボタン4とが設けられている。そして、各々のエレベーターは乗客を乗せるかご11が設けられている。各エレベーターには1〜3の号機番号iが付されている(i=1、i=2、i=3)。
1階(1F)の乗場3には上向きの場乗場呼びH1を登録する1個の乗場呼びボタン4のみが設けられ、8階(8F)の乗場3には下向きの場乗場呼びH14を登録する1個の乗場呼びボタン4のみが設けられている。2階(2F)から7階(7F)の各乗場3には上向きの乗場呼びH3、H5、…、H13、及び下向きの乗場呼びH2、H4、…、H12を登録する2個の乗場呼びボタン4が設けられている。したがって、8階建てのビルにおいては、合計14個の乗場呼びH1〜H14が各乗場呼びボタン4にて登録可能である。
例えば、コンピュータで構成されたエレベーターの群管理制御装置1内には、乗場呼び入力部5、第1の予測到着時間算出部6、第2の予測到着時間算出部7、影響度演算部8、重み付け演算部9、及び割当制御部10が設けられている。
乗場呼び入力部5は、各階の乗場3における各乗場呼びボタン4にて登録された各乗場呼びH1〜H14を取込み、第1の予測到着時間算出部6、第2の予測到着時間算出部7、及び割当制御部10へ通知する。
第1の予測到着時間算出部6は、乗場呼び入力部5から新規に一つの乗場呼びHが登録されたことの通知を受領すると、全ての階の乗場3にて乗場呼びH1〜H14が発生したと仮定して、この仮想の乗場呼びH1〜H14に対する第1の予測到着時間THJを算出する。なお、予測到着時間THJにおける添字「H」は各階の乗場呼びH1〜H14を指定するインデックスであり(H=1、2、…、14)、添字「J」はエレベーターの号機を指定するインデックスである(J=1、2、3)。したがって、第1の予測到着時間THJは、各階の仮想の乗場呼び毎に、かつ仮割当てのエレベーターの号機毎に求められる。
エレベーター運転制御における予測到着時間は、各階の乗場4において乗場呼びボタン4にて乗場呼びが登録されてから、実際にエレベーターが該当階に到着するまでの時間であり、乗場呼びに割当てられたエレベーターの現在位置(階)、該当エレベーターに既に割当てられている乗場呼びの階の数、エレベーターの速度等にて簡単に算出される。
第2の予測到着時間算出部7は、仮想の乗場呼びH1〜H14に対する各エレベーターが仮割当てられた状態で、かつ新規発生した乗場呼びに対してi号機のエレベーターを割当てた状態における第2の予測到着時間T’HJ(i)を算出する。したがって、この第2の予測到着時間T’HJ(i)は、各階の仮想の乗場呼び毎に、かつ仮割当てのエレベーターの号機毎に、さらに、新規発生した乗場呼びに対して割当てるエレベーターの号機毎に求められる。
影響度演算部9は、第2の予測到着時間T’HJ(i)の最小値T’HMIN(i)から第1の予測到着時間THJの最小値THMINを減算して、新規発生した乗場呼びに起因する各階の乗場呼びH1〜H14に対する予測到着時間の影響度ΔTH(i)を(1)式で算出する。
ΔTH(i)=T’HMIN(i)―THMIN
…(1)
なお、第1の予測到着時間THJの最小値THMIN、第2の予測到着時間T’HJ(i)の最小値T’HMIN(i)は、最初に仮割当したエレベーターの号機のインデックスJを1号機から3号機まで変更した場合の最小値である。
したがって、予測到着時間の影響度ΔTH(i)は、各階の仮想の乗場呼び毎に、かつ新規発生した乗場呼びに対して割当てるエレベーターの号機毎に求められる。
重み付け演算部9は、各階(乗場呼びH1〜H14)毎に、影響度ΔTH(i)に対する重み付けK1Hを求めて、(2)式で示すように、影響度ΔTH(i)に求めた重み付けK1Hを乗算する。
[ΔTH(i)×K1H] …(2)
この実施形態の重み付け演算部9において、実際に乗場呼びが既に登録されている階は、新規発生の乗場呼びのこの既に登録されている乗場呼びに対する影響は確実となる。よって、この階(乗場呼びH1〜H14)の重み付けK1Hを大きな値とし、重み付けされた影響度[ΔTH(i)×K1H]を大きくする。一方、現在時点度でまだ乗場呼びが発生していない階(乗場呼びH1〜H14)の重み付けK1Hを小さな値とし、重み付けされた影響度[ΔTH(i)×K1H]を小さくする。
例えば、乗場呼びの発生していない階が、1%の確率で乗場呼びが発生すると予想された場合に重み付けK1Hを1とすると、実際に乗場呼びが登録されている階の重み付けK1Hを100として計算する。
割当制御部10は、(2)式に従って、重み付けされた各階床毎の影響度[ΔTH(i)×K1H]を全階(乗場呼びH1〜H14)に亘って加算して全階床の総合影響度A(i)を(3)式で算出する。
Figure 0004357248
そして、この加算された全階床の総合影響度A(i)が最も小さくなるエレベーターの号機iに新規発生した乗場呼びに対して割当てる。
次に、第1の予測到着時間算出部6、第2の予測到着時間算出部7、影響度演算部8、重み付け演算部9、及び割当制御部10の上述した各計算の手順を図2、図3の流れ図を用いて説明する。
ステップS1において、新規登録された乗場呼びに対するエレベーターの割当号機のインデックスIに対して1〜3号機(i=1〜3)までのループを作成する。ステップS2にて乗場呼びのインデックスHに対して1〜8階までの呼び1〜14のループを作成する。さらに、ステップS3において、仮想の乗場呼びHが登録された場合における仮想の割当号機のインデックスJに対して1〜3号機(i=1〜3)までのループを作成する。
次に、ステップS4にて、仮想の乗場呼びHをJ号機に割当てた時のこの仮想の乗場呼びHに対する第1の予測到着時間THJを計算する。さらに、ステップS5にて新規登録の乗場呼びをi号機に割当てし、かつ仮想の乗場呼びHをJ号機に割当てた時のこの仮想の乗場呼びHに対する第2の予測到着時間T’HJ(i)を計算する。
ステップS6、S7にて、仮想の乗場呼びHの割当て号機Jを1〜3号機(i=1〜3)まで変化させた場合における第1の予測到着時間THJの最小値THMINを求める。同様に、ステップS8、S9にて、仮想の乗場呼びHの割当て号機Jを1〜3号機(i=1〜3)まで変化させた場合における第2の予測到着時間T’HJ(i)の最小値T’HMIN(i)を求める。
最小値THMIN、最小値T’HMIN(i)が求まると、ステップS10にて、新規発生した乗場呼びに起因する乗場呼びHに対する予測到着時間の影響度ΔTH(i)を前述した(1)式で算出する。
次に、ステップS11にて、乗場呼びH(対応する階)に対する重み付けK1Hを用いて前述した(3)式を用いて、全階床の総合影響度A(i)を求める。さらに、ステップS12、S13にて、新規発生の乗場呼びに対する割当て号機Iを1〜3号機(i=1〜3)まで変化させた場合における全階床の総合影響度A(i)の最小値を求める。
最後に、ステップS13にて、この最小値の全階床の総合影響度A(i)のエレベーターの号機iに新規発生した乗場呼びを割当てる。
このように構成されたエレベーターの群管理制御装置においては、新規に乗場呼びが発生すると、全ての階の乗場にて乗場呼びH1〜H14が発生したと仮定して、この仮想の乗場呼びH1〜H14に対する第1の予測到着時間THJが算出される。次に、仮想の乗場呼びに対する各エレベーターが仮割当てられた状態で、かつ新規発生した乗場呼びに対して各エレベーターを割当てた状態における第2の予測到着時間T’HJ(i)が算出される。
そして、第2の予測到着時間T’HJ(i)の最小値T’HMIN(i)から第1の予測到着時間THJの最小値THMINを減算して、新規発生した乗場呼びに起因する各階の乗場呼びH1〜H14に対する予測到着時間の影響度ΔTH(i)が算出される。さらに、各階の乗場呼びH1〜H14に対する重み付けK1Hが影響度ΔTH(i)に乗算されて、全ての階の影響度[ΔTH(i)×K1H]の総和A(i)が最も小さくなるエレベーターの号機iに新規発生した乗場呼びが割当てられる。
したがって、全ての階床全体の待ち時間が短くなり、エレベーターの運転効率が向上する。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。実施形態においては、(2)式において影響度ΔTH(i)に乗算する重み付けK1Hを1種類としている。そして、この第1の重み付けK1Hを乗場呼びの登録されている階を優先する重み付けとしている。
しかし、影響度ΔTH(i)に乗算する重み付けを複数種類とすることも可能である。例えば、第2の重み付けとして各階のエレベーターに対する乗降人数に基づく重み付けK2Hを採用し、第3の重み付けとして各階における過去の学習結果による呼び発生頻度に基づく重み付けK2Hを採用することが可能である。
この場合、各重み付けが乗算された影響度ΔTH(i)は(2)式の代りに(4)式で示される。
[ΔTH(i)×(K1H+K2H+K3H)] …(4)
乗降人数に基づく第2の重み付けK2Hを採用することにより、乗降人数が多い階は常に多くの人が活動しており、該当階の乗場呼びが多発することが予想されるので、乗降人数が多い階の重み付けK2Hを大きく設定して、重み付けされた影響度ΔTH(i)を大きくする。よって、この階の仮想の乗場呼びに対する割当てに影響しないエレベーターの号機に、新規発生した乗場呼びが割当てられる。
同様に、過去の学習結果による呼び発生頻度に基づく第3の重み付けK3Hを採用することにより、発生頻度の高い階の重み付けK3Hを大きく設定でき、第2の重み付けK2Hとほぼ同じ作用効果を奏することが可能である。
なお、各重み付けK1H、K2H、K3Hの組合せは任意に設定、変更可能である。
本発明の一実施形態に係わるエレベーターの群管理制御装置が組込まれたエレベーターシステムを示す模式図 同実施形態に係わるエレベーターの群管理制御装置の動作を示す流れ図 同実施形態に係わるエレベーターの群管理制御装置の動作を示す流れ図
符号の説明
1…群管理制御装置、2a,2b,2c…単体制御装置、3…乗場、4…乗場呼びボタン、5…乗場呼び入力部、6…第1の予測到着時間算出部、7…第2の予測到着時間算出部、8…影響度演算部、9…重み付け演算部、10…割当制御部、11…かご

Claims (4)

  1. 複数階の階床に対して複数台のエレベーターを就役させ、各階の乗場で新規発生した乗場呼びを登録し、この新規発生した乗場呼びに対して各エレベーターに対する割当て評価演算を行って、最良の評価演算結果が得られるエレベーターに前記乗場呼びに応答させるエレベーターの群管理制御装置において、
    前記新規発生した乗場呼びの登録に応動して、新規に発生した乗場呼びを含めずに全ての階の乗場にて乗場呼びが発生したと仮定して、前記各エレベーターを割当てたときの前記仮想の乗場呼びに対する第1の予測到着時間を算出する第1の予測到着時間算出手段と、
    前記新規の乗場呼びの登録に対して前記各エレベーターを割当てた状態において、前記仮想の乗場呼びに対して前記各エレベーターが仮割当てられた状態で、前記仮想の乗場呼びに対する第2の予測到着時間を算出する第2の予測到着時間算出手段と、
    第2の予測到着時間から第1の予測到着時間を減算して、前記新規発生した乗場呼びに起因する各階の予測到着時間の影響度を算出する影響度演算手段と、
    各階床毎に前記影響度に対して重み付けを行う重み付け演算手段と、
    前記重み付けされた各階床毎の前記影響度を全階床に亘って加算し、この加算された全階床への影響度が最も小さくなるエレベーターに前記新規発生した乗場呼びに対して割当てる割当制御手段と
    を備えたエレベーターの群管理制御装置。
  2. 前記重み付け演算手段は、乗場呼びの登録されている階を優先する重み付けを行う請求項1記載のエレベーターの群管理制御装置。
  3. 前記重み付け演算手段は、各階の乗降人数に基づいて重み付けを行う請求項1又は2記載のエレベーターの群管理制御装置。
  4. 前記重み付け演算手段は、各階における過去の学習結果による呼び発生頻度に基づいて重み付けを行う請求項1から3のいずれか1項記載のエレベーターの群管理制御装置。
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